トレードと凡事のお話 その160

  • 投稿日:
 

先週の為替市場は後年に語り継がれるような

リーマンショック以来の激動の一週間になりましたね。






●今週(831-94)のドル・円・ユーロの注目点


 


 


先週は、ドルインデックスが94.88で始まり92.52へ下落した後に


反発して96.14で週の終値になりました。


10年債利回りは週レベルで2.181%に上昇しました。


NYダウは週間183.26ドル上昇。16643.01ドルで週取引を終える。


 


 


先週のドル円は、(概要のみ記載) 週初24日に下窓を空けて121.86


で始まり一時窓を埋めるも再び反落して、日経平均が600円超下落し


てダウ先物が300ドル超下落して中国上海株式市場が8%超下落する


なか121円台を割り込み下落しました。その後、一時121円台を回復


して日経平均が一時900円超の暴落となるなか121円を挟む揉み合い


になりましたが、ロンドン時間に入ると独仏英の株式市場が大幅下落


になるなか再び下落して120円台を割り込み、その後、NY時間に入る


とダウ先物が800ドル超の暴落になるなか下げを強め116.19へ急落


する相場展開になりまた。その後、セリング・クライマックスとなっ


たかNYダウが一時1000ドル超下落して米10年債利回りが1.92%に


低下するなか119円台を回復して、その後、ロンドンフィックスにか


けて117.84へ反落しましたが、その後、再び反発して深夜2時過ぎ


119.46へ上昇しました。その後、深夜3時半過ぎにかけて118


台前半へ反落して、翌25日のオセアニア時間にかけて揉み合いにな


りましたが、東京時間が近づく頃から切り返して、日経平均が一時


750円超の下落となるなか堅調に推移して、中国人民銀行が元の中心


レートを0.2%引き下げて、「中国人民銀行が7日物リバースレポで


1500億元を供給へ。」との報道があり日経平均も一時200円超上昇す


るなか120.10へ反発しました。その後、中国上海株式市場が6%超


下落して日経平均も700円超下落するなか再び軟調に推移して118.88


へ反落しましたが、「中国人民銀行は預金準備率を0.5%引き下げ、同


時に0.25%の利下げを決定。異例の同時緩和。」との報道を背景に独


仏の株式市場が3%超上昇してダウ先物が300ドル超の上昇となるな


120.39へ反発する展開になりました。その後、ダウ先物が一時400


ドル超上昇して独仏の株式市場が4%超の上昇するも反落して、中国


首相の「人民元が継続的に下落する理由はない。中国は人民元を妥当


なレベルで安定させることができる。人民元安は妥当な動き。中国は


経済成長目標を完全に達成できる。中国経済は世界経済や市場のボラ


ティリティーに影響された。」との発言があるなか揉み合いながらも


やや軟調傾向で推移しました。その後、米経済指標には反応薄で、NY


ダウが一時400ドル超上昇して独の株式市場が一時5%超上昇するも


軟調に推移して、NY時間終盤にNYダウが前日比200ドル超の急落と


なるなか下げを強めて、翌26日のオセアニア時間にかけて118.59


下落する展開になりました。その後、119.46に反発して再び118.45


へ下落する乱高下となった後に東京時間に入ると切り返して、日経平


均や中国上海株式市場の乱高下に揺れながらも堅調傾向で推移して、


東京時間後半に日経平均が一時600円超上昇してダウ先物が200ドル


超上昇して中国上海株式市場が一時4%超上昇するなか119.82へ上昇


しました。その後、上下動の揉み合いとなって、NY時間序盤に発表さ


れた米耐久財受注が予想より強い結果となったことを背景に119.91


へ上昇しましたが、NYダウが一時400ドル超の上昇となるも反落して


