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FXトレード勝利の羅針盤?今週のコラムと視点?         
  
  

トレードと凡事のお話 その250

   投稿日 :17年 07月 16日 15:11

        

猛暑とともに日本の各地域で豪雨災害が発生しています。

被害に遭われた方々へ心よりお見舞いを申し上げます。m(_ _)m




■先週(710日から14)の主な出来事や要人発言



先週は、ドルインデックスが95.77で始まり、軟調傾向で推移して、

94.90で週の終値になりました。

10年債利回りは週レベルで2.332%に低下しました。

NY原油先物(WTI)8月限は週レベルで46.54ドルへ上昇しました。

NYダウは週間223.4ドル上昇、21637.74ドルで週の取引を終える。



<710()>



報道

「モスルのイスラム国の掃討でイラク首相が勝利宣言。」

日経平均は141.35円高で寄り付き151.89円高で大引け。

黒田日銀総裁

「わが国の景気は緩やかな拡大に転じつつある。

 わが国の金融システムは安定性を維持している。

 金融政策運営については、2%の物価安定の目標の実現を目指し、

 これを安定的に持続するために必要な時点まで、

 長短金利操作付き量的・質的金融緩和を継続する。

 消費者物価指数の前年比上昇率の実績値が安定的に2%を超えるまで

 マネタリーベースの拡大方針を継続する。」

NHK世論調査

「安倍内閣支持率は35%に低下、不支持は48%。」

ロシアのエネルギー相

「現在実施している協調減産について、

 必要なら期間の延長と減産量の追加を検討する。」

NY連銀の消費者調査(6)

「消費支出の伸びは3.33%増を見込む(前回調査2.6%増)。

 3年先のインフレ期待は2.8%(前回2.5%)。

 1年前よりも良好になったと回答した割合は過去最高。」

日経新聞

「財務省は今夏予定していた日本郵政株の売り出しを延期する方針。」

NYダウは5ドル安で取引を終える。



<711()>



日経平均は7.12円安で寄り付き114.50円高で大引け。

報道

「米政府、クォールズ元財務次官をFRB副議長に正式指名。」

サンフランシスコ連銀総裁

「最新の雇用データは米景気の強さを示している。

 年内あと一回の利上げは合理的。

 年内のバランスシート縮小開始は理に適う。

 インフレ率は来年2%への加速を予想。」

報道(イズベスチヤ)

