トレードと凡事のお話 その279

  • 投稿日:

平昌冬季五輪のフィギュアスケートで羽生結弦選手が66年ぶりとなる

2連覇で金メダルを、そして宇野昌磨選手が銀メダルを獲得しました。




■先週(212日から216)の主な出来事や要人発言



先週は、ドルインデックスが90.15で始まり、軟調傾向で推移して

88.16へ下落した後に反発して89.03で週の終値になりました。

10年債利回りは週レベルで2.873%に上昇しました。

NY原油先物(WTI)3月限は週の終値で61.68ドルに上昇しました。

NYダウは週間1028.48ドル上昇、25219.38ドルで取引を終える。

VIX指数は週末時点で19.46へ低下。




<212()>

建国記念の日の振り替え休日で東京休場。

原油先物は59ドル台後半で推移。

東京時間はドルストレートが堅調傾向で推移。

中国上海株式市場は0.05%安で始まり0.78%高で取引を終える。

10年債利回りは一時2.90%台へ上昇。

ロンドン時間序盤はドルストレートが反落。

独英の株式市場は上昇して始まる。

原油先物は一時60ドル台へ上昇。

スイス消費者物価指数(1)は予想より強い-0.1%。

英金融政策委員会(MPC)ブリハ委員

「英経済は小幅な利上げに対する準備ができている」

ユーロドルは一時1.22台前半へ下落。豪ドル米ドルは堅調推移に。

NYダウは250ドル超上昇して始まる。

NY時間に米10年債利回りは一時2.82%台へ低下。

ドル円が一時108円台前半へ下落。ユーロドルが反発。

NY連銀の米消費者インフレ期待調査(1)

「3年先のインフレ期待は2.8 (前回の2.9)

 所得への期待は2.73%と統計開始以来の高水準。

 住宅価格への期待は3.%と2017年5月以来の高水準」

マカファティ英BOE委員

「金利は漸進的に上げなければならない。

 設備投資は2桁の伸びを見込んでいる。

 消費者物価の上昇が広がることなく迅速な成長が可能」

独の株式市場は1.45%高で取引を終える。

英の株式市場は1.19%高で取引を終える。

ペンス米副大統領

「北朝鮮への新しい強固な制裁を近く発表へ。

 北朝鮮への制裁強化は継続」

原油先物3月限の終値は59.29ドル。

日本経済新聞

「金融庁は2018年春にも外国為替証拠金取引(FX)の

 証拠金倍率を現行の25倍から10倍に引き下げることを検討」

米月次財政収支(1)は予想より弱い492億ドル。

NYダウは410.37ドル高の24601.27で取引を終える。

10年債利回りは2.85%台。VIX指数は25.61へ低下。

NASDAQ1.56%高。SP5001.39%高で取引を終える。


<213()>

ユーロドルが一時1.23台を回復。

日経平均は250.72円高で寄り付き137.94円安の21244.68で大引け。

安倍首相「日銀総裁人事は全くの白紙」

中国上海株式市場は0.70%高で始まる。

黒田日銀総裁

「ビットコインは現状投機的な投資の対象となっている。

 人々の信頼を失う恐れがないかを十分に注視していく。

 直近の株価動向について、内外の市場動向を注意深く見ていく。

 企業の収益見通しとファンダメンタルズはしっかりしている。

 現在の金融緩和を粘り強く続けることが重要。

 ETFも目標達成に必要な措置として実施していく」

安倍首相

「物価目標達成への具体的な手法は、日銀に委ねられるべき。

 目標達成に向けた大胆の緩和の着実な推進を期待している」

10年債利回りは2.84%台へ低下。ドル円が108円台前半へ下落。

ユーロドルが1.23台へ上昇。

中国上海株式市場は0.98%高で取引を終える。

ロンドン時間に米10年債利回りは一時2.82%台へ低下。

ドル円が107円台へ下落。

英消費者物価指数(1)は予想より強い前年同月比3.0%

英生産者物価指数コア(1)は予想より弱い前年同月比2.2%

英小売物価指数(1)は予想とおりの前年同月比4.0%

ポンド買い反応。ポンドドルが一時1.39台を回復。

原油先物は一時58ドル台へ下落。

ドラギECB総裁

「ブロックチェーン技術に強い関心を寄せている。

 新たな技術は、雇用喪失よりも創出効果のほうがが大きい公算」

クリーブランド連銀総裁

「市場の混乱も自身の経済見通しは変わらない。

 減税は成長を押し上げ、上方向のリスク顕在化も。

 今年と来年、さらなる利上げが必要に」

パウエルFRB議長

「金融安定へのいかなるリスクにも警戒続ける。

 FRBは景気拡大の持続目指し責務達成への努力継続。

 金利は緩やかな正常化の過程にある」

一時ややドル売り反応。

トランプ大統領

「我々は鉄鋼産業を保有しているとの認識を持つべき。

 鉄鋼関税は反ダンピングの選択肢。韓国との貿易協定はかなり悪い。

 報復関税を設けるべきだと考えている」

独の株式市場は0.70%安で取引を終える。

英の株式市場は0.13%安で取引を終える。

WSJ

「米規制当局がVIX関連の価格操作の疑いで調査中」

原油先物3月下の終値は59.19ドル。

NYダウは39.18ドル高の24640.45で取引を終える。

10年債利回りは2.82%台。VIX指数は24.97へ低下。

NASDAQ0.45%高。SP5000.26%高で取引を終える。


<214()>

日第4四半期GDP一次速報は予想より弱い年率換算0.5%

日経平均は6.56円高で寄り付き90.51円安の21154.17で大引け。

中国上海株式市場は0.10%高で始まる。

東京時間に米10年債利回りは一時2.80%台へ低下。

ドル円は一時106円台後半へ下落。ドルストレートが一時上昇。

RBNZ四半期見通し

2年後のインフレ見通しを前回の2.02%から2.11%へ引き上げ」

NZドル買い反応。

WSJ

「米政府が次期FRB副議長にタカ派で知られるラ

 メスター・クリーブランド連銀総裁の指名を検討」

東京時間後半からドル円が反発。ドルストレートが反落。

独第4四半期GDP速報は予想より弱い前年同期比2.9%

限定的ながらユーロ売り反応。

中国上海株式市場は0.45%高で取引を終える。

独英の株式市場は前日比プラス圏で始まる。

英中銀調査報告

「不動産動向は引き続き抑制されている。

 住宅需要は特にロンドンや南東地域で弱い」

欧鉱工業生産(12)は予想より強い前月比0.4%

欧第4四半期GDP改定値は予想とおりの前年同期2.7%

市場反応は限定的。

原油先物は58ドル台後半で推移。

ジョンソン英外相

「EU離脱は経済的な脅威ではない。

 離脱路線を脱線することは悲惨な結果もらたす。

 2度目の国民投票は不安と混乱を広げるだけ」

ポンドドルは軟調傾向で推移。

米消費者物価指数(1)は予想より強い前月比0.5%

米消費者物価指数コア(1)は予想より強い前月比0.3%

米小売売上高(1)は予想より弱い前月比-0.3%

米小売売上高(除自動車 1)は予想より弱い前月比0.0%

ドル買い反応。ドルストレートが下落。クロス円が下落。

10年債利回りは上昇。NYダウは下落して始まる。

ドルストレートが反発上昇。ドル円が一時106円台へ反落。

ユーロドルが1.24台へ上昇。クロス円が上昇。

EIA週間石油在庫統計では原油在庫が184.1万バレルの増加。

原油祭物は上昇。

ブルームバーグ

「幼少期に親に連れられ米国に入国した

 不法移民の若者ドリーマーの在留を認める措置(DACA)に関し、

 米上院の超党派グループが合意した」

ムニューシン米財務長官

「予算が想定する成長率に違和感はない。

 (今後10年の成長率の想定が年3%)

 税制変更について議会と協議。今年は賃金上昇が期待される」

トランプ大統領

「安倍首相とけさ電話会談を行い、

 米国でもっと投資するよう要請した」

独の株式市場は1.17%高で取引を終える。

英の株式市場は0.64%高で取引を終える。

原油先物3月限の終値は60.60ドル。

ポンドドルが1.40台へ上昇。豪ドル米ドルが0.79台へ上昇。

報道「南アのズマ大統領が辞任」

NYダウは253.04ドル高の24893.49で取引を終える。

10年債利回りは一時2.92%へ上昇。VIX指数は19.26へ低下。

NASDAQ1.86%高。SP5001.34%高で取引を終える。


<215()>

ドル円は一時106円台半ばへ下落。クロス円が反落。

日機械受注(12)は予想より弱い前月比-11.9%

日経平均は229.93円高で寄り付き310.81円高の21464.98で大引け。

豪新規雇用者数(1)は予想より強い1.60万人、

豪失業率(1)は予想とおりの5.5%

市場反応は限定的。

中国上海株式市場は旧正月で休場。

10年債利回りは2.92%台から2.91%台で推移。

原油先物は61ドル台で推移。

麻生財務相

「米国、日本ともに経済のファンダメンタルズは好調である。

 今の状況に特別に介入しないといけないほどの

 急激な円高ではないと考えている」

黒田日銀総裁

「2%の物価目標を達成するために最も適切な政策実施していく。

 デフレ脱却については各種の指標から政府が総合的に判断すること。

 デフレ脱却宣言が行われれば日本経済にとって大きな前進」

ドル円は揉み合いながらも再び106円台前半へ下落。

ロンドン時間序盤はドル売り優勢。ユーロドルが一時1.25台へ上昇。

10年債利回りは一時2.94%台へ上昇。

独英の株式市場はプラス圏で始まる。

原油先物は60ドル台へ反落。

報道「南アのラマポーザ氏、大統領就任を宣言」

米生産者物価指数(1)は予想とおりの前月比0.4%

米生産者物価指数コア(1)は予想より強い前月比0.4%

NY連銀製造業景況指数(2)は予想より弱い13.1

米フィラデルフィア連銀製造業指数(2)は予想より強い25.8

米新規失業保険申請件数は予想より弱い23.0万件。

市場反応は限定的。

米鉱工業生産(1)は予想より弱い前月比-0.1%

市場反応は限定的。

NYダウは上昇して始まる。

NAHB住宅市場指数(2)は予想とおりの72

10年債利回りは一時2.88%台へ低下。

IMF報道官

「金融市場の状況は依然として成長をサポート。

 世界経済の成長は持続する。

 直近のボラティリティの高まりは恐らく不可避だった」

独の株式市場は0.06%高で取引を終える。

英の株式市場は0.29%高で取引を終える。

1BTC1万ドル台を回復。

日本経済新聞

「政府は、黒田日銀総裁の再任のほか、

 副総裁に雨宮・若田部両氏の起用を検討している」

原油先物3月限の終値は61.34ドル。

NY時間終盤にかけてドル売り優勢。ポンドドルが一時1.41台を回復。

米上院

「大統領反対のDACAと国境警備に関する超党派提案を否決」

対米証券投資(12)は前回値より弱い273億ドル。

NYダウは306.88ドル高の25200.37で取引を終える。

10年債利回りは2.90%台。VIX指数は19.13へ低下。

NASDAQ1.58%高。SP5001.21%高で取引を終える。


<216()>

RBA総裁 (半期議会証言)

「将来的に金融政策を変更するタイミングは、

 失業率の低下とインフレ目標に向けた進展とに左右される。

 当面は金融政策調整の強い論拠があるとは判断していない。

 豪州の労働市場の改善は、これまでの見通しよりも力強い」

日経平均は91.01円高で寄り付き255.27円高の21720.25で大引け。

麻生財務相

「為替市場の安定は重要。

 必要な場合に対応するという方針に変わりはない。

 引き続き為替市場の動向を緊張感もって対応していく。

 特定の為替水準を念頭において為替政策を行っているわけではない」

中国上海株式市場は旧正月で休場。

黒田日銀総裁

2%目標に着実に向かっている。

 強力な金融緩和を粘り強く続けていく。

 出口の対応を示していく段階ではない。

 時期尚早な出口戦略の提示は市場の攪乱要因となる。

 ETFを売ったことはない、

 買い入れについて現時点では必要と考えている。

 引き続き強力な金融緩和を続けていく」

報道「黒田日銀総裁が再任へ、政府が再指名」

ユーロドルは1.25台前半で推移。ポンドドルは1.41台前半で推移。

東京時間後半にドル円が105円台へ下落。

浅川財務官

「為替、安定的に推移するのが望ましい。緊張感もって注視する。

 ドル円、株価は短期的に連動性が離れている。

 G20で仮想通貨の取引業者に規制すべきか議論」

独英の株式市場はプラス圏で始まる。

10年債利回りは2.88%台から2.89%台で推移。

ロンドン時間にドル円は揉み合いながらも106円台を回復。

クーレECB理事

「緩和策が成長と投資を持ち上げてきた。

 貿易の回復は主に循環的な諸要因によるもの。

 貿易の成長は金融危機前の水準には戻し切れていない」

英小売売上高指数(1)は予想より弱い前月比0.1%

発表直後は一時買い反応もポンドドルは1.40台へ下落。

ユーロドルが1.24台へ下落。

米住宅着工件数(1)は予想より強い前月比9.7%

米建設許可件数(1)予想より強い139.6万件。

限定的ながらドル買い反応。

10年債利回りは2.86%台へ低下。

NYダウは下落して始まる。

アトランタ連銀のGDPナウ第1四半期は3.2%。

米ミシガン大学消費者信頼感指数速報(2)は予想より強い99.9

限定的ながらドル買い反応。

ロンドンフィックスに米10年債利回りは一時2.849%へ低下。

独の株式市場は0.86%高で取引を終える。

英の株式市場は0.83%高で取引を終える。

報道

「モラー特別検察官が米選挙中のハッキングでロシア人13人を訴追」

原油先物3月限の終値は61.68ドル。

NY時間後半にユーロドルが一時1.24台を割り込む。

ポンドドルが一時1.40台を割り込む。

豪ドル米ドルが一時0.79台を割り込む。

NYダウは19.01ドル高の25219.38で取引を終える。

10年債利回りは2.873%VIX指数は19.46

NASDAQ0.23%安。SP5000.04%高で取引を終える。




<先週のドル円の概況>

先週のドル円は、週初12日に108.87レべで始まり揉み合いを経た後

13日の東京時間後半から軟調に推移してロンドンフィックスにかけ

107.41へ下落する展開になりました。その後、14日の東京時間序盤

にかけて107.90へ反発しましたが、その後、東京時間後半に106.84

下落する展開になりました。その後、NY時間序盤にかけて107.54

反発しましたが、その後、再び反落して、揉み合いながらも軟調に推移

して16日の東京時間に週安値となる105.55へ下落する展開になりま

した。その後、揉み合いながらも反発して106.21レベルで週の取引を

終えました。


<先週のユーロドルの概況>

先週のユーロドルは、週初12日に1.2249レベルで始まり東京時間の

後半にかけて1.2297へ上昇しましたが、その後、反落して、NY時間

序盤にかけて週安値となる1.2235へ下落する展開になりました。

その後、切り返して揉み合いながらも堅調傾向で推移して、14日の

東京時間前半にかけて1.2392へ上昇する展開になりました。その後、

反落してNY時間前半に1.2276へ下落しましたが、その後、切り返し

堅調に推移して16日の東京時間後半に週高値となる1.2555へ上昇す

る展開になりました。その後、反落してNY時間終盤にかけて1.2393

へ下落した後に1.2406レベルで週の取引を終えました。






●今週(219日から223)のドル・円・ユーロの注目点


<今週のドル円>

今週のドル円相場は、上昇した場合、まずは15NY時間後半の戻り

高値106.86を巡る攻防が注目されます。ここを上抜けた場合は107.00

の「00」ポイント、さらに上昇した場合は14日のNY時間序盤の戻り

高値107.54、ここを上抜けた場合は14日の高値107.90、さらに上昇

した場合は108.00の「00」ポイントを巡る攻防が注目されます。

一方、下落した場合は、まずは106.00の「00」ポイントを巡る攻防が

注目されます。ここを下抜けた場合は先週安値105.55、さらに下落し

た場合は105.00の「00」ポイント、20168月の高値104.32を巡る

攻防が注目されます。


今週のドル円相場にかかわる経済指標では、19日の日通関ベース貿易

収支、21日の米中古住宅販売件数と米FOMC議事録、22日の米新規

失業保険申請件数、23日の日全国消費者物価指数、などが注目されま

す。


さて先週のドル円は、108円台を下抜けて一時105円台半ばへ下落する

相場展開になりました。

債券市場が崩れたことによる悪い金利上昇と米財政赤字や貿易赤字が

懸念されていているとの指摘がありますが、米10年債利回りが一時

2.94%に上昇して、NYダウも週間1028ドル上昇、そしてVIX指数も

週末時点で19.46へ低下する中、違和感のある相場展開となっていて、

今後、コリレーション(相関)が復調する可能性もありそうです。

今週は米経済指標の発表が少なめですが、21日のFOMC議事録が注目

の焦点になります。




<今週のユーロドル>

今週のユーロドル相場は、上昇した場合、まずは15NY時間後半の

押し安値1.2457を巡る攻防が注目されます。ここを上抜けた場合は

1.2500の「00」ポイント、さらに上昇した場合は先週高値1.2555

巡る攻防が注目されます。

一方、下落した場合は、まずは16日の安値1.2393を巡る攻防が注目

されます。ここを下抜けた場合は13NY時間後半の揉み合い下辺の

1.2345、さらに下落した場合は1.2300の「00」ポイントから12日の

高値1.2297、ここを下抜けた場合は14日の安値1.2276、さらに下落

した場合は12NY時間序盤の安値1.2235を巡る攻防が注目されま

す。


今週のユーロドル相場にかかわる経済指標では、20日の独・欧ZEW

景気期待指数と欧消費者信頼感速報、21日の仏・独・欧製造業PMI

速報と仏・独・欧サービス業PMI速報、22日の独IFO景況感指数と

ECB理事会議事録要旨、23日の独第4四半期GDP確報と欧消費者

物価指数確報、などが注目されますが、対ドル通貨ペアとして、

21日の米中古住宅販売件数と米FOMC議事録、22日の米新規失業

保険申請件数、などが注目されます。


さて先週のユーロドルは、堅調傾向で推移した後に14日の米CPI

発表直後に一時下押すも、その後に急伸して16日の東京時間にかけて

1.25台半ばへ上昇しましたが、その後は一時1.24台を割り込み反落す

る相場展開になりました。

1.25台半ばでは125日にも下押していますが、1.25台半ばは上値が

重い状況もみられているようです。

今週のユーロドルでは、21日のFOMC議事録、22日の独IFO景況感

指数とECB理事会議事録要旨、23日の欧消費者物価指数確報、などが

注目の焦点になりますが、イタリアの総選挙まで2週間となりますので

政治リスクにも注目していきたいものです。





■トレードと凡事のお話 その279


前回からの続きのお話です。


投資苑で有名なアレキサンダー・エルダー博士が

トレードでは当たり前なことこそが大切として、

「投資苑3」の中でこう語っています。


「相場には秘密があります。

 秘密がないということが秘密なのです。」


相場やトレードで秘密ではない「当たり前なこと」とは

いったいぜんたい何なのでしょうか...。


今回は「トレードと凡事」その第二百七十九話です。


それでは、はじまり、はじまり~。^^




『おい、ジイさん。先週は米10年債利回りが一時2.94%台に上昇して

 NYダウも週間1028ドル上昇、そしてVIX指数も20を下回ったのに

 ドル円は、堅いと言われていた108円をいともたやすく下抜けて、

 一時、105円台半ばまで下落する軟調な相場展開になったよな...


「ふむ。そうであったのう...。溜口剛太郎殿。

 先週のドル円は、米10年債利回りやNYダウやVIX指数などとの

 コリレーションを無視するかのような違和感もある下落じゃったが、

 201611月以来となる、一時105円台をつけたのう...


『まぁ、相場は理屈とおりに動かないものだが...、米10年債利利回り

 の上昇は債券市場が崩れたことによる悪い金利上昇としても、

 NYダウが週間で1000ドル超も上昇して、恐怖指数と言われる

 VIX指数も20を割り込み落ち着きを取り戻してきたというのに...

 そしてまた、黒田日銀総裁を政府が再指名しただけではなく、

 リフレ派の雨宮・若田部両氏の副総裁の起用も検討されているのに

 なんか違和感のある相場展開だったよな...。ジイさん』


「ふむ...。確かに相場が間違っていると言いたいような局面もあり...、

 市場の集合意識ともいえる相場はときに行き過ぎることもがあるが、

 どんな理屈があろうとも価格の動きが真実で、堅いと言われていた

 108円をあたかも無視するかのようにあっさりと下抜けて...

