先週はNAFTA 協定合意とパウエル議長の講演と米雇用統計を経過して
ドル円は114.55へ上昇の後に反落して上に行って来いになりました。
■先週(10月1日から10月5日)の主な出来事や要人発言
先週は、ドルインデックスが94.71で始まり、堅調傾向で推移して
95.78へ上昇した後に反落して95.31で週の終値になりました。
米10年債利回りは週レベルの終値では3.233%へ上昇しました。
NY原油先物(WTI)11月限は週の終値で74.34ドルへ上昇しました。
NYダウは週間11.26ドル下落、26447.05ドルで取引を終える。
VIX指数は週レベルでは14.82へ上昇しました。
<10月1日(月)>
ドル円は113.74レベルで始まる。
ユーロドルは1.1619レベルで始まる。
ポンドドルは1.3044レベルで始まる。
豪ドル米ドルは0.7225レベルで始まる。
その後、ユーロドルやポンドドルはやや反落。
豪ドル米ドルは小幅に揉み合う。
その後、ドル円は113.84へ上昇。
ポンドドルは小幅に反発。ユーロドルは小幅に反発。
米10年債利回りは3.06%台で推移。
日第3四半期日銀短観大企業製造業業況判断は予想より弱い19、
日第3四半期日銀短観大企業製造業先行きは予想とおりの19、
日第3四半期日銀短観大企業全産業設備投資は予想より弱い13.4%。
市場反応は限定的。
日経平均は53.33円高で寄り付き125.72円高の24245.76で大引け。
日経平均は年初来高値を更新。
東京時間前半はドル円が小幅に反落した後に113.96へ上昇。
ポンドドルは1.3044へ反発した後に1.3028へ反落。
ユーロドルはやや反落。豪ドル米ドルは一時0.7215へ反落。
中国上海株式市場は国慶節で休場。
米10年債利回りは3.07%台へ上昇。原油先物は73ドル台で推移。
メキシコ当局
「NAFTA合意について今晩の発表を計画している」
カナダ
「米国とメキシコの暫定合意に参加する」
加ドル買い反応。ドルカナダは1.28台前半へ下落。
NYタイムス
「通商問題で米国と対立が続く中国が10月中旬に予定されていた
定例ハイレベル安保協議の取りやめを決めた」
その後、ドル円は小幅に反落して揉み合う。
ドルストレートはやや軟調傾向で推移。
ポンドドルは1.3023へ下落。
東京時間序盤にかけてユーロドルは1.1585へ下落。
ポンドドルは小幅に反発。豪ドル米ドルは0.7207へ下落。
独小売売上高指数(8月)予想より弱い前月比-0.1%。
発表直後の市場反応は限定的。
ロンドン時間序盤にドル円は113.86へ反落の後に113.97へ上昇。
ポンドドルは一時1.3037へ反発。豪ドル米ドルは小幅に反発。
その後、ユーロドルは1.1575へ下落。ポンドドルは一時小幅に反落。
独株式市場はプラス圏で始まる。英株式市場はマイナス圏で始まる。
ドル円は114.00へ上昇。ユーロドルは1.1574へ下落。
豪ドル米ドルはやや反発。ポンドドルは反発。
スイス実質小売売上高(8月)は予想より弱い前年同月比0.4%。
スイスSVME購買部協会景気指数(9月)は予想より弱い59.7。
市場反応は限定的。
ポンドドルは1.3055へ上昇。ユーロドルは1.1602へ反発。
ドル円は114.05へ上昇。豪ドル米ドルは0.7221へ反発。
その後、ポンドドルはやや反落。豪ドル米ドルは小幅に反落。
米10年債利回りは3.08%台へ上昇。
英製造業PMI(9月)は予想より強い53.8、
英消費者信用残高(8月)は予想より弱い11億ポンド。
限定的ながらポンド買い反応。
その後、ドル円は114円台を割り込み反落。
欧失業率(8月)は予想より強い8.1%。2008年11月以来の低水準。
ユーロ買い反応。ポンドドルは1.3059へ上昇。
その後、ドル円は一時113.90へ反落。
ポンドドルは1.30台半ばを割り込む。豪ドル米ドルは0.7224へ反発。
ユーロドルは1.1618へ上昇。
米10年債利回りは一時3.09%台へ上昇。
ラーブ英EU離脱相
「英国のEU離脱案はEUと完全にデカップリングされてはいない。
EUとの将来の関係について前進している。
EUは英国の野心とプログマティズムと一致すべき」
その後、ドル円は一時114円台を回復して揉み合う。
豪ドル米ドルは0.7211へ反落。ユーロドルは1.1588へ反落。
ハモンド英財務相
「合意なき離脱でも対応は可能」
その後、ポンドドルは1.3051へ反発した後に再び反落。
NY時間序盤は豪ドル米ドルがやや反発して揉み合う。
ポンドドルは一時1.3012へ下落。
報道
「英国はEU離脱合意を目指しアイルランド国境問題で妥協計画」
その後、ポンドドルは一時1.3112へ急伸。
ドル円が113.88へ下落。ユーロドルは一時1.1624へ反発。
豪ドル米ドルは1.7225へ反発。
米10年債利回りは3.07%台へ低下。
その後、ポンドドルは1.30台へ反落して揉み合う。
ユーロドルは小幅に反落して揉み合う。
豪ドル米ドルはやや反落して揉み合う。
報道
「米国とカナダ、NAFTA 3カ国協定案で合意」
アトランタ連銀総裁
「雇用の二極化が急激に生じている」
NYダウは150ドル超上昇して始まる。
ドル円は小幅に反発。
原油先物は73ドル台前半で推移。
米製造業PMI改定値(9月)は前回値と同じ55.6。
市場反応は限定的。
米10年債利回りは一時3.06%台へ低下。
米ISM製造業景況指数(9月)は予想より弱い59.8。
ドル円は一時113.88へ反落。ドルストレートは小幅に反発。
報道
「NAFTA再交渉で米国とメキシコの新協定に加わることで合意し、
新協定の名前は米国とメキシコ、カナダの頭文字をとって
USMCAとなった」
ドルカナダは揉み合いながらも軟調傾向で推移。