「ロシアが米外交官30人を退去させる可能性。」

SP

2019年央まで英中銀の利上げは見込まれない。

 英国の実質賃金の低下が家計支出を抑制。

 超緩和政策スタンスが中期的に続く公算。

 2017年の英成長率は1.4%に鈍化へ。」

クーレECB

QEの影響は伝統的金融政策とあまねく同等のもの。

 QEは実質的な資本フローを引き起こした。

 これがユーロの実効為替相場の減価に影響したかどうかは不明。

 為替相場への影響は資本フローより金利差見通しの方が大きい。

 先進国資産購入プログラムが通貨安競争助長との見方は誤解招く。

 通貨安は政策の副作用であり主な経路でも目的でもない。」

メルケル独首相

「債務危機からは脱却した。

 ECB金融政策は望ましい状態にはまだ戻っていない。

 ユーロ圏の全ての諸国が成長に向けた動きとなっている事を歓迎。」

ブロードベント英BOE副総裁

「離脱後にEUとの貿易が減少すれば経済の打撃になるだろう。」

ミネアポリス連銀総裁

「男性の労働参加率の低さは困難な問題。

 労働参加率の低さについて良い答えが見つからない。

 多くの企業が訓練できる従業員を見つけることが出来ていない。

 企業が従業員補充のため賃金を引き上げる兆候はない。」

報道

「トランプ米大統領の長男がロシアの弁護士との面会を仲介した

 ゴールドストン氏との一連のメールのやり取りを公表。

 その中で、ロシア政府がトランプ陣営に対して、

 選挙を支援したい意向を示していたことが明らかとなった。」

ブレイナードFRB理事

「保有資産の縮小開始は早期に適切に。

 保有資産より金利に外為は敏感に反応する可能性。

 最近のインフレ軟化踏まえて金利軌道を検証する

 インフレの動向を注意深くみている。

 追加利上げ決定前にインフレを見極める意向。

 FF金利の正常化はかなり進行していると認識。」

マコーネル上院共和院内総務

「ヘルスケア法案や指名承認など他の問題を解決するため、

 8月の休会を第3週まで2週間延期する

 813日にヘルスケア法案の修正案を公表。

 来週、ヘルスケア法案を審議。」

ギリシャ中銀総裁

「ギリシャの債券市場復帰は時期尚早。

 債務削減計画が明らかになれば、

 ECBは年内にギリシャ債購入を検討する可能性。

 7月のECB理事会は政策変更をする時ではない。

 出口戦略についてECB内で大きなコンセンサスが形成されている。

 ドイツは黒字でもっと投資拡大を検討すべき。」

NYダウは一時100ドル超下落するも0.55ドル高で取引を終える。



<712()>



日経平均は58.26円安で寄り付き97.10円安で大引け。

トランプ大統領の長男(FOXニュースのインタビュー)

「どのような文書も提出して協力する。

 情報の正確性について不明であった。」

ブロードベント英BOE副総裁

「利上げの準備が出来ていない。

 経済に多くの評価できないものがある。」

イタリア中銀総裁

「ユーロ圏には極めて拡張的な金融政策が必要。」

ILO失業率が約40年ぶりの低水準に。

イエレンFRB議長 (証言テキスト)

「今後数年間で緩やかな追加利上げが必要に。

 経済に対するインフレの反応が重要な不透明性。

 米国の財政政策も不透明性もたらす要因。

 年内にバランスシート縮小を開始する見込み。

 バランスシートをアクティブな政策手段とすること望まず。

 インフレは目標を下回っており、最近は低下傾向も。

 インフレの状況を注意深くみる。」

10年債利回りが一時2.30%台へ低下。ドル売り反応。

10年債利回りが0.51%台へ低下。

BOCが政策金利を0.25%利上げして0.75%に設定。

BOC声明

「インフレ鈍化は一時的な要因。

 現在の見通しは利上げを正当化。

 2017年末に需給ギャップは解消する。

 更なる金利調整も予想される。

 経済は潜在成長より早いスピードで拡大。

 17年の成長見通しは2.8%(従来2.6%)

 18年の成長見通しは2.0%(従来1.9%)」

EIA週間石油在庫統計では原油在庫が756.4万バレルの減少。

イエレンFRB議長

「労働市場の強さがいづれ賃金を押し上げる。

 インフレ鈍化は一時的要因。

 インフレ鈍化が続くようであればアプローチを調整。

 2%目標に向かっていないとの判断は時期尚早。

 バランスシート計画は市場の動揺を避けることが目的。 

 高齢の労働人口が参加率に影響。

 バランスシート縮小は年内の比較的早い時期に開始。

 インフレの弱さの一部は一時的要因。」

10年債入札では最高落札利回り2.325%、応札倍率2.45倍。

米地区連銀報告

「経済は小幅から緩やかなペースで拡大。

 雇用は緩やかなペースで拡大。

 一部の地区がインフレ圧力が小幅に緩和と報告。

 大半の地区で物価は緩やかな上昇を継続。

 大半の地区で個人消費が一時鈍化。」

カンザスシティー連銀総裁

「保有資産の縮小の近い将来の開始を支持。

 金融市場は静かだが警戒すべき理由ある

 低過ぎる金利は金融市場を不均衡にする。

 現在の金利水準は、FRBに次の景気後退に対処するための

 余力を与えていない。

 バランスシート縮小で資産価格に調整が入る可能性はある。」

報道

「日銀が成長率見通しを1718年度で0.10.2ポイント上方修正。」

NYダウは123ドル高で取引を終える。史上最高値を更新。



<713()>



マカファティ英中銀委員 (英タイムズ紙のインタビュー)