 そして、プルバックでも108円台を回復できなかったことは

 その後の下落を象徴していたようじゃのう...。溜口剛太郎殿」


『パウエルFRB新議長にかわった矢先の相場だけど、体制が変わる時

 市場がそれを試すような動きをすることはあるもんだよな...。

 ところで今後、違和感のあるコリレーション崩れはどうなるのかな』


「ドル円相場の方が歩み寄るのか、逆にNYダウやVIX指数の方が

 歩み寄るのかは判らぬが、やがてコリレーションの崩れが復調する

 その可能性はあるのではなかろうかのう...。溜口剛太郎殿」


『ともあれ、「チャートポイントをいともたやすく下抜ける時」、

 「価格が加速感を伴って動く時」、「引き戻しで回復に至らない時」、

 「上げ下げしながらも高値と安値をしっかり切り下げている時」、

 下降トレンドが思いのほか続くことは勉強になったぜ...。ジイさん』


「まぁ、教科書とおりと言えばそのとおりじゃが...、後付けではなく

 『価格が波打ち動くチャートの右端でそれが認識できるかどうか』、

 ということが実践では大切なことになろうのう...。また、、

 『きっと上げる(下げる)はず』、『こんな事は相関上であり得ない』、

 など予想はせず、価格の動きの事実を観ていく事が大切となろう...」


『理屈はどうあれ、また誰がなんと言おうと「価格の動きこそが真実」

 ということか...。トレードは「だろう」の予想で行うものではなくて

 「価格の動きの事実に対応していく」ことが大切なのかもな...』


「ふむ。そう言ってもよいのではなかろうか...。溜口剛太郎殿。

 そしてまた、トレンドも永続することはなく、いつかは転換するが、

 下降トレンドであれば、最後の戻り高値を価格が上抜けた時、

 ダウが崩れることになり、転換の予兆となろうのう...」


『さてところで...、ジイさん。今日は何のお話だい?』


「ふむ...。『時間の価値のお話』でもさせてもらおうと思っとったが、

 もう既に、前段のお話が長くなり過ぎてしもうたようじゃ...。

 今日は相場のお話とは関係ないが、再生回数がなんと2834万超の

 トランプ大統領にまつわる5分少々の面白い動画をご紹介しよう...

 https://www.youtube.com/watch?v=dUTtQPMuA1Y 」


『あははっ。パロディだろうけれど、抱腹絶倒の動画だぜ...』






なーんちゃって。

またまたお話が長くなりました。 m(_ _)m



ではまた来週。

トレードと凡事のお話 その278

  • 投稿日:

先週一週間で世界の株の時価総額が約5兆ドル減になりました。

そして報道によりますと黒田日銀総裁が続投となるようですね。




■先週(25日から29)の主な出来事や要人発言



先週は、ドルインデックスが88.99で始まり、堅調傾向で推移して

90.46へ上昇して90.22で週の終値になりました。

10年債利回りは週レベルで2.857%に上昇しました。

NY原油先物(WTI)3月限は週の終値で59.20ドルに下落しました。

NYダウは週間1330.06ドル下落、24190.90ドルで取引を終える。

VIX指数は週末時点で29.06




<25()>

ポンドドルが一時1.41台を割り込む。

日経平均は353.37円安で寄り付き592.45円安の22682.08で大引け。

10年債利回りは一時2.87%へ上昇。

原油先物は64ドル台後半で推移。

ドル円は109円台へ下落。

アジアの株式市場は下落して始まる。

安倍首相

「軽減税率導入について、方針通り実行していきたい。

 リーマンショック級の出来事等があれば延期する場合もありうる」

中国財新サービス業PMI(1)は予想より強い54.7

安倍首相

「マクロ経済的にはまだデフレ脱却とはいえず、

 デフレに戻る見込みが無いとはいえない。

 もっとも、2%物価目標への動きが続いている。

 2%目標へは19年度中の到達見込みと理解している」

黒田日銀総裁

「物価2%を実現するという目標は極めて重要。

 2%へは道半ば、粘り強く緩和続ける必要。

 金融市場で過度な出口戦略への期待の強まりは確認されていない」

東京時間後半にドル円が一時110円台を回復。

東京時間終盤に米10年債利回りは一時2.88%台へ上昇。

中国上海株式市場は0.73%高で取引を終える。

ポンドドルが一時再び1.41台を割り込んだのちに一時やや反発。

独仏英の株式市場は下落して始まる。

ロンドン時間序盤にドル円が再び109円台へ下落。

英サービス業PMI(1)は予想より弱い53.0。ポンドが反落。

独紙

「メルケル首相与党とSPDは6日の連立合意発表を望んでいる」

原油先物は一時65ドル台へ上昇。

英首相報道官

「英政府の政策はEUの関税同盟から離脱することだ」

NY時間序盤にユーロドルが下落。

10年債利回りが一時2.82%台へ低下。

パウエルFRB新議長

「説明責任へのコミットを強調したい。

 成長と物価安定をサポートし続ける。

 金融市場の安定に警戒感を払い続ける。

 政策決定についての公平性の伝統に言及」

NYダウは200ドル超下落して始まる。

ドル円は110円台を回復。ポンドドルが一時1.40台を割り込む。

ISM非製造業景況指数(1)は予想より強い59.9。反応は限定的。

報道

2016年に発覚した不祥事をめぐり

 FRBがウェルズファーゴに対する処分を発表。

 同行の取締役4人の交代のほか、内部監督態勢の強化など

 一連の問題が化一決されるまでは、事前の許可なしに

 2017末時点を超える規模の総資産を保有することを禁じられる。

 FRBは9月30日までに改革の概要をまとめ、

 外部の企業による審査を受けるよう命じた」

ウェルズファーゴが大幅下落。

ドラギECB総裁 (議会証言)

「ユーロ圏経済は拡大している。

 フォワードガイダンスは安定的な枠組みを提供している。

 政策は指標の進展次第。物価は目標に向かっている。

 過度な為替変動による新たな逆風を予想」

ユーロドルは揉み合いの後にやや反落。

トランプ大統領側近 (FOXニュースのインタビュー)

「株式相場の下落を懸念している。

 米経済のファンダメンタルズは依然強い」

独の株式市場は0.76%安で取引を終える。

英の株式市場は1.46%安で取引を終える。

ミネアポリス連銀総裁

「株バリュエーションは上限だがバブルには程遠い。

 先週の米雇用統計は賃金上昇の可能性を示す。

 ドル安はインフレ圧力につながる可能性も。

 リスクは概ね均衡が取れている。金融危機とは見ていない。

 イールドカーブのスティープ化は朗報」

原油先物3月限の終値は64.15ドル。

NYダウが終盤に一時1597ドルの大幅下落。(過去最大の下げ幅)

10年債利回りは一時2.70%台へ下落。

ドル円が109円台前半へ下落。クロス円が下落。

ユーロドルが1.23台へ下落。ポンドドルが1.39台へ下落。

豪ドル米ドルが0.78台へ下落。

NYダウは1175.21ドル安の24345.75で取引を終える。

VIX指数は37.32へ上昇。

NASDAQ3.78%の下落。SP5004.10%の下落。


<26()>

10年債利回りは一時2.69%台へ低下。

ダウ先物が24000ドル台を割り込む。

ドル円が一時109円台を割り込む。原油先物は63ドル台へ下落。

米財務省報道官 (株価急落について)

「市場が上向きに戻る前の調整。

 相場急落が長く続くと予想していない。

 米経済のファンダメンタルズは強い」

日経平均415.08円安で寄り付き1071.84円安の21610.24で大引け。

日経平均は一時1600円超の下落。

10年債利回りは一時2.75%台へ反発。

サンダース米大統領報道官

「米国の経済成長は勢いを増している。

 失業率は歴史的な低水準にあり米国の勤労者の賃金も上昇しており、

 わが国の長期的な経済のファンダメンタルズは依然並外れて力強い。

 トランプ大統領が重視しているのは長期のファンダメンタルズ。

 トランプ大統領が推し進める税制改革と規制改革が、

 米経済をさらに強め、経済成長をより加速させていく」

豪貿易収支(12)は予想より弱い-13.58豪ドル、

豪小売売上高(12)は予想より弱い前月比-0.5%。豪ドル売り反応。

中国上海株式市場は1.99%安で始まる。アジアの株式市場が大幅下落。

10年債利回りは一時2.64%台へ低下。ドル円が108円台へ下落。

ダウ先物が一時500ドル超の下落。

RBAが政策金利を1.50%に据え置く。

RBA声明

「低金利が引き続き豪経済を支える。

 経済成長に伴い少しずつ物価は上昇。金融政策ポリシーに変化なし。

 失業率の低下は徐々に進む。

 将来的なインフレターゲットの達成に金利据え置きは合致している。

 物価は2018年には2%のやや上。

 豪ドル高はインフレや経済成長の加速を鈍化させる可能性。

 賃金上昇の鈍さは暫く続く」

市場反応は限定的ながら豪ドルは軟調傾向で推移。

安倍首相

「黒田日銀総裁を信頼。金融緩和政策を進めていただきたい。

 実体経済は日米とも良好。日々の株価の動きにコメント控える」

黒田日銀総裁

「内外ともにファンダメンタルズはしっかりしている。

 金融資本市場の動き十分に注意したい。

 政策運営方針全く変わりない。

 物価2%目標達成は道半ば、強力な緩和粘り強く続ける。

 マネタリーベースが前月比で減ったのは事実。

 政府預金変化などの季節要因に寄るもの」

桑原日銀理事 

「仮想通貨、リスク説明や安全対策実施が必要。

 投資家はリスクをしっかり認識する必要」

1BTCが一時6000ドルを割り込む。

ロンドン時間序盤にドル円が109円台を回復。

中国上海株式市場は3.35%安で取引を終える。

独製造業新規受注(12)は予想より強い3.8%

ユーロドルが一時1.24台を回復。

英の株式市場は1.7%安、独の株式市場は3.6%安で始まる。

ダウ先物は一時24000ドル台を回復。独の株式市場は下げ幅を縮小。

ロンドン時間序盤に米10年債利回りは一時2.76%台に上昇。

メルケル独首相

「大連立交渉、痛み伴う妥協の用意がある」

バイトマン独連銀総裁

「ユーロ圏は成長のお荷物から牽引役へと転じた。

 しかし、全ての問題が解決したと考えることが最大のリスク。

 特定の地域や経済セクターへのショックが波及するリスクある。

 G20での協調など多国間の協力は機能している。

 一部の国が多国間での合意に疑問を呈していることを懸念」

ペンス米副大統領

「経済ファンダメンタルズは非常に強い状況続いている。

 株価急落、単なる市場の上下動の可能性高い」

ロンドン時間にVIX指数が一時50超に上昇。

米貿易収支(12)は予想より弱い-531億ドル。

加貿易収支(12)は予想より弱い-31.9億加ドル。

市場反応は限定的。

ポンドドルが1.38台へ下落。ユーロドルが1.23台前半へ下落。

セントルイス連銀総裁

「インフレ期待は強まっているがなお低水準。

 直近の雇用統計は良好な指標。

 雇用市場とインフレの関連性は崩れている。

 投資ブームを注意深く見ている。

 インフレ警戒が市場急落の一因につながった」

ムニューシン米財務長官

「市場のボラティリティーを過度に懸念していない。

 ボルカールールは金融システムにリスクを引き起こしていない」

NYダウが下落して始まるも上昇に転じて乱高下に。

ポンドドルが1.39台を回復。

独の株式市場は2.32%安で取引を終える。

英の株式市場は2.64%安で取引を終える。

米3年債入札では最高落札利回り2.280%、応札倍率3.00倍。

ユーロドルが一時1.24台を回復。

原油先物3月限の終値は63.39ドル。

10年債利回りは2.79%台へ上昇。

NYダウは567.02ドル高の24912.77で取引を終える。

VIX指数は29.98へ低下。

NASDAQ2.13%の上昇。SP5001.74%の上昇。


<27()>

10年債利回りは2.80%台へ上昇。

NZ4四半期失業率は予想より強い4.5%。NZドル買い反応。

ムニューシン財務長官 (下院の金融サービス委員会での公聴会)

「先日の発言についてはいくつかの文脈を無視して引用されている。

 強いドルを支持している。長期的には強いドルが国益となる」

報道

「下院は、323日までの暫定予算案を可決。

 暫定予算案には2018年度の国防予算が盛り込まれている。

 賛成245、反対182 法案を上院に送付」

日経平均は391.05円高で寄り付き35.13円高の21645.37で大引け。

日経平均は一時600円超の上昇。

原油先物は63ドル台で推移。

ブルームバーグ (英政府高官談話)

「メイ英内閣はEU離脱プランを週内に承認できない見通し。

 EU側が望むある程度の明確さを今週中に示す事はできない見込み。

 移行期間の条件をめぐる3月の合意期限については楽観的」

ドル円やクロス円はやや軟調傾向で推移。

10年債利回りは一時2.75%台へ低下。

中国上海株式市場は1.25%高で始まり1.82%安で取引を終える。

独鉱工業生産(12)は予想より強い前月比-0.6%

独英の株式市場はプラス圏で始まる。ダウ先物は200ドル超の下落。

ロンドン時間序盤にドル円が109円台を割り込む。

独SPD「連立協議で合意に達した」

市場反応は限定的。

ロンドン時間にポンドドルが一時1.39台を割り込む。

ダラス連銀総裁

「市場に調整が入ることは健全なこと。

 緩和解除は忍耐強くバランスがとれた方法で。

 完全雇用をオーバーシュートすることもある得る」

NY時間序盤に米10年債利回りは一時2.80%台へ上昇。

EU

「今年の成長予想を2.3%に引き上げ。(従来2.1)

 2019年成長予想は2.0%。個人消費、企業投資が成長を牽引。

 欧州圏内の失業率低下、世界経済の拡大もプラス材料。

 リスク資産が調整局面を迎える可能性。

 英EU離脱、保護主義などがマイナス材料」

NY連銀総裁

「FRBは市場のフィードバック・ループに注目。

 株式相場の急変は景気見通しに影響与えない。

 株下落はまだ中央銀行が重視する話ではない。

 全体的に市場機能は健全。全体的に流動性も健全。

 流動性の規制の影響について研究を継続」

NY時間にユーロドルが1.22台へ下落。

EIA週間石油在庫統計では原油在庫が189.5万バレルの増加。

原油先物が下落。

シカゴ連銀総裁

「インフレ上向けば、追加利上げを支持。

 現在のデータは年央までの据え置きを正当化。

 失業率は2020年末までに3.5%に低下。

 米経済は全てのシリンダーで火がついている。

 12月に利上げに反対したのはぎりぎりの判断」

オーストリア中銀総裁

「二つの大きな驚きがある。

 米財務省は意図的にドル押し下げを試みている。

 トランプ大統領の側近に好影響を与える人材がいない」

独の株式市場は1.60%高で取引を終える。

英の株式市場は1.93%高で取引を終える。

報道

「米上院指導部が2年間の予算を超党派で合意」

マコニル米共和上院院内総務

「合意は完全ではないが、共通の土台を見つけた」

10年債入札では最高落札利回り2.811%、応札倍率2.34倍。

原油先物3月限の終値は61.79ドル。

10年債利回りは一時2.86%台へ上昇。

RBNZが政策金利を1.75%に据え置く。

RBNZ声明

「政策は相当な期間緩和的。

 多くの不確実性残り、政策は調整必要な可能性。

 世界的なインフレからの圧力の兆候。

 インフレ率は2020年第3四半期に目標の2%に達すると予想

 (従来は2018年第2四半期)」

NZドル売り反応。

NYダウは19.42ドル安の24893.35で取引を終える。

VIX指数は27.73へ低下。

NASDAQ0.50%の下落。SP5000.90%の下落。


<28()>

日経平均は76.20円高で寄り付き245.49円高の21890.86で大引け。

サンフランシスコ連銀総裁

「今年来年と物価上昇が加速する見通し。

 緩やかな利上げペースの継続が望ましい。

 今年2.5%の成長を見込んでいる。

 減税が成長を押し上げる。生産性の伸びは緩やか。

 個人消費、企業活動、建設投資などはすべて力強い。

 財政の道筋は持続不可能。

 労働市場は逼迫。FRBはインフレに焦点。

 成長見通し引き上げは、本格的なギアチェンジを意味していない。

 今年の利上げが3回か4回かで確固たる見解はない」

10年債利回りは2.81%台から2.83%台で推移。

報道

「北朝鮮は8日午前、朝鮮人民軍創建70年の節目に合わせて、

 首都平壌の金日成広場で軍事パレードを行った」

中国上海株式市場は0.85%安で始まり1.43%安で取引を終える。

中国貿易収支(1)は予想より弱い203.4億ドル。

独英の株式市場は下落して始まる。

ロンドン時間序盤はポンドドルやユーロドルなどドルストレート下落。

バイトマン独連銀総裁

「ECBの緩和的な姿勢は引き続き適切。

 市場の反応を恐れずに情報発信すべき。

 インフレに対する為替の影響を注視。市場の混乱動揺する必要ない。

 ユーロの上昇が景気拡大を脅かす公算は小さい。

 成長が予想通りならば一段のQEの必要はない」

豪中銀総裁

「豪中銀の四半期経済予測は大方変わりなし。

 次の金利の動きは引き上げとなる公算。

 株式市場の変動は豪中銀の成長見通しに影響を与えてない

 失業の削減に進展、CPIは緩やかに上昇。

 利上げは雇用とCPIに一層の進展が見られた場合のみ」

ダラス連銀総裁

「今年は3回の利上げが引き続き基本的なシナリオ。

 今年は一段の労働市場の引き締まりを予想。

 市場に不均衡が生じることは回避されるべき。

 株価急落の経済への波及はみられていない」

ECB月報

「昨年後半に経済成長ペースが加速。

 インフレはまだ目標を下回っているが達成する確信を深めた。

 ユーロ圏の成長見通しリスクはバランスがとれている。

 短期的には成長ペースが強まる可能性。

 為替相場と世界経済の状況がリスク」

プラートECB理事「金利ガイダンスの重要性が増すだろう」

ダラス連銀総裁 (ブルームバーグのインタビュー)

「景気拡大を持続させるベストの方法は緩和策の解除。

 緩和策は目標に達しなくても解除を進めるべき。

 あまりにも異常な期間が調整もなく続いた。

 金融環境は引き続き警戒を要する」

BOEが政策金利を0.50%に据え置く、

BOEが資産買取プログラム規模を4350億ポンドに据え置く。

BOE

「政策金利据え置きと資産購入枠の据え置きは9対0で決定。

 利上げ時期の見通しは11月時点よりも早まる公算。

 成長見通し引き上げ、インフレ率は目標水準上回り続ける」

BOE四半期インフレリポート

2018年成長見通しは1.7%(前回1.5%)

 2019年成長見通しは1.8%(前回1.7%)

 2020年成長見通しは1.7%(前回1.7%)

 2018年インフレ見通しは2.9%(前回2.6%)

 2019年インフレ見通しは2.3%(前回2.3%)

 2020年インフレ見通しは2.2%(前回2.2%)」

10年債利回りが1.60%超台へ急上昇。ポンドルが1.40台へ上昇。

カーニー英BOE総裁

「世界経済成長は従来よりも一層、広範に強まっている。

 英国の需要の伸びは供給の伸びを上回っている。

 供給能力の増大は限定的な伸びに留まっている。

 国内のインフレ圧力はしっかりとしているようだ。

 CPIは短期的に再び3%を上回る可能性。

 賃金は底堅く、生産性は回復途上。

 CPIが目標に達していることでより早い利上げとなる見込み。

 利上げは段階的なものとなろう。利上げの時期は経済統計次第。

 今年は英EU離脱交渉にとって重要な一年に」

プラートECB理事

「QE終了が近づけば相当期間の文言をより具体的に表現する必要」

米新規失業保険申請件数は予想より強い21.1万件。

10年債利回りは一時2.88%台へ上昇。

フィラデルフィア連銀総裁

「インフレ上昇の一部はドルが左右。

 ドル安が続けばインフレ一気に加速も。

 18年はなお2回の利上げを予想。3回の可能性は否定せず。

 荒い相場変動も個人消費や設備投資に影響しない見通し」

ミネアポリス連銀総裁

「債務増で米国の信頼がいずれ損なわれる恐れ。

 減税の景気への影響は未知数。

 賃金上昇の持続が金利に影響を与える必要。

 債券市場はインフレがコントロール下にあることを示唆。

 ビットコインは通貨とは見ていない。商品」

米の株式市場は軟調に推移。

NY時間に米10年債利回りは2.80%台へ低下。ドル円が反落。

ポンドドルが1.40台を割り込む。

報道

「米上院銀行委員会はFRB理事にグッドフレンド氏を承認」

独の株式市場は2.62%安で取引を終える。

英の株式市場は1.49%安で取引を終える。

ドル円が108円台へ下落。ポンドドルが一時1.39台を割り込む。

ダドリーNY連銀総裁

「今回の株安は大したことではない。

 債券利回りの上昇が株式市場を圧迫。

 株安が更に続けば消費に影響及ぼす可能性も。

 景気見通し上向けば、今年4回の利上げもあり得る。

 長期金利上昇はFOMCの金利見通しが一因。

 金融引き締めの市場織り込み具合は適切」

米30年債入札では最高落札利回り3.121%、応札倍率2.26倍。

原油先物3月限の終値は61.15ドル。

NYダウは1032.89ドル安の23860.46で取引を終える。

VIX指数は33.46へ上昇。NYダウの下げ幅は史上2番目。

NASDAQ3.90%の下落。SP5003.75%の下落。


<29()>

原油先物が60ドル台へ下落。

日経平均は383.12円安で寄り付き508.24円安の21382.62で大引け。

日経平均は一時700円超の下落。

東京時間はドル円が109円台を回復。

麻生財務相 (株式市場について)

