トレードと凡事のお話 その323

  • 投稿日:

米政府機関の一部閉鎖が13日で23日目となり過去最長となりました。

さて、今週は15日の英国のEU離脱合意案議会採決が注目されます。



■先週(17日から111)の主な出来事や要人発言


先週は、ドルインデックスが95.68で始まり、94.632へ下落した後に

反発して95.252で週の終値になりました。

10年債利回りは週レベルの終値では2.699%へ上昇しました。

NY原油先物(WTI)2月限は週の終値で51.59ドルへ上昇しました。

NYダウは週間562.79ドル上昇、23995.95ドルで取引を終える。

VIX指数は週レベルでは18.19へ低下しました。



<17()>

【オセアニア・東京時間】

原油先物は48ドル台で推移。

日経平均は382.65円高で寄り付き一時700円超の上昇。

ダウ先物は一時200ドル超上昇。

香港紙

「今月22日-25日にスイス・ダボスで開催される世界経済フォーラム

 年次総会(ダボス会議)に参加する見込みのトランプ大統領が、

 中国の王岐山国家副主席と会談する可能性が高い」

中国人民銀行「人民元中心レート、1ドル=6.8517元」

10年債利回りは2.67%台から2.66%台で推移。

報道

「中国北京で本日・明日と開催される次官級協議がスタート。

 米国側はUSTRゲリッシュ次席代表、

 中国側からは劉鶴副首相などが参加」

ドル円はやや軟調傾向で推移。ドルストレートはやや堅調傾向で推移。

日経平均は477.01円高の20038.97で大引け。

【ロンドン時間】

中国上海株式市場は0.72%高で取引を終える。

独製造業新規受注(11)は予想より弱い前月比-1.0%、

独小売売上高指数(11)は予想より強い前月比1.4%。

その後、ユーロドルはやや上昇。

中国外務省

「トランプ、王岐山両氏の会談計画は承知していない」

独英の株式市場はプラス圏で始まりマイナス圏へ反落。

BBC

「英政府案の議会採決は115日となる見込み」

欧小売売上高(11)は予想より強い前月比0.6%。

原油先物は一時49ドル台へ上昇。

10年債利回りは2.63%台から2.64%台で推移。

ダウ先物は一時マイナス圏へ反落。

NY時間】

メイ英首相

EUから更なる確約を得ようとしている。

 ブレグジットについてEUのリーダーと引き続き協議する」

NYダウはプラス圏で始まり一時マイナス圏へ反落。

原油先物は48ドル台で推移。

ドルストレートは堅調傾向で推移。

韓国のハンギョレ新聞

「北朝鮮の金正恩委員長が中国を訪問する」

ISM非製造業景況指数(12)は予想より弱い57.6

Ivey購買部協会指数(12)は前回値より強い59.7

NYダウはプラス圏へ反発。米10年債利回りは2.68%台へ上昇。

ドル円は反発。ユーロドルは堅調傾向で推移。

DAX0.18%安の10747.81で取引を終える。

FTSE1000.38%安の4719.17で取引を終える。

アトランタ連銀総裁

「今年の利上げ回数は1回のみを支持。米経済は非常に好位置。

 短期的な政府機関閉鎖なら比較的影響は小さいはず。

 長引くならより影響が具体化される可能性。

 政府機関閉鎖はデータへのアクセスに影響し状況を見えづらくする。

 関税の追加引き上げは物価を押し上げる。

 市場の急変により景気が後退するとは予想していない。

 FRBはバランスシート縮小を継続すべき。

 トランプ大統領がどの様にしてパウエル議長を

 解任させることができるかわからない」

トランプ大統領

「明日夜9時(日本時間9日午前11時)に

 国境問題に関して全米に向け演説する」

NY金先物2月限の終値は0.32%高の1289.90

原油先物2月限の終値は1.17%高の48.52ドル。

NYダウは98.19ドル高の23531.35で取引を終える。

NASDAQ1.26%高の6823.47で取引を終える。

SP5000.70%高の2549.69で取引を終える。

10年債利回りは2.696%VIX指数は21.40へ低下。

ドル円、108.53(始値)108.78(高値)108.02(安値)108.72(終値)

ユーロドル、1.1395(始値)1.1483(高値)1.1389(安値)1.1474(終値)