8月のMPCで利上げを支持したいと考えている。

 債券買い入れプログラムQEの解除について、

 より速いペースの解除を支持する。」

日経平均は78.90円高で寄り付き1.43円高で大引け。

10年債利回りが一時0.58%台へ上昇。

中国人民日報

「中国は元の安定化に向けた圧力にさらされている。」

イエレンFRB議長

「インフレを非常に注意深く見守っている。

 労働市場はかなりタイト。賃金圧力加わる可能性も。

 景気拡大が老化で死ぬことはない。

 財政政策による不確実性が現時点では極めて高い。

 ヘルスケアへのアクセスは雇用流動性にとって重要。

 FRBの二つの責務の間に矛盾はない。

 インフレが目標を下回っていることは認識している。

 2%のインフレ目標は上限ではない。

 バランスシート縮小開始はゆっくりと段階的に行う計画。

 バランスシート縮小で市場を動揺させたくない。

 保有資産の縮小期は長期金利はいくらか上昇へ。

 イールドカーブは金利設定における要素の一つ。

 雇用のミスマッチが存在する。

 働き盛りの男性の労働参加率の低下は長期的な傾向。

 第2四半期の成長は前期比で著しく高くなると予想。

 3%成長なら素晴らしいが、向こう2年間はかなり厳しい。」

WSJ

ECBが来年から資産買い入れを段階的に縮小する方針を

 9月7日の理事会で示唆する公算が大きい。」

石油輸出国機構IEA月報

2017年の需要の伸びを10万バレル上方修正。」

30年債の入札では最高落札利回り2.936%、応札倍率2.31倍。

ダラス連銀総裁

「バランスシートの縮小は年内開始が適切。

 最近のインフレ鈍化は一時的の可能性が高い

 インフレは中期的に2%目標達成し上回るべき。」

ブレイナードFRB理事

「保有資産の正常規模は当面、分からない。

 低い中立金利は危機対応の余力に乏しいことを意味する。

 自身はインフレが2%目標を達成するかに焦点。

 フィリップス曲線は非常にフラット化しているようだ。

 他国の中銀と連携してはいない。」

トランプ米大統領

「韓国との協定は悪い取り決め。鉄鋼のダンピングをやめさせる。

 鉄鋼輸入について割当、関税の両方を検討

 壁はメキシコ国境の全域にまたがる必要はない。

 700900マイルにすべき。ソーラーパネルの壁を真剣に検討。」

NYダウは20ドル高で取引を終える。史上最高値を更新。



<714()>



日経平均は58.11円高で寄り付き19.05円高で大引け。

時事世論調査

「安倍内閣支持29.9%に急落、不支持48.6%。」

JPモルガンの第2四半期FICCセールス・トレーディング収入は

予想より弱い32.2億ドル。

米シティグループの第2四半期1株利益予想より強い1.28ドル。

ダラス連銀総裁 (ブルームバーグTVインタビュー)

「最近の弱いインフレ、一過性とそうではないもの混在。

 賃金圧力は今後数ヶ月で高まる見通し。

 バランスシート縮小の市場への影響は限定的であろう。」

CPI(6)と米小売売上高(6)はともに市場予想より弱い結果に。

10年債利回りは一時2.28%台へ低下。ドル売り。

FF先物市場での12月利上げ確率が4割程度に低下。

ダラス連銀総裁

「これまでのインフレの進展は不均衡。

 インフレはさらに進展すると確信。ただ、時間がかかる。

 追加利上げの前にインフレ進展の証拠を見たい。

 保有資産の縮小開始は9月が適切になる可能性。」

NY連銀モデルの第2四半期米GDP見通しは1.9(先週1.96)

