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FXトレード勝利の羅針盤?今週のコラムと視点?         
  
  

トレードと凡事のお話 その253

   投稿日 :17年 08月 06日 14:27

        

トランプ米大統領がニュージャージー州に自身が所有するゴルフ場で

20日まで17日間もの夏休みに入ったことが話題となっていますね。





■先週(731日から84)の主な出来事や要人発言





先週は、ドルインデックスが93.22で始まり、92.41へ下落した後に

週末の米雇用統計後に反発して93.37で週の終値になりました。

10年債利回りは週レベルで2.262%に低下しました。

NY原油先物(WTI)9月限は週レベルで49.58ドルへ下落しました。

NYダウは週間262.5ドル上昇、22092.81ドルで週の取引を終える。





<731()>


日経平均は26.39円安で寄り付き34.66円安の19925.18で大引け。

韓国・国防省

「北朝鮮が更なるミサイル・核実験を実施する可能性がある。」

日銀

8月の国債買い入れ予定は今月から変更なし。

 8月末の国庫短期証券買い入れ残高は25兆~27兆円程度に。」

報道(政治メディアのポリティコ)

「トランプ政権は中国に対する経済的対応を協議。

 早ければ今週中にも最終決定が出るが、

 選択肢には貿易制限や経済制裁が含まれる。」

フィッシャーFRB副議長

「自然利子率の低下は潜在成長率が下落していることを

 大きく示唆している可能性がある。

 近年の低インフレ、低金利は現在の自然利子率が

 非常に低い水準にあることを示している可能性があり、

 高齢化社会や貯蓄率の上昇、脆弱な投資が密接に絡み合って

 米国や他国の自然利子率を押し下げている要因となっている。」

ロンドンフィックスにかけて欧州通貨が上昇。

トランプ大統領の側近

「米減税法案の下院通過は10月、上院は11月の見通し。

 債務上限の引き上げは9月か10月に完了する。」

ニューヨーク・タイムズ紙

「トランプ大統領、スカラムッチ氏を広報部長の職から解任。」

原油先物が50ドル台へ上昇。米10年債利回りは2.29%台で推移。

NYダウは60ドル高で取引を終える。史上最高値を更新。

NASDAQ0.42%安で取引を終える。





<81()>


日経平均は18.10円安で寄り付き60.61円高の19985.79で大引け。

RBA声明

「政策金利を据え置き+1.50%。

 政策金利の据え置きは持続可能な経済成長と合致する。

 豪ドル高は生産や雇用の見通しに重石。直近の物価は鈍化してる。

 金利の据え置きは長期の物価目標に合致

 豪ドル高により経済成長や物価上昇は見通しより鈍化する可能性。

 豪経済の概ねの見通しに変化はない。」

報道

「仮想通貨のビットコインがビットコイン・キャッシャに分裂。」

米自動車販売(7)

GM 15.0%(予想 -8.0%)、フォード -7.4%(予想 -5.5%)、

 クライスラー -10.5%(予想 -6.1%)