<18()>

【オセアニア・東京時間】

日経平均は185.70円高で寄り付き一時200円超の上昇。

豪貿易収支(11)は予想より弱い19.25億豪ドル。

中国人民銀行「人民元中心レート 1ドル=6.8402元」

ユーロドルが反落。ポンドドルがやや反落。

仲値過ぎにドル円が一時やや反落。

中国上海株式市場は0.11%安で始まる。

東京時間午後はドル円が上昇して堅調に推移。

東京時間終盤にドル円は反落。

日経平均は165.07円高の20204.04で大引け。

【ロンドン時間】

ユーロドルは一時やや反発。

中国上海株式市場は0.26%安で取引を終える。

独鉱工業生産(11)は予想より弱い前月比-1.9%。

ドル円は一時109円台へ反発。

アイルランド首相

EUはバックストップの保証を文書で提示する可能性」

英議会

「英EU離脱案の審議を9日から再開」

ポンドドルは一時やや反発。

スイス実質小売売上高(11)は予想より強い前年同月比-0.5%。

仏貿易収支(11)は予想より弱い-50.99億ユーロ、

仏経常収支(11)は前回値より弱い-28億ユーロ。

バークレイ英EU離脱担当相

329日のEU離脱期日を延期するつもりはない」

独英の株式市場は前日終値レベルで始まりプラス圏で推移。

10年債利回りは2.70%台で推移。ドル円は反落。

独連銀

「月次の独経済指標データは振れやすい状況にある」

欧消費者信頼感確定値(12)は予想とおりの-6.2

欧経済信頼感(12)は予想より弱い107.3

原油先物は49ドル台へ上昇。ダウ先物は150ドル超の上昇。

クラーク英産業相

「合意なき離脱を回避することが根本的なことだ」

ポンドドルは揉み合う。ユーロドルはやや反発して揉み合う。

NY時間】

英政府

15日にEU離脱合意の議会採決と提案」

加貿易収支(11)は予想より弱い-20.6億加ドル。

ユーロドルやポンドドルはやや軟調に推移。ドル円はやや反発。

エストニア中銀総裁

「直近のデータを受けてもリスクバランスに変化はない。

 経済が順調なら金利のガイダンスは予想以上に正確。

 労働市場の指標は予想以上に良好」

NYダウはプラス圏で始まり一時300ドル超の上昇。

報道 (ダウ・ジョーンズ)

「北京で行われている米中次官級協議への期待を高めているようだが、

 両国はまだ結論を出す段階には至っていない」

その後、ドル円は反落。ユーロドルはやや反発。

DAX0.52%高の10803.98で取引を終える。

FTSE1000.74%高の6861.60で取引を終える。

3年債入札では最高落札利回り2.559%、応札倍率2.44倍。

トランプ大統領

「米中貿易協議はとてもうまくいっている」

ドル円はやや反発。

米消費者信用残高(11)は予想より強い前月比221億ドル。

世界銀行

2019年の世界経済成長率見通しを昨年6月時点の3.0%から

 2.9%に下方修正。米国の成長率は2.5%に据え置く」

NY金先物2月限の終値は0.31%安の1285.90

原油先物2月限の終値は2.60%高の49.78ドル。

NYダウは256.10ドル高の23787.45で取引を終える。

NASDAQ1.08%高の6897.00で取引を終える。

SP5000.97%高の2574.41で取引を終える。

10年債利回りは2.726%VIX指数は20.47へ低下。

ドル円、108.72(始値)109.09(高値)108.44(安値)108.75(終値)

ユーロドル、1.1474(始値)1.1485(高値)1.1422(安値)1.1441(終値)


<19()>

【オセアニア・東京時間】

関係者

「トランプ大統領、金融市場押し上げのためにも

 中国との合意を望んでいる」

10年債利回りは2.73%台へ上昇。

ポンドドルは反発。ユーロドルはやや反発。

豪ドル米ドルは0.71台後半へ上昇。

原油先物は50ドル台へ上昇。

日経平均は162.26円高で寄り付き200円超の上昇。

豪住宅建設許可件数(11)は予想より弱い前月比-9.1%。

豪ドル売り反応。

中国人民銀行「人民元中心レート 1ドル=6.8526元」

中国上海株式市場は0.39%高で始まり1.5%超の上昇。

トランプ大統領

「管理されていない移民によって米国市民が打撃。

 南との国境がドラッグのルートに。国境警備には壁が絶対に必要。

 政府機関の閉鎖を解決するためには

 民主党が国境警備の予算を認めることだ」

ペロシ下院議長 (米民主党)

