会社をばっくれたらどうなる?飛ぶデメリットと解決策、体験談も紹介

会社をばっくれて辞めたらやっぱりヤバイのかな?

もう限界で「ばっくれたい」または「ばっくれてきてしまった」という方も多いと思います。

「会社をばっくれたい」という方はリスクと解決策をしっかりと学びましょう。

「ばっくれて帰ってきてしまった」という方も手遅れになる前に先手を打つことが重要です。

今回の記事では以下について紹介します。

  • 会社をばっくれるとどうなるか?リスク・デメリット
  • ばっくれたい時の解決策
  • ばっくれてしまった時の対処法
編集長

実際にばっくれた人の体験談も紹介します

目次

会社をばっくれたらどうなる?飛ぶリスク・デメリットを解説

会社をばっくれて退職してしまった場合は、そのまま何事もなく退職できることもありますが大変なことになるリスクもあります。

まずはリスク・デメリットを学ぶことが大切です。

ばっくれは基本的にお勧めできませんので、はじめからリスクの少ない方法で即日退職したい方はばっくれたい時の解決策をご覧ください。

会社をばっくれて退職するデメリット
  • 上司が家に押しかけてくる
  • しつこく連絡が来る
  • 親や緊急連絡先に電話が行く
  • 懲戒解雇になる
  • 損害賠償請求を受ける
  • 退職金がもらえない(または減額)
  • 転職が不利になる
  • 離職票の発行されない場合もある
  • 有給は使えない
  • 警察に連絡される可能性もある

上司が家に押しかけてくる

無理やり出勤させるために上司や他の社員が家に押しかけてくることもあります。

職場と家がそれほど多くない場合や社宅、寮に住んでいる場合は頻繁に訪問されゴミ出しなど軽い外出もできなくなることがあります。

しつこく連絡が来る

ばっくれてしまうと会社からの頻繁な連絡に苦しめられることになります。

「何かあったのか」と心配している場合もあるため、電話に出るまで何度もかかってきます。

親や緊急連絡先に電話が行く

本人と連絡が取れない場合は親(緊急連絡先)に電話がはいります。

急にばっくれた場合は会社側も本人の無事や退職の意思を確認する必要があるため避けられません。

親にも説明する必要が出て来るためかなり厄介です。

懲戒解雇になる

会社をばっくれて無断欠勤を続けた場合、会社側は罰則的な解雇=懲戒解雇を行うことが可能です。

懲戒解雇されてしまうと今後のキャリアに影響してしまい、一生困ることになりかねません。

損害賠償請求を受ける

ばっくれて連絡が取れない状態が続くと損害賠償請求を受ける可能性が出てきます。

とはいえ会社側も1人の社員のために弁護士費用をかけるのは割に合わないですし、退職しただけで具体的な損害を与えているとは認められないので可能性としては低いです。

実際に支払いが発生する心配はほとんどありませんが、こちらも弁護士に相談したりとかなり面倒なことになります。

 あわせて読みたい

退職金がもらえない(減額)

退職金に関しては満額もらえることもありますが、懲戒解雇を受けてしまうともらえない(または減額)の可能性もあります。

給与に関しては原則支払わなければなりませんが、会社側が振り込んでくれなくてもばっくれている手前抗議しにくい側面はあります。

転職が不利になる

懲戒解雇を受けてしまった場合、転職にはかなり不利になると考えられます。

履歴書に書かなければ経歴詐称の可能性が出てきますし、離職票や退職証明書には「重責処分」と記載されてしまうので提出した際にバレてしまいます。

面接では隠し通せても見つかった段階で退職させられてしまう場合もあります。

離職票の発行されない場合もある

原則として希望があった場合、会社側は離職票を発行しなければいけませんが、ばっくれてしまった場合は希望を伝えられていないので発行されない可能性もあります。

会社側に発行するよう伝えるか、ハローワークで相談しましょう

有給は使えない

ばっくれて無断欠勤した場合は、休んでいる期間が勝手に有給にしてもらえるわけではありません。

なのでばっくれて退職してしまった場合、有給残日数があっても消費できずに終わってしまいます。

警察に連絡される可能性もある

ばっくれて会社からの連絡を無視し、親や緊急連絡先も繋がらない場合、会社側は事件性を考えて警察に行方不明者届(捜索願)をだす可能性もあります。

警察沙汰になってしまうと大変なのでばっくれはやめた方が良いでしょう。

会社をばっくれた体験談

実際に会社をばっくれたその後の体験談を紹介します。

老人ホームで入居者の着替え、おむつの交換、食事、入浴介助を行っていましたが仕事が合わず、ある日突然出勤するのをやめました。
その後、毎日毎日しつこく何回も電話が来てかなり辛かったです。
自宅にまで来たりしていたので居留守をすることもあり逃げ回っていました。
職場の人と遭遇しない為に妻や娘に買い物、ゴミ出しを頼んだり、一切顔を合わせないように引きこもっていました。
自分の病気、両親の介護を理由に退職願を出しましたが、受理されないままでそれ以来1度も出勤しませんでした。
38歳男性 介護助手

塾のイベントや入塾の為のテレフォンアポインターをやっていました。
中学生を対象とした塾なので、小学校6年生から中学生3年生までの自宅に電話していました。
テレフォンアポインターの業務はクレームや問い合わせが多く、色々と大変でした。
またなかなか契約が取れなかったため給料が上がらず疲れてしまい、突然ですがばっくれてしまいました。
その月の給料、交通費が振り込まれませんでした。
その後、すぐに退職手続きはしてくれたんですが、上司とのやりとりにとても疲れました。
25歳女性 テレフォンアポインター

自動車部品製造業、機械オペレーターとして自動車ギア部品の加工や完成品検査、出荷の段取りや管理業務についていました。
普段から折り合いの悪い上司と、よく揉めていました。
ある時から陰湿なイジメ(作業指示書の隠匿、不良部品の混入)が始まり、それを理由にして人事評価を意図的に低く報告していたようです。
ボーナス査定時の担当面談で発覚し、アホらしくなってもう会社に行くのをやめました。
保険証関係は退職届と一緒に郵送したのですが、本人持参でなければ受け付けられないと言われました。
めんどうなので放って置いたら、会社側から損害賠償の請求が来ました。
会社の顧問弁護士名義で、根拠が怪しい被害項目や金額が記入されていて、裁判を匂わす様な書面で対応に困りました。
知り合いを通じて弁護士を依頼して会社側と交渉してもらい、会社側がパワハラの存在を認めて、損害賠償を取り下げる事で決着がつきました。
40歳男性 製造業

自力でばっくれた場合は話がこじれてしまう場合も多いです。

また、会社側がどのような手段に出るか予想がつかないため、精神的にも不安な日々を送ることになってしまいます。

安心してばっくれるために退職代行サービスの利用をおすすめします。

結論:会社をばっくれるのは危険

働く上でばっくれないとどうしようもない状況に陥るいことは確かにあります。

もう限界であれば、会社を辞めることは必須だと思います。

しかし「突然ばっくれて連絡を取らない」という手段を取ってしまうと様々なリスクやデメリットに晒されることになるのでおすすめはできません。

ばっくれることと同様に「今すぐ退職してもう一切会社と関わらない」ためには退職代行サービスの利用が最善の選択です。

あなたを追い詰めてしまっているのは会社側が100%悪いですが、自分の人生を棒に振ってしまわないように最善の選択をしましょう。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次