農協を辞めたいけど退職代行使って良いかなあ?
こんな疑問を持つ方も多いと思います。
結論から言うと農協を辞めたい人は退職代行を使うべきです。
農協を辞めるたいと思う方はとても多いですが、農協の体質を考えると退職代行の利用が適しています。
理由があるのでしっかりチェックしましょう。
今回の記事ではツイートの内容を深掘りしつつ、農協を辞めたい人は退職代行を使うべき理由とおすすめサービスを紹介していきます。
農協を辞めたい人は退職代行を使うべき理由
農協の体質は他の会社とは少し違っています。
退職代行の利用がとても適しているので理由を紹介します。
- 農協は辞めづらい場合が多い
- 辞めることさえできれば職に困らない人も多い
- 突然やったこともない業種に異動になる
農協は辞めづらい場合が多い
農協は共済や様々な商品のノルマが非常に多いです。
営業活動だけではノルマを達成するのは困難なため多くの社員は自分で購入(自爆)してまでノルマを達成しようと努力しています。
自分が辞めてしまうと果たせなかった分のノルマが他の社員に分配されるため非常に迷惑がかかりますし、自爆した分の共済の解約など面倒な手続きも多いため辞めづらい環境になっています。
辞めていく社員も多いので退職が重なりやすく、退職をなかなか言い出せない社員も多いです。
そんな状況だからこそ農協職員の退職に退職代行は非常にマッチしています。
辞めることさえできれば職には困らない
人にもよりますが農協職員は実家が農業を営んでいる場合も多いです。
遅かれ早かれ実家を継いでいく場合は転職先を必ず見つける必要性は下がってくるので、「辞めることさえ」できれば問題ありません。
退職が最後の難関である人にはそのハードルをゼロにしてれる退職代行はまさに最適です。
突然やったこともない業種に異動になる
農協は意外に異動も多く、親和性のある業種に移してくれるとは限らないので、「今まで事務しかした事がないのに突然営業に」なんてこともあり得ます。
異動先が不満で退職する人も多いですが、「異動先がやりたくない業種なので辞めます」とはなかなか言いづらいものです。
移動した場合、結局転職したのと同じような状況になるのでそれなら自分のやりたい仕事を探した方が気分良く働く事ができます。
良い転職をする前のステップとして退職代行を使って労力を使わずに退職することはとても賢い選択です。
農協のブラックなポイント
農協は辞めたくなるのもうなづけるほどブラックなポイントが多いです。
心当たりのある方はこのまま続けていても悩み続けることになるので退職代行の利用に踏み切りましょう。
- ノルマ(推進)のプレッシャーが強い
- サービス残業がひどい
- 給料が低い
- 共済の渉外担当(LA)がつらい
- 考え方が古い
ノルマ(推進)のプレッシャーが強い
農協は営業以外も全社員がノルマを背負わされます。
様々なノルマがありますが主なノルマはこんな感じ。
- 生命共済
- 建物更生共済
- 医療共済
- 自動車共済
- 年金共済
- 定期貯金
- 定期積金
- 住宅ローン
- カードローン
- カーローン
- 生活必需品(農業新聞、米、ジュース、家の光など)
ノルマは努力目標と言いつつ実質は義務で特に共済は未達では済まされません。
生活必需品に魅力的な商品は少なく、比較的高齢者がターゲットなので新規顧客にリーチすることも難しく、多くの人は自分で購入(自爆)しなければなりません。
サービス残業がひどい
農協は決してホワイトな労働形態ではなく、部署によってはサービス残業が多発します。
農協がしまってからの業務が膨大であったり、休日出勤も多いです。
月の残業事案が60時間に達することも珍しくありません。
給料が低い
農協は初任給は平均よりやや高めですが、昇給がダントツに低く、10年勤めてもほとんど給料が変わりません。
部長クラスに昇進しても年収600万円前後のことも多く、年を重ねるごとに世間の平均年収を大きく下回っていきます。
農協の平均年収は300万円前後とも言われ、おまけに残業代も出ないためどうしようもありません。
共済の渉外担当(LA)がつらい
農協で共済の渉外担当がきついというのはかなり有名な話です。
