仕事で萎縮して悪循環が止まらない!上司の心理は?ミスが増えるときの対処法まとめ

仕事で萎縮して悪循環が止まらない!上司の心理は?ミスが増えるときの対処法まとめ

・上司に怒られるから萎縮してミス連発・・
・ミスしてまた怒られて悪循環が止まらない・・

こんな風に悩んでいる方はとても多いです。

自分を責めてしまう人も多いですが、実はあなたのせいでは無いんです。

今回の記事では

  • 萎縮して悪循環が生まれるのはあなたのせいじゃ無い理由
  • 仕事で萎縮して悪循環が止まらない時の対処法

について詳しく解説します。

さらに

  • 萎縮させてくる上司の心理
  • 会社を辞めたくても辞められないときの対処法

についても解説していきます。

目次

仕事で萎縮して悪循環が生まれるのはあなたのせいじゃない

仕事で萎縮してしまう原因は多くの場合、ミスに対して上司が過剰に叱るからです。

ミスは誰にでもあるものなのでミスをしたあなたが悪いはずはありません。

ついつい自分を責めてしまい「ミスした自分が悪いから怒られても仕方ない」と思いがちですが、ミスを改善する必要はあっても萎縮するほど怒られるのはどう考えてもおかしな話です。

ほぼ100%上司が悪いと考えて良いと思います。

仕事でミスしたとしても萎縮させているのは上司のマネジメントミス

あなたがミスをしたからといって萎縮するほど叱るのは上司のマネジメントミスと言えます。

なぜなら過度に叱ったり暴言を吐いたりすることは、ミスをした本人にとっても周囲にとっても良い影響がないと証明されているからです。

上司に叱られることでこれだけ仕事の能力が下がってしまうんです。

叱りつける上司というのは本人や周囲にどのような影響を与えるか知識もなく、「自分もそうやって育てられた」とか「若いうちは苦労しておけ」とか言うわけです。

たとえ愛情の裏返しでも職場全体の生産性を下げてしまう行為なのです。

あなたがミスを繰り返し、悪循環に陥ってしまっている原因は上司の叱りつけによって能力を下げられているからと言えるでしょう。

したがって叱りつける行為は賢い選択とは言えず、完全に上司のマネジメントミスです。

上司が「気にしなくて良い」「次頑張ろう」と声をかけてくれればあなたは萎縮して悪循環に陥ることも無かったでしょう。

怒られると萎縮してミスが増えるのはあなただけじゃない

「どうして自分だけ萎縮して悪循環に陥るんだろう」

そう悩んでいる人も多いですが怒られて萎縮してしまうのはあなただけではありません。

https://twitter.com/iGmeViooKmDnLdi/status/1100449182458929152

このように怒られて萎縮してしまい悪循環の陥るのはごく当たり前のことなんです。

新入社員の悩みを聞いたアンケートでも「先輩や上司に怒られる」は上位です。

引用:【社会人1年目の仕事の悩みに関するアンケート調査】仕事の悩み第1位は「残業が多い」

残業、人間関係に次いで30名も上司に怒られるのが悩みと答えています。

もはや共通の悩みと言っても過言ではないですね。

仕事で萎縮して悪循環が止まらないときの対処法

仕事で萎縮してしまうのがあなたのせいではないと分かったところで、具体的な対処法を確認していきましょう。

萎縮して悪循環が止まらない時の対処法
  • 1つ1つ出来ることを増やしていく
  • 上司と腹を割って話してみる
  • 明らかに上司が悪い場合、反抗してみる
  • 拒絶反応が出ているなら辞めても良い

詳しく解説していきます。

1つ1つ出来ることを増やしていく

先ほども書いた通り上司に怒られると能力が低下してしまうことは科学的に証明されています。

萎縮して能力が低下している状況では一度にたくさんのことをこなすのは難しいので、出来そうなことから1つ1つ積み重ねていくことが大切です。

すぐには悪循環からは抜け出せませんが徐々にでも進んでいる感覚が味わえるので閉塞感が和らぎます。

ゆくゆくは怒られることのないレベルまで達していくでしょう。

上司と腹を割って話してみる

どんな理由があっても「叱りつけることは上司のマネジメントミス」という話しはしましたが、マネジメントミスであっても上司の本心が分かると自分が納得でき、悪循環から抜け出せることもあります。