 トヨタ +3.6%(予想 -3.8%)、日産 -3.2%(予想 -3.3%)、

 ホンダ -1.2%(予想 -3.6%)、」

原油先物は一時48ドル台へ反落。

NY時間に米10年債利回りが2.32%台へ上昇の後に2.25%台へ低下。

10年債利回りは0.50%台を割り込む。

ティラーソン米国務長官

「北朝鮮とはどこかの時点で対話をしたい。

 中国を非難してはいない。しかし、

 経済的影響力を使用することを望んでいる。

 米国は北朝鮮の政権交代を求めてはいない。」

NYダウは72ドル高で取引を終える。史上最高値を更新。





<82()>


日経平均は71.28円高で寄り付き94.25円高の20080.04で大引け。

10年債利回りは2.26%台で推移。

布野日銀委員

「為替市場は110円程度を維持すると予想する。

 円安による物価の押上げを想定していない。

 原油による物価の押上げは期待していない。

 金融政策、毎回の決定会合で変更がありうる。

 必要であれば都度修正する。

 物価の2%安定維持まで緩和的な環境は維持。」

ムーディーズ

「英銀行システムの見通しをネガティブからステーブルに引き上げ。」

報道

「米上院本会議で、クリストファー・レイ氏の

 FBI長官就任を賛成92、反対5で承認。」

米空軍

「西部カリフォルニア州のバンデンバーグ空軍基地で、

 大陸間弾道ミサイルICBMの発射実験を行った。」

ADP雇用統計は17.8万人も前回値が19.1万人に上方修正。

NY時間序盤に米10年債利回り2.28%台へ上昇後に一時2.24%台へ。

米財務省

「債務上限引き上げで迅速な行動を議会に促す。

 来週の中長期債入札、合計620億ドル。」

EIA週間石油在庫統計では原油在庫が152.7万バレルの減少。

原油先物が一時48ドル台へ反落。

セントルイス連銀総裁

「近い時期の追加行動は支持しない。軟調なインフレ統計を懸念。

 指標は回復する可能性はあるが、今はそれを確認する必要。」

報道

「米大統領がロシア、イラン、北朝鮮に対する制裁強化法案に署名。」

クリーブランド連銀総裁

「雇用者の増加は現行のペースから若干減速の可能性。

 インフレ抑制を考慮し、自然失業率の推計値引き下げ。

 直近のインフレ鈍化は一部特殊要因。

 労働市場やGDPの成長、そして期待がインフレを押し上げる。

 インフレ鈍化に市場は過剰反応すべきではない。」

トランプ大統領

「ロシア、イラン、北朝鮮に対する制裁法案には重大な欠陥がある。

 大統領権限の侵害や、同盟国との協力に悪影響が及ぶ恐れ。

 米企業に意図せぬ悪影響が出る可能性。」

サンフランシスコ連銀総裁

「この秋のバランスシート縮小開始を支持。

 バランスシートを妥当な規模に戻すのには約4年かかる。

 FRBにとって重要なのは目的と目標を明確にすること。

 バランスシート縮小開始は市場では既に織り込み済み。

 長期金利この先数年上昇を予想。短期金利は2.5%付近が新常態。」

報道

「米国株式公開企業のWhiteFoxベンチャーズは、

 Fintech研究所がサポートする暗号通貨と基軸通貨を取り扱う、

 アメリカ大陸で公開予定のフルライセンスの次世代銀行smartBANK

 のサービスの一部を発表。」

NYダウは52ドル高の22016ドルで取引を終える。史上最高値更新。





<83()>


10年債利回りは2.27%から2.26%台で推移。

サンフランシスコ連銀総裁

「年内にもう1回、18年に3回の利上げ適切。

 9月がバランスシート縮小開始の適切な時期。

 ドル安はインフレ予想のうえで大きな要因ではない。」

ボストン連銀総裁

「より高い賃金が近く実現する局面に接近している。

 市場は9月のバランスシート縮小開始を適切に予想。」

日経平均は14.04円安で寄り付き50.78円安の20029.26で大引け。

報道

「第3次安倍改造内閣が発足。」

ECB経済報告

「相当な規模の刺激策が依然必要。

 基調インフレは中期的に緩やかに上昇。

 所得に関するデータは堅調、広範に成長が進展。」

BOE

「政策金利据え置きは6対2で決定。

 資産買入枠の据え置き、全員一致。

 成長見通しと賃金上昇率見通しを引き下げ。」

BOEインフレ報告

2017年成長見通しは1.7%(前回1.9%)

 2018年成長見通しは1.6%(前回1.7%)

 2019年成長見通しは1.8%(前回1.8%)

 2017年インフレ見通しは2.7%(前回2.6%)

 2018年インフレ見通しは2.6%(前回2.6%)

 2019年インフレ見通しは2.2%(前回2.2%)