NY連銀総裁の「米労働市場には依然として大きな弛みがある。9月利


上げの決定の見通しは低下。年内の利上げが可能になることを希望。


国際情勢は米経済への下振れリスク高めた。FRBが国際金融市場に過


剰反応しないことが重要。ドルと原油の動向がインフレに影響。国際


金融市場動向は利上げ時期の検討に影響。経済指標次第。」との発言


があるなかロンドンフィックス過ぎに118.91へ下落しました。


その後、切り返して、NYダウが600ドル超上昇するなか、翌27日の


オセアニア時間にかけて120.36へ上昇しました。その後、黒田日銀


総裁の発言があるなか東京時間序盤にかけて反落しましたが、その後


に再び切り返して、「中国人民銀行が7日物リバースレポで1500億元


供給へ。」との報道があるか日経平均が一時400円超上昇したことも


背景に120.27へ反発しました。その後、東京時間終盤にかけて日経


平均が上げ幅を縮小したことも背景に119.79へ反落しましたが、


中国上海株式市場が5%超上昇したことを背景にロンドン時間序盤に


かけて120.54へ上昇しました。その後、やや反落して揉み合いにな


りましたが、NY時間序盤に発表された米第2四半期GDP改定値や米新


規失業保険申請件数が強い結果となったことを背景に再び上昇して、


その後、米中古住宅販売成約が市場予想を下回ったことで一時下押す


も、独仏英の株式市場が3.5%超上昇してNYダウが300ドル超上昇す


るなか深夜1時過ぎに121.39へ上昇する展開になりました。


その後、NYダウが上げ幅を縮小して米10年債利回りが一時2.17%あ


たりに低下したことも背景に120.51へ反落しましたが、NY時間終盤


にかけてNYダウが再び反発して350ドル超の上昇となるなか121


台前半へ反発しました。その後、翌28日の東京時間は日経平均が500


円超上昇するなか121円を挟む揉み合いになり、ロンドン時間序盤に


中国上海株式市場が5%超の上昇となるも120円台後半へ反落して、


NY時間序盤にかけてしばらく小幅に揉み合う展開になりました。


その後、米個人消費支出や米PCEコア・デフレータが市場予想より弱


い結果となったことで一時やや下押すも限定的で、その後、クリーブ


ランド連銀総裁の「物価が2%に戻りつつある合理的な確信がある。


米経済は金利上昇を維持できる。9月の会合で利上げは協議される。


目標達成前に金融政策を動かすべき。」との発言があるなかNYダウが


前日比マイナス圏で始まるも反発して、市場予想より弱い結果となっ


たミシガン大学消費者信頼感指数確報には反応薄で、フィッシャー


FRB副議長の「9月利上げ、以前は強い論拠があった。9月利上げを判


断するのはまだ早い。2%インフレへの回帰へかなり強い自信。市場


の変動は決定時期に影響する。利上げの段階に達したかどうかはまだ


確かではない。次の2週間に出るデータを考慮する必要。市場で起こ


り得るあらゆる反応を考慮する必要。利上げ後の市場ではいくらかの


調整が起こる可能性も。利上げ開始後はしばらく見極め。米利上げは


緩やかなペース。」との発言を背景に原油先物が45ドル台へ急伸する


なかNY時間後半にかけ121円台半ばへ上昇する展開になりました。


その後、一時下押すも、アトランタ連銀総裁の「今動くか待つかは議


論の余地がある。月初以来リスクは高まっている。9月利上げが五分


五分との見方は妥当。利上げ時期は近い。利上げは25bpで始まりそ


の後は漸進的に。(中略)議長の記者会見は緊急に通知できる。10月の


FOMCは白熱した会合に。」との発言があるなか堅調に推移して121.63


で週の取引を終えました。


 


(来週からドル円週間サマリーはコンテンツ軽量のため割愛いします)


 


 