米10年債利回りは3.08%台へ上昇。
その後、ドル円は一時114.06へ上昇。
ユーロドルやポンドドルはやや反落。
豪ドル米ドルは0.7208へ反落の後に再びやや反発。
伊のディマイオ副首相
「GDP比2.4%の財政赤字目標に疑問を投げかける理由はない。
一部EUの機関が市場でテロを行っている」
ミネアポリス連銀総裁
「労働市場の計測に多くの時間を費やしてきた。
データからは関税の影響は見られない。
NAFTA変更の影響は小さいと推測。
大半の経済指標は青信号を点灯。
債券市場は黄色信号を点灯。イールドカーブで。
石油セクターが先導し設備投資は拡大した。
減税は企業の投資を大きく拡大させていない。
大幅な賃金上昇をまだ見込んでいない。
米国の巨大銀行は、なお大きくて潰せない状況にある」
ドル円は小幅に揉み合う。
ロンドンフィックス過ぎにユーロドルは1.1563へ下落。
ポンドドルは0.3027へ反落。豪ドル米ドルは堅調傾向で推移。
独DAXは0.75%高で取引を終える。
英FTSE100は0.19%安で取引を終える。
その後、ユーロドルやポンドドルは小幅に反発。
豪ドル米ドルは0.7228へ上昇。
ボストン連銀総裁
「企業は労働コストへの転嫁を覆い隠すために関税を使う可能性。
労働市場はタイトな状況が続く。金融政策は緩やかに緩和的。
今までのところインフレは非常に良好に推移している。
利上げは新興国に直ちに危険を及ぼさない。
次のネガティブなショックに欧州は位置取りが悪い。
自身の推測では次の不況は海外から来る。
現在のペースの利上げを継続すべき。
次の景気後退に向けたバッファーは多くはない」
ドル円は114円アンダーで小幅に揉み合う。
NY時間後半に豪ドル米ドルは小幅に反落。
原油先物11月限の終値は75.30ドル。約4年ぶりの高値。
NYダウは192.90ドル高の26651.21で取引を終える。
米10年債利回りは3.089%。VIX指数はへ12.00低下。
NASDAQは0.11%安、S&P500は0.36%高で取引を終える。
<10月2日(火)>
NYクローズ後はドル円が113.90へ反落の後に一時114円台を回復。
ユーロドルは小幅に揉み合う。
ポンドドルは一時1.3046へ反発して揉み合う。
豪ドル米ドルは0.7219へ反落した後にやや反発。
ロス米商務長官
「中国はNAFTAを通じて多くの部品を輸出してきたため、
新たな原産地規則は中国に若干のマイナスの影響を及ぼす。
新貿易協定USMCAは貿易不均衡を数百億ドル縮小する。
米自動車部品セクターは25万人余りの雇用を失っているが、
この過半数が回復するだろう」
豪ドル米ドルは0.7230へ上昇。ドル円は小幅に反落。
米10年債利回りは3.08%台で推移。
日経平均は130.41円高で寄り付き24.86円高の24270.62で大引け。
東京時間序盤はドル円が一時再び114円台を回復。
豪ドル米ドルは一時小幅に反落した後に0.7234へ上昇。
ユーロドルやポンドドルは小幅に揉み合う。
その後、ドル円は一時113.82へ反落。
豪ドル米ドルは一時小幅に反落した後に0.7236へ上昇。
ポンドドルは一時1.3048へ反発。
その後、豪ドル米ドルは再び反落。
中国上海株式市場は国慶節で休場。
その後、ドル円は下げ幅を縮小してやや反発。
ポンドドルは1.3034へ反落。ユーロドルは1.1568へ反落。
豪ドル米ドルは0.7223へ反落した後にやや反発して揉み合う。
豪RBAが政策金利を1.50%に据え置く。
豪RBA声明
「政策金利を現状の1.50%で維持。低金利が豪経済をサポート。
2019年、2020年のインフレ率は現状よりも高い見通し。
失業率のさらなる低下とインフレ率の目標水準への
予想された回帰が見込まれるが、そのペースは緩やか。
現行の金融政策スタンスの維持が持続可能な経済成長
およびインフレ目標の達成と整合的。
貿易はいくつかの商品価格上昇の影響で過去数年よりも拡大。
雇用市場の見通しは依然として前向き。
失業率は低下傾向でここ6年で最も低い。
シドニーとメルボルンの住宅市場の状況は引き続き緩和している。
豪州全体の家賃上昇率依然として低い」
発表直後は豪ドル買い反応。豪ドル米ドルは一時0.7238へ上昇。
その後、豪ドル米ドルは0.7195へ下落。
ユーロドルは1.1545へ下落。ポンドドルは1.3015へ下落。
米10年債利回りは3.07%台へ低下。
ドル円が113.80へ反落。
英ネーションワイド住宅価格(9月)は予想より強い前月比0.3%。
市場反応は限定的。
ユーロドルやポンドドルは下落。
ドル円は113.98へ上昇の後に113.73へ下落。
その後、豪ドル米ドルは一時やや反発。
独英の株式市場はマイナス圏で始まる。
米10年債利回りは一時3.04%台へ低下。
ドル円は113.69へ下落。
ユーロドルは1.1525へ下落。ポンドドルや豪ドル米ドルは下落。
その後、ドル円は一時やや反発して揉み合う。
ユーロドルは一時下げ幅を縮小して揉み合う。
米10年債利回りは一時3.06%台へ反発。
英建設業PMI(9月)は予想より弱い52.1。
ドルストレートは軟調に推移。ドル円は軟調に推移。
欧卸売物価指数(8月)は予想より強い前月比0.3%。
市場反応は限定的。
ユーロドルは1.1505へ下落。ドル円は113.60へ下落。
豪ドル米ドルは0.7162へ下落。
その後、ドル円はやや反発。豪ドル米ドルはやや反発。
ポンドドルは軟調に推移。
伊10年債利回りは4年ぶり高水準となる3.4%台へ上昇。
安倍首相
「最大の課題は国難とも呼ぶべき少子高齢化。
未来投資会議で雇用制度改革について検討開始してもらう。
実務型の人材を結集、全員野球内閣。
補正予算の編成を初閣議で指示する」
