トレードと凡事のお話 その257

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9日の北朝鮮建国記念日ではICBM発射などはありませんでしたが、

国連安保理決議が予定される11日などでは警戒が必要なようです。




■先週(94日から98)の主な出来事や要人発言



先週は、ドルインデックスが92.61で始まり、軟調傾向で推移して、

91.31で週の終値になりました。

10年債利回りは週レベルで2.054%に低下しました。

NY原油先物(WTI)10月限は週の終値で47.48ドルに上昇しました。

NYダウは週間189.77ドル下落、21797.79ドルで週の取引を終える。





<94()>

報道(3)

「北朝鮮がこれまでで最大の核実験を行う。ICBM用水爆と発表。」

トランプ米大統領(3)

「北朝鮮は重大な核実験を実施した。

 彼らの言動は米国に対してきわめて敵対的で危険なもの。

 北朝鮮は乱暴な国家で大きな脅威となっている。

 そして中国に対して恥をかかせるもの。

 対話路線は効果がないといったことを韓国は知りつつある。」

マティス米国防長官(3)

「多くの軍事的な選択肢がある。我々及び同盟国である

 日本と韓国を攻撃から守る能力を有している。」

リスク回避の円買い。

日経平均は75.51円安で寄り付き183.22円安の19508.25で大引け。

韓国国防省(韓国国会への報告)

「北朝鮮で弾道ミサイル発射の兆候がある。」

聨合ニュース

「北朝鮮はICBM発射準備の可能性。」

中国人民銀行

「イニシャルコイン・オファリング(ICO)は違法。

 イニシャルコイン・オファリングを通じた資金調達を禁止。」

バルニエEU離脱交渉官

「交渉においてアイルランドの利益はEUの利益。

 EU離脱交渉にはより一層の作業が必要。」

独仏英の株式市場はマイナス圏で推移。

NYがレイバー・デーで休場。原油先物は47ドル台半ばで推移。

G7首脳

「北朝鮮の核実験は断じて容認できない挑発行為。」



<95()>

日経平均は25.13円高で寄り付き122.44円安の19385.81で大引け。

麻生財務相

「北朝鮮は明らかに国際世論の意向と異なる。断固容認できない。

 更なる制裁が必要。圧力高めない限り進展はない。

 日本郵政株の売却については、引き続き情勢を見ていく。

 北朝鮮問題の株式市場への影響なども考慮する。」

報道

「北朝鮮が9日の建国記念日を前にICBMを発射可能地点へ移動。」

10年債利回りは2.13%台へ低下。

RBA

2%へ向け計画通り順調、持続的な加速を示す見込み。

 経済成長と金利の据え置き方針は合致。

 豪ドル高は生産や雇用の見通しに悪影響を与えている。

 金利の据え置きは長期的なCPI目標に合致している。」

プーチン露大統領

「外交が北朝鮮危機の解決の唯一の道。

 ロシアと北朝鮮の貿易は実質的にゼロ。

 北朝鮮の体制への制裁は効果なし。北朝鮮に安全保障上の保障を。」

ロンドン時間に米10年債利回りは2.14%台へ上昇。

ブレイナード理事

「インフレが軌道に乗るまで追加利上げには慎重に。

 基調インフレは現在より低い公算がある。

 バランスシートの変更に近づいている公算が高い。

 バランスシート縮小開始後はインフレ動向を注視。

 ハービー被害は第3四半期GDPPに影響するが、

 生産の回復は想定される。米経済は堅調、投資は上向き。

 レバレッジによるリスク形成は兆候はわずか。」

米NHC報道

「ハリケーンのイルマが最強のカテゴリー5に発達。」

原油先物は48ドル台で推移。

北朝鮮のジュネーブ国際機関代表部大使

「北朝鮮に圧力をかけようとして無謀な挑発行為や無益な試みに

 頼るのであれば、米国はさらに多くのプレゼントを受け取る。

 圧力や制裁は効果がない。どんな状況においても

 北朝鮮が核抑止力を交渉のテーブルに置くことはない。」

トランプ米大統領

「日本と韓国に米国からより一層の先端兵器の購入を認める。」

ミネアポリス連銀総裁

「失業率は低下したが、インフレは低い。

 利上げは経済に実質的な打撃与えた可能性も。

 米労働市場はスラックが依然として存在する模様。」

NY時間に米10年債利回りは2.06%台へ低下。

NYダウは234.25ドル安の21753.31で取引を終える。



<96()>

日経平均は99.75円安で寄り付き27.84円安の19357.97で大引け。

10年債利回りは一時2.05%台へ低下。

ダラス連銀総裁

2017年の米経済成長率を2.25%と予想している。

 移民は米国の主要な貿易力の源泉。

 労働力の増加なくして、米経済の成長は困難なものとなる。

 金融政策のみで物価の安定と雇用の拡大の目的達成は困難。

 金利は相当期間低水準にとどまると投資家はみている。

 一部で思われているほど、現在の米金融政策は緩和的ではない。

 ハービー被害で3Qの成長に打撃、4Qに回復へ。

 FRBは早期にバランスシートの縮小に着手をするべき。

 同件のタイミングに関してはハリケーン・ハービー影響はない。

 ハービーを受けてのガソリン価格の上昇は一時的なものであるが、

 どの程度続くかは不明。」

10年債利回りは2.07%台へ反発。

ドンブレット独連銀理事

「銀行は英EU離脱を受けた本拠地移転計画を確定すべき。

 本拠地移転でフランクフルトとダブリンが恩恵受ける。」

原油先物は49ドル台へ上昇。

BOCが政策金利を0.75%から1.00%に利上げ。

BOC声明

「未来の政策は事前に決定されていない。

 刺激策の解除が正当化される。

 カナダの成長は安定してきている。

 過剰な労働市場が賃金上昇を抑制。

 利上げに対する経済の反応を注意深く見ている。

 地政学リスクや交易条件の不透明さ、カナダドル高を注視。」

報道

「フィッシャーFRB副議長が10月中旬に辞任。

 FRB理事は定員7名のうち空席が4席に増え過半が空席に。」

ブルームバーグ (ECB関係者の話として)

「量的緩和QEに関して1026日まで決定に至る公算は小さい。

 スタッフ見通しの草案では2018から2019年のインフレ見通しを

 小幅下方修正へ。来年のシナリオに関する文書を検証中。

 QEのパラメータについて検討。」

報道

「米下院がハリケーン・ハービー被害救済法案を可決。」

報道

「トランプ大統領と議会はハリケーン・ハービーの救済への

 短期の歳出と債務上限引き上げの抱き合わせで合意。

 期間は1215日まで。」

10年債利回りは2.10%台へ上昇。

米地区連銀報告

「経済活動は緩慢ないし緩やかに拡大。

 物価は緩やかに上昇。仕入れコスト全般に高い。

 仕入れの価格転嫁は限定的。住宅価格は上昇。

 賃金上昇圧力は限定的。賃金の伸び緩やか。

 住宅、商業不動産は若干上昇。

 製造業は緩やかに拡大。自動車はまちまち。

 自動車産業の減速長期化を懸念する報告があった。

 設備投資は増加。ハービーの影響を判断には時期尚早。

 様々な地域で人手不足。」

NYダウは54.33ドル高の21807.64で取引を終える。



<97()>

報道(WSJ)

「トランプ大統領はコーン国家経済会議(NEC)委員長を

 次期FRB議長に指名しない見通し。」

トランプ大統領

「理想的には法人税率を15%に引き下げたい。

 ヘルスケア変更を断念していない。」

日経平均は75.47円高で寄り付き38.55円高の19396.52で大引け。

韓国の李洛淵首相

「北朝鮮が完全な核武装を行うまでに多くの時間が残されていない。

 懸念されている大陸間弾道弾(ICBM)の発射実験について、

 同国の建国記念日である9日に発射する可能性がある。」

10年債利回りは2.09%あたりで推移。

ロシア極東発展相

「北朝鮮の閣僚に対して自制を求めた。」

ロンドン時間に米10年債利回りは2.08%台へ低下。

ECB

「上下限金利も据え置き、-0.4%と+0.25%。

 見通し悪化の場合、QEの規模と期間を拡大する。

 QEはインフレ過程が持続的となるまで継続。

 金利はQEの終了後もかなりの期間現行水準に留まる。

 QE12月以降も必要に応じて継続。」

ドラギECB総裁

600億ユーロ規模のQEは少なくとも12月まで実施。

 QEは持続的なインフレ上昇が見られるまで継続。

 最近のユーロ相場のボラティリティーは不透明性の原因。

 極めて大規模な金融緩和が必要。秋に政策調整について決定する。

 政策調整の決定は2017年を越える期間となろう。

 成長、インフレ、為替が今回のテーマだった。

 インフレには幅広く不満の声。インフレについては忍耐が必要。

 為替相場は成長とインフレにとって重要。

 為替相場を政策決定の判断に組み入れる必要。

 QEについて様々なシナリオについて議論した。

 QEの期間や規模について議論。

 QEについての決定の大筋は10月に発表。

 システミックなバブルのリスクはみられず。

 現在は高い水準の不透明感は広がっていない。

 QEのアセットクラスの拡大については議論せず。

 QEについての発表日を約束することには消極的。」

ECBスタッフ予測

2017年のインフレ見通しを1.5%に据え置き。

 2018年のインフレ見通しを1.3%から1.2%に引き下げ。

 2019年のインフレ見通しを1.6%から1.5%に引き下げ。

 2017年の成長見通しを1.9%から2.2%に引き上げ。

 2018年の成長見通しを1.8%に据え置き。

 2019年の成長見通しを1.7%に据え置き。」

ライアン下院議長

「法人税率は現実的には世界平均である22.5%程度ないしは、

 それを下回る水準になる。

 米下院歳入委員会の税制改革案の公表は間近に迫っている。

 税制改革法案の年内通過を目指している。」

10年債利回りは2.04%台へ低下。

EIA週間石油在庫統計では原油在庫が458万バレルの減少。

原油先物は49ドル台前半で推移。

クリーブブランド連銀総裁

「緩やかな利上げが必要。

 現在のインフレ鈍化については特殊要因との見解を維持。

 ただ、インフレが2%を下回る推移は幾分長引く可能性。

 年内の追加利上げに違和感はない。

 3月まで待つのは緩やかではない。

 ドットチャートは上向きに修正される可能性。

 イエレン議長を大いに支持。

 フィッシャー副議長を無くすのはFRBにとって損失。」

トランプ大統領

「北朝鮮への軍事行動は不可避ではない。」

報道

「米上院はハリケーン被害救済と債務上限・短期歳出法案を可決。」

ブルームバーグ (関係者の話)

「ホワイトハウスは次期FRB議長候補として

 少なくとも6人を検討している。」

NYダウは22.86ドル安の21784.78で取引を終える。



<98()>

NY連銀総裁

「米景気拡大を支えるファンダメンタルズは全般に良好な状態続く。

 個人消費は引き続き上向き。

 労働市場の漸進的な一段の逼迫につながる可能性も、

 賃金の伸びが物価を支える。

 物価が長期目標の2%を下回り続けていることは驚きだが、

 今年に関しては携帯電話の急速な値下がりなどの一時的要因で

 一部説明可能。構造的な変化が一因となっている可能性も。

 インフレが連銀の判断を幾分下回っているが、

 金融緩和は徐々に解除し続けることが適切であると判断している。

 利上げは当面浅いものに。」

日経平均は98.56円安で寄り付き121.70円安の19274.82で大引け。

カンザスシティ連銀総裁

「政策金利の引き上げを継続する時期である。

 米国の実質金利は依然としてマイナスで推移しており、

 金融情勢は緩和的。

 今後米国が成長を維持するには、一段の作業が必要で、

 政策金利は、より正常な水準に変化するべきである。

 米国の労働市場は完全雇用状態。労働市場の需給に引き締め継続。

 米国のインフレ率は比較的緩やかで、賃金上昇率がインフレ率を

 上回っており、消費者にプラスの状況。 

 米国の投資は世界経済の力強い成長に支えられている。

 ハリケーンは米経済に短期的な影響を及ぼす。」

報道

「メキシコ南西部チアパス州の海岸近くでM8.2の地震が発生。

 メキシコ、エルサルバドル、グァテマラなどに津波の恐れ。」

10年債利回りは一時2.01%台へ低下。ドル円が107円台へ下落。

フィンランド中銀総裁

「金融政策は引き続き緩和的である必要。

 為替相場はインフレに影響与える。

 再投資はQE終了のショックを緩和する。」

ロイター

ECBは4パターンのQEシナリオについて検討中。

 期間について6ヶ月と9ヶ月の選択肢。

 QE規模については200億ユーロと400億ユーロへの減額を検討。」

独連銀総裁

「デフレリスクは、ほぼ完全に消え去った。

 ユーロ圏の景気回復は勢いと幅広さを増している。

 インフレ過程の不透明性は極めて大きい。」

NY時間に米10年債利回りは一時2.07%台へ反発。

報道

「東北地方でM5.3の地震が発生。秋田県は震度5強。」

NY連銀総裁

「ハリケーン、短期的に経済に悪影響を及ぼす。

 ハリケーンが利上げ時期に影響する可能性。

 景気は幾分勢いづいている。

 景気トレンドが上向きにシフトしたかの判断は時期尚早。

 インフレは2%目標を下回っており、忍耐強くなれる。

 バランスシート縮小は比較的早期に始まる公算大。」

報道

「米下院が被害救済・債務上限・短期歳出法案可決に必要な票確保。」

報道

OECDが算出している購買力平価からすると、

 ユーロはドルに対して11%程度割安。」

アトランタ連銀のGDPナウ第3四半期は年率換算で3.0%を予想。

原油先物10月限は47.48へ下落。米10年債利回りは2.054%

NYダウは13.01ドル高の21797.79で取引を終える。





<先週のドル円の概況>

先週のドル円は、週初4日に前日の北朝鮮の原爆実験を背景とするリ

スク回避に下窓を空けて109.52レベル(一般オープン前に一時109.20

レベル)で始まり、揉み合いながらも軟調傾向で推移して6日のオセア

ニア時間にかけて108円台半ばへ下落する展開になりました。その後

ロンドン時間序盤に108.45へ下落した後に切り返してNY時間後半に

かけて109.39へ反発しましたが、その後、再び軟調傾向で推移して、

8日のNY時間序盤にかけて年初来安値となる107.32へ下落する展開

になりました。その後、反発して107.83レベルで週の取引を終えまし

た。



<先週のユーロドルの概況>

先週のユーロドルは、週初4日に小幅な上窓を空けて1.1884レベルで

始まり1.19を挟んで揉み合いながらも堅調傾向で推移した後に7日の

ロンドン時間から上伸してECB政策金利の発表とドラギECB総裁の会

見を迎えました。ドラギECB総裁の会見では「最近のユーロ相場のボ

ラティリティーは不透明性の原因。」との発言などで一時1.1930へと

下押す場面もありましたが、「QEについて決定の大筋は10月に発表」

と発言したことを背景に再び上伸して、8日の東京時間後半にかけて

年初来高値となる1.2092へ上昇する展開になりました。その後、反落

して1.2035レベルで週の取引を終えました。







●今週(911日から915)のドル・円・ユーロの注目点



<今週のドル円>

今週のドル円相場は、上昇した場合、まずは108.00の「00」ポイント

から8日のNY時間の戻り高値108.07を巡る攻防が注目されます。

ここを上抜けた場合は6日のロンドン時間の安値108.45、さらに上昇

した場合は7日のNY時間後半の戻り高値108.71、ここを上抜けた場

合は6日のNY時間後半の戻り高値109.39から6日のロンドン時間序

盤の戻り高値109.55、さらに上昇した場合は5日のオセアニア時間の

戻り高値109.83を巡る攻防が注目されます。

一方、下落した場合は、まずは先週安値の107.32を巡る攻防が注目さ

れます。ここを下抜けた場合は107.00の「00」ポイント、さらに下落

した場合は20161111日の終値106.65、ここを下抜けた場合は

20161111日の安値106.03から106.00の「00」ポイント、さら

に下落した場合は20161028日の高値105.53を巡る攻防が注目

されます。



今週のドル円相場は経済指標では、11日の日機械受注、13日の米生産

者物価指数と米月次財政収支、14日の中国鉱工業生産と中国小売売上

高と米消費者物価指数と米新規失業保険申請件数、15日の米小売売上

高とNY連銀製造業景況指数と米鉱工業生産とミシガン大学消費者信頼

感指数速報、などが注目されます。



先週のドル円は、3日の北朝鮮の核実験強行を背景に下落して始まり、

米南部へのハリケーンの再来襲と米利上げ観測の後退などを背景に、

10年債利回りが低下してドルが売られ、ドル円は軟調傾向で推移し

て年初来安値を更新して107円台に下落する相場展開になりました。

債務上限引問題については、ハリケーン・ハービーの救済への短期の

歳出との抱き合わせで12月中旬まで引き上げることで合意になりまし

たが、FRBのフィッシャー副議長が辞任表明したこともドル売り材料

となったようです。

7日にライアン米下院議長が「法人税率は現実的には世界平均である

22.5%程度ないしは、それを下回る水準になる。米下院歳入委員会の

税制改革案の公表は間近に迫っている。」と発言していて、米法人減税

への期待はありますが、引き続き北朝鮮問題とハリケーンが懸念材料

となりそうです。11日の国連安保理決議を巡る北朝鮮の動向が注目さ

れます。

経済指標では週後半14日の米消費者物価指数と15日の米小売売上高

が特に注目されますが、その結果によって動意づく可能性が高そうで

す。





<今週のユーロドル>

今週のユーロドル相場は、上昇した場合、まずは8日の年初来高値の

1.2092を巡る攻防が注目されます。ここを上抜けた場合は1.2100

00」ポイント、さらに上昇した場合は20141231NY時間の

戻り高値1.2134、ここを上抜けた場合は20141230日のロンド

ン時間から20141231日のロンドン時間序盤にかけての揉み合い

下辺1.2150アラウンドのポイント、さらに上昇した場合は1.2200

00」ポイントを巡る攻防が注目されます。

一方、下落した場合は、まずは1.2000の「000」ポイントを巡る攻防

が注目されます。ここを下抜けた場合は7日のドラギECB総裁の会見

での押し安値1.1930、さらに下落した場合1.1900の「00」ポイント、

ここを下抜けた場合は5日のロンドン時間の押し安値1.1868、さらに

下落した場合は1日の米雇用統計後の押し安値1.1849を巡る攻防が注

目されます。



今週のユーロドル相場は経済指標では、13日の独消費者物価指数改定

値と欧鉱工業生産、などが注目されますが、対ドル通貨ペアとして、

13日の米生産者物価指数と米月次財政収支、14日の中国鉱工業生産と

中国小売売上高と米消費者物価指数と米新規失業保険申請件数、15

の米小売売上高とNY連銀製造業景況指数と米鉱工業生産とミシガン大

学消費者信頼感指数速報、などが注目されます。



先週のユーロドルは、ドル売りも背景に堅調傾向で推移して、注目さ

れていた7日のドラギECB総裁の会見では「最近のユーロ相場のボラ

ティリティーは不透明性の原因。」として、ユーロ高牽制とも受け取れ

る発言をしたことを背景に一時下押すも、「QEについて決定の大筋は

10月に発表する。」と発言したことで緩和縮小への期待を背景に年初来

高値となる1.2092へ上昇しましたが、終値では829日高値を下回

1.203台前半で週の取引を終えました。

OECDが算出している購買力平価ではユーロはドルに対して11%程度

割安となっているとのことで上昇の余地はありますが、チャート的に

2つのトップを形成した格好で、今後、829日の高値1.2070

び先週8日の高値1.2092を明確に超えて行けるのかが注目されます。

一方、下げた場合は1日の米雇用統計後の押し安値1.1849及び8

31日の安値1.1823がネックに該当するとみられ攻防が注目されます。

今週のユーロに係わる経済指標はそれほど注目度は高くないようです

が、対ドル通貨ペアとして、週後半14日の米消費者物価指数と15

の米小売売上高が注目されます。その結果によって動意づく可能性が

ありそうです。








■トレードと凡事のお話 その257



前回からの続きのお話です。



投資苑で有名なアレキサンダー・エルダー博士が

トレードでは当たり前なことこそが大切として、

「投資苑3」の中でこう語っています。



「相場には秘密があります。

 秘密がないということが秘密なのです。」



相場やトレードで秘密ではない「当たり前なこと」とは

いったいぜんたい何なのでしょうか...。



今回は「トレードと凡事」その第二百五十七話です。



それでは、はじまり、はじまり~。^^





『おい、ジイさん。先週は3日の北朝鮮の核実験でドル円が下窓を

 空けて始まり軟調に推移して107円台へ下落して年初安値を更新。

 そして、ユーロドルもドラギECB総裁の記者会見で「QEについて

 決定の大筋は10月に発表。」と発言したことでユーロが買われ、

 ユーロドルもドル売りと相まって年初来高値を更新して...、

 ドル売りがめちゃめちゃ優勢な一週間だったな...。』



「ふむ。そうであったのう...。溜口剛太郎殿。

 北朝鮮の核実験でのリスク回避とともに、米南部へのハリケーンの

 再来襲と米利上げ観測が後退したことや、フィッシャーFRB副議長

 が辞任表明もあって、米10年債利回りが一時2.01%台へ低下して、

 先週は強いドル売り動意の一週間じゃったのう...。」



『懸念されていた9日の北朝鮮の建国記念日では太陽フレアの懸念も

 あったかICBMの発射もなく、北朝鮮国内は祝賀ムードで

 日経新聞の見出しのように「沈黙の記念日」となったようだが...、

 このまま北朝鮮が何もしないという事はなさそうだよな...。』



「ふむ...。8日の米NBCニュースで『6回目の核実験をした北朝鮮に

 米国がサイバー攻撃を含めた外交・軍事措置を準備している。(中略)

 一方、中国はトランプ政権に対し、北朝鮮を先制攻撃した場合、

 北朝鮮を支援し中国企業への制裁についても報復すると警告した。』

 と報道していることもあり、このまま北朝鮮問題が終息することは

 ないのではなかろうか...。国連安保理決議が予定されている11

 などでは北朝鮮の挑発行動に警戒が必要なのではあるまいかのう。」



『一旦、北朝鮮を巡るリスク回避は後退するかもしれないが、

 引き続き北朝鮮情勢には注目しておいた方がよさそうだな...。

 さてところで...、ジイさん。今日は何のお話だい。

 先日に言っていた「トレードと脳内会議のお話」とやらかい?』



「ふむ...。そのお話もいつかはさせてもらおうと思っとるのじゃが、

 今日は、4日に中国人民銀行が中国共産党の党大会を10月に控え

 金融リスクの根絶と海外への資金流出防止のため、

 『ICOを通じた資金調達を禁止。』としたとのことで、

 鮮度があるうち時事ネタとしてICO考察をしてみようではないか。」



4日の中国人民銀行の発表を受けて、ビットコインが92日の

 1ビットコイン55万円超の最高値から10万円近く下落したが...

 ICOと言えば、企業が株式でのIPOのように、トークンと呼ばれる

 代用コイン(仮想通貨)を発行して資金を調達する、

 イニシャル・コイン・オファリングのことだよな...。』



「ふむ...。ICOは仮想通貨市場の拡大の一翼を担っていて、

 最近はリスク回避で金が買われるとともにリスク回避の一端として

 資金が仮想通貨市場に流れ、最近はICOも活況のようでのう...。」



『最近はICOの話題をよく聞くがICOはまだ法整備がなされていなく

 ICOの中には詐欺まがいのモノもあるようだけどな...。』



「ふむ...。ICOの中にはブロック・チェーンの体裁を整えただけで

 実態の怪しいものもあるようで、また、ICOは当然ながら上場前で、

 上場に至ることができなければビットコインに交換できなかったり

 あるいは、ドルや円などのいわゆる法定通貨に交換できなく、

 額面は高騰しても事実上の『おもちゃのお金』で終わるモノもあり

 IPO投資の選定にあたってはよく検討する必要があろうのう...。」



『ただ、仮想通貨市場ではいわゆる「億り人」も続出しているようで

 初期投資が数十倍になる例も珍しくはなく、魅力的ではあるよな。』



「ふむ...。本当に上場されるのか、ウォレットなどのツールや

 インフラが本当に整備されるのか、その仮想通貨の主体や母体は

 どこなのか、そこは信用できるのか、などが選別で重要となろうが

 仮想通貨市場では初期投資が数十倍になる例も決して珍しくはない

 ようじゃのう...。溜口剛太郎殿。」



『仮想通貨市場は、ほんの1年ほど前は1兆円規模と言われていたが

 今は20兆円に迫る市場規模になったとも言われているからな...。』



「成長しきって成熟した市場での売買(トレード)であれば、

 『勝者の利得は敗者が支払う』ゼロサムとなることがあるが...、

 仮想通貨市場は成熟には程遠い、まだまだ膨張の過程にあり、

 『勝者の利得は新規参入者が支払っている』先行者利益が望める

 まだまだこれからの若き市場であるからのう...。」



『本当にそうなるのかは分からないけれど...、一説によれば、

 仮想通貨市場は1000兆円の市場規模になる可能性もあるようで

 「市場の拡大 = 先行者の利益」と、市場が膨張している間は

 先行者の利益も比例して膨張するだろうからな...。』



「その市場膨張の過程で、仮に例えば...、古参の仮想通貨が、

 市場規模50万が200万になっても4倍と凄い事じゃが...

 ICOでは当初の市場規模の僅か100010万へと100倍になる

 可能性を秘めているという事なのじゃのう...。」



『まぁ、そのICOが無事に上場されるという事が重要な前提となる、

 だろうけれどもな...。上場されなければ絵空事の儚き夢だぜ...。』



「ふむ...。企業が株式でのIPOのように、トークンと呼ばれる

 代用コイン(仮想通貨)を発行して資金を調達するICOじゃが...

