トレードと凡事のお話 その107

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こんにちは。

ハリケーン「アーサー」が風速45メートル超の勢力で

米国に上陸したそうです。被害が心配されます。

  

 

 

●今週(7月7日-7月11)のドル・円・ユーロの注目点


 

 

米ドルについて、先週はドルインデックスが週初80.07で始まり、

堅調傾向の揉み合いとなって80.27で週の終値になりました。

LIBORドル3ヶ月物金利は週レベルで0.23310%に低下しました。

10年債利回りは週レベルでは2.6465%に上昇しました。

NYダウは週間216.42ドル上昇して史上最高値を更新、

17068.26ドルで週の取引を終える。


 

 

先週のドル円は、(概要のみ記載) 週初6月30日に101.39で始

まり東京時間に軟調傾向で推移して週安値となる101.23へ下落し

ました。その後、ロンドン時間序盤からやや反発して揉み合いに

なりNY時間に発表された米中古住宅販売成約が予想より強い結果

になったことで101.45へ上昇しましたが、その後に再び反落して

揉み合う展開になりました。その後、翌7月1日の日銀短観の発

表直後の反応は限定的でしたが日経平均が150円超の上昇で堅調

に推移したことを背景に反発して、ロンドン時間序盤に101.59

上昇しました。その後、NY時間前半に発表された米ISM製造業景

況指数が弱い結果となったことで一時ドル売りとなりましたが、

NYダウの堅調も背景に持ち直し翌2日のオセアニア時間にかけて

101円台半ばで揉み合う展開になりました。その後、東京時間序盤

101.65へ上昇しましたが、日経平均が上げ幅を縮小したことも

背景に反落して、ロンドン時間序盤にかけて101.41へ下落しまし

た。その後、NY時間序盤に発表された米ADP雇用統計が予想より

かなり強い+28.1万人になったことを受けたドル買いにNY時間後

半にかけて101.84へ上昇する展開になりました。その後、翌3日

のオセアニア時間にかけてやや押しとなりましたが、東京時間が

近づく頃から再び反発してロンドン時間序盤にかけて揉み合いな

がらも101.95へ上昇しました。その後、やや反落して揉み合いま

したが、NY時間序盤に発表された米雇用統計でNFPが+28.8万人

民間部門雇用者数が+26.2万人、米失業率が6.1%となるなど予

想より強い結果となったことで週高値となる102.26へ上昇する展

開になりました。その後、米ISM非製造業総合景況指数が弱い結

果となったことでやや反落しましたが、米独立記念日でNY市場が

短縮取引となったことも背景に102.20レベルで小幅に揉み合いに

なりました。その後、翌4日の東京時間に日経平均が142円高で

始まるも上げ幅を縮小したことを背景に軟調に推移してロンドン

時間序盤に一時102円台を割り込み101.97へ下落しましたが、

その後、再び102円台を回復してNY市場が米独立記念日で休場の

なか、小幅な揉み合いとなって102.04で週の取引を終えました。


 

 

今週のドル円相場は、上昇した場合は、まずは米雇用統計後の高

102.26を巡る攻防が注目されます。ここを上抜けた場合は6月

18日深夜の高値102.35のポイント、さらに上昇した場合は6月9

日の高値102.64のポイント、ここを上抜けた場合は6月4日の高

102.79のポイント、さらに上昇した場合は103.00の「00」ポイ

ントを巡る攻防が注目されます。

一方、下落した場合は、まずは102.00の「00」ポイントを巡る攻

防が注目されます。ここを下抜けた場合は7月3日のオセアニア時

間の揉み合い下辺の101.75のポイント、さらに下落した場合は7

月2日の米ADP雇用統計前の押し目101.41のポイント、ここを下

抜けた場合は先週安値101.23のポイント、さらに下落した場合は

101.00の「00」ポイントを巡る攻防が注目されます。


 

 

今週のドル円相場は経済指標では、8日の日国際経常収支と日国際

貿易収支、9日の米FOMC議事録、10日の米新規失業保険申請件数

と米失業保険継続受給者数、などが注目されます。

また、9日の中国消費者物価指数と中国生産者物価指数、10日の

中国貿易収支もリスク動向として一応注目されます。


 

 

先週のドル円は週初に一時101.23へ下落しましたが、その後は揉み

合いながらも堅調に推移して、米ADP雇用統計および米雇用統計が

市場予想より強い結果となったことを背景に102円台を回復する相

場展開になりました。


 

今週初は米雇用統計と米独立記念日後の相場動向が注目されます。

NYダウが17000ドルの大台に乗せ、ドル円も102円台を回復しまし

たが、NYダウが米景気回復を背景にさらに上昇すると観る向きがあ

る一方、サイクル派の一部にNYダウはいつ下落してもおかしくはな

いとする指摘があるとともに、米雇用統計後も米早期利上げ観測が

高まるには至らなかったようで、米長期金利がそれほどの上昇にな

らないことも背景に、ドル円相場も米雇用統計の結果に比して案外

と上値が重いと観ている向きもあるようです。


 