ディマイオ伊副首相
「2019年の予算計画目標を堅持する。
自国に対してEUの策略があるとはみていない
イタリア政府はユーロ圏やEUを離脱するつもりはない」
その後、ユーロドルはやや反発。
ポンドドルは1.2941へ下落した後に反発。
豪ドル米ドルは反発。
報道
「英保守党大会で、ボリス・ジョンソン前外相が、
メイ首相が7月に示したチェッカーズ案を改めて非難。
2017年のオリジナル案に戻るよう要求。
チェッカース案については起訴される可能性もあると述べた」
NY時間序盤にドル円は113.89へ反発した後に反落。
米10年債利回りは一時3.07%台へ上昇。
NYダウはマイナス圏で始まる。
ドル円は軟調傾向で推移。ドルストレートは堅調傾向で推移。
米10年債利回りは一時3.04%台へ低下。
ロンドンフィックス過ぎにユーロドルは1.1570へ上昇。
ドル円は113.52へ下落の後に下げ幅を縮小。
独DAXは0.42%安で取引を終える。
英FTSE100は0.28%安で取引を終える。
クドロー米国家経済会議(NEC)委員長
「中国は米国との譲歩の努力が非常に不十分。
賃金上昇はインフレではなく安定的な成長をもたらす。
原油価格は若干高いように思われる」
その後、ユーロドルはやや反落。
ポンドドルは1.2996へ反発した後に上げ幅を縮小して揉み合う。
豪ドル米ドルは0.7202へ上昇した後にやや反落。
パウエルFRB議長
「稀な経済には漸進的利上げ継続を支持。
長期のインフレ見通しに変化の兆候はない。
期待が抑制されればインフレの急上昇はない。
もし、インフレ期待に変化があればFRBは当局と伴に行動する。
経済見通しは際立ってポジティブ。
金利操作が常に主な政策手段。長期的な財政の道筋は不安定。
米国はなお需要を拡大するための財政余地を持っている。
インフレのデータにはまだ関税の影響は出ていない。
私が見ているイールドカーブでは政策はタイトになっていない。
4つの主な賃金データは3%に近づいている。
マイナス金利は検討していない」
ドル円は113.81へ反発した後に再び反落。
その後、ユーロドルは1.1539へ反落した後に小幅に反発。
ポンドドルは1.2973へ反落した後に小幅に揉み合う。
豪ドル米ドルは0.7184へ反落した後に小幅に反発して揉み合う。
ダラス連銀総裁
「一度中立金利を達成したら利上げは停止すべき。
中立金利の水準は2.5%~2.75%を見込む。
失業率は更に低下する可能性も。
イールドカーブは注意を払うべき動き。
逆イールドにならないよう漸進的な利上げを切に希望する」
NY時間終盤にかけてドル円は113.57へ下落。
原油先物11月限の終値は75.23ドル。
NYダウは122.73ドル高の26773.94で取引を終える。最高値更新。
米10年債利回りは3.056%。VIX指数は12.05へ上昇。
NASDAQは0.47%安、S&P500は0.04%安で取引を終える。
<10月3日(水)>
NYクローズ後はドル円がやや反発して揉み合う。
ドルストレートは小幅に反落して揉み合う。
コンテ伊首相 (下院予算委員会委員長の独自通貨導入発言に対して)
「ユーロは我々の通貨で逆行できない。(リラ再導入を否定)
他の見解を示すあらゆる意見は政府方針に沿わない」
市場反応は限定的。
米10年債利回りは3.06%台で推移。
東京時間が近づく頃にドル円が113.56へ反落。
豪ドル米ドルは一時0.7192へ反発。
日経平均は51.43円安で寄り付き159.66円安の24110.96で大引け。
ドル円は113.53へ下落した後に一時小幅に反発。
豪ドル米ドルは反落。ユーロドルやポンドドルは小幅に反落。
米10年債利回りは一時3.05%台へ低下。
仲値過ぎにドル円は113.52へ下落。
ユーロドルは一時1.1536へ下落。ポンドドルは一時1.2971へ下落。
豪住宅建設許可件数(8月)は予想より弱い前月比-9.4%。
発表直後は豪ドル売り反応。豪ドル米ドルは一時0.7164へ下落。
中国上海株式市場は国慶節で休場。
その後、ユーロドルは1.1593へ上昇。ポンドドルは1.3002へ上昇。
豪ドル米ドルは0.7196へ上昇。
米10年債利回りは3.07%台へ上昇。
ドル円は113.83へ反発。
その後、ドル円はやや反落。豪ドル米ドルはやや反落。
ユーロドルはやや反落。ポンドドルは一時小幅に反落して揉み合う。
その後、ドル円は113.63へ反落の後に113.74へ反発。
ユーロドルは1.1575へ反落した後に1.1589へ反発。
豪ドル米ドルは0.7173へ反落した後に0.7185へ反発。
ポンドドルは1.3006へ上昇。
伊コリエレ紙
「2021年に財政赤字の対GDP比を2.0%に引き下げる方針」
ロンドン時間序盤にユーロドルは1.1592へ上昇。
ポンドドルは1.3010へ上昇。豪ドル米ドルは0.7186へ上昇。
ドル円は113.85へ上昇。
米10年債利回りは一時3.08%台へ上昇。
その後、ドル円は上げ幅を一時やや縮小。豪ドル米ドルやや反落。
ユーロドルはやや反落。ポンドドルは小幅に反落して揉み合う。
英の株式市場はプラス圏で始まる。独の株式市場は休場。
トルコ消費者物価指数(9月)は予想より強い前月比6.30%。
その後、ユーロドルは一時1.1566へ反落。
ドル円は113.90へ上昇した後にやや反落。
豪ドル米ドルは軟調に推移。
英サービス業PMI(9月)は予想より弱い53.9。
市場反応は限定的。
その後、ポンドドルは1.3017へ上昇。
欧小売売上高(8月)は予想より弱い前月比-0.2%。
ユーロ売り反応。ユーロドルは下落。
ポンドドルはやや反落。豪ドル米ドルは軟調に推移。
ドル円は113.78へ反落。
その後、ポンドドルは1.29台へ反落。