「市場価格はさまざまな要因で決まる。

 アルゴリズム取引のせいか、やたら値幅が大きい。

 市場動向を引き続き注視している。

 米国経済は雇用も改善し着実な好循環が生まれている。

 米国はじめ世界経済のファンダメンタルズ悪くない」

中国上海株式市場は2.73%安で始まる。アジアの株式市場は軟調推移。

中国消費者物価指数(1)は予想とおりの前年同月比1.5%

中国生産者物価指数(1)は予想とおりの前年同月比4.3%

カンザスシティ連銀総裁

「今年と来年で3回の利上げ実施が理にかなっている。

 緩やかなペースでの利上げが重要。

 賃金の上昇加速は経済成長に歓迎すべきもの。

 労働市場の逼迫が物価を押し上げる可能性」

報道

「暫定予算の期限が8日となる中、米下院での採決は

 現地時間9日午前3時から6時になると発表された。

 見通し通りの採決となった場合、無事通過した場合でも

 一旦失効した形となる」

報道

「米国東部時間で9日午前0路を過ぎたことで、

 8日までとなっている暫定予算が失効し、

 一部政府機関で閉鎖が始まっている」

スイス失業率(1)は予想より強い3.3%

中国上海株式市場は4.05%安で取引を終える。

ロンドン時間序盤に米10年債利回りは一時2.86%台へ上昇。

ドル円がやや上昇。

英鉱工業生産(12)は予想より弱い前月比-1.3%

英製造業生産(12)は予想とおりの前月比0.3%

英貿易収支(12)は予想より弱い-135.76億ポンド。

発表直後の反応は限定的も、その後、ポンドが軟調に推移。

独英の株式市場はマイナス圏で推移。

独仏政府

「G20で仮想通貨について議論すること要請」

米下院

「政府機関閉鎖を解除する暫定予算案を可決」

ロンドン時間にドル円が109円台を割り込む。クロス円が軟調推移。

加新規雇用者数(1)は予想より弱い-8.80万人、

加失業率(1)は予想より弱い5.9%

発表直後は加ドル売り反応。

NY時間序盤にドル円が一時109円台を回復。

報道

「トランプ大統領は予算案に署名。

 同法案は3月23日までの政府資金を手当てするほか、

 連邦債務上限適用を20193月まで停止する内容」

米卸売在庫確報値(12)は予想より強い前月比0.4%

NYダウは一時300ドル超の上昇も300ドル超の下落に。

独の株式市場は1.25%安で取引を終える。

英の株式市場は1.09%安で取引を終える。

原油先物3月限の終値は59.20ドル。

共同通信

「日政府は、黒田日銀総裁を再任する方針を固めた」

NYタイムズ電子版

「ドメスティックバイオレンス(DV)の疑いが浮上し

 秘書官を辞任したポーター氏に関する対応を巡り、

 ケリー大統領首席補佐官が辞意を周囲に漏らした」

NYダウは終盤に反発して330.44ドル高の24190.90で取引を終える。

10年債利回りは2.857%VIX指数は29.06へ低下。

NASDAQ1.44%高。SP5001.49%高で取引を終える。




<先週のドル円の概況>

先週のドル円は、週初5110.20レベルで始まり週高値となる110.29

へ上昇した後に110円台を割り込み、NY時間前半に110.26へ反発し

ましたが、その後、反落して6日の東京時間にかけて108.45へ下落す

る展開になりました。その後、7日のオセアニア時間にかけて109.71

へ反発しましたが、その後、ロンドン時間にかけて108.92へ反落する

展開になりました。その後、揉み合いながらも8日のロンドン時間序盤

にかけて109.78へ反発しましたが、その後、再び反落して9日のオセ

アニア時間にかけて108.49へ下落する展開になりました。その後、

ロンドン時間序盤にかけて109.30へ反発しましたが、その後、再び反

落してNY時間後半に週安値となる108.04へ下落する展開になりまし

た。その後、反発して108.79レベルで週の取引を終えました。


<先週のユーロドルの概況>

先週のユーロドルは、週初51.2437レベルで始まり揉み合いを経た

後にロンドン時間に週高値となる1.2474へ上昇しましたが、その後、

反落して、6日の東京時間にかけて1.2351へ下落する展開になりまし

た。その後、ロンドン時間序盤に1.2434へ反発しましたが、NY時間

前半にかけて1.2314へ反落する展開になりました。その後、7日の

ロンドン時間序盤にかけて1.2405へ反発しましたが、その後、再び

反落して揉み合いながらも8日のNY時間序盤にかけて1.2212へ下落

する展開になりました。その後、1.2295へ反発した後に1.22台前半

から後半を範囲とする揉み合いが続きましたが、9日のNY時間後半に

週安値となる1.2205へ下落する展開になりました。その後、反発して

1.2251レベルで週の取引を終えました。






●今週(212日から216)のドル・円・ユーロの注目点


<今週のドル円>

今週のドル円相場は、上昇した場合、まずは109.00の「00」ポイント

を巡る攻防が注目されます。ここを上抜けた場合は9日高値109.30

さらに上昇した場合は8日高値109.78、ここを上抜けた場合は110.00

の「000」ポイント、さらに上昇した場合は5日のNY時間の戻り高値

110.26から先週高値110.29を巡る攻防が注目されます。

一方、下落した場合は、まずは6日安値108.45を巡る攻防が注目され

ます。ここを下抜けた場合は先週安値の108.04から108.00の「00

ポイント、さらに下落した場合は98日の安値107.31を巡る攻防が

注目されます。


今週のドル円相場にかかわる経済指標では、12日の米月次財政収支、

14日の日第4四半期GDP一次速報と米消費者物価指数と米小売売上高

15日の日機械受注と米生産者物価指数とNY連銀製造業景況指数と

フィラデルフィア連銀製造業指数と米新規失業保険申請件数と米鉱工業

生産と米NAHB住宅市場指数と対米証券投資、16日の米住宅着工件数

と米建設許可件数とミシガン大学消費者信頼感指数速報、などが注目さ

れます。


さて、22日の米雇用統計の発表を契機としてインフレ警戒の高まり

から米債券市場の巻き戻しが起こり、投資マネーの逆回転は株式市場で

も強まり、先週一週間で世界の株の時価総額が約5兆ドル減となって、

NYダウが5日と8日に1000ドル超の下落となるなど、世界的に株式

市場が大荒れになり、リスク回避の円買いとドル買いの一週間になりま

した。

ドル円は、円買いとドル買いの綱引きとなりましたが、週間で140Pips

ほど下落する展開になりました。引き続き米債券市場および米10年債

利回りの動向と、株式市場の動向およびVIX指数が注目されますが、

14日の米消費者物価指数と米小売売上高が注目の焦点になります。

債券・株式市場の動向を含めて次第によってはボラタイルな相場展開に

なる可能性もありそうです。




<今週のユーロドル>

今週のユーロドル相場は、上昇した場合、まずは8日高値1.2295から

1.2300の「00」ポイントを巡る攻防が注目されます。ここを上抜けた

場合は6日の安値1.2314、さらに上昇した場合は1.2400の「00」ポイ

ントから7日高値1.2405、ここを上抜けた場合は6日高値1.2434

巡る攻防が注目されます。

一方、下落した場合は、まずは先週安値1.2205から1.2200の「00

ポイントを巡る攻防が注目されます。ここを下抜けた場合は118

安値1.2165、さらに下落した場合は1.2100の「00」ポイント、ここを

下抜けた場合は98日の高値1.2092から14日の高値1.2088

さらに下落した場合は829日の高値1.2070から111日の高値

1.2059を巡る攻防が注目されます。


今週のユーロドル相場にかかわる経済指標では、14日の独第4四半期

GDP速報と欧鉱工業生産と欧第4四半期GDP改定値、などが注目され

ますが、対ドル通貨ペアとして、12日の米月次財政収支、14日の米消

費者物価指数と米小売売上高、15日の米生産者物価指数とNY連銀製

造業景況指数とフィラデルフィア連銀製造業指数と米新規失業保険申請

件数と米鉱工業生産と米NAHB住宅市場指数と対米証券投資、16日の

米住宅着工件数と米建設許可件数とミシガン大学消費者信頼感指数速報

などが注目されます。


さて、5日のドラギECB総裁の議会証言では「ユーロ圏経済は拡大し

ている。(中略) 政策は指標の進展次第。物価は目標に向かっている。

過度な為替変動による新たな逆風を予想」などが示され、また7日には

(SPDの党員承認投票は残るも) 独連立協議が一応ながら合意となりま

したが、IMM通貨先物でのユーロの買い越しはやや減じるも6日時点

140823枚の買い越しとなっていることも背景に、先週一週間で世界

の株の時価総額が約5兆ドル減となるなど投資マネーの逆回転を背景と

したリスク回避のドル買いに押されて、ユーロドルは週間で180Pips

超の下落となりました。

今週のユーロにかかわるイベントでは14日の独第4四半期GDP速報

と欧鉱工業生産などが注目されますが、対ドル通貨ペアとして、14

の米消費者物価指数と米小売売上高が注目の焦点になります。

次第によってはボラタイルな相場展開になり可能性もありそうです。

また、相関がある原油先物価格の動向も注目されます。





■トレードと凡事のお話 その278


前回からの続きのお話です。


投資苑で有名なアレキサンダー・エルダー博士が

トレードでは当たり前なことこそが大切として、

「投資苑3」の中でこう語っています。


「相場には秘密があります。

 秘密がないということが秘密なのです。」


相場やトレードで秘密ではない「当たり前なこと」とは

いったいぜんたい何なのでしょうか...。


今回は「トレードと凡事」その第二百七十八話です。


それでは、はじまり、はじまり~。^^




『おい、ジイさん。先週も市場ではいろいろな出来事があったけど、

 NYダウが週に2回も1000ドル超下落したのは凄まじかったよな』


「ふむ。そうであったのう...。溜口剛太郎殿。

 インフレ警戒の高まりから米債券市場の巻き戻しが起こり、

 投資マネーの逆回転は株式市場でも強まり世界的に株価が下落して

 NYダウも5日に一時、過去最大の1597ドルも下落したのう...

 また、VIX指数も6日のロンドン時間に一時50超に上昇するなど、

 先週の市場は世界的に大荒れだったのう...」


『まぁ、為替市場のほうはそれほど荒れたわけではないが、

 債券市場や株式市場は今後、どんな展開になるのかねぇ...』


2008年以来の各国中銀の量的緩和も背景に、世界の債権の17年末の

 時価総額は推計で169兆ドルにまで膨張しているとともに、

 今般の株式市場の下落に対して、NY連銀のダドリー総裁が

 『this is small potatoes (取るに足らない)』と発言するなど、

 FRBの要人の利上げへの強気な姿勢は警戒されており、今後、

 債券市場や株式市場の調整が進む可能性は否定できぬが...、

 ただ、NYダウのチャートでは一目均衡表の日足で雲を割り込むも、

 2016年からの上昇トレンドラインは割り込んでいなく、

 NYダウは先週末に330.44ドル高となって、VIX指数も29.06

 落ち着きを見せていることから、下げは一旦は一服となる可能性も

 あるのではなかろうかのう...。溜口剛太郎殿」


『株式市場は高値圏での波乱の状況だけどさぁ、

 早く落ち着きを取り戻してもらいたいもんだぜ...。

 ところで...、米暫定予算案はすったもんだの末に可決となり、

 また、ケリー大統領首席補佐官が辞意を表明したとのニュースや

 「黒田日銀総裁、続投」の報道もあったよな...。ジイさん』


「ふむ。黒田日銀総裁の続投は日銀の金融緩和継続として

 市場に安心感を与えるのではなかろうかのう...」


『さてところで...、ジイさん。今日は何のお話だい?』


「ふむ。そうじゃのう...。今日は『価格のaccelerate(加速)のお話』

 でもさせてもらうとしようかのう。溜口剛太郎殿。」


『まぁ、よろしい。聞いてやるとしようじゃないか...。ジイさん』


「価格の動きは、不活発でボラティリティが停滞気味となることも、

 また一方、活発に動きボラティリティが高まる事があるものでのう」


『ボラティリティが拡大と縮小を繰り返す事に異論を問える人はいなく

 まぁ、相場の1つの摂理と言ってもよいんじゃないかな...

 苛つくような小幅揉み合いの低ボラの状況が延々と続く事もあれば、

 価格が走りボラが拡大してナイアガラ状態になる事もあるもんだぜ』


「そして、低ボラ状況では価格の変化速度も遅くローソク足も小さいが

 ボラが拡大するる時は価格の変化速度も速くローソク足も大きくなる

 傾向があるものなのじゃのう...。溜口剛太郎殿」


『あははっ。そんなの当たり前の事じゃないかよ。ジイさん。

 時間区切りで描画されるローソク足は価格の変化速度が遅いと小さく

 一方...、価格の変化速度が速いとローソク足も大きくなるもんだぜ』


「そして、相場には前回高値安値、レジサポ、フィボナッチのポイント

 またラウンドナンバーなど、チャートポイントが存在するが...、

 チャートポイントをよちよち抜ける時はダマシになりがちでも、

 価格の変化速度が速く大きなローソク足となってチャートポイントを

 あたかも無視するかのように勢いよく一気に抜け去る時、価格が走り

 ブレークしてボラティリティが拡大することが多いものでのう...」


『まぁ...、チャートポイントを勢いよく抜けてもダマシとなることも、

 また一旦、チャートポイント抜けてからリバースムーブ(引き戻し)

 となって、それからレジサポ転換のロールリバーサルを確認してから

 再上昇(再下降)となって本格的に動意づくこともよくあるが...

 大きなローソク足でチャートポイントを抜けることは、まぁ、

 1つの動意昂進のエビデンスになることは多いわなぁ...。ジイさん』


「ふむ。『価格のaccelerate(加速)』が動意の高進や変化の狼煙として

 大切な示唆やエビデンスとなることは多いものなのじゃのう...。

 『小幅レンジとなっていた帯域ゾーンを大きなローソク足で抜ける』

 という事だけではなく...、たとえば、下落時の陰線の連なりの後に

 最後の陰線よりも大きな陽線で切り返した場合、これは包み足とか

 エンガルフィンバーと呼ぶが、大きな陽線の示現は買い勢力の強まり

 を示して陽転の1つのサインとなることがあり...

 また、たとえば、下落時の最後の長い陰線が急速に切り返した時、

 実体よりはるかに長い下ヒゲを示現することがあるが、

 これはピンバーとも呼ばれ、長いヒゲ部は『みなし長大陽線』として

 観てよく、急速に買いの勢力が強まったことを示して、

 陽転の1つのサインとなることがあり...

 そして、たとえば、下落時のローソク足の形において

 『ピンバー + 次足に大きめの陽線示現』はキーリバーサルと呼ばれ

 下落が転換する重要なサインとなる事があるのじゃのう...」


『こうしてみると、「たかがローソク足」と軽視しがちではあるが...、

 チャートポイントのブレークでも、価格の方向転換においても

 「これまでよりも大きなローソク足が示現した時」は

 「プラインアクションとして重要な示唆になる」ことが少なくなく、

 あながち軽視すべきではないのかもしれないよな...。ジイさん』


「ふむ...。『価格のaccelerate(加速)』を伴う大きめのローソク足や

 長大ヒゲの示現はトレードの大切な示唆になる事が多いのじゃのう」


『あははっ。「価格のaccelerate(加速)に刮目(かつもく)せよってか...






なーんちゃって。

またまたお話が長くなりました。 m(_ _)m




ではまた来週。

トレードと凡事のお話 その277

  • 投稿日:

先週末のNYダウは665ドル安と金融危機以来の暴落になりました。

さて、今週9日から第23回冬季五輪・平昌大会が開催されますね。




■先週(129日から22)の主な出来事や要人発言



先週は、ドルインデックスが88.91で始まり、89.47へ上昇した後に

88.39へ下落して、その後、反発して89.04で週の終値になりました。

10年債利回りは週レベルで2.841%に上昇しました。

NY原油先物(WTI)3月限は週の終値で65.45ドルに下落しました。

NYダウは週間1095.75ドル下落、25520.96ドルで取引を終える。




<129()>

日経平均は75.26円高で寄り付き2.54円安の23629.34で大引け。

東京時間に米10年債利回りは一時2.69%台へ上昇。

ユーロドルが一時1.24台を割り込む。

麻生金融相

「本日、仮想通貨取引に対して業務改善命令を出した」

中国上海株式市場は0.99%安で取引を終える。

ロンドン時間序盤に米10年債利回りは2.70台へ上昇。

ドル円が一時109円台を回復。ユーロドルが一時1.24台を割り込む。

独5年債利回りは一時0.002%。(2001512月以来のゼロ%超え)

浅川財務官

「為替市場、投機的な動きあるか緊張感持って注視」

プラートECB理事

「国内の物価圧力は引き続き抑制されている。

 大規模な金融緩和策が引き続き必要。

 政策の設定はデータに依存している」

ロンド時間前半にダウ先物がマイナス圏へ反落。

原油先物は65ドル台へ下落。

ロンドン時間前半に米10年債利回りは一時2.72台へ上昇。14年来。

ユーロドルが1.23台へ下落。ポンドドルが1.41台を割り込む。

報道

「北朝鮮、五輪前に南北合同行事中止を通告」

米コアPCEデフレータ(12)は予想とおりの前月比0.2%。

アトランタ連銀GDPナウ第1四半期の見通しは4.2%。

ドル円が一時109円台を回復。

EU「英国の移行期間の交渉入りを正式に承認。期限は2012月」

デービスEU離脱交渉担当相

「3月のEU首脳会談までには決着させたい」

ブルームバーグ (関係筋の話)

「ECBは月300億ユーロで9月末まで実施する予定の資産購入を

 突然終了させるよりも3ヵ月程度かけてゼロにする方針を堅持へ」

NY時間後半に米10年債利回りは2.69%台へ低下。

NYダウは177.23ドル安の26439.48で取引を終える。

NASDAQSP500も反落。VIX指数は13.61に上昇。


<130()>

NZ貿易収支(12)は予想より強い6.40NZドル。

日経平均は70.01円安で寄り付き337.37円安の23291.97で大引け。

日経平均は5日続落。

ドル円は一時108円台後半へ下落。

麻生財務相

「仮想通貨交換業者のシステム管理体制強化が必要。

 通貨交換業者に対して必要に応じ立ち入り検査実施を検討。

 仮想通貨取引ではイノベーションと利用者保護のバランスが大事」

10年債利回りは一時2.73%台へ上昇。

ドル円が一時109円台へ反発。ドルストレートが反落。

ダウ先物が急落。ドル円が再び下落。

中国上海株式市場は0.99%安で取引を終える。

原油先物は64ドル台へ下落。

ポンドドルが一時1.40台を割り込む。

独仏英の株式市場は軟調傾向で推移。

ロンドン時間序盤に米10年債利回りは一時2.68%台へ低下。

ドルストレートやクロス円が反発。

EU離脱による影響を分析した英政府内の秘密文書 (漏洩)

「(1)EUとの通商協議が決裂した場合は大打撃、

(2)ハード・ブレクジットなら向こう15年で最大8%成長は縮小、

(3)ソフト・ブレクジットなら2%成長を押し下げ」

欧第4四半期GDP速報は予想とおりの前年同期比2.7%。

ユーロドルが一時1.24台を回復。ポンドドルが1.41台を回復。

独消費者物価指数速報(1)は予想より弱い前月比-0.7%。

発表直後はユーロ売り反応。

NY時間序盤にドル円が一時108円台前半へ下落。

米消費者信頼感指数(1)は予想より強い125.4。反応は限定的。

ブルームバーグ

「アイルランドのドナフー財務相は同中銀のレーン総裁を

 次期ECB副総裁にレーン氏を推薦する意向」

ムニューシン米財務長官

「長期的な米国の利益にかなう強いドルを支持。

 介入のない自由な為替市場を支持。

 トランプ大統領は一般教書演説でインフラについて話す」

ドル買い反応。ドルストレートがやや反落。

カーニー英BOE総裁

「設備投資は上昇したものの世界的な需要を考慮すれば不十分。

 2019年も設備投資は上向きを予想。 

 英EU離脱交渉が明確になれば設備投資を支援。

 英EU離脱交渉に関してはバイアスを持っていない。

 ポンド安はインフレを通してなお影響している。

 トランプ大統領のドルに関する発言を評価。

 インフレ目標の枠組みは適切。実質所得の伸びは年後半に回復する」

英国の株式市場は1.09%安で取引を終える。

独の株式市場は0.95%安で取引を終える。

NYダウが一時400ドル超の下落。

NY時間後半に米10年債利回りは一時再び2.73%台へ上昇。

NYダウは362.59ドル安の26076.89で取引を終える。

NASDAQSP500も下落。VIX指数は14.58に上昇。


<131()>

原油先物は63ドル台後半へ下落。

日経平均は86.74円安で寄り付き193.68円安の23098.29で大引け。

日経平均は6日続落。

般教書演説の抜粋 (ホワイトハウス)