シカゴ連銀総裁の

「今年序盤の弱いGDPは一過性の模様。

 弱いインフレは依然として課題。

 2%目標達成に対するコミットを示す必要。」

NYダウは84ドル高の21637.74ドル。史上最高値を更新。





<先週のドル円の概況>



先週のドル円は、週初10日に113.88レベルで始まり、11日のNY

間前半に週高値となる114.49へ上昇しましたが、ロンドンフィックス

から反落して、揉み合いながらも軟調傾向で推移して13日の東京時間

前半にかけて112.86へ下落する展開になりました。その後、切り返し

て、14日の東京時間前半にかけて113.57へ反発しましたが、その後、

再び反落してNY時間序盤に週安値となる112.26へ下落して、112.53

レベルで週の取引を終えました。



<先週のユーロドルの概況>



先週のユーロドルは、週初10日に1.1398レベルで始まり、揉み合い

を経た後に翌11日のNY時間から上伸して、12日の東京時間終盤に

かけて週高値となる1.1489へ上昇する展開になりました。その後、

反落して、NY時間前半に1.1391へ下落しましたが、その後、切り返

して、13日のロンドン時間序盤にかけて1.1456へ反発する展開になり

ました。その後、再び反落して週安値となる1.1370へ下落しましたが

その後、切り返して、揉み合いながらも堅調傾向で推移して、14日の

NY時間から上伸して1.1469レベルで週の取引を終えました。







●今週(717日から21)のドル・円・ユーロの注目点



<今週のドル円>



今週のドル円相場は、上昇した場合、まずは14日の戻り高値112.72

を巡る攻防が注目されます。ここを上抜けた場合は13日の安値112.86

さらに上昇した場合は113.00の「00」ポイント、ここを上抜けた場合

14日の高値113.57から12日のNY時間の戻り高値113.68、さらに上

昇した場合は114.00の「00」ポイントを巡る攻防が注目されます。

一方、下落した場合は、まずは先週安値でもある14日の安値112.26

を巡る攻防が注目されます。ここを下抜けた場合は3日の安値112.10

から112.00の「00」ポイント、さらに下落した場合は630日の安

111.73、ここを下抜けた場合は627日の安値111.46、さらに下

落した場合は626日の安値111.14、ここを下抜けた場合は111.00

の「00」ポイントを巡る攻防が注目されます。



今週のドル円相場は経済指標および要人発言では、17日の中国第2

半期GDPと中国鉱工業生産と中国小売売上高とNY連銀製造業景況指

数、18日の米NAHB住宅市場指数と対米証券投資、19日の米住宅着

工件数と米建設許可件数、20日の日通関ベース貿易収支と日銀金融政

策発表と黒田日銀総裁の定例会見とフィラデルフィア連銀製造業指数

と米新規失業保険申請件数と米景気先行指標総合指数、などが注目さ

れます。



先週のドル円は、週前半に510日の高値を一時上抜け114.49へ上

昇するも、その後、イエレンFRB議長が議会証言で「インフレは目標

を下回っており最近は低下傾向も。インフレの状況を注意深くみる。」

と慎重姿勢を示したことや、週末の米CPI(6)と米小売売上高(6)