「政府機関の閉鎖に対して大統領は恐怖を選択した」

ドル円は一時109円に上昇。

日経平均は223.02円高の20427.06で大引け。

10年債利回りは2.71%台へ低下。

【ロンドン時間】

中国上海株式市場は0.71%高で取引を終える。

独貿易収支(11)は予想より強い205億ユーロ、

独経常収支(11)は予想より弱い214億ユーロ。

中国外務省報道官

「貿易協議の延長は両国の真剣さを示す」

10年債利回りは2.73%台へ上昇。

スイス消費者物価指数(12)は予想より弱い前月比-0.3%。

仏消費者信頼感指数(12)は予想より弱い87

独英の株式市場はプラス圏で始まる。

ポンドドルは一時1.27台後半へ反発。

欧失業率(11)は予想より強い7.9%。

ポンドドルは反落。

セントルイス連銀総裁

「追加利上げはリセッション招く可能性と警告。

 現状の政策金利水準が適切。

 米金融当局は辛抱強く現行の金融政策を続けるべき」

ドル円は小幅に揉み合う。豪ドル米ドルは堅調傾向で推移。

NY時間】

メイ英首相

「バックストップについて欧州指導者との協議を続ける」

ポンドドルがやや反発して揉み合う。

加住宅着工件数(12)は予想より強い21.34万件。

原油先物は51ドル台へ上昇。

アトランタ連銀総裁 

12月利上げで金利は中立水準に近づいた可能性大きい。

 辛抱強いアプローチが金融政策の調整を保証する。

 2019年の米経済成長はしっかりするが、2018年よりはやや鈍化」

シカゴ連銀総裁

FRBの政策評価には上期の動向が重要。

 市場の混乱と貿易問題で下振れリスクが増した。

 株価は下落によってバリュエーションが長期の適正水準付近に。

 政策金利は最終的に33.25%付近への到達を予想。

 インフレの平均値は向こう3年、2%を上回る水準を見込む。

 2019年の成長見通しは2%を若干上回る水準を予想」

ドル円は反落。ユーロドルは反発。

NYダウはプラス圏で始まり150ドル超の上昇。

ユーロドルは1.15台へ上昇。ドルストレートは堅調に推移。

ドル円は108円台前半へ下落。

BOCが政策金利を1.75%に据え置く。

BOC声明

「そのうちに中立水準への利上が必要となる。

 利上げのペースは原油や住宅市場の動向次第。

 住宅と個人消費は予想よりも弱い。

 成長見通し:2018年は2%、2019年は1.7%、2020年は2.1%。

 2019年の終盤までにインフレは2%目標の水準に戻る。

 米中貿易問題のリスクが世界的な需要と原油価格を押し下げ。

 原油を除けばカナダ経済は全体的に良好」

米通商代表部(USTR

「米中は貿易の公正と互恵について協議。

 米中は中国による米製品購入の約束を中心に協議。

 中国は米農産物や物品の購入拡大を約束。

 中国に対し米国は、対中貿易赤字削減を切望と伝えた」

ポンドドルは一時反落。ユーロドルや豪ドル米ドルは一時やや反落。

10年債利回りは一時2.71%台へ低下。

EIA週間石油在庫統計では原油在庫が168万バレルの減少。

原油先物は一時やや反落した後に52ドル台へ上昇。

ドル円は一時やや反発。ドルストレートは再び反発。

カーニーBOE総裁

「中国人民元は将来的に世界の準備通貨になる可能性」

DAX0.83%高の10893.32で取引を終える。

FTSE1000.66%高の6906.63で取引を終える。

10年債入札では最高落札利回り2.728%、応札倍率2.51倍。

ボストン連銀総裁

「辛抱強いは2大責務に沿った意味。

 市場と見通しが違っている理由を理解する必要。

 我々は基本的に2%のインフレ目標に沿っている。

 市場の実体経済へのインパクトは大きくない可能性。

 賃金上昇はポジティブなサイン。個人消費は非常に力強い。

 インフレは非常に良好に推移していると推測。

 バランスシートは段階的に縮小を予想。

 企業は供給サイドの混乱を懸念していると聞いている。

 企業の設備投資は予想ほど強くない。

 市場で起こっている問題の理由はほかにある可能性も」

FO MC議事録要旨

「追加利上げに辛抱強くなることができると多くが感じた。

 追加利上げの規模と時期の明確さが薄れた。

 数人のメンバーは金利据え置きを支持した。

 12月の利上げは金利を中立水準の下限近くに持って行った。

 全体的には追加利上げが適切と判断。データ次第という点を強調。

 直近データは2%目標に沿っている。データと市場の動きは対照的」

報道

「トランプ大統領がシューマー民主上院院内総務とペロシ下院議長と

 会談を行っていたが、時間の無駄だとして途中で退席」

NY時間終盤にドル円は一時108円台を割り込む。

NY金先物2月限の終値は0.47%高の1292.00

原油先物2月限の終値は5.18%高の52.36ドル。

NYダウは91.67ドル高の23879.12で取引を終える。

NASDAQ0.87%高の6957.08で取引を終える。

SP5000.41%高の2584.96で取引を終える。

10年債利回りは2.719%VIX指数は19.98へ低下。

ドル円、108.75(始値)109.00(高値)107.97(安値)108.00(終値)

ユーロドル、1.1441(始値)1.1557(高値)1.1437(安値)1.1554(終値)