今週のドル円相場は、上昇した場合、まずは122.00の「00」ポイン


トを巡る攻防が注目されます。ここを上抜けた場合は22日の東京時


間終盤の戻り高値122.36のポイント、さらに上昇した場合は21日の


NY時間の戻り高値の122.69から122.76のポイント、ここを上抜けた


場合は123.00の「00」ポイントから21日のロンドン時間の戻り高値


123.10のポイント、さらに上昇した場合は20日のNY時間の戻り高値


123.55のポイント、ここを上抜けた場合124.00の「00」ポイントか


20日ロンドン時間の戻り高値124.15、さらに上昇した場合は19


高値124.46を巡る攻防が注目されます。


一方、下落した場合は、まずは28日のNY時間後半の押し目121.11


から121.00の「00」ポイントを巡る攻防が注目されます。ここを下


抜けた場合は27日のNY時間後半の押し目120.51のポイント、さら


に下落した場合は27日のロンドン時間の押し目120.14から120.00


の「00」ポイント、ここを下抜けた場合は27日の東京時間終盤の押


し目119.79のポイント、さらに下落した場合は26日のNY時間終盤


の押し目119.42から26日ロンドン時間序盤の押し目119.24のポイ


ント、ここを下抜けた場合は119.00の「00」ポイントから26日の


NY時間後半の押し目118.91のポイントを巡る攻防が注目されます。


 


 


今週のドル円相場は経済指標では、831日のシカゴ購買部協会景気


指数、91日の中国製造業PMIと中国非製造業PMIと中国財新製造


PMI確報と中国財新非製造業PMIと米ISM製造業景況指数、2日の


ADP雇用統計と米製造業新規受注と米地区連銀経済報告、3日の


米貿易収支と米新規失業保険申請件数と米失業保険継続受給者数と


ISM非製造業景況指数、4日の米非農業部門雇用者数と米失業率と


米製造業雇用者数と米平均時給、などが注目されます。


 


 


先週初はその前週から強まりつつあった中国経済の減速懸念を背景と


したリスク回避の動きが昂進してヘッジファンド主導の円買戻しに


ドル円はリーマンショック直後並みに1日で約6円下落して約7ヶ月


ぶりとなる116.19へ一時急落する激しい相場展開になりましたが、


その後、一旦のセリング・クライマックスとなったか、株式市場の反


発や原油先物の買戻しや米要人発言などを背景に121円台後半へ反発


して週間の始値と終値の差では僅か23Pips下落の「行って来い」の


相場展開になりました。


 


CFTCが集計したヘッジファンドの売買動向によりますと、これま


で積み上げられてきたヘッジファンドの円の売越額が約4年半ぶりと


なる大規模な円買いで大幅に減少したとのことで、ポジジョンが軽く


なったことで円相場が動きやすい環境になったとの指摘する声がある


ようです。


 


要人発言では26日にNY連銀総裁が「(9月の利上げは)数週間前より


も必然性が低下した。」と述べて、9月利上げ観測が後退しましたが、


28日にフィッシャーFRB副議長が米CNBCのインタビューで「(前略)


9月利上げを判断するのはまだ早い。2%インフレへの回帰へかなり強


い自信。市場の変動は決定時期に影響する。利上げの段階に達したか


どうかはまだ確かではない。次の2週間に出るデータ考慮する必要。


市場で起こり得るあらゆる反応を考慮する必要。利上げ後の市場では


いくらかの調整が起こる可能性も。利上げ開始後はしばらく見極め。


米利上げは緩やかなペース。」と発言して、9月の利上げを排除しなか


ったことでドル円は上昇して、その後、アトランタ連銀総裁が「今動


くか待つかは議論の余地がある。(中略)9月利上げが五分五分との見


方は妥当。利上げ時期は近い。利上げは25bpで始まりその後は漸進


的に。(中略)議長の記者会見は緊急に通知できる。10月のFOMCは白


熱した会合に。」と発言して、9月もしくは10月の利上げの可能性が


まだ残されているようで、データ次第とするFED注目の重要経済指標


4日の米雇用統計がいつもに増して注目の焦点になりそうです。


 


 