 その一方で、通貨として、より本質的で本来的な価値である

 『モノやサービスが買える』という事に主眼を置いた

 単なる資金集めではない、仮想通貨もあるのじゃのう...。」



『へーっ。まぁ、上場さえしていれば、ビットコインに交換できたり

 あるいはドルや円などのいわゆる法定通貨に交換できるワケだけど

 通貨であれば、その本来的な価値はその通貨それ自体で

 「モノやサービスが買える」ということだろうからな...。』



「まぁ、購入を煽る事は目的ではないのでどこで買えるか言わないが

 HDAC(ヒュンダイ・ダック)もその1つとなろう...

 https://youtu.be/x3LTjgSMy-8  (330秒ほどの解説動画)



『ダブル・ブロック・チェーン技術や量子乱数技術を用いて

 セキュリティ強化をして、実際に世の中で使える仮想通貨を

 目指しているようだが...、ヒュンダイと言えば、

 韓国のあの有名企業のことかい? ジイさん。』



「ふむ。そのとおりじゃ...。溜口剛太郎殿。

 デジタルで実際にモノが買えるという事は例えば大手家電量販店の

 『ポイント』でモノが買えることでイメージできると思うが...、

 これからはビットコイン以外にも実際に世の中でモノが買える

 仮想通貨が複数台頭してくることであろう...。」



『ビットコインが仮想通貨の王者なのは、おもちゃのお金ではなく

 実際にモノが買えるという事が大きな要素であろうからな...。』



「仮想通貨市場が膨張していると言っても、現在は一部の投機家が

 参入している過程や段階で、これからはファンド勢も参入してくる

 と思われるが、将来の最大の市場拡大要素は『一般の人達の参入』、

 つまり、普通の人達が世の中でモノやサービスを購入するために

 デビッドカードを使うように、仮想通貨を利用し始めて

 普及していくことではなかろうか...。溜口剛太郎殿。」



『そうなる時代こそ仮想通貨市場の成熟期になるのかもしれないな。』



「ふむ...。そのようなワケで、ジイは仮想通貨の単なるICOではなく

 『実際に世の中でモノやサービスが買えるようになるのだろうか』

 という視点で仮想通貨を観て、ペイパル・日本ペイ・現代ペイなど

 決済システムを提供している会社と提携している(する)ことで

 『一般の人達の参入』により利用拡大する将来の可能性の有無で

 仮想通貨を選別して投資しているというワケなのじゃのう...。」



『短期的には上場が見込める限り単なる資金集めのICOに乗るのも

 良いかもしれないが、長期的視点ではモノが買えるようになるのか

 ということは、有力な仮想通貨投資の選別基準になりそうだな...。』







なーんちゃって。

またまたお話が長くなりました。 m(_ _)m




ではまた来週。

トレードと凡事のお話 その256

  • 投稿日:

3日の昼頃に北朝鮮の北東部で人工的な揺れが観測されて、

北朝鮮が6回目の核実験を行った可能性があるようです。




■先週(828日から91)の主な出来事や要人発言



先週は、ドルインデックスが92.31で始まり、91.55へ下落した後に

93.30へ反発して92.82で週の終値になりました。

10年債利回りは週レベルで2.166%に低下しました。

NY原油先物(WTI)10月限は週の終値で47.29ドルに下落しました。

NYダウは週間173.89ドル上昇、21987.56ドルで週の取引を終える。





<828()>

日経平均は49.62円高で寄り付き2.71円安の19449.90で大引け。

10年債利回りは2.17%台で推移。

内閣府月例経済報告(8)

「住宅建設は横ばいとなっている。公共投資は堅調に推移している。」

ロンドンはサマーバンクホリデーで休場。

NY時間に原油先物が46ドル台へ下落。

ホワイトハウスは

「トランプ大統領が30日に税制改革について演説する。」

2年債の入札では最高落札利回り1.345%、応札倍率3.41倍。

米5年債の入札では最高落札利回り1.742%、応札倍率2.58倍。

トランプ大統領

「ハリケーン・ハービーへの対応は非常に良く行っている。

 9月2日にテキサスかルイジアナを訪問する可能性がある。

 議会とハービーへの対応を協議している。」

10年債利回りは2.158%

NYダウは5.27ドル安の21808.40で取引を終える。



<829()>

報道

「北朝鮮がミサイルを発射して北海道の上空を通過。3つに分離。

 襟裳岬の東方約1180キロの太平洋上に落下。

 北海道や東北に国民保護に関する情報(Jアラート)が発表される。」

10年債利回りは2.12%台へ低下。

ドル円が一時108円台前半へ下落。

日経平均は130.79円安で寄り付き87.35円安の19362.55で大引け。

ロンドン時間に米10年債利回りは2.08%台へ低下。年初来の低水準。

ユンケル欧州委員長

「英国のEU離脱に関する方針文書には満足できず。

 離脱条件が決定されるまでは、英国との貿易交渉は行わない。」

メルケル独首相は

「ユーロ相場が貿易条件に影響するのは単純な事実。

 ユーロ相場について私が決めることではない、

 個人的にはドイツの貿易黒字がそれほど劇的なものとは思わない。」

マクロン仏大統領

「北朝鮮のミサイル実験は無責任な行為。」

トランプ米大統領

「北朝鮮への対処であらゆる選択肢を検討中。

 北朝鮮の脅迫的な行動は自身の孤立を深めるだけ。

 北朝鮮は国際社会で許容される行為を侮辱している。

 北朝鮮への対応策は後でわかるだろう。」

国連安保理

「北朝鮮問題で非公開の会議を開催する。」

米7年債の入札では最高落札利回り1.941%、応札倍率2.46倍。

10年債利回りは2.128%

原油先物は46ドル台半ばで推移。

10年債利回りは一時2.14%台へ上昇。

NYダウは一時130ドル超下落も56.97ドル高の21865.37で終える。



<830()>

朝鮮中央通信

「米韓合同軍事演習に対抗して中距離弾道ミサイル火星12を試射。

 近隣諸国への安全に影響はない。

 同ミサイルの試射は太平洋での作戦の第一歩であり、

 グアム封鎖の重大な準備行動である。

 北朝鮮は引き続き米国の行動を注視している。」

日経平均は118.43円高で寄り付き143.99円高の19506.54で大引け。

10年債利回りは2.13%から2.14%台で推移。

ウィーラーNZ中銀総裁

「貿易財のインフレ率を押し上げ、よりバランスのとれた

 成長のために弱いNZドルが必要。」

メイ英首相

EU離脱交渉で悪い取引ならば合意しないほうがベター。」

ADP雇用統計は予想より強い23.7万人。

米第2四半期GDP改定値は予想より強い+3.0%。

EIA週間石油在庫統計では原油在庫が539.2万バレルの減少。

ルメ-ル仏財務相

「ユーロ高はフランスの競争力を強化する必要性を示している。

 政府は労働市場改革をしっかりと行う必要。」

トランプ米大統領(ツイッターにて)

「米国は25年間も北朝鮮と対話を続け、脅され金を払ってきた。

 対話は答えではない。」

トランプ米大統領

GDPは3%よりずっと高い成長が可能。

 NAFTA再交渉の行方を注視している。

 法人税率を15%に引き下げたい。

 税制改革で議会はヘルスケア法案のような失望招いてはならない。」

原油先物は45.96ドル。

NYダウは27.06ドル高の21892.43で取引を終える。



<831()>

報道

「メイ英首相は次回の総選挙後も首相を続投する意向。」

日経平均は84.78円高で寄り付き139.70円高の19646.24で大引け。

10年債利回りは2.15%台へ上昇。

メイ英首相

「日本の対英投資は信任投票、トヨタ、日産、ソフトバンクが好例。

 EU離脱後にアジア市場へさらに積極的に関与。」

ルメール仏経済財政相

「ユーロ高は仏経済にとっての懸念材料。」

サンダース英政策委員

「インフレ抑制に緩やかな利上げが助けとなる。

 英GDPデータの上方修正の可能性がある。

 成長は年率2%あるいはそれ以上となる可能性。

 早期の利上げが今後の利上げペースを緩やかにさせる余地つくる。

 7月のインフレ鈍化は転換点とはならない。」

スイス中銀のメクラー理事

「世界経済のモメンタムは増してきている。

 スイスフランは極めて狭いバンド内で推移してきている。

 スイスフランをめぐる状況は非常に壊れやすいもの。

 減価が続くとの判断は早計。スイスのインフレは引き続き低水準。

 緩和的な金融政策が引き続き必要に。」

報道

923日のNZ総選挙を控えた最新の世論調査で、

 野党の支持率が43%と与党の41%を上回る。」

ロイター通信 (関係筋の発言)

「来週のECB理事会を控えてユーロ高を警戒するメンバーが

 多くなってきている。

 QEについての新たな決定や、出口戦略に向けた動きが

 遅れる可能性がでてきている。」

朝鮮中央通信

「今後も太平洋を標的としたロケット発射演習を行う。」

バルニエEU首席交渉官

「英国の提案文書は単純に不可能なもの。

 EUの法的秩序を守ることが基本中の基本。」

デービス英担当相

EUは莫大な金額を請求している。

 道徳的な責任は法的に割り切れるものだけにあらず。」

NY時間に米10年債利回りは2.12%台へ低下。

原油先物は47ドル台へ上昇。

アトランタ連銀のGDPナウ第3四半期予想は年率換算で3.3%。

ムニューシン米財務長官

「税制改革は中間層減税や簡素化を含む。

 目標は法人税の15%への引き下げ。税制の中立性について協議中。

 誰も米国を債務不履行に陥らせはしない。

 ドル安は米貿易にとって若干良い。長期的なドル高は信頼感示す。

 イエレン議長とは毎週、建設的な協議をしている。

 次のFRB議長については言及しない。

 債務上限期日を929日から多少動かすことは可能。」

報道

CME12月利上げ確率が30%に低下。」

NYダウは55.67ドル高の21948.10で取引を終える。



<91()>

ムニューシン米財務長官

「ハリケーン・ハービーで大きな被害を受けたテキサス州の復興で

 新たに支出が必要になることから、債務上限の引き上げに向け

 議会に残された時間は短くなる可能性がある。

 税制改革の詳細について9月中に公表する。

 税制改革法案の年内成立に向けて

 トランプ政権と議会は順調に前進している。」

日経平均は87.33円高で寄り付き45.23円高の19691.47で大引け。

10年債利回りは2.12%から2.13%台で推移。

報道

「トランプ米大統領は連邦政府の債務上限引き上げを議会に求めるに

 あたって、メキシコ湾岸を襲っているハリケーン・ハービーの

 被害救済595000万ドルの要請を付加することを検討している。」

原油先物は46ドル台で推移。

ロイター

「ロシアのプーチン大統領は、米国と北朝鮮の対立が

 大規模な紛争に発展する恐れがあると警告。

 全ての関係国が前提条件なしに直接対話を行い

 問題を解決することが不可欠。挑発や圧力、

 敵意に満ちた攻撃的な発言はどこにもたどりつかない。」

コンスタンシオECB副総裁

「ユーロ圏の潜在的な成長力は強まってきている。

 ユーロ圏の回復は勢いを増してきている。

 回復はより広範かつしっかりとしている。

 ユーロ圏の改善に自己満足してはいけない。

 インフレを正常化する任務は引き続き困難。」

ノボトニー総裁

「ユーロ相場上昇に過剰に反応すべきでない。」

米非農業部門雇用者数は予想より弱い15.6万人。

米失業率は予想より弱い前月比4.4%

米平均時給は予想より弱い前月比0.1%

10年債利回りは一時2.09%台へ低下。

報道 (関係筋)

ECB12月までQE縮小を準備できない可能性がある。」

ユーロ売り反応。

ISM製造業景況指数は予想より強い58.8

10年債利回りは2.16%台へ上昇。

ISMのフィオール氏

「ハリケーンの影響は次回の報告で出る可能性。」

NY連銀モデルの第2四半期米GDP見通しは2.17%に上方修正。

10年債利回りは0.385%

10年債利回りは2.166%。原油先物10月限は47.29ドル。

NYダウは39.46ドル高の21987.56で取引を終える。





<先週のドル円の概況>

先週のドル円は、週初828日に109.19レベルで始まり、揉み合い

を経た後に翌29日午前6時頃に北朝鮮の弾道ミサイル発射により反落

して、ロンドン時間にかけて週安値となる108.26へ下落する展開にな

りました。その後、揉み合いを経た後に切り返して、堅調傾向で推移

して、31日のロンドン時間にかけて週高値となる110.67へ上昇する

展開になりました。その後、反落して、ロンドンフィックスにかけて

一時110円台を割り込み110円を挟む揉み合いとなって、91日の

米雇用統計の発表を迎えました。米雇用統計は市場予想より弱い結果

となって109.56へ下落しましたが、その後に発表された米ISM製造業

景況指数が強い結果となったことも背景に一時110.47へ反発して揉み

合いとなって110.24レベルで週の取引を終えました。



<先週のユーロドルの概況>

先週のユーロドルは、週初828日に1.1945レベルで始まり、揉み

合いながらも堅調傾向で推移して、翌29日のロンドン時間にかけて週

高値となる1.2070へ上昇する展開になりました。その後、反落して、

揉み合いながらも軟調傾向で推移して、31日のNY時間序盤にかけて

週安値となる1.1823へ下落する展開になりました。その後、切り返し

1.19台前半へ反発した後に反落して1.19を挟む揉み合いになり、

91日の米雇用統計の発表を迎えました。米雇用統計は市場予想より

弱い結果となってドル売りに一時1.1979へ上昇しましたが、「ECB

12月までQE縮小を準備できない可能性がある。」との報道に反落して

その後に発表された米ISM製造業景況指数が強い結果となったことも

背景に1.1849へ下押した後に揉み合いとなって1.1860レベルで週の

取引を終えました。







●今週(94日から98)のドル・円・ユーロの注目点



<今週のドル円>

今週のドル円相場は、上昇した場合、まずは91日の高値110.47

巡る攻防が注目されます。ここを上抜けた場合は先週高値の110.67

さらに上昇した場合は816日の高値110.95から111.00の「00

ポイント、ここを上抜けた場合は727日のロンドンフィックス過ぎ

の戻り高値111.71、さらに上昇した場合は112.00の「00」ポイントを

巡る攻防が注目されます。

一方、下落した倍は、まずは1日の米雇用統計後の安値110.56を巡る

攻防が注目されます。ここを下抜けた場合は828日のNY時間序盤

の戻り高値109.41、さらに下落した場合は109.00の「00」ポイント、

ここを下抜けた場合は先週安値の108.26を巡る攻防が注目されます。



今週のドル円相場は経済指標では、5日の中国財新サービス業PMI

米製造業新規受注、6日の米貿易収支と米ISM非製造業景況指数と米

地区連銀経済報告、7日の米新規失業保険申請件数、8日の日第2四半

GDP二次速報と日国際貿易収支と中国貿易収支、などが注目されま

す。



先週のドル円は、29日の早朝に北朝鮮が北海道の襟裳岬を横断する弾

道ミサイルを発射したことでJアラートが発動して、リスク回避の動き

となり108.26へ下落しましたが、417日の安値108.13を割り込む

ことなく、その後は切り返して堅調傾向で推移して、31日のロンドン

時間にかけて、711日の高値と829日の安値の38.2%戻しとな

110.64をわずかに上回る110.67へ上昇して、その後に一時110

台を割り込み揉み合いとなって、米雇用統計の発表後に上下動となり

110円台前半で取引を終える展開になりました。


週の始値と終値では100Pips程の上昇となりましたが、711日の高

値と829日の安値の38.2%戻しで一旦上値を抑えられた格好になり

711日の高値からの4時間足レベルの下落波動ではまだ高値を切り

下げている状況のようです。


米雇用統計の8月分のNFPは季節調整の歪みがあるのか、今年も7

連続で市場予想を下回る結果になりましたが、米雇用統計を経過した

今週は、週初4日は米国がレイバーデーで休日となるも、5日から再開

される米議会での9月末に期限を迎える米債務問題の動向が注目され

ます。


経済指標では6日の米貿易収支と米ISM非製造業景況指数と米地区連

銀経済報告などが注目されますが、朝鮮中央通信が3日、「北朝鮮の金

正恩朝鮮労働党委員長が、核兵器研究所が新たに製造した大陸間弾道

ミサイル(ICBM)に搭載する水爆を視察した。」と報じているとともに、

同じく3日に韓国の通信社が「北朝鮮の北東部で核実験の可能性があ

る人工的な揺れが観測された。」と報じていますので、週明けに北朝鮮

リスクが再び高まる可能性があり、引き続き北朝鮮問題が注目されま

す。





<今週のユーロドル>

今週のユーロドル相場は、上昇した場合、まずは1.1900の「00」ポイ

ントを巡る攻防が注目されます。ここを上抜けた場合は91日のオ

セアニア時間の戻り高値1.1923から同日ロンドン時間の戻り高値の

1.1929、さらに上昇した場合は米雇用統計後の高値1.1979、ここを上

抜けた場合は1.2000の「000」ポイント、ここを上抜けた場合は先週

高値の1.2070を巡る攻防が注目されます。

一方、下落した場合は、まずは先週安値の1.1823を巡る攻防が注目さ

れます。ここを下抜けた場合は1.1800の「00」ポイント、さらに下落

した場合は825日のロンドン時間の押し安値1.1773、ここを下抜け

た場合は823日の安値1.1740、さらに下落した場合は1.1700

00」ポイント、ここを下抜けた場合は817日の安値1.1662を巡

る攻防が注目されます。



今週のユーロドル相場は経済指標および要人発言では、4日の欧生産者

物価指数、5日の欧小売売上高、6日の独製造業新規受注、7日の独鉱

工業生産と欧第2四半期GDP確定値と欧ECB政策金利発表とドラギ

ECB総裁の定例記者会見、などが注目されますが、対ドル通貨ペアと

して、5日の中国財新サービス業PMIと米製造業新規受注、6日の米貿

易収支と米ISM非製造業景況指数と米地区連銀経済報告、7日の米新

規失業保険申請件数、8日の中国貿易収支、などが注目されます。



先週のユーロドルは、829日のロンドン時間にかけて1.2070へ上昇

しましたが、その後は失速して日足で長めの上ヒゲを示現して、31

NY時間序盤にかけて1.1823へ下落した後に反発して揉み合いとな

り、91日の弱い結果となった米雇用統計を受けたドル売りに一時

1.1979へ上昇するも、「ECB12月までQE縮小を準備できない可能

性がある。」との報道に反落して、その後に発表された米ISM製造業景

況指数が強い結果となったことも背景に1.1860レベルで取引を終えました。


日足レベルでは今のところ上昇傾向のMA21にも下支えされ、安値は

切り上げていて、再度1.20台をトライする可能性がありそうですが、

29日の長めの上ヒゲの示現は気になる所でもあるようです。


今週のユーロに係わる注目の焦点は、なんといっても7日のECB政策

金利発表とドラギECB総裁の定例記者会見になります。91日に

関係筋とする「ECB12月までQE縮小を準備できない可能性。」と

の報道でQE縮小への具体的な言及の期待は後退しているようですが、

ドラギECB総裁の定例記者会見で、来年開始とされる出口戦略の発表

への示唆、ユーロ高牽制の有無、ユーロ圏の景気及びインフレ見通し

などの次第で動意づく可能性がありそうです。







■トレードと凡事のお話 その256



前回からの続きのお話です。



投資苑で有名なアレキサンダー・エルダー博士が

トレードでは当たり前なことこそが大切として、

「投資苑3」の中でこう語っています。



「相場には秘密があります。

 秘密がないということが秘密なのです。」



相場やトレードで秘密ではない「当たり前なこと」とは

いったいぜんたい何なのでしょうか...。



今回は「トレードと凡事」その第二百五十六話です。



それでは、はじまり、はじまり~。^^





『おい、ジイさん。今年で7年連続、米雇用統計の8月分のNFPは、

 市場予想を下回る結果になったよな...。』



「ふむ。そうであったのう...。溜口剛太郎殿。

 もしやすると、NFPには季節調整の歪みがあるのかもしれぬが...

 『8月分のNFPが市場予想を下回る』という事は

 1つのアノマリーとなるのやもしれぬのう...。」



「そして、話は相前後するけれど...、29日の早朝に北朝鮮が

 北海道の襟裳岬上空を横断する弾道ミサイルを発射したことで

 『Jアラート』が初めて発動してドル円はリスク回避の円買いで

 108.26へと下落したが...、その後、31日のロンドン時間にかけて、

 711日の高値と829日の安値の38.2%戻しとなる110.64

 わずかに上回る110.67へ上昇する展開になったよな...。』



「ふむ。ジイは29日の早朝はいつものようにTVモー・サテの

 ニュース番組を見ておったが、スマホの警告音が鳴り、

 TVJアラートの警告画面に切り替わり驚いておった...

 北朝鮮の弾道ミサイル発射でリスク回避の動きとはなるも、

 米国が静観の姿勢を示したことで、417日の安値108.13

 割り込むことなく切り返して、31日には110円台後半へと

 上昇する相場展開になったのう...。」



『北朝鮮の弾道ミサイル発射によるリスク回避の動きは、

 これまで案外と短命でそれほど長く続かないことが多かったが...。』



「ふむ...。北朝鮮のミサイルは今年13回も発射されていることで

 『慣れっこ』になっているという事もあろうが...、

 3日には朝鮮中央通信が『北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長が、

 核兵器研究所が新たに製造した大陸間弾道ミサイル(ICBM)

 搭載する水爆を視察した。」と報じているとともに、

 同じく3日に韓国の通信社が『北朝鮮の北東部で人工的な揺れが

 観測された。」と報じておるゆえ、週明けは再びリスク買いの動き

 となる可能性があり、注意が必要となるようじゃのう...。」



『もしかすると北朝鮮は6回目の核実験を行ったのかもしれないな。

 99日の北朝鮮の建国記念日にさらなる何かをやらかして

 米国の「堪忍袋の緒が切れる」事態にならなければよいが...。』



「ふむ...。北朝鮮の挑発に対して、これまではリスク回避の動きは

 中国やロシアが米国に自制を促していることもあって、

 確かに案外と短命でそれほど長く続かないことが多かったが...、

 『どうせ米国は何もできやしない。』とタカをくくるのは思い込みで

 3日の報道によれば、『北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長は

 水爆の構成要素が100%国産化されたとして、今後、強力な核兵器を

 思い通りに製造できるようになったと述べた。』とのことで...、

 レッドラインを超えたならば『米国の堪忍袋の緒が切れる』事態も

 可能性として排除はできないのではなかろうかのう...。」



『米国による北朝鮮の軍事施設への攻撃やそれに対する北朝鮮の報復

 という有事も今後の展開次第では排除されないという事か...。』



「ふむ...。安易な予断はできず、また予想すべきことではないが...、

 そして、切に願うべきは『平和』ではあるが...、

 週明け4日のリスク回避の市場動向が注目されるとともに、

 今後の北朝鮮の動向と、米国の対応が注目されるのう...。」



『なんか、きな臭い感じがして気持ちが悪いぜ...。

 いつもなら、このあたりでテーマ別の話だけど、

 また、次回以降にしようじゃないか...。ジイさん。』



「ふむ...。前段のお話も長くなり過ぎておるゆえ、

 テーマ別のお話はまたの機会とさせてもらうとしよう...。」







なーんちゃって。

またまたお話が長くなりました。 m(_ _)m




ではまた来週。

トレードと凡事のお話 その255

  • 投稿日:

先週末のNYクローズ後に北朝鮮が旗対嶺付近から日本海に向けて

短距離ミサイルを発射しました。週初の市場反応が注目されます。




■先週(821日から825)の主な出来事や要人発言




先週は、ドルインデックスが93.40で始まり、軟調傾向で推移して、

92.47で週の終値になりました。

10年債利回りは週レベルで2.169%に低下しました。

NY原油先物(WTI)10月限は週の終値で47.87ドルに下落しました。

NYダウは週間139.16ドル上昇、21813.67ドルで週の取引を終える。



<821()>

日経平均は39.12円高で寄り付き77.28円安の19393.13で大引け。

10年債利回りは2.20%あたりで推移。

中国商務省

「米国が国内法に基づいて貿易の調査を行うことは無責任。

 中国への批判は事実に基づいていない。

 中国は利益を守るためにあらゆる適切な措置講じる。」

朝鮮労働党機関紙・労働新聞

「米国の敵視政策と核の威嚇が続く限り、

 核武力強化の道から一寸たりとも退かない。」

ロンドン時間に米10年債利回りは2.18%台で推移。

独連銀月報

2017年のドイツ経済成長は6月時点での予想を上回る可能性。

 夏の四半期は強い経済モメンタムを示している。

 輸出の伸びとともに鉱工業生産が堅調。

 ユーロ高が物価圧力を抑制している。

 今後数ヶ月でドイツのコアインフレは上昇する見込み。」

NY時間に原油先物が47ドル台へ下落。

ムニューシン米財務長官

「大統領のためにこの職務にあることを誇りに思う。

 債務上限引き上げで議会と協議する。

 9月中の債務上限引き上げを要請。

 中国の国債保有高を懸念すべきではない。

 ヘルスケア法案の行方は見通せない。

 関心は税制改革に移るだろう。減税は暫定より恒久がより良い。

 暫定的でもないよりは良い。」

米ナショナル・パブリック・ラジオ

「トランプ大統領は約4000人のアフガン派兵を命じる。」

NYダウは29.24ドル高の21703.75で取引を終える。



<822()>

日経平均は20.02円安で寄り付き9.29円安の19383.84で大引け。

日経平均は14ヶ月ぶりに5日続落。

朝鮮中央通信

「米韓軍事演習が昨日始まったことに関して、

 北朝鮮が演習の間、何もせずに気楽に待っていると

 両国が考えているならば、彩までである。

 演習の継続は朝鮮半島での模擬戦争の環境を作り出しており、

 米国は北朝鮮による無慈悲な報復を避けられない。

 北朝鮮がいつでも報復を行う準備をしながら、

 米国の行動を注視していることを忘れるべきでない。」

10年債利回りは2.19%あたりで推移。

米太平洋軍ハリス司令官

「米韓合同軍事演習に対する北朝鮮側からの警告について、

 北朝鮮のミサイルを破壊する能力に自信を持っている。」

ロンドン時間に米10年債利回りが2.21%台へ上昇。

コンスタンシオECB副総裁の講演テキスト

「不平等とマクロ経済政策についての内容で、

 具体的な金融政策・経済見通しには言及せず。」

ティラーソン米国務長官

「北朝鮮は幾らか自制している。北朝鮮と対話できることを望む。」

報道

「ボーイングが米空軍からICBMの更新受注。」

報道

「米財務省は北朝鮮の核兵器及び弾道ミサイル開発を支援したとして

 中国とロシアの個人および企業を対象に制裁を科した。

 6人の個人と10の企業・団体が制裁対象リストに加えれた。」

報道

「ホワイトハウスと共和党が税負担軽減の財源について合意。」

NY時間に米10年債利回りは2.21%台へ上昇。

NYダウは196.14ドル高の21899.89で取引を終える。



<823()>

日経平均は163.21円高で寄り付き50.80円高の19434.64で大引け。

10年債利回りは2.22%から2.21%あたりで推移。

ハリス米太平洋軍司令官

「金正恩委員長の挑発への外交的解決を望んでいるが、

 強力な軍事力に基づく強力な外交努力がカギだ。

 米国は同盟国を防護できる十分な準備態勢がとれている。」

ハイテン米戦略軍司令官

「北朝鮮の挑発抑制が可能な米戦略軍保有のすべての物資を

 朝鮮半島に注ぐ。ミサイル防御を含むあらゆる選択肢を考えてる。」

報道

NZ政府が経済成長見通しなどを下方修正。」

トランプ米大統領

「北米自由貿易協定NAFTAをどこかのタイミングで離脱へ。」

ドラギECB総裁

「調査によるとQEとフォワードガイダンスは成功している。

 金融政策は新たな課題に対して常に準備すべき。」

ユーロ買い反応。

バイトマン独連銀総裁

QE2018年に延長する重大な必要性みあたらない。

 インフレはECBの目標に向けた過程にある。

 債券購入を突然停止することは無いとの合意がある。

 QEの影響のネガティブ面が広がるような変化を懸念。」

EIA週間石油在庫統計では原油在庫が332.7万バレルの減少。

原油先物10月限は48ドル台。

トランプ大統領

「メキシコ国境の壁建設の予算獲得のためなら、

 米国を政府機関閉鎖の瀬戸際に追い込むことも辞さない。」

朝鮮中央通信

「英・豪に米国の火遊びに参加するなと警告する。」

ダラス連銀総裁

「テクノロジーの進展がインフレ抑制を支援。

 高債務は成長にとって阻害要因。

 年内に追加利上げをしたいとは言っていない。

 忍耐強く更なる情報を待ちたい。

 バランスシート縮小は近く始めるべき。」

エストニア中銀総裁

「これまでのユーロ高は大きな変化ではない。」

マコネル米上院院内総務

「デフォルト回避へトランプ大統領と協力。

 トランプ大統領と共有しているアジェンダを推進する決意。

 トランプ大統領とそのチームに定期的コンタクトを取っている。」

フィッチ

「米連邦債務上限が適時に引き上げられなければ、

 同国のAAA格付けを見直す可能性。」

10年債利回りは2.16%台へ低下。

NYダウは87.80ドル安の21812.09で取引を終える。



<824()>

日経平均は68.28円安で寄り付き80.87円安の19353.77で大引け。

10年債利回りは2.17%から2.18%あたりで推移。

CBI小売調査指数(8)は-10に低下。

NY時間に米10年債利回りは2.19%台へ上昇。

原油先物10月限は47ドル台。

共和党のマコネル上院院内総務

「トランプ大統領らの貿易関連での表現を懸念。」

ダラス連銀総裁

「政府機関の閉鎖は注意して見守るべき事態。

 近く再投資停止に入るべき。

 今年行動しないとは言ってないが、辛抱するべき。

 今年の成長率は2%超になると確信。」

米5年物TIPSの入札では最高落札利回り0.117%、応札倍率2.41倍。

サンダース米報道官

「秋の最大の焦点は税制改革。

 大統領はNAFTAの協議を逐一把握している。」

NYダウは28.69ドル安の21783.40で取引を終える。



<825()>

日経平均は47.35円高で寄り付き98.84円高の19452.61で大引け。

中国上海総合指数は1.83%高の3331.52で取引を終える。

10年債利回りは2.19%あたりで推移。

クリーブランド連銀総裁

「民間設備投資は今年、明るい光が差している。

 労働市場は引き続き強い。株価についてそれほど心配していない。

 金融政策の正常化は正しい方向。緩やかな緩和解除が支持される。」

ダラス連銀総裁(ブルームバーグTV)