<110()>

【オセアニア・東京時間】

ドル円はやや反発。

10年債利回りは2.71%台で推移。

日経平均は156.18円安で寄り付く。

BRC小売売上高調査(12)は予想より弱い前年同月比-0.7%。

中国商務省は

「中国と米国は、幅広く、深く、綿密に連絡をとることで合意」

日経平均は250円超の下落。ドル円は108円台へ下落。

10年債利回りは2.69%台で推移。

豪ドル米ドルは反落。ポンドドルはやや反落。

中国人民銀行「人民元中心レート 1ドル=6.816元」

中国消費者物価指数(12)は予想より弱い前年同月比1.9%、

中国生産者物価指数(12)は予想より弱い前年同月比0.9%。

原油先物は51ドル台へ下落。日経平均は一時300円超の下落。

ダウ先物は一時100ドル超の下落。

10年債利回りは一時2.68%台へ低下。

報道「ドル人民元は6.80の大台を割り込む」

正午過ぎに豪ドル米ドルは反発。ユーロドルはやや上昇。

ポンドドルはやや反発。

日銀さくらレポート

「景気総括判断は7地区が据え置き、2地区が上昇

 北海道と中国地方が改善、ともに前回レポートでは

 災害の影響を強く考慮したものとなっていた。

 米中貿易摩擦など海外経済の先行き不透明感の影響について、

 中国向けの受注減少に影響」

日経平均は263.26円安の20163.80で大引け。

【ロンドン時間】

ドル円は軟調傾向で推移。

中国上海株式市場は0.36%安で取引を終える。

ポンドドルなどドルストレートはやや反落。ドル円はやや反発。

仏鉱工業生産指数(11)は予想より弱い前月比-1.3%。

中国商務省

「米中は予定通りに貿易協議を進める。

 いかなる農産品やエネルギー購入にもコメント控える。

 米国と議論した構造問題についてはコメントせず」

独英の株式市場はマイナス圏で始まる。

その後、ドル円は反発。ユーロドルは軟調傾向で推移。

豪ドル米ドルはやや反発。ポンドドルは軟調傾向で揉み合う。

10年債利回りは2.70%台へ上昇。

その後、ドル円は再びやや反落。ポンドドルは軟調に推移。

ユーロドルは小幅に反発。

NY時間】

原油先物は一時52ドル台を回復。

ECB理事会議事録要旨

「不透明な環境でリスクが広がっている。

 経済ファンダメンタルズは経済成長を支えている。

 賃金の動向はインフレへの信頼を下支え。

 インフレ率に関するガイダンスが第一のツール」

ポンドドルはやや反発。

米新規失業保険申請件数は予想より強い21.6万件、

米失業保険継続受給者数は予想より弱い172.2万人。

ドル買い反応。ドル円はやや反発。

加新築住宅価格指数(11)は予想とおりの前月比0.0

加住宅建設許可件数(11)は前回値より強い前月2.6%。

リッチモンド連銀総裁

2019年は昨年と比べていくぶん成長が鈍化する見込み。

 不透明感が経済を困難にしている。

 米国の財政赤字は安定の方向に向かっていない。

 関税の直接の影響は今見た限りでは大きくはない。

 FRBはインフレ目標を達成することに重点を置いている」

10年債利回りは2.71%台へ上昇。

NYダウはマイナス圏で始まる。

トランプ大統領

「政府機関閉鎖が続けば非常事態宣言を行う。今はその意向はない。

 非常事態宣言で巨額の資金を得るだろう。

 政府機関閉鎖が続けば、ダボスには行かない。

 きのうの指導部との会合で声を荒げてはいない」

NYダウはプラス圏へ反発。原油先物は52ドル台を回復。

ユーロドルはやや軟調傾向で推移。

安倍首相

「合意なき離脱は是非回避してほしい。

 英国のEU離脱巡る両者の進展を大いに歓迎。

 日本は英国への投資を増やしたい」

メイ首相

「日本と英国の関係は重要性を増している」

ポンドドルは反発した後にやや反落。

DAX0.26%高の10921.59で取引を終える。

FTSE1000.52%高の6942.87で取引を終える。

セントルイス連銀総裁

FOMCは既にインフレに十分に先手を取っている。

 市場は、2019年にインフレは目標の2%以下を予想。

 イールカーブは正常化を緩めるべきと示唆。

 経済は上向きのサプライズ。インフレは抑制。

 市場は緩やかな景気減速が更に加速することを懸念。

 弱い中国の指標が景気減速の見方を誘発している可能性」

パウエルFRB議長

FRBは立ち止まって観察し、辛抱強く柔軟にいられる。

 2018年は米経済にとって素晴らしい年だった。

 労働市場は多くの指標で力強さを示す。

 金融市場は下振れリスクに対する懸念を加速させている。

 景気後退のリスクが高まっている気配はない。

 資産バブルのリスクもない。主な懸念は世界経済。

 インフレは2%付近を見込む。中国経済を注意深く監視。

 バランスシートを正常に戻したい。

 長期的にどの水準になるのかまだわからない。

 バランスシートはいまより小さくなるだろうが、以前よりは大きい」

ドル円は堅調傾向で推移。ユーロドルは1.15台を割り込む。

30年債入札では最高落札利回り3.305%、応札倍率2.19倍。

ミネアポリス連銀総裁

100万人の新規の移民がGDP0.5%ポイント押し上げる。

 米雇用統計の強さは最も大きいサプライズだった。

 労働市場にカウントされていないスラックがあるのかもしれない」

NY金先物2月限の終値は0.36%安の1287.40

原油先物2月限の終値は0.44%高の52.59ドル。

NYダウは122.80ドル高の24001.92で取引を終える。

NASDAQ0.42%高の6986.07で取引を終える。

SP5000.45%高の2596.64で取引を終える。

10年債利回りは2.733%VIX指数は19.50へ低下。

ドル円、108.17(始値)108.52(高値)107.77(安値)108.43(終値)

ユーロドル、1.1543(始値)1.1570(高値)1.1485(安値)1.1500(終値)