先週のユーロドルは、(概要のみ記載) 週初24日に1.1376で始まり


ダウ先物が300ドル超下落して中国上海株式市場が8%超下落するな


か東京時間前半に1.1498へ上昇しました。その後、東京時間終盤に


かけて1.1419へ反落しましたが、ロンドン時間に入ると再び反発し


て独仏英の株式市場が大幅下落になるなか揉み合いながらも1.15


へ乗せて堅調に推移しました。その後、NY時間に入るとダウ先物が


800ドル超の暴落になるなかドル円の急落に伴うドル売りも背景に


週高値となる1.1713へ急伸する展開になりました。その後、バイイ


ング・クライマックスとなったかNYダウが一時1000ドル超下落する


なかドル円の反発に伴うドル買いも背景に1.1562へ反落して、その


後に一時1.16台へ反発するも、NY時間後半にかけて1.1518へ下落す


る展開になりました。その後、再び切り返して、翌25日のオセアニ


ア時間にかけて1.1621へ反発しましたが、その後、再び反落して、


東京時間に入り中国人民銀行が元の中心レートを0.2%引き下げて、


「中国人民銀行が7日物リバースレポで1500億元を供給へ。」との報


道やダウ先物が150ドル超上昇するなか1.1525へ下落しました。


その後、中国上海株式市場が6%超下落するなか東京時間終盤にかけ


1.1577へ戻しましたが、市場予想とおりとなった独第2四半期GDP


確報には反応薄も独仏の株式市場が1.5%超上昇するなか再び反落し


ました。その後、市場予想より強い結果となった独IFO景況指数には


反応薄で、やや反発した後に再び反落して、「中国人民銀行は預金準


備率を0.5%引き下げ、同時に0.25%の利下げを決定。異例の同時緩


和。」との報道を背景に独仏の株式市場が3%超上昇してダウ先物が


300ドル超の上昇となるなか1.1455へ下落しました。その後、コンス


タンシオECB副総裁の「ECBの非伝統的政策は金融と信用の改善に成


功。物価安定の正常化に貢献した。予定通りに資産購入の完全な実行


を確信。物価安定に向け責務内で出来る全ての方法実行する用意。」


との発言があるなか、ダウ先物が一時400ドル超上昇して独仏の株式


市場が4%超の上昇するも、一時1.1518へ反発しましたが、その後、


米経済指標には反応薄で、NYダウが一時400ドル超上昇して独の株式


市場が一時5%超上昇するなか軟調に推移してロンドンフィックスに


かけて1.1396へ下落する展開になりました。その後、ドル円の下落


に伴うドル買いを背景に切り返して、NY時間終盤にNYダウが前日比


200ドル超の急落となるなか上げを強めて、翌26日のオセアニア時間


にかけて1.1558へ上昇しました。その後、再び反落して、東京時間


前半に中国上海株式市場の乱高下も背景に揉み合いになりましたが、


ダウ先物が200ドル超上昇して中国上海株式市場が一時4%超上昇す


るなか東京時間終盤にかけて1.1464へ下落しました。その後、中国


上海株式市場がマイナス圏へ反落して年初来安値を更新するなかロン


ドン時間序盤に1.1519へ戻しましたが、その後、再び反落して、プ


ラートECB専務理事の「世界経済や商品価格の下落はインフレの下方


リスクを増加させた。ECBは必要なら行動することに疑いはない。次


ECB理事会で新たな経済予測を検討する。」との発言があるなか軟


調に推移して、NY時間序盤に発表された米耐久財受注が予想より強い


結果となったことも背景に1.1351へ下落する展開になりました。


その後、NYダウが一時400ドル超の上昇となるなかロンドンフィック


スにかけて1.1437へ反発しましたが、NYダウが一時400ドル超の上


昇なるなかドル円の上昇に伴うドル買いを背景に再び反落して、翌


27日のオセアニア時間にかけ1.1291へ下落しました。その後、やや


反発して東京時間の終盤にかけて1.1363へ戻しましたが、その後、


ロンドン時間に入ると再び反落して、中国上海株式市場が5%超上昇


したことを背景にドル円が上昇したことに伴うドル買いに1.1276


下落しました。その後、小幅に反発して揉み合いになりましたが、


NY時間に入ると再び反落して、米第2四半期GDP改定値や米新規失業


保険申請件数が強い結果となったことを背景とするドル買いに軟調に