シカゴ連銀総裁
「12月利上げがきわめて妥当。金利過程への期待に満足している。
インフレデータは際立って改善している。
ある程度の期間、2%超のインフレが続くこと容認できる。
現在はインフレが目標水準もしくはやや上回る状況。
失業率は、持続可能な水準をわずかに下回る程度。
インフレ期待はもう少し上昇する可能性。
経済ファンダメンタルズは強い。
現時点で、レバレッジは重大な懸念となっていない。
ブレグジット交渉がNAFTA協議のように解決すること望む。
関税がインフレに与える影響はおそらく限定的」
ドル円は一時小幅に反発。
ユーロドルは1.1542へ下落。豪ドル米ドルは0.7145へ下落。
ポンドドルは1.2963へ下落。
メイ英首相
「国民投票の結果を尊重する。合意なき離脱を恐れはしない。
英国は現在のEUの提案を受け入れず。
英国がEUからリスペクトされること望む。
ブレグジット後に新たな貿易協定を結ぶ」
ポンドドルは下げ幅を縮小して1.2995へ反発。
ドル円は一時113.79へ反落して揉み合う。
米ADP雇用統計(9月)は予想より強い前月比23.0万人。
発表直後はドル買い反応。ドル円は一時113.89へ上昇。
ユーロドルは1.1530へ下落。豪ドル米ドルは0.7142へ下落。
フィラデルフィア連銀総裁
「雇用者数は驚異的な増加を続けている。
次第にペースダウンするだろう。
2018年の利上げは3回のみが望ましいとしてきた。
12月の利上げを支持する可能性も。
イールドカーブにある程度のリスクがある。
中立金利は3%前後とみており、2021年に到達するだろう。
失業率は3.5%をつけたあと上昇へ」
ラーブ英EU離脱担当相
「11月のブレグジット合意を目指している」
その後、ドル円は上げ幅を一時縮小して揉み合う。
ユーロドルは1.1528へ下落。
その後、ユーロドルや豪ドル米ドルは小幅に反発。
NYダウはプラス圏で始まる。
ポンドドルは1.30台へ上昇。
米サービス業PMI改定値(9月)は予想より強い53.5、
米総合PMI改定値(9月)は前回値より強い53.9。
発表直後は限定的ながらドル買い反応。
原油先物は74ドル台後半へ反落。
米ISM非製造業景況指数(9月)は予想より強い61.6。
米10年債利回りは一時3.09%台へ上昇。
ドル円は114円台へ上昇。
ユーロドルは一時1.1526へ下落。豪ドル米ドルは一時0.7140へ下落。
その後、ユーロドルはやや反発。豪ドル米ドルは小幅に反発。
ポンドドルは一時1.3022へ上昇。
EIA週間石油在庫統計では原油が797.5万バレルの増加。
原油先物は一時74ドル台前半へ下落した後に反発。
ユーロドルは1.1515へ下落して揉み合う。
米10年債利回りは3.1%台へ上昇。
ドル円は堅調に推移。ドルストレートは軟調に推移。
独DAXは休場。英FTSE100は0.48%高で取引を終える。
米10年債利回りが年初来高水準を更新。
コンテ伊首相
「2019年財政赤字目標はGDP比2.4%。累積赤字は130%を下回る。
20年は2.1%、21年は1.8%に目標設定。
21年の累積赤字は126%に低下」
その後、ユーロドルは1.1509へ下落した後に小幅に揉み合う。
その後、ドル円は114.44へ上昇した後にやや反落して揉み合う。
クリーブランド連銀総裁
「利上げのペースはインフレ次第。
FRBはデータ依存の新たなフェースに。
漸進的な利上げはなお適切。フラット化は懸念していない」
NY時間終盤にかけてポンドドルは1.2970へ下落。
豪ドル米ドルは0.7113へ下落。ドル円は114.29へ反落。
原油先物11月限の終値は76.41ドル。4年ぶりの高値。
NYダウは54.45ドル高の26828.39で取引を終える。最高値を更新。
米10年債利回りは3.157%。7年ぶりの高水準。
VIX指数は11.61へ低下。
NASDAQは0.32%高、S&P500は0.07%高で取引を終える。
<10月4日(木)>
パウエルFRB議長
「経済の現状に非常に満足。景気拡大はかなりの期間継続する可能性。
インフレは目標の2%付近にある。景気拡大維持に懸命に努める。
インフレ抑制を確実にするために漸進的な利上げ実施」
ドル円は114.54へ上昇。ユーロドルは1.1464へ下落。
ポンドドルは1.2924へ下落。豪ドル米ドルは0.7100へ下落。
米10年債利回りは3.18%台へ上昇。
その後、ドル円はやや一時114.39へ反落して揉み合う。
ポンドドルやユーロドルはやや反発して揉み合う。
豪ドル米ドルは一時小幅に反発して揉み合う。
米10年債利回りは一時3.204%へ上昇。
東京時間が近づく頃にドル円が一時114.55へ上昇。
ユーロドルやポンドドルがやや反落。豪ドル米ドルは0.7094へ下落。
日経平均は131.10円高で寄り付き135.34円安の23975.62で大引け。
東京時間序盤はドル円が114.36へ反落。
豪ドル米ドルは0.7092へ下落。
ユーロドルは1.1465へ下落。ポンドドルは1.2922へ下落。
米10年債利回りは3.18%台へ低下。
豪貿易収支(8月)は予想より強い16.04億豪ドル。
市場反応は限定的。豪ドル米ドルは一時0.7090へ下落。
ドル円は114.27へ下落。
中国上海株式市場は国慶節で休場。
その後、ドル円は小幅に反発。
東京時間午後はドル円が114.21へ下落した後にやや反発。
ユーロドルは1.1463へ下落した後に小幅に反発して揉み合う。
東京時間終盤にドル円は114.46へ反発した後にやや反落。
ポンドドルは一時1.2944へ反発。
豪ドル米ドルは軟調傾向で推移。
米10年債利回りは一時3.22台へ上昇。
ロンドン時間序盤にユーロドルは一時小幅に反落した後にやや反発。