<111()>

【オセアニア・東京時間】

10年債利回りは2.74%台へ上昇。

NZ住宅建設許可件数(11)は前回値より弱い前月比-2.0%。

オセアニア時間にドル円は反落。ドルストレートはやや反発。

日全世帯家計調査消費支出(11)は予想より弱い前年同月比-0.6%。

日国際貿易収支(11)は予想より強い-5591億円、

日国際経常収支(季調前 11)は予想より強い7572億円。

日経平均は132.65円高で寄り付き200円超の上昇。

ドル円はやや反発して揉み合う。

ムニューシン米財務長官

「米中通商摩擦交渉に関して、今のところ月内に劉鶴副首相

 が米国を訪れて、通商交渉を行う可能性が高い。

 政府機関閉鎖で財務省も一部機関が閉鎖されているが、影響はない」

クラリダFRB副議長

FRBは今年の経済指標の推移を見守り、力強い経済成長と

 FRB当局の二つの責務に向けた動きを維持するために

 どのような金融政策スタンスが正当化を評価する。

 インフレが抑制する中で、我々は辛抱強くなれると私は考えている。

 世界経済と金融市場の最近の情勢は米経済に横風となっている。

 これが続くならば、適切な金融政策は最大雇用と物価の安定という

 二大責務にできるだけ近づくように対応するべき。

 バランスシートの調整については二大責務達成に役立たないならば、

 変更をためらうものではない。

 経済の持続的な成長及び最大雇用、物価安定と整合的に行われる」

豪小売売上高(11)は予想より強い前月比0.4%。

豪ドル米ドルは一時0.72台へ上昇。

中国人民銀行「人民元中心レート 1ドル=6.7909元」

WSJ

「劉鶴副首相の訪米は130日、31日に」

10年債利回りは2.72%台へ低下。

その後、ドル円は軟調傾向で推移。ドルストレートは堅調傾向で推移。

豪ドル米ドルは再び0.72台へ上昇。

東京時間終盤にポンドドルなどドルストレートがやや反落。

日経平均は195.90円高の20359.70で大引け。

【ロンドン時間】

ドル円はやや反発。

中国上海株式市場は0.74%高で取引を終える。

独英の株式市場はプラス圏で始まる。

ドル円はやや反落して揉み合う。

ポンドドルは軟調に推移。

10年債利回りは2.70%台へ低下。原油先物は一時53ドル台へ上昇。

ユンケル欧州委員長

「ブレグジット合意が英議会で承認されるようあらゆる努力必要。

 英政府と連絡を取り合っている。

 EUは明確化を求めており、英EU離脱合意の再交渉は行わない」

豪ドル米ドルは再び上昇。

英月次GDP(11)は予想より強い前月比0.2%、

英貿易収支(11)は予想より弱い-29.04億ポンド、

英商品貿易収支(11)は予想より弱い-120.23億ポンド、

英鉱工業生産指数(11)は予想より弱い前月比-0.4%、

英製造業生産指数(11)は予想より弱い前月比-0.3%。

複数の英閣僚

329日の英EU離脱日は先延ばしされる見込み」

ポンドドルは一時1.2851へ上昇。ユーロドルはやや反発。

その後、ポンドドルは反落して揉み合う。

ユーロドルや豪ドル米ドルはやや反落して揉み合う。

オーストリア中銀総裁

「独経済の景気鈍化が構造的なものとするのは時期尚早」

NY時間】

ドル円は小幅に揉み合う。

スロバキア中銀総裁

ECBは引き続きあらゆる手段を講じる用意。

 ドイツ経済指標の弱い動きがリセッションを意味するわけではない。

 ユーロ圏経済に対する楽観ムードはいくぶん弱まってきている。

 成長は鈍ってきており、指標データは下向き」

米消費者物価指数(12)は予想とおりの前月比-0.1%、

米消費者物価指数コア(12)は予想とおりの前月比0.2%。

ドル円はやや下落して揉み合う。ポンドドルは1.28台を割り込む。

豪ドル米ドルは0.72台を割り込む。ユーロドルは1.14台へ下落。

10年債利回りは2.69%台へ低下。

その後、ドル円は反発。

NYダウはマイナス圏で始まり150ドル超の下落。

原油先物は51ドル台へ下落。

ロンドンフィックス過ぎにポンドドルは1.28台を回復して上昇。

DAX0.31%安の10887.46で取引を終える。

FTSE1000.36%安の6918.18で取引を終える。

トランプ大統領

「いまは非常事態宣言を出すつもりはなく、

 議会が行動するのを期待している」

NY金先物2月限の終値は0.16%高の1289.50

原油先物2月限の終値は1.90%安の51.59ドル。

NYダウは5.97ドル安の23995.95で取引を終える。

NASDAQ0.21%安の6971.48で取引を終える。

SP5000.01%安の2596.26で取引を終える。

10年債利回りは2.699%VIX指数は18.19へ低下。

ドル円、108.43(始値)108.60(高値)108.15(安値)108.48(終値)

ユーロドル、1.1500(始値)1.1540(高値)1.1458(安値)1.1469(終値)