通常の営業と違い、顧客開拓の余地が少ない中ノルマだけは山積みに課せられるので渉外は負担が大きいです。
自分で共済に加入しすぎて給料のほとんどが消えていってしまうケースもよくあります。
考え方が古い
農協は組合員の中で完結してしまう内輪の組織であるため、革新的な風潮はありません。
考え方が古い場合が多く、仕事を教えてもらえなかったり、女性の育休産休に理解が乏しかったりと働きづらい環境も多いです。
農協を辞めた体験談
農協に嫌気がさして退職した方々に体験談を伺いました。
保険のノルマに日々追われていました。
比較的農協の保険は安いのですが、ターゲット層が年配者ということもあり、営業の幅が広がらずお客様を発見するのに苦労します。
既契約者様ばかり訪問するので未加入者開拓が難しいです。
ノルマに耐えきれず退職する2カ月前に上司に相談しました。
上司はすぐに納得いっていませんでしたが、『次が決まっている』と伝えて退職しました。
引き継ぎには苦労をしましたが懇意にしてくれていたお客様には何度も足を運んだりして無事終わりました。
退職は伝えづらかったですが私自身、金融の資格はいくつか持っていたため転職先は比較的すぐに見つかり、即戦力として働ける為金融関係を選びました。
32歳男性
預金獲得も辛いが、賞味期限切れの農産物加工品のノルマがきつかったです。
知人にも配れず(無論販売も無理)家族で必死に消費しました。
しかも価格は定価のまま自爆買取でした。
家電や消火剤のノルマもありましたが、自分のノルマ達成後に他人のノルマが支店の全員に課されたときは悪夢でした。
さらに最悪なことに上司が仕事をせずに中抜けして自分の家の田植え、草取り稲刈りに行くような職場放棄が続きました。
上司に丸投げされた仕事をやり続けた挙句体調を崩し、ドクターストップがかかり退職しました。
35歳男性
特に嫌だったのは自爆営業させられるところ、男尊女卑が激しく女性職員に当然のように気遣いを強要するところです。
私が勤めていた支店は店長がコロコロ変わるのもあって窓口リーダーが強かったのですが、気分でコロコロ対応を変えるのでそれも苦痛でした。
辞める時は転職する旨伝え、退職届を出しました。
退職前に有給を消化しようとしたところ「最後まできちんと勤めようという義務感に欠けている」「引き継ぎもきちんとせずに休もうなんて信じられない」等の陰口を叩かれ、最後の方は風邪で体調が悪いのを押して最終日まで仕事をさせられました。
29歳女性
どなたも退職代行なしで退職していますが、転職先が決まっていない方はドクターストップになったり有休消化を拒まれたりしています。
ブラックな職場も多い農協は退職代行を利用して退職するのが理想です。
農協を退職した後のおすすめの転職先
農協を退職する方は農協の風潮にうんざりしていると思うので、農協のデメリットを感じない職に転職するのが良いでしょう。
- IT業界(考え方が新しい、挑戦できる)
- フリーランス(大きく稼げる)
- 事務職(ノルマがない)
上記はほんの一例ですが、農協のブラックな部分や自分が嫌だった部分を補える職に就くのがおすすめです。
まとめ:農協を退職すると世界が変わる
ノルマのプレッシャーがひどかったり、異動もあったり体質が古かったりと農協はかなり劣悪な環境なので退職すると世界が変わります。
体験者の方からも転職して良かったという声が多数上がっています。
保育士の資格があったのでたまたまあった求人に飛びつきました。
農協のように、窓口だったはずが営業もさせられたり、しかも営業目標を絶対達成しないといけないと圧力をかけられる事はないのでとても快適です。
32歳女性
農協を辞めて保険代理店の営業に転職しましたが農協の仕事よりもやりがいがあり
自分がお客様の立場に立って相談や提案を行うことで「ありがとう」と言ってもらえることがかなり増えたので良かったです。
28歳男性
今は専業主婦をしていますが、ずっと農協にいたら、自分の人生が無駄に終わるところだったと感じています。
人権の無視され、人間味のない職場は私には向いていなかったです。
30歳女性
今の農協での環境がつらければ転職が最良の選択です。
「辞めたくても辞めづらい」場合は今は退職代行があるので有効に活用して解放されましょう。