ポンドドルは小幅に反落した後にやや反発。
独英の株式市場はマイナス圏で始まる。
ドル円は一時114.21へ反落して揉み合う。
ユーロドルは1.1499へ上昇。ポンドドルは一時1.2978へ上昇。
豪ドル米ドルは0.7065へ下落。トルコリラ円が18円台前半へ下落。
IMF声明
「日本経済は昨年よりも下振れリスクが高まっている。
18年実質為替レートはファンダメンタルズと概ね整合的。
19年、20年は消費増税成功へ中立的な財政スタンスを。
消費税率引き上げも、堅実な経済成長の基調見込まれる。
低金利環境は金融システムの問題を悪化させている」
ラガルドIMF専務理事
「米金融政策の正常化はすでにアジアに影響与えている」
市場反応は限定的。
その後、豪ドル米ドルは小幅に反発。ドル円は小幅に揉み合う。
フィンランド中銀総裁
「ECBはブレグジットについてモニターしており、
様々なブレグジットのシナリオに対応可能。
インフレ回復後はECBの長期ガイダンスの必要性は低下」
その後、ドル円は下落。ユーロドルは1.1510やポンドドルが上昇。
米新規失業保険申請件数は予想より強い20.7万件。
市場反応は限定的。
ロイター
「日銀が超長期債の利回り上昇を容認のもよう。
日銀は市場が安定し、テーパリングしても
10年債利回りの急上昇を引き起こす大きなリスクがなければ、
超長期債の購入削減を続け得る」
ドル円は軟調に推移。豪ドル米ドルは0.7097へ上昇。
その後、豪ドル米ドルは小幅に反落。
ポンドドルは堅調に推移。ユーロドルは堅調傾向で推移。
NYダウはマイナス圏で始まる。原油先物は75ドル台後半で推移。
米10年債利回りは3.19%台から3.18%台で推移。
米製造業新規受注(8月)は予想より強い前月比2.3%。
市場反応は限定的。
加Ivey購買部協会指数(9月)は前回値より弱い50.4。
市場反応は限定的。
ドル円は113.63へ下落。ポンドドルは1.3041へ上昇。
ユーロドルは1.1542へ上昇。豪ドル米ドルは小幅に反発。
クドロー米国家経済会議(NEC)委員長
「FRBは独立した存在。トランプ大統領は金融政策の意見を
FRBに押し付けようとはしていない。
ドルは底堅く安定的で信頼感を持ち続けている。
ドルに関してはムニューシン米財務長官も同意見」
米10年債利回りは一時3.20%台へ上昇。
ロンドンフィックス過ぎにドル円はやや反発。
ドルストレートはやや反落。
独DAXは0.35%安で取引を終える。
英FTSE100は1.22%安で取引を終える。
クーレECB専務理事
「ECBは緩やかな物価上昇を見込む。
経済はこの数年で最も良好な状態。
インフレが2%近傍で落ち着くには若干時間が必要。
ECBはもうしばらく低金利と伴に緩和的政策が続くと予想」
ユーロドルは一時1.1492へ下落。
ポンドドルは一時1.3003へ反落。豪ドル米ドルは一時0.7065へ下落。
ドル円は揉み合いながらも反発。
その後、ドルストレートが反発。
NY時間終盤にかけてドル円は113.89へ反発。
ユーロドルは1.1519へ反発。ポンドドルは1.3030へ反発。
豪ドル米ドルは0.7076へ反発。
原油先物11月限の終値は74.33ドル。
NYダウは200.91ドル安の26627.48で取引を終える。
米10年債利回りは3.193%。VIX指数は14.22へ上昇。
NASDAQは1.18%安、S&P500は0.82%安で取引を終える。
<10月5日(金)>
NYクローズ後にドル円は一時113.94へ上昇して揉み合う。
ポンドドルは小幅に反落して揉み合う。ユーロドルは小幅に揉み合う。
豪ドル米ドルは一時0.7079へ上昇して揉み合う。
イタリア財務省
「2019年度予算は、最低所得保障と年金改革に90億ユーロ、
一律税制(フラットタックス)に20億ユーロ、
警察官採用に10億ユーロ、銀行被害対策に15億ユーロを配分」
市場反応は限定的。
日全世帯家計調査消費支出(8月)は予想より強い前年同月比2.8%。
東京時間が近づく頃に豪ドル米ドルはやや上昇。
日経平均は193.86円安で寄り付き191.90円安の23783.72で大引け。
東京時間序盤はドル円が114.10へ上昇。
ユーロドルは1.1519へ上昇した後に小幅に反落して揉み合う。
ポンドドルは1.3018へ反落した後に1.3029へ反発して揉み合う。
豪ドル米ドルは0.7084へ上昇した後に0.7066へ下落。
仲値過ぎにドル円は114円台を割り込む。
豪小売売上高(8月)は予想より強い前月比0.3%。
発表直後は限定的ながら豪ドル買い反応。豪ドル米ドルは小幅に反発。
中国上海株式市場は国慶節で休場。
トランプ米大統領
「通商問題について、中国側が取引をしたがっている。
われわれは後程話し合うだろう。
現時点で中国側が準備できているとは思わない」
米10年債利回りは3.19%台で推移。原油先物74ドル台後半で推移。
その後、ドル円は113.84へ下落。ドルストレートはやや軟調に推移。
東京時間午後はドル円が小幅に反発して揉み合う。
ユーロドルやポンドドルはやや軟調傾向で推移。
豪ドル米ドルは0.7062へ下落した後に小幅に反発。
東京時間終盤にかけてユーロドルは1.1497へ下落。
ポンドドルは1.3003へ下落。
独製造業新規受注(8月)は予想より強い前月比2.0%、
独生産者物価指数(8月)は予想より強い前月比0.2%。
ユーロ買い反応。ユーロドルは1.1516へ反発。
ロイター
「EU関係者はEU離脱交渉の合意が近いと認識している」
ポンドドルは1.3059へ上昇。ドル円は小幅に反落。
豪ドル米ドルは0.7072へ反発した後に再びやや下落。
米10年債利回りは3.20%台で推移。
独英の株式市場は小幅安で始まる。