「新たな米国の時にある、と宣言。

 インフラ問題について、民主党、共和党、両党との協力を要請する。

 移民問題について両党の協力を提案する」

豪第4四半期消費者物価指数は予想より弱い前年同期比1.9%。

豪ドル売り反応。

中国製造業PMI(1)は予想より弱い51.3

黒田日銀総裁 (参院予算委員会)

「中長期的な予想物価上昇率は着実に上昇。

 根付いたデフレマインドの転換には時間がかかる。

 企業の賃金価格設定が慎重で物価上昇が鈍くなっている。

 粘り強く金融緩和を続けることで、

 2%の物価目標を達成することが日銀の使命」 

ドル円が一時109円台を回復の後に反落。

トランプ米大統領 (一般教書演説)

Make America Great Againのための明確なビジョンを持っている。

 株式市場は続々と記録を更新。悪い貿易協定の修正に取り組む。

 インフラ整備や移民政策が内政の優先課題。

 国内輸送インフラの整備に向け15000億ドル投資を呼びかける

 民主・共和両党を分断させる怒りに満ちた党派心を乗り越えるべき」

10年債利回りは2.70%台へ低下。

黒田日銀総裁 (参院金融委員会)

「仮想通貨について、支払い決済や金融は信頼に支えられている。

 中銀のデジタル通貨発行の予定は無い。

 決済手段のデジタル化対応は需要。

 仮想通貨への投資家はリスクを認識する必要。

 景気は緩やかに拡大している。

 引き続き現在の強力な金融緩和を続けることが必要」

岩田日銀副総裁

「予想したよりも円高が進んでいる。

 投資家は日銀の政策を十分に理解していない。

 日銀がすぐに金利を上げるという見方は誤解」

原油先物は64ドル台へ反発。米10年債利回り一時2.69%台へ低下。

ロンドン時間にポンドドルやポンド円が反落。

欧消費者物価指数速報(1)は予想より強い前年同月比1.3%。

クーレECB専務理事

「引き続き大規模な金融刺激策が必要」

ADP雇用統計(1)は予想より強い前月比23.4万人。

発表直後はドル買い反応。米10年債利回りは一時2.72%台へ上昇。

米第4四半期雇用コスト指数は予想とおりの前期比0.6%。

加月次GDP(11)は予想とおりの前月比0.4%。

加ドル買い反応。

シカゴ購買部協会景気指数(1)は予想より強い65.7

ドル円が一時109円台を回復。NYダウが一時200ドル超の上昇。

米中古住宅販売成約(12)は予想とおりの前月比0.5%。

EIA週間石油在庫統計では原油在庫が677.6万バレルの増加。

クーレECB専務理事

「通貨安戦争は常に採算の取れない提案。

 為替の変動は正当化されない引き締めを誘導する可能性」

英の株式市場は0.72%安で取引を終える。

FOMCが政策金利を1.25-1.50%に据え置く。

FOMC声明

「さらなる緩やかな金利上昇が適切になる公算。

 インフレ率は今年上昇し、中期的に2%前後で安定。

 見通しは概ね均衡。労働市場の力強さが続く。

 経済活動は底堅く上昇。失業率は低下。

 雇用、設備投資は底堅く推移。2月5日付でパウエル氏が議長就任。

 全会一致で据え置き決定」

10年債利回りは一時2.75%台へ上昇。

ドル円が一時109円台半ばへ上昇。

原油先物3月限の終値は64.73ドル。

カナダ外相

「NAFTA協議に慎重ながら楽観的。重大な相違点は残る」

NYダウは72.50ドル高の26149.39で取引を終える。

NASDAQSP500も小幅上昇。VIX指数は13.54


<21()>

日経平均は177.81円高で寄り付き387.82円高の23486.11で大引け。

10年債利回りは2.71%から2.73%で推移。

豪住宅建設許可(12)は予想より弱い前月比-20.0%。

発表直後は豪ドル売り反応。

中国上海株式市場は0.97%安で取引を終える。

10年債利回りは一時2.74%台へ上昇。

ドル円が109円台後半へ上昇。ドルストレートがやや下落。

ロンドン時間序盤にポンドドルが上昇。ユーロドルが反発。

豪ドル米ドルは軟調に推移。

独仏の株式市場はプラス圏で始まりマイナス圏へ反落。

原油先物は65ドル台へ上昇。

スイス財務相

「世界的な税収獲得合戦が始まった」

ロシア中銀総裁

「2月9日の利下げの可能性排除せず」

プラートECB理事

「金融政策はファンダメンタルズ・データに基づいて展開する。

 依然として成長とインフレの繋がりが悪い面が残る。

 ECBのインフレ目標にはまだある程度の隔たりがある」

米新規失業保険申請件数は予想より強い23.0万件。

10年債利回りは2.72%台へ低下。ドル円が反落。

ISM製造業景況指数(1)は予想より強い59.1

市場反応は限定的。

NYダウは100ドル超下げて始まる。

IMF報道官

「FRBはパウエル次期議長のリーダーシップのもとで、

 緩やかな利上げを続けると見ている」

オーストリア中銀総裁

「私は事実に蓋をしない。現在の状況は債券購入は終了すべきとき」

ユーロドルが1.25%台へ上昇。

独の株式市場は1.41%安で取引を終える。

英の株式市場は0.57%安で取引を終える。

原油先物3月限の終値は65.80ドル。

トランプ大統領

「税制改革の第2段階があるかもしれない。

 処方薬の価格引き下げるべき」

10年債利回りは一時2.79%台へ上昇。

NYダウは37.32ドル高の26186.71で取引を終える。

NASDAQSP500はやや下落。VIX指数は13.47


<22()>

NZ住宅建設許可件数(12)は前回値より弱い-9.6%。

日経平均は124.44円安で寄り付き211.58円安の23274.53で大引け。

日経平均は一時300円超の下落。

豪第4四半期生産者物価指数は前回値より強い前年同月比1.7%。

原油先物は66ドル台前半で推移。

日銀国債買い入れオペ通知

「残存5年超10年以下は4500億円に増額(前回4100億円)

 残存10年超25年以下は1900億円(前回1900億円)

 残存25年超は800億円(前回800億円)」

円売りが優勢に。

中国上海株式市場は0.44%高で取引を終える。

独仏英の株式市場は軟調に推移。

ロンドン時間序盤はドルストレートが反落。

ユーロドルが1.25台を割り込む。豪ドル米ドルが0.80台を割り込む。

ロイター

「日銀総裁候補、日政府が2月中下旬に提出の可能性」

英建設業PMI(1)は予想より弱い50.2

ロンドン時間前半に米10年債利回りは一時2.80%台へ上昇。

欧生産者物価指数(12)は予想より弱い前年同月比2.2%

EU「英国との離脱交渉の次のラウンドは2月6日から開催」

クーレECB理事

「市場はインフレリスクに対する備えに欠けている。

 世界的なインフレリスクに対する見方が変化すれば、

 リスクプレミアム調整の可能性も」

独仏の株式市場は1%超の下落。ダウ先物が200ドル超の下落。

原油先物が65ドル台へ反落。

米非農業部門雇用者数(1)は予想より強い前月比20.0万人、

米失業率(1)は予想とおりの4.1%、

米平均時給(1)は予想より強い前月比0.3%。

10年債利回りは一時2.85%台へ上昇。

ドル買い反応。ドル円が110円台へ上昇。ポンドドル1.41台へ下落。

原油先物は一時64ドル台へ下落。

ミシガン大学消費者信頼感指数確報(1)は予想より強い95.7

米製造業新規受注(12)は予想より強い前月比1.7%。

市場反応は限定的。

コーン米国家経済会議(NEC)委員長

「第1四半期は力強いGDPを期待。

 株式市場は長期上昇トレンドから安定化すると見ている。

 税制改革で個人の減税恒久化が望ましい。

 強いドルは常に米国の利益に最大限かなうものだ。

 雇用統計の賃金の伸び加速はトレンドの始まりと期待」

トランプ米大統領

「韓国の文在寅大統領と北朝鮮問題に関して協議した。

 日本の安倍首相とも話した」

独の株式市場は1.68%の下落。仏の株式市場は1.64%の下落。

英の株式市場は0.63%の下落。

ダラス連銀総裁

「今年のGDPは2.5%から2.75%を見込む。

 今年の設備投資は力強い。失業率は3%台に低下するだろう。

 今年はインフレ圧力が若干見られるだろう」

サンフランシスコ連銀総裁

「FOMCは緩やかな利上げ計画の維持を。

 利上げは経済を軌道に維持し、過熱を回避する。

 インフレは今年と来年に上昇へ。バブルが弾けた兆候はない。

 今年のGDPは2.5%を見込む。直近の物価統計は心強い。

 ユーロ圏の成長は実に拡大した。ユーロ高は見通しの良さの表れ」

原油先物3月限の終値は65.45ドル。米10年債利回りは2.841%

NYダウは665.75ドル安の25520.96で取引を終える。

NASDAQSP500も大幅下落。VIX指数は17.31へ上昇。




<先週のドル円の概況>

先週のドル円は、週初29日に108.70レベルで始まりロンドンフィッ

クスにかけて109.20へ上昇した後に揉み合いながらも反落して30

NY時間序盤にかけて週安値となる108.41へ下落する展開になりま

した。その後、反発して揉み合いながらも堅調傾向で推移して、1日の

ロンドン時間にかけて109.75へ上昇しましたが、その後、NY時間終

盤にかけて109.22へ下押しする展開になりました。その後、再び反発

して揉み合いながらも堅調傾向で推移して、2日の米雇用統計の発表後

に上伸して週高値となる110.48へ上昇た後に110.16レベルで週の取引

を終えました。



<先週のユーロドルの概況>

先週のユーロドルは、週初29日に1.2427レベルで始まりロンドンフ

ィックスにかけて1.2337へ下落した後にNY時間終盤にかけて1.2390

へ反発しましたが、その後、再び反落して30日のロンドン時間序盤に

かけて週安値となる1.2335へ下落する展開になりました。その後、

反発してNY時間序盤にかけて1.2454へ上昇しましたが、その後、

NY時間後半にかけて1.2384へ下押しする展開になりました。その後

再び反発して31日のNY時間前半にかけて1.2474へ上昇しましたが、

その後、FOMCの発表後に1.2387へ下押して揉み合いになり1日の

ロンドン時間序盤に1.2385へ再び下押す展開になりました。その後、

切り返して、堅調傾向で推移してNY時間終盤にかけて週高値となる

1.2522へ上昇しましたが、その後、揉み合いを経て、2日の米雇用統計

の発表後に反落して1.2409へ下落する展開になりました。その後、

NY時間後半にかけて1.2490へ反発した後に1.2456レベルで週の取引

を終えました。






●今週(25日から29)のドル・円・ユーロの注目点


<今週のドル円>

今週のドル円相場は、上昇した場合、まずは先週高値の110.48を巡る

攻防が注目されます。ここを上抜けた場合は20171127日の安値

110.84、さらに上昇した場合は111.00の「00」ポイント、ここを上抜

けた場合は118日の高値111.48、さらに上昇した場合は2017

1016日安値111.65、ここを上抜けた場合111日の高値111.87

さらに上昇した場合は112.00の「00」ポイントを巡る攻防が注目され

ます。

一方、下落した場合、まずは2日の安値110.01から110.00の「00

ポイントを巡る攻防が注目されます。ここを下抜けた場合は1日の高値

109.75、さらに下落した場合は31日の高値109.44、ここを下抜けた場

合は1日の安値109.22、さらに下落した場合は109.00の「00」ポイン

ト、ここを下抜けた場合は131日の安値108.59、さらに下落した場

合は先週安値108.41、ここを下抜けた場合は126日の安値108.28

を巡る攻防が注目されます。


今週のドル円相場にかかわる経済指標では、5日の中国財新サービス業

PMIと米ISM非製造業景況指数、6日の米貿易収支、8日の日国際貿易

収支と中国貿易収支と米新規失業保険申請件数、9日の中国消費者物価

指数と中国生産者物価指数、などが注目されます。


さて先週は、NYダウが週間1095ドルの大幅下落となるも、米10年債

利回りが週末にかけて一時2.85%台へ上昇するなか、米FOMC、トラ

ンプ大統領の一般教書演説、日銀国債買い入れオペ通知、そして米雇用

統計の発表などイベントを経過して、108円台半ばで始まり揉み合いを

経た後に堅調傾向で推移して110円台半ばへ上昇して、110円台前半で

取引を終えました。

先週、NYダウなど米株式市場の大幅下落によるリスク回避の円買いの

動きは日銀の国債買い入れオペ通知で「残存5年超10年以下は4500

億円に増額」との発表もあり抑制されていて、米債券利回りの上昇を

背景に週間では堅調傾向で推移したドル円ですが、今週も米株式市場の

動向および米債券利回りの動向が注目されます。

また今週は、毎月の定例イベントの感もありますが、28日に期限を

迎える米つなぎ予算を巡る動向も注目されます。




<今週のユーロドル>

今週のユーロドル相場は、上昇した場合、まずは2日のNY時間後半の

戻り高値1.2490から1.2500の「00」ポイントを巡る攻防が注目され

ます。ここを上抜けた場合は先週高値の1.2522、さらに上昇した場合

125日の高値1.2537、ここを上抜けた場合は201412月第2週の

高値1.2570、さらに上昇した場合は1.2600の「00」ポイント、ここを

上抜けた場合は201410月第3週の安値1.2614を巡る攻防が注目さ

れます。

一方、下落した場合は、まずは2日の米雇用統計後の安値1.2409を巡

る攻防が注目されます。ここを下抜けた場合は1日の安値1.2385から

130NY時間後半の押し安値1.2384、さらに下落した場合は1

29日の安値1.2337から先週安値1.2335、ここを下抜けた場合1.2300

の「00」ポイントを巡る攻防が注目されます。


今週のユーロドル相場にかかわる経済指標および要人発言では、5日の

欧小売売上高とドラギECB総裁の発言、6日の独製造業新規受注、

7日の独鉱工業生産、などが注目されますが、対ドル通貨ペアとして、

5日の中国財新サービス業PMIと米ISM非製造業景況指数、6日の米

貿易収支、8日の中国貿易収支と米新規失業保険申請件数、9日の中国

消費者物価指数と中国生産者物価指数、などが注目されます。


さて、先週のユーロドルは1.24台前半で始まり、独株式市場が軟調に

推移するなか、ハト派のクーレECB専務理事の「引き続き大規模な

金融刺激策が必要」との発言はあるも、オーストリア中銀総裁の「私は

事実に蓋をしない。現在の状況は債券購入は終了すべき時」とのタカ派

の発言も背景に一時1.25台前半へ上昇しましたが、週末の米雇用統計

の発表を受けて米10年債利回りが一時2.85%台へ上昇したことも背景

に下押して1.24台半ばで取引を終えました。

IMM通貨先物では130日時点でユーロが148742枚の買い越しと

なっていて、1.25台前半からは頭が重い印象がありますが、5日のドラ

ECB総裁の発言が注目されますとともに、今週も株式市場および債

券利回りの動向が注目されます。

また、8日にスーパー・サーズデーを迎えるポンドですが、英CPIなど

物価動向が高まりもみられていることからBOE四半期インフレ報告が

注目されます。





■トレードと凡事のお話 その277


前回からの続きのお話です。


投資苑で有名なアレキサンダー・エルダー博士が

トレードでは当たり前なことこそが大切として、

「投資苑3」の中でこう語っています。


「相場には秘密があります。

 秘密がないということが秘密なのです。」


相場やトレードで秘密ではない「当たり前なこと」とは

いったいぜんたい何なのでしょうか...。


今回は「トレードと凡事」その第二百七十七話です。


それでは、はじまり、はじまり~。^^




『おい、ジイさん。先週はFOMC、トランプ大統領の一般教書演説、

 日銀国債買い入れオペ通知、そして米雇用統計の発表などなど、

 沢山のイベントがあったが、ドル円はNYダウの大幅下落の中でも

 米雇用統計が好結果だったこともあり110円台へ上昇したよな...


「ふむ。そうであったのう...。溜口剛太郎殿。

 先週末、米10年債利回りが一時2.85%に上昇したことも背景に

 NYダウは665ドル安となって2008121日以来となる

 歴代6番目の下落幅となり週間でも1000ドル超の下落となったが、

 リスク回避の円買いの動きは日銀の国債買い入れオペ通知で

 『残存5年超10年以下は4500億円に増額』との発表もあり

 抑制されていたとともに、日米金利差の拡大も背景に

 ドル円は110円台へと上昇することになったのう...


『でもさぁ、米債券利回りは何であんなに上昇したのかねぇ...』


「米国のインフレ圧力に加えて、FRBが米国債保有を減らしている中

 大型減税に伴う財政赤字の拡大で米財務省が米国債の発行増を

 余儀なくされていて、米国債の需給悪化が米債券利回りの上昇を

 招いたのではあるまいかのう...。溜口剛太郎殿」


『週明け、日経平均も下落して始まりそうな雰囲気だが、

 NYダウ下落が世界同時株安のトリガーにならなければよいけどな』


「そう願いたいものじゃが、嫌な雰囲気は漂っているようじゃのう...。

 独仏の株式市場は既に軟調傾向であり、仮にもしもそうなれば、

 日米金利差の拡大で支えられているドル円もリスク回避で

 円高圧力がかかるやもしれぬのう...。溜口剛太郎殿」


『さてところで...、ジイさん。今日は何のお話だい?』


「ふむ。そうじゃのう...。9日から第23回冬季五輪・平昌大会が

 開催されることにちなみ、今日はスポーツなどでよく言われる

 『心技体』についてお話させてもらうとしようかのう...」


『まぁ、よろしい...。聞いてやろうじゃないか。ジイさん』


「心技体の語源については諸説あるようで、1953年に来日した

 フランス柔道連盟会長の『柔道とは一体何か』との問に対し

 柔道家の道長伯氏が『最終目的は心技体の錬成である」と

 答えたことに由来しているとも言われておるようじゃが...、

 明治44年に出版された古木源之助著『柔術独習書』で説かれた

 『第一、身体の発育。第二、勝負術の鍛錬。第三、精神の修養』

 に (語順は違うが) 由来しているとする説が有力なようじゃのう...


