トレードと凡事のお話 その254

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トランプ米大統領の白人至上主義を巡る発言で助言組織が解散となり

軍幹部も異例の批判をするなど政権内にも波紋が広がっていますね。




■先週(814日から818)の主な出来事や要人発言



先週は、ドルインデックスが92.99で始まり、94.05へ上昇した後に

反落して93.36で週の終値になりました。

10年債利回りは週レベルで2.197%になりました。

NY原油先物(WTI)9月限は週の終値で48.51ドルになりました。

NYダウは週間183.81ドル下落、21674.51ドルで週の取引を終える。



<814()>

日第3四半期実質GDPは予想より強い年率+4.0%6期連続プラス。

日経平均は184.16円安で寄り付き192.64円安の19537.10で大引け。

10年債利回りは2.20%台から2.22%台で推移。

10年債利回りは0.38%台から0.42%台で推移。

報道

「豪州のジョイス副首相にニュージーランドとの二重国籍問題。

 連邦議員の二重国籍は違憲とされており、

 同副首相は議員辞職を迫られる恐れがある。」

中国商務省

「北朝鮮からの鉄鉱石、石炭、海産物などの輸入を15日から停止。」

菅官房長官

「市場に何かあれば対応できる態勢を常にとっている。」

マティス国防長官

「軍事オプションはあくまで外交努力が失敗したときの選択肢。

 北朝鮮が攻撃を行えば直ちに戦争へエスカレートする恐れがある。」

NY時間に原油先物が47ドル台へ下落。

NY連銀総裁

「バランスシートに関して9月行動との見方は不合理ではない。

 経済が予想通り展開すれば年内もう一度の利上げ支持。

 資産価格は経済情勢に沿った動き。

 次期FRB議長候補としてコーンNEC委員長は妥当な人材。

 FRBの緩和解除は"非常に非常に"緩やか。」

ドル買い反応。米10年債利回りは2.22%台。

報道

「トランプ大統領は、通商法301条に基づき、

 中国による知的財産権侵害の実態を調査するよう、

 通商代表部に指示する大統領令に署名。」

NYダウは135.39ドル高の21993.71で取引を終える。



<815()>

朝鮮中央通信

「北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長は14日、戦略軍司令部を視察し、

 米領グアム島沖へのミサイル発射計画について報告を受けた。

 金委員長は米国の行動をもう少し見守ると述べ、

 米国がわれわれの自制心を試し、朝鮮半島周辺で危険な行動を

 続ければ、重大な決断を下すと警告した。」

日経平均は152.28円高で寄り付き216.21円高の19753.31で大引け。

10年債利回りは2.25%台へ上昇。

RBA議事録

「直近の統計は、4-6月にGDPが加速したことを示唆している。

 住宅部門や家計のバランスシートには注意深い監視が必要となる。

 豪ドルの更なる上昇は経済成長や物価の上昇を鈍化させる。

 政策金利の現状水準での据え置きは、

 経済成長・インフレ目標に整合的なもの。

 今年の第2四半期からGDPは上向きとなる。

 2018年、2019年は約3%の経済成長を見込んでいる。」

安倍首相 (トランプ米大統領と北朝鮮問題に関する電話会談)

「北朝鮮にミサイル発射を強行させないことが重要との認識で一致。

 北朝鮮は緊張状態をかつてなく高めている。

 トランプ大統領とは北朝鮮情勢について意見交換行った。

 北朝鮮にミサイル発射を強行させないことが重要との認識で一致。」

米小売売上高(7)は予想より強い前月比+0.6%。

10年債利回りが一時2.28%台へ上昇。ドル買い反応。

報道

「トランプ大統領は、道路や橋などインフラ建設の

 承認プロセス簡素化を目的とした大統領令に署名する計画。

 大型プロジェクトに関して、一つの連邦機関による決定で

 承認できる制度を確立し、認可までの目標期間を2年に設定。」

ティラーソン米国務長官

「米国は北朝鮮との対話に引き続き関心があるが、

 対話に至るかどうかは金委員長次第だ。」

原油先物は47ドル台で推移。

NYダウは5.28ドル高の21998.99で取引を終える。



<816()>

日経平均は2.76円安で寄り付き24.03円安の19729.28で大引け。

10年債利回りは2.26%台から2.27%台で推移。

エストニア中銀総裁

「ユーロ域内全体の賃金圧力にはバラツキが大きい

 現在の経済活動は非常に低水準の金利を前提に

 回復していること理解すべき。」

関係筋 (CNBC報道)