「完全雇用の達成に前進している。現在は明らかに緩和的。

 市場や不動産の調整は健全なものに。

 インフレ圧力の勢いはゆるやか。

 バランスシート縮小開始をすみやかにすべき。

 FF金利については忍耐強くできる余裕がある。」

イエレンFRB議長

「金融規制の変更は穏やかであるべき。

 行き過ぎた楽観論のリスクは遅かれ早かれ返ってくる。

 危機後に導入された改革に対する批判は認識している。

 改革で安全性が高まったという指摘もある。

 一部の改革が流動性に影響を及ぼしている可能性はある。

 ボルカールール、保管的なレバレッジ比率の直し排除せず

 ボルカールールは一部シンプルにすることに利点がある可能性。

 FRBの二大責務については著しい成果。

 近年、大手の金融機関は改革を進めた。 (金融政策への言及なし)

NY時間に米10年債利回りは2.16%台へ低下。

ドラギECB総裁 

「世界経済の回復はしっかりしている。

 金融政策は過剰な反動を押さえるべき。

 欧州の景気回復は米国よりも初期段階。

 取引の開示性は危機に瀕している。

 保護主義への回帰はシリアスなリスク。

 緩い規制は金融政策緩和時に不均衡もたらす。

 インフレ目標にはまだ達していない、対応がまだ必要。

 量的緩和は非常によく作用している。

 インフレは自己で持続するようにはなっていない。

 ユーロ圏の景気回復は前進している。」

黒田日銀総裁

「非常に緩和的な金融政策続ける必要。

 FRBECBを注視も、日本は日本の立場。

 国債市場のタイト化で日銀買入の影響は強まる。

 企業や労組にはデフレマインドが以前として見られる。

 物価上昇率目標にはまだ距離。」

NYダウは30.27ドル高の21813.67で取引を終える。

北朝鮮が中国を批判

「ずうたいの大きい周辺諸国の行動が情勢を一層緊張させている。

 アメリカの機嫌をとって追従する勢力も

 アメリカの悲惨な運命を他人事と考えてはならない。」

報道

「北朝鮮は26日午前649分頃、東部の江原道の旗対嶺付近から

 日本海に向けて短距離ミサイル数発を発射した。」





<先週のドル円の概況>

先週のドル円は、週初21日に109.38レベルで始まり、揉み合いなが

らも軟調傾向で推移してロンドンフィックスに週安値となる108.63

下落しましたが、その後、切り返して、23日の東京時間序盤にかけて

109.82へ上昇する展開になりました。その後、反落して、24日のオセ

アニア時間にかけて108.85へ下落しましたが、その後、東京時間から

切り返して、揉み合いながらも堅調傾向で推移して25日のNY時間序

盤にかけて週高値となる109.84へ上昇する展開になりました。その後

ジャクソンホールでのイエレン議長の講演を背景に反落して109.11

下落した後に109.37レベルで週の取引を終えました。



<先週のユーロドルの概況>

先週のユーロドルは、週初21日に1.1758レベルで始まり、揉み合い

を経てロンドン時間に週安値となる1.1731へ下落しましたが、その後

NY時間後半にかけて1.1828へ上昇する展開になりました。その後、

22日のロンドン時間にかけて1.17台半ばへ反落して揉み合いになりま

したが、その後、23日のロンドン時間に1.1740へ下落した後に反発し

1.18を挟み揉み合う展開になりました。その後、25日のNY時間か

らドル売りを背景に上伸して、ジャクソンホールでのドラギECB総裁

の講演を背景とするユーロ買いも背景に堅調に推移して、週高値とな

1.1941へ上昇して1.1925レベルで週の取引を終えました。







●今週(828日から91)のドル・円・ユーロの注目点



<今週のドル円>

今週のドル円相場は、上昇した場合、まずは18日の高値109.59を巡

る攻防が注目されます。ここを上抜けた場合は23日の高値109.82

ら先週高値でもある25日の高値109.84、さらに上昇した場合110.00

の「000」ポイント、ここを上抜けた場合は17日ロンドン時間の戻り

高値110.36、さらに上昇した場合は16日の高値110.95から111.00

00」ポイントを巡る攻防が注目されます。

一方、下落した場合は、まずは24日の安値108.85を巡る攻防が注目

されます。ここを下抜けた場合は先週安値の108.63から18日の安値

108.60、さらに下落した場合は417日の安値108.13、ここを下抜け

た場合は108.00の「00」ポイント、さらに下落した場合は昨年11

15日の安値107.77を巡る攻防が注目されます。



今週のドル円相場は経済指標では、29日の日失業率と米ケースシラー

住宅価格指数と米消費者信頼感指数、30日の米ADP雇用統計と米第2

四半期GDP改定値と米第2四半期個人消費改定値と米第2四半期コア

PCEデフレータ改定値、31日の日鉱工業生産速報と中国製造業PMI

中国非製造業PMIと米個人消費支出と米個人所得と米コアPCEデフレ

ータと米新規失業保険申請件数とシカゴ購買部協会景気指数と米中古

住宅販売成約、91日の中国財新製造業PMIと米非農業部門雇用者

数と米失業率と米平均時給と米ISM製造業景況指数とミシガン大学消

費者信頼感指数確報、などが注目されます。



先週のドル円は、108円台後半から109円台後半を範囲とする上下動

の相場展開になり、週末のジャクソンホールでのイエレンFRB議長の

講演後に週初の価格とほぼ同レベルの109.37で取引を終えて、週足で

は上下にヒゲのある十字線となりました。

さて、ジャクソンホールのイベントを経過した今週ですが、先週末の

NYクローズ後に北朝鮮が米韓の軍事演習に対抗する意図もあったか、

旗対嶺付近から日本海に向けて短距離ミサイル3発を発射して武力示

威の挑発行動をしたことで、週初の動向がまずは注目されます。

この北朝鮮の短距離ミサイル発射に対して米国は「状況を監視する」

として慎重姿勢を示していることから大きな値動きにならない可能性

はありますが、過去に原爆実験が行われたことがある北朝鮮の建国記

念日を99日に迎えることで、この日が近づくにつれて北朝鮮リス

クが再び高まる可能性があり、引き続き北朝鮮問題が注目されます。

また、トランプ大統領が人種差別の元保安官を恩赦したことで、米世

論の動向が注目されますとともに、フィッチが「米連邦債務上限が適

時に引き上げられなければ、同国のAAA格付けを見直す可能性。」と

発表していることもあり、102日にデフォルトの危機を迎えること

になる「米連邦債務上限問題」の動向も注目されます。

そして今週は、米ADP雇用統計、米第2四半期GDP改定値、米コア

PCEデフレータ、米雇用統計、米ISM製造業景況指数など、米重要経

済指標が目白押しで、その結果と市場反応が注目されます。これらの

次第によってはボラタイルな相場展開となる可能性がありそうです。





<今週のユーロドル>

今週のユーロドル相場は、上昇した場合は、まずは201515日の

高値1.1976、ここを上抜けた場合1.2000の「000」ポイント、さらに

上昇した場合は1.2100の「00」ポイントから201512日の高値

1.2104を巡る攻防が注目されます。

一方、下落した場合は、まずは1.1900の「00」ポイントを巡る攻防が

注目されます。ここを下抜けた場合は25日のNY時間後半の押し安値

1.1864、さらに下落した場合は25日のロンドン時間の戻り高値1.1828

ここを下抜けた場合は1.1800の「00」ポイント、さらに下落した場合

25日のロンドン時間の押し安値1.1773、ここを下抜けた場合は23

の安値1.1740を巡る攻防が注目されます。



今週のユーロドル相場は経済指標では、29日の仏第2四半期GDP

定値、30日の独消費者物価指数速報、31日の独小売売上高指数と独失

業者数と独失業率と欧消費者物価指数速報と欧失業率、などが注目さ

れますが、対ドル通貨ペアとして、29日の米ケースシラー住宅価格指

数と米消費者信頼感指数、30日の米ADP雇用統計と米第2四半期

GDP改定値と米第2四半期個人消費改定値と米第2四半期コアPCE

デフレータ改定値、31日の中国製造業PMIと中国非製造業PMI

米個人消費支出と米個人所得と米コアPCEデフレータと米新規失業保

険申請件数とシカゴ購買部協会景気指数と米中古住宅販売成約、9

1日の中国財新製造業PMIと米非農業部門雇用者数と米失業率と米平

均時給と米ISM製造業景況指数とミシガン大学消費者信頼感指数確報

などが注目されます。



先週のユーロドルは、週初から週後半にかけて1.17台前半から1.18

前半を範囲とするレンジ相場となりましたが、週末のジャクソンホー

ルでのイエレンFRB議長の講演を契機とするドル売りと、ドラギECB

総裁の講演を契機とするユーロ買いを背景に、1.19台前半へと上昇す

る相場展開になりました。

さて今週は、いよいよ1.19台へと上昇したユーロドルが1.19台を維持

できるかかが注目されますが、経済指標では31日の欧消費者物価指数

速報と、対ドル通貨ペアとして、米雇用統計など米重要指標が注目の

焦点になりそうです。これらの次第によってはボラタイルな相場展開

となる可能性がありそうです。








■トレードと凡事のお話 その255



前回からの続きのお話です。



投資苑で有名なアレキサンダー・エルダー博士が

トレードでは当たり前なことこそが大切として、

「投資苑3」の中でこう語っています。



「相場には秘密があります。

 秘密がないということが秘密なのです。」



相場やトレードで秘密ではない「当たり前なこと」とは

いったいぜんたい何なのでしょうか...。



今回は「トレードと凡事」その第二百五十五話です。



それでは、はじまり、はじまり~。^^





『おい、ジイさん。先週、注目のジャクソンホールのイエレンFRB

 議長の講演では金融政策への言及はなかったものの、ドル売り反応

 となり、そして、ドラギECB総裁の講演では「ユーロ圏の景気回復

 は前進している。」として、ユーロ買い反応となったよな...。』



「ふむ。そうであったのう...。溜口剛太郎殿。

 そして、週末のNYクローズ後に北朝鮮が旗対嶺付近から日本海に

 向けて短距離ミサイルを発射して武力示威の挑発行動をした事で、

 週初の市場動向が注目されるのう...。」



『先週末の北朝鮮の短距離ミサイルの発射は、今週初に

 かなりリスク回避の動きとなるのかねぇ...。ジイさん。』



「まぁ、米国がこの北朝鮮の短距離ミサイル発射に対して

 『状況を監視する』として慎重姿勢を示していることから

 週初、それほど大きな値動きにならない可能性はあろうが...、

 過去に原爆実験が行われたことがある北朝鮮の建国記念日を

 来週の99日に迎えることで、この日が近づくにつれて

 北朝鮮リスクが再び高まる可能性はあろうのう...。」



『引き続き北朝鮮問題は注目しておいた方がよさそうだな...。

 ジャクソンホールのイベントを終えた今週だけど、

 どんな相場展開になるのかねぇ...。ジイさん。』



「ふむ...。安易な予断は出来ぬが...、今週は米ADP雇用統計、

 米第2四半期GDP改定値、米コアPCEデフレータ、米雇用統計、

 そして米ISM製造業景況指数と、米重要経済指標が目白押しゆえ、

 次第によってはボラタイルな展開となる可能性はありそうじゃ...。」



『さてところで...、ジイさん。今日は何のお話だい?』



「ふむ...。今日は『トレードと脳内会議のお話』でも

 させてもらおうと思っとったのじゃが...、

 溜口殿のお顔を拝見していると、また気が変わってのう。

 『時間の価値のお話』でもさせてもらうとしようかのう...。」



『あははっ。よく気の変わるジイさんだな...。まぁ、よろしい。

 「時間の価値」とやらのお話を聞いてやろうじゃないか...。』



「よく、『時は金なり』とか『Time is money』とか言われておるが...

 時間にはとても貴重かつ重要な価値があるのじゃのう...。

 人の寿命はそれぞれではあるが、戦国時代では人生五十年と言われ

 現在、長寿社会とはなるも、およそ人生八十年余、約30,000日の

 それぞれの日々は、愛おしくかけがえのないものなのじゃのう...。」



『まぁ、ジイさん。あんたのように年寄りなら尚更だろうよ...。』



「以前、ドラマのテーマにもなったと思うが...、

 100億円を所有する余命間もない老人と、現在、所持金もない若者と

 入れ替わることが出来たとすると、どちらを選択するであろうか。

 所持金や資産はなくとも、夢と希望にあふれる若者になりたい、

 戻りたい、と思うのはジイのような老人だけではあるまい...。」



『まぁ、そうかもしれないよな...。』



「このように時間とは、かけがえのない価値のあるもので、

 トレードでも時間は重要なものなのじゃのう...。溜口剛太郎殿。」



『......。』



「日々、トレードに明け暮れるのも1つの人生の選択やも知れぬが...

 家族や友人との団らんの時間もかけがえのない大切な時間であり、

 のんびりスイングでチャートに張り付きにならないトレードも

 1つの選択肢になるであろうし、また、値動きの全てを追いかけて

 寝る暇も惜しんでフルタイムのトレードすることなど目指さずに、

 値動きのほんの一部だけを切り取るように短期トレードをするのも

 これもまた1つの選択肢になるのではなかろうか...

 たとえもしも、取り逃しがあったとしても、その分、家族や友人と

 有意義に時を過ごせたなら、これはこれで良いのではあるまいか。」



『まぁな...。トレードする事が人生の全てではないのだからな...。

 オレ様も最近はそう思うようになったぜ...。ジイさん。』



「時間を味方につけてトレンドに乗る『のんびりスイング』とともに

 『スワップ狙いトレード』も、時間を味方につけるという意味では

 決してバカにできぬ有力な戦略になるものなのじゃのう...。」



『リーマン危機以前はスワップ狙いのトレードもよく行われていたが

 今でもスワップ狙いのトレードは有効なのかい? ジイさん。』



「ふむ...。取引している証券会社によってはないところもあるが...、

 『TRY/JPY』はスワップ狙いの有力な通貨ペアとなろう...。」



『それって、トルコリラ/円、だよな...。ジイさん。』



「政変や、何がしかの危機における巻き戻しの動きには注意が要るが

 また、取引している証券会社によってスワップ金利は異なるが...、

 ある証券会社の場合では、運用資金300万円、レバレッジ5倍で

 TRY/JPY(トルコリラ/)1年間運用するとスワップ運用益は

 なんと約160万円にもなる計算となるのじゃのう...

 つまり、為替変動リスクはあるも、スワップ金利だけで見れば、

 何もせずに保有し続けているだけで年利50%以上というワケじゃ。

 バカにできないばかりか、下手に日々のトレードをするよりも、

 あるいは下手に銀行の勧めで投資ファンドを利用するよりも、

 よほど良い場合もあるのではなかろうか...。溜口剛太郎殿。」



『まぁ、為替変動リスクを考慮しないという前提ではあろうけれども

 年利50%以上ものスワップ金利を得れるということは凄いよなな。

 もしも、運用資金1000万円でレバレッジ5倍での運用なら

 買って保有しているだけで年500万円以上の利益となるんだから。

 そして、年利50%もの複利運用なら、税を考慮しても10年ほどで

 1000万円は1億円になるということになるんじゃないかな...。』



「あははっ。まぁ、トルコの政変がない、政策金利が今のまま、

 そして、何がしかの危機がないという前提の皮算用とはなろうが、

 計算上ではそうなるのかもしれないのう...。溜口剛太郎殿。」



『こうしてみると、為替変動リスクを考慮しない皮算用ながら

 スワップ狙いのトレードも決してバカにできないようだな...。』







なーんちゃって。

またまたお話が長くなりました。 m(_ _)m




ではまた来週。

トレードと凡事のお話 その254

  • 投稿日:

トランプ米大統領の白人至上主義を巡る発言で助言組織が解散となり

軍幹部も異例の批判をするなど政権内にも波紋が広がっていますね。




■先週(814日から818)の主な出来事や要人発言



先週は、ドルインデックスが92.99で始まり、94.05へ上昇した後に

反落して93.36で週の終値になりました。

10年債利回りは週レベルで2.197%になりました。

NY原油先物(WTI)9月限は週の終値で48.51ドルになりました。

NYダウは週間183.81ドル下落、21674.51ドルで週の取引を終える。



<814()>

日第3四半期実質GDPは予想より強い年率+4.0%6期連続プラス。

日経平均は184.16円安で寄り付き192.64円安の19537.10で大引け。

10年債利回りは2.20%台から2.22%台で推移。

10年債利回りは0.38%台から0.42%台で推移。

報道

「豪州のジョイス副首相にニュージーランドとの二重国籍問題。

 連邦議員の二重国籍は違憲とされており、

 同副首相は議員辞職を迫られる恐れがある。」

中国商務省

「北朝鮮からの鉄鉱石、石炭、海産物などの輸入を15日から停止。」

菅官房長官

「市場に何かあれば対応できる態勢を常にとっている。」

マティス国防長官

「軍事オプションはあくまで外交努力が失敗したときの選択肢。

 北朝鮮が攻撃を行えば直ちに戦争へエスカレートする恐れがある。」

NY時間に原油先物が47ドル台へ下落。

NY連銀総裁

「バランスシートに関して9月行動との見方は不合理ではない。

 経済が予想通り展開すれば年内もう一度の利上げ支持。

 資産価格は経済情勢に沿った動き。

 次期FRB議長候補としてコーンNEC委員長は妥当な人材。

 FRBの緩和解除は"非常に非常に"緩やか。」

ドル買い反応。米10年債利回りは2.22%台。

報道

「トランプ大統領は、通商法301条に基づき、

 中国による知的財産権侵害の実態を調査するよう、

 通商代表部に指示する大統領令に署名。」

NYダウは135.39ドル高の21993.71で取引を終える。



<815()>

朝鮮中央通信

「北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長は14日、戦略軍司令部を視察し、

 米領グアム島沖へのミサイル発射計画について報告を受けた。

 金委員長は米国の行動をもう少し見守ると述べ、

 米国がわれわれの自制心を試し、朝鮮半島周辺で危険な行動を

 続ければ、重大な決断を下すと警告した。」

日経平均は152.28円高で寄り付き216.21円高の19753.31で大引け。

10年債利回りは2.25%台へ上昇。

RBA議事録

「直近の統計は、4-6月にGDPが加速したことを示唆している。

 住宅部門や家計のバランスシートには注意深い監視が必要となる。

 豪ドルの更なる上昇は経済成長や物価の上昇を鈍化させる。

 政策金利の現状水準での据え置きは、

 経済成長・インフレ目標に整合的なもの。

 今年の第2四半期からGDPは上向きとなる。

 2018年、2019年は約3%の経済成長を見込んでいる。」

安倍首相 (トランプ米大統領と北朝鮮問題に関する電話会談)

「北朝鮮にミサイル発射を強行させないことが重要との認識で一致。

 北朝鮮は緊張状態をかつてなく高めている。

 トランプ大統領とは北朝鮮情勢について意見交換行った。

 北朝鮮にミサイル発射を強行させないことが重要との認識で一致。」

米小売売上高(7)は予想より強い前月比+0.6%。

10年債利回りが一時2.28%台へ上昇。ドル買い反応。

報道

「トランプ大統領は、道路や橋などインフラ建設の

 承認プロセス簡素化を目的とした大統領令に署名する計画。

 大型プロジェクトに関して、一つの連邦機関による決定で

 承認できる制度を確立し、認可までの目標期間を2年に設定。」

ティラーソン米国務長官

「米国は北朝鮮との対話に引き続き関心があるが、

 対話に至るかどうかは金委員長次第だ。」

原油先物は47ドル台で推移。

NYダウは5.28ドル高の21998.99で取引を終える。



<816()>

日経平均は2.76円安で寄り付き24.03円安の19729.28で大引け。

10年債利回りは2.26%台から2.27%台で推移。

エストニア中銀総裁

「ユーロ域内全体の賃金圧力にはバラツキが大きい

 現在の経済活動は非常に低水準の金利を前提に

 回復していること理解すべき。」

関係筋 (CNBC報道)