『心技体は、今では多くのスポーツや競技で使われる言葉だよな...。

 格好良く言えば、「メンタル、テクニック、フィジカル」って事か』


「心技体はスポーツのみならずトレードにも相通じところがあって、

 トレードでもメンタルは大切とされ、トレード技術はもちろんじゃが

 体調不良や疲れている時は戦績も不調となりがちではなかろうか...」


『まぁな...。体調が悪い時はトレードも冴えない事があるもんだぜ。

 またメンタルついても精神論だとバカにはできないんじゃないかな』


「そしてメンタルは、ある書籍の説によると『忍耐力』、『闘争心』、

 『勝利意欲』、『自己コントロール能力』、『リラックス能力』、

 『集中力』、『判断力』、『決断力』、『自信・確信』、『恐怖に勝つ』

 など、10の要素があるそうなのじゃのう...。溜口剛太郎殿」


『へーっ。メンタルについて深く考えた事はなかったが...、確かに

 11つの言葉を聞けばトレードの際に必要なメンタルなのかもな』


「ただ...、メンタル面が単独で強化されるということではなく、

 トレードの学習と技能を身に着け深化させる『練習』を通じて

 メンタル面も強化されることになるのではあるまいかのう...」


『学習と練習がトレードの技能を高め、また練習によって高まった

 トレードの技能が自信になりメンタルも強化されるという事か...』






なーんちゃって。

またまたお話が長くなりました。 m(_ _)m



ではまた来週。


トレードと凡事のお話 その276

  • 投稿日:


2018
年になって早くも1ヶ月が過ぎますが、

今週末にイエレンFRB議長が4年の任期を満了されますね。




■先週(122日から126)の主な出来事や要人発言




先週は、ドルインデックスが90.34で始まり、軟調傾向で推移して

88.27へ下落した後に88.87で週の終値になりました。

10年債利回りは週レベルで2.660に低下しました。

NY原油先物(WTI)3月限は週の終値で66.14ドルに上昇しました。

NYダウは週間544.99ドル上昇、26616.71ドルで週の取引を終える。





<122()>

米連邦政府機関閉鎖を受けてドル売り優勢で始まる。

報道

「独第2党のSPDは21日の党大会で、メルケル首相が率いる

 CDU・CSUとの連立協議入りを正式決定」

ユーロドルは一時1.22台後半へ上昇。

報道

「米共和党は米民主党が求める暫定予算合意のために

 DACA(若年時に米国へ渡った層の国外退去免除措置)の継続など

 移民問題へのコミットメントを行うことを拒否している」

日経平均は10.22円安で寄り付き8.27円高の23816.33で大引け。

10年債利回りは2.66%台から2.64%台で推移。

東京時間はドル買いがやや優勢。

ロンドン時間序盤はドルストレートが反発。

ポンドドルが1.39台へ上昇。豪ドル米ドルが0.80台へ上昇。

独仏の株式市場は前週末レベルで揉み合う。

NY時間序盤はポンドが上昇。

IMF世界経済見通し

「米国 18年:2.7%、19年:2.5

 ユーロ圏 18年:2.1%、19年:2.0

 日本 18年:1.2%、19年:0.9

 英国 18年:1.5%、19年:1.5

 中国 18年:6.6%、19年:6.4

 インフレが加速しFRBが予想より速いペースで利上げけば、

 多額の債務を抱える同国経済に痛手を与える恐れがある」

NY時間序盤に米10年債利回りは2.63%台へ低下。

シューマー上院民主院内総務

「上院は政府機関閉鎖の解消で合意した」

報道

「米上院は政府閉鎖を解消する暫定予算法案採決の動議を可決、

 本会議での採決を行う」

ペンス米副大統領

「米政府機関の閉鎖は終了する。シューマー・シャットダウンは失敗」

10年債利回りは一時2.66%台へ上昇。ドル買い反応。

ドル円が一時111円台前半へ上昇。

ホワイトハウス報道官

「トランプ大統領は米上院がつなぎ予算案を可決すれば

 署名するだろう。政権の移民問題の優位性に変更はない。

 民主党の閉鎖の構えは擁護できない」

原油先物2月限の終値は63.62ドル。

NYダウは142.88ドル高の26214.60で取引を終える。最高値を更新。

NASDAQSP500も最高値を更新。VIX指数は11.03に低下。




<123()>

報道「米上院が28日までの暫定予算案の可決に十分な賛成票」

日経平均は108.07円高で寄り付き307.82円高の24124.15で大引け。

東京時間序盤はドル売りが優勢。ポンドドルが一時1.40台へ上昇。

報道「トランプ大統領が暫定予算に署名」

日銀が政策金利を-0.1%に据え置く。

日銀展望リポート

「実質GDP+1.3%~1.5 (前回1.2%~1.4%)

 物価 +1.3%~+1.6%(前回+1.1%~+1.6%)

 海外経済が緩やかな成長を続ける下で、

 極めて緩和的な金融環境と経済対策を下支えに景気の拡大が続き、

 18年度までの期間を中心に潜在成長率上回る成長を維持。

 従来の見通しと比べると、経済成長率、物価ともに概ね不変。

 リスクバランスは経済について概ね上下にバランス、

 物価は下振れリスクの方が大きい。

 金融政策、物価安定目標の実現を目指し、安定的に持続するために

 必要な時点まで「長短金利操作付き量的・質的緩和」を継続。

 今後とも情勢踏まえモメンタム維持のため必要な政策の調整」

日銀

「日銀金融政策は長短金利操作、資産買い入れ方針ともに

 直近と同様に81で決定。反対はいずれも片岡委員。

 片岡委員は2%の物価目標達成が後ろずれした場合に、

 追加緩和措置が適当との文言を本文中に求める。

 2018年度中に目標を達成するために、10年超の幅広い国債金利を

 一段と引き下げるよう買い入れ行うことが適当と主張」

日銀の発表後は円買い反応。米10年債利回りは2.64%台で推移。

黒田日銀総裁

「景気は緩やかに拡大。物価は下振れリスクのほうが大きい。

 日本経済は潜在的な水準を上回る成長続いている。

 片岡委員は物価見通しの記述に反対。

 出口を検討する段階には至っていない。

 現在の強力な金融政策を粘り強く進めること必要。

 2%目標の実現にはなお隔たりがある。

 株式市場の過度の期待の強気化は観察されない。

 現時点でETF買い入れを見直す必要はない。

 ETF、企業統治の面でも大きな問題になっていない。

 予想物価上がったから金利調整必要とは全く考えず。

 2%の物価目標を変更すること全く考えていない。

 共同声明を見直す必要があるとは全く考えていない。

 市場動向により増減、オペが困難になることはない。

 オペの金額やタイミングは金融政策の先行き示さない。

 家計や企業のデフレマインドで2%達成時期後ズレ」

ドル円が一時111円台を回復。

中国上海株式市場は1.29%の上昇。6日続伸。

ロンドン時間序盤に米10年債利回りは2.62%台へ低下。

独の株式市場は堅調傾向で推移。

ロンドン時間はドル円やクロス円が反落。ドルストレートが反落。

伊5つ星運動

「ユーロ離脱の国民投票を選挙綱領に盛り込まず」

ZEW期待指数(1)は過去最高水準の20.4。ユーロ買い反応。

スティグリッツ教授

「トランプ大統領の関税は世界環境と米経済に有害」

NY時間に米10年債利回りは一時2.61%台へ低下。

ドルストレートが上昇。ドル円は軟調傾向で推移。

原油先物は64ドル台へ上昇。

米リッチモンド連銀製造業指数(1)は予想より弱い14

欧消費者信頼感速報(1)は予想より強い1.3(17年ぶり高水準)

ユーロドルが一時1.23台へ上昇。ポンドドルが一時1.40台へ上昇。

トランプ大統領

「DACAを巡り2月8日までに共和党と民主党が

 合意できるか誰も確実には分からない。しかし皆が努力するだろう。

 協議では軍と国境警備にも重点が置かれる。

 民主党はたった今、政府閉鎖が答えではないことを学んだところだ」

FRB理事に指名されているグッドフレンド氏

「インフレについては緩やかな上昇を予想。

 来年か、その辺りまでには目標に到達。FRBの2大責務を重視。

 低インフレよりも低成長のほうがより腐食する。

 日銀の刺激策継続を支持」

米2年債入札では最高落札利回り2.066%、応札倍率3.22倍。

トランプ大統領

「米国の雇用を守るための行動に署名している。

 太陽光設備の輸入に関税を導入。

 鉄鋼とアルミへの関税適用の可能性も検討。

 NAFTAの協議は良好に進んでいる」

原油先物3月限の終値は64.47ドル。

NYダウは3.79ドル安の26210.81で取引を終える。

NASDAQSP500は最高値を更新。VIX指数は11.10




<124()>

日経平均は97.72円安で寄り付き183.37円安の23940.78で大引け。

東京時間はドル売り円高で推移。ドル円が109円台へ下落。

10年債利回りは2.61%から2.62%台で推移。

中国上海株式市場は0.37%高で取引を終える。

ロンドン時間序盤に米10年債利回りは2.63%台へ上昇。

NY金先物の時間外取引で1347ドル台へ上昇。

英の株式市場は軟調傾向で推移。

ムニューシン米財務長官

「米ドル安は貿易にとって良い機会を与える」

ロンドン時間はドル売りが優勢の展開。

ポンドドルは一時1.41台へ上昇。

英失業者数(12)は前回値より弱い0.86万人、

英失業率(12)は前回値より強い2.4%。市場反応は限定的。

ロス米商務長官

「さらなる関税措置が講じられるだろう。

 中国が技術イノベーションの戦略目標として掲げる

 中国製造2025に対する」

ドラギECB総裁

「原油価格上昇がユーロ圏インフレ押し上げにそれほど寄与してない。

 QEは統計的に有意な変化を為替レートに及ぼしていない。

 為替相場の動きは政策の副作用で主要な伝達経路や目的ではない」

NY時間序盤に米10年債利回りは一時2.66%台へ上昇。

ドル円は軟調に推移。ドルストレートは堅調に推移。

ポンドドルが一時1.42台へ上昇。

米中古住宅販売件数(12)は予想より弱い557万件。

市場反応は限定的。

EIA週間石油在庫統計では原油在庫が107.1万バレルの減少。

原油在庫の10週連続の減少を受けて原油先物が65ドル台へ上昇。

英の株式市場は1.14%下落。独の株式市場は1.07%下落。

米5年債入札では最高落札利回り2.434%、応札倍率2.48倍。

ドル円が一時108円台へ下落。ユーロドルが一時1.24台へ上昇。

ホワイトハウス報道官

「我々は非常に安定したドルを持っている。

 ドルはこれまで同様に力強く安定的。

 ホワイトハウスは変動為替相場を信じている。

 トランプ壁建設に関しては月曜日に詳細を発表」

NYダウは41.38ドル高の26252.19で取引を終える。最高値を更新。

NASDAQは反落。SP500は小幅安。VIX指数は11.39




<125()>

NZ4四半期消費者物価指数は予想より弱い前期比0.1%

NZドル売り反応。

日経平均は190.13円安で寄り付き271.29円安の23669.49で大引け。

10年債利回りは2.64%台から2.63%台で推移。

ドル円が一時108円台へ下落。ドルストレートが堅調傾向で推移。

原油先物が66ドル台へ上昇。

ユーロドルが1.24台半ばへ上昇。ポンドドルが一時1.43台へ上昇。

中国上海株式市場は0.31%安で取引を終える。

ロンドン時間はドルがやや買い戻される。

ラガルドIMF専務理事が

「米国の税制改革についてはドル高を誘う。

 昨日のムニューシン財務長官発言については、

 より詳しく説明するべき。

 ドイツの経常黒字について行き過ぎと表現。

 ブレグジット問題へ警戒している」

ロンドン時間にユーロドルが一時1.24台を割り込む。

ムニューシン財務長官

「米国は貿易戦争は望んでいない。

 ドルに対する私のコメントは一貫したもの。

 税制改革は米経済に活況を与える。

 長期的なドル水準は米経済の強さを反映。

 短期的には市場の流動を反映。

 中国とは非常に良い、開かれた対話の機会を持った。

 今年どこかで中国を訪問することも可能。

 中国のオフィシャルと貿易不均衡の是正について話し合った

 トランプ大統領は3%以上の経済成長を目指している。

 我々の目標は賃金の上昇を生むこと」

IFO景況感指数(1)は予想より強い117.6。市場反応は限定的。

ハモンド英財務相

「英国経済は予想よりもかなり良好。

 インフレの鈍化の始まりが見込まれる」

メイ英首相

「仮想通貨は犯罪者に使われる恐れがあり、

 ビットコインなど仮想通貨の動向を注視すべき」

ECBが政策金利を0.00%に据え置く。

ECB

「金利はQE終了後も相当期間にわたり現在の水準を維持。

 見通し悪化すればQEの規模拡大や期間延長をする可能性。

 QEは9月まで、必要に応じてそれ以降も継続する。

 QEはインフレが持続的に調整されるようになるまで続ける」

加小売売上高(11)は予想より弱い前月比0.2%。

ドラギECB総裁

「現在の金利水準はQE終了後もしばらく継続。

 QEはインフレが持続的に調整されるようになるまで継続する。

 経済指標は堅調な経済成長の足取りを示している。

 経済のモメンタムはしっかりと広範にわたっている。

 コアインフレは長期的に徐々に上昇する。

 為替レートを目標にしていない。

 ユーロのボラティリティーが不確実性を生む。

 為替レートは成長やインフレに重要。

 今年の利上げの可能性は非常に小さい」

ユーロドルが一時1.25台へ上昇。ドル円が一時108.63へ下落。

NY時間前半に米10年債利回りは一時2.67%台へ上昇。

ドル円が一時109円台を回復。ドルストレートがやや反落。

米新築住宅販売件数(12)は予想より弱い62.5万件。

市場反応は限定的。

独の株式市場は0.87%の下落。

米7年債入札では最高落札利回り2.565%、応札倍率2.73倍。

トランプ大統領 (CNBCインタビュー)

「ムニューシン米財務長官の発言は文脈の問題。

 最終的には強いドルが望ましい。

 条件が大幅に改善されればTPPへの復帰も」

ドル買い反応。ドル円が109円台へ反発。ドルストレートが反落。

原油先物3月限の終値は65.51ドル。

10年債利回りは一時2.61%台へ低下。VIX指数は11.58

NYダウは140.67ドル高の26392.79で取引を終える。最高値を更新。




<126()>

英中銀総裁

EU離脱決定で毎年100億ポンドの損失」

日全国消費者物価指数(12)は予想より弱い前年同月比1.0%

日経平均は87.85円高で寄り付き37.61円安の23631.88で大引け。

10年債利回りは2.62%%台で推移。

東京時間はドル売りがやや優勢。ドル円が反落。

ドルストレートが反発。ユーロドルが1.24台を回復。

麻生財務相

「ドル安を肯定したダボス会議でのムニューシン米財務長官の

 発言についてはコメントしない。

 トランプ大統領がTPP復帰を示唆したことは歓迎すべきこと。

 財政の健全化については夏までに具体的な計画を示す。

 歳出、歳入の改革方針を定めることが重要」

中国上海株式市場は0.28%高で取引を終える。

ロンドン時間序盤はドル売りが優勢。ポンドドルが1.42台を回復。

ドル円が一時109円台を割り込む。

ポロズ加中銀総裁

「労働市場には相当なゆるみが残っている」

英第4四半期GDP速報は予想より強い前年同期比1.5%。

2017通年のGDPは前年比1.8%2012年以来の低水準となるも

限定的ながらポンド買い反応。

カーニー英中銀総裁

「英EU離脱ではEUとの関係が深まるほど英経済成長には良い」

クーレECB理事

「ンフレは引き続き低水準。賃金が上昇し始めている。

 ユーロ圏のコアインフレが上向いている。

 QEは際立った成功を収めてきている」

トランプ米大統領 (CNBC)

「ドルは偉大な準備通貨。経済はドルをより強く、より強くする。

 DACAで合意する可能性はかなりある」

ロンドン時間に米10年債利回りは一時2.64%台へ上昇。

ECB専門家調査

2018年インフレは1.4%から1.5%へ、

 2919年は1.6%から1.7%へと引き上げ。

 2018年GDP見通しは1.9%から2.3%へ、

 2019年は1.7%から1.9%へと引き上げ」

ムニューシン米財務長官 (WSJ)

「発言は為替介入を狙ったものではない」

トランプ米大統領 (ダボス会議)

「公正で互恵的な貿易の実現を主張」

米第4四半期GDP速報は予想より弱い前期比年率2.6%。

米耐久財受注(12)は予想より強い前月比2.9%

加消費者物価指数(12)は予想より弱い前月比-0.4%。

発表直後の米国とカナダの経済指標の反応は限定的。

黒田日銀総裁 (ダボス会議)