がともに市場予想より弱い結果になったことを背景にドルが売られ、

軟調な相場展開になりました。米FF先物市場での12月米利上げ確率

も4割程度に低下することになりました。

今週も引き続き米経済指標が注目されますとともに、日本を除く主要

各国の中銀が緩和縮小へ舵を取ろうとする中、20日の日銀金融政策発

表と黒田日銀総裁の定例会見が注目されます。これらの次第ながら、

日銀の緩和継続が再確認された場合は円売り動意再開となる展開もあ

りそうです。

ただ、北朝鮮リスクは一旦後退するも、トランプ大統領の長男のメー

ル公表によりロシア・ゲート問題が燻っているとともに、連日、史上

最高値を更新するNYダウに一部で高値警戒も囁かれているようで、

株式市場の動向や米10年債利回りの動向にも留意したいものです。





<今週のユーロドル>


今週のユーロドル相場は、上昇した場合、まずは12日のNY時間の戻

り高値1.1479から12日の高値1.1489を巡る攻防が注目されます。

ここを上抜けた場合は1.150000」ポイント、さらに上昇した場合は

201652日の高値1.1536、ここを上抜けた場合1.1600の「00

ポイントから201653日の高値1.1616、さらに上昇した場合は

1.1700の「00」ポイントから2015824日の高値1.1713を巡る

攻防が注目されます。

一方、下落した場合は、まずは14日のNY時間の押し安値1.1435

巡る攻防が注目されます。ここを下抜けた場合は1.1400の「00」ポイ

ントから12日の安値1.1391、さらに下落した場合は13日のNY時間

の押し安値1.1382から13日の安値1.1370、ここを下抜けた場合は

5日の高値1.1368から6日の高値1.1355、さらに下落した場合は

6日の安値1.1329、ここを下抜けた場合は5日安値1.1312から1.1300

の「00」ポイント、さらに下落した場合は628日の安値1.1291

ここを下抜けた場合は626日の高値1.1219をを巡る攻防が注目されます。



今週のユーロドル相場は経済指標および要人発言では、17日の欧消費

者物価指数改定値、18日の独・欧ZEW景況感調査、20日の欧ECB

金融政策発表とドラギECB総裁の定例会見と欧消費者信頼感速報、

などが注目されますが、対ドル通貨ペアとして、17日の中国第2四半

GDPと中国鉱工業生産と中国小売売上高とNY連銀製造業景況指数

18日の米NAHB住宅市場指数と対米証券投資、19日の米住宅着工件

数と米建設許可件数、20日のフィラデルフィア連銀製造業指数と米新

規失業保険申請件数と米景気先行指標総合指数などが注目されます。



先週のユーロドルは週間ベースでは1.13台後半から1.14台後半を範囲

とするレンジ相場になりましたが、今週は20日のECB金融政策発表

とドラギECB総裁の定例会見が注目の焦点になります。

先月27日のECB年次フォーラムでドラギ総裁が「デフレ圧力はリフ

レ圧力に置き換わった。緩和の調整も(景気の)改善基調が安全である場

合に限り徐々にしなければならない。」との発言以来、レイヤーを切り

上げたユーロドルですが、13日にWSJ紙が「ECBが来年から資産買

い入れを段階的に縮小する方針を9月7日の理事会で示唆する公算が

大きい。」との観測報道をしていて、今月7月のECB理事会でその前

段の示唆が仄めかされるか注目されます。

IMM通貨先物でユーロの買い越しが83,788枚と2007年以来の高水準

に膨らんでいることで調整の可能性も排除されませんが、今月のECB

理事会の発表の次第によっては2年半ほど続いた月足レベルのレンジ

がブレークとなる可能性もありそうです。







■トレードと凡事のお話 その250



前回からの続きのお話です。



投資苑で有名なアレキサンダー・エルダー博士が

トレードでは当たり前なことこそが大切として、

「投資苑3」の中でこう語っています。



「相場には秘密があります。

 秘密がないということが秘密なのです。」



相場やトレードで秘密ではない「当たり前なこと」とは

いったいぜんたい何なのでしょうか...。



今回は「トレードと凡事」その第二百五十話です。



それでは、はじまり、はじまり~。^^





『おい、ジイさん。先週のドル円は、週前半に510日の高値を

 一時上抜け114.49へ上昇したけど、その後、イエレンFRB議長が

 議会証言でインフレ低下懸念を示し、週末の米CPIと米小売売上高

 がともに市場予想より弱い結果になったことでドルが売られて、

 軟調な相場展開になったよな...。』



「ふむ。そうであったのう...。溜口剛太郎殿。

 ドルインデックスも軟調に推移して、米FF先物市場での12月の

 米利上げ確率も4割程度に低下することになったのう...。」



『今週のドル円は、どんな相場展開になるのかねぇ...。』



「ここのところ弱い米指標が多く米経済指標が注目されるとともに、

 日本を除く主要各国の中銀が金融緩和からの出口へ向かう中、

 20日の日銀金融政策と黒田日銀総裁の定例会見が注目されよう...