「ドラギECB総裁はジャクソンホールで新たな施策示さず。」

ロンドン時間に米10年債利回りが2.28%台へ上昇。

アトランタ連銀GDPナウ第3四半期は年率換算で3.8%に上方修正。

EIA週間石油在庫統計では原油在庫が894.5万バレルの減少。

トランプ大統領

「製造業諮問委と戦略・政策フォーラムを解散する。」

ペンス副大統領

「北朝鮮に関しては全ての選択肢がテーブルの上にある。

 南米各国に北朝鮮との関係を断つよう要請。」

グテレス国連事務総長

「朝鮮半島の緊張は数十年ぶりの高水準。

 朝鮮半島の問題は政治的解決を。」

FOMC議事録

「大半が今後数年インフレが加速すると予想。

 大半がインフレ鈍化は特異な要因と予想。

 2%を下回るインフレは予想以上に長引くと予想。

 一部はインフレの下振れリスクを指摘。」

10年債利回りが2.22%台へ低下。ドル売り反応。

原油先物は46ドル台へ下落。

NYダウは25.88ドル高の22024.87で取引を終える。



<817()>

クリーブランド連銀総裁

「最近のインフレ鈍化を理由に利上げを遅らせるべきではない。

 インフレ率が2%目標に戻るまで待つべきではない。

 バランスシートは縮小を開始する必要。

 年内の利上げ見通しに関するリスクは均衡。

 経済は賃金上昇の軌道に引き続きある。

 トランプ政権の政治的不確実性は自身の見通しに影響与えてない。」

日経平均は21.53円安で寄り付き26.65円安の19702.63で大引け。

10年債利回りは2.23%あたりで推移。

ECB議事録要旨

「ユーロ相場の行き過ぎリスクに警戒感。

 資産購入は引き続き主要な手段。

 どちらのスタンスもとれるような政策余地が必要。

 緩和の度合いはすべての方策により決められる。

 ユーロ相場上昇の一部はユーロ圏ファンダメンタルス変化を反映。

 インフレ上昇の決定的な証拠は不足している。」

報道

「コーン国家経済会議(NEC)委員長に辞任の噂があるが

 コーン氏は政権に留まる意向。」

ダラス連銀総裁

「米労働市場にはスラックが残っている。

 近い将来のバランスシート縮小を歓迎。

 追加利上げ前にインフレ状況の進展を望む。

 追加利上げについて私は忍耐強い。

 10年債利回りは成長期待が弱いことを示唆。

 ドルは過去数年、非常に堅調に推移してきた。

 全ての条件が同じだとするとドル安は支援材料。」

河野外相

「東アジアの海上警備能力向上に5億ドルを拠出へ。」

ミネアポリス連銀総裁

「バランスシート縮小の開始に債務上限引き上げ問題の行方を考慮。

 3%成長を成し遂げるのは非常に困難。

 トランプ大統領が減税ではなく税制改革を追求することを切望。

 利上げに緊急性はない。」

報道

「スペインのバルセロナでテロ発生。14人死亡。100人以上が怪我」

トランプ大統領

「計画していたインフラ整備に関する諮問委員会の設置を断念する。」

10年債利回りは2.18%台へ低下。VIX指数が15.55へ上昇。

NYダウは274.14ドル安の21750.73で取引を終える。



<818()>

FRB

「イエレン議長が25日にワイオミング州のジャクソンホールで

 開催のFRBシンポジウムで『金融の安定のテーマ』で講演する。

 日本時間25日の午後11時の予定。」

日経平均は231.36円安で寄り付き232.22円安の19470.41で大引け。

10年債利回りは2.19%あたりで推移。

原油先物は47ドル台前半で推移。

ロンドン時間に米10年債利回りは2.18%台へ低下。

CMEフェドウォッチ

「年内の利上げ確率39.6%、据え置き58%、利下げ確率2.4%。」

報道

「ドラギECB総裁のジャクソンホールでの講演は

 現地時間25日午後1時から(日本時間26日午前4時)。」

NY時間に米10年債利回りは一時2.16%台へ低下。

ダラス連銀総裁

2017年の米GDPは2%をやや上回る水準見込む。

 米個人消費の力強さは米経済を支えている。

 米家計は消費余力がかなりある。

 GDPが更に拡大するためには労働人口の増加が必要。

 移民の開放は競争力を高める。」

ホワイトハウス