「ドラギECB総裁はジャクソンホールで新たな施策示さず。」

ロンドン時間に米10年債利回りが2.28%台へ上昇。

アトランタ連銀GDPナウ第3四半期は年率換算で3.8%に上方修正。

EIA週間石油在庫統計では原油在庫が894.5万バレルの減少。

トランプ大統領

「製造業諮問委と戦略・政策フォーラムを解散する。」

ペンス副大統領

「北朝鮮に関しては全ての選択肢がテーブルの上にある。

 南米各国に北朝鮮との関係を断つよう要請。」

グテレス国連事務総長

「朝鮮半島の緊張は数十年ぶりの高水準。

 朝鮮半島の問題は政治的解決を。」

FOMC議事録

「大半が今後数年インフレが加速すると予想。

 大半がインフレ鈍化は特異な要因と予想。

 2%を下回るインフレは予想以上に長引くと予想。

 一部はインフレの下振れリスクを指摘。」

10年債利回りが2.22%台へ低下。ドル売り反応。

原油先物は46ドル台へ下落。

NYダウは25.88ドル高の22024.87で取引を終える。



<817()>

クリーブランド連銀総裁

「最近のインフレ鈍化を理由に利上げを遅らせるべきではない。

 インフレ率が2%目標に戻るまで待つべきではない。

 バランスシートは縮小を開始する必要。

 年内の利上げ見通しに関するリスクは均衡。

 経済は賃金上昇の軌道に引き続きある。

 トランプ政権の政治的不確実性は自身の見通しに影響与えてない。」

日経平均は21.53円安で寄り付き26.65円安の19702.63で大引け。

10年債利回りは2.23%あたりで推移。

ECB議事録要旨

「ユーロ相場の行き過ぎリスクに警戒感。

 資産購入は引き続き主要な手段。

 どちらのスタンスもとれるような政策余地が必要。

 緩和の度合いはすべての方策により決められる。

 ユーロ相場上昇の一部はユーロ圏ファンダメンタルス変化を反映。

 インフレ上昇の決定的な証拠は不足している。」

報道

「コーン国家経済会議(NEC)委員長に辞任の噂があるが

 コーン氏は政権に留まる意向。」

ダラス連銀総裁

「米労働市場にはスラックが残っている。

 近い将来のバランスシート縮小を歓迎。

 追加利上げ前にインフレ状況の進展を望む。

 追加利上げについて私は忍耐強い。

 10年債利回りは成長期待が弱いことを示唆。

 ドルは過去数年、非常に堅調に推移してきた。

 全ての条件が同じだとするとドル安は支援材料。」

河野外相

「東アジアの海上警備能力向上に5億ドルを拠出へ。」

ミネアポリス連銀総裁

「バランスシート縮小の開始に債務上限引き上げ問題の行方を考慮。

 3%成長を成し遂げるのは非常に困難。

 トランプ大統領が減税ではなく税制改革を追求することを切望。

 利上げに緊急性はない。」

報道

「スペインのバルセロナでテロ発生。14人死亡。100人以上が怪我」

トランプ大統領

「計画していたインフラ整備に関する諮問委員会の設置を断念する。」

10年債利回りは2.18%台へ低下。VIX指数が15.55へ上昇。

NYダウは274.14ドル安の21750.73で取引を終える。



<818()>

FRB

「イエレン議長が25日にワイオミング州のジャクソンホールで

 開催のFRBシンポジウムで『金融の安定のテーマ』で講演する。

 日本時間25日の午後11時の予定。」

日経平均は231.36円安で寄り付き232.22円安の19470.41で大引け。

10年債利回りは2.19%あたりで推移。

原油先物は47ドル台前半で推移。

ロンドン時間に米10年債利回りは2.18%台へ低下。

CMEフェドウォッチ

「年内の利上げ確率39.6%、据え置き58%、利下げ確率2.4%。」

報道

「ドラギECB総裁のジャクソンホールでの講演は

 現地時間25日午後1時から(日本時間26日午前4時)。」

NY時間に米10年債利回りは一時2.16%台へ低下。

ダラス連銀総裁

2017年の米GDPは2%をやや上回る水準見込む。

 米個人消費の力強さは米経済を支えている。

 米家計は消費余力がかなりある。

 GDPが更に拡大するためには労働人口の増加が必要。

 移民の開放は競争力を高める。」

ホワイトハウス

「トランプ大統領はバノン主席戦略官・上級顧問の解任を決定。」

アイカーン氏

「トランプ大統領の特別顧問を辞任する。」

NY原油先物9月限は48.51ドル。米10年債利回りは2.197%

NYダウは76.22ドル安の21674.51で取引を終える。





<先週のドル円の概況>

先週のドル円は、週初14日に109.17レベルで始まり堅調傾向で推移

して15日の米小売売上高の発表後に110.84へ上昇する展開になりま

した。その後、一時109円台半ばを割り込みましたが、再び反発して

16日のNY時間序盤に週高値となる110.95へ上昇する展開になりまし

た。その後、揉み合いを経た後に17日の東京時間前半にかけて109.66

へ反落して、その後、ロンドン時間前半に110.36へ反発しましたが、

その後、再び反落して軟調傾向で推移して、18日のNY時間前序盤に

かけて週安値となる108.60へ下落する展開になりました。その後、

ロンドンフィックス過ぎに109.60へ反発して、109.17レベルで週の取

引を終えました。



<先週のユーロドルの概況>

先週のユーロドルは、週初14日に1.1822レベルで始まりロンドン時

間時間序盤に週高値となる1.1838へ上昇した後に軟調傾向で推移して

15日のNY時間序盤にかけて1.1687へ下落する展開になりました。

その後、1.17台半ばへ反発して揉み合いとなった後に16日のNY時間

序盤にかけて1.1681へ下落しましたが、その後、17日の東京時間前半

にかけて1.1790へ反発する展開になりました。その後、再び反落して

ロンドン時間に週安値となる1.1662へ下落する展開になりました。

その後、切り返して、1.17台で揉み合いながらも堅調傾向で推移して

1.1759レベルで週の取引を終えました。







●今週(821日から25)のドル・円・ユーロの注目点



<今週のドル円>

今週のドル円相場は、上昇した場合、まずは18NY時間後半の戻り

高値109.60を巡る攻防が注目されます。ここを上抜けた場合は110.00

の「000」ポイント、さらに上昇した場合は17日ロンドン時間の戻り

高値110.36、さらに上昇した場合は先週高値の110.95から111.00

00」ポイントを巡る攻防が注目されます。

一方、下落した場合は、まずは109.00の「00」ポイントを巡る攻防が

注目されます。ここを下抜けた場合は11日の安値108.75から先週安

値の108.60、さらに下落した場合は417日の安値108.13、ここを

下抜けた場合は108.00の「00」ポイント、さらに下落した場合は昨年

1115日の安値107.77、ここを下抜けた場合は107.00の「00」ポイ

ントを巡る攻防が注目されます。



今週のドル円相場は経済指標および要人発言では、22日の米リッチモ

ンド連銀製造業指数、23日の米新築住宅販売件数、24日の米新規失業

保険申請件数と米中古住宅販売件数、25日の日全国消費者物価指数と

米耐久財受注とイエレンFRB議長のジャクソンホールでの公演、など

が注目されます。



先週のドル円は、米領グアム島沖への北朝鮮の4発のミサイル発射計

画が14日の「米国の行動をもう少し見守る。」との金委員長の発言で

見送りになったことを背景にリスク回避が後退して、111円に迫るあた

りまで戻しましたが、週後半はトランプ米大統領の白人至上主義を巡

る発言で製造業諮問委と戦略・政策フォーラムなど助言組織が解散と

なり、そしてインフラ整備に関する諮問委員会の設置も見送られるこ

とになり、また軍幹部も白人至上主義に異例の批判をするなど米政権

が動揺したことを受けて108円台へと下落して、その後、週末に政権

瓦解回避のために窮余のバノン主席戦略官・上級顧問の解任で、一旦

109円台に戻す、下へ「行って来い」の相場展開になりました。



15日の北朝鮮の祖国解放記念日での米領グアム島沖への4発のミサイ

ル発射計画は、一旦、回避されましたが、過去に原爆実験が行われた

ことがある北朝鮮の建国記念日を99日に迎えることで、引き続き

北朝鮮問題が注目されます。そして、亀裂深まるトランプ政権の動向

も注目されますとともに、政権の求心力回復のための北朝鮮有事も排

除されないようで将来的なテールリスクにも留意しておきたいもので

す。また、CMEフェドウォッチで「年内の利上げ確率39.6%、据え置

58%、利下げ確率2.4%。」となってきていることも注目されます。

さて今週は、25日の夜11時からのイエレンFRB議長のジャクソンホ

ールの「金融の安定のテーマ」での講演が注目の焦点になりますが、

金融政策への示唆があった場合は動意づく可能性がありそうです。





<今週のユーロドル>

今週のユーロドル相場は、上昇した場合、まずは17日の高値1.1790

を巡る攻防が注目されます。ここを上抜けた場合は1.1800の「00」ポ

イント、さらに上昇した場合は先週高値の1.1838から11日の高値の

1.1845、ここを上抜けた場合は1.1900の「00」ポイントから2日の高

1.1909、さらに上昇した場合は20151月第2雌雄の高値1.1976

を巡る攻防が注目されます。

一方、下落した場合は、まずは1.1700の「00」ポイントを巡る攻防が

注目されます。ここを下抜けた場合は先週安値の1.1662、さらに下落

した場合は726日の安値1.1612、ここを下抜けた場合は1.1600

00」ポイント、さらに下落した場合は718日のロンドン時間の

戻り高値1.1583、ここを下抜けた場合は720日のNY時間序盤の押

し安値1.1541巡る攻防が注目されます。



今週のユーロドル相場は経済指標および要人発言では、22日の独・欧

ZEW景況感調査、23日の仏・独・欧の製造業PMI速報およびサービ

ス業PMI速報とドラギECB総裁の発言と欧消費者信頼感速報、25

の独第2四半期GDP確報と独IFO景況感指数とドラギECB総裁のジ

ャクソンポールでの公演、などが注目されますが、対ドル通貨ペアと

して、22日の米リッチモンド連銀製造業指数、23日の米新築住宅販売

件数、24日の米新規失業保険申請件数と米中古住宅販売件数、25日の

米耐久財受注とイエレンFRB議長のジャクソンポールでの公演、など

が注目されます。



先週のユーロドルは、16日の関係筋とする「ドラギECB総裁はジャク

ソンホールで新たな施策示さず。」とのCNBC報道も背景にやや軟調傾

向で推移して、17日のECB議事録要旨で「ユーロ相場の行き過ぎリス

クに警戒感。資産購入は引き続き主要な手段。(中略) 緩和の度合いは

すべての方策により決められる。ユーロ相場上昇の一部はユーロ圏の

ファンダメンタルス変化を反映。インフレ上昇の決定的な証拠は不足

している。」との発表を受けて一時1.1662へ下落しましたが、その後

1.17台半ばへ戻す相場展開になりました。



さて今週は、日本時間26日の早朝4時からのドラギECB総裁のジャ

クソンポールでの公演が一応注目の焦点になりますが、関係筋からは

「新たな施策示さず。」とも伝えられていて、緩和縮小への期待はやや

後退傾向にあるようです。また、23日の午後4時からもドラギECB

裁の発言が予定されていて注目されますが、対ドル通貨ペアとして、

25日の夜11時からのイエレンFRB議長のジャクソンホールでの講演

が注目されます。米金融政策への示唆があった場合は動意づく可能性

がありそうです。







■トレードと凡事のお話 その254



前回からの続きのお話です。



投資苑で有名なアレキサンダー・エルダー博士が

トレードでは当たり前なことこそが大切として、

「投資苑3」の中でこう語っています。



「相場には秘密があります。

 秘密がないということが秘密なのです。」



相場やトレードで秘密ではない「当たり前なこと」とは

いったいぜんたい何なのでしょうか...。



今回は「トレードと凡事」その第二百五十四話です。



それでは、はじまり、はじまり~。^^





『おい、ジイさん。お盆休みも「あっ」という間だったけど...、

 この時期も市場ではいろいろな出来事があったよな...。』



「ふむ。そうであったのう...。溜口剛太郎殿。

 8月上旬は北朝鮮リスクが高まってリスク回避の動きとなり、

 8月中旬には米領グアム島沖への北朝鮮の4発のミサイル発射計画で

 米国の制裁軍事行動への懸念に緊張がさらに高まったが...、

 14日の「米国の行動をもう少し見守る。」との金委員長の発言で

 グアム島沖へのミサイル発射計画が見送りになったことを背景に

 リスク回避の動きが一旦後退するも、今度は、トランプ米大統領の

 白人至上主義を巡る発言で製造業諮問委と戦略政策フォーラムなど

 米政府の助言組織が解散となり、トランプ政権の亀裂が深まり

 動揺する事態になったのう...。」



『北朝鮮リスクはこのまま収まるのかねぇ...。ジイさん。』



「主要各国の経済制裁はそれなりにこたえているとは思われるが...、

 金委員長の祖父の代から行ってきたミサイル発射実験など

 これで北朝鮮の挑発行動が完全に収まるとは思えぬがのう...。

 過去に原爆実験が行われたことがある北朝鮮の建国記念日を

 来月の99日に迎えることで、その日が近づくにつれて

 再び緊張が高まる可能性もあるのではなかろうか...。」



『そういえば...、8月上旬に北朝鮮のICBMミサイルに関して、

 ロシア流出のエンジンを北朝鮮が闇市場で調達した可能性を

 ウクライナが示唆したことが話題となっていたが...、

 北朝鮮が闇市場に通じているということは、北朝鮮が核弾頭を

 搭載したミサイルを完成させた場合、外貨獲得のために

 それを闇市場でISなど過激派組織にに売る、なんていう

 恐怖のシナリオの可能性もあるかもしれないよな...。』



「北朝鮮のICBMの開発や核弾頭の開発は自国宣揚と防御と、

 米国と対等に対話をするのが主目的であろうから...、

 さすがに、そのような事態にまでは至らないと思われるが...、

 経済制裁にあがなうためにその可能性はゼロではない、

 のかもしぬのう...。そうならないことを願うばかりじゃ...。』



『北朝鮮の建国記念日の99日に北朝鮮がICBMの発射など、

 挑発行動を実行した場合、有事となる可能性もあるのかねぇ...。』



「もしも、北朝鮮が警告を無視して挑発行動をした場合は...、

 トランプ米大統領の白人至上主義を巡る発言で政権の亀裂が

 深まっていることもあり、それを契機に求心力回復のためにも

 北朝鮮への制裁行動の可能性も排除されないのやもしれぬが...、

 そうならないことを切に願いたいものじゃ...。」



『トランプ大統領は先週末に窮余の策として主席戦略官・上級顧問の

 バノン氏を政権瓦解回避のために解任するなど、

 政権はかなり深刻な状況に陥っているようだからなぁ...。』



「ところで...、溜口殿はお盆はどのようにしておられたのかね?」



『お盆は墓参りなどに行ったが...、8月上旬はトレードしててさぁ、

 北朝鮮リスクに乗ってドル円を売っていたんだけど...、

 北朝鮮がグアム島沖への4発のミサイル発射計画を発表した時は

 「しめた」と思って、利が乗るのにワクワクしていたが...、

 自分の利益のために戦争さえも歓迎している自分自身に呆れて、

 「俺ってサイコパスじゃないか」と自責の念にかられたぜ...。』



「あははっ。トレーダーならありがちな事ではあるが...、まぁ、

 良心の呵責に心を痛めたのであれば、サイコパスではなかろう...。」



『結局、北朝鮮リスクは後退して売りポジションは踏み上げられて、

 利を減じてトレードを終えたが、自分自身に「ざまーみろ」って

 感じだったぜ...。ところでジイさんの盆休みはどうだったんだい。』



「カナダから息子が一時帰国したことで家族で温泉に行ったが...、

 習慣で早朝5時前には自然と目が覚めて、家族が寝ている中、

 ボリュームを小さくしてTV番組のモーニング・サテライトを

 見入っている自分自身に気付いて呆れておった...。」



『あははっ。オレ様も他人(ひと)のことは言えないけど、

 ジイさんもかなり筋金入りの「相場バカ」だな...。

 休むも相場で、家族との団らんも大切な事じゃないかよ。』



「あははっ。言いおったのう。溜口剛太郎殿。」



『今日はお盆期間の話に花が咲いてしまったが...、

 また来週からテーマ別の相場談義をしようじゃないか。』







なーんちゃって。

またまたお話が長くなりました。 m(_ _)m




ではまた来週。

トレードと凡事のお話 その253

  • 投稿日:

トランプ米大統領がニュージャージー州に自身が所有するゴルフ場で

20日まで17日間もの夏休みに入ったことが話題となっていますね。





■先週(731日から84)の主な出来事や要人発言





先週は、ドルインデックスが93.22で始まり、92.41へ下落した後に

週末の米雇用統計後に反発して93.37で週の終値になりました。

10年債利回りは週レベルで2.262%に低下しました。

NY原油先物(WTI)9月限は週レベルで49.58ドルへ下落しました。

NYダウは週間262.5ドル上昇、22092.81ドルで週の取引を終える。





<731()>


日経平均は26.39円安で寄り付き34.66円安の19925.18で大引け。

韓国・国防省

「北朝鮮が更なるミサイル・核実験を実施する可能性がある。」

日銀

8月の国債買い入れ予定は今月から変更なし。

 8月末の国庫短期証券買い入れ残高は25兆~27兆円程度に。」

報道(政治メディアのポリティコ)

「トランプ政権は中国に対する経済的対応を協議。

 早ければ今週中にも最終決定が出るが、

 選択肢には貿易制限や経済制裁が含まれる。」

フィッシャーFRB副議長

「自然利子率の低下は潜在成長率が下落していることを

 大きく示唆している可能性がある。

 近年の低インフレ、低金利は現在の自然利子率が

 非常に低い水準にあることを示している可能性があり、

 高齢化社会や貯蓄率の上昇、脆弱な投資が密接に絡み合って

 米国や他国の自然利子率を押し下げている要因となっている。」

ロンドンフィックスにかけて欧州通貨が上昇。

トランプ大統領の側近

「米減税法案の下院通過は10月、上院は11月の見通し。

 債務上限の引き上げは9月か10月に完了する。」

ニューヨーク・タイムズ紙

「トランプ大統領、スカラムッチ氏を広報部長の職から解任。」

原油先物が50ドル台へ上昇。米10年債利回りは2.29%台で推移。

NYダウは60ドル高で取引を終える。史上最高値を更新。

NASDAQ0.42%安で取引を終える。





<81()>


日経平均は18.10円安で寄り付き60.61円高の19985.79で大引け。

RBA声明

「政策金利を据え置き+1.50%。

 政策金利の据え置きは持続可能な経済成長と合致する。

 豪ドル高は生産や雇用の見通しに重石。直近の物価は鈍化してる。

 金利の据え置きは長期の物価目標に合致

 豪ドル高により経済成長や物価上昇は見通しより鈍化する可能性。

 豪経済の概ねの見通しに変化はない。」

報道

「仮想通貨のビットコインがビットコイン・キャッシャに分裂。」

米自動車販売(7)

GM 15.0%(予想 -8.0%)、フォード -7.4%(予想 -5.5%)、

 クライスラー -10.5%(予想 -6.1%)

 トヨタ +3.6%(予想 -3.8%)、日産 -3.2%(予想 -3.3%)、

 ホンダ -1.2%(予想 -3.6%)、」

原油先物は一時48ドル台へ反落。

NY時間に米10年債利回りが2.32%台へ上昇の後に2.25%台へ低下。

10年債利回りは0.50%台を割り込む。

ティラーソン米国務長官

「北朝鮮とはどこかの時点で対話をしたい。

 中国を非難してはいない。しかし、

 経済的影響力を使用することを望んでいる。

 米国は北朝鮮の政権交代を求めてはいない。」

NYダウは72ドル高で取引を終える。史上最高値を更新。





<82()>


日経平均は71.28円高で寄り付き94.25円高の20080.04で大引け。

10年債利回りは2.26%台で推移。

布野日銀委員

「為替市場は110円程度を維持すると予想する。

 円安による物価の押上げを想定していない。

 原油による物価の押上げは期待していない。

 金融政策、毎回の決定会合で変更がありうる。

 必要であれば都度修正する。

 物価の2%安定維持まで緩和的な環境は維持。」

ムーディーズ

「英銀行システムの見通しをネガティブからステーブルに引き上げ。」

報道

「米上院本会議で、クリストファー・レイ氏の

 FBI長官就任を賛成92、反対5で承認。」

米空軍

「西部カリフォルニア州のバンデンバーグ空軍基地で、

 大陸間弾道ミサイルICBMの発射実験を行った。」

ADP雇用統計は17.8万人も前回値が19.1万人に上方修正。

NY時間序盤に米10年債利回り2.28%台へ上昇後に一時2.24%台へ。

米財務省

「債務上限引き上げで迅速な行動を議会に促す。

 来週の中長期債入札、合計620億ドル。」

EIA週間石油在庫統計では原油在庫が152.7万バレルの減少。

原油先物が一時48ドル台へ反落。

セントルイス連銀総裁

「近い時期の追加行動は支持しない。軟調なインフレ統計を懸念。

 指標は回復する可能性はあるが、今はそれを確認する必要。」

報道

「米大統領がロシア、イラン、北朝鮮に対する制裁強化法案に署名。」

クリーブランド連銀総裁

「雇用者の増加は現行のペースから若干減速の可能性。

 インフレ抑制を考慮し、自然失業率の推計値引き下げ。

 直近のインフレ鈍化は一部特殊要因。

 労働市場やGDPの成長、そして期待がインフレを押し上げる。

 インフレ鈍化に市場は過剰反応すべきではない。」

トランプ大統領

「ロシア、イラン、北朝鮮に対する制裁法案には重大な欠陥がある。

 大統領権限の侵害や、同盟国との協力に悪影響が及ぶ恐れ。

 米企業に意図せぬ悪影響が出る可能性。」

サンフランシスコ連銀総裁

「この秋のバランスシート縮小開始を支持。

 バランスシートを妥当な規模に戻すのには約4年かかる。

 FRBにとって重要なのは目的と目標を明確にすること。

 バランスシート縮小開始は市場では既に織り込み済み。

 長期金利この先数年上昇を予想。短期金利は2.5%付近が新常態。」

報道

「米国株式公開企業のWhiteFoxベンチャーズは、

 Fintech研究所がサポートする暗号通貨と基軸通貨を取り扱う、

 アメリカ大陸で公開予定のフルライセンスの次世代銀行smartBANK

 のサービスの一部を発表。」

NYダウは52ドル高の22016ドルで取引を終える。史上最高値更新。





<83()>


10年債利回りは2.27%から2.26%台で推移。

サンフランシスコ連銀総裁

「年内にもう1回、18年に3回の利上げ適切。

 9月がバランスシート縮小開始の適切な時期。

 ドル安はインフレ予想のうえで大きな要因ではない。」

ボストン連銀総裁

「より高い賃金が近く実現する局面に接近している。

 市場は9月のバランスシート縮小開始を適切に予想。」

日経平均は14.04円安で寄り付き50.78円安の20029.26で大引け。

報道

「第3次安倍改造内閣が発足。」

ECB経済報告

「相当な規模の刺激策が依然必要。

 基調インフレは中期的に緩やかに上昇。

 所得に関するデータは堅調、広範に成長が進展。」

BOE

「政策金利据え置きは6対2で決定。

 資産買入枠の据え置き、全員一致。

 成長見通しと賃金上昇率見通しを引き下げ。」

BOEインフレ報告

2017年成長見通しは1.7%(前回1.9%)

 2018年成長見通しは1.6%(前回1.7%)

 2019年成長見通しは1.8%(前回1.8%)

 2017年インフレ見通しは2.7%(前回2.6%)

 2018年インフレ見通しは2.6%(前回2.6%)

 2019年インフレ見通しは2.2%(前回2.2%)

 2018年賃金見通しは3.0%(前回3.5%)。

 向こう3年間にやや大きめに政策金利を引き上げる可能性も。」

10年債利回りが1.17%台へ低下。ポンド売り反応。

カーニー英BOE総裁

「ポンド下落が実質所得を削減させた。

 弱い消費支出が成長のマイナス材料。

 投資は英国民投票以降弱まっている。

 目先の経済成長は引き続き低迷。

 投資や貿易の回復で経済成長は加速するだろう。

 経済の供給能力は緩やかに上昇。

 今後3年間で幾分かの引き締めが必要に。

 EU離脱の不透明感が重石となる面も。

 将来の利上げ時期についてはコメントせず。

 英国の潜在成長率は1.75%を下回る。

 消費者信用は経済を牽引するものとはなっていない。」

ISM非製造業景況指数(7)は予想より弱い53.9

報道

「ロシア疑惑を捜査しているモラー特別検察官が大陪審を召集。」

10年債利回りが2.21%台へ低下。

NYダウは8日続伸して9ドル高で取引を終える。史上最高値を更新。

NASDAQ0.35%安。SP0.22%安。





<84()>


日経平均は79.47円安で寄り付き76.93円安の19952.33で大引け。

10年債利回りは2.22%から2.23%台で推移。

米非農業部門雇用者数(7)は予想より強い20.9万人、

米失業率(7)は予想とおりの4.3%

米平均時給(7)は予想とおりの前月比+0.3%

10年債利回りが一時2.29%台へ上昇。ドル買い反応。

コーン米国家経済会議(NEC)委員長

「秋にも包括的な税制改革法案を提出したい。

 恒久的に税制改革をする必要。我々は大型減税案で作業している。

 経済成長が歳入減を補うであろう。今年の最優先政策は税制改革。

 現在35%の米法人税率を少なくともOECD加盟国の平均である

 約23%に引き下げる必要がある。」

ミネアポリス連銀総裁

(米雇用統計について) これまでと同じ。新しい事は何もない。」

10年債利回りは2.262%。原油先物は49.58ドル。

NYダウは66ドル高の22092.81ドルで取引終える。史上最高値更新。








<先週のドル円の概況>


先週のドル円は、週初731日に110.66レベルで始まり、揉み合い

ながらも軟調傾向で推移して81日のNY時間前半に109.92へ下落

しましたが、その後、切り返して、2NY時間序盤にかけて110.98

へ反発する展開になりました。その後、ロンドンフィックスにかけて

110.28へ反落した後に3日のオセアニア時間にかけて110.83へ反発し

ましたが、その後、再び反落して、4日のオセアニア時間にかけて週安

値となる109.84へ下落する展開になりました。その後、揉み合いなが

らも切り返して、米雇用統計の発表後に急伸して週高値となる111.05

へ上昇した後に反落して110.68レベルで週の取引を終えました。





<先週のユーロドルの概況>


先週のユーロドルは、週初731日に1.1748レベルで始まり、NY

間序盤にかけて週安値となる1.1723へ下落しましたが、その後、切り

返して81日のオセアニア時間にかけて1.1845へ上昇する展開にな

りました。その後、一時1.18台を割り込みましたが、揉み合いながら

も堅調傾向で推移して、2日のNY時間後半に週高値となる1.1909

上昇する展開になりました。その後、反落して1.18台で揉み合いにな

りましたが、米雇用統計の発表後に1.1730へ急落した後に反発して、

1.1772で週の取引を終えました。










●今週(87日から11)のドル・円・ユーロの注目点





<今週のドル円>


今週のドル円相場は、上昇した場合、まずは2日の高値110.98から

先週高値でもある4日の米雇用統計後の高値11.05を巡る攻防が注目

されます。ここを上抜けた場合は727日のロンドンフィックス過ぎ

の戻り高値111.71、さらに上昇した場合112.00の「00」ポイント、

ここを上抜けた場合は726日深夜FOMC発表直後の高値112.19

巡る攻防が注目されます。

一方、下落した場合は、まずは3日のロンドンフィックスの押し安値

110.28を巡る攻防が注目されます。ここを下抜けた場合は110.00

00」ポイント、さらに下落した場合は1日の安値109.92から4日の

安値109.84、ここを下抜けた場合は615日の安値109.27から6

7日安値の109.11、さらに下落した場合109.00の「00」ポイントを巡

る攻防が注目されます。





今週のドル円相場は経済指標では、8日の日国際貿易収支と中国貿易収

支、9日の中国消費者物価指数と中国生産者物価指数、10日の日機械

受注と米生産者物価指数と米新規失業保険申請件数と米月次財政収支

11日の米消費者物価指数、などが注目されます。





先週のドル円は週末の米雇用統計のNFPが市場予想より強かった事で

夏季休暇入りのショートカバーもあったか、週間では下へ「行って来

い」相場となりました。日足レベルでは高値を切り下げるも安値は切

り上がる三角保ち合いの状況となっています。


例年、この時期は実需筋のオーダーなどで円が買われやすい傾向があ

りますが、一方、来月9月からのFRBの資産圧縮開始の観測もあり、

グリーンスパン元FRB議長が「どんな尺度で見ても米長期金利は低す

ぎる。持続不可能。」と発言しているように、世界的な低金利を背景に

米国債に向かっていた資金の巻き戻しによる米長期金利の急騰を警戒

する向きがあるとともに、秋からの米減税期待もあることで、円買い

観測とドル巻き戻し観測が綱引きとなる可能性がありそうです。


日足レベルの三角保ち合いが上下どちらに抜けていくか、今後の動き

が注目されますが、現在は予断は出来なく、チャートの動きに従って

トレードしていきたいものです。今週の経済指標では11日の米消費者

物価指数が特に注目されますが、その結果の次第で動意づく可能性が

高そうです。また、「ロシア疑惑を捜査しているモラー特別検察官が

大陪審を召集」したことで、今後のロシア疑惑捜査の進展も注目され

ます。








<今週のユーロドル>


今週のユーロドル相場は、上昇した場合、まずは1日の安値1.1785

1.1800の「00」ポイントを巡る攻防が注目されます。ここを上抜け

た場合は2日のロンドン時間の高値1.1868、さらに上昇した場合は

3日の高値1.1893から先週高値の1.1909を巡る攻防が注目されます。

一方、下落した場合は、まずは4日の米雇用統計後の安値1.1730から

先週安値でもある731日安値1.1723を巡る攻防が注目されます。

ここを下抜けた場合は1.1700の「00」ポイント、さらに下落した場合

727日安値1.1650、ここを下抜けた場合は726日の安値1.1612

を巡る攻防が注目されます。





今週のユーロドル相場は経済指標では、7日の独鉱工業生産、11日の

独消費者物価指数改定値、などが注目されますが、対ドル通貨ペアと

して、8日の中国貿易収支、9日の中国消費者物価指数と中国生産者物

価指数、10日の米生産者物価指数と米新規失業保険申請件数と米月次

財政収支、11日の米消費者物価指数、などが注目されます。





720日のドラギECB総裁の会見で「ECB理事会は秋に(緩和縮小の)

議論を始める。」ことが示されて以来、堅調傾向で推移しているユーロ

ドルですが、先週末の米雇用統計のNFPが市場予想より強かった事で

夏季休暇入りの手仕舞いの売りもあったか、ドル買戻しを背景に1.18

台を割り込む深めの押しとなり、週間の始値と終値では僅か24Pips

上昇で取引を終えることとなりました。


ユーロドルは押し目買いの好機と思われますが、来月9月からのFRB

の資産圧縮開始の観測もあり、世界的な低金利を背景に米国債に向か

っていた資金の巻き戻しによる米長期金利の急騰の警戒観測もあるよ

うで、ユーロ買いとドル巻き戻しが綱引きとなる可能性がありそうで

す。


今週のユーロに係わる経済指標は比較的小粒ですが、対ドル通貨ペア

として、11日の米消費者物価指数が特に注目されます。その結果次第

で動意づく可能性がありそうです。











■トレードと凡事のお話 その253





前回からの続きのお話です。





投資苑で有名なアレキサンダー・エルダー博士が

トレードでは当たり前なことこそが大切として、

「投資苑3」の中でこう語っています。





「相場には秘密があります。

 秘密がないということが秘密なのです。」





相場やトレードで秘密ではない「当たり前なこと」とは

いったいぜんたい何なのでしょうか...。





今回は「トレードと凡事」その第二百五十三話です。





それでは、はじまり、はじまり~。^^







『おい、ジイさん。先週は英国のスーパー・サースデーを契機に

 ポンドが下落して、そして、週末は米雇用統計が市場予想より強い

 結果となったことでドルが買い戻されて、ドル円が反発して、

 ユーロドルが深めの押しとなったよな...。』





「ふむ。そうであったのう...。溜口剛太郎殿。

 英国のスーパー・サースデーでは、2017年成長見通しが1.7%へ

 下方修正され、成長見通しと賃金上昇率見通しを引き下げたことで

 ポンド円では200Pips程の急落となったのう...。そして、

 週末は米雇用統計が強い結果となったことでドル買い戻されて

 夏季休暇入り手仕舞いもあったか巻き戻しの動きがみられたのう。」





『今週はどんな相場展開になるのかねぇ...。ジイさん。』





「ふむ...。例年、この時期は実需筋のオーダーなどで円が買われやす

 い傾向があるが、一方、来月9月からのFRBの資産圧縮開始の観測

 で、世界的な低金利を背景に米国債に向かっていた資金の巻き戻し

 による米長期金利の急騰を警戒する向きがあり...、また、秋から

 の米減税期待もあることで、円買いとドル巻き戻しの買いが綱引き

 となる可能性がありそうじゃ。ドル円では日足レベルの三角保ち合

 いが上下どちらに抜けていくか、今後の動きが注目されるが...、

 現在は予断は出来なくチャートの動きに従っていきたいものじゃ。

 そして、ユーロドルは押し目買いの好機と思われるが...、

 ユーロ買いとドル巻き戻しが綱引きとなる可能性がありそうじゃ。

 経済指標ではドル円とユーロドルともに11日の米消費者物価指数が

 特に注目されるがその結果次第で動意づく可能性がありそうじゃ。」





『グリーンスパン元FRB議長も「どんな尺度で見ても米長期金利は

 低すぎる。持続不可能だ。」と発言していたようだからなぁ...。

 また一方、NYダウも9連騰で史上最高値を更新し続けているが、

 下げてもいないのに恐れで売る必要はなくも、さすがに

 調整の動きも気になるところだろうからなぁ...。

 さて、さてところで...、ジイさん。今日は何のお話だい?』





「ふむ。そうじゃのう...。今日は『もしも相場の神様がいたなら』

 のお話でもさせてもらうとしようかのう...。溜口剛太郎殿。」





『あははっ。けったいでファンタジーなテーマだが...、

 もしかしたら将来のAIの話でもしようというのかい?』





「ふむ...。未来のAIは、もしかすると相場の神の如き存在になる

 のやも知れぬも、現在でも株式相場などではAIが何らかの形で

 既に8割程は活用されていると聞いおるが、TV番組で相場の

 AI予想を見る限り、今は相場の神とはまだ程遠い状況のようじゃ。

 まぁ、為替相場のように勝者の利得は敗者が支払うゼロサムでは、

 例えば麻雀で、いかにAIであろうと4つのAI全員が勝つことは

 原理的に不可能な事であり、相場でも神様は未来も存在し得ない、

 とは思われるがのう...。溜口剛太郎殿。」





『あははっ。相場の神様とは将来のAIのことではないのか...

 まぁ、よろしい。「もしも相場の神様がいたなら」のお話とやらを

 聞いてやろうじゃないか...。ジイさん。』





「現実には存在し得ないけれども、もしも相場の神様がいたなら、

 未来が正確に判るゆえ、天衣無縫のトレードをすることじゃろう。

 低ボラであれば低ボラなりに、そして高ボラならば高ボラなりに、

 全幅を取り全勝ゆえ、損切りを置く必要もなく、

 目標リワードとかリスクリワード比という概念もない事じゃろう。」





『もしも相場の神様がいたなら、まぁ、そうなるんだろうな...。』





「月利300%でさえ、複利運用では10万円が2年も立たぬうちに、

 1000兆単位を超えて『京』の単位の利得となる計算になるが...