 緩和継続が再確認された場合は円売り再開となる展開もあろうが、

 北朝鮮リスクは一旦後退するも、ロシア・ゲート問題が燻っている

 とともに、連日、史上最高値を更新するNYダウに

 一部で高値警戒も囁かれているようで、株式市場の動向や

 米10年債利回りの動向にも留意していきたいものじゃのう...。」



『さてところで...、ジイさん。今日は何のお話だい?』



「ふむ。そうじゃのう...。今回は『知識の断捨離のお話』でも

 させてもらうとしようかのう。溜口剛太郎殿。」



『断捨離とは、必要のないものを断ち、捨てて、執着から離れる事、

 という意味と思うが、まぁ、よろしい。聞いてやろうじゃないか。』



「トレードの勉強も長らくしていると、垢や不要なものが溜まったり

 頭の中で知識が不調和となって混乱してしまうこともあってのう。

 ときに、自分自身にとって何が重要で何が不要か洗いなおして

 整理してみることも大切になるのではなかろうかのう...。」



『勝っているトレーダーは複雑なトレードしているわけではなく、

 とてもシンプルな思考でトレードしているとも言うからなぁ...。』



「知識を捨てるためには、まずは学んで溜めなくてはならないが...、

 学んだ後は、シンプル思考に到達するために、自分自身にとって

 不要な知識を捨てる『知識の断捨離』のプロセスが必要になる、

 というわけなのじゃのう...。溜口剛太郎殿。」



『......。』



「トレードには『これこそ絶対に正解』というものはなく...、

 小幅レンジであっても、数Pipsを抜く逆張りスキャルの手法もあり

 相場で勝つためには、トレード・チャンスを多く得るためにも、

 相場の7割以上と言われるレンジ相場を究め制さなくてはならない

 という考え方もあり、これはこれで肯定されようが...、

 また一方、前回ご紹介したトレーダーのSさんのように、

 徹底したトレンド・フォローのみのトレードで、

 非トレンド状況とも言える『レンジ相場でのトレードを排する事』

 に徹することよって、勝っているトレーダーもいるのじゃのう...。」



『自分たちを含めて多くのトレーダーは貪欲なもので...、

 レンジでもトレンドでも高勝率で勝つことを目指して、

 できるだけ多くのトレード・チャンスを求めるたがるものだけど、

 それでいながら、トータル収支が向上しない場合は、

 非トレンド状況とも言える「レンジ相場でのトレードを排除する」

 ということは、トレーダーとしての大きなパラダイム転換に

 なるのかもしれないよな...。ジイさん。』



「ふむ...。トレードは数多く行うほど儲けれるものではなく、

 また、勝率よりも利益率が大切であるならば...、

 ボラティリティのあるワイド・レンジは別としても、

 『小幅レンジ相場でのトレードを徹底して排除』して、

 トレンド・フォローのみに徹することは、むしろ、

 トータル収支向上に繋がることが少なくないのではあるまいか。」



『もしかすると、小幅レンジでのトレードを排することが出来たなら

 揉み合いを抜けて、強い動意で上げれば買う(下げれば売る)

 ダメだったならば損切るが、トレンドが続いている間は保持して

 反転を確認して利食う、という事を基本とする、

 シンプルなトレードも目指せるのかもしれないよな...。』



「言うは易く行うは難しでトレードはそこまで簡単ではないとしても

 『小幅レンジ相場でのトレードを徹底して排除する』という視点で

 ハイ・ロー・バンドの幅や、ボリバンのバンド幅や、

 EMA5の自身チャートにおける具体的な傾斜角度規定や、

 ATRの数値規定などを過去チャート検証で見つける事が出来たり、

 上下のラインで括った『ライン幅規定』を見つける事ができたなら

 小幅揉み合いを避けたうえで、トレンド・フォローのみに徹する、

 という、自分自身にとって新たなパラダイムのトレードの可能性も

 開けてくるのではなかろうかのう...。溜口剛太郎殿。」



『知識の断捨離の過程では新たな発見の可能性もあるという事か...。

 そういうことなら、オレ様も断捨離とやらをしてみるとするぜ。』







なーんちゃって。

またまたお話が長くなりました。 m(_ _)m




ではまた来週。