ドル円は113.79へ下落した後に一時やや反発。
豪ドル米ドルは0.7054へ下落。
ユーロドルは一時小幅に反落して揉み合う。
ポンドドルはやや反落。
スイス消費者物価指数(9月)は予想より弱い前月比0.1%。
市場反応は限定的。ドルスイスは小幅に上昇。
その後、ユーロドルは再びやや反発。豪ドル米ドルは小幅に反発。
米10年債利回りは一時3.21%台へ上昇。
その後、ドル円が再びやや反落した後にやや反発。
ポンドドルは1.3024へ反落。
サルビーニ伊副首相
「ユンケルやモスコビシがヨーロッパやイタリアをダメにしている」
その後、ユーロドルは1.1487へ下落した後に小幅に反発。
ポンドドルはやや反発。
その後、ユーロドルは1.1510へ反発。
豪ドル米ドルは0.7078へ上昇。
NY時間序盤にポンドドルは1.3057へ上昇。
米雇用統計発表前にドル円は113.82へ反落。
米非農業部門雇用者数変化(9月)は予想より弱い13.4万人、
(NFP前月値は20.1万人から27.0万人へ上方修正)
米失業率(9月)は予想より強い3.7%、
米平均時給(9月)は予想とおりの前月比0.3%、
米貿易収支(8月)予想より強い-532億ドル。
ドル売り反応。ドル円は一時113.75へ下落。
ユーロドルは一時1.1530へ上昇。ポンドドルは一時1.3071へ上昇。
豪ドル米ドルは一時0.7084へ上昇。
その後、ドル円は一時114.07へ上昇。
ユーロドルは一時1.1484へ下落。ポンドドルは一時1.3036へ反落。
豪ドル米ドルは一時0.7052へ下落。
米10年債利回りは一時3.18%台へ低下した後に一時3.23%台へ上昇。
加新規雇用者数(9月)は予想より強い6.33万人、
加失業率(9月)は予想とおりの5.9%、
加貿易収支(8月)は予想より強い5.3億加ドル。
ドルカナダは一時1.2891へ下落した後に一時1.2955へ上昇。
その後、ドル円は再び下落。ドルストレートは上昇。
NYダウは小幅高で始まる。原油先物は74ドル台前半で推移。
ユーロドルは1.1549へ上昇。ポンドドルは1.3102へ上昇。
豪ドル米ドルは0.7087へ上昇。
その後、ドル円は113.65へ下落した後にやや反発して揉み合う。
ドルストレートはやや反落。
ミシガン大学調査
「米株主の62.3%が向こう1年の株価上昇を見込んでいる」
NY連銀総裁
「力強い雇用がこの先も続くと予想。インフレ圧力は見られていない。
企業業績、雇用は拡大してする一方、インフレは安定。
インフレ圧力は懸念してない。債券市場は力強い経済を反映してる。
中立金利の水準がどこなのかは不明。
中立金利は政策を考えるうえでの一つの目安。
インフレは抑制されており、フィリップス曲線はフラット。
我々は景気拡大を抑制することはしたくはない。
漸進的な利上げが正しい道筋」
ブルームバーグ (EU外交筋の話)
「EUは英国に、これまで例のない自由貿易案を提示する用意がある。
それには英国側の要求が30~40%含まれている。しかしEUは、
メイ首相が要望している摩擦のない貿易に関しては拒否する構え」
ポンドドルは1.3122へ上昇した後に1.3063へ反落。
ロンドンフィックス過ぎにドル円は113.56へ下落。
ユーロドルは1.1497へ下落。ポンドドルは再び反発。
クドロー米国家経済会議(NEC)委員長
「トランプ大統領は来月末のG20サミットで
中国の習近平国家主席と会談する。貿易問題に関して協議する。
話さないよりは話したほうが良い。
ただ、会談は真剣なものでなければならない」
独DAXは1.08%安の12111.90で取引を終える。
英FTSE100は1.35%安の7318.54で取引を終える。
米10年債利回りは一時3.24%台へ上昇。
ドル円はやや反発。ユーロドルはやや反発。
ポンドドルは堅調傾向で推移。
その後、豪ドル米ドルは0.7042へ下落した後に小幅に反発。
NY時間後半にドル円は113.82へ反発した後にやや反落して揉み合う。
米消費者信用残高(8月)は予想より強い210億ドル。
ダラス連銀総裁
「来年の6月までに3回の利上げを見込む。
イールドカーブがスティープ化している理由はまったく不明。
これから経済と見通しが非常に違った年になる可能性」
NY時間終盤にユーロドルは1.1531へ反発した後に小幅に反落。
ポンドドルは1.3120へ上昇した後に小幅に揉み合う。
豪ドル米ドルは0.7056へ反発した後に小幅に反落して揉み合う。
ドル円は113.72レベルで取引を終える。
ユーロドルは1.1524レベルで取引を終える。
ポンドドルは1.3116レベルで取引を終える。
豪ドル米ドルは0.7050レベルで取引を終える。
原油先物11月限の終値は74.34ドル。
NYダウは180.43ドル安の26447.05で取引を終える。
米10年債利回りは3.233%。VIX指数は14.82へ上昇。
NASDAQは1.16%安の7788.45で取引を終える。
S&P500は0.55%安の2885.57で取引を終える。
<先週のドル円の概況>
先週のドル円は、週初1日に113.74レベルで始まり堅調傾向で推移し
てNY時間前半に114.06へ上昇する展開になりました。その後、やや
反落した後に小幅な揉み合いを経て2日の東京時間後半から反落して
3日の東京時間前半にかけて週安値となる113.52へ下落しましたが、
その後、切り返して、堅調に推移して4日のオセアニア時間に週高値と
なる114.55へ上昇する展開になりました。その後、反落して軟調に推
移してNY時間前半に113.63へ下落する展開になりました。その後、
5日の東京時間序盤にかけて114.10へ反発しましたが、やや反落して
揉み合いとなり米雇用統計の発表を迎えました。発表後は上下動となり