 相場の神の月利はそれを遥かに凌駕して、全世界の全ての富を

 その一手にかき集めることになろう...。溜口剛太郎殿。」





『ファンタジーとしてもあまりにもバカバカしいぜ...、それじゃ、

 市場も世の中も成り立たないし、絶対にあり得ないことだ!』





「そのとおりじゃ...。溜口剛太郎殿。

 相場の確定的未来は誰にも判らず、予想が完全たり得る事はなく、

 不確実性を本質とする相場では予想はあくまで確率の範囲までで、

 完全無欠で絶対の相場の神様はAIを含めて未来永劫にわたり、

 原理的に存在し得ないのではあるまいかのう...。」





『......!』





「だからこそ、トレードでは損切りも技術の一つとして、

 活用する必要があり、また、欲と恐怖の渦巻く市場であるゆえに、

 トレーダーとしての『規律』と、『ルール』が必要なのじゃのう。」





『相場の神様も聖杯も存在しないからこそ、「技術としての損切り」や

 トレーダーとしての「規律」と「ルール」が必要ということか...。』





「天衣無縫のトレードの神を目指すかのように、

 逆行した時の損切も想定せず、規律とルールもなく...、

 あるいは損切りなど、規律とルールを設けていたとしても、

 規律とルール破りの常習犯では、トレードにおいて、

 トータル収支で勝てないばかりか、市場に生存し続けることさえ、

 困難な事となるのではあるまいかのう...。溜口剛太郎殿。」





『オレ様も、なり得ることのないトレードの神様なんか目指さずに、

 損切りと、自身で決めた規律とルールをしっかり守る

 優秀なヒューマン・トレーダーを目指していきたいもんだぜ。』










なーんちゃって。


またまたお話が長くなりました。 m(_ _)m






ではまた来週...、ではなくて再来週。








<お知らせ>


来週、813()のブログの更新はお盆でお休みさせていただきます。



トレードと凡事のお話 その252

  • 投稿日:

先週は米FOMC声明の発表の後にドルが売られる展開になりました。

今週も豪・英の政策金利と米雇用統計などイベントが目白押しです。




■先週(724日から28)の主な出来事や要人発言



先週は、ドルインデックスが93.65で始まり、94.12へ反発した後に

軟調傾向で推移して93.20で週の終値になりました。

10年債利回りは週レベルで2.289%に上昇しました。

NY原油先物(WTI)9月限は週レベルで49.71ドルへ上昇しました。

NYダウは週間250.24ドル上昇、21830.31ドルで週の取引を終える。



<724()>

報道(日経)

「安倍内閣支持率が39%に低下。不支持率52%。」

オセアニア時間に米10年債利回りが2.23%台へ低下。

オセアニア時間から東京時間序盤にドル円が111円台を割り込む。

日経平均は126.08円安で寄り付き124.08円安の19975.67で大引け。

ホワイトハウス

「トランプ大統領がヘルスケアに関する声明を本日行う予定。」

IMF四半期世界経済見通し

「世界経済成長率見通しについて、20173.5%、

 183.6%に据え置き。

 米経済成長率見通しについて、20172.1%、

 182.1%に据え置き。

 中国経済成長率見通しについて、20176.7%、

 186.4%に据え置き。

 世界経済のリスクは中期的にまだ下向き。

 英国の経済成長率見通しについて、 20171.7 (下方修正)

東京時間終盤に米10年債利回りが一時2.24%台へ反発。

報道

「中国北京で18年ぶりに数千人規模の大規模デモ。」

ロンドン時間に独10年債利回りが一時0.48%台へ低下。

ロイター通信

「クシュナー大統領上級顧問は、議会委員会の宛てた

 24日付の声明でロシアとの共謀を否定。

 秘密の連絡ルートも要求していないと述べた。」

ブルームバーグ

「ドイツ銀行が3000億ユーロ規模の資産をロンドンから

 フランクフルトへ移転を計画している。

 20189月から実施し、20193月には完了する計画。」

NY時間に米10年債利回りが2.25%台へ反発。原油先物は46ドル台。

米国立ハリケーンセンター

「米太平洋岸で発生している熱帯暴風雨ヒラリーが

 ハリケーンに発達した。」

スイス中銀総裁

「スイスフランは過大評価。マイナス金利や介入の方針は維持。

 必要ならバランスシートを調整する余裕がある。」

フィッチ

「カナダの格付けのAAAを確認。見通しも安定的。

 2017年の成長見通しは2.5%を見込む。

 2019年までには1.6%に鈍化する。」

報道

OPECと非加盟の主要産油国は

 1月から実施中の協調減産の追加策を決定。」

報道

「ギリシャが3年ぶりに国債発行。」

NYダウは66ドル安で取引を終える。NASDAQは史上最高値を更新。



<725()>

日銀金融政策決定会合議事要旨

「予想物価上昇率は弱含みの局面が続いている。

 景気は緩やかな拡大に転じつつある。

 物価2%目標に向けたモメンタム、維持されているが力強さ欠ける。

 個人消費は、雇用・所得環境の着実な改善を背景に、

 底堅く推移している。

 物価2%の目標にはなお距離があり強力な金融緩和推進が必要。

 主要先進国が同じ物価上昇率を目指すことは、

 長い目でみると為替レートの安定につながる。

 2%の物価安定目標の実現は日本経済にとって極めて重要。」

日経平均は3.89円高で寄り付き20.47円安で大引け。

10年債利回りは2.25%台で推移。

NZ第一次産業省

「畜牛14頭がマイコプラズマ感染症、150頭が感染を示唆。

 当該地区で家畜の移動禁止措置が取られている。」

メルシュECB理事

「世界経済の回復は安定し、すそ野を広げつつある。

 ECBの金融緩和策はなお必要とされている。

 ユーロ圏の経済成長見通しはリスクは上向きになっている可能性。

 基調インフレ率は徐々に上昇していく。

 ヘッドラインインフレについてはネルギー価格の低下が頭を抑制。

 賃金の伸びを含むコスト圧力はなお抑制されている。」

鈴木・新日銀審議委員(就任会見)

「物価めぐる環境は徐々に改善していく。

 重たい使命、誠心誠意頑張る。銀行員としての経験役立てる。

 デフレマインドからの脱却に想定以上の時間。」

片岡・新日銀審議委員(就任会見)

「なんとしても2%物価目標達成したい。

 足元の経済環境の改善は日銀金融政策の成果。

 金融政策を通じて物価目標達成に向けて努力。」

トランプ米大統領

EUは米国に対して非常に保護主義的だ。」

NY時間に米10年債利回りが2.32%台へ上昇。

10年債利回りが0.56%台へ上昇。原油先物は47ドル台。

オーストリア中銀総裁

「量的緩和終了の期限設定は必要ない。

 FRBも日程を示すことなく量的緩和の拡大ペース縮小を実施。

 アクセルをゆっくりと離していくのが賢明。

 秋に入手できる2018年の経済見通しを確認して判断するが、

 時期ではなく、どのように続けるかが重要。」

2年債の入札では最高落札利回り1.395%、応札倍率3.06倍。

ワシントンポスト

「トランプ大統領がセッションズ司法長官の解任を検討している。」

報道

「ヘルスケア法案審議の動議が上院で可決。

 現行のオバマケアの廃止だけを目指す審議が開始へ。」

NYダウは100ドル高で取引を終える。4日ぶり反発。

NASDAQSPは高値を更新。



<726()>

オセアニア時間に米10年債利回りが一時2.33%台へ上昇。

原油先物は48ドル台へ上昇。

トランプ米大統領

「イエレン議長もコーン委員長も次期FRB議長の最有力候補。」

日経平均は142.94円高で寄り付き94.96円高の20050.16で大引け。

RBA総裁(講演テキスト)

「一部中央銀行が金利を上げ始めたことが、

 豪州での利上げを自動的に意味するものではない。

 他の中銀と足並みをそれえることはない。

 消費者物価指数2%は予想範囲。現状の賃金上昇傾向は当面続く。

 電力価格の上昇が第3四半期の消費者物価指数を押し上げる。

 電力価格の上昇がビジネスコストにつながることが懸念される。

 労働市場は極めて良い。低い政策金利が豪経済を助ける。

 低い政策金利は住宅市場へ価格上昇圧力に。

 多くの雇用を呼ぶ現状の政策は好ましい。

 豪ドルの水準がもう少し低いとよりよい。」

中曽日銀副総裁

「見通し期間後半に物価押し上げ圧力が高まる。

 物価上昇モメンタムはしっかり維持されている。

 出来るだけ早期の目標達成が必要。

 個別株式銘柄に偏った影響ないに工夫。

 無担保コール市場はある程度市場規模保っている。

 国債市場の流動性、昨日はひどく低下していない。」

ムニューシン米財務長官

「現在の債務上限でも9月一杯までは政府の運営を担保できる。

 債務上限をそのままにしておくことはコスト。

 債務上限に対する不確実性は市場に負担。

 成長が脆弱であれば経済を担保し続けることはできない。

 財政均衡は非常に重要。」

5年債の入札では最高落札利回り1.884%、応札倍率2.58倍。

オーストリア中銀総裁

「ユーロ圏の景気は改善したがインフレは抑制。

 ECBはデフレリスクを考慮した政策を見直さなければならない。

 マイナス金利の歪みはリスク。

 量的緩和終了の技術的な側面を協議する必要。

FOMC声明

「バランスシートの正常化を比較的近い時期に開始。

 インフレは総合、コアとも鈍化し、2%下回る水準で推移。

 雇用は堅調。失業率は低下。

 インフレは短期的に2%を幾分下回る水準で推移を再表明。

 個人消費や設備投資は拡大。

 インフレの動向を注意深く見ることを再表明。

 経済は緩やかな利上げを正当化。投票は全会一致。」

10年債利回りは2.28%台へ低下。ドル売り反応。

NYダウは97ドル高で取引を終える。史上最高値を更新。

NASDAQSPも高値を更新。



<727()>

日経平均は23.58円安で寄り付き29.48円高の20079.64で大引け。

IMFの米国年次経済調査

「米国の労働市場は完全雇用の状態。その中で賃金上昇は緩慢。

 景気の勢いは一時的に鈍化も、その後は上昇に向かった。

 インフレ(PCE)は向こう1年から1年半で2%超に上昇。」

NY時間に米10年債利回りが2.32%台へ上昇。

英金融行動監視機構(FCA

「英LIBORを、2021年までに廃止する方針。

 廃止後は、より信頼性の高い基準金利に移行する予定。」

プーチン露大統領

「(米下院による対ロシア制裁法案可決について)

 米法の最終的な内容に応じて対応。

 いずれかの時点で米制裁に対応する必要。

 ロシアへの無礼な姿勢は永遠に許容できない。

 ロシアはトランプ氏を大統領として評価する立場にない。」

ムニューシン米財務長官(議会証言)

「インフラ整備計画を近くまとめる。年後半にも支出を検討したい。」

7年債の入札では最高落札利回り2.126%、応札倍率2.54倍。

報道

「トランプ米政権と与党共和党は法人税の国境調整の導入を見送る。」

JPモルガンのストラテジスト

「過去最低水準のボラティリティーは

 転機が非常に近い可能性を示唆している。」

米経済誌フォーブス

「米アマゾン創業者のJ・ベゾスCEOが世界一の富豪に。」

原油先物は49ドル台へ上昇。

NYダウは85ドル高で取引を終える。史上最高値更新。

NASDAQはハイテク株が売られ反落。



<728()>

報道

「米下院はトランプ大統領が要請している国防費増強やク

 リーンエネルギー計画縮小、米国とメキシコ国境での壁建設の予算

 を盛り込んだ総額7880億ドルの歳出法案を可決。

 上院では否決の可能性も。」

ムニューシン米財務長官

「為替操作国と認定された場合、口先だけではなく、

 実際の影響を及ぼす力が必要で、議員が提案している為替操作を

 相殺するための為替介入の法制化は可能性の一つかもしれない。

 ただ、相殺するには規模がかなり巨額になる可能性があるため、

 それを義務付けられることは望んでいない。」

日経平均は31.18円安で寄り付き119.80円安の19959.84で大引け

ロンドン時間に独10年債利回りが一時0.58%台へ上昇。

10年債利回りが一時2.33%台へ上昇。

米第2四半期GDP速報は予想より弱い2.6%(予想が上方修正)

報道

「米共和党の指導部が提出したオバマケア撤廃案が

 米上院で共和党議員の造反もあって否決される。」

海上保安庁

「北朝鮮からミサイルが発射され日本周辺海域に着水した可能性。」

米国防総省

「北朝鮮が発射したミサイルは大陸間弾道ミサイル(ICBM)

 飛行距離は約1000キロで日本の排他的経済水域(EEZ)内に落下。」

ミネアポリス連銀総裁

「労働市場は依然として強い。インフレの兆候は小さい。

 インフレは目標を下回る水準での推移が続いている。

 バランスシートは緩やかな縮小を望む。」

報道

「米韓、北への軍事対抗措置を検討、異例の声明。」

10年債利回りは2.289%。原油先物は49.71ドル。

NYダウは33ドル高の21830.31ドルで取引終える。史上最高値更新。





<先週のドル円の概況>

先週のドル円は、週初24日に111.11レベルで始まり、ロンドン時間

にかけて110.62へ下落する展開になりました。その後、切り返して、

揉み合いながらも堅調に推移して26日深夜のFOMC発表直後に週高

値となる112.19へ上昇しましたが、その後、反落して、27日の東京時

間の正午過ぎに110.78へ下落する展開になりました。その後、切り返

してNY時間のロンドンフィックス過ぎに111.71へ反発しましたが、

その後、再び反落して、揉み合いながらも軟調傾向で推移して、28

NY時間終盤にかけて週安値となる110.55へ下落して110.67レベル

で週の取引を終えました。



<先週のユーロドルの概況>

先週のユーロドルは、週初24日に1.1667レベルで始まり、1.16台で

の揉み合いが続きましたが、25日のNY時間前半にかけて1.1712

上昇する展開になりました。その後、反落して、26日のロンドン時間

序盤にかけて週安値となる1.1612へ下落しましたが、その後、揉み合

いながらも切り返して、26日深夜のFOMCの発表後に上伸して27

の東京時間の正午過ぎに週高値となる1.1776へ上昇する展開になりま

した。その後、反落して、27日のNY時間のロンドンフィックス過ぎ

1.1650へ下押しましたが、その後、反発して、28日のロンドンフィ

ックスにかけて1.1764へ上昇して1.1752レベルで週の取引を終えま

した。







●今週(731日から84)のドル・円・ユーロの注目点



<今週のドル円>

今週のドル円相場は、上昇した場合、まずは111.00の「00」ポイント

を巡る攻防が注目されます。ここを上抜けた場合は27日のロンドンフ

ィックス過ぎの戻り高値111.71、さらに上昇した場合112.00の「00

ポイント、ここを上抜けた場合は26日深夜のFOMC発表直後の高値

112.19、ここを上抜けた場合は20日の高値112.41を巡る攻防が注目

されます。

一方、下落した場合、まずは先週安値の110.55を巡る攻防が注目され

ます。ここを下抜けた場合は518日の安値110.23、さらに下落した

場合は110.00の「000」ポイント、ここを下抜けた場合は615日の

安値109.27から67日安値の109.11、さらに下落した場合109.00

の「00」ポイント。ここを下抜けた場合は614日の安値108.82

巡る攻防が注目されます。



今週のドル円相場は経済指標では、31日の日鉱工業生産速報と中国製

造業PMIと中国非製造業PMIと米シカゴ購買部協会景気指数と米中古

住宅販売成約、81日の中国財新製造業PMIと米個人消費支出と米

コアPCEデフレータと米ISM製造業景況指数、2日の米ADP雇用統

計、3日の米新規失業保険申請件数と米ISM非製造業景況指数と米製

造業新規受注、4日の米非農業部門雇用者数と米失業率と米平均時給と

米貿易収支、などが注目されます。



先週は、米FOMC声明の発表後、バランスシートの正常化を比較的近

い時期に開始するとするも、米国のインフレ鈍化懸念を背景に利上げ

観測が後退してドルが売られ、ドル円は米国の国境税の導入見送りと

米上院でのオバマケア撤廃案の否決による財源懸念による米減税観測

の後退も背景に軟調に推移して110円台半ばへ下落する展開になりま

した。

今週も米コアPCEデフレータや米ISM、そして週末には米雇用統計と

イベントが目白押しでその結果次第ではありますが、ドル円は週足レ

ベルでは高値を切り下げ安値は切り上げる揉み合いながら、戻りは売

られる可能性がありそうです。

朝鮮が28日夜に発射したICBMに対して米韓が反発を強めているよ

うで、米国人滞在者もいるとともに、中国が「緊張した情勢をさらに

激化させないよう願う。」との声明を発していることから、すぐに軍事

行動にまでは至らないと思われますが、週初、まずは北朝鮮のICBM

発射問題に対する市場反応が注目されます。

また、日米の政府内の混乱も注目されますとともに、史上最高値を更

新し続けているNYダウではありますが、JPモルガンのクオンツ・ス

トラテジストが「過去最低水準のボラティリティーは転機が非常に近

い可能性を示唆している。」と発表していることもあり、株価の動向に

も留意していきたいものです。





<今週のユーロドル>

今週のユーロドル相場は、上昇した場合、まずは先週高値の1.1776

巡る攻防が注目されます。ここを上抜けた場合はここを上抜けた場合

1.1800の「00」ポイント、さらに上昇した場合は20151月第3

の高値1.1871、ここを上抜けた場合は1.1900の「00」ポイントを巡る

攻防が注目されます。

一方、下落した場合、まずは25日の高値1.1712を巡る攻防が注目さ

れます。ここを下抜けた場合は1.1700の「00」ポイント、さらに下落

した場合は27日安値1.1650、ここを下抜けた場合は先週安値1.1612

から1.1600の「00」ポイントを巡る攻防が注目されます。



今週のユーロドル相場は経済指標では、31日の独小売売上高指数と欧

消費者物価指数速報と欧失業率、81日の独失業者数と独失業率と

欧第2四半期GDP速報、2日の欧生産者物価指数、3日の欧小売売上

高、4日の独製造業新規受注、などが注目されますが、対ドル通貨ペア

として、31日の中国製造業PMIと中国非製造業PMIと米シカゴ購買

部協会景気指数と米中古住宅販売成約、81日の中国財新製造業PMI

と米個人消費支出と米コアPCEデフレータと米ISM製造業景況指数、

2日の米ADP雇用統計、3日の米新規失業保険申請件数と米ISM非製

造業景況指数と米製造業新規受注、4日の米非農業部門雇用者数と米失

業率と米平均時給と米貿易収支、などが注目されます。



20日のドラギECB総裁の会見で「ECB理事会は秋に(緩和縮小の)議論

を始める。」ことが示されて以来、ユーロドルは1.16台を割り込むこと

なく堅調傾向で推移して、先週は米FOMC声明の発表後にドル売りを

背景に20158月の第5週の高値1.1713も上抜けて、その後に一時

1.17台を割り込み押しとなる場面はあるも、1.17台半ばへと上昇する

展開になりました。

緩和縮小開始を前にしたユーロの上昇が回復しつつある欧州の消費者

物価指数の重しとなることから、ユーロ高牽制の不測の欧州要人発言

には引き続き注意が要りますとともに、25日付のIMM通貨先物での

ユーロ買い越しが90842枚にもなっていることも警戒はされますが、

そして、米コアPCEデフレータや米ISMや米雇用統計など米重要経済

指標の結果次第ながらも、押し目は買われる可能性がありそうです。

ただ、深めの調整の動きにも注意していきたいものです。







■トレードと凡事のお話 その252



前回からの続きのお話です。



投資苑で有名なアレキサンダー・エルダー博士が

トレードでは当たり前なことこそが大切として、

「投資苑3」の中でこう語っています。



「相場には秘密があります。

 秘密がないということが秘密なのです。」



相場やトレードで秘密ではない「当たり前なこと」とは

いったいぜんたい何なのでしょうか...。



今回は「トレードと凡事」その第二百五十二話です。



それでは、はじまり、はじまり~。^^





『おい、ジイさん。先週は米FOMCや米第2四半期GDP速報など

 重要イベントがあったが、ドルが売られる展開になったな...。』



「ふむ。そうであったのう...。溜口剛太郎殿。

 FOMC声明では『バランスシート正常化を比較的近い時期に開始』

 として、9月の資産縮小開始の示唆がされたが、その一方で、

 『インフレは総合、コアとも鈍化し、2%下回る水準で推移。

  インフレは短期的に2%を幾分下回る水準で推移を再表明。

  インフレの動向を注意深く見ることを再表明。』したことによる

 米のインフレ鈍化懸念と、そして、米国の国境税の導入見送りと

 米上院でのオバマケア撤廃案の否決による財源懸念による

 米減税観測の後退も背景にドルが売られる展開になったのう...。」



『ユーロドルやポンドドルはFOMCでのドル売りによる上昇後に

 一旦は調整となったけど、その後は再び上昇して...、

 そして一方、ドル円も110円台半ばへ下落する展開になったよな。』



「ふむ...。米第2四半期GDP速報も事前の市場予想の中央値が

 上方修正されていたことで、前期比年率2.6%の伸び率ではあったが

 ドルが売られることになったからのう...。溜口剛太郎殿。」



『今週はどんな相場展開になるのかねぇ...。ジイさん。』



「ドル安基調がまだ続く可能性はあろうが...、ドル売りには過熱感も

 観られていることから調整の動きには注意が必要ではあろうのう。

 また、北朝鮮のICBM発射問題に対する米韓の反発が強まっている

 ことから、週初、まずは同問題に対する市場反応が注目されよう。

 そして、今週も米コアPCEデフレータや米ISMや米雇用統計など

 米重要経済指標が目白押しで、それらの結果次第でボラタイルな

 相場展開になるのではなかろうかのう...。」



『今週は83日が英国の重要経済指標のスパー・サースデーで

 ポンドもボラティリティが高まりそうだしな...。』



「また、今週末あたりから夏休み入りする欧米勢も多くなることで、

 手仕舞いの動きにも留意が必要であろうのう...。そして、8月は

 月足ベースで豪ドル米ドルが下落することが極めて多いという

 アノマリーのある特異月で、オージーの動きも注目されるのう...。」



『へぇ、オージーにはそんな8月のアノマリーがあるのか...

 さてところで...、ジイさん。今日は何のお話だい?』



「ふむ。そうじゃのう...。今日は『リスクの報酬のお話』でも

 させてもらうとしようかのう...。溜口剛太郎殿。」



『よろしい。まぁ、聞いてやろうじゃないか。ジイさん。』



「トレードでも『リスクを取る』と言われているように...、

 もちろんこれは、リスクを除去するなどという意味ではなく、

 リスク・テイクで積極的にリスクに臨んでいく事を意味するが...、

 リスクを取るという事は、これはまた、不確実性に臨むという事で

 トレード及び投機や投資による報酬は『不確実性に挑戦した報酬』

 ということでもあるのじゃのう...。溜口剛太郎殿。」



『うん。「虎穴に入らずんば虎子を得ず」という言葉があるが...、

 これを英訳すると、冒険なくば勝利も得られないという意味の

 「Nothing venturenothing win (gain).」となるらしいからな...。』



「ただ、リスク・テイクが無謀な冒険とならないように、

 負けとなる可能性は容認しつつも、トレードの学習を重ねて

 相場の環境認識と手法による確率的思考と、自身に勝つ規律で

 トータル収支で勝ちを目指せるようにならなくてはならないが、

 不確実性が相場の本質であるゆえ、確実性は求められなく、

 『勇気や英断もまた必要な事』なのじゃのう...。溜口剛太郎殿。」



『絶対的な法則の執行ではないから、まぁ、そうなんだろうな...。』



「石橋を叩いて渡らずの安全第一主義を志向するのであれば

 投機や投資はしない方が良いが、これでは現状に埋没してしまい、

 より大きな利得の可能性もまたないわけで...、

 為替や株のトレードに限らず、例えばタイムマシンビジネスとして

 かつての日本の高度経済成長期にも似たバングラディッシュなどの

 アジア新興国における不動産投資も、また仮想通貨市場への参入も

 『なんかよく分からない...。』という時期こそ、先行利得を目指す

 参入の好機という場合もあるものなのじゃのう...。」



『よく分からないものに対して扉を開け一歩を踏み出すには、

 勇気が要ることだが、立ち止まってばかりいれば現状打破はできず

 どの分野にせよ、成功者は失敗しつつも初めの一歩を人に先んじ

 踏み出した者であろうからな...。そういう意味では、

 失敗となった場合にも致命的とならない範囲で資金の一部を

 アジア新興国における不動産投資や仮想通貨市場へ投入して

 初めの一歩として踏み出してみることも良いのかもしれないな...。』



「まぁ、仮想通貨も揺籃期で今後は淘汰や分岐を迎える可能性があり

 また、実際に世の中で使えない仮想通貨はおもちゃのお金で終わる

 可能性もあることから、学習して知見を得る必要はあろうが...、

 大手企業の一部も既に参入をしはじめていて興味深い分野ゆえ、

 資金の一部を投入してみる価値はあると思われるがのう...。」



『扉を開け踏み出し初めて見える事や分かる事もあるだろうからな。

 ともあれ、トレードにも投資にも、ときに勇気は必要なようだな。』







なーんちゃって。

またまたお話が長くなりました。 m(_ _)m




ではまた来週。

トレードと凡事のお話 その251

  • 投稿日:

今週は米FOMCに米第2四半期GDP速報などが注目されますが

その結果次第でボラタイルな相場展開になる可能性がありそうです。




■先週(717日から21)の主な出来事や要人発言



先週は、ドルインデックスが94.86で始まり、軟調傾向で推移して、

93.78で週の終値になりました。

10年債利回りは週レベルで2.237%に低下しました。

NY原油先物(WTI)9月限は週レベルで45.77ドルへ下落しました。

NYダウは週間57.67ドル下落、21580.07ドルで週の取引を終える。



<717()>

東京は海の日で休場。日経平均は取引なし。

ロンドン時間に米10年債利回り2.36%台へ上昇後に2.30%台へ反落。

報道

FRBBNPパリバに2007年から2013年にかけて行った

 為替操作に関して2.46億ドルの罰金を課すと発表。」

NYダウは8ドル安で取引を終える。



<718()>

日経平均は44.45円安で寄り付き118.95円安の19999円で大引け。

報道

「米共和党マコネル上院院内総務が公表したヘルスケア法案修正案は

 発表後すぐランド・ポール上院議員とスーザン・コリンズ上院議員

 が反対を表明。ここにきて、さらに、マイク・リー上院議員と

 ジェリー・モラン上院議員が反対に回ると表明し、

 過半数確保が事実上できなくなった。」

10年債利回りは一時2.29%台へ低下。東京時間はドル売り優勢。

RBA議事録要旨

「過去数カ月の世界経済の改善を歓迎すべき展開と受け止め評価。

 豪の成長及びインフレ見通しを踏まえ、労働市場や住宅市場に

 注意深い監視が継続して必要。

 豪ドルの上昇については経済調整を複雑にする。」

豪ドル買い反応。

CPI(6)と英小売物価指数(6)は市場予想より弱い。

英生産者物価指数コア(6)は市場予想より強い。

ポンド売り反応。

報道

「米BOAの第2四半期調整後FICCトレーディング収入は

 予想より強い22.5億ドル。」

報道

「米ゴールドマンサックスの第2四半期調整後

FICCトレーディング収入は予想より弱い11.6億ドル。

第2四半期1株利益は3.95ドル。」

独仏の株式市場は1%超の下落。

NY時間に米10年債利回りは2.26%台へ低下

NYダウは54ドル安で取引を終える。

NASDAQSPは最高値を更新。



<719()>

日経平均は29.13円安で寄り付き20.95円高で大引け。

内閣府月例経済報告

「景気は緩やかな回復基調が続いている、判断据え置き。」

モルガン・スタンレーの4-6月期決算

「1株利益が0.87ドル。営業収益は予想より強い95億ドル。

 トレーディング部門ではFICCが予想より強い12.4億ドル。」

NY時間に米10年債利回りが一時2.25%台へ低下。

10年債利回りが0.54%あたりへ低下。

EIA週間石油在庫統計では原油在庫が472.7万バレルの減少。

原油先物が47ドル台へ上昇。

トランプ大統領(上院共和党議員52名との昼食会で)

「オバマケア撤廃・代替すべきだが、撤廃だけでも可能。

 この法案が自身の机に届くまでワシントンを去るべきではない。」

CNN報道

「北朝鮮がミサイルテストを準備している可能性がある。」

ロス米商務長官

「中国ヘ米国製品の輸出を増やし対中貿易赤字の削減を目指す。」

米通商代表部

NAFTAの再交渉を816日から開始。7回の協議を予定。」

ワシントンポスト

「トランプ大統領はシリアの反アサド勢力の武装支援を終了と発言。」

米議会予算局

「オバマケア撤廃で無保険者は2026年までに3200万人増加。」

NYダウは66ドル高で取引を終える。史上最高値を更新。

NASDAQSPも史上最高値を更新。



<720()>

日経平均は26.04円高で寄り付き123.73円高で大引け。

日銀

「景気判断を上方修正。2018年度のコアCPI見通し1.5%。

 物価目標達成時期を18年度中から19年度ごろに先送り。

 金利操作付き量的質的緩和を現状維持。賛成7、反対2。」

日銀展望レポート(要旨)