仕事のことで萎縮するほど叱りつけるというのは本来おかしなことなので、叱られた本人は「何故こんなに怒るんだろう」と理解ができずパニックになってしまう部分もあります。

近づきたくもないかもしれませんが上司と本心で話し合う機会を作ってみると、解決の糸口が見つかるかもしれません。

明らかに上司が悪い場合、反抗してみる

上司が「こいつは叱りつけても良い奴だ」とレッテルを貼り付けている場合もあるので、レッテルを剥がす意味で勝算がある場合は小さな反抗をしてみても良いでしょう。

怒鳴り合うような反抗はもちろんNGですが「指摘する」という形で上司の理不尽な部分を正しましょう

「的確な指摘をしてくるな」となれば成功で、上司は今後叱りつけづらくなるでしょう。

ただし、この方法は本当に理不尽な上司に対しては逆上させる恐れがあるので慎重に判断する必要があります。

拒絶反応が出ているなら辞めても良い

仕事で萎縮して悪循環に陥っている場合、対処法を試してみることも有効ですが、相手の反応によっては全く解決しない場合もあります。

さらに、自分自身が「上司もう無理」と拒否反応が出ていると退職することが一番良い解決策です。

嫌いな上司がいる場合、転職を選ぶ人は約2割はいると言われているので、珍しいことではありません。

萎縮して悪循環に陥った体験談

仕事でミスが続き親会社からのクレームがきて、上司からの叱責も続いて委縮してしまいました。その結果体調不良が続き仕事に対する意欲も低下していき、ノイローゼのような状態になりました。
職場に行くだけでも辛くなり、居るだけでも辛くなりました。上司や同僚からも相手にされず人間関係も悪化し、全体的に悪循環に陥りました。
(30代・男性)

金融機関でミスが許されない仕事でした。繁忙期でお客様の待ち時間が長く殺伐とした雰囲気の中、焦りから一つミスをしてしまうと、その対処も手続きが複雑になります。
また、その最中にも顧客対応などの仕事がどんどん押し寄せてきてパニックになり、頭がうまく回らないことがありました。そうすると集中力の欠如からまたミスするという悪循環が起きることがありました。
(20代・女性)

入社して間もない頃、指導係の先輩に付いて色々覚えていましたが、先輩の物言いが高圧的で、私が基本的なことを質問する度にあからさまにイライラしていました。
退職したいと思うほど一緒にいることに恐怖を感じ、聞きたい事をすべて聞くことができませんでした。結果、私の仕事の出来が不十分だったため、他の同僚の仕事を増やしてしまい迷惑をかけてしまいました。
(20代・男性)

上司になるべく萎縮しないためにすること

仕事で萎縮して悪循環に陥らないためには上司の言うことを「叱られた」と捉えず遮断していく工夫も必要です。

3つポイントを紹介します。

なるべく萎縮しないためにすること
  • 「やりたいこと」があればそれに集中する
  • 「また言ってるよ」と軽く捉える
  • 怒られることを前提に関わる

詳しく説明していきます。

「やりたいこと」があるならそれに集中する

例えば今の職が「自分のやりたいこと」でしかも他に変えられない場合、上司に何を言われるかは一切無視し、「自分のやりたいことができているか」に集中すると萎縮もしません。