一時114.07へ上昇しましたが、その後、反落してロンドンフィックス
過ぎに113.56へ下落する展開になりました。その後、揉み合いながら
もやや反発して113.72レベルで週の取引を終えました。
<先週のユーロドルの概況>
先週のユーロドルは、週初1日に1.1619レベルで始まりロンドン時間
序盤にかけて1.1574へ下落しましたが、その後、NY時間序盤にかけて
週高値となる1.1624へ上昇する展開になりました。その後、反落して
軟調に推移して2日のロンドン時間序盤にかけて1.1505へ下落しまし
たが、その後、反発して3日の東京時間前半にかけて1.1593へ上昇す
る展開になりました。その後、ロンドン時間から反落して軟調に推移し
て4日の東京時間午後に週安値となる1.1463へ下落する展開になりま
した。その後、反発してNY時間前半にかけて1.1542へ上昇しました
が、その後、やや反落して揉み合いになり、5日の米雇用統計の発表を
迎えました。発表後は上下動となり一時1.1484へ下落しましたが、
その後、一時1.1549へ上昇する展開になりました。その後、ロンドン
フィックス過ぎに1.1497反落しましたが、その後再び反発して1.1524
レベルで週の取引を終えました。
●今週(10月8日から10月12日)のドル・円・ユーロの注目点
<今週のドル円>
今週のドル円相場は、上昇した場合、まずは114.00の「00」ポイント
を巡る攻防が注目されます。ここを上抜けた場合は米雇用統計発表後の
高値114.07から5日の高値114.10、さらに上昇した場合2017年7月
高値114.49から先週高値114.55、ここを上抜けた場合は2017年11月
高値114.73、さらに上昇した場合は115.00の「00」ポイントを巡る攻
防が注目されます。
一方、下落した場合、まずは5日の安値113.56から先週安値113.52を
巡る攻防が注目されます。ここを下抜けた場合9月28日の安値113.32
さらに下落した場合は9月27日の高値113.13、ここを下抜けた場合は
113.00の「00」ポイント、さらに下落した場合は9月27日の安値の
112.56、ここを下抜けた場合は9月24日の安値112.42を巡る攻防が
注目されます。
今週のドル円相場にかかわる経済指標では、8日の中国財新サービス業
PMI、9日の日国際貿易収支、10日の日機械受注と米卸売物価指数、
11日の米消費者物価指数と米新規失業保険申請件数と米月次財政収支
12日の中国貿易収支とミシガン大学消費者態度指数速報、などが注目
されます。
先週は、週初のNAFTA 3カ国協定案合意と、2日と4日早朝のパウエ
ルFRB議長の講演と、週末の米雇用統計などのイベントがありました
が、ドル円は4日に114.55へ上昇するも、米10年債利回りが上昇す
る中、週末にかけて反落して113.72レベルで取引を終え、上に行って
来い相場となり、週足では「上ヒゲの長い十字線」になりました。
さて米雇用統計を経過した今週ですが、先週は米10国債利回りが週末
にかけて一時3.248%へ上昇して、イールドカーブがスティープ化しま
したが、米株式市場では警戒感が高まり調整となったことで、引き続き
米債利回りの動向と株式市場の動向が注目されます。そして、連休明け
となる中国上海株式市場の動向も注目されます。
そして経済指標では11日の米消費者物価指数と12日の中国貿易収支
とミシガン大学消費者態度指数速報などが特に注目されますが、11日
のG20財務相・中央銀行総裁会議を巡る観測や要人発言も注目されま
すとともに、12日のトルコで軟禁中の米国人牧師ブランソン氏の審理
もリスク要因(選好・回避)として注目されます。
ドル円の120円上昇説がささやかれている一方で、先週のドル円は週足
で「上ヒゲの長い十字線」となって下落圧力も見られていることから、
相場の動きの事実をしっかり見てトレードしていきたいものです。
<今週のユーロドル>
今週のユーロドル相場は、上昇した場合、まずは4日高値11542から
米雇用統計発表後の高値1.1549を巡る攻防が注目されます。ここを上
抜けた場合は3日の高値1.1593から1.1600の「00」ポイント、さら
に上昇した場合は1日の高値1.1624から9月28日のロンドンフィッ
クスでの戻り高値1.1629、ここを上抜けた場合9月28日高値1.1652
を巡る攻防が注目されます。
一方、下落した場合は、まずは1.1500の「00」ポイントを巡る攻防が
注目されます。ここを上抜けた場合は先週安値1.1463、さらに下落し
た場合は1.1400の「00」ポイントから8月20日の安値1.1394、ここ
を下抜けた場合8月10日の安値1.1388を巡る攻防が注目されます。
今週のユーロドル相場にかかわる経済指標では、8日の独鉱工業生産、
12日の独消費者物価指数改定値と欧鉱工業生産、などが注目されます
が、対ドル通貨ペアとして、8日の中国財新サービス業PMI、10日の
米卸売物価指数、11日の米消費者物価指数と米新規失業保険申請件数
と米月次財政収支、12日の中国貿易収支とミシガン大学消費者態度指
数速報、などが注目されます。
先週のユーロドルは、伊10年債利回りが4年ぶり高水準となる3.4%台
へ上昇するなど伊財政懸念と、ドル買いを背景に揉み合いながらも軟調
に推移して週後半にかけて1.14台へ下落しましたが、その後、週末に
かけてやや戻して米雇用統計を経過して1.15台前半で取引を終えて、
週足では「下ヒゲのある陰線」となりました。
さて、3日にコンテ伊首相が「2019年財政赤字目標はGDP比2.4%。
累積赤字は130%を下回る。20年は2.1%、21年は1.8%に目標設定。