「トランプ大統領はバノン主席戦略官・上級顧問の解任を決定。」

アイカーン氏

「トランプ大統領の特別顧問を辞任する。」

NY原油先物9月限は48.51ドル。米10年債利回りは2.197%

NYダウは76.22ドル安の21674.51で取引を終える。





<先週のドル円の概況>

先週のドル円は、週初14日に109.17レベルで始まり堅調傾向で推移

して15日の米小売売上高の発表後に110.84へ上昇する展開になりま

した。その後、一時109円台半ばを割り込みましたが、再び反発して

16日のNY時間序盤に週高値となる110.95へ上昇する展開になりまし

た。その後、揉み合いを経た後に17日の東京時間前半にかけて109.66

へ反落して、その後、ロンドン時間前半に110.36へ反発しましたが、

その後、再び反落して軟調傾向で推移して、18日のNY時間前序盤に

かけて週安値となる108.60へ下落する展開になりました。その後、

ロンドンフィックス過ぎに109.60へ反発して、109.17レベルで週の取

引を終えました。



<先週のユーロドルの概況>

先週のユーロドルは、週初14日に1.1822レベルで始まりロンドン時

間時間序盤に週高値となる1.1838へ上昇した後に軟調傾向で推移して

15日のNY時間序盤にかけて1.1687へ下落する展開になりました。

その後、1.17台半ばへ反発して揉み合いとなった後に16日のNY時間

序盤にかけて1.1681へ下落しましたが、その後、17日の東京時間前半

にかけて1.1790へ反発する展開になりました。その後、再び反落して

ロンドン時間に週安値となる1.1662へ下落する展開になりました。

その後、切り返して、1.17台で揉み合いながらも堅調傾向で推移して

1.1759レベルで週の取引を終えました。







●今週(821日から25)のドル・円・ユーロの注目点



<今週のドル円>

今週のドル円相場は、上昇した場合、まずは18NY時間後半の戻り

高値109.60を巡る攻防が注目されます。ここを上抜けた場合は110.00

の「000」ポイント、さらに上昇した場合は17日ロンドン時間の戻り

高値110.36、さらに上昇した場合は先週高値の110.95から111.00

00」ポイントを巡る攻防が注目されます。

一方、下落した場合は、まずは109.00の「00」ポイントを巡る攻防が

注目されます。ここを下抜けた場合は11日の安値108.75から先週安

値の108.60、さらに下落した場合は417日の安値108.13、ここを

下抜けた場合は108.00の「00」ポイント、さらに下落した場合は昨年

1115日の安値107.77、ここを下抜けた場合は107.00の「00」ポイ

ントを巡る攻防が注目されます。



今週のドル円相場は経済指標および要人発言では、22日の米リッチモ

ンド連銀製造業指数、23日の米新築住宅販売件数、24日の米新規失業

保険申請件数と米中古住宅販売件数、25日の日全国消費者物価指数と

米耐久財受注とイエレンFRB議長のジャクソンホールでの公演、など

が注目されます。



先週のドル円は、米領グアム島沖への北朝鮮の4発のミサイル発射計

画が14日の「米国の行動をもう少し見守る。」との金委員長の発言で

見送りになったことを背景にリスク回避が後退して、111円に迫るあた

りまで戻しましたが、週後半はトランプ米大統領の白人至上主義を巡

る発言で製造業諮問委と戦略・政策フォーラムなど助言組織が解散と

なり、そしてインフラ整備に関する諮問委員会の設置も見送られるこ

とになり、また軍幹部も白人至上主義に異例の批判をするなど米政権

が動揺したことを受けて108円台へと下落して、その後、週末に政権

瓦解回避のために窮余のバノン主席戦略官・上級顧問の解任で、一旦

109円台に戻す、下へ「行って来い」の相場展開になりました。



15日の北朝鮮の祖国解放記念日での米領グアム島沖への4発のミサイ

ル発射計画は、一旦、回避されましたが、過去に原爆実験が行われた

ことがある北朝鮮の建国記念日を99日に迎えることで、引き続き

北朝鮮問題が注目されます。そして、亀裂深まるトランプ政権の動向

も注目されますとともに、政権の求心力回復のための北朝鮮有事も排

