
axi(アキシー)は、2007年にオーストラリアで設立された海外FX業者です。世界各地に展開し、狭いスプレッドと充実した取引環境で注目を集めています。ドル円0.7Pips、ユーロドル0.2Pipsという競争力のあるスプレッドが特徴的です。
また、「Axiセレクト」という独自サービスでは、条件を満たすトレーダーに資金提供を行います。一方で、日本市場への参入は比較的新しく、サポート体制や情報提供には改善の余地があります。
ここでは、Axiの特徴や実際のトレーダーの評価について詳しく見ていきます。新規参入業者のため、大きな資金を入金する際は慎重な検討をおすすめします。
axiの評判(良い点・メリット)
axiセレクトでプロップトレーダーになれる
Axiは主要海外FX業者として初めて、独自のプロップファーム「Axiセレクト」を提供しています。
参加条件は、500ドル(約7万5000円)の入金、20回以上のトレード実施、Axiの評価システム「エッジスコア」で50以上の獲得です。
条件達成後、段階的に資金提供を受けられます。初期ステージでは5000ドル(75万円相当)、最終ステージ「PRO M」では最大100万ドル(1億5000万円)の運用が可能です。
Axiセレクトの特徴は、利益の90%をトレーダーが受け取れる点です。ただし、厳格な資金管理ルールが適用されます。
取引管理ツールや資金管理ツールも提供され、トレーダーのスキル向上をサポートしています。
Axiセレクトは、プロトレーダーを目指す意欲的なトレーダーに独自の機会を提供する、Axiの大きな強みとなっています。
PsyQuationが無料で利用できる
Axiは、AIを活用したトレード分析ツール「PsyQuation」をトレーダーに無料で提供しています。
主な機能は以下の通りです。
AIによるトレード分析 | 取引履歴やスタイルを詳しく分析し、 個別のアドバイスを提供 |
リアルタイムのパフォーマンス分析 | 現在の取引状況をすぐに確認可能 |
独自のPQスコア | トレーダーの能力を総合的に評価し、点数化 |
リスクアラート機能 | AIがリスクの高い取引を見つけて警告 |
Axiが提供するPsyQuationの最大の利点は、高度な分析ツールの無料利用にあります。
PsyQuationにより、初心者から経験豊富なトレーダーまで、自分のトレードスキルを効果的に向上できます。AIによる詳細な分析と即座のフィードバックは、より良い判断を助け、成績改善につながります。
また、リスクアラート機能による、リスクの高い取引をアラートで示唆する機能は非常に役立つでしょう。
スプレッドが狭い&レバレッジ1000倍
Axiは、トレーダーに優しい取引環境を提供しています。
まず、取引コストを節約できます。
スタンダード口座でも、変動制スプレッドですが相場が安定していれば、ドル円のスプレッド)が0.9~1.8Pipsとなっています。プロ口座やエリート口座になると、さらにお得になりますが、最低入金額が高めに設定されているため、注意してください。
さらに、最大1,000倍までレバレッジが活用できます。これにより、少ない資金でも大きな利益を狙えます。ただし、取引量が増えると制限がかかるので注意が必要です。
axiの評判(悪い点・デメリット)
入出金方法が少ない
Axiの入出金方法は、bitwallet、国内銀行振込み、仮想通貨の3つに限定されています。クレジットカード入金には対応していません。
入出金は即時処理かつ手数料無料で行えるのが大きな利点です。また、最低入金額は1,340円と低く、最高入金額は1,340万円と幅広い取引ニーズに対応しています。
仮想通貨ではビットコイン、イーサリアム、テザー、リップルなどに対応しており、選択肢は比較的豊富です。
方法は限られていますが、手数料、処理速度、対応通貨など実用面で特に問題はないでしょう。
ただし、クレジットカード入金を好むトレーダーには不便かもしれません。
ゼロカットはサポートに連絡が必要
Axiのゼロカットシステムは、他社と異なり自動適用ではなく、サポートへの連絡が必要です。この手続きは午前10時から午後8時の間に行う必要があります。
ゼロカット適用までの具体的な時間は不明で、Axi側からこの手続きが必要な理由についての特別な説明はありません。
この仕組みはトレーダーにとって手間がかかり、特に緊急時の対応に不安を感じる要因となる可能性があります。
自動適用される他社のシステムと比べると、ユーザーフレンドリーとは言えず、改善の余地がある点と言えるでしょう。
日本語サポートが不十分
Axiの日本語サポートには課題があります。
チャットサポートは最初に英語の自動チャットボットとのやり取りが必要で、日本語対応スタッフに繋がるまでが面倒です。
日本語対応の時間帯は午前10時から午後8時までで、電話やメールでのサポートも提供されています。メールサポートの返信には平均して半日程度かかるようです。
サポートの質については具体的な評判情報が少ないですが、初期段階での英語対応の必要性や、チャットサポートの使いづらさは多くのユーザーにとってストレスの原因となっているようです。
これらの特徴から、Axiの日本語サポートは改善の余地があり、特に初心者トレーダーにとっては使いづらい面があると言えるでしょう。
axiの評価まとめ
axi(アキシー)は、2007年設立のオーストラリアの海外FX業者で、狭いスプレッドと充実した取引環境が特徴です。
「Axiセレクト」という独自のプロップトレーディングプログラムや、AIを活用した無料の分析ツール「PsyQuation」の提供が大きな強みとなっています。
また、最大1000倍のレバレッジも魅力的です。
一方で、入出金方法の制限や、ゼロカットシステムの手動適用、日本語サポートの不十分さなど、改善の余地もあります。特に日本市場への参入が比較的新しいため、サポート体制や情報提供面での課題が指摘されています。
Axiは中上級者向けの機能が充実していますが、初心者にとってはやや扱いづらい面もあります。
日本向けサービスを開始してから間もないため、大きな資金の入金は慎重に行いましょう。