21年の累積赤字は126%に低下」との発表をしましたが、引き続き
伊財政懸念を巡るEUとの協議の観測や伊10年債利回りの動向が注目
されますとともに、12日のトルコで軟禁中の米国人牧師ブランソン氏
の審理もユーロのリスク要因(選好・回避)として注目されます。
そして、今週のユーロにかかわる経済指標の注目度はそれほど高くない
と思われますが、対ドル通貨ペアとして、11日の米消費者物価指数と
12日の中国貿易収支とミシガン大学消費者態度指数速報などが注目さ
れますとともに、米10年債利回りの動向、および欧州通貨として英の
政治情勢とEUと英離脱交渉にかかわる動向も引き続き注目されます。
■トレードと凡事のお話 その310
前回からの続きのお話です。
投資苑で有名なアレキサンダー・エルダー博士が
トレードでは当たり前なことこそが大切として、
「投資苑3」の中でこう語っています。
「相場には秘密があります。
秘密がないということが秘密なのです」
相場やトレードで秘密ではない「当たり前なこと」とは
いったいぜんたい何なのでしょうか...。
今回は「トレードと凡事」その第三百十話です。
それでは、はじまり、はじまり~。^^
『おい、ジイさん。先週は週初のNAFTA 3カ国協定案合意(USMCA)と
2日と4日早朝のパウエルFRB議長講演と、週末の米雇用統計など
のイベントがあったが...、ドル円は4日にかけ114.55へ上昇するも
米債券利回りが上昇する中、週末にかけて反落して上に行って来い
相場となり、週足では「上ヒゲの長い十字線」となったよな...』
「ふむ。そうであったのう...。溜口剛太郎殿。
米10年債利回りが5月13日の3.126%を一気に駆け上がり上抜けて
一時3.248%へと上昇して、イールドカーブがスティープ化するも、
米株式市場では警戒感が高まり調整となり、リスク回避的な動きも
みられておったようじゃのう...」
『まぁ、普通は米10年債利回りの上昇はドル円の上昇支援になるけど
極端に上昇速度が速く、また米10年債利回りが上昇するという事は
「米10年債が売られている」という事で、それでいて米株式市場が
上昇しなかったわけだから、リスク回避的な動きもあったのかも
しれないよな...。報道はされていなかったが、まぁ、もしかすると
中国が米10年債を大量に売り浴びせしていたのかもしれないよな』
「それは定かではないが...、米10年債が大量に売られたのは確かなる
事実であろうのう。溜口剛太郎殿」
『市場観測の一部では、ドル円の「120円上昇説」がささやかれている
ようだけどさぁ、今週のドル円はどんな相場展開になるのかねぇ...』
「ふむ...。経済指標では11日の米CPIと、12日の中国貿易収支と
ミシガン大学消費者態度指数速報などが注目視されようが...、
11日のG20財務相・中央銀行総裁会議を巡る市場観測や要人発言、
そして12日のトルコで軟禁中の米国人牧師ブランソン氏の審理も
リスク要因(選好・回避)として注目されよう...。また、連休明けと
なる中国上海株式市場の動向も注目されるのう...。
まぁ、それらの次第ということになろうけれども...、もう一つ
注目度が高まるであろう要因にも注意が必要ではあるまいか...」
『それはいったいぜんたい何なんだい? ジイさん』
「それは米中間選挙があと1ヶ月後に迫っているという事じゃ...。
トランプ大統領が選挙戦を有利にするため何がしかの経済施策を
講じるとの期待もある一方で...、著名ジャーリストによる『トランプ
政権内部の告発本』が出版されたり...、NYタイムズ紙の『トランプ
大統領の脱税疑惑報道』などもあり...、米政治専門サイトRCPでの
投票先を尋ねる調査によれば、5日時点で米民主党が48.5%で、
米共和党が41.3%と、トランプ大統領が率いる米共和党が劣勢になっ
ている事は市場にも影響を与える可能性があるのではあるまいか...」
『うん。今回の米中間選挙では、共和党は下院で民主党の倍近い40人
以上が引退するとの事で...、現職の再選率が90%超の中、民主党が
議席を上積みできる可能性が高いとも言われているからなぁ...。
米中間選挙には米大統領の信任投票的な意味合いもある事から...、
もしも米民主党が議席を拡大した場合、2016年11月の米大統領選で
トランプ氏が勝利したときの「株高とドル円上昇」と逆の動きとなる
その可能性も排除できないのかもしれないよな...。ジイさん』
「ふむ...。まぁ、トレードは予想で行うものではなく、チャートの事実
に基づき行うものではあるが...、一応ながら米中間選挙というビッグ
イベントがあと1か月後に迫っているという事には、留意だけは
しておいた方がよいのやもしれぬのう...。溜口剛太郎殿」
『さてところで...、ジイさん。前段の話も既に長くなってしまったが、
今日はいったい何のお話だい? ペンディングになっていた
「トレードとディフェンス』とやらのお話かい...』
「ふむ。そうじゃのう...。そのお話はまたの機会とさせていただき、
今日は米国の中間選挙にちなみ、選挙スローガンならぬ
トレードのスローガンのお話でも一言させてもらうとしようかのう」
『あははっ。まぁ、よろしい。聞いてやろうじゃないかよ。ジイさん』
「トレードは、『得意で勝ちやすい場面だけトレードしよう!』、
『そうでない時や迷った時にはトレードを控えよう!』、
そして、わかる場面を増やす為『常にトレードの学習をしよう!』
というのはトレードのスローガンになりはしまいかのう...」
『あははっ。これらはトレードでトータル収支で勝つために
「トレードの基本指針3カ条」にできそうだな...。ジイさん』
なーんちゃって。
またまたお話が長くなりました。 m(_ _)m
ではまた来週。