中国の不動産価格の下落はリスク動向に対してまだ大きな影響には

至っていなく、また、GPIFによる本邦株式市場への投資も開始され

ていて、日経平均も日政府が次期消費増税の判断をする今秋までは

底堅く推移する可能性がありますが、過度の楽観をすることなく、

引き続き日経平均およびNYダウの動向、そして米10年債利回りの

動向も観ていきたいものです。そして、今週は8日に米アルコアを

はじめ11日はウェルズ・ファーゴと、米主要企業や米金融機関の

第2四半期決算が発表されますので注目していきたいものです。

また、10日にはフィッシャー新FRB副議長の講演も予定されている

ようで注目されます。


 

 

先週のユーロドルは、(概要のみ記載) 週初6月30日に1.3642

始まり東京時間は小幅な揉み合いになりましたが、ロンドン時間に

発表され予想より弱い結果になった独小売売上高やその後の市場予

想とおりとなった欧消費者物価指数速報などへの反応は限定的で、

ロンドン時間から揉み合いながらも反発する展開になりました。

その後、NY時間に発表され予想より強い結果になった米中古住宅

販売成約でのドル買いも限定的で、米10年債利回りの低下も背景

にロンドンフィックスにかけて1.3697へ上昇する展開になりまし

た。その後、翌7月1日の東京時間前半にかけて小幅な揉み合いに

なりましたが、東京時間後半にかけて1.3678へ反落する展開にな

りました。その後、仏製造業PMI確報が予想より強い結果になった

ことで反発するも独雇用統計には反応薄で揉み合いになり、NY

間の弱い結果になった米ISM製造業景況指数を受けたドル売りに

週高値となる1.3700へ上昇しましたが、その後、やや軟調傾向の

揉み合いになり、翌2日の東京時間にかけて軟調傾向で推移しま

した。その後、一時反発しましたが、ロンドン時間序盤から再び

反落して揉み合う展開になりました。その後、NY時間序盤に発表

された米ADP雇用統計が強い結果になったことを受けたドル買いに

1.3642へ下落する展開になりました。その後、翌3日の東京時間

終盤にかけて小幅上下動の揉み合いになりましたが、ロンドン時間

序盤に発表された伊・仏・独・欧のサービス業PMIへの反応は限定

的ながら一時1.3664へ反発しました。その後、再び反落して弱い

結果となった独小売売上高も背景に軟調推移となってECB政策金利

の発表を迎えました。ECBの政策金利の発表では預金ファシリティ

のマイナス金利を含めて据え置きになり市場反応は限定的でしたが

その後の米雇用統計が強い結果になったことによるドル売りととも

に、ドラギECB総裁が「(前略) ユーロ圏経済へのリスクは引き続

き下向き。低インフレの期間が長すぎるリスクに対処するため必要

なら非伝統的措置を講じる用意。理事会は手段講じるコミットメン

トについて全員一致。ABS買入の準備作業を加速した。(中略) 長期

資金供給オペの詳細について決定。長期供給オペは総額1兆ユーロ

に到達する可能性。為替相場は目標ではないが為替相場はインフレ

見通しにとって重要。為替相場には大きく注目している。インフレ

評価が変われば資産買入も。」などが示されたことで1.3595へ急落

する展開になりました。その後、予想より弱い結果となった米ISM

非製造業総合景況指数を受けたドル売りに1.36台を回復して反発

しましたが、米市場が独立記念日で短縮取引となるなか、翌4日の

東京時間終盤にかけて小幅上下動の揉み合いになりました。その後

ロンドン時間序盤に再び1.36台を割り込み週安値となる1.3585

下落する展開になりました。その後、NY市場が米独立記念日で休場

のなか、小幅な揉み合いとなって1.3594で週の取引を終えました。


 

 

今週のユーロドル相場は、上昇した場合、まずは1.3600の「00」ポ

イントを巡る攻防が注目されます。ここを上抜けた場合は6月30

の揉み合い下辺の1.3640から7月2日の押し目1.3642のポイント、

さらに上昇した場合は3日の戻り高値1.3664から2日のNY時間の

戻り高値1.3669のポイント、ここを上抜けた場合は1日の揉み合い

下辺の1.3680アラウンドのポイント、さらに上昇した場合は先週の

高値でもある1.3700の「00」ポイントを巡る攻防が注目されます。

一方、下落した場合は、まずは6月26日の安値1.3575のポイント

から6月20日の安値1.3564のポイントを巡る攻防が注目されます。

ここを下抜けた場合は6月16日の安値1.3512のポイント、さらに

下落した場合6月5日の安値1.3502から1.3500の「00」ポイント

を巡る攻防が注目されます。


 