推移しました。その後、NYダウの取引が始まると一時反発して、米中


古住宅販売成約が市場予想を下回ったことも背景にやや戻すも、独仏


英の株式市場が3.5%超上昇してNYダウが300ドル超上昇するなか、


ドル円の上昇に伴うドル買いを背景に揉み合いながらも1.1202へ下


落する展開になりました。その後、NYダウが上げ幅を縮小して米10


年債利回りが一時2.17%あたりに低下したことも背景に切り返して


1.1278へ反発しましたが、NY時間終盤にかけてNYダウが再び反発し


350ドル超の上昇となるなかドル円の上昇に伴うドル買いを背景に


再びやや反落して、翌28日の東京時間終盤にかけて揉み合いになり


ました。その後、ロンドン時間に入ると反発して、前回値より強い結


果となった仏生産者物価指数には反応薄も1.1309へ戻しましたが、


その後、市場予想より弱い結果となった欧消費者信頼感指数確報には


反応薄も軟調に推移して、その後、NY時間に発表された米経済指標に


は反応薄ながらクリーブランド連銀総裁のタカ派発言があるなか軟調


が続き、フィッシャーFRB副議長の発言を背景にドル円が急伸したこ


とに伴うドル買いに週安値となる1.1155へ下落しました。その後、


週末調整もあったか一時1.1219へ反発しましたが、その後、アトラ


ンタ連銀総裁のタカ派発言があるなか、ドル円の上昇に伴うドル買い


に再び反落して1.1182で週の取引を終えました。


 


(来週からユーロドル週間サマリーはコンテンツ軽量で割愛いします)


 


 


今週のユーロドル相場は、上昇した場合、まずは1.1200の「00」ポ


イントから28日のNY時間後半の戻り高値1.1219のポイントを巡る


攻防が注目されます。ここを上抜けた場合は1.1300の「00」ポイン


トから28日のロンドン時間の戻り高値1.1309のポイント、さらに


上昇した場合は27日のロンドン時間の戻り高値1.1363のポイント、


ここを上抜けた場合は1.1400の「00」ポイント、さらに上昇した場


合は26日のNY時間の戻り高値1.1437のポイント、ここを上抜けた


場合は26日のロンドン時間の戻り高値1.1468のポイント、さらに


上昇した場合1.1500の「00」ポイントを巡る攻防が注目されます。


一方、下落した場合は、まずは先週安値の1.1155のポイントを巡る


攻防が注目されます。ここを下抜けた場合は20日のロンドン時間の


押し目1.1106から1.110000」ポイントないし19日のNY時間後半


の押し目1.1094のポイント、さらに下落した場合は19日のNY時間


序盤の戻り高値1.1075のポイント、ここを下抜けた場合は19日のNY


時間序盤の安値1.1017から1.1000の「000」ポイント、さらに下落


した場合は11日の安値1.0960のポイント、ここを下抜けた場合は


10日の安値1.0925のポイント、さらに下落した場合1.0900の「00


ポイントから6日の安値1.0873のポイント、ここを下抜けた場合は


7日の安値1.0854のポイントを巡る攻防が注目されます。


 


 


今週のユーロドル相場は経済指標および要人発言では、831日の


欧消費者物価指数速報、91日の独失業者数と独失業率と欧失業率


2日の欧生産者物価指数、3日のECB政策金利とドラギECB総裁の会


見、4日の独製造業受注、などが注目されますが、対ドル通貨ペアと


して、831日のシカゴ購買部協会景気指数、91日の中国製造業


PMIと中国非製造業PMIと中国財新製造業PMI確報と中国財新非製造


PMIと米ISM製造業景況指数、2日の米ADP雇用統計と米製造業新


規受注と米地区連銀経済報告、3日の米貿易収支と米新規失業保険申


請件数と米失業保険継続受給者数と米ISM非製造業景況指数、4日の


米非農業部門雇用者数と米失業率と米製造業雇用者数と米平均時給、


などが注目されます。


 


 


先週初はその前週から強まりつつあった中国経済の減速懸念を背景と


したリスク回避の動きが昂進してドル円が急落したことに伴うドル売


りに一時1.17台へ急伸しましたが、その後、一旦のバイイング・ク


ライマックスとなったか、株式市場の反発や米要人発言などを背景に


軟調に推移して1.12台を割り込む上下激しい動きの相場展開になり


ました。


 