「我が国経済は海外経済の成長率が緩やかに高まるもとで

 きわめて緩和的な金融環境と政府の大型経済対策の効果を背景に

 景気の拡大が続き、2018年度までの期間を中心に潜在成長率を

 上回る成長を維持するとみられる。

 消費者物価はエネルギー価格上昇の影響を除くと弱めの動き。

 中長期的な寄す物価上昇率の上昇もやや後ずれ。

 従来の見通しに比べると、成長率については幾分上振れている。

 物価については見通しの期間の前半を中心に下振れている。

 リスクバランスは経済・物価ともに下振れリスク。

 金融政策運営は物価安定目標の実現を目指し、

 安定的に持続するために必要な時点まで継続。

 2%に向けて上昇率高める。物価目標に向けたモメンタムは維持。

 金融政策運営上のリスクは海外経済中心に下振れリスクが大きい。

 設備投資は緩やかな増加基調。個人消費は底堅さ増す。

 公共投資は増加に転じつつある。

 経済成長率見通しを上方修正。

 17年度+1.8%(+1.5%~+1.8%)

 18年度+1.4%(+1.1%~+1.5%)。」

黒田日銀総裁

「景気は緩やかに拡大している。景気の総括判断を一歩前進させた。

 物価安定目標達成時期を17年頃から19年頃へ6回目の延期。

 経済・物価ともに下振れリスクのほうが大きい。

 2%目標に向けモメンタムに力強さ欠けていて注意深く点検必要。

 モメンタム維持に必要な政策調整も。

 企業の賃金・価格設定の姿勢はなお慎重。

 木内・佐藤両委員が展望リポートで独自案提案も否決。

 今後も強力な金融緩和を粘り強く推進していく。

 長短金利操作は持続可能性が高い金融緩和の枠組み。

 政策金利を大きくマイナスにすることは難しい。」

フォックス英貿易担当相

EU離脱交渉がなくても我々はサバイブできる。」

報道

「メイ英首相の支持率34%と就任以来最低、不支持59%。」

ECB

「政策金利を0.00%に据え置き。

 上下限金利も据え置き、-0.4%と+0.25%。

 見通し悪化の場合、QEの規模と期間を拡大する。

 QEはインフレ過程が持続的となるまで継続。

 金利はQEの終了後もかなりの期間現行水準に留まる。」

10年債利回りが一時0.52%台へ低下。ユーロ売り反応。

ドラギECB総裁

600億ユーロ規模のQEは少なくとも12月まで実施。

 成長へのリスクはほぼ均衡。

 QEは持続的なインフレ上昇が見られるまで継続。

 極めて大規模な金融緩和が必要。

 景気拡大はまだ物価に波及していない。

 ヘッドラインのインフレはエネルギー価格の影響受けている。

 基調インフレ圧力は引き続き抑制されている。

 コアインフレは中期的には緩やかに上昇。

 景気の一層の上振れに向けた勢いは増している。

 グローバルな回復が貿易・輸出を下支え。

 回復は広範にわたっている。

 ECB理事会は秋に(緩和縮小の)議論を始める。

 QE変更時期を設定しないことで全員一致。

 テーパリングのシナリオは議論されていない。」

10年債利回りが一時0.55%台へ上昇。ユーロ買い反応。

10年債利回りは一時2.24%台へ低下。

米当局者

「セッションズ米司法長官、辞任の意向はない。」

ブルームバーグ

「モラー特別検察官は、捜査の対象を拡大し、

 トランプ氏や関係者のビジネスに関わる

 さまざまな取引について調べている。」

ドル売り反応。

報道

「英とEU2回目の離脱交渉では双方の溝が埋まらず。」

NYダウは28ドル安で取引を終える。



<721()>

日経平均は54.73円安で寄り付き44.84円安の20099.75円で大引け。

ジョイスNZ財務相

NZドルの現在の強さは、NZ経済の強さを反映している。

 NZの企業はNZドルの現水準にうまく対応している。」

ロンドン時間に独10年債利回りが一時0.49%台へ低下。

10年債利回りは一時2.23%台へ低下。

ECB専門家調査

「インフレ見通し

 20171.5%(前回1.6%)、20181.4%(前回1.5%)、

 2019年 1.6%(前回1.7%)。

 GDP見通し

 20171.9%(前回1.7%)、20181.8%(前回1.6%)、

 20191.6%(前回1.5%)。」

独仏の株式市場が1.5%超の下落。

NY連銀モデルの第2四半期米GDP見通しを2.0%に上方修正。

報道

「スパイサー米報道官が辞任。サンダーズ副報道官が報道官に昇格。」

報道

IMFが債務負担の軽減を条件にギリシャ融資再開を承認。」

報道(CNN)

「ロシア疑惑を捜査しているモラー特別検察官が

 ホワイトハウスに対し、2016年のトランプ・ジュニア氏と

 ロシア人弁護士らの会談に関連する文書を全て保全するよう要請。

 電子メールやメモ、留守電メッセージのやり取りも保存を要請。」

報道

「米政府は米国民の北朝鮮渡航を禁止すると発表。」

原油先物が45.77ドルへ下落。米10年債利回りは2.237%

NYダウは31.71ドル安の21580.07ドルで週の取引を終える。





<先週のドル円の概況>

先週のドル円は、週初17日に112.46レベルで始まり揉み合いの後に

NY時間前半に週高値となる112.87へ上昇しましたが、その後、反落

して揉み合いながらも軟調傾向で推移して、19日のNY時間前半にか

けて111.55へ下落する展開になりました。その後、一旦切り返して

20日のロンドン時間にかけて112.41へ反発しましたが、その後、再び

反落して揉み合いながらも軟調傾向で推移して21日のNY時間後半に

週安値となる111.01へ下落して111.12レベルで週の取引を終えまし

た。



<先週のユーロドルの概況>

先週のユーロドルは、週初17日に1.1473レベルで始まりロンドン時

間にかけて週安値となる1.1434へ下落しましたが、その後、切り返し

18日のNY時間にかけて1.1583へ上昇する展開になりました。

その後、反落して、20日のNY時間序盤にかけて1.1479へ下落しまし

たが、ドラギECB総裁の会見を契機に上伸して21日のNY時間後半

にかけて週高値となる1.1683へ上昇して1.1661レベルで週の取引を

終えました。







●今週(724日から28)のドル・円・ユーロの注目点



<今週のドル円>

今週のドル円相場は、上昇した場合、まずは20日ロンドンフィックス

での押し安値111.48を巡る攻防が注目されます。ここを上抜けた場合

112.00の「00」ポイント、さらに上昇した場合は20日高値112.41

ここを上抜けた場合は17日の高値112.87、さらに上昇した場合は

113.00の「00」ポイント、ここを上抜けた場合は714日の高値の

113.57を巡る攻防が注目されます。

一方、下落した場合は、まずは先週安値111.01から111.00の「00

ポイントを巡る攻防が注目されます。ここを下抜けた場合は518

の安値110.23、さらに下落した場合は110.00の「00」ポイント、

ここを下抜けた場合は615日の安値109.27から67日の安値の

109.11、さらに下落した場合109.00の「00」ポイントから614

の安値108.82を巡る攻防が注目されます。



今週のドル円相場は経済指標では、24日の米中古住宅販売件数、25

の日銀金融政策決定会合議事録要旨と米ケースシラー住宅価格指数と

米消費者信頼感指数と米リッチモンド連銀製造業指数、26日の米新築

住宅販売件数と米FOMCおよび声明、27日の米耐久財受注と米新規失

業保険申請件数、28日の日全国消費者物価指数と日失業率と米第2

半期GDP速報と米第2四半期個人消費速報と米第2四半期GDPデフ

レータ速報と米第2四半期コアPCEデフレータ速報と米第2四半期雇

用コスト指数と米ミシガン大学消費者信頼感指数速報、などが注目さ

れます。



先週のドル円は米10年債利回りの低下を背景に軟調に推移して、20

の日銀金融政策決定会合と黒田日銀総裁の会見後に112.41へ戻すも続

かず週末21日には111円割れ寸前まで下落する展開になりました。

ロシアゲート問題が燻っているとともに、米ヘルスケア法修正案も米

上院の4名の共和党議員の反対表明で過半数確保が困難となり採決に

至らず、今後の米減税にかかわる法案成立にも暗雲が垂れ込める状況

となっていて、NYダウは史上最高値を更新するも、ドルの軟調が続い

ていて、ドルの実効レート(日経通貨インデックス)でも今年に入ってか

らの下落率が7.6%と主要通貨でドルの下落が際立っているようです。

そのような状況の中、26日に米FOMCの発表を迎えますが、9月と観

測されているバランスシート縮小(保有資産縮小)への示唆の可能性はあ

っても、市場に動揺を与えない配慮で利上げに慎重なニュアンスとな

る可能性もありそうです。また、12日にイエレンFRB議長が「今後数

カ月の物価動向を注視する。」と発言していることから物価判断の表現

にも注目されます。そして、28日には米第2四半期GDP速報など重

要経済指標の発表が予定されていて注目されます。

今週は米FOMCと米GDP発表の2大イベントでボラタイルな相場展

開になる可能性がありそうです。





<今週のユーロドル>

今週のユーロドル相場は、上昇した場合、まずは先週高値の1.1683

巡る攻防が注目されます。ここを上抜けた場合は1.1700の「00」ポイ

ントから2015824日の高値1.1713、さらに上昇した場合2015

1月第2週の安値1.1754、ここを上抜けた場合は1.1800の「00

ポイント、さらに上昇した場合は20151月第3週の高値1.1871

巡る攻防が注目されます。

一方、下落した場合は、まずは20日のNY時間後半の押し安値1.1617

から201653日の高値1.1616、ここを下抜けた場合は1.1600

00」ポイント、さらに下落した場合は18日の高値1.1583、ここを

下抜けた場合は1.1500の「00」ポイント、さらに下落した場合は20

日の安値1.1479、ここを下抜けた場合17日の安値1.1434を巡る攻防

が注目されます。



今週のユーロドル相場は経済指標では、24日の仏・独・欧の製造業

PMI速報と仏・独・欧のサービス業PMI速報、25日の独IFO企業景

況感指数、28日の仏第2四半期GDP速報と独消費者物価指数速報、

などが注目されますが、対ドル通貨ペアとして、24日の米中古住宅販

売件数、25日の米ケースシラー住宅価格指数と米消費者信頼感指数と

リッチモンド連銀製造業指数、26日の米新築住宅販売件数と米FOMC

および声明、27日の米耐久財受注と米新規失業保険申請件数、28日の

米第2四半期GDP速報と米第2四半期個人消費速報と米第2四半期

GDPデフレータ速報と米第2四半期コアPCEデフレータ速報と米第2

四半期雇用コスト指数と米ミシガン大学消費者信頼感指数速報、など

が注目されます。



先週のECB理事会後の金融政策の発表では、「見通し悪化の場合、QE

の規模と期間を拡大する。QEはインフレ過程が持続的となるまで継

続。」として、ドラギECB総裁の会見でも慎重姿勢を示し、概ねハト派

的な内容ではありましたが、会見中の「ECB理事会は秋に(緩和縮小

)議論を始める。」との発言に、鎧に隠された(緩和縮小の)刀を市場が

見透かしたかのように、ユーロが買われドル安も背景にユーロドルが

上昇する展開になりました。



今週はチャート的には押し目買いが戦略になりますが、201653

日の高値1.1616がサポートとして機能するかが注目されます。

対ドル通貨ペアとして、FOMCと米GDP発表の2大イベントが注目さ

れますが、18日付のIMM通貨先物ではユーロは91321枚の買い越し

となっていて、我先にと緩和縮小を先行で織り込む動きに過熱感も観

られているようですので、緩和縮小開始を前にしたユーロの上昇は回

復しつつある欧州の消費者物価指数の重しとなることから、ユーロ高

牽制の不測の欧州要人発言にも一応ながら注意が要りそうな状況にな

ってきているようです。








■トレードと凡事のお話 その251



前回からの続きのお話です。



投資苑で有名なアレキサンダー・エルダー博士が

トレードでは当たり前なことこそが大切として、

「投資苑3」の中でこう語っています。



「相場には秘密があります。

 秘密がないということが秘密なのです。」



相場やトレードで秘密ではない「当たり前なこと」とは

いったいぜんたい何なのでしょうか...。



今回は「トレードと凡事」その第二百五十一話です。



それでは、はじまり、はじまり~。^^





『おい、ジイさん。先週はドル円が軟調に推移して、そして、

 ユーロドルは20日のドラギECB総裁の会見後に噴け上がったな。』



「ふむ。そうであったのう...。溜口剛太郎殿。

 ドル円は、ロシアゲート問題が燻っているとともに、

 米ヘルスケア修正案も4名の共和党議員の反対表明で採決に至らず

 今後の米減税にかかわる法案成立にも暗雲が垂れ込める状況で、

 米10年債利回りの低下も背景に軟調傾向で推移して...

 20日の日銀金融政策決定会合と黒田日銀総裁の会見後に反発するも

 その後、週末に111円割れ寸前まで下落する展開になったのう...

 そして、ユーロドルじゃが、ECB理事会後の金融政策の発表も

 ドラギECB総裁の会見も全般には概ねハト派的ではあったが、

 ドラギ総裁が会見で『ECB理事会は秋に(緩和縮小)議論を始める。』

 と発言したことで、鎧に隠された刀を市場が見透かしたかのように

 ユーロが買われ、ドル安も背景に上昇する展開になったのう...。」



『今週のドル円とユーロドルはどんな相場展開になるのかねぇ...。』



「ドル円は、26日に米FOMCの発表を迎え、9月のバランスシート

 縮小開始への示唆の可能性はあろうが、市場に動揺を与えないよう

 利上げには慎重なニュアンスとなる可能性もありそうじゃのう...。

 また、12日にイエレンFRB議長が『今後数カ月の物価動向を注視

 する。』と発言していることから物価判断の表現にも注目されよう。

 そして、28日には米第2四半期GDP速報など重要経済指標の発表

 が予定されていて、これらの次第よってはボラタイルな相場展開に

 なる可能性がありそうじゃのう...。

 一方、ユーロドルじゃが、チャート的には押し目買いが有力な戦略

 になろうが...、201653日の高値1.1616がサポートとして

 機能するかが注目されようのう...。

 IMM通貨先物でもユーロの買い越しが膨らんでいて、我先にと

 緩和縮小を先行で織り込む動きには過熱感も観られているようで、

 また、ユーロの上昇は回復しつつある欧州の消費者物価指数の重し

 となることから、ユーロ高牽制の不測の欧州要人発言にも注意が

 要りそうではあるのう...。そして、対ドル通貨ペアとして、

 FOMCと米第2四半期GDP速報など重要経済指標の発表が注目

 されるが、これらの次第よってはユーロドルも上下にボラタイルな

 展開になる可能性がありそうじゃのう...。溜口剛太郎殿。」



『さてところで...、ジイさん。今日は何のお話だい?』



「ふむ...。そうじゃのう。今日は『トレードとシナリオのお話』

 でもさせてもらうとしようかのう...。溜口剛太郎殿。」



『まぁ、よろしい。聞いてやろうじゃないか...。ジイさん。』



「ジイがよく言っているように、相場には『これこそ絶対に正しい』

 というものはなく、トレードに対する考え方にも多様性があるが、

 その1つに『トレードとシナリオ』というものがあってのう...。」



『......。』



「ある考え方では『シナリオを立てるという事は予想する事でもあり

 予想はトレードにバイアスとなる場合もあって、ときに有害となり

 シナリオなど立てずチャートのテクニカル的事実に純粋に従うべき

 で、そもそも予想などは当たらないもので、シナリオを立てるなど

 まったくの時間の無駄である。』という見解もあるのじゃのう...。」



『なるほど、この見解にはこの見解なりに説得力があるわな...。』



「他方...、『シナリオを立てるということは予想することではなく、

 トレードでは変化に遭遇した時に欲と恐怖で判断を錯誤しがち故に

 事実未然のうちに、ここを抜けたら買おう(売ろう)、あるいは

 エントリー後、想定通りに動きここまで到達したら利確をしよう、

 そしてもしも、ここまで逆行してしまったら損切りして撤退しよう

 などを想定して「場合の対応を事前に決めておく」ことであり、

 トレードに際してあらかじめ迷いを除去する有益な作業である。』

 という見解もあるのじゃのう...。溜口剛太郎殿。」



『あははっ。こう聞けば、これもこれなりに納得できそうだぜ...。』



「さらに...、自ら定めた規定の時間内で利確にも損切りにも

 至らなかったら、揉み合いに捕まってしまったということで、

 上昇(下降)の想定に反するので、一旦、撤収しよう、という、

 タイム・ストップをトレード・ルールに加えたり、あるいは、

 何時には重要経済指標の発表があるので、何分までに利確にも

 損切りにも至らなかったら、一旦手仕舞いをしよう、という、

 重要経済指標の発表時間や、中銀総裁など要人発言時間も考慮した

 ルールを設けることもできるものなのじゃのう...。」



『シナリオにはいろいろな想定の余地があるものなんだな...。』



「事が起こってから慌てふためいて混乱しないように...、

 事前に対処 (場合の対処) を決めておくことは、たとえば

 火災時の避難路を確認しておくことが無駄ではないように、

 ジイは有益な事とは思うが...、このあたりはトレーダーごとの

 考えによるところとなるのやも知れぬのう...。溜口剛太郎殿。」



『都市伝説のTV番組風に言うならば「シナリオが必要か必要でないか

 それはトレーダーのあなた次第です!」となるのかもしれないが、

 事前の対処として、「場合の対応を事前に決めておく」ことは、

 どうやら、あながち無駄でもなさそうだな...。ジイさん。』







なーんちゃって。

またまたお話が長くなりました。 m(_ _)m




ではまた来週。

トレードと凡事のお話 その250

  • 投稿日:

猛暑とともに日本の各地域で豪雨災害が発生しています。

被害に遭われた方々へ心よりお見舞いを申し上げます。m(_ _)m




■先週(710日から14)の主な出来事や要人発言



先週は、ドルインデックスが95.77で始まり、軟調傾向で推移して、

94.90で週の終値になりました。

10年債利回りは週レベルで2.332%に低下しました。

NY原油先物(WTI)8月限は週レベルで46.54ドルへ上昇しました。

NYダウは週間223.4ドル上昇、21637.74ドルで週の取引を終える。



<710()>



報道

「モスルのイスラム国の掃討でイラク首相が勝利宣言。」

日経平均は141.35円高で寄り付き151.89円高で大引け。

黒田日銀総裁

「わが国の景気は緩やかな拡大に転じつつある。

 わが国の金融システムは安定性を維持している。

 金融政策運営については、2%の物価安定の目標の実現を目指し、

 これを安定的に持続するために必要な時点まで、

 長短金利操作付き量的・質的金融緩和を継続する。

 消費者物価指数の前年比上昇率の実績値が安定的に2%を超えるまで

 マネタリーベースの拡大方針を継続する。」

NHK世論調査

「安倍内閣支持率は35%に低下、不支持は48%。」

ロシアのエネルギー相

「現在実施している協調減産について、

 必要なら期間の延長と減産量の追加を検討する。」

NY連銀の消費者調査(6)

「消費支出の伸びは3.33%増を見込む(前回調査2.6%増)。

 3年先のインフレ期待は2.8%(前回2.5%)。

 1年前よりも良好になったと回答した割合は過去最高。」

日経新聞

「財務省は今夏予定していた日本郵政株の売り出しを延期する方針。」

NYダウは5ドル安で取引を終える。



<711()>



日経平均は7.12円安で寄り付き114.50円高で大引け。

報道

「米政府、クォールズ元財務次官をFRB副議長に正式指名。」

サンフランシスコ連銀総裁

「最新の雇用データは米景気の強さを示している。

 年内あと一回の利上げは合理的。

 年内のバランスシート縮小開始は理に適う。

 インフレ率は来年2%への加速を予想。」

報道(イズベスチヤ)

「ロシアが米外交官30人を退去させる可能性。」

SP

2019年央まで英中銀の利上げは見込まれない。

 英国の実質賃金の低下が家計支出を抑制。

 超緩和政策スタンスが中期的に続く公算。

 2017年の英成長率は1.4%に鈍化へ。」

クーレECB

QEの影響は伝統的金融政策とあまねく同等のもの。

 QEは実質的な資本フローを引き起こした。

 これがユーロの実効為替相場の減価に影響したかどうかは不明。

 為替相場への影響は資本フローより金利差見通しの方が大きい。

 先進国資産購入プログラムが通貨安競争助長との見方は誤解招く。

 通貨安は政策の副作用であり主な経路でも目的でもない。」

メルケル独首相

「債務危機からは脱却した。

 ECB金融政策は望ましい状態にはまだ戻っていない。

 ユーロ圏の全ての諸国が成長に向けた動きとなっている事を歓迎。」

ブロードベント英BOE副総裁

「離脱後にEUとの貿易が減少すれば経済の打撃になるだろう。」

ミネアポリス連銀総裁

「男性の労働参加率の低さは困難な問題。

 労働参加率の低さについて良い答えが見つからない。

 多くの企業が訓練できる従業員を見つけることが出来ていない。

 企業が従業員補充のため賃金を引き上げる兆候はない。」

報道

「トランプ米大統領の長男がロシアの弁護士との面会を仲介した

 ゴールドストン氏との一連のメールのやり取りを公表。

 その中で、ロシア政府がトランプ陣営に対して、

 選挙を支援したい意向を示していたことが明らかとなった。」

ブレイナードFRB理事

「保有資産の縮小開始は早期に適切に。

 保有資産より金利に外為は敏感に反応する可能性。

 最近のインフレ軟化踏まえて金利軌道を検証する

 インフレの動向を注意深くみている。

 追加利上げ決定前にインフレを見極める意向。

 FF金利の正常化はかなり進行していると認識。」

マコーネル上院共和院内総務

「ヘルスケア法案や指名承認など他の問題を解決するため、

 8月の休会を第3週まで2週間延期する

 813日にヘルスケア法案の修正案を公表。

 来週、ヘルスケア法案を審議。」

ギリシャ中銀総裁

「ギリシャの債券市場復帰は時期尚早。

 債務削減計画が明らかになれば、

 ECBは年内にギリシャ債購入を検討する可能性。

 7月のECB理事会は政策変更をする時ではない。

 出口戦略についてECB内で大きなコンセンサスが形成されている。

 ドイツは黒字でもっと投資拡大を検討すべき。」

NYダウは一時100ドル超下落するも0.55ドル高で取引を終える。



<712()>



日経平均は58.26円安で寄り付き97.10円安で大引け。

トランプ大統領の長男(FOXニュースのインタビュー)

「どのような文書も提出して協力する。

 情報の正確性について不明であった。」

ブロードベント英BOE副総裁

「利上げの準備が出来ていない。

 経済に多くの評価できないものがある。」

イタリア中銀総裁

「ユーロ圏には極めて拡張的な金融政策が必要。」

ILO失業率が約40年ぶりの低水準に。

イエレンFRB議長 (証言テキスト)

「今後数年間で緩やかな追加利上げが必要に。

 経済に対するインフレの反応が重要な不透明性。

 米国の財政政策も不透明性もたらす要因。

 年内にバランスシート縮小を開始する見込み。

 バランスシートをアクティブな政策手段とすること望まず。

 インフレは目標を下回っており、最近は低下傾向も。

 インフレの状況を注意深くみる。」

10年債利回りが一時2.30%台へ低下。ドル売り反応。

10年債利回りが0.51%台へ低下。

BOCが政策金利を0.25%利上げして0.75%に設定。

BOC声明

「インフレ鈍化は一時的な要因。

 現在の見通しは利上げを正当化。

 2017年末に需給ギャップは解消する。

 更なる金利調整も予想される。

 経済は潜在成長より早いスピードで拡大。

 17年の成長見通しは2.8%(従来2.6%)

 18年の成長見通しは2.0%(従来1.9%)」

EIA週間石油在庫統計では原油在庫が756.4万バレルの減少。

イエレンFRB議長

「労働市場の強さがいづれ賃金を押し上げる。

 インフレ鈍化は一時的要因。

 インフレ鈍化が続くようであればアプローチを調整。

 2%目標に向かっていないとの判断は時期尚早。

 バランスシート計画は市場の動揺を避けることが目的。 

 高齢の労働人口が参加率に影響。

 バランスシート縮小は年内の比較的早い時期に開始。

 インフレの弱さの一部は一時的要因。」

10年債入札では最高落札利回り2.325%、応札倍率2.45倍。

米地区連銀報告

「経済は小幅から緩やかなペースで拡大。

 雇用は緩やかなペースで拡大。

 一部の地区がインフレ圧力が小幅に緩和と報告。

 大半の地区で物価は緩やかな上昇を継続。

 大半の地区で個人消費が一時鈍化。」

カンザスシティー連銀総裁

「保有資産の縮小の近い将来の開始を支持。

 金融市場は静かだが警戒すべき理由ある

 低過ぎる金利は金融市場を不均衡にする。

 現在の金利水準は、FRBに次の景気後退に対処するための

 余力を与えていない。

 バランスシート縮小で資産価格に調整が入る可能性はある。」

報道

「日銀が成長率見通しを1718年度で0.10.2ポイント上方修正。」

NYダウは123ドル高で取引を終える。史上最高値を更新。



<713()>



マカファティ英中銀委員 (英タイムズ紙のインタビュー)

8月のMPCで利上げを支持したいと考えている。

 債券買い入れプログラムQEの解除について、

 より速いペースの解除を支持する。」

日経平均は78.90円高で寄り付き1.43円高で大引け。

10年債利回りが一時0.58%台へ上昇。

中国人民日報

「中国は元の安定化に向けた圧力にさらされている。」

イエレンFRB議長

「インフレを非常に注意深く見守っている。

 労働市場はかなりタイト。賃金圧力加わる可能性も。

 景気拡大が老化で死ぬことはない。

 財政政策による不確実性が現時点では極めて高い。

 ヘルスケアへのアクセスは雇用流動性にとって重要。

 FRBの二つの責務の間に矛盾はない。

 インフレが目標を下回っていることは認識している。

 2%のインフレ目標は上限ではない。

 バランスシート縮小開始はゆっくりと段階的に行う計画。

 バランスシート縮小で市場を動揺させたくない。

 保有資産の縮小期は長期金利はいくらか上昇へ。

 イールドカーブは金利設定における要素の一つ。

 雇用のミスマッチが存在する。

 働き盛りの男性の労働参加率の低下は長期的な傾向。

 第2四半期の成長は前期比で著しく高くなると予想。

 3%成長なら素晴らしいが、向こう2年間はかなり厳しい。」

WSJ

ECBが来年から資産買い入れを段階的に縮小する方針を

 9月7日の理事会で示唆する公算が大きい。」

石油輸出国機構IEA月報

2017年の需要の伸びを10万バレル上方修正。」

30年債の入札では最高落札利回り2.936%、応札倍率2.31倍。

ダラス連銀総裁

「バランスシートの縮小は年内開始が適切。

 最近のインフレ鈍化は一時的の可能性が高い

 インフレは中期的に2%目標達成し上回るべき。」

ブレイナードFRB理事

「保有資産の正常規模は当面、分からない。

 低い中立金利は危機対応の余力に乏しいことを意味する。

 自身はインフレが2%目標を達成するかに焦点。

 フィリップス曲線は非常にフラット化しているようだ。

 他国の中銀と連携してはいない。」

トランプ米大統領

「韓国との協定は悪い取り決め。鉄鋼のダンピングをやめさせる。

 鉄鋼輸入について割当、関税の両方を検討

 壁はメキシコ国境の全域にまたがる必要はない。

 700900マイルにすべき。ソーラーパネルの壁を真剣に検討。」

NYダウは20ドル高で取引を終える。史上最高値を更新。



<714()>



日経平均は58.11円高で寄り付き19.05円高で大引け。

時事世論調査

「安倍内閣支持29.9%に急落、不支持48.6%。」

JPモルガンの第2四半期FICCセールス・トレーディング収入は

予想より弱い32.2億ドル。

米シティグループの第2四半期1株利益予想より強い1.28ドル。

ダラス連銀総裁 (ブルームバーグTVインタビュー)