 

今週のユーロドル相場は経済指標では、7日の独鉱工業生産指数、

8日の独経常収支と独貿易収支、11日の独消費者物価指数確報、

などが一応注目されますが、対ドル通貨ペアとして9日の米FOMC

議事録、10日の米新規失業保険申請件数と米失業保険継続受給者数

などが注目されます。


 

 

先週のユーロドルは週前半に1.3700へ上昇しましたが、その後は

軟調傾向で推移して、予想より強い結果になった米ADP雇用統計や

米雇用統計に加えてECBの金融政策の発表を受けて1.36台を割り込

み下落する展開になりました。

独を中心とする北部はウクライナ危機の影響も限定的で、ユーロに

は「ユーロ圏の貿易黒字」と「ユーロ圏の経常黒字」などを背景と

する潜在的な上昇圧力がありますが、今回のECB理事会で2016

までに計8回で1兆ユーロ規模の長期供給オペを実施することを決

定したことや、また-0.1%の預金ファシリティ金利の効果は限定的

ながらユーロ翌日物無担保金利EONIAは低下傾向にあり、ユーの上

昇圧力と下落圧力の綱引きは下落圧力の方が優勢になりつつあるよ

うで戻れば売られる可能性がありそうです。



 

 

 

 

■トレードと凡事のお話 その107

 

 

前回からの続きのお話です。

 

 

投資苑で有名なアレキサンダー・エルダー博士が

トレードでは当たり前なことこそが大切として、

「投資苑3」の中でこう語っています。

 

 

「相場には秘密があります。

 秘密がないということが秘密なのです。」

 

 

相場やトレードで秘密ではない「当たり前なこと」とは

いったいぜんたい何なのでしょうか...。

 

 

今回は「トレードと凡事」その第百七話です。

 

 

それでは、はじまり、はじまり~。^^

 

 

 

『おい、ジイさん。2週間ぶりだな...。元気だったかい?』

 

 

「先週は東京に行かせてもらったが、元気じゃったとも。」

 

 

『先週末は米独立記念日で米雇用統計が木曜日に発表され、

 そしてECB理事会も同じ日に発表されたな...。』

 

 

「ふむ...。米雇用統計が木曜日に発表されたのは20097

 以来のことになるが...、ECBの理事会とも重なり、

 てんやわんやといった感じじゃったのう...。」

 

 

『先週はドル円が上昇して、ユーロドルが下落したけど、

 週間でそれぞれ100Pips少々で、ビッグイベントのわりには

 それほど大きな値動きにはならなかったようだな...。』

 

 

「ふむ...。一頃と比べて今は低ボラ相場となっておるのう...。

 前回、米雇用統計が木曜日に発表された20097月は

 リーマン・ショックの余波もあって、ドル円でさえも

 1週間に500Pipsほどは動いたものじゃったがのう...。」

 

 

『トレードは相場が動いてナンボだからなぁ...。

 あの頃の高ボラ相場が懐かしいぜ。今の低ボラ相場じゃなぁ...。』

 

 

「ふむ...。確かに低ボラ相場では大きくは儲け辛いが、

 やがていつかはまた高ボラ期が訪れることであろう。

 今は無理をせず淡々とトレードしていきたいものじゃ...。」

 

 

『さてところで、ジイさん。今日は何のお話だい?』

 

 

「ふむ...。溜口剛太郎殿にお話したいことが溜まってきておるが、

 今回は東京でのお話でもさせてもらうとしようかのう...。」

 

 

『よし。まぁ聞いてやろうじゃないか...。』

 

 

「東京初日のefx.comさんの会場セミナーでは、

 おばらっちさんとご一緒に講師をさせていただいて、

 価格の切り返しのポイントの把握に『部分トレンドライン』を

 より活用する術のあることなどをお話させてもらったが...、

 丸の内の金融取プラザの会場はefx.comのスタッフの方々の

 ご尽力もあり、お陰様で満席となってのう...、

 ご来場の方の中には8年以上も専業トレーダーをされている方や

 週間で100万円は稼ぐ女性トレーダーの方など、

 たくさんの方々にお集まりいただいてのう...。」

 

 

『あははっ。物好きな人も多いものなんだな...。

 そこでまた、ハチャメチャな講演をしたというわけか...。

 で...、ベテラン専業トレーダーの方々はどんな人だったんだい。』

 

 

「ベテラントレーダーの方はとにかく温厚で柔和という印象じゃ...。

 凄腕の女性トレーダーの方も控えめで優しいお方じゃった。

 勝っているトレードーの方々は、日々、相場と格闘しているのに、

 不思議と温厚な人が多いものなのじゃのう...。

 これまでジイはたくさんのトレーダーの方々にお会いしているが、

 儲けているトレーダーでカリカリしている人には

 ただの一度もお目にかかったことがないくらいじゃ...。」

 