●今週(114日から118)のドル・円・ユーロの注目点



<今週のドル円>

今週のドル円相場は、上昇した場合、まずは11日の高値108.60を巡る

攻防が注目されます。ここを上抜けた場合は109.00の「00」ポイント

から先週高値109.09、さらに上昇した場合は2018821日の安値

109.77、ここを上抜けた場合は110.00の「000」ポイントを巡る攻防が

注目されます。

一方、下落した場合、まずは11日のNY時間の押し安値108.14を巡る

攻防が注目されます。ここを下抜けた場合108.00の「00」ポイント、

さらに下落した場合は10日の安値107.77、ここを下抜けた場合は3

NY時間の安値107.10から107.00の「00」ポイントを巡る攻防が

注目されます。


今週のドル円相場にかかわる経済指標および要人発言では、14日の

中国貿易収支、15日の米卸売物価指数と米NY連銀製造業景気指数、

16日の日機械受注と米小売売上高と米NAHB住宅市場指数(1)

米地区連銀経済報告と対米証券投資、17日の黒田日銀総裁の発言と

米住宅着工件数と米建設許可件数と米新規失業保険申請件数と米失業

保険継続受給者数、18日の日全国消費者物価指数と米鉱工業生産と

ミシガン大学消費者態度指数速報、などが注目されます。


先週のドル円は、週初7日に108円台半ばで始まり東京時間に108.02

へ下落したが、その後、米中貿易協議の期待も背景に反発して、8日の

ロンドン時間に週高値となる109.09へ上昇する展開になりました。

その後、ロンドンフィックスにかけて108.44へ反落しましたが、

その後、再び反発して9日の東京時間前半にかけて109.00へ上昇する

展開になりました。その後、小幅な揉み合いを経た後にセントルイス

連銀総裁の「追加利上げはリセッション招く可能性と警告。現状の政策

金利水準が適切」との発言や、アトランタ連銀総裁の「12月利上げで

金利は中立水準に近づいた可能性大きい。辛抱強いアプローチが金融政

策の調整を保証する。2019年の米経済成長はしっかりするが、2018

よりはやや鈍化」との発言がある中、反落して、FO MC議事録要旨で

「追加利上げに辛抱強くなることができると多くが感じた。追加利上げ

の規模と時期の明確さが薄れた。数人のメンバーは金利据え置きを支持

した。(後略)」などが示される中、揉み合いながらも軟調に推移して、

10日のロンドン時間序盤にかけて週安値となる107.77へ下落する展開

になりました。その後、米10年債利回りの上昇も背景に反発して、

パウエルFRB議長の「FRBは立ち止まって観察し、辛抱強く柔軟にい

られる。2018年は米経済にとって素晴らしい年だった。労働市場は多

くの指標で力強さを示す。金融市場は下振れリスクに対する懸念を加速

させている。景気後退のリスクが高まっている気配はない。資産バブル

のリスクもない。主な懸念は世界経済。インフレは2%付近を見込む。

中国経済を注意深く監視。バランスシートを正常に戻したい。(後略)