除されないようで将来的なテールリスクにも留意しておきたいもので

す。また、CMEフェドウォッチで「年内の利上げ確率39.6%、据え置

58%、利下げ確率2.4%。」となってきていることも注目されます。

さて今週は、25日の夜11時からのイエレンFRB議長のジャクソンホ

ールの「金融の安定のテーマ」での講演が注目の焦点になりますが、

金融政策への示唆があった場合は動意づく可能性がありそうです。





<今週のユーロドル>

今週のユーロドル相場は、上昇した場合、まずは17日の高値1.1790

を巡る攻防が注目されます。ここを上抜けた場合は1.1800の「00」ポ

イント、さらに上昇した場合は先週高値の1.1838から11日の高値の

1.1845、ここを上抜けた場合は1.1900の「00」ポイントから2日の高

1.1909、さらに上昇した場合は20151月第2雌雄の高値1.1976

を巡る攻防が注目されます。

一方、下落した場合は、まずは1.1700の「00」ポイントを巡る攻防が

注目されます。ここを下抜けた場合は先週安値の1.1662、さらに下落

した場合は726日の安値1.1612、ここを下抜けた場合は1.1600

00」ポイント、さらに下落した場合は718日のロンドン時間の

戻り高値1.1583、ここを下抜けた場合は720日のNY時間序盤の押

し安値1.1541巡る攻防が注目されます。



今週のユーロドル相場は経済指標および要人発言では、22日の独・欧

ZEW景況感調査、23日の仏・独・欧の製造業PMI速報およびサービ

ス業PMI速報とドラギECB総裁の発言と欧消費者信頼感速報、25

の独第2四半期GDP確報と独IFO景況感指数とドラギECB総裁のジ

ャクソンポールでの公演、などが注目されますが、対ドル通貨ペアと

して、22日の米リッチモンド連銀製造業指数、23日の米新築住宅販売

件数、24日の米新規失業保険申請件数と米中古住宅販売件数、25日の

米耐久財受注とイエレンFRB議長のジャクソンポールでの公演、など

が注目されます。



先週のユーロドルは、16日の関係筋とする「ドラギECB総裁はジャク

ソンホールで新たな施策示さず。」とのCNBC報道も背景にやや軟調傾

向で推移して、17日のECB議事録要旨で「ユーロ相場の行き過ぎリス

クに警戒感。資産購入は引き続き主要な手段。(中略) 緩和の度合いは

すべての方策により決められる。ユーロ相場上昇の一部はユーロ圏の

ファンダメンタルス変化を反映。インフレ上昇の決定的な証拠は不足

している。」との発表を受けて一時1.1662へ下落しましたが、その後

1.17台半ばへ戻す相場展開になりました。



さて今週は、日本時間26日の早朝4時からのドラギECB総裁のジャ

クソンポールでの公演が一応注目の焦点になりますが、関係筋からは

「新たな施策示さず。」とも伝えられていて、緩和縮小への期待はやや

後退傾向にあるようです。また、23日の午後4時からもドラギECB

裁の発言が予定されていて注目されますが、対ドル通貨ペアとして、

25日の夜11時からのイエレンFRB議長のジャクソンホールでの講演

が注目されます。米金融政策への示唆があった場合は動意づく可能性

がありそうです。







■トレードと凡事のお話 その254



前回からの続きのお話です。



投資苑で有名なアレキサンダー・エルダー博士が

トレードでは当たり前なことこそが大切として、

「投資苑3」の中でこう語っています。



「相場には秘密があります。

 秘密がないということが秘密なのです。」



相場やトレードで秘密ではない「当たり前なこと」とは

いったいぜんたい何なのでしょうか...。



今回は「トレードと凡事」その第二百五十四話です。



それでは、はじまり、はじまり~。^^





『おい、ジイさん。お盆休みも「あっ」という間だったけど...、

 この時期も市場ではいろいろな出来事があったよな...。』



「ふむ。そうであったのう...。溜口剛太郎殿。

 8月上旬は北朝鮮リスクが高まってリスク回避の動きとなり、

 8月中旬には米領グアム島沖への北朝鮮の4発のミサイル発射計画で

 米国の制裁軍事行動への懸念に緊張がさらに高まったが...、