やりたいことに集中していると「上司に何を言われるか」に対する優先順位が下がり、叱られることによる悪影響を遮断できている状態になります。

「やりたいことができているから他はどうでも良い」と考えるととても楽です。

「また言ってるよ」と軽く捉える

上司の言葉や態度を真に受けて重く捉えてしまうと、萎縮して悪循環が生まれ、支配されてしまいます。

「自分がどのように捉えるか」という主観の部分を操作すると効果的です。

「上司の言うことは全てくだらない」と決めつけて軽く捉えるようにすると気が楽になります。

一応話の内容は聞いて、改善点があれば実行すると良いでしょう。

叱られることを前提に話す

上司と会話する必要が出た場合「怒られないようにしよう」と考えるより「どうせ何か言ってくる」と考えて接した方が楽です。

予期せず突然叱られるとショックを受けてパニックになったり萎縮しやすいので、怒られる要素が無くても「何か言ってくるだろう」くらいの心構えで行くとダメージが少ないです。

基本的に上司が理不尽なことは周りも理解しているので「怒らせない」努力より、自分の気の持ちようが重要です。

以上3つ紹介しました。

どれも有効な場合もありますが根本的解決は難しい可能性も高いです。

1番の解決策は退職し、解放されることです。

仕事で萎縮させてくる上司の心理とは?

「何故こんなに萎縮するようなことをするんだろう」と正直理解できないと思います。

もちろん上司に問題があるのですが、その代表的な心理状態を紹介します。

萎縮させてくる上司の心理
  • 単にイライラをぶつけている
  • 自分の優位性を示したい
  • 叱って育てようとしている

詳しく説明していきます。

単にイライラをぶつけている

非常に迷惑な話ですが上司が抱えている慢性的なイライラをぶつける標的として選ばれている可能性があります。

いわゆるパワハラ・モラハラです。萎縮したり反応を見せてしまうと相手は攻撃の効果を実感して喜びます。

エスカレートしていく可能性もあるので、なるべく動じていないフリをすると標的から外れていく場合もあります。

自分の優位性を示したい

萎縮させるような態度をとる上司の中には、自己愛性人格障害という気質を持った人もいます。

「自分は素晴らしく偉大である」と思い込んでしまうパーソナリティ障害の一種です。

自己愛性人格障害の人は自分の優位性を実感しないといけないため、自分より下の存在を作り上げる傾向があります。

巻き込まれて理不尽に叱られている可能性もあります。

とても嫌ですが「あなたは凄い」と持ち上げて欲求を満たしてあげると攻撃が弱まる場合もあります。

叱って育てようとしている

部下への愛情を伝えることが下手なパターンです。

期待しているなら丁寧に教えれば良いのに「自分もそうやって育った」「愛のムチ」「根性をつけるため」と激しく叱ってしまいます。

「叱られるのは愛情」と納得できるなら良いですが、合わない場合は退職も考える必要があります。

解決できない悪循環に耐え続けるのは危険

自分なりにいくら努力をしても相手がいることなので悪循環が改善しない場合も多いです。

悪循環に耐え続けるのは非常に危険です。一番心配なのは心の不調です。

ストレスの蓄積は目に見えないので、ある日突然限界を超えてしまいます。

体のあちこちに原因不明の症状が出ることもありますし、突然動けなくなってしまうこともあります。

1度限界を超えてしまうと元どおりに回復しないこともあるので、早めに対策を打つことが大切です。

これからの人生にも関わることなので注意が必要です。

 「仕事で萎縮して悪循環が止まらない」まとめ

  • 萎縮した悪循環が止まらない原因は上司にある
  • 相手がいることなのでどうしようもない場合は退職を考えて良い
  • 解決できない中、悪循環に耐え続けることは非常に危険
  • 「辞めたいけど辞められない」場合は退職代行が有効

「仕事で怒られるとどうしても萎縮してしまう」
「萎縮がまたミスを呼び悪循環から抜けられない」

こんな風に苦しんでいる時間は人生にとって有効でしょうか?

自分らしく、活き活きと暮らしていくために思い切って今の環境から解放されることも考えましょう。

ただ、退職や転職は簡単なことではありません。

退職代行を使うと退職に使うエネルギーはゼロにできますし、厄介な上司に阻まれることありません。

転職サポートも付いている退職代行サービスもあるので安心です。悩んでいる方はチェックしてください。

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