などが示される中、11日のオセアニア時間にかけて108.52へ上昇する

展開になりました。その後、やや反落して揉み合いになりましたが、

NY時間から反発して108円台半ばで週の取引を終えました。


さて先週のドル円は、3日のフラッシュ・クラッシュで下落して以来、

長い下ヒゲを示現して8日にかけて109.09まで反発しましたが、

その後、107.77へ反落して、その後、週末にかけて108円台半ば戻す

相場展開になりました。

2日のNY時間での戻り高値109.46を上抜けできず、日足レベルでは

高値を切り下げている格好ですが、一旦、レンジ相場となる可能性も

あるようで、今週の展開が注目されます。

今週は、経済指標では14日の中国貿易収支、16日の米小売売上高と

米地区連銀経済報告、17日の米住宅着工件数、などが注目されますが

リスク要因(回避・選好)として、15日の英国のEU離脱合意案議会採決

が注目されます。また今週、相次ぎ発表される米金融機関の四半期決算

の結果が注目されます。



<今週のユーロドル>

今週のユーロドル相場は、上昇した場合、まずは10日の安値1.1485

巡る攻防が注目されます。ここを上抜けた場合は1.1500の「00」ポイ

ント、さらに上昇した場合は11日の高値1.1540、ここを上抜けた場合

先週高値の1.1570、さらに上昇した場合は1.1600の「00」ポイント、

ここを上抜けた場合は20181016日の高値1.1621を巡る攻防が

注目されます。

一方、下落した場合、まずは8日の安値1.1422を巡る攻防が注目され

ます。ここを下抜けた場合は1.1400の「00」ポイント、さらに下落し

た場合は4日の安値1.1345から3日のNY時間の安値1.1337、ここを

下抜けた場合は3日の安値1.1309を巡る攻防が注目されます。


今週のユーロドル相場にかかわる経済指標および要人発言では、14

の欧鉱工業生産、15日のドラギECB総裁の発言、16日の独消費者物価

指数改定値、17日の欧消費者物価指数改定値、などが注目されますが

対ドル通貨ペアとして、14日の中国貿易収支、15日の米卸売物価指数

と米NY連銀製造業景気指数、16日の米小売売上高と米NAHB住宅

市場指数と米地区連銀経済報告と対米証券投資、17日の米住宅着工件

数と米建設許可件数と米新規失業保険申請件数と米失業保険継続受給者

数、18日の米鉱工業生産とミシガン大学消費者態度指数速報、などが

注目されます。


先週のユーロドルは、1.1395レベルで始まり堅調傾向で推移して8

の東京時間序盤にかけて1.1485へ上昇しました。その後、やや反落し

て揉み合いになりましたが、9日のNY時間からドル売りを背景に上伸

して10日の東京時間に週高値となる1.1570へ上昇する展開になりまし

た。その後、反落してNY時間後半にかけて1.1485へ下落した後に

11日ロンドン時間にかけて1.1540へ反発しましたが、スロバキア中銀

総裁の「ECBは引き続きあらゆる手段を講じる用意。ドイツ経済指標の

弱い動きがリセッションを意味するわけではない。ユーロ圏経済に対す

る楽観ムードはいくぶん弱まってきている。成長は鈍ってきており、

指標データは下向き」との発言がある中、NY時間から再び下落して

1.1469レベルで週の取引を終えました。



さて先週のユーロドルは、日足レベルのレンジを上抜けて10日にかけ

1.1570へ上昇しましたが、その後、週後半にかけて100Pips程反落

してレンジ上限アラウンドまで引き戻される格好となりました。

リターン・ムーブから再上昇となるのか、レンジ内ペネトレーションと

なるのか、今週の相場動向が注目されますが、15日のドラギECB総裁

の発言および欧州通貨として15日の英国のEU離脱合意案議会採決が

注目されます。




■トレードと凡事のお話 その323


前回からの続きのお話です。


投資苑で有名なアレキサンダー・エルダー博士が

トレードでは当たり前なことこそが大切として、

「投資苑3」の中でこう語っています。


「相場には秘密があります。

 秘密がないということが秘密なのです」


相場やトレードで秘密ではない「当たり前なこと」とは

いったいぜんたい何なのでしょうか...。


今回は「トレードと凡事」その第三百二十三話です。


それでは、はじまり、はじまり~。^^




『おい、ジイさん。先週のドル円は、3日のフラッシュ・クラッシュで

 一時104円台へ下落して以来、8日にかけ109.09まで反発したが、

 その後、107.77へ反落して、その後、週末にかけて108円台半ばへ

 戻すという相場展開になったよな...』


「ふむ。そうであったのう...。溜口剛太郎殿。

 先週は、2日のNY時間の戻り高値109.46を上抜けすることができず

 時間足レベルでもEMA200EMA144に頭を押さえられていて...

 俯瞰的にはまだ高値を切り下げてる格好となっておるようじゃのう」


『今週は、15日となった英国のEU離脱合意案議会採決が注目されるが

 いったいぜんたいポンドはどんな展開になるのかねぇ...。ジイさん』


「ふむ。英国のブックメーカーでは15日の採決が否決される確率が

 87.5%で、合意なき離脱に向かう可能性が73%となっておるそうで

 15日の採決は否決が濃厚という状況となっておるようじゃのう...

 ポンドドルは日足レベルで俯瞰的には高値を切り下げおるが...、

 先週は11日に複数の英閣僚が『329日英EU離脱日は先延ばし

 される見込み』と発言したこともあって先週は反発しており...、

 15日採決は否決濃厚な割には違和感もある展開となっておるのう」


15日採決は否決濃厚という事は、市場参加者なら知っているわけで

 EU側が英国の状況を鑑みて何らかの妥協案を提示するなんて期待も

 あるのかもしれないよな...。否決濃厚ならポンドを売ってみたい気も

 するが、我々の知り得ない何らかのウルトラCがあるかもしれず、

 過度の決め打ちの売りはもしかすると危険なのかもしれないよな...』


「ふむ。多少出遅れても英採決後の事実とその市場反応を観てから、

 トレードするのも戦略となるやもしれぬのう...。溜口剛太郎殿」


『さてところで...、ジイさん。今日はいったい何のお話だい?

 昨年末にペンディングとなっていた「裁量のお話」とやらかい...』


「ふむ。そのお話もいつかはさせてもらいたいのじゃが...、今日は、

 そうじゃのう。『論争とブームのお話』でもさせてもらうとしよう」


『何のことかわからないが...、まぁ宜しい。「論争とブームのお話」

 とやらを聞いてやるとしようじゃないか...。ジイさん』


「ふむ。トレードや投資にはアンチテーゼとも言うべきか、相反する

 全く違う2つの考え方があるものでのう...。溜口剛太郎殿」


『たとえば、どんな考え方だい? ジイさん』


「ふむ。たとえばじゃが、分散投資やポートフォリオが大切として

 『卵は一つのカゴに盛るな』という言葉を聞いたことがあろう...。

 そして、リスク分散は大切な事と納得する人も多かろうのう...」


『分散投資は有効で大切な考え方と認識している人は多いと思うぜ』


「ところが...、『分散とは無知に対するリスク回避だ。だから勝手知っ

 たる者にとって分散手法はほとんど意味を成さない。広範囲な分散

 投資が必要となるのは、投資家が投資にうとい(疎い)場合のみだ』

 という考え方と言葉は、かのウォーレンバフェット氏の言葉なだけに

 その世界一の投資の実績からも否定することは困難であろう...」


『バフェット氏の集中投資に真っ向反論できる人はいないだろうぜ...。

 反論する人は全て投資実績ではバフェット氏に及ばないんだからな。

 それに、FXトレードでもたくさんの通貨ペアをトレードするより、

 その時、最も良い状況の例えばポンド円に絞り込みトレードする方が

 収支結果が最も良くなるということもある事だからな...。ジイさん』


「冒頭、ウォーレンバフェット氏の言葉を引用させてもらったが...、

 バフェット氏ならずとも、トレードや投資にはこの他にもいくつも

 相反する全く違う2つの考え方があるものでのう...。例えば...