 2018年賃金見通しは3.0%(前回3.5%)。

 向こう3年間にやや大きめに政策金利を引き上げる可能性も。」

10年債利回りが1.17%台へ低下。ポンド売り反応。

カーニー英BOE総裁

「ポンド下落が実質所得を削減させた。

 弱い消費支出が成長のマイナス材料。

 投資は英国民投票以降弱まっている。

 目先の経済成長は引き続き低迷。

 投資や貿易の回復で経済成長は加速するだろう。

 経済の供給能力は緩やかに上昇。

 今後3年間で幾分かの引き締めが必要に。

 EU離脱の不透明感が重石となる面も。

 将来の利上げ時期についてはコメントせず。

 英国の潜在成長率は1.75%を下回る。

 消費者信用は経済を牽引するものとはなっていない。」

ISM非製造業景況指数(7)は予想より弱い53.9

報道

「ロシア疑惑を捜査しているモラー特別検察官が大陪審を召集。」

10年債利回りが2.21%台へ低下。

NYダウは8日続伸して9ドル高で取引を終える。史上最高値を更新。

NASDAQ0.35%安。SP0.22%安。





<84()>


日経平均は79.47円安で寄り付き76.93円安の19952.33で大引け。

10年債利回りは2.22%から2.23%台で推移。

米非農業部門雇用者数(7)は予想より強い20.9万人、

米失業率(7)は予想とおりの4.3%

米平均時給(7)は予想とおりの前月比+0.3%

10年債利回りが一時2.29%台へ上昇。ドル買い反応。

コーン米国家経済会議(NEC)委員長

「秋にも包括的な税制改革法案を提出したい。

 恒久的に税制改革をする必要。我々は大型減税案で作業している。

 経済成長が歳入減を補うであろう。今年の最優先政策は税制改革。

 現在35%の米法人税率を少なくともOECD加盟国の平均である

 約23%に引き下げる必要がある。」

ミネアポリス連銀総裁

(米雇用統計について) これまでと同じ。新しい事は何もない。」

10年債利回りは2.262%。原油先物は49.58ドル。

NYダウは66ドル高の22092.81ドルで取引終える。史上最高値更新。








<先週のドル円の概況>


先週のドル円は、週初731日に110.66レベルで始まり、揉み合い

ながらも軟調傾向で推移して81日のNY時間前半に109.92へ下落

しましたが、その後、切り返して、2NY時間序盤にかけて110.98

へ反発する展開になりました。その後、ロンドンフィックスにかけて

110.28へ反落した後に3日のオセアニア時間にかけて110.83へ反発し

ましたが、その後、再び反落して、4日のオセアニア時間にかけて週安

値となる109.84へ下落する展開になりました。その後、揉み合いなが

らも切り返して、米雇用統計の発表後に急伸して週高値となる111.05

へ上昇した後に反落して110.68レベルで週の取引を終えました。





<先週のユーロドルの概況>


先週のユーロドルは、週初731日に1.1748レベルで始まり、NY

間序盤にかけて週安値となる1.1723へ下落しましたが、その後、切り

返して81日のオセアニア時間にかけて1.1845へ上昇する展開にな

りました。その後、一時1.18台を割り込みましたが、揉み合いながら

も堅調傾向で推移して、2日のNY時間後半に週高値となる1.1909

上昇する展開になりました。その後、反落して1.18台で揉み合いにな

りましたが、米雇用統計の発表後に1.1730へ急落した後に反発して、

1.1772で週の取引を終えました。










●今週(87日から11)のドル・円・ユーロの注目点





<今週のドル円>


今週のドル円相場は、上昇した場合、まずは2日の高値110.98から

先週高値でもある4日の米雇用統計後の高値11.05を巡る攻防が注目

されます。ここを上抜けた場合は727日のロンドンフィックス過ぎ

の戻り高値111.71、さらに上昇した場合112.00の「00」ポイント、

ここを上抜けた場合は726日深夜FOMC発表直後の高値112.19

巡る攻防が注目されます。

一方、下落した場合は、まずは3日のロンドンフィックスの押し安値

110.28を巡る攻防が注目されます。ここを下抜けた場合は110.00

00」ポイント、さらに下落した場合は1日の安値109.92から4日の

安値109.84、ここを下抜けた場合は615日の安値109.27から6

7日安値の109.11、さらに下落した場合109.00の「00」ポイントを巡

る攻防が注目されます。





今週のドル円相場は経済指標では、8日の日国際貿易収支と中国貿易収

支、9日の中国消費者物価指数と中国生産者物価指数、10日の日機械

受注と米生産者物価指数と米新規失業保険申請件数と米月次財政収支

11日の米消費者物価指数、などが注目されます。





先週のドル円は週末の米雇用統計のNFPが市場予想より強かった事で

夏季休暇入りのショートカバーもあったか、週間では下へ「行って来

い」相場となりました。日足レベルでは高値を切り下げるも安値は切

り上がる三角保ち合いの状況となっています。


例年、この時期は実需筋のオーダーなどで円が買われやすい傾向があ

りますが、一方、来月9月からのFRBの資産圧縮開始の観測もあり、

グリーンスパン元FRB議長が「どんな尺度で見ても米長期金利は低す

ぎる。持続不可能。」と発言しているように、世界的な低金利を背景に

米国債に向かっていた資金の巻き戻しによる米長期金利の急騰を警戒

する向きがあるとともに、秋からの米減税期待もあることで、円買い

観測とドル巻き戻し観測が綱引きとなる可能性がありそうです。


日足レベルの三角保ち合いが上下どちらに抜けていくか、今後の動き

が注目されますが、現在は予断は出来なく、チャートの動きに従って

トレードしていきたいものです。今週の経済指標では11日の米消費者

物価指数が特に注目されますが、その結果の次第で動意づく可能性が

高そうです。また、「ロシア疑惑を捜査しているモラー特別検察官が

大陪審を召集」したことで、今後のロシア疑惑捜査の進展も注目され

ます。








<今週のユーロドル>


今週のユーロドル相場は、上昇した場合、まずは1日の安値1.1785

1.1800の「00」ポイントを巡る攻防が注目されます。ここを上抜け

た場合は2日のロンドン時間の高値1.1868、さらに上昇した場合は

3日の高値1.1893から先週高値の1.1909を巡る攻防が注目されます。

一方、下落した場合は、まずは4日の米雇用統計後の安値1.1730から

先週安値でもある731日安値1.1723を巡る攻防が注目されます。

ここを下抜けた場合は1.1700の「00」ポイント、さらに下落した場合

727日安値1.1650、ここを下抜けた場合は726日の安値1.1612

を巡る攻防が注目されます。





今週のユーロドル相場は経済指標では、7日の独鉱工業生産、11日の

独消費者物価指数改定値、などが注目されますが、対ドル通貨ペアと

して、8日の中国貿易収支、9日の中国消費者物価指数と中国生産者物

価指数、10日の米生産者物価指数と米新規失業保険申請件数と米月次

財政収支、11日の米消費者物価指数、などが注目されます。





720日のドラギECB総裁の会見で「ECB理事会は秋に(緩和縮小の)