「日本は緩やかな景気拡大を続ける可能性が高い。

 日本は2%のインフレ目標にようやく近い状況にある。

 日本では労働力が不足しつつある」

ドル円が108円台へ下落。ポンドドルが1.41台へ下落。

独仏英の株式市場は堅調傾向で推移。

NY時間後半に米10年債利回りは一時2.67%台へ上昇。

日銀

「黒田総裁はインフレ見通しを修正していない」

NY時間終盤にドル円が一時109円台を回復。

原油先物3月限の終値は66.14ドル。

10年債利回りは2.660%

NYダウは223.92ドル高の26616.71で取引を終える。最高値を更新。

NASDAQSP500も最高値を更新。VIX指数は11.08





<先週のドル円の概況>

先週のドル円は、週初22日に110.57レベルで始まり、NY時間後半

にかけて週高値となる111.22へ上昇しましたが、その後、反落して

23日の東京時間前半に110.54へ下落する展開になりました。その後、

ロンドン時間序盤にかけて111.17へ反発しましたが、その後、再び

反落して軟調傾向で推移して、25日のNY時間後半にかけて108.50

下落する展開になりました。その後、急反発して、26日の東京時間

序盤にかけて109.77へ上昇しましたが、その後、再び反落して、ロン

ドン時間序盤にかけて108.91へ下落する展開になりました。その後、

NY時間序盤にかけて109.59へ反発しましたが、その後、再び反落し

NY時間後半にかけて週安値となる108.28へ下落して、108.57

レベルで週の取引を終えました。



<先週のユーロドルの概況>

先週のユーロドルは、週初22日に1.2270レベルで始まり、ロンドン

時間序盤に週安値となる1.2213へ下落した後に1.22台前半から後半

での揉み合いがしばらく続きましたが、23日のNY時間から堅調推移

となって25日のロンドン時間序盤にかけて1.2459へ上昇する展開に

なりました。その後、1.2389へ下押して揉み合いましたが、その後、

NY時間序盤に急伸して週高値となる1.2537へ上昇する展開になりま

した。その後、NY時間終盤に1.2364へ急反落しましたが、その後、

揉み合いながらも切り返して、26日のロンドン時間の序盤にかけて

1.2493へ反発する展開になりました。その後、揉み合いながらも反落

して1.2426レベルで週の取引を終えました。







●今週(129日から22)のドル・円・ユーロの注目点



<今週のドル円>

今週のドル円相場は、上昇した場合、まずは109.00の「00」ポイント

を巡る攻防が注目されます。ここを上抜けた場合は26日の高値109.77

さらに上昇した場合110.00の「000」ポイント、ここを上抜けた場合

17日の安値110.19、さらに上昇した場合は19日の安値110.49を巡る

攻防が注目されます。

一方、下落した場合は、まずは先週安値の108.33を巡る攻防が注目さ

れます。ここを下抜けた場合は2017417日の安値108.13、さら

に下落した場合は108.00の「00」ポイント、ここを下抜けた場合は

201798日の安値107.31を巡る攻防が注目されます。さらに下落

した場合は107.00の「00」ポイント、ここを下抜けた場合は2016

6月第2週の安値106.25を巡る攻防が注目されます。




今週のドル円相場にかかわる経済指標では、29日の米個人消費支出と

米コアPCEデフレータ、30日の日失業率と米ケースシラー住宅価格

指数と米消費者信頼感指数、31日の日鉱工業生産速報と中国製造業

PMIと中国非製造業PMIと米ADP雇用統計と米第4四半期雇用コスト

指数とシカゴ購買部協会景気指数と米中古住宅販売成約とFOMC政策

金利とFOMC声明、1日の中国財新製造業PMIと米新規失業保険申請

件数と米ISM製造業景況指数、2日の米非農業部門雇用者数と米失業

率と米平均時給とミシガン大学消費者信頼感指数確報と米製造業新規

受注、などが注目されます。




さて、先週のドル円は、米連邦政府機関閉鎖、28日までの米つなぎ

予算案の成立、日銀金融政策発表と黒田日銀総裁の会見、ムニューシン

米財務長官の短期的なドル安の容認発言、トランプ米大統領のCNBC

インタビューで「最終的には強いドルが望ましい」との発言、そして、

週末のダボス会議での黒田日銀総裁の発言と日銀の火消しなど、色々な

出来事がありましたが、110円台後半で始まるも軟調傾向で推移して

週後半の乱高下を経て108円台半ばで取引を終えました。




今週は、米コアPCEデフレータの発表、米ADP雇用統計の発表に続き

週半ばには米FOMC、週後半の米ISM製造業景況指数の発表とトラン

プ大統領の一般教書演説、そして週末の米雇用統計の発表など、イベン

トが盛りだくさんの1週間になりますが、これらの次第によってボラタ

イルな相場展開になる可能性がありそうです。

今週のドル円相場は経済指標主導の相場展開になる可能性がありますが

ロシアゲート問題を捜査しているモラー特別検察官が17日のセッショ

ンズ司法長官の聴衆に続き、近くバノン前首席戦略官・上級顧問にも

聴取をすることが報じられていて、元側近を突破口にトランプ大統領の

司法妨害疑惑に切り込む戦略がとられているようで、リスク要因の1

として今後の展開に注目したいものです。





<今週のユーロドル>

今週のユーロドル相場は、上昇した場合、まずは26日の高値1.2493

から1.2500の「00」ポイントを巡る攻防が注目されます。ここを上抜

けた場合は先週高値の1.2537、さらに上昇した場合は201412

2週の高値1.2570、ここを上抜けた場合は1.2600の「00」ポイント

を巡る攻防が注目されます。

一方、下落した場合は、まずは25日の安値1.2364を巡る攻防が注目

されます。ここを下抜けた場合は17日の高値1.2323、さらに下落した

場合は1.2300の「00」ポイントから19日の高値1.2295、さらに下落

した場合は23日の安値1.2223から22日の安値1.2213を巡る攻防が

注目されます。




今週のユーロドル相場にかかわる経済指標では、30日の仏第4四半期

GDP速報と欧第4四半期GDP速報と独消費者物価指数速報、31日の

独小売売上高指数と独失業者数と独失業率と欧消費者物価指数速報と

欧失業率、2日の欧生産者物価指数、などが注目されますが、対ドル

通貨ペアとして、29日の米個人消費支出と米コアPCEデフレータ、

30日の米ケースシラー住宅価格指数と米消費者信頼感指数、31日の

中国製造業PMIと中国非製造業PMIと米ADP雇用統計と米第4

半期雇用コスト指数とシカゴ購買部協会景気指数と米中古住宅販売成約

FOMC政策金利とFOMC声明、1日の中国財新製造業PMIと米新規

失業保険申請件数と米ISM製造業景況指数、2日の米非農業部門雇用

者数と米失業率と米平均時給とミシガン大学消費者信頼感指数確報と

米製造業新規受注、などが注目されます。




さて、先週のユーロドルは、週初に1.22台で揉み合った後に上伸して

ムニューシン米財務長官の短期的なドル安の容認発言によるドル売りも

背景に堅調に推移して、ECB金融政策の発表とドラギECB総裁の会見

を経て1.25台前半へ上昇した後に、トランプ米大統領のCNBCインタ

ビューで「最終的には強いドルが望ましい」との発言を背景とするドル

買戻しで1.23台後半へ反落して、その後に1.25に迫るあたりまで戻す

乱高下となって1.24台前半で取引を終えました。

今週は、欧第4四半期GDP速報と独・欧の消費者物価指数速報などが

注目材料になりますが、対ドル通貨ペアとして、米FOMCや週末の

米雇用統計など米国の重要イベントが注目されます。これらの次第に

よってボラタイルな相場展開になる可能性がありそうです。

今週のユーロ相場は経済指標主導の相場展開になる可能性があります

が、5月に任期満了となるハト派のコンスタンシオECB副総裁の後任

10月に任期満了となるドラギ総裁の後任など、ECB首脳ポストに

かかわる観測、そして、3月イタリア総選挙を巡る観測、4ヶ月の政治

空白となっているドイツの連立協議を巡る観測などにも注目していき

たいものです。






■トレードと凡事のお話 その276




前回からの続きのお話です。




投資苑で有名なアレキサンダー・エルダー博士が

トレードでは当たり前なことこそが大切として、

「投資苑3」の中でこう語っています。




「相場には秘密があります。

 秘密がないということが秘密なのです。」




相場やトレードで秘密ではない「当たり前なこと」とは

いったいぜんたい何なのでしょうか...。




今回は「トレードと凡事」その第二百七十六話です。




それでは、はじまり、はじまり~。^^





『おい、ジイさん。先週もドル売り優勢の1週間でドル円は2円ほど

 下落したが、週後半は要人発言で乱高下の様相だったよな...』




「ふむ。そうであったのう...。溜口剛太郎殿。

 先週はムニューシン米財務長官の短期的ドル安容認発言で下げて、

 週後半はトランプ米大統領がCNBCインタビューで『最終的には

 強いドルが望ましい』との発言で戻し、そして、週末のダボス会議で

 黒田日銀総裁が『(前略) 日本は2%のインフレ目標にようやく近い

 状況にある。日本では労働力が不足しつつある』などの発言が

 『緩和縮小近し』と捉えられたか円買いで下げて、その後、日銀が

 『黒田総裁はインフレ見通しを修正していない』と火消しして

 一時109円台に戻し、その後に再び反落する乱高下となったのう」




『ダボス会議での黒田日銀総裁の発言は、23日の定例会見での

 「2%目標の実現にはなお隔たりがある」との発言と異なっていたが

 まぁ、海外へ向けて実績を強調したかったのかもしれないよな...』




「ふむ。まぁ、海外の要人が集まる晴れの舞台じゃったからのう...。

 今週も週半ばの米FOMC、週後半の米ISM製造業景況指数の発表と

 トランプ大統領の一般教書演説、そして週末の米雇用統計の発表など

 イベントが盛りだくさんで経済指標や要人発言には注意が要りそうで

 次第によってはボラタイルな相場展開になるやもしれぬのう...』




『そして先週も色々な出来事があり、仮想通貨取引所コインチェック

 からハッキングで巨額のNEMが不正流出する事件もあったよな...




「ふむ。コインチェックは大手ながら仮想通貨交換業登録が済んで

 いないなど話題となった事もあったが、マウントゴックス以上の

 巨額の仮想通貨不正流出事件ながら、NEMを保有する約26万人

 全員に対し日本円で返金することになったようじゃのう...。

 ただ、金融庁が改正資金決済法に基づく業務改善命令を出すことや

 一部業務停止命令も検討しているとの報道もあるようじゃのう」




『法定通貨のFXでは、顧客の預かり資産を信託保全して、さらに

 資産返還に支障が生じる場合に補償する共同基金を準備するなど

 安全網があるが、これからは仮想通貨にもFXのような安全網が

 整備される必要があるのかもしれないよな...。ジイさん。』




「法定通貨のFXでは口座資金が突如消える事を心配している投資家は

 ほとんど皆無であろうが、仮想通貨ではハッキングに警戒を要し、

 仮想通貨業界が健全に成長していくためには安全網も必要となろう。

 投資家にとって『安心・安全は最重要事項』であるからのう...」




『まぁ、ハッキングなども考えると、法定通貨のFXのほうが

 過剰過ぎないボラなど、色々な意味で安心感はあるもんだよな...。

 さてところで...ジイさん。今日は何のお話だい?』




「ふむ。そうじゃのう。前段のお話も長くなってしもうたが...、

 今日は『矛盾解消の時』のお話でもさせてもらうとしようかのう」




『まぁ、よろしい...。聞いてやろうじゃないか。ジイさん』




「溜口殿もご存知のように、相場にはエッジのある状況は存在するが、

 これは傾向に留まるもので、絶対則とはならないものなのじゃのう」




『まぁ、相場には絶対はないというからなぁ...。』




「例えば、移動平均線が上昇していて価格が移動平均線の上にある時

 一般にロング()に優位性があるも、グランビル8法則にもあるが

 乖離が進み過ぎると反落することがあり...、またレンジ相場で

 何度も上値と下値を止めたレジ・サポもいつかは破られることもあり

 上昇トレンドで買いエントリーして負ける...、また、強固なレンジで

 レジ・サポに価格が到達して逆張って負けるなどはあり得る事で...、

 恐らくはほとんどのテクニカルには反証・反例があるものでのう...」




『レジ・サポをブレークしたかと思ったら、レンジ内に舞い戻ってくる

 なんてこともあるし...、RSIなどオシレーターが買われ過ぎを示して

 いるのにさらにグングン価格が上昇していくなんて事もあるぜ...。

 〇〇だったのに△△になったじゃないか、という事はあるもんだぜ』




「そして天井圏や底値圏で高値と安値のダウが崩れると、wトップや

 三尊天井になる事があるが、また、ダウが中段で部分的に崩れると

 フラッグやペナントを形成したりすることもあってのう...。

 ただし、ダウのトレンド中段での部分的な崩れがトレンド方向に

 復帰して、再び高値と安値が綺麗なダウを形成する、という事も

 あるものなのじゃのう...。溜口剛太郎殿」




『ひねくれて見ると「何でもありーの」じゃないかって感じもするが』




「そう思える事も確かにあるが、必ずしも無秩序とも限らないのじゃ。

 確かに相場には数学や物理のように絶対というものはないが...、

 例えば、『ダウが崩れている時はトレード控える』、

 『移動平均線と価格の動きに矛盾がある時はトレードを控える』

 『上位時間軸と下位時間軸に矛盾がある時はトレードを控える』など

 テクニカル的に矛盾した状況では負けトレードを量産しないために

 『待つ・休む』の示唆とすることも考えられるのではあるまいか...」




『まぁ、テクニカル的に矛盾した状況で無理にトレード判断すると

 勝ち辛いってか...、負けやすいことはあるもんだよな...』




「ふむ...。そして、『エッジを重ねる』という意味でも、

 例えば、『ダウが崩れていなく綺麗な波形を描いている』、

 『移動平均線と価格の動きが矛盾なく整合している』、

 『上位時間軸と下位時間軸の示唆に矛盾がない』、など

 相場がテクニカル的に矛盾のない状況がトレードに良い状況

 となることが多いものなのじゃのう...。溜口剛太郎殿」




『判らないところで無理にトレードせず、様子を見過ぎて出遅れには

 注意は要るだろうが「矛盾のない良い状況を選ぶべき」という事か』




「そして、例えば、上昇トレンド中に価格が下押しするという、

 部分的にトレンド方向と価格の動きが矛盾した状況となる事があるが

 この矛盾した状況の後に、価格の動きがトレンド方向に復帰する、

 つまり、『矛盾が解消されるときトレードチャンスになる』

 ものなのじゃのう...。これが押し目買いというワケじゃ...」




『価格が上昇しているのに値ごろ感で売り向かったり、

 価格が下落しているのに値ごろ感で買い向かうなどは論外だけど、

 どこでもトレードしたがるポジポジ病にならないように

 「相場がテクニカル的に矛盾した状況ではトレードを控える」、

 そして、相場がテクニカル的に矛盾していない状況や、

 相場のテクニカル的矛盾が解消される時、トレードに果敢に臨む

 というワケか...。トレードの重要な指針とヒントになりそうだぜ...』








なーんちゃって。

またまたお話が長くなりました。 m(_ _)m





ではまた来週。




トレードと凡事のお話 その275

  • 投稿日:

先週末、米上院がつなぎ予算案の採決に進む動議を否決したことで、

43カ月ぶりに米政府機関の一部が閉鎖することになりました。




■先週(115日から119)の主な出来事や要人発言



先週は、ドルインデックスが90.66で始まり、89.96へ下落した後に

反発して90.49で週の終値になりました。

10年債利回りは週レベルで2.661%に上昇しました。

NY原油先物(WTI)2月限は週の終値で63.37ドルに反落しました。

NYダウは週間268.53ドル上昇、26071.72ドルで週の取引を終える。





<115()>

日経平均は174.16円高で寄り付き61.06円高の23714.88で大引け。

日銀総裁

2%物価を目指し安定持続に必要な時まで

 長短金利操作付き量的・質的金融緩和を継続」

東京時間にドル円が110円台へ下落。

報道

「日銀国債買入5年超10年以下、4100億円」

IMFリプトン筆頭副総裁

「世界経済はますます力強さを増している。

 この状況で、今こそ世界経済の脆弱性やリスクに対処するべき。

 中国は自国の貿易や投資慣行の検証を行うべき」

中国人民銀行

「期間1年利率3.25%の中期貸出制度(MLF)3900億元実施」

香港株式市場は10年ぶり高値、過去最長記録更新へ。

ロンドン時間にドル指数は20151月以来のドル安水準に低下。

ポンドドルが一時1.38台へ上昇してブレグジット後の高値を更新。

独仏英の株式市場は軟調傾向で推移。

原油先物は64ドル台前半で推移。

ラホイ・スペイン首相

2018年成長率は2.3%見通しを上回ると期待」

中国国営メディア

14日に沈没したイラン企業所有の石油タンカー事故で

 現場海域で最大約130平方キロにわたって油が流出」

報道「英建設大手カリリオンが経営破綻」

ダウ先物は100ドル超の上昇。原油先物は64ドル台後半へ上昇。

NYの株式市場や債券市場はキング牧師誕生記念祝日で休場。



<116()>

日経平均は6.29円高で寄り付き236.93円高の23951.81で大引け。

日経平均は26年ぶり高値を再び更新。

10年債利回りは2.55%から2.54%台で推移。

独消費者物価指数改定値(12)は予想とおりの前月比0.6%

独卸売物価指数(12)は予想より弱い前月比-0.3%。

独シュピーゲル紙

「ベルリンSPDがメルケル政権との連立協議を拒否」

ユーロ売り反応。

トゥスクEU大統領

「英国はEU離脱について変心も可能。

 英国はEUとの将来像についてより明確にすべき。

 最も厳しい交渉が待ち構えている」

英消費者物価指数(12) 前年同月比は予想とおりの3.0%、

英消費者物価指数(12)前年比は予想より弱い2.5%、

英生産者物価指数コア(12) 前年同月比は予想より強い2.5%、

英小売物価指数(12) 前年同月比は予想より強い4.1%。

ポンド売り反応。

ロイター通信 (関係者3人の話として)

「来週のECB理事会で債券購入継続についての文言を

 削除する可能性は低い。ガイダンスの根本的な変更はもっと後で、

 3月会合のほうが可能性が高い」

ロンドン時間に米10年債利回りは一時2.52%台へ低下。

ロンドン時間に原油先物が63ドル台後半へ下落。

報道

「希望の党、分裂へ。玉木代表が役員会で分党提案」

米シティグループ

「第4四半期債券取引収入24.1億ドル(予想23.6億ドル)

 最終損益は183億ドル(約2兆円)の赤字、

 純営業収益は前年同期比1%増の1725500万ドル、

 純利益は37億ドルで前年同期を4%上回った」

NY連銀製造業景気指数(1)は予想より弱い17.7

前回12月分は18.0から19.6に上方修正。

NYダウが一時26000ドル台へ上昇。

仏中銀総裁

「ECBはスムーズな出口戦略を管理することができると確信。

 ECBはユーロの物価への影響を監視しなければならない。

 ECBの政策は市場の期待に左右されない。

 9月より先のシナリオはすべて未知数。

 経済は緩やかな出口戦略を許容している。

 最近のユーロ高は不透明さの要因」

ホワイトハウス

「トランプ大統領と中国の習近平国家主席が

 朝鮮半島の南北会談のほか貿易問題についても協議。

 両首脳は、交渉が北朝鮮による破壊的行動に変化を促すよう

 望むことを表明。トランプ大統領は、北朝鮮に核放棄を迫るため

 最大限の圧力をかけ続ける姿勢も再確認するるともに、

 米国の貿易赤字が拡大し続けていることについて失望感を表明」

NYタイムズ紙

「モラー特別検察官がバノン氏を大陪審に召喚」

報道

16日の仮想通貨相場は大きく下落。

 各国政府、特に中国や韓国といったアジア諸国政府による

 さらなる規制強化の可能性が警戒された。

 BTC20%程下落。1日の下落幅としては、

 3年超ぶりの大幅な下落となった」

バイトマン独連銀総裁

「年内の資産買い入れ終了が適切」

10年債利回りは一時2.56%台へ上昇も2.53%台へ低下。

ドル円が110円台前半へ下落。ドルストレートが反発。

VIX指数は11.56へ上昇。(一時15%超に上昇)

NYダウは10.33ドル安の25792.86で取引を終える。



<117()>

報道「1BTCが一時100万円ほどに下落」

日経平均は168.39円安で寄り付き83.47円安の23868.34で大引け。

東京時間序盤にユーロドルが一時1.23台へ上昇の後に反落。

ポンドドルが一時1.38台へ上昇の後に反落。

東京時間に米10年債利回りは2.56%台へ上昇。

ドル円が110円台後半へ反発。

原油先物は63ドル台後半で推移。

コンスタンシオECB副総裁

「ファンダメンタルズを反映しない急激な通貨の動きを懸念。

 フォワードガイダンス変更はすぐではない」

ドルストレートが軟調傾向で推移。

独仏英の株式市場は軟調傾向で推移。

ユンケル欧州委員長

「英国のEU離脱はルーズ・ルーズの悲惨な結末に」

オーストリア中銀総裁

「ユーロの為替レートを監視する必要」

ロンドン時間はドル円がやや反落。ポンドドルが反発。

原油先物は一時63ドル台前半へ下落。

米WSJ

「ダラス連銀総裁は今年3回の利上げを予想」

ソーンダース英委員

「失業率の均衡水準は4.5%をやや下回る水準。

 英EU離脱は英中銀の政策を双方向に動かす可能性。

 英国の潜在成長率は1.5%以下。

 英労働市場は引き続き引き締まっている。

 今後は追加利上げが必要となる公算。

 投資なくしては生産性向上はありえない。

 今年の賃金上昇は3%に高まるだろう」

米バンクオブアメリカ

「第4四半期投資銀行収入は14.2億ドル(予想13億ドル)

 第4四半1株利益0.20ドル。

 第4四半期調整後1株利益0.47ドル(予想0.45ドル)」

米ゴールドマンサックス 

「第4四半期1株損失5.51ドル

 第4四半期投資銀行収入は21.4億ドル(予想16.4億ドル)」

政治専門サイトのポリティコ

「トランプ政権は130日にインフラ計画を発表する可能性がある」

BOCが政策金利を1.00%から1.25%に利上げ。

BOC声明

「見通しにおいてNAFTAの不透明感が増している。

 インフレ目標維持には緩和姿勢が必要な公算。

 17年のGDP予想は3.0%。18年は2.2%、19年は1.6%。

 18年の個人消費や住宅市場の見通し上方修正。

 19年までの潜在成長率は1.6%に上方修正。

 19年までのインフレ見通しは2.0%近辺。

 労働市場のスラックは予想より早く吸収した」

カナダドルは上下動。

米上院銀行委員会「パウエル氏のFRB議長就任を承認」

カナダ中銀総裁

NAFTAのリスクは大きな不透明要因。

 どの程度の期間、刺激策が必要からは明確にできない。

 今回の利上げは我々が見てきたデータの正当性を立証。

 経済は非常に健全」

NY時間にポンドドルが一時1.39台へ上昇。

豪ドル米ドルが一時0.80台へ上昇。

米地区連銀報告

「大半の地区で緩やかないし緩慢な経済成長。

 賃金上昇は緩やか。一部には賃金上昇期待。

 インフレは緩やかないし緩慢な伸び。今年の景気見通しは楽観的。

 一部でホリデーシーズンの販売が予想以上に好調。

 大半の地区で労働市場はひっ迫」

10年債利回りは一時2.58%台へ上昇。ドル買いが優勢に。

ドル円が111円台を回復。ドルストレートが反落。

トランプ大統領

「ロシアは北朝鮮を支援。北朝鮮攻撃を検討するかの質問に答えず。

 中国は北朝鮮に対する圧力強化に更にできることがある」

アップル

「税制改革に伴い、海外に滞留させている資金を本国回帰させる

 ことによって約380億ドルの税金の支払いが発生する。

 今後5年間に300億ドルを国内設備に投じる。

 2万人の雇用を新規に創出する計画」

シカゴ連銀総裁

「今年と来年の力強い成長予想。

 減税で企業の設備投資は増加するだろう」

NYダウは322.79ドル高の26115.65で取引を終える。最高値を更新。

NASDAQSP500も最高値を更新。VIX指数は11.76



<118()>

オセアニア時間に米10年債利回りは一時2.59%台へ上昇。

ドル買い優勢。ユーロドルが1.21台へ下落。

原油先物は一時64ドル台へ上昇。

日経平均は210.59円高で寄り付き104.97円安の23763.37で大引け。

日経平均は一時262カ月ぶりに24000円台へ上昇も終盤に反落。

東京時間後半にドル円がやや反落。ドルストレートがやや反発。

ユーロドルが1.22台を回復。

中国第4四半期GDPは予想より強い前年同期比6.8%

中国2017通年のGDPは予想より強い6.9%、

中国鉱工業生産(12)は予想より強い前年同月比6.2%

中国小売売上高(12)は予想より弱い前年同月比9.4%

中国株式市場は3日続伸。

ロンドン時間序盤に米10年債利回りは2.61%台に上昇。

独の株式市場は堅調傾向で推移。

ドルストレートやクロス円が堅調推移。ユーロ円が136円台へ上昇。

バイトマン独連銀総裁

「経常黒字削減のために公共支出を増額することは無益。

 的を絞った投資に焦点当てるべき」

OPEC

「米国の原油供給量見通しを引き上げ、価格上昇を反映」

米モルガンスタンレー

「第4四半期調整後1株利益0.84ドル(参考予想0.77ドル)」

独SPD

21日の党大会で連立についての採決を実施」

米住宅指標など米経済指標への反応は限定的。

NY時間前半にドル円が一時110円台へ下落。クロス円がやや反落。

EIA週間石油在庫統計では原油在庫が686.1万バレル減少。

原油先物は63ドル台後半で推移。

ライアン米下院議長(共和党)

「民主党は軍の予算を盾にとっている。

 議会はつなぎの予算案を成立させるべき。

 下院は暫定予算案を可決するだろう。トランプ大統領も支持。

 政府機関閉鎖は暫定予算よりも良くない」

10年物TIPS入札では最高落札利回り0.548%、応札倍率2.69倍。

NY連銀総裁

「経済はトレンドを上回るペースで成長している。

 財政刺激策が景気の過熱を引きこさないか懸念」

米下院

「暫定予算案を今夜採決するための動議を可決」

NY時間終盤に米10年債利回りは2.62%台へ上昇。ドル円が反発。

NYダウは97.84ドル安の26017.81で取引を終える。



<119()>

日経平均は90.74円高で寄り付き44.69円高の23808.06で大引け。

報道

「米下院は政府機関閉鎖を回避することを目的とした

 216日までの暫定予算案を可決。採決は賛成230、反対197

クリーブランド連銀総裁 (講演テキスト)