 『トレードに際して裁量が必要という事は、そのサインが曖昧である

 という事を示している。そのサインが本物なら無裁量であるべきだ』

 という考え方が一時期のブームとなったことがあってのう...」


『十数年前の第一次EAブームと呼ぶべき時期に、「裁量なんて劣」、

 「無裁量こそ優」という考え方が一大ブームとなった事があったな』


「ところが...、過剰最適化でパフォーマンス実績の見かけは良くても

 実運用をしたとたんに多額の損失を出したトレーダーが続出すると、

 『例えば、上位時間軸で下降トレンドなら、下位時間軸における

  買いサインは見送り、下位時間軸が戻りから売りサインとなった時

  上位・下位整合で戻り売りを仕掛けよう。裁量は重要ノウハウだ』

 というような、裁量重視が一大ブームとなっていったのじゃのう...。

 まぁ、裁量についてはいろいろあるゆえ、後日またテーマとしよう」


『......』


「少し長くなってきておるゆえ、詳しい解説なしに異なる考え方を

 ザッと列記してみるが...、なかなか興味深いのではなかろうか...。

 『重要経済指標がどのような結果になるか不明なため、発表前は

 リスクを取らず、ギャンブルとならないようトレードは控えるべき』

 というのが基本とされる考え方であるのに対して...、

 『持っているポジションに対して重要経済指標の結果が、有利に働く

 場合も不利に働く場合もあるが、大数的試行ではほぼ有利・不利は

 半々であり、重要経済指標の発表時に「タイトストップにするなら」

 重要経済指標にポジションもって臨む事もでき、チャンスにもなる』

 という考え方もあるのじゃのう...。溜口剛太郎殿」


『ふーん。いろいろな考え方があるんだな...』


「近年のトレードでは『複雑は劣、シンプルこそ優』というシンプルを

 極端に崇拝する趣向が一大ブームとなって...、

 『プライスアクションでのトレードこそ、シンプルトレードの極み。

 インジケーターなんて所詮後追い指標で何の役にも立たない』

 という少し極端な考え方がある、その一方で、

 『プライスアクションのみが最善のトレード手法と限らないのでは。

 水平線も有効で、wトップなどのチャートフォーメーションも有効で

 参考にする際して意味がない事はないだろうし...、インジケーターも

 遅行のようでありながら、平滑化でダマシを軽減しているわけであり

 インジケーターの有効な活用方法もあるのは事実である』

 という伝統的な考え方も再び注目されておるようじゃのう...」


『また、最近ではローソク足に替えてラインチャートを用いることが

 ブームの兆しとなってきているようだよな...。ジイさん』


「まぁ、トレードもその時代ごとにいろいろなブームがあるのう...。

 EAの運用でも、『よく精査して、より良く優れたEAを選定しよう』

 というオーソドックスな考え方があるのに対して...、

 『相場つきは常に変化するんだから、ベストEAなんて存在しない。

 EAは野球チームのように複数のポートフォリオで稼働させて、

 選手成績でチェンジするようにEAも成績で常に入れ替えるべきだ』

 という考え方もあるのじゃのう...。溜口剛太郎殿」


『なるほどなぁ...』


「そのほか、例えばEAのカーブフィッティングについても全く異なる

 いろいろな考え方があるものなのじゃのう...。

 『短期の検証でカーブフィッティングにより過剰最適化したEA

 実運用した途端にパフォーマンスは右肩下がりとなるものが多く、

 プロフィットファクターが異常に高いEAは採用すべきではない』

 という考え方があるのに対して...、まぁ、溜口殿風に言うならば、

 『長期の検証だって? 相場つきは常に変わっているんだぜ。

 リーマンショック前の相場が今の相場に何が関係あると言うんだい。

 そして、短期で最適化する事のどこがいけないと言うんだい。

 いくら長期検証したとしても、その後もロジックやパラメーターが

 いつまでも有効であるとは限らないんだぜ。むしろ変化する今の時代

 「常に最適化をしていく(し続けていく)事こそが大切なんだよ』

 という異端の考え方も妙に説得力があるように思えるものじゃ...」


『うーん。確かに聞きようによっては説得力があるように感じるぜ。

 相反する全く違う考え方にはどのように対峙したらよいのかねぇ...』


「ふむ。どちらが実際に勝つのか...、どちらが消え去っていくのか...、

 歴史の事実が証明していく事になろうのう...。溜口剛太郎殿」





なーんちゃって。

またまたお話が長くなりました。 m(_ _)m


ではまた来週。