議論を始める。」ことが示されて以来、堅調傾向で推移しているユーロ

ドルですが、先週末の米雇用統計のNFPが市場予想より強かった事で

夏季休暇入りの手仕舞いの売りもあったか、ドル買戻しを背景に1.18

台を割り込む深めの押しとなり、週間の始値と終値では僅か24Pips

上昇で取引を終えることとなりました。


ユーロドルは押し目買いの好機と思われますが、来月9月からのFRB

の資産圧縮開始の観測もあり、世界的な低金利を背景に米国債に向か

っていた資金の巻き戻しによる米長期金利の急騰の警戒観測もあるよ

うで、ユーロ買いとドル巻き戻しが綱引きとなる可能性がありそうで

す。


今週のユーロに係わる経済指標は比較的小粒ですが、対ドル通貨ペア

として、11日の米消費者物価指数が特に注目されます。その結果次第

で動意づく可能性がありそうです。











■トレードと凡事のお話 その253





前回からの続きのお話です。





投資苑で有名なアレキサンダー・エルダー博士が

トレードでは当たり前なことこそが大切として、

「投資苑3」の中でこう語っています。





「相場には秘密があります。

 秘密がないということが秘密なのです。」





相場やトレードで秘密ではない「当たり前なこと」とは

いったいぜんたい何なのでしょうか...。





今回は「トレードと凡事」その第二百五十三話です。





それでは、はじまり、はじまり~。^^







『おい、ジイさん。先週は英国のスーパー・サースデーを契機に

 ポンドが下落して、そして、週末は米雇用統計が市場予想より強い

 結果となったことでドルが買い戻されて、ドル円が反発して、

 ユーロドルが深めの押しとなったよな...。』





「ふむ。そうであったのう...。溜口剛太郎殿。

 英国のスーパー・サースデーでは、2017年成長見通しが1.7%へ

 下方修正され、成長見通しと賃金上昇率見通しを引き下げたことで

 ポンド円では200Pips程の急落となったのう...。そして、

 週末は米雇用統計が強い結果となったことでドル買い戻されて

 夏季休暇入り手仕舞いもあったか巻き戻しの動きがみられたのう。」





『今週はどんな相場展開になるのかねぇ...。ジイさん。』





「ふむ...。例年、この時期は実需筋のオーダーなどで円が買われやす

 い傾向があるが、一方、来月9月からのFRBの資産圧縮開始の観測

 で、世界的な低金利を背景に米国債に向かっていた資金の巻き戻し

 による米長期金利の急騰を警戒する向きがあり...、また、秋から

 の米減税期待もあることで、円買いとドル巻き戻しの買いが綱引き

 となる可能性がありそうじゃ。ドル円では日足レベルの三角保ち合

 いが上下どちらに抜けていくか、今後の動きが注目されるが...、

 現在は予断は出来なくチャートの動きに従っていきたいものじゃ。

 そして、ユーロドルは押し目買いの好機と思われるが...、

 ユーロ買いとドル巻き戻しが綱引きとなる可能性がありそうじゃ。

 経済指標ではドル円とユーロドルともに11日の米消費者物価指数が

 特に注目されるがその結果次第で動意づく可能性がありそうじゃ。」





『グリーンスパン元FRB議長も「どんな尺度で見ても米長期金利は

 低すぎる。持続不可能だ。」と発言していたようだからなぁ...。

 また一方、NYダウも9連騰で史上最高値を更新し続けているが、

 下げてもいないのに恐れで売る必要はなくも、さすがに

 調整の動きも気になるところだろうからなぁ...。

 さて、さてところで...、ジイさん。今日は何のお話だい?』