 

『へぇー、そういうものなのかねぇ...。』

 

 

「そしてのう...。これも特筆すべきことと思うが、

 儲けているトレーダーは勝っているのにもかかわらず

 いつも継続的な学びを怠らないものなじゃのう...。」

 

 

『継続的に学んでいるからこそ儲けているんじゃねぇの...。』

 

 

「まぁ、そうなのかもしれぬのう...。溜口剛太郎殿。

 さて話は次に移るが、そしてその夜に有楽町で

 おばらっちさんとバカラ村さんと、FXやったるで!の

 ディレクターのHさんとジイの4人で会食をしたのじゃが、

 Hさんの日本円の資産を金(きん)や不動産に移行しているお話や

 バカラ村さんが某社のセミナーでされた一言

 『下がらないから買う。上げないから売る。』のお話や、

 NYダウの今後の展開のお話や、そして、ここでは言えない

 いろいろなトレードにまつわる話に華が咲いてのう...。」

 

 

『ジイさん、ずいぶんと楽しそうな夕食だったじゃないか...。』

 

 

「そして、翌日は浜松町で行われたFX友の会じゃったが、

 その会場も大入り満員の大盛況でのう...、

 ご来場の約半分の方がFX友の会に初めての参加ということで

 FXトレーダーが増えていることを物語っているようじゃった...。

 なにせ聞くところによると、世界の個人トレーダーの売買高の

 半分は米国でも英国でも独でもなく、日本ということじゃ...。」

 

 

『へぇー、そうなんだぁ...。』

 

 

FX友の会でのお話は盛りだくさんでとても書き切れぬが...、

 海外から来られたロブブッカーさんが大の鰻好きというお話、

 そして、前日の高値安値終値で決定されるデイリーピボットに

 当日の価格がタッチすることのない『ミス・ピボット』では

 その翌日にかなりの高確率で価格が離れたほうへ動くお話、

 そして、東大卒の福寄さんのテクニカル分析のお話...、

 そして、シティのディーラーでいらっしゃった西原さんと、

 ゴールドマンサックスのデーラーでいらっしゃった志摩さんの

 少し怖~い今後の相場展望のお話などなど...、

 楽しくも有意義な1日じゃった...。」

 

 

『それはそれは楽しそうな集まりだったじゃないか...。

 ところで、ロブさんやブラッドリーさんも飛行機代を自腹で

 海外からFX友の会のためにわざわざ来られたのかい?』

 

 

「ふむ...。FX友の会では講師の方々も講演料はゼロ円で、

 飛行機代などすべて自腹が発足以来の習わしじゃ...。」

 

 

『ふーん。そうなんだぁ...。』

 

 

「ところでのう...。FX友の会を主催している奈那子さんが

 『FXで勝ち残る7つの法則』~FXは稼いでいる人に学べ~

 という本を718日に出版の予定でのう...。

 もう既にアマゾンでは予約可能となっておるが、

 バカラ村さんとおばらっちさんと奈那子さんの音声ファイルや

 西原さんのシンプルFXの有料メルマガの1ヶ月無料特典や、

 トレード練習用のEA、マサさんのインジケーター、などなど

 いろいろと付録の特典を付ける予定もあるとのことでのう...。

 ただ、現在はその特典付の本の紹介サイトがまだ出来ていなく、

 その紹介はまたの機会とさせてもらうとしよう...。」

 

 

『オレ様も特典付きの本の紹介サイトが出来たら

 そこで申し込みをさせてもらうとするぜぃ。』

 

 

「特典はともあれ、2000人以上のトレーダーに直接会い、

 構築していった奈那子流のトレードは興味深いのう...。」

 

 

『直接会ったトレーダーが2000人以上だって?』

 

 

「ふむ...。そうじゃて。このジイの住む北海道にも

 飛行機に乗ってわざわざ大阪から来られたくらいじゃからのう。

 その行動力はほんとうに驚くべきものじゃ...。」

 

 

『ところで奈那子さんはどんなトレードをするのかねぇ。』

 

 

「チャートポイントをバックに逆張りをする事もあるそうじゃが、

 基本はトレンドフォローでの短期トレードのようじゃのう...。

 確かなトレンドを捕まえたら押し戻りを待ちトレンド方向へ

 何度何度も回転させるトレード・スタイルのようじゃ...。」

 

 

『スッポンのようにトレンド・フォローするんだね。』

 

 

「これこれ、表現が悪いですぞよ。溜口剛太郎殿。」

 

 

『あははっ。こりゃまた失礼。』

 

 

 

なーんちゃって。

 

またまたお話が長くなりました。 m(_ _)m

 

 

ではまた来週。