「米経済が私の予測通りの成長を見せた場合、

 FOMCでは昨年と同様(年3回)の利上げペースを維持するべき。

 同ペースの下で物価がターゲットへ向かう中で、

 経済の安定がもたらされる。

 税制改革により経済成長にに0.25から0.5%ポイントの上乗せ。

 それ以上に上振れの可能性も」

10年債利回り2.63%台へ上昇。原油先物は一時62ドル台へ下落。

東京時間前半はドル売りが優勢の展開で推移。

報道

「米上院 暫定予算投票のための討論開始」

東京時間後半はドルストレートがやや反落。

ロンドン時間序盤に米10年債利回りは一時2.64%台へ上昇。

ロンドン時間序盤はドル円は軟調傾向で推移。ドルストレートは上昇。

英小売売上高(12)は予想より弱い前月比-1.5%。ポンド売り反応。

独仏英の株式市場は堅調傾向で推移。

ドルストレートが反落。ドル円は揉み合う。

独首相報道官

「メルケル首相は来週24日にダボス入り、講演を予定」

韓国の聯合ニュース

「北朝鮮は韓国の平昌オリンピックへの系術団派遣に向け

 事前視察を20日から予定していたがキャンセルした」

ホワイトハウスの議会担当補佐官

「政府機関閉鎖回避に向けた採決は厳しい」

ミシガン大学消費者信頼感指数速報(1)は予想より弱い94.4

市場反応は限定的。

サンフランシスコ連銀総裁

「米経済は逆風から順風に変わりつつある

 世界全体も環境に変化が見られている。減税は明らかに成長を支援。

 今年の成長見通しは2.25%から2.50%。

 向こう数年でインフレは2%に向かう。失業率は3.7%まで低下も。

 FRBは通常の政策に回帰すべき。

 ビハインド・ザ・カーブでもアヘッドオブ・ザ・カーブでもない」

シューマー上院民主院内総務

(政府機関閉鎖回避へ)進展は見られるが協議はなお継続している」

S&P

「ギリシャの格付けをBに上げする。見通しポジティブ」

原油先物2月限の終値は63.37ドル。米10年債利回りは2.661%

NYダウは53.91ドル高の26071.72で取引を終える。

S&P500の週終値は2810.30NASDAQの週終値は7336.38





<先週のドル円の概況>

先週のドル円は、週初15日に111.09レベルで始まり、NY時間後半に

かけて110.33レベルへ下落しました。その後、16日の東京時間前半に

110.98へ反発しましたが、その後、再び落して、17日の東京時間序盤

にかけて週安値となる110.19へ下落する展開になりました。その後、

反発して、110円台後半での揉み合いを経た後に18日の東京時間前半

にかけて週高値となる111.48へ上昇しましたが、その後、反落して

揉み合いながらも軟調傾向で推移して110.73レベルで週の取引を終え

ました。





<先週のユーロドルの概況>

先週のユーロドルは、週初15日に1.2194レベルで始まり、ロンドン

時間にかけて1.2296へ上昇しました。その後、揉み合いを経た後に

16日のNY時間序盤にかけて1.2195へ反落しましたが、その後、反発

して、17日の東京時間序盤にかけて週高値となる1.2323へ上昇する展

開になりました。その後、反落して、NY時間序盤にかけて1.2196

下押しましたが、その後、NY時間後半にかけて1.2287へ反発しまし

た。その後、再び反落して、18日のオセアニア時間にかけて週安値と

なる1.2165へ下落しましたが、その後、切り返して、19日のロンドン

時間前半にかけて1.2295へ反発する展開になりました。その後、再び

反落して、1.2221レベルで週の取引を終えました。







●今週(122日から126)のドル・円・ユーロの注目点



<今週のドル円>

今週のドル円相場は、上昇した場合、まずは111.00の「00」ポイント

を巡る攻防が注目されます。ここを上抜けた場合は先週高値でもある

18日の高値111.48から1016日安値111.65、さらに上昇した場合

112.00の「00」ポイントを巡る攻防が注目されます。

一方、下落した場合は、まずは19日の安値110.49を巡る攻防が注目

されます。ここを下抜けた場合は15日の安値110.33、さらに下落した

場合は先週安値でもある17日の安値110.19、ここを下抜けた場合は

110.00の「00」ポイント、さらに下落した場合915日安値109.55

ここを下抜けた場合は109.00の「00」ポイントを巡る攻防が注目され

ます。



今週のドル円相場にかかわる経済指標および要人発言では、23日の

日銀金融政策発表および日銀展望レポート公表と黒田日銀総裁の定例

会見とリッチモンド連銀製造業指数、24日の日通関ベース貿易収支と

米中古住宅販売件数、25日の米新規失業保険申請件数と米新築住宅販

売件数と米景気先行指標総合指数、26日の日全国消費者物価指数と

日銀金融政策決定会合議事録要旨と米耐久財受注と米第4四半期GDP

速報と米第4四半期個人消費速報と米第4四半期GDPデフレータ速報

と米第4四半期コアPCEデフレータ速報、などが注目されます。



さて、先週のドル円は110円台前半から111円台半ばの上下動の相場

となって110円台後半で取引を終えましたが、先週はNYダウが26000

ドル台へと上昇して、米10年債利回りも2.661%に上昇する状況で、

ドル円相場では引き続きコリレーションの一部に崩れが見られている

ようです。



そして、先週末の市場クローズ後に、米上院がつなぎ予算案の採決に

進む動議を否決したことで、201310月以来の約43カ月ぶりに

米政府機関の一部が閉鎖することになりました。

経験則的にはそれほど大きな動意には至らない場合もありそうですが、

今週初めは約4年ぶりに米政府機関の一部が閉鎖されることを受けて、

ドル売り傾向で市場が始まる可能性がありそうです。

また、9日に日銀が長期債の買入減額の発表をしたことが円買いのトリ

ガーとなりましたが、今週は23日の日銀金融政策発表および日銀展望

レポート公表と黒田日銀総裁の定例会見が注目されます。

そして今週は26日の日全国消費者物価指数と日銀金融政策決定会合議

事録要旨と米第4四半期GDP速報と米第4四半期個人消費なども注目

の焦点になりますが、次第によってボラタイルな相場展開になる可能性

もありそうです。





<今週のユーロドル>

今週のユーロドル相場は、上昇した場合、まずは19日の高値1.2295

から1.2300の「00」ポイントを巡る攻防が注目されます。ここを上抜

けた場合は先週高値でもある17日の高値1.2323、さらに上昇した場合

201411月第2週の安値1.2358、ここを上抜けた場合は1.2400

00」ポイントを巡る攻防が注目されます。

一方、下落した場合は、まずは1.2200の「00」ポイントを巡る攻防が

注目されます。ここを下抜けた場合は先週安値でもある18日の安値

1.2165、さらに下落した場合は12日のNY時間の押し安値1.2111

ここを下抜けた場合は1.2100の「00」ポイント、さらに下落した場合

12日の東京時間の高値1.2066から11日の高値1.2059を巡る攻防が

注目されます。



今週のユーロドル相場にかかわる経済指標および要人発言では、23

の独・欧ZEW景気期待指数と欧消費者信頼感速報、24日の独・欧製造

PMI速報と独・欧サービス業PMI速報、25日の独IFO景況感指数

ECB金融政策発表とドラギECB総裁の定例会見、などが注目されま

すが、対ドル通貨ペアとして、23日のリッチモンド連銀製造業指数、

24日の米中古住宅販売件数、25日の米新規失業保険申請件数と米新築

住宅販売件数と米景気先行指標総合指数、26日の米耐久財受注と米第

4四半期GDP速報と米第4四半期個人消費速報と米第4四半期GDP

デフレータ速報と米第4四半期コアPCEデフレータ速報、などが注目

されます。



さて、先週のユーロドルは17日に1.2323へ上昇しましたが、週間で

1.21台後半から1.22台後半をコアとするレンジ性のある相場展開に

なりました。

先週末の市場クローズ後に、米上院がつなぎ予算案の採決に進む動議を

否決したことで、201310月以来の約4年ぶりに米政府機関の一部

が閉鎖することになりましたが、週初はこれを受けてややドル売り傾向

となる可能性がありそうです。

そして、今週のユーロにかかわる注目の焦点は25日のECB金融政策発

表とドラギECB総裁の定例会見になります。

2018年の今月から資産購入のペースを月300億ユーロに縮小していま

すが、ECB金融政策発表でのガイダンス変更の有無、ドラギECB総裁

の定例会見におけるユーロ高牽制発言の有無、などが注目されます。

次第よってはボラタイルな相場展開になりそうです。








■トレードと凡事のお話 その275



前回からの続きのお話です。



投資苑で有名なアレキサンダー・エルダー博士が

トレードでは当たり前なことこそが大切として、

「投資苑3」の中でこう語っています。



「相場には秘密があります。

 秘密がないということが秘密なのです。」



相場やトレードで秘密ではない「当たり前なこと」とは

いったいぜんたい何なのでしょうか...。



今回は「トレードと凡事」その第二百七十五話です。



それでは、はじまり、はじまり~。^^





『おい、ジイさん。先週のNYダウは26000ドル台へと上昇して、

 米10年債利回りも20147月以来となる2.66%台へ上昇するも、

 ドル円は110円台前半から111円台半ばの揉み合いとなったが...

 先週末の市場クローズ後に、米上院がつなぎ予算案の採決に進む動議

 を否決した事で、米政府機関の一部が閉鎖することになったよな...』



「ふむ。そうであったのう...。溜口剛太郎殿。

 米政府機関の一部閉鎖はオバマ政権時代の201310月以来、

 約43カ月ぶりとなるが...、米軍、警察、国境警備、刑務所、

 航空管制、裁判所などは休業なく予備予算でやりくりするそうじゃ。

 ただ、13年当時では1日当たり最大で約85万人の連邦政府職員が

 自宅待機となり、輸出入証明書の業務、政府の個人情報システム、

 国立公園の休業、などの他、経済指標の発表の延期があり...、

 貿易・金融等への影響でGDP0.2%0.6%抑えられたそうじゃ」



『奇しくもトランプ政権が発足してちょうど1年目の出来事だが...

 ワシントンポストが今回の責任は「トランプ政権と共和党が48%」

 という世論調査を報じていたことで、中間選挙も視野に入れた

 米民主党と米共和党の攻防という側面もあったのかもしれないよな。

 ところで...、週初はどんな市場反応になるんだろうな...』



「もしかすると、ここのところ顕著なコリレーション崩れに対する

 修正のトリガーとなりNYダウが反落の動きとなるやもしれぬのう。

 これに伴いドル売りやリスク回避の円買いとなるやもしれぬが、

 ただ、経験則的には大きな動意には至らない場合もありそうじゃ...」



『ともあれ、1日も早い米国のつなぎ予算の成立や本予算の成立を

 期待したいもんだぜ...。そして、先週の気になる出来事だけど...、

 日本時間の17日早朝にかけて仮想通貨BTCが一時100万円ほどに

 急落するということが起こったよな...。ジイさん。』



「ふむ...。BTC2017年では9月14日、1130日、12月8日、

 などで大きな調整となった事があるが、2018117日の急落は

 2017年以前を含めてこれまでで最大の下落となったようじゃ...

 仮想通貨の億り人の中には肝を冷やした人もいたのではあるまいか」



『今は仮想通貨の急落からある程度戻しているが...、TVや一般紙等が

 BTCの急騰をはやし立てると急落して、そして急落を報じると戻す

 という、仮想通貨は一般報道との逆相関がみられているようだな...』



「ふむ...。一般報道ではニュース的にインパクトのある状況を報じる

 ことで、期せずして上昇の一旦の山や、一旦の谷と重なってしまう

 のかもしれぬが...、確かに溜口殿がおっしゃるように、仮想通貨は

 一般報道との逆相関がみられるようじゃのう...。また一方、

 仮想通貨はVIX指数とはある程度の順相関もみられているようじゃ」



『もしかするとTVや一般紙等が仮想通貨の歴史的下落を報じる時、

 ノーコイナーにとっては絶好の参入時となるのかもしれないよな...』



「仮想通貨に関しては、これまで、中国での仮想通貨技術を使った

 資金調達であるICOの禁止と取引所の一部閉鎖、ロシアでの新たな

 仮想通貨規制法案の準備、韓国での取引所の閉鎖の検討、など

 規制の動きがあり、これらにより下落することがあったが...、

 独仏の提案により319日から20日にアルゼンチンで開催される

 G20財務相・中央銀行総裁会議でも規制案が討議されるようじゃ」



G20財務相・中央銀行総裁会議での独仏の規制案については

 詳細は伝わっていないが...、一部の観測報道によれば、

 仮想通貨を株式や国債と同じ有価証券と位置付けて規制を強める、

 日本で言えば、仮想通貨に金融商品取引法を適用する、などの

 検討がなされる可能性があるようだよな...』



「ふむ...。もしかするとG20で規制されることを機に、仮想通貨は

 117日以来の2番底を一旦つけにいくかもしれぬが...

 規制は禁止にあらずして、国際的な標準規制を経て仮想通貨の

 『国際標準としての位置づけ』が決まれば、これは言い方を変えれば

 国際的にも仮想通貨の立ち位置が認められたという事でもあり、

 長期的な意味では、むしろ歓迎すべきことではなかろうかのう...」



『これまで実態の不確かなICOや、結果的にただ資金を集めただけの

 詐欺的なICOもあったようだが...ICOが株式のIPOのように

 規制されるとするならば、ICOに際して厳しい法的審査をクリア

 しなければならないとともに、有価証券としての報告書や

 事業報告書等により、たとえ会社にとって不都合な事実であっても

 公に投資家などに適時開示しなければならことになるワケだから...、

 仮想通貨およびICOの健全化という意味でも、長期的には

 むしろ歓迎すべき良い事なのかもしれないよな...。ジイさん』



「ふむ...。仮想通貨を株式や国債と同じ有価証券と位置付ける

 国際的な規制がされたならば、仮想通貨による利益に対する税制も

 税率の高い雑所得扱いから、『税率の低い申告分離課税となる日』も

 そう遠い日ではなくなる可能性もあるのではなかろうかのう...」



『もしも、仮想通貨の利益が雑所得扱いから申告分離課税となれば、

 税引き後の手取りは30%以上も多くなることになるだろうから、

 国際規制が仮想通貨の第2章の始まりとなるかもしれないよな...



「ふむ...。一般の人が『億り人』を目指せる投資ジャンルとして、

 仮想通貨市場が健全にさらなる発展をする事を願いたいものじゃ」



『ところで、ジイさんはどんな仮想通貨やICOに投資しているだい。

 有望な仮想通貨やICOはいったいどれなんだろうな? 教えてよ』



「あははっ。それはあえて言わずにおこう...。溜口剛太郎殿。

 ジイは、とある2つのICOに合計8桁ほど投資をしておるが...

 クレクレ星人にならず、仮想通貨の新世代の優秀な諸氏達のように

 自ら学び研究して、自ら情報の真偽を選別する『目』を磨かれよ...。

 また、上場している仮想通貨のコスト平均法によるポートフォリオ

 の積み上げを覚えよ。そして仮想通貨に乗り換えるという事ではなく

 今まで通り法定通貨のFX取引もご一緒にしていきましょうぞ...







なーんちゃって。

またまたお話が長くなりました。 m(_ _)m




ではまた来週。


トレードと凡事のお話 その274

  • 投稿日:

先週はNYダウが最高値を更新して25803ドルへ上昇しましたが、

ドル円は一時111円台を割り込む展開になりました。




■先週(18日から112)の主な出来事や要人発言



先週は、ドルインデックスが91.67で始まり、92.36へ上昇した後に

下落して90.62で週の終値になりました。

10年債利回りは週レベルで2.550%に上昇しました。

NY原油先物(WTI)2月限は週の終値で64.30ドルに上昇しました。

NYダウは週間507.32ドル上昇、25803.19ドルで週の取引を終える。





<18()>

東京は成人の日で休場。

東京時間はドル買いが優勢。ドルストレートが軟調傾向で推移。

スペイン紙ムンド

「バイトマン独連銀総裁がQE終了の明確な期日設定は正当と発言」

欧小売売上高(11)は予想より強い前年同月比2.8%

英首相報道官

「メイ英首相、8日に内閣改造を実施する」

10年債利回りは2.48%台へ上昇の後に2.46%台へ低下。

NY時間序盤にドル円が一時113円台を割り込む。

原油先物は61ドル台半ばから後半で推移。

報道

「メイ首相は内閣改造を開始、離脱交渉が不調に終わった場合の

 危機管理を担う決裂担当相を新設する方針。

 ハモンド財務相、デービスEU離脱担当相、ラッド内相は留任予定」

NY時間はポンドが反発して揉み合う。BTCは軟調に推移。

アトランタ連銀総裁

34回の利上げは必要ない可能性。

 金融政策はより中立的スタンスに近づいている。

 減税は緩やかな成長をもたらす。緩やかな緩和解除が好ましい」

ブルームバーグ

「ホワイトハウスはFRB副議長の指名が近づいている」

SP

「米国の今年の実質GDP伸び率は2.8%と予想」

NY時間後半に米10年債利回りは2.48%台へ上昇。

WSJ

「米当局者は朝鮮半島での全面戦争ではなく、

 北朝鮮に限定的な軍事攻撃を行うことが可能か議論している」

NYダウは12.87ドル安の25283.00で取引を終える。

NASDAQSP500は最高値を更新。



<19()>

ワシントン・ポスト

「米特別検察官、露疑惑でトランプ大統領の直接聴取を検討。

 限定的な質問を数週間以内に行う可能性がある」

日経平均は234.44円高で寄り付き135.46円高の23849.99で大引け。

日経平均は26年ぶり高値を連日更新。

10年債利回りは2.48%台で推移。

麻生財務相

「速いペースで株価は上昇している」

報道

「日銀オペ、国債買入(残存期間10年超25年以下) 1,900億円に減額。

 国債買入(残存25年超)800億円に減額。

 残存期間10年超25年の国債買いオペ減額は201612月以来」

東京時間にドル円が112円台へ下落。

マクロン仏大統領 (中国を公式訪問中)

「マーケットの中国とのアクセスはアンバランス」

原油先物は62ドル台前半から61ドル台後半で推移。

報道

「日銀、2018年見通しで成長率引き上げを検討」

ロンドン間時間序盤に米10年債利回りは一時2.50%台へ上昇。

ロイター通信

「韓国外務省は、来月の平昌冬季オリンピックへの

 北朝鮮の参加を円滑にするために、

 必要なら同国への政策の一時解除を検討する方針を明らかにした」

報道

「北朝鮮が平昌冬季オリンピックへ参加決定」

ミネアポリス連銀総裁

「今の職務に満足していて変えるつもりはない。

 低過ぎるインフレは高過ぎるインフレより懸念が大きい。

 低インフレは世界中で起こっていて米国だけの問題ではない」

トランプ大統領

「数日内に移民法案が提出される。超党派による移民法改正を見たい。

 国境の壁は180億ドル未満で建設可能」

NYタイムズ

「トランプ大統領は世界経済フォーラム(ダボス会議)に出席する計画。

 ダボス会議は123日から4日間の日程で開催」

米3年債入札では最高落札利回り2.080%、応札倍率3.13倍。

報道

「翌日物金利スワップ(OIS)市場では来週のカナダ中銀の利上げ確率を

 80%超で織り込む動き」

原油先物は一時63ドル台へ上昇。1412月以来の高値に。

NY時間後半にかけて米10年債利回りは2.55%台へ上昇。

NYダウは102.80ドル高の25385.80で取引を終える。最高値を更新。

NASDAQSP500も最高値を更新。

VIX指数(恐怖指数)10.08へ上昇。



<110()>

日経平均は17.18円安で寄り付き61.79円安の23788.20で大引け。

東京時間にドル円は112円台前半へ下落。

報道「ホンジュラスでM7.8の地震が発生」

原油先物は63ドル台半ばで推移。

ロンドン時間にドル円が111円台へ下落。

中国当局

「債券投資はこれまでほど魅力的ではなくなるだろう」

ロンドン時間序盤に米10年債利回りは2.59%台へ上昇。

独仏の株式市場は軟調傾向で推移。

報道

「南ア、ズマ大統領が退陣要求に対する予防的措置を打ち出す」

ダラス連銀総裁

「今年3回の利上げが依然としてベストシナリオ。

 イールドカーブのフラット化は世界的な過剰流動性が一部要因。

 1819年の労働市場は過熱ぎみに推移する可能性。

 減税は投資の活発化を支援する可能性。

 負債によってファイナンスされた減税には懸念。

 循環的なインフレ圧力があることは疑いない。

 テクノロジーはインフレにとって一部逆風」

ブロードベント英中銀副総裁

「家計負債の高さは政策金利に大きく影響しない。

 英住宅市場はバブルではない。

 家計負債の高さで英中銀が利上げを止めることはない。

 目標に到達するために何でも行う。

 英中銀の見通しは追加利上げを示唆」

シカゴ連銀総裁

「利上げを今年半ばまで先送りするのが良いと前回会合で考慮。

 今年は2.5%成長を予想。

 減税案可決で現時点で勢いを加速させる材料はない。

 一過性のインフレ鈍化が解消すれば確信を強められる」

10年債入札では最高落札利回り2.579%、応札倍率2.69倍。

ロイター通信 (関係者の話)