 14日の「米国の行動をもう少し見守る。」との金委員長の発言で

 グアム島沖へのミサイル発射計画が見送りになったことを背景に

 リスク回避の動きが一旦後退するも、今度は、トランプ米大統領の

 白人至上主義を巡る発言で製造業諮問委と戦略政策フォーラムなど

 米政府の助言組織が解散となり、トランプ政権の亀裂が深まり

 動揺する事態になったのう...。」



『北朝鮮リスクはこのまま収まるのかねぇ...。ジイさん。』



「主要各国の経済制裁はそれなりにこたえているとは思われるが...、

 金委員長の祖父の代から行ってきたミサイル発射実験など

 これで北朝鮮の挑発行動が完全に収まるとは思えぬがのう...。

 過去に原爆実験が行われたことがある北朝鮮の建国記念日を

 来月の99日に迎えることで、その日が近づくにつれて

 再び緊張が高まる可能性もあるのではなかろうか...。」



『そういえば...、8月上旬に北朝鮮のICBMミサイルに関して、

 ロシア流出のエンジンを北朝鮮が闇市場で調達した可能性を

 ウクライナが示唆したことが話題となっていたが...、

 北朝鮮が闇市場に通じているということは、北朝鮮が核弾頭を

 搭載したミサイルを完成させた場合、外貨獲得のために

 それを闇市場でISなど過激派組織にに売る、なんていう

 恐怖のシナリオの可能性もあるかもしれないよな...。』



「北朝鮮のICBMの開発や核弾頭の開発は自国宣揚と防御と、

 米国と対等に対話をするのが主目的であろうから...、

 さすがに、そのような事態にまでは至らないと思われるが...、

 経済制裁にあがなうためにその可能性はゼロではない、

 のかもしぬのう...。そうならないことを願うばかりじゃ...。』



『北朝鮮の建国記念日の99日に北朝鮮がICBMの発射など、

 挑発行動を実行した場合、有事となる可能性もあるのかねぇ...。』



「もしも、北朝鮮が警告を無視して挑発行動をした場合は...、

 トランプ米大統領の白人至上主義を巡る発言で政権の亀裂が

 深まっていることもあり、それを契機に求心力回復のためにも

 北朝鮮への制裁行動の可能性も排除されないのやもしれぬが...、

 そうならないことを切に願いたいものじゃ...。」



『トランプ大統領は先週末に窮余の策として主席戦略官・上級顧問の

 バノン氏を政権瓦解回避のために解任するなど、

 政権はかなり深刻な状況に陥っているようだからなぁ...。』



「ところで...、溜口殿はお盆はどのようにしておられたのかね?」



『お盆は墓参りなどに行ったが...、8月上旬はトレードしててさぁ、

 北朝鮮リスクに乗ってドル円を売っていたんだけど...、

 北朝鮮がグアム島沖への4発のミサイル発射計画を発表した時は

 「しめた」と思って、利が乗るのにワクワクしていたが...、

 自分の利益のために戦争さえも歓迎している自分自身に呆れて、

 「俺ってサイコパスじゃないか」と自責の念にかられたぜ...。』



「あははっ。トレーダーならありがちな事ではあるが...、まぁ、

 良心の呵責に心を痛めたのであれば、サイコパスではなかろう...。」



『結局、北朝鮮リスクは後退して売りポジションは踏み上げられて、

 利を減じてトレードを終えたが、自分自身に「ざまーみろ」って

 感じだったぜ...。ところでジイさんの盆休みはどうだったんだい。』



「カナダから息子が一時帰国したことで家族で温泉に行ったが...、

 習慣で早朝5時前には自然と目が覚めて、家族が寝ている中、

 ボリュームを小さくしてTV番組のモーニング・サテライトを

 見入っている自分自身に気付いて呆れておった...。」



『あははっ。オレ様も他人(ひと)のことは言えないけど、

 ジイさんもかなり筋金入りの「相場バカ」だな...。

 休むも相場で、家族との団らんも大切な事じゃないかよ。』



「あははっ。言いおったのう。溜口剛太郎殿。」



『今日はお盆期間の話に花が咲いてしまったが...、

 また来週からテーマ別の相場談義をしようじゃないか。』







なーんちゃって。

またまたお話が長くなりました。 m(_ _)m




ではまた来週。