「最近の弱いインフレ、一過性とそうではないもの混在。

 賃金圧力は今後数ヶ月で高まる見通し。

 バランスシート縮小の市場への影響は限定的であろう。」

CPI(6)と米小売売上高(6)はともに市場予想より弱い結果に。

10年債利回りは一時2.28%台へ低下。ドル売り。

FF先物市場での12月利上げ確率が4割程度に低下。

ダラス連銀総裁

「これまでのインフレの進展は不均衡。

 インフレはさらに進展すると確信。ただ、時間がかかる。

 追加利上げの前にインフレ進展の証拠を見たい。

 保有資産の縮小開始は9月が適切になる可能性。」

NY連銀モデルの第2四半期米GDP見通しは1.9(先週1.96)

シカゴ連銀総裁の

「今年序盤の弱いGDPは一過性の模様。

 弱いインフレは依然として課題。

 2%目標達成に対するコミットを示す必要。」

NYダウは84ドル高の21637.74ドル。史上最高値を更新。





<先週のドル円の概況>



先週のドル円は、週初10日に113.88レベルで始まり、11日のNY

間前半に週高値となる114.49へ上昇しましたが、ロンドンフィックス

から反落して、揉み合いながらも軟調傾向で推移して13日の東京時間

前半にかけて112.86へ下落する展開になりました。その後、切り返し

て、14日の東京時間前半にかけて113.57へ反発しましたが、その後、

再び反落してNY時間序盤に週安値となる112.26へ下落して、112.53

レベルで週の取引を終えました。



<先週のユーロドルの概況>



先週のユーロドルは、週初10日に1.1398レベルで始まり、揉み合い

を経た後に翌11日のNY時間から上伸して、12日の東京時間終盤に

かけて週高値となる1.1489へ上昇する展開になりました。その後、

反落して、NY時間前半に1.1391へ下落しましたが、その後、切り返

して、13日のロンドン時間序盤にかけて1.1456へ反発する展開になり

ました。その後、再び反落して週安値となる1.1370へ下落しましたが

その後、切り返して、揉み合いながらも堅調傾向で推移して、14日の

NY時間から上伸して1.1469レベルで週の取引を終えました。







●今週(717日から21)のドル・円・ユーロの注目点



<今週のドル円>



今週のドル円相場は、上昇した場合、まずは14日の戻り高値112.72

を巡る攻防が注目されます。ここを上抜けた場合は13日の安値112.86

さらに上昇した場合は113.00の「00」ポイント、ここを上抜けた場合

14日の高値113.57から12日のNY時間の戻り高値113.68、さらに上

昇した場合は114.00の「00」ポイントを巡る攻防が注目されます。

一方、下落した場合は、まずは先週安値でもある14日の安値112.26

を巡る攻防が注目されます。ここを下抜けた場合は3日の安値112.10

から112.00の「00」ポイント、さらに下落した場合は630日の安

111.73、ここを下抜けた場合は627日の安値111.46、さらに下

落した場合は626日の安値111.14、ここを下抜けた場合は111.00

の「00」ポイントを巡る攻防が注目されます。



今週のドル円相場は経済指標および要人発言では、17日の中国第2

半期GDPと中国鉱工業生産と中国小売売上高とNY連銀製造業景況指

数、18日の米NAHB住宅市場指数と対米証券投資、19日の米住宅着

工件数と米建設許可件数、20日の日通関ベース貿易収支と日銀金融政

策発表と黒田日銀総裁の定例会見とフィラデルフィア連銀製造業指数

と米新規失業保険申請件数と米景気先行指標総合指数、などが注目さ

れます。



先週のドル円は、週前半に510日の高値を一時上抜け114.49へ上

昇するも、その後、イエレンFRB議長が議会証言で「インフレは目標

を下回っており最近は低下傾向も。インフレの状況を注意深くみる。」

と慎重姿勢を示したことや、週末の米CPI(6)と米小売売上高(6)

がともに市場予想より弱い結果になったことを背景にドルが売られ、

軟調な相場展開になりました。米FF先物市場での12月米利上げ確率

も4割程度に低下することになりました。

今週も引き続き米経済指標が注目されますとともに、日本を除く主要

各国の中銀が緩和縮小へ舵を取ろうとする中、20日の日銀金融政策発

表と黒田日銀総裁の定例会見が注目されます。これらの次第ながら、

日銀の緩和継続が再確認された場合は円売り動意再開となる展開もあ

りそうです。

ただ、北朝鮮リスクは一旦後退するも、トランプ大統領の長男のメー

ル公表によりロシア・ゲート問題が燻っているとともに、連日、史上

最高値を更新するNYダウに一部で高値警戒も囁かれているようで、

株式市場の動向や米10年債利回りの動向にも留意したいものです。





<今週のユーロドル>


今週のユーロドル相場は、上昇した場合、まずは12日のNY時間の戻

り高値1.1479から12日の高値1.1489を巡る攻防が注目されます。

ここを上抜けた場合は1.150000」ポイント、さらに上昇した場合は

201652日の高値1.1536、ここを上抜けた場合1.1600の「00

ポイントから201653日の高値1.1616、さらに上昇した場合は

1.1700の「00」ポイントから2015824日の高値1.1713を巡る

攻防が注目されます。

一方、下落した場合は、まずは14日のNY時間の押し安値1.1435

巡る攻防が注目されます。ここを下抜けた場合は1.1400の「00」ポイ

ントから12日の安値1.1391、さらに下落した場合は13日のNY時間

の押し安値1.1382から13日の安値1.1370、ここを下抜けた場合は

5日の高値1.1368から6日の高値1.1355、さらに下落した場合は

6日の安値1.1329、ここを下抜けた場合は5日安値1.1312から1.1300

の「00」ポイント、さらに下落した場合は628日の安値1.1291

ここを下抜けた場合は626日の高値1.1219をを巡る攻防が注目されます。



今週のユーロドル相場は経済指標および要人発言では、17日の欧消費

者物価指数改定値、18日の独・欧ZEW景況感調査、20日の欧ECB

金融政策発表とドラギECB総裁の定例会見と欧消費者信頼感速報、

などが注目されますが、対ドル通貨ペアとして、17日の中国第2四半

GDPと中国鉱工業生産と中国小売売上高とNY連銀製造業景況指数

18日の米NAHB住宅市場指数と対米証券投資、19日の米住宅着工件

数と米建設許可件数、20日のフィラデルフィア連銀製造業指数と米新

規失業保険申請件数と米景気先行指標総合指数などが注目されます。



先週のユーロドルは週間ベースでは1.13台後半から1.14台後半を範囲

とするレンジ相場になりましたが、今週は20日のECB金融政策発表

とドラギECB総裁の定例会見が注目の焦点になります。

先月27日のECB年次フォーラムでドラギ総裁が「デフレ圧力はリフ

レ圧力に置き換わった。緩和の調整も(景気の)改善基調が安全である場

合に限り徐々にしなければならない。」との発言以来、レイヤーを切り

上げたユーロドルですが、13日にWSJ紙が「ECBが来年から資産買

い入れを段階的に縮小する方針を9月7日の理事会で示唆する公算が

大きい。」との観測報道をしていて、今月7月のECB理事会でその前

段の示唆が仄めかされるか注目されます。

IMM通貨先物でユーロの買い越しが83,788枚と2007年以来の高水準

に膨らんでいることで調整の可能性も排除されませんが、今月のECB

理事会の発表の次第によっては2年半ほど続いた月足レベルのレンジ

がブレークとなる可能性もありそうです。







■トレードと凡事のお話 その250



前回からの続きのお話です。



投資苑で有名なアレキサンダー・エルダー博士が

トレードでは当たり前なことこそが大切として、

「投資苑3」の中でこう語っています。



「相場には秘密があります。

 秘密がないということが秘密なのです。」



相場やトレードで秘密ではない「当たり前なこと」とは

いったいぜんたい何なのでしょうか...。



今回は「トレードと凡事」その第二百五十話です。



それでは、はじまり、はじまり~。^^





『おい、ジイさん。先週のドル円は、週前半に510日の高値を

 一時上抜け114.49へ上昇したけど、その後、イエレンFRB議長が

 議会証言でインフレ低下懸念を示し、週末の米CPIと米小売売上高

 がともに市場予想より弱い結果になったことでドルが売られて、

 軟調な相場展開になったよな...。』



「ふむ。そうであったのう...。溜口剛太郎殿。

 ドルインデックスも軟調に推移して、米FF先物市場での12月の

 米利上げ確率も4割程度に低下することになったのう...。」



『今週のドル円は、どんな相場展開になるのかねぇ...。』



「ここのところ弱い米指標が多く米経済指標が注目されるとともに、

 日本を除く主要各国の中銀が金融緩和からの出口へ向かう中、

 20日の日銀金融政策と黒田日銀総裁の定例会見が注目されよう...

 緩和継続が再確認された場合は円売り再開となる展開もあろうが、

 北朝鮮リスクは一旦後退するも、ロシア・ゲート問題が燻っている

 とともに、連日、史上最高値を更新するNYダウに

 一部で高値警戒も囁かれているようで、株式市場の動向や

 米10年債利回りの動向にも留意していきたいものじゃのう...。」



『さてところで...、ジイさん。今日は何のお話だい?』



「ふむ。そうじゃのう...。今回は『知識の断捨離のお話』でも

 させてもらうとしようかのう。溜口剛太郎殿。」



『断捨離とは、必要のないものを断ち、捨てて、執着から離れる事、

 という意味と思うが、まぁ、よろしい。聞いてやろうじゃないか。』



「トレードの勉強も長らくしていると、垢や不要なものが溜まったり

 頭の中で知識が不調和となって混乱してしまうこともあってのう。

 ときに、自分自身にとって何が重要で何が不要か洗いなおして

 整理してみることも大切になるのではなかろうかのう...。」



『勝っているトレーダーは複雑なトレードしているわけではなく、

 とてもシンプルな思考でトレードしているとも言うからなぁ...。』



「知識を捨てるためには、まずは学んで溜めなくてはならないが...、

 学んだ後は、シンプル思考に到達するために、自分自身にとって

 不要な知識を捨てる『知識の断捨離』のプロセスが必要になる、

 というわけなのじゃのう...。溜口剛太郎殿。」



『......。』



「トレードには『これこそ絶対に正解』というものはなく...、

 小幅レンジであっても、数Pipsを抜く逆張りスキャルの手法もあり

 相場で勝つためには、トレード・チャンスを多く得るためにも、

 相場の7割以上と言われるレンジ相場を究め制さなくてはならない

 という考え方もあり、これはこれで肯定されようが...、

 また一方、前回ご紹介したトレーダーのSさんのように、

 徹底したトレンド・フォローのみのトレードで、

 非トレンド状況とも言える『レンジ相場でのトレードを排する事』

 に徹することよって、勝っているトレーダーもいるのじゃのう...。」



『自分たちを含めて多くのトレーダーは貪欲なもので...、

 レンジでもトレンドでも高勝率で勝つことを目指して、

 できるだけ多くのトレード・チャンスを求めるたがるものだけど、

 それでいながら、トータル収支が向上しない場合は、

 非トレンド状況とも言える「レンジ相場でのトレードを排除する」

 ということは、トレーダーとしての大きなパラダイム転換に

 なるのかもしれないよな...。ジイさん。』



「ふむ...。トレードは数多く行うほど儲けれるものではなく、

 また、勝率よりも利益率が大切であるならば...、

 ボラティリティのあるワイド・レンジは別としても、

 『小幅レンジ相場でのトレードを徹底して排除』して、

 トレンド・フォローのみに徹することは、むしろ、

 トータル収支向上に繋がることが少なくないのではあるまいか。」



『もしかすると、小幅レンジでのトレードを排することが出来たなら

 揉み合いを抜けて、強い動意で上げれば買う(下げれば売る)

 ダメだったならば損切るが、トレンドが続いている間は保持して

 反転を確認して利食う、という事を基本とする、

 シンプルなトレードも目指せるのかもしれないよな...。』



「言うは易く行うは難しでトレードはそこまで簡単ではないとしても

 『小幅レンジ相場でのトレードを徹底して排除する』という視点で

 ハイ・ロー・バンドの幅や、ボリバンのバンド幅や、

 EMA5の自身チャートにおける具体的な傾斜角度規定や、

 ATRの数値規定などを過去チャート検証で見つける事が出来たり、

 上下のラインで括った『ライン幅規定』を見つける事ができたなら

 小幅揉み合いを避けたうえで、トレンド・フォローのみに徹する、

 という、自分自身にとって新たなパラダイムのトレードの可能性も

 開けてくるのではなかろうかのう...。溜口剛太郎殿。」



『知識の断捨離の過程では新たな発見の可能性もあるという事か...。

 そういうことなら、オレ様も断捨離とやらをしてみるとするぜ。』







なーんちゃって。

またまたお話が長くなりました。 m(_ _)m




ではまた来週。

トレードと凡事のお話 その249

  • 投稿日:

G20では自由貿易の重要性で一致し保護主義と闘いを続けるとするも

対北朝鮮問題では結束できず、パリ協定は19カ国合意となりました。





■先週(73日から7)の主な出来事や要人発言





先週は、ドルインデックスが95.38で始まり、96.25へ上昇した後に

反落して95.78で週の終値になりました。

10年債利回りは週レベルで2.386%に上昇しました。

NY原油先物(WTI)8月限は週レベルで44.23ドルへ下落しました。

NYダウは週間64.71ドル上昇、21414.34ドルで週の取引を終える。





<73()>



報道

「東京都議会選挙では都民ファーストの会が大勝して第1党に躍進。

 自民党は惨敗して23議席に議席数を減らす。」

日経平均は22.89円高で寄り付き22.37円高で大引け。

報道

「日本の路線価は全国平均では2年連続で上昇。

 銀座中央通り鳩居堂前はバブル期を超えて過去最高に。」

報道

「英BOEの一部業務で731日から4日間、ストライキを実施へ。」

カナダが建国記念日で休場。NYの株式・債券市場は短縮取引。

ISM製造業景況指数(6)は予想より強い57.8

独仏の株式市場は1%超の上昇で取引を終える。

アトランタ連銀「GDPナウ」第2四半期予想は3.0%に上方修正。

NYダウは129ドル高で取引を終える。





<74()>


BOEブリハ委員

「個人消費は依然として低迷しており、それを相殺するだけの

 新たな民間投資や輸出は発生していないと思われる。

 時期尚早の利上げは若干遅い利上げより間違い大きくなる可能性。」

日経平均は136.47円高で寄り付き23.45円安で大引け。

防衛省は

「北朝鮮が日本海に向けてミサイルを発射。

 日本の排他的経済水域(EEZ)内に着水した可能性。」

RBA

「政策金利の維持は持続的な経済成長に合致している。

 豪ドル高は経済の調整を複雑化。インフレ期待は徐々に上昇。

 豪州経済は徐々に成長。当面は成長を維持する。

 住宅価格は一部で上昇。雇用市場はまちまち、

 雇用者数の拡大傾向はこのところ強い。」

北朝鮮

「大陸間弾道ミサイル火星14号の実験に成功した。」

中国外務省

「中国は国連決議に反する北朝鮮のミサイル発射に反対。」

プラートECB理事

「インフレは緩やかに目標に向かって動いている。

 基調インフレ圧力は引き続き抑制されている。

 ECBは忍耐と継続性が求められている。

 ECBの使命はまだ果たせていない。

 QEプログラムはこれまで効果を発揮してきた。」

NYは独立記念日で休場。





<75()>


北朝鮮の金朝鮮労働党委員長

「米国の脅威がなくなるまで交渉はしない。

 独立記念日の贈り物(ミサイル)は気にくわないだろうが、

 2017年中に米国に頻繁に贈り物を届ける。

 米国が譲歩するまで核とミサイルで協議しない。」

米国務省

「北朝鮮はICBMを試射した。行動を強く非難する、

 核武装した北朝鮮を決して容認しない。

 米国は北朝鮮の行動を国連安保理で討議する。」

日経平均は17.28円安で寄り付き49.28円高で大引け。

ロイター通信

「北朝鮮が6回目の核実験を行った可能性がある。」

報道

「日欧EPAが大枠合意。」

クーレECB専務理事

「外貨準備で人民元保有を増やす可能性。

 政策の変更については議論していない。」

IMF

「米経済の成長見通しは4月時点の予測より幾分か弱まった。

 欧州とアジアの成長見通しは小幅改善を見込む。

 世界経済は順調。今年と来年の世界のGDP3.5%見込む。

 中国の負債は脆弱性を高めている。」

FOMC議事録

「バランスシート縮小開始時期で意見が分かれる。

 インフレ軟化は特殊要因が原因と大半が判断。

 緩やかな利上げを支持。

 一部は数ヵ月以内のバランスシート縮小開始を支持。

 一部はインフレの進展が緩んだ可能性を指摘。数人は株高を指摘。」

報道

(原油の)追加減産提案が行われた場合にロシアは反対する。」

NYダウは1ドル安で取引を終える。





<76()>


日経平均は19.95円安で寄り付き87.57円安で大引け。

仏中銀総裁

ECBの非伝統的措置は永遠ではない。

 2017年国内成長率予想を1.6%に上方修正(6月時点1.4%)」

プラートECB専務理事

「景気循環的な回復がより力強くなっている。

 インフレ指標は引き続きボラタイル。

 基調的な価格圧力は引き続き抑制されている。

 成長見通しへのリスクは幅広くバランスしている。

 ECBの使命はまだ達成されていない、忍耐が必要。」

ECB議事録

「金融環境に幾分の引き締まりが予想される。

 現状の金融政策スタンスが適切との幅広い合意があった。

 価格安定見通しに本質的な変化はみらないと幅広く意見が一致。

 小さなコミュニケーションの変化が誤解されること懸念。

 見通しが改善すればQE緩和バイアスに見直しも。」

ADP雇用統計(6)は予想より弱い15.8万人。

10年債利回りが0.50%超に上昇。

ISM非製造業景況指数(6)は予想より強い57.4

EIA週間石油在庫統計では原油在庫が629.9万バレルの減少。

アトランタ連銀「GDPナウ」第2四半期予想は2.7%に下方修正。

バイトマン独連銀総裁

「景気回復がECBの出口戦略のドアを開いた。

 出口戦略の時期やペースはインフレの基調が決める。

 信頼のために、インフレが許容すれば

 ECBは出口戦略に動かなければならない。

 刺激策の量や手段に関して意見は分かれている。」

マカファティー英BOE委員

「インフレは急速に上昇した。更に加速するであろう。

 刺激策の若干の解除が必要になる公算。

 ポンド安が物価を3%上昇させた。直近のポンドの戻りは小さい。

 金融政策はアクセルを持っている。

 英国以外からのリスクが最も大きい。

 経済が見通し通りであれば緩やかな利上げを見込む。

 向こう数年で数回の利上げを見込む。」

マティス米国防長官

「北朝鮮のICBM(大陸間弾道弾)の能力では、

 米国を戦争に近づけることはない。

 アラスカのミサイル防衛は十分。

 米国は北朝鮮がミサイルを発射後直ぐに探知した。」

NYダウは158ドル安で取引を終える。





<77()>


日経平均は137.41円安で寄り付き64.97円安で大引け。19929.09円。

フィッシャーFRB副議長

「政府の政策の方向性をより明らかにする必要がある。

 方向性の不確実さは企業が投資を鈍化させる一要因になる可能性。」

報道

「日銀が国債買い入れの増額と長期を対象に指値オペを通告。」

日銀指値オペ詳細

「新発10年利付国債347回債、買い入れ利回り0.11%。

 金額に制限を設けず。長期債の指値オペは23回らい。

 中期ゾーンは昨年1117日に実施。」

ドル円が上昇。

報道

「韓国は北朝鮮との間で南北赤十字協議や軍事会議などを検討。」

オランダ中銀総裁

「明らかにリフレがデフレに置き換わった。

 政策決定は経済環境に依存する。」

メルケル独首相

G20のモットーは相互接続された世界の構築。」

米非農業部門雇用者数(6)は予想より強い22.2万人、

米失業率(6)は予想より弱い4.4%

米平均時給(6)は予想より弱い前月比+0.2%

10年債利回りは2.36%台へ低下の後に2.39%

原油先物が一時43ドル台下落。

FRB金融政策報告

「直近の金融市場は良好。家計負債は抑制されている。

 社債市場で流動性が低下しているとの証拠はほぼ見られない。

 商業不動産市場で信用ひっ迫の兆候が見られる。

 タームプレミアムの上昇は長期債の価格下落リスクを意味する。」

ティラーソン米国務長官の会見

「米ロ首脳会談でトランプ大統領は大統領選の干渉を持ち出したが、

 プーチン大統領は関与を否定した。

 米ロとヨルダンがシリア南西部の停戦で合意した。」

NYダウは94ドル高の21414.34ドルで取引を終える。





<先週のドル円の概況>


先週のドル円は、週初3日に下窓を空けて112.11レベルで始まるも、

その後、堅調傾向で推移して翌4日のオセアニア時間にかけて113.47

へ上昇する展開になりました。その後、ロンドン時間にかけて112.74

へ反落して、その後、5日オセアニア時間にかけて113.35へ反発して

その後、東京時間前半に112.82へ反落する揉み合いになりましたが、

ロンドン時間に113.68へ上昇する展開になりました。その後、6日の

東京時間に112.88へ反落しましたが、ロンドン時間にかけて113.47

へ反発する揉み合いが続きました。その後、7日の東京時間前半に日銀

が国債買い入れの増額と長期を対象に指値オペを通告したことを背景

に上伸してロンドンフィックスにかけて週高値となる114.18へ上昇し

113.94レベルで週の取引を終えました。





<先週のユーロドルの概況>


先週のユーロドルは、週初3日に1.1419レベルで始まり揉み合いなが

らも軟調傾向で推移して、5日のロンドン時間にかけて週安値となる

1.1312へ下落する展開になりました。その後、切り返して、揉み合い

ながらも堅調傾向で推移して7日のオセアニア時間にかけて1.14台前

半へ上昇する展開になりました。その後、小幅な揉み合いとなって米

雇用統計の発表を迎えました。米雇用統計の発表後に一時、週高値と

なる1.1439へ上昇しましたが、その後、一時1.1379へと反落して、

1.1404レベルで週の取引を終えました。週間では15Pipsの下落となり

ました。










●今週(710日から14)のドル・円・ユーロの注目点





<今週のドル円>


今週のドル円相場は、上昇した場合、まずは114.00の「00」ポイント

から先週高値の114.18を巡る攻防が注目されます。ここを上抜けた場

合は511日の高値114.37、さらに上昇した場合は33日の高値

114.75、ここを上抜けた場合は215日の高値114.95から115.00

00」ポイント、さらに上昇した場合は310日の高値115.50を巡

る攻防が注目されます。

一方、下落した場合、まずは75日の高値113.68を巡る攻防が注目

されます。ここを下抜けた場合は7日米雇用統計後の押し安値113.50

さらに下落した場合は7日のオセアニア時間の押し安値113.10から

113.00の「00」ポイント、ここを下抜けた場合は6日の安値112.88

から4日の安値112.74、さらに下落した場合は30日の高値112.60

ここを下抜けた場合は3日の安値112.10を巡る攻防が注目されます。





今週のドル円相場は経済指標および要人発言では、10日の日国際貿易

収支と日機械受注と黒田日銀総裁の発言と中国消費者物価指数と中国

生産者物価指数と米LMCI労働市場情勢指数、12日のイエレンFRB

長の下院金融委員会での証言と米地区連銀経済報告、13日の中国貿易

収支と米生産者物価指数と米新規失業保険申請件数とイエレンFRB

長の上院銀行委員会での証言と米月次財政収支、14日の米消費者物価

指数と米小売売上高と米鉱工業生産とミシガン大学消費者信頼感指数

速報、などが注目されます。





先週のドル円は、米10年債利回りの上昇も背景に、7日に日銀が国債

買い入れの増額と長期を対象に指値オペを通告したことによる円安で

一時114円台へ上昇する展開になりました。


日本を除く主要各国の中銀が緩和縮小へ舵を取ろうとする中、日銀が

緩和を継続することで、円の独歩安となっていますが、北朝鮮問題な

ど地政学的リスクには引き続き留意が必要な状況のようです。





そして、ドイツで開催されていたG20では、自由貿易の重要性で一致

して保護主義と闘いを続けるとするも、その一方で「合法的な貿易保

護手段の役割を認める」としてトランプ大統領の主張にも配慮するこ

ととなりました。また、対北朝鮮問題では結束に至らず、パリ協定に

関しては米を除く19カ国合意ということになりました。


週初、まずはG20を巡る市場反応が注目されますが、今週は12日と

13日の午後11時からのイエレンFRB議長の証言と、14日の米消費者

物価指数と米小売売上高などが注目の焦点になります。


ドル円と日米10年債金利差の推移

http://lets-gold.net/market/chart_gb10yr.php

にも注目してトレードしていきたいものです。








<今週のユーロドル>


今週のユーロドル相場は、上昇した場合、まずは7日のロンドン時間

の高値1.1427を巡る攻防が注目されます。ここを上抜けた場合は先週

高値でもある米雇用統計後の高値1.1439から3日の高値1.1445

さらに上昇した場合は2016412日の高値1.1465、ここを上抜け

た場合は20151015日の高値1.1495から1.1500の「00」ポイ

ント、さらに上昇した場合は201652日の高値1.1536を巡る攻

防が注目されます。

一方、下落した場合は、まずは7日の米雇用統計後の押し安値1.1379

から4日の高値1.1377を巡る攻防が注目されます。ここを下抜けた場

合は5日の高値1.1368から6日の高値1.1355、さらに下落した場合は

6日の安値1.1329、ここを下抜けた場合は先週安値でもある5日安値

1.1312、さらに下落した場合1.1300の「00」ポイントから628

の安値1.1291、ここを下抜けた場合は626日の高値1.1219を巡る

攻防が注目されます。





今週のユーロドル相場は経済指標および要人発言では、12日の欧鉱工

業生産、13日の独消費者物価指数改定値、などが注目されますが、

対ドル通貨ペアとして、10日の中国消費者物価指数と中国生産者物価

指数と米LMCI労働市場情勢指数、12日のイエレンFRB議長の下院金

融委員会での証言と米地区連銀経済報告、13日の中国貿易収支と米生

産者物価指数と米新規失業保険申請件数とイエレンFRB議長の上院銀

行委員会での証言と米月次財政収支、14日の米消費者物価指数と米小

売売上高と米鉱工業生産とミシガン大学消費者信頼感指数速報、など

が注目されます。





627日にドラギECB総裁が「インフレを抑制している要因はすべて

一時的なもの。(中略) デフレ圧力はリフレ圧力に置き換わった。緩和

の調整も(景気の)改善基調が安全である場合に限り徐々にしなければな

らない。(後略)」と発言したことを背景に629日に年初来高値の

1.1445をつけたユーロドルですが、先週は、独10年債利回りは0.57%

台へ上昇するも、米10年債利回りが2.386%へ上昇して、一旦調整と

なって下へ「行って来い」となり、週の始値と終値では僅かに下落す

る展開になりました。





ユーロドルにつきましても、週初、まずはG20を巡る市場反応が注目

されますが、今週のユーロに係わる経済指標の注目度はそれぼ高くな

いようで、対ドル通貨ペアとして、12日と13日の午後11時からの

イエレンFRB議長の証言と、14日の米消費者物価指数と米小売売上高

などが注目の焦点になりそうです。


10年債利回りチャート

https://jp.investing.com/rates-bonds/germany-10-year-bond-yield

にも注目してトレードしていきたいものです。













■トレードと凡事のお話 その249





前回からの続きのお話です。





投資苑で有名なアレキサンダー・エルダー博士が

トレードでは当たり前なことこそが大切として、

「投資苑3」の中でこう語っています。





「相場には秘密があります。

 秘密がないということが秘密なのです。」





相場やトレードで秘密ではない「当たり前なこと」とは

いったいぜんたい何なのでしょうか...。





今回は「トレードと凡事」その第二百四十九話です。





それでは、はじまり、はじまり~。^^








『おい、ジイさん。先週のドル円は、米10年債利回りの上昇も背景に

 7日に日銀が国債買い入れの増額と長期を対象に指値オペを通告した

 ことによる円安で2円近い上昇になったが...