ユーロはここのところリスク回避で買われリスク選好で売られる傾向


が続いていて今後も引き続き中国上海株式市場を含めて株式市場の動


向が注目材料になりますとともに、逆相関となっているドル円相場の


動向および米要人発言が注目されますが、今週は3日にECB政策金利


とドラギECB総裁の会見が予定されていて注目されます。また、4


には米利上げに関わる重要経済指標の米雇用統計の発表が予定されて


いてユーロドル相場でも注目の焦点になりそうです。


 


 



 


 


■トレードと凡事のお話 その160


 


 


前回からの続きのお話です。


 


 


投資苑で有名なアレキサンダー・エルダー博士が


トレードでは当たり前なことこそが大切として、


「投資苑3」の中でこう語っています。


 


 


「相場には秘密があります。


 秘密がないということが秘密なのです。」


 


 


相場やトレードで秘密ではない「当たり前なこと」とは


いったいぜんたい何なのでしょうか...。


 


 


今回は「トレードと凡事」その第百六十話です。


 


 


それでは、はじまり、はじまり~。^^


 


 


 


『おい、ジイさん。先週のマーケットは凄い相場になったな...。


 24日はNYダウが1000ドル超も暴落して、


 ドル円も122円から116円台前半へ6円近くも急落したよな...。』


 


 


「ふむ...。そうであったのう。溜口剛太郎殿。


 その前週から強まりつつあった中国経済の減速懸念を背景とした


 リスク回避の動きが昂進してヘッジファンド主導の円買戻しに


 ドル円の1日の下落幅はリーマンショック直後に匹敵するほどで、


 24日のドル円は暴落と呼ぶべき物凄い勢いで下落したのう...。」


 


 


『どちらかというと「売り坊」のオレ様にとって24日は


 利確が遅れたのは悔やまれるも悪くない一日だったけど...、


 ドル円を買持ちしていて酷い目にあったトレーダーも


 けっこういたんじゃないかのかな...。』


 


 


「ふむ...。このような激動の相場では、買い方と売り方の


 どちらの側についていたかでその明暗が大きく分かれるとともに、


 損切り設定をしていたかどうかはトレーダーとしての命に関わり


 もしも下落相場で買い持ちしていて損切りを入れていなかった場合


 強制ロスカットのアラーム音を聞くことになったことであろう...。


 しかも、セリング・クライマックスで長い下ヒゲを示現して


 その後に反騰して相場が戻る様子を見たならば...、


 ジイにもかつて過去に経験があるが...、


 とてもやるせない気持ちになるものじゃ...。溜口剛太郎殿。」


 


 


『うん。オレ様も過去に強制ロスカットのアラーム音を


 聞いたことがあるが...、あれほどやるせない気持ちはないぜ。


 しかも先週のドル円は24日こそ6円近くの暴落となったけど...、


 その後は反騰して週間の始値と終値では僅か23Pipsの下落で、


 先週はほぼ行って来いの相場展開だったからな...。』


 


 


 


「マーケットはトレーダーにとって言うなれば戦場で...、


 損切りと言う名の防御は基本中の基本の『イロハのイ』であり、


 損切り設定なしでトレードに臨むことはヘルメットもなしに


 戦場に赴くことにも似て無謀過ぎることなのじゃのう...。


 トレードでは当たり前なことを当たり前に実行できることが大事で


 トレードは予想や期待で行うのではなく、


 浅目の損切りを駆使しながら、とにかく相場の事実について行く、


 ということが肝要であり、トレードとは勝ちと負けとで


 トータルで勝ちを目指すものなのじゃのう...。」


 


 


『......。』


 


 


「トレーダーとしての向上とは不敗の聖杯を探求する事ではなく、


 まずは当たり前の基礎が実行できるようになることが大事であり


 一丁目一番地の必須項目こそが『損切りができるようになる事』


 ではあるまいかのう...。トレードで損切り設定をしていれば、


 しばしば損切りに遭うことはあっても...、


 まぁ、先般のユーロスイスの暴落のように損切りが滑る事はあるも


 基本的に1回のトレードで大損したり、退場となることは


 避けられるものじゃからのう...。溜口剛太郎殿。


 相場で大損をしたということは『私は損切りをしていなかった。』、


 とうことを物語っているに等しいことなのではあるまいか...。」


 


 


『......。』


 