「ふむ。そうじゃのう...。今日は『もしも相場の神様がいたなら』

 のお話でもさせてもらうとしようかのう...。溜口剛太郎殿。」





『あははっ。けったいでファンタジーなテーマだが...、

 もしかしたら将来のAIの話でもしようというのかい?』





「ふむ...。未来のAIは、もしかすると相場の神の如き存在になる

 のやも知れぬも、現在でも株式相場などではAIが何らかの形で

 既に8割程は活用されていると聞いおるが、TV番組で相場の

 AI予想を見る限り、今は相場の神とはまだ程遠い状況のようじゃ。

 まぁ、為替相場のように勝者の利得は敗者が支払うゼロサムでは、

 例えば麻雀で、いかにAIであろうと4つのAI全員が勝つことは

 原理的に不可能な事であり、相場でも神様は未来も存在し得ない、

 とは思われるがのう...。溜口剛太郎殿。」





『あははっ。相場の神様とは将来のAIのことではないのか...

 まぁ、よろしい。「もしも相場の神様がいたなら」のお話とやらを

 聞いてやろうじゃないか...。ジイさん。』





「現実には存在し得ないけれども、もしも相場の神様がいたなら、

 未来が正確に判るゆえ、天衣無縫のトレードをすることじゃろう。

 低ボラであれば低ボラなりに、そして高ボラならば高ボラなりに、

 全幅を取り全勝ゆえ、損切りを置く必要もなく、

 目標リワードとかリスクリワード比という概念もない事じゃろう。」





『もしも相場の神様がいたなら、まぁ、そうなるんだろうな...。』





「月利300%でさえ、複利運用では10万円が2年も立たぬうちに、

 1000兆単位を超えて『京』の単位の利得となる計算になるが...

 相場の神の月利はそれを遥かに凌駕して、全世界の全ての富を

 その一手にかき集めることになろう...。溜口剛太郎殿。」





『ファンタジーとしてもあまりにもバカバカしいぜ...、それじゃ、

 市場も世の中も成り立たないし、絶対にあり得ないことだ!』





「そのとおりじゃ...。溜口剛太郎殿。

 相場の確定的未来は誰にも判らず、予想が完全たり得る事はなく、

 不確実性を本質とする相場では予想はあくまで確率の範囲までで、

 完全無欠で絶対の相場の神様はAIを含めて未来永劫にわたり、

 原理的に存在し得ないのではあるまいかのう...。」





『......!』





「だからこそ、トレードでは損切りも技術の一つとして、

 活用する必要があり、また、欲と恐怖の渦巻く市場であるゆえに、

 トレーダーとしての『規律』と、『ルール』が必要なのじゃのう。」





『相場の神様も聖杯も存在しないからこそ、「技術としての損切り」や

 トレーダーとしての「規律」と「ルール」が必要ということか...。』





「天衣無縫のトレードの神を目指すかのように、

 逆行した時の損切も想定せず、規律とルールもなく...、

 あるいは損切りなど、規律とルールを設けていたとしても、

 規律とルール破りの常習犯では、トレードにおいて、

 トータル収支で勝てないばかりか、市場に生存し続けることさえ、

 困難な事となるのではあるまいかのう...。溜口剛太郎殿。」





『オレ様も、なり得ることのないトレードの神様なんか目指さずに、

 損切りと、自身で決めた規律とルールをしっかり守る

 優秀なヒューマン・トレーダーを目指していきたいもんだぜ。』










なーんちゃって。


またまたお話が長くなりました。 m(_ _)m






ではまた来週...、ではなくて再来週。








<お知らせ>


来週、813()のブログの更新はお盆でお休みさせていただきます。