 現在の「円」は最弱通貨と言ってもよい状況のようだな...。』





「ふむ。そうであったのう...。溜口剛太郎殿。

 通貨ペア別の強弱を観ても明らかなように

 https://www.barchart.com/forex/performance-leaders#/viewName=chart

 先週は円が弱く、加ドルが強い状況であったのう...。」





『この状況はまだ続くのかねぇ...。』





「主要各国の中銀が緩和縮小へ舵を取ろうとする中、

 日銀が緩和の継続をすることで、その可能性は充分にあるが...、

 現状の全てを織り込んでこのような状況になっているとともに、

 円はリスクの受け皿となる傾向もあるゆえ、株価の動向や、

 北朝鮮問題など地政学的リスクには引き続き留意は必要であろう。」





『今週のドル円はどんな展開になるのかねぇ...。』





「週初、まずはG20を巡る市場反応が注目されようが...

 今週は12日と13日の午後11時からのイエレンFRB議長の証言と

 週末14日の米CPIと米小売売上高などが注目の焦点になろう...

 その結果次第で動意づくのではなかろうか...。」





『さて、ところで...、ジイさん。今日は何のお話だい?』





「今日は勝ち組になられた2人のトレーダーさんから

 実際に頂いたメールの中に、勝ち組になられたその秘密を

 ご一緒に観てみようではないか...。溜口剛太郎殿。」





『それは興味深いな...。それはどんなメールだったんだい?』





「そのお1人は、先週の九州北部の豪雨で災害に遭われたかと

 ジイが心配して熊本市の健軍にお住いのトレーダーのSさんに

 お送りしたメールの返信に記されておった事じゃ...。

 (ここから: 要旨)

 お陰様で私が住んでいる東区はそれほど被害も無く

 私達家族もいつも通り、何の問題もなく過ごせています。

 (中略)

 FXの収支は昨年一年間で資産を倍にすることが出来ました。

 紆余曲折した手法はどんどんシンプルになり

 日足レベルでトレンド時だけにリスクを取る

 トレンドがハッキリしない時は何ヶ月も何もしない(笑)

 (中略)

 トレードチャンスは極端に少なくなりますが、

 一旦ポジションを持つとハッキリトレンドが

 終焉するまで積み増しながら徹底的について行く

 戻ってきたら逆指値で同値撤退か損切り(笑)

 何度も戻ってきてしまい、がっかりすることも多々ありますが、

 私にはスイングののんびりしたトレードが合っているようです。

 (中略)

 10年かかって自分のトレードをハッキリ確立出来た感じです。

 ホントに相場に秘密は無く、

 基本に従えば無理せず利益は積み上がっていきます。

 今後もコツコツ負けて、

 日足トレンド発生にドカンと利益を積み上げます! (ここまで)





『昨年一年間だけで資産を倍にすることが出来たということか...。』





「勝ち組トレーダーになられたSさんのメールの要旨をまとめると、

 (1) シンプルなトレードをしている。

 (2) 徹底的なトレンド・フォローをしている。

 (3) トレンドがハッキリしない時は何ヶ月も何もしない。

 (4) 基本に従えば無理せず利益は積み上がっていく。

 (5) コツコツ負けて、トレンド発生にドカンと利益を積み上げる。

 というトレードをされていらっしゃるという事なのじゃのう...。」





『トレンド・フォローのみを徹底しているとともに、

 「無駄トレードをしない」という事も徹底されているようだな...。

 文章で観れば、当たり前の事が書かれているようであっても、

 「トレンドがハッキリしない時は何ヶ月も何もしない」という事を

 本当に実践できるということは凄い事だよな...。ジイさん。』





「ふむ...。この事が、もしやすると、資産を倍にすることが出来た

 その秘密なのやも知れぬのう...。溜口剛太郎殿。

 さて次に、トレーダーのFさんから頂いたメールじゃが...

 (ここから: 要旨)

 6月の月間トータル収支が初めてプラスで終わることが出来ました。

 資金は2倍くらいになりました。もともと資金が少ないので()

 トレードの記録ノートを見ていると今月は結構トレードしました。

 勝率はいつも通りで、4割前後です。

 それなのに、プラスで終える事が出来ました。

 損小利大が出来るようになった事が大きいと思われます。

 これからも負けまくると思いますが、トータルでの勝ちを目指して

 頑張っていきたいと思います! (ここまで)





『月間で資金は2倍くらいになりましたということは、

 月利100%というワケで、これは凄い事じゃないか...。』





「そればかりではなく...、Fさんの場合は、これまで月間収支で

 負け続けておられたが、突如、勝てるようにならればかりではなく

 月利100%を達成されたという事なのじゃのう...。溜口剛太郎殿。」





『何気ない文章のようだが、その秘密が記されているというワケか。』





「もしやすると、月利100%は出来過ぎで、過剰なトレードを

 されていらっしゃったのやも知れぬが...、

 『勝率はいつも通りで、4割前後です。

  それなのに、プラスで終える事が出来ました。』

 ということは、特段に凄い事ではあるまいかのう...。」





『それだけ「損小利大のトレードが出来るようになった」、

 ということなんだろうけど...、勝率が4割ということは

 逆に言えば10回のトレードで6回も負けているということで、

 「トレードで利益を上げる = 高勝率でなければならない。」、

 「負けるトレードはダメなトレードだ。」などと思い込んでいる

 普通のトレーダーなら「こんな手法はダメだ」と手法も捨て、

 検証も「バカバカしい」と放棄するようなところで踏みとどまり、

 そして、多くのトレーダーがなかなか到達できない

 「損小利大」という次のステージに到達したという事は

 じつに凄い事だよな...。ジイさん。』





「ふむ...。世界の3大投資家のジョージ・ソロス氏でさえも

 負けトレードの方がむしろ多いと言われておるようじゃが...、

 トレードは『勝率よりも利益率が重要』ということなのじゃのう。

 『なぜ負けたのだろう。』と1つの負けに思い悩むうちはまだまだで

 『不確実性を本質とする相場では負ける事があるのも当然であり』

 負けることに屈せず、損小利大を目指せるトレーダーこそが、

 勝てるトレーダーという事なのやも知れぬのう...。」





『あははっ。SさんとFさんは一時代前風に言うならば...

 「トレードは負ける事があると既に心得たり。

  負けながら嘆かず目指すは損小利大なりけり。

  我ついに負けながら勝つステージ(境地)に到達せしなり。」

 ってな事のかもしれないよな...ジイさん。』





「あははっ。それでは一時代前ではなく、まるで二時代前の

 昭和初期か大正あたりの文豪の物言いのようじゃのう...。」









なーんちゃって。


またまたお話が長くなりました。 m(_ _)m





ではまた来週。



トレードと凡事のお話 その248

  • 投稿日:

2017年も半年が過ぎ7月になりましたが、

今年の夏は「スーパー猛暑」になるそうですね。



■先週(626日から30)の主な出来事や要人発言



先週は、ドルインデックスが96.93で始まり、軟調傾向で推移して

95.39で週の終値になりました。

10年債利回りは週レベルで2.304%に上昇しました。

NY原油先物(WTI)8月限は週レベルで46.04ドルへ上昇しました。

NYダウは週間45.13ドル下落、21349.63ドルで週の取引を終える。



<626()>

日経平均は0.14円高で寄り付き20.68円高で大引け。

サンフランシスコ連銀総裁(講演テキスト)

「緩やかな利上げが金融政策の正常化につながり、

 より長期間で持続可能なペースでの経済成長の維持につながる。

 インフレについてはいくつか特殊な一時的要因が押し下げている。

 しかし、これらの要因は弱まりつつあり米経済の堅調さから、

 来年にはインフレ目標2%に到達すると予想している。

 労働市場については極めて強い。

 経済が安定的な制限速度を超え、加熱するリスクを伴う。

 バランスシートの正常化については年内開始の方針を再確認。

 当初は慎重にゆっくりとスタートする見通し。」

BBC

「英保守党はDUPと合意に達した。」

米耐久財受注速報(5)は市場予想より弱い。

NY時間序盤に米10年債利回りが一時2.12%台へ低下。

報道

「米最高裁判所は大統領の入国禁止令を部分的認める判断を下した。」

報道

「米上院共和党がヘルスケア法案の修正案を発表。」

CBO

「上院共和党の修正案では2026年までに無保険者が2200万人へ。」

ドラギECB総裁

「金利は成長が回復している間は低くなければならない。」

米2年債入札結果

「高落札利回り1.348%、応札倍率3.03倍。」

バーナンキ前FRB議長

「景気回復は拡大する余地がある。

 FRBは二大目標(インフレ・最大雇用)に近い。

 成長は常に十分という事はないというのが米大統領選で示された。

 米有権者の信頼を勝ち取るにはより良い政策が必要。」

NYダウは14ドル高で取引を終える。



<627()>

日経平均は75.77円高で寄り付き71.74円高で大引け。

ドラギECB総裁

「持続的な経済成長を強化することが課題。

 インフレは想定されていた成長の下で一層抑制されている。

 我々の金融政策が機能していることを確信。

 インフレを抑制している要因はすべて一時的なもの。

 刺激策の調整は慎重であるべき。

 デフレ圧力はリフレ圧力に置き換わった。

 緩和の調整も(景気の)改善基調が安全である場合に限り

 徐々にしなければならない。

 かなりの規模の刺激策が引き続き必要。金融政策は継続性が重要。

 世界経済の要因がユーロ圏のインフレに対する重石。

 供給過剰による原油価格の動向を注視。

 インフレはまだ継続的でも自律的でもない。

 世界経済の不透明感は慎重な政策調整を意味する。

 政策スタンスを変更しないために政策の調整はあり得る。」

独債利回りが急上昇。ユーロ買い反応。

サンフランシスコ連銀総裁

「インフレは来年ごろに2%に上昇する見込み。

 米国経済は完全雇用を取り戻しており、それを超える勢いも。

 FOMCは緩やかな刺激策の解除の過程にある。」

BOE金融安定化報告

「銀行の資本バッファーを11月から1%に引き上げる。

 カウンターシクリカル資本バッファーを0.5%に引き上げる。」

カーニー英BOE総裁

「ブレグジットが金融安定へのリスク。

 英総選挙ではブレグジット緊急対応プランを変更せず

 現時点では利上げは望ましくない。」

米上院共和党

「ヘルスケア法案の採決を74日の独立記念日以降に延期する。」

共和党のライアン下院議長

「ヘルスケア法案に関してマコーニル上院院内総務が示した

 共和党案に反対することはない。

 上院は法案を採決の方向に進めると予想。

 時期については言及しない。」

フィラデルフィア連銀総裁

「インフレ抑制要因は一時的なもの。

 2%の目標達成予測を18年初期に後ずれ。

 2017年にもう1回の利上げを支持。

 今年の米成長は平均2.3%を予想。

 バランスシート縮小は年内のどこかで開始する。

 現在のドルは問題ではない。

 ドルは自身の危険リスクのリストでは高い位置にはない。」

フィッシャーFRB副議長

「高い資産価格は将来の不安定リスクにつながる恐れ。

 金融市場の脆弱性は過去に比べ和らいだ。」

米5年債入札では最高落札利回り1.828%、応札倍率2.33倍。

イエレンFRB議長

「銀行システムは非常に強く健全。

 新たな金融危機は排除できないがシステムは格段に安全。

 銀行はショックに耐え得るほど良好。

 我々は物価安定をコミットしている。

 多くが低失業率がインフレを上昇させると信じている。

 緩やかなペースの利上げを明確にしている。

 緩やかなペースの利上げを市場は予想している。

 資産価格は幾分高い。」

報道

「米車販売でローン焦げ付きが急増して1割に迫る。」

NYダウは98ドル安で取引を終える。



<628()>

ミネアポリス連銀総裁

「低インフレのため、先日のFOMCでは反対票を投じた。

 米経済は景気過熱に近づいていない。

 我々は低いインフレを望んでいるがそれは落ち着いたインフレだ。

 バランスシート縮小がどの程度小さいものなのかまだ分からない。」

日経平均は75.89円安で寄り付き94.68円安で大引け。

コンスタンシオECB副総裁

「米国U-6に相当する失業の広義の概念ではユーロ圏失業率は18%。

 経済のたるみが従前の考えよりも大きいこと示す。

 粘り強さが必要との前日のドラギECB総裁の講演終盤の発言が

 正当化されよう。

 インフレ目標達成のために従来からの金融政策を続ける必要。」

SP

「ユーロ圏の2017年成長率見通し2%に上方修正(3月時点1.6%)」

サンフランシスコ連銀総裁

「米国は実質賃金の伸びが生産性上昇ペースを上回っている。

 パートタイム労働比率ここ12年で減少、フルタイム求人が増加。

 労働市場の引き締まりで賃金の伸びが加速する兆候。」

ECB関係筋

「市場はドラギ総裁講演の刺激策について誤解している。」

ユーロ売り反応。

カーニー英BOE総裁

「ある程度の刺激策の解除が必要となる公算。」

EIA週間石油在庫統計では原油在庫が11.8万バレルの増加。

米7年債入札では最高落札利回り2.056%、応札倍率2.46倍。

NYダウは143ドル高で取引を終える。



<629()>


報道

FRBが包括的資本分析(CCAR)の結果を公表し、

 大手34行全ての資本計画を承認。」

日経平均は130.46円高で寄り付き89.89円高で大引け。

マクマスター米大統領補佐官

「北朝鮮は米国を標的にする最も緊迫した脅威。

 大統領から北朝鮮に対して軍事オプションを含めた

 制裁準備の指示を受けた。」

原田日銀審議委員

「日銀の国債購入はデフレ脱却と金利低下が目的。

 需給ギャップと物価の適切化が目的。」

独連銀総裁

「現時点では拡張的金融政策は適切。

 ただ、緩和策の程度の適切さについては意見が異なる。

 従来から述べてきたように国債購入については懐疑的な立場。」

独消費者物価指数速報(6)は予想より強い前月比+0.2%。

米第1四半期GDP確報は予想より強い1.4%

10年債利回りが一時2.29%台へ上昇。

コーン米NEC(国家経済会議)委員長

「ヘルスケア法案で政府と上院は合意できる。

 9月に税制改革のアジェンダに取り組む。

 3%の米成長率はそれほど高い目標ではない。」

ライアン米下院議長

201811日までには新税制で臨みたい。」

セントルイス連銀総裁

「現在の政策金利の水準は適切と再度指摘。

 弱いインフレ指標は2%目標到達に疑問生じさせると再度指摘。

 もしも失業率がさらに低下してもインフレへの影響は小さい。」

ムニューシン米財務長官

「北朝鮮が態度をあらためるまで資金を止める。

 北朝鮮の非道な振る舞いは許容できない。

 北朝鮮への制裁で中国を標的にしていない。

 中国とは建設的な協議を続けている。これからもそれを希望する。

 FRB議長に関してはまだ何も決まっていない。」

ホールデン英BOE委員

「インフレに注意を払う理由は低所得者に甚大な影響を及ぼすため。

 高インフレが定着しないように金利を決める必要がある。」

NYダウは167ドル安で取引を終える。




<630()>

日経平均194.67円安で寄り付き186.87円安で大引け。2万円台維持。

ロンドン時間に米10年債利回りが一時2.29%台へ上昇。

ラウテンシュレーガーECB専務理事

「金融政策の正常化が正当化されよう。

 インフレ上昇の安定した動きはまだ顕在化に至っていない。

 異常に緩和的な政策は望ましくない効果もたらす。

 正常化に向けて準備を。」

クーレECB専務理事

「ユーロ圏の経済状況がまちまちであることが金融政策の課題。

 危機を乗り越えて実質所得の収斂が必要に。」

トランプ大統領(米韓首脳会談後の共同声明)

「北朝鮮のミサイル計画に対し決意を持って対応する必要。

 北朝鮮への忍耐の限度を超えた。

 外交、経済的手段を駆使して対応する。」

原油先物8月限は46.04ドル。

NYダウは62ドル高で取引を終える。





<先週のドル円の概況>

先週のドル円は、週初26日に111.19レベルで始まり、揉み合いなが

らも堅調傾向で推移して、翌27日の東京時間前半に112.07へ上昇し

ました。その後、ロンドン時間前半にかけて111.46へ下押しましたが

その後、ロンドンフックスにかけて112.46へ上昇する展開になりまし

た。その後、112円台半ばから111.83を範囲とする揉み合いが続きま

したが、29日のロンドン時間から上伸してNY時間前半に週高値とな

112.92へ上昇する展開になりました。その後、反落して、30日の

東京時間前半にかけて111.73へ下押しする展開になりました。その後

切り返し、NY時間後半にかけて112.60へ反発して、112.36レベルで

週の取引を終えました。



<先週のユーロドルの概況>

先週のユーロドルは、週初26日に1.1200レベルて始まり小幅な揉み

合いが続きましたが、27日のロンドン時間前半から上伸して、28日の

ロンドン時間序盤にかけて1.1388へ上昇する展開になりました。

その後、NY時間序盤に1.1293へ反落しましたが、その後、再び反発

して、揉み合いながらも堅調傾向で推移して、29日のNY時間後半に

かけて週高値となる1.1445へ上昇する展開になりました。その後、高

値圏で揉み合いが続きましたが、30日のロンドン時間に前半に1.1392

へ反落して、その後、反発して小幅な揉み合いになり1.1426レベルで

週の取引を終えました。







●今週(73日から7)のドル・円・ユーロの注目点



<今週のドル円>

今週のドル円相場は、上昇した場合、まずは30日の高値112.60を巡

る攻防が注目されます。ここを上抜けた場合は先週高でもある29日の

高値112.92、さらに上昇した場合は113.00の「00」ポイント、ここを

上抜けた場合223日の高値113.46から317日の高値113.49

さらに上昇した場合は221日の高値113.78、ここを上抜けた場合は

114.00の「00」ポイントを巡る攻防が注目されます。

一方、下落した場合は、まずは29日のロンドン時間序盤の押し安値の

112.13から112.00の「00」ポイント、ここを下抜けた場合は28日の

安値111.83から30日の安値111.73、さらに下落した場合は27日の

安値111.46から28日のNY時間の押し安値111.35、さらに下落した

場合は21日の安値111.06、ここを下抜けた場合は111.00の「00」ポ

イントから22日の安値110.95、さらに下落した場合は16NY時間

の押し安値110.64を巡る攻防が注目されます。



今週のドル円相場は経済指標では、73日の日銀短観と中国財新製造

PMIと米ISM製造業景況指数、5日の中国財新サービス業PMIと米

製造業新規受注指数と米FOMC議事録要旨、6日の米ADP雇用統計と

米貿易収支と米新規失業保険申請件数と米ISM非製造業景況指数、

7日の米非農業部門雇用者数と米失業率と米平均時給、などが注目され

ます。



先週は米10年債利回りが2.30%台へ上昇するも、ECBBOE総裁か

ら出口戦略を示唆する発言があったことでユーロやポンドが上昇した

ことを背景に相対的にドルが弱含み、ドルインデックスが95.39へ下落

しましたが、ドル円は円安を背景に一時112.92へ上昇する展開になり

ました。

今週の注目の焦点は週末の米雇用統計およびFRBの半期に一度の金融

政策報告とG20首脳会談になりますが、トランプ大統領が米韓首脳会

談後の共同声明で「北朝鮮への忍耐の限度を超えた。」と発言して、

29日にマクマスター米大統領補佐官が「北朝鮮は米国を標的にする最

も緊迫した脅威。大統領から北朝鮮に対して軍事オプションを含めた

制裁準備の支持を受けた。」と発表していることから、68日以降、

ミサイル発射などをしていなかった北朝鮮の挑発行動の再開が懸念さ

れるとともに、もしもそのような行動があった場合には米国の対応が

注目されます。

米雇用統計では、前回は4月分と3月分のNFPが下方修正されてNFP

3か月の平均値は+12.1万人と、20127月以来、約5年ぶり低水

準となっていることもあり今回のNFPの結果が大いに注目されます。





<今週のユーロドル>

今週のユーロドル相場は、上昇した場合は、まずは先週高値でもある

29日と30日の高値1.1445を巡る攻防が注目されます。ここを上抜け

た場合は2016412日の高値1.1465から201656日の高値

1.1480、さらに上昇した場合は1.1500の「00」ポイント、ここを上抜

けた場合201652日の高値1.1536、さらに上昇した場合1.1600

の「00」ポイントを巡る攻防が注目されます。

一方、下落した場合は、まずは1.1400の「00」ポイントを巡る攻防が

注目されます。ここを下抜けた場合は30日の安値1.1392から29日の

NY時間の押し安値1.1386、さらに下落した場合は1.1300の「00」ポ

イントから28日の安値1.1293、ここを下抜けた場合522日の高値

1.1268から521日高値1.1263を巡る攻防が注目されます。



今週のユーロドル相場は経済指標では、73日の欧失業率、4日の欧

生産者物価指数、5日の欧小売売上高、6日の独製造業新規受注とECB

理事会議事要旨、7日の独鉱工業生産、などが注目されますが、対ドル

通貨ペアとして、73日の中国財新製造業PMIと米ISM製造業景況

指数、5日の中国財新サービス業PMIと米製造業新規受注と米FOMC

議事録要旨、6日の米ADP雇用統計と米貿易収支と米新規失業保険申

請件数と米ISM非製造業景況指数、7日の米非農業部門雇用者数と米

失業率と米平均時給、などが注目されます。



先週は、27日にドラギECB総裁が「インフレを抑制している要因はす

べて一時的なもの。(中略) デフレ圧力はリフレ圧力に置き換わった。

緩和の調整も(景気の)改善基調が安全である場合に限り徐々にしなけれ

ばならない。(後略)」と発言して、翌日にECB関係筋が牽制を試みる

も、ユーロドルは週間で200Pips超上昇する展開になりました。

30日にラウテンシュレーガーECB専務理事が「金融政策の正常化が正

当化されよう。(中略) 正常化に向けて準備を。」と発言するも、同日、

クーレECB専務理事が「ユーロ圏の経済状況がまちまちであることが

金融政策の課題。」とも発言していて、ECB要人には微妙な温度差もあ

るようで、今週も引き続き欧州の要人発言が注目されますが、対ドル

通貨ペアとして、週末の米雇用統計が注目されます。








■トレードと凡事のお話 その248



前回からの続きのお話です。



投資苑で有名なアレキサンダー・エルダー博士が

トレードでは当たり前なことこそが大切として、

「投資苑3」の中でこう語っています。



「相場には秘密があります。

 秘密がないということが秘密なのです。」



相場やトレードで秘密ではない「当たり前なこと」とは

いったいぜんたい何なのでしょうか...。



今回は「トレードと凡事」その第二百四十八話です。



それでは、はじまり、はじまり~。^^





『おい、ジイさん。先週はユーロドルがドラギECB総裁の発言に

 27日のロンドン時間から上昇して、そしてポンドや豪ドルなども

 上昇したことから相対的にドル安の状況となったが...、

 米10年債利回りは2.30%台へ上昇するも、ドル円は円安を背景に

 一時112.92へ上昇する展開になったよな...。』



「ふむ。そうであったのう...。溜口剛太郎殿。

 そして、『強いドルストレート』と『弱い円』を背景に、

 クロス円は合成的に強い動きとなって堅調に推移したのう...。」



613日にヒンデンブルク・オーメン2年ぶり発生したことで

 話題になっていたが、NYダウは先週こそ45ドルほど下落するも、

 まだ堅調は維持しているようだし、2017年の今年は7のつく年の

 暴落のアノマリーは杞憂になるのかなぁ...。ジイさん。』



「ふむ...。1987年にブラックマンデー、1997年にアジア通貨危機、

 そして、2007年にBNPバリパショックが起ったことで、

 7のつく年には経済危機のアノマリーがあるとされておるが、

 2017年は今のところ、まだ杞憂と言える状況のようじゃのう...。」



『......。』



「ただ...、『米車販売でローン焦げ付きが急増して1割に迫る。』との

 報道がされていたり、トランプ大統領が30日の米韓首脳会談後の

 共同声明で『北朝鮮への忍耐の限度を超えた。』と発言して、

 その前日の29日にマクマスター米大統領補佐官が

 『北朝鮮は米国を標的にする最も緊迫した脅威。大統領から

 北朝鮮に対して軍事オプションを含めた制裁準備の指示を受けた。』

 と発表していることから、有事の火種も燻っていることで...、

 まだ何も起こっていうちに予想や怯えて売る必要はないけれども、

 過度の楽観をすることなく、いつ何時なにが起こってもよいように

 『治に居て乱を忘れず』は心得ておきたいものじゃのう...。」



『市場では何でも起こり得る、とも言われているからなぁ...。

 さてところで...、ジイさん。今日は何のお話だい?』



「ふむ。そうじゃのう...。今日は先週にペンディングとなっておった

 『サインの強弱のお話』でもさせてもらおうかのう...。」



『宜しい。「サインの強弱の話」とやらを聞いてやろうじゃないか。』



「トレードに際しては、相場の環境認識とも呼ばれる

 (1)『トレンドの状況および方向の認識』

 (2)『ボラティリティ(の大小)の認識』

 (3)『抵抗線(抵抗ゾーン)の位置の認識』

 (4)『ローソク足の状況(プライスアクション)の認識』

 (5)『時間()の認識』など、が大切であるが...

 当然ながら、例えばトレンドにしても、

 強いトレンドや弱いトレンドがあり、いつも同じではなく、

 また、トレードの執行を判断する手法におけるサインにも

 強弱があるものなのじゃのう...。溜口剛太郎殿。」



『手法によっては、「ボリバンの±3σにタッチしたら」、

 「ラインにタッチしたら(あるいは抜けたら)」、

 というものもあるけれど...、

 移動平均線などインジケーターを用いる手法では

 その角度など、サインには強弱があるものだよな...。』



「そして、環境認識や手法には絶対性や確実性は求められなく、

 強いトレンドで、手法において強いサインが示現しても

 ときにダマシとなることがあるものじゃが...、一般論として、

 あまり良くない相場環境で弱いサインでトレードするより、

 より良い相場環境で、かつ強いサインでトレードする方が、

 勝率も高くなり、戦績も向上する傾向があるものでのう...。」



『サインには強弱があり、取捨する必要もあるということか...。』



「ふむ...。ただ、より良い相場環境と強いサインだけを選別すると、

 これはこれで無駄トレードを抑制して良いことではありながら...、

 ときにトレード・チャンスを限定し過ぎてしまう場合も

 あるものなのじゃのう...。溜口剛太郎殿。」



『数多くトレードすればするほど儲かるという事ではないとしても、

 例えば月に1回のトレード・チャンスじゃ困るってもんだぜ...

 トレンドの強さやボラティリティなど相場状況によっては、

 例えば、300Pipsの獲得は難しくても、30Pipsなら行けそう、

 なんて場合もあるだろうからな...。』



「ふむ...。一般にタームを小さくするほどトレードチャンスを得られ

 つまり、小さな時間軸にするほどトレードチャンスは得やすいが、

 また、小さな時間軸にするほどノイズ的な動きにも翻弄されやすく

 どの時間軸(ターム)でトレードするかは、時間軸の性向とともに、

 トレーダー自身の性格や好みや、トレードに取り組める時間や

 口座資金量にもよる所となるのではあるまいか...。」



『トレードの時間が充分に取れない場合など、スイング・タームでの

 トレードという選択肢もある一方、口座の資金量が多ければ、

 例えば、「1ロットで1000Pips 100ロットで10Pips」という、

 スキャル的な思想のトレードもあり得るだろうからな...。』



「ふむ...。トレードは獲得Pips競争ではなく、利益を得るという

 ことでは、パンローリング社の『FXの小鬼たち』に登場する

 フーサイン・ハーネカー氏のトレード・スタイルも肯定されよう。」



『......。』



「ただ、『1ロットで1000Pips 100ロットで10Pips』という

 考え方の基のトレードでは、さらにより一層、

 『より良い相場環境で、かつ強いサインでトレードする』

 ということが重要になってくるのではあるまいかのう...。」



『相場の環境にはより良い状況とそうではない状況があり、また、

 サインには強弱がある故に「環境とサインを取捨する」という事は

 トレードにおいて大切な技術になるんだろうな...。ジイさん。』







なーんちゃって。

またまたお話が長くなりました。 m(_ _)m




ではまた来週。