 


「トレードで全勝を目指すことは少年がスーパーマンになることを


 夢見るようなファンタジーであり、トレーダーとして現実的には


 『損切り幅とリスク・リワード比と勝率のバランス』が肝要で、


 トレードを確率的思考で行うに際しては、


 損切りは実はトータル収支で勝つための1つの要素であり...、


 勝率も1つの要素に過ぎないものとなるものなのじゃのう...。」


 


 


『......?』


 


 


「たとえばじゃが...、溜口剛太郎殿。


 勝率60%、リスク・リワード比が13のトレード(A)


 勝率90%、リスク・リワード比が11のトレード(B)を比べると


 明らかに(B)は勝率において優れてはいるが...、


 これらを仮に、口座資金100万円で、資金に対して少し多めだが


 10万通貨でトレードしたとして、リスク・リワード比における


 リスクの範囲となる損切り幅を計算しやすいように


 (A)(B)を同条件の10Pipsとして、


 10回のトレードの試行をしたとする計算では...、


 (A)では、勝ちが6回で、10Pips×3×6180Pipsの利益、


 そして、負けが4回で、10Pips×440Pipsの損失で、


 勝ち負けトータルの獲得Pipsは、180Pips40Pips=+140Pips


 獲得利益としては、140×1,000円=14万円となるのに対して...、


 (B)では、勝ちが9回で、10Pips×990Pipsの利益、


 そして、負けが1回で、10Pips×110Pipsの損失で、


 勝ち負けトータルの獲得Pipsは、90Pips10Pips=+80Pips


 獲得利益としては、80×1,000円=8万円ということになり...、


 勝率の劣る(A)の方がリスク・リワード比が(B)より良いために、


 勝ち負けトータルの獲得利益では、(A)の方が優れている、


 ということになって...、勝率が優れているよりも、


 リスク・リワード比こそが大事ということになるのじゃのう...。」


 


 


『勝率よりもリスク・リワード比が大事...、


 つまり...、勝率よりも「損小利大」が肝要ということか...。』


 


 


「ふむ...。『損小利大』は、勝っているトレーダー達が


 異口同音に述べている耳にタコの言葉じゃが...、


 勝率も確かにトレードの大切な要素で良いに越したことはないが


 そして、初心のうちは勝率に過度に拘(こだわ)り、


 勝率が良いほど優れたトレードであると錯覚しがちじゃが...、


 より大切なのは『損を小さめにして利大を目指す』ということで、


 損小利大のトレードこそが優れたトレードなのじゃのう...。


 ゆえに、損切りすることは恥でもなんでもなく、


 トータル収支で勝つための『大切なトレードの技術』なのじゃ。」


 


 


『......!』


 


 


「そして、詳しくはまた後日にお話させてもらうが...、


 『損小利大』において、利大は言うほどにままならぬとも、


 損小はチャートポイントに価格が来るのを待つなど...、


 トレーダーの技能と意思で実現可能なことであり、


 勝っているトレーダーが『引きつける』とは、


 このことを意味しているものなのじゃのう...。溜口剛太郎殿。


 また、検証とは『負けながらトータル収支で勝てること』を


 確信するための追認の作業とも言い換えることができよう...。」


 


 


『トレードは「勝って負けて、そして利益を得ていくこと」、


 というワケだなジイさん。損切りは技術で必須な事であると...。


 さてことろで...、今週はどんな相場になるのかねぇ...。』


 


 


「中国経済の減速懸念が過ぎ去ったわけではなく...、


 中国国有銀行の1-6月期の不良債権は3割増となっているようで


 相場が2番底をつけにいく可能性も排除はされないと思われるが、


 原油価格も急反発して、ヘッジファンドの動向は変化していて、


 特に今週はFEDの要人達も注目している米雇用統計を控えて、


 今週は、今後の相場の方向付けをする重要な一週間となる、


 ことじゃろう...。ともあれ、損切りを駆使しながら、


 相場の事実に素直について行こうではないか...。溜口剛太郎殿。」


 


 


 


 


なーんちゃって。


 


またまたお話が長くなりました。 m(_ _)m


 


 


ではまた来週。