「カナダ当局は米国がNAFTAを離脱するとの見方を強めている。

 近いうちにトランプ大統領が発表するようだ。

 ただ、大統領は、条約改定のための協議を1月下旬に

 開催することも同時に発表するのではないか」

加ドル売り反応。ドルカナダが上昇。

セントルイス連銀総裁

「石油高で物価上昇を見込む。インフレ期待がやや上昇。

 過去5年間の穴埋めのためインフレ目標の引き上げ検討を」

CNBC

「ウォーレンバフェット氏は仮想通貨について

 ほぼ確実に悪い結末を迎えると述べた」

10年債利回りは2.55%台。原油先物2月限の終値は63.57ドル。

NYダウは16.67ドル安の25369.13で取引を終える。



<111()>

日経平均は131.81円安で寄り付き77.77円安の23710.43で大引け。

豪小売売上高(11)は予想より強い前月比1.2%。豪ドル買い反応。

報道

「トランプ米大統領はイランに対する経済制裁再開を見送る見通し」

東京時間に米10年債利回りは一時2.53%台へ低下。

メルケル独首相

「連立を模索する協議には依然として障害が残っている。

 連立協議でできることは何でも行う方針」

原油先物は一時64ドル台へ上昇。

英首相報道官

「EU離脱をめぐる2回目の国民投票は行わない」

発表直後はポンド売り反応。

ECB理事会議事録要旨

2018年の早い時期にガイダンスの段階的なシフトについて検討。

 リフレが継続すれば市場とのコミュニケーションに変化が必要」

ユーロ買い反応。ユーロドルが1.20台を回復。

NY時間序盤に米10年債利回りは2.56%台へ上昇。

米生産者物価指数(12)は予想より弱い前月比-0.1%

ドル売り反応。

報道「北海ブレントが2014年以来の70ドル台に」

NY時間終盤に米10年債利回りは一時2.52%台へ低下。

ドル円は111円台前半へ下落。

ダドリーNY連銀総裁

「今年の米GDP伸び率を2.50%から2.75%とみている。

 成長が過熱化するリスクを警戒。

 依然として緩やかな利上げが継続するという論拠は強い。

 資産価値は特に懸念していない。

 インフレは目標である2%に向けて上昇圧力が高まるとみている。

 最近のイールドカーブのフラットニングは懸念していない。

 今後の状況にもよるが2018年中に3回の利上げが合理的な出発点。

 データ次第では遅くなったり早くなったりする」

NYダウは205.60ドル高の25574.73で取引を終える。最高値を更新。

NASDAQSP500も最高値を更新。



<112()>

WSJ

「トランプ大統領はインフラ支出がなすべきリストの

 優先順位のトップであると発言」

日経平均は9.23円高で寄り付き56.61円安の23653.82で大引け。

日経平均は3日続落。

10年債利回りは2.55%から2.54%台で推移。

麻生財務・金融相

「(仮想通貨を)何でもかんでも規制すればいいとは思わない。

 利用者保護とイノベーションのバランスを

 注意しながらやっていかなければいけない」

中国貿易収支(12)は予想より強い546.9億ドル。

原油先物は63ドル台半ばで推移。

ブルームバーグ

「独メルケル首相とSPD、暫定合意に達した」

ユーロドルが1.21台へ上昇。201412月以来の高値水準。

ロンドン時間にポンドドルが1.36台へ上昇。

ドル円が一時111円台を割り込む。

JPモルガン第4四半期調整後1株利益1.76ドル、

第4四半期調整後収入254.5億ドル(予想255.1億ドル)

第4四半期投資銀行収入16.4億ドル(予想16.6億ドル)

ダラス連銀総裁

「今年の米経済成長率見通しは2.5%から2.75%。

 今年の利上げ回数は3回との見方を繰り返す」

米ウェルズファーゴ第4四半期1株利益1.16ドル

第4四半期収入220.5億ドル(予想223.5億ドル)

米消費者物価指数(12)は予想とおりの前月比0.1%

米消費者物価指数コア(12)は予想より強い前月比0.3%

米小売売上高(12)は予想より弱い前月比0.4%

米小売売上高(除自動車 12)は予想より強い前月比0.4%

10年債利回りは一時2.59%台へ上昇。ドル買い反応。

独仏英の株式市場は堅調傾向で推移。

フィラデルフィア連銀総裁

「米国の雇用に若干のスラックが残っている。

 年2回の利上げが適切であると再表明」

NY原油先物2月限の終値は64.30ドル。

10年債利回りは2.550%に低下。ドル売り優勢。

ドル円が一時再び111円台を割り込む。ポンドドルが1.37台へ上昇。

日経新聞(観測報道)

「日銀は今月22日、23日開かれる金融政策決定会合で

 2018年の経済成長見通しを現行の+1.4%から

 0.1から0.2%ポイント引き上げへ」

ボストン連銀総裁

「フラットニングはリセッションを意味しない」

終盤にユーロドルが1.22台へ上昇。

NYダウは228.46ドル高の25803.19で取引を終える。最高値を更新。

NASDAQSP500も最高値を更新。VIX指数は10.16

週末の報道

「米国は核の役割拡大へ。通常兵器への反撃にも」





<先週のドル円の概況>

先週のドル円は、週初8日に113.13レベルで始まり、ロンドン時間に

週高値となる113.38へ上昇しましたが、その後、反落して、9日の

日銀オペで長期債買入減額の発表も背景に揉み合いながらも軟調傾向で

推移して10日のNY時間にかけて111円台前半へ下落する展開になり

ました。その後、11日のロンドン時間序盤にかけて111.87へ反発しま

したが、その後、再び反落して12日のロンドン時間に一時111円台を

割り込む展開になりました。その後、NY時間序盤にかけて111.69

反発しましたが、NY時間終盤にかけて週安値となる110.91へ下落し

111.05レベルで週の取引を終えました。



<先週のユーロドルの概況>

先週のユーロドルは、週初8日に1.2028レベルで始まり、揉み合いな

がらも軟調傾向で推移して9日のNY時間序盤にかけて週安値となる

1.1915へ下落しましたが、その後、揉み合いながらも切り返して10

NY時間序盤にかけて1.2018へ反発する展開になました。その後、

再び反落して、11日のロンドン時間序盤にかけて1.1929へ下押しまし

たが、その後、再び反発して上伸し堅調に推移して週末の終盤にかけて

週高値となる1.2218へ上昇して1.2201レベルで週の取引を終えまし

た。







●今週(115日から119)のドル・円・ユーロの注目点



<今週のドル円>

今週のドル円相場は、上昇した場合、まずは12日の高値111.69を巡

る攻防が注目されます。ここを上抜けた場合は11日の高値111.87

さらに上昇した場合は112.00の「00」ポイント、ここを上抜けた場合

10日の高値112.78、さらに上昇した場合は9日のロンドン時間の戻り

高値112.96から113.00の「00」ポイントを巡る攻防が注目されま

す。

一方、下落した場合は、まずは111.00の「00」ポイントから12日の

安値110.91を巡る攻防が注目されます。ここを下抜けた場合は11

27日の安値110.84、さらに下落した場合は831日の高値110.67

ここを下抜けた場合は915日の安値109.55、さらに下落した場合は

109.00の「00」ポイントを巡る攻防が注目されます。



今週のドル円相場にかかわる経済指標では、16日のNY連銀製造業景

況指数、17日の日機械受注と米鉱工業生産と米NAHB住宅市場指数と

米地区連銀経済報告と対米証券投資、18日の中国第4四半期GDP

中国鉱工業生産と中国小売売上高と米住宅着工件数と米建設許可件数

とフィラデルフィア連銀製造業指数と米新規失業保険申請件数、19

のミシガン大学消費者信頼感指数速報、などが注目されます。



さて、先週のドル円は113円台前半で始まるも9日に日銀が長期債の

買入減額の発表をしたことが円買いのトリガーとなった格好で軟調傾向

で推移して週末には一時110円台へ下落する展開になりました。

一方、日経平均は先週後半に3日続落となるも、NYダウは史上最高値

を更新して25803ドルへ上昇して、米10年債利回りも一時2.597%

上昇する状況で、ドル円の下落ではコリレーションの一部に崩れが見ら

れているようです。

NYダウはNASDAQSP500とともに連日のように史上最高値を

更新していますが、週足レベルで38.2%はもちろんのこと23.6%さえ

調整らしい調整がなく高値を更新していて、グランビルの8法則におい

ても高値が警戒される状況になってきているようです。

ドル円は戻し試しをする可能性はありますが、もしも仮にNYダウが

調整入りとなった場合はドル円のさらなる重しとなる可能性には注意が

要りそうです。





<今週のユーロドル>

今週のユーロドル相場は、上昇した場合、まずは先週高値1.2218

巡る攻防が注目されます。ここを上抜けた場合は201412月第4

の高値1.2272、ここを上抜けた場合は1.2300の「00」ポイント、

さらに上昇した場合は201411月第2週の安値1.2358、ここを上抜

けた場合は1.2400の「00」ポイントを巡る攻防が注目されます。

一方、下落した場合は、まずは12日のNY時間の押し安値1.2111

巡る攻防が注目されます。ここを下抜けた場合は1.2100の「00」ポイ

ント、さらに下落した場合は12日の東京時間の高値1.2066から11

の高値1.2059、ここを下抜けた場合10日の高値1.2018、さらに下落

した場合は1.2000の「000」ポイントを巡る攻防が注目されます。



今週のユーロドル相場にかかわる経済指標では、16日の独消費者物価

指数改定値、17日の欧消費者物価指数確報、などが注目されますが、

対ドル通貨ペアとして、16日のNY連銀製造業景況指数、17日の米鉱

工業生産と米NAHB住宅市場指数と米地区連銀経済報告と対米証券投

資、18日の中国第4四半期GDPと中国鉱工業生産と中国小売売上高と

米住宅着工件数と米建設許可件数とフィラデルフィア連銀製造業指数と

米新規失業保険申請件数、19日のミシガン大学消費者信頼感指数速報

などが注目されます。



さて、先週のユーロドルは週前半に1.19台から1.20台前半揉み合いと

なりましたが週後半からはポンドドルなどとともに堅調に推移して、

11日のECB理事会議事録要旨で「2018年の早い時期にガイダンスの

段階的なシフトについて検討。リフレが継続すれば市場とのコミュニ

ケーションに変化が必要」などが示されたことがユーロ買いのトリガー

となったか2017年高値でもある98日の高値1.2092を上方ブレー

クして、週末にブルームバーグが「独メルケル首相とSPD、暫定合意

に達した」との報道で独10年債利回りが0.51%台へと上昇したことも

背景に1.22台へと上昇する展開になりました。

独連立協議は端緒についたばかりで、また34日にイタリアで総選

挙が予定されているなど今年の欧州は今後とも政治リスクには注意が

要りますが、今後1年半の間にECB理事の多数が入れ替わることも

ありユーロの上昇期待は根強いようです。

IMM通貨先物ポジションではユーロは買い越しに傾いていて、今後も

調整の動きもあるとは思われますが、2017年高値の1.2092を上方ブレ

ークしたことで、このアラウンドがロールリバーサルで下値支持となれ

ば、ユーロの上昇トレンドが継続する可能性がありそうです。







■トレードと凡事のお話 その274



前回からの続きのお話です。



投資苑で有名なアレキサンダー・エルダー博士が

トレードでは当たり前なことこそが大切として、

「投資苑3」の中でこう語っています。



「相場には秘密があります。

 秘密がないということが秘密なのです。」



相場やトレードで秘密ではない「当たり前なこと」とは

いったいぜんたい何なのでしょうか...。



今回は「トレードと凡事」その第二百七十四話です。



それでは、はじまり、はじまり~。^^





『おい、ジイさん。先週はNYダウが史上最高値を更新して25803

 ドルへと上昇して、NASDAQSP500も連日のように史上最高値

 を更新して債券利回りが上昇したが...、ドル安、円高、ユーロ高、

 ポンド高、資源国通貨高...、そして原油高の一週間だったよな』



「ふむ。そうであったのう...。溜口剛太郎殿。

 円買いでは9日に日銀が長期債の買入減額の発表をしたことが

 トリガーとなったようで...、またユーロ買いでは11日にECB理事会

 議事録要旨で『2018年の早い時期にガイダンスの段階的なシフトに

 ついて検討。リフレが継続すれば市場とのコミュニケーションに変化

 が必要』などが示されたことがトリガーとなったようじゃ...」



『ドル円の下落では日銀の長期債の買入減額の発表があったとはいえ、

 NYダウが史上最高値を更新して米10年債利回りも一時2.6%に迫る

 くらいに上昇したのに、なんか違和感も感じる相場だったが...、

 コリレーションの一部に崩れもあるようだな...。ジイさん』



「ふむ...。先週のドル円はNYダウが堅調な中でも軟調に推移して

 なんとなく違和感も感じる状況もあったようじゃのう...。

 ただ、NYダウは連日のように史上最高値を更新しておるが...

 これまで38.2%はもちろんのこと23.6%さえ調整らしい調整がなく

 高値を更新していて、グランビル8法則でも高値が警戒される状況で

 もしも仮にNYダウが調整入りとなることでコリレーションの崩れが

 解消に向かうとするならば、ドル円のさらなる重しとなるその可能性

 には注意が要りそうじゃのう...。溜口剛太郎殿」



『さてところで...、ジイさん。今日は何のお話だい?』



「ふむ。そうじゃのう...。ペンディングになってる『情報氾濫のお話』

 もいつかはさせてもらいたいと思っておるのじゃが...、今日は

 『行動と習慣と節目での判断のお話』でもさせてもらうとしよう...」



『まぁ、よろしい。聞いてやろうじゃないか...』



「松井秀喜選手や野村克也監督やウィリアム・ジェームズ氏、

 そして、マハトマ・ガンジーの名言としても有名じゃが...、

 『行動が変われば習慣が変わる』という言葉をご存知の事じゃろう。

 多くの著名人が語るこの言葉じゃが、語源は定かではないが

 おそらくどうもインドのヒンズー教の教えのようなのじゃのう...」



『まぁ、「行動が変われば習慣が変わる」なんちゃらという言葉は

 いろいろアレンジされてよく聞く言葉だよなぁ...』



「そして環境や人や情報との出会いや運も小さくはない要素ではあるが

 『今のあなたの状況は、これまでの人生であなたがしてきた思考と

 行動と習慣と、節目での判断の結果である』とも言われることがあり

 トレードでも行動と習慣の要素はかなり大きいものなのじゃのう...」



『よく「知ってるか知らないかの違い」などとも言われるけど、

 学習しても行動と習慣化がなければ知っていることが出来るよう

 には決してならないからな...。それに、就職や起業や結婚など

 人生の節目での判断が人生においても大きな影響となるように、

 トレードや投資でも節目での判断は大切な事になるもんだよな...』



「また、習慣が大切な節目の場面でも大きな作用として働くと考えると

 行動の習慣化という意味では『練習』が必要となることになろう...。

 まぁ、トレーダーや投資家としてとして、日々の情報収集と学習と、

 身に覚え込ませる練習は何年たっても必要なのではあるまいかのう」



2017年の仮想通貨投資でも情報収集していても石橋を叩いて渡らず

 後悔することになった人も少なからずいたと聞くからなぁ...。

 大切な節目で決断出来るか出来ないかは大きな差となるものだよな。

 また、世の中が日進月歩というよりも、人工知能、自動運転、IoT

 通信の5GTV8KVR、ビッグデータ、量子コンピューター、

 そして、ブロックチェーンによるフィンテック革命などなど...、

 大きく変化する中で「もうこれで良いなどという事はあり得なく」、

 世の中もマーケットも日々、留まることなく変化している以上、

 トレーダーや投資家も「常に前進して学び続けなければ相対的後退」

 となってしまう、ということにもなるだろうからな...。』



「ふむ...。2013年頃、『1.010.99の法則』という事がネットで

 話題となったことがあってのう...。わずか日々0.01%の微差ながら、

 日々0.01%減少した場合1年経つと1が約0.0255に減じてしまい、

 日々0.01%増加した場合1年経つと1が約37.783に増加する、

 ことになり、わずかな差は経年で大きな差になるというワケじゃが、

 トレーダーや投資家もまた、『前進なき相対的な後退とならぬよう』、

 ともどもに学び続けて、そして、身に覚え込ませる練習を

 粛々と怠りなく積み重ねて進めていきたいものじゃのう...」



『オレ様はこれからも、情報収集、学習と自身に対する訓練は

 怠りなく、ちょびっとづつでもずーっと続けていくつもりだぜ...』



「流石(さすが)じゃ...、溜口剛太郎殿。ジイも溜口殿を見習って

 これからの人生で今が一番若いとの思いで頑張っていきますぞ」







なーんちゃって。

またまたお話が長くなりました。 m(_ _)m




ではまた来週。








<お知らせ>

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トレードと凡事のお話 その273

  • 投稿日:

新年は株式市場が堅調なスタートとなりました。

2018年もよろしくお願い致します。




■先週(12日から15)の主な出来事や要人発言



先週は、ドルインデックスが91.89で始まり、91.47へ下落した後に

91.75で週の終値になりました。

10年債利回りは週レベルで2.476%に上昇しました。

NY原油先物(WTI)2月限は週の終値で61.44ドルに上昇しました。

NYダウは週間576.65ドル上昇、25295.87ドルで週の取引を終える。





<12()>

東京株式市場は休場。

為替市場は静かな相場展開で始まる。

中国財新製造業PMI(12)は予想より強い51.5

オセアニア通貨が堅調傾向で推移。

中国上海株式市場は1.24%高で取引を終える。

報道

「トランプ大統領、パキスタンへの支援停止を警告」

10年債利回りは2.45%台に上昇して始まり一時2.41%台へ低下。

ロンドン時間はドル売りが優勢。ポンドが堅調に推移。

欧州の株式市場は軟調傾向で推移。

報道

「英がEU離脱後のTPP参加を非公式に検討」

報道

「イラン反政府デモが全土に急拡大。21人死亡、政権不安も」

ルー前米財務長官

「米経済には的を絞った投資が必要。

 税制改革法案ほどシニカルな政策はない。

 税制改革法案は米国を破産状態に置くもの。

 税制改革法案は投票者が望むものとはほとんどかけ離れている」

トランプ大統領

「制裁や圧力が北朝鮮に大きな影響を与え始めている。

 兵士らは危険を冒して韓国に逃亡。

 ロケットマンは初めて韓国との対話を望む姿勢を示している。

 それが良いニュースか、そうでないかもしれない。

 そのうち分かるだろう」

NY時間に米10年債利回りは一時2.48%台へ上昇。

オーストリア中銀総裁

「政策担当者は株式市場のバブル回避に注意すべき。

 米株式市場は極めて過熱。欧州の不動産よりも危険。

 欧州でもバブルを招かないよう注意が必要。

 ECBの資産購入プログラムの終了が視野に入っている。

 バランスシート縮小開始までは2から3年かかるだろう」

米ニュースサイトのワシントン・フリービーコン

「中国共産党指導部が北朝鮮の核・弾道ミサイル開発に関し、

 同国がさらなる核実験を自制するならば

 新型の短・中距離弾道ミサイルなどの軍事援助を含む支援を

 拡大させるなどの秘密計画を採用したことが判明」

NY時間に原油先物は60ドル台前半で推移。

NYダウは104.79ドル高の24824.01で取引を終える。



<13()>

東京株式市場は休場。

10年債利回りは2.46%台で推移。

仏首相

「フランスの2018年成長率1.7%は誠実な数字。

 現時点ではこの予想を引き上げる計画はない」

ロンドン時間に米10年債利回りは一時2.47%台へ上昇。

独仏の株式市場は堅調傾向で推移。

ポンドやユーロが軟調傾向で推移。

NY時間に米10年債利回りは一時2.44%台へ低下。

原油先物は61ドル台で推移。

ISM製造業景況指数(12)は予想より強い59.7

ドル買い反応。

報道

「米朝が極秘協議、12月に北京で米の対北融和派巻き返しか?

 1.16バンクーバー閣僚級会合は紛糾の恐れ」

報道

12月のアラバマ州の上院補欠選挙で勝利した民主党ジョーンズ氏が

 宣誓し米上院議員に就任。これで上院の議席は共和党が51

 民主党が49となり与野党の差が僅差に縮小に」

トランプ大統領

「アラバマ州での議席喪失はバノン氏にも責任がある。

 1対1の会合はほんの数回だった。バノン氏は正気でなくなった」

FOMC議事録

「大半が緩やかな利上げ継続を支持。

 多くはインフレは緩やかに2%に向かうと予想。

 イールドカーブのフラット化は異例ではないと意見で一致。

 労働市場のひっ迫がインフレを押し上げる。

 減税は支出を拡大させる。減税で投資がわずかに拡大と予想。

 数人は低いインフレを懸念」

10年債利回りは一時2.46%台へ上昇。ドル買い反応。

NYダウは98.67ドル高の24922.68で取引を終える。最高値を更新。

NASDAQSP500も最高値を更新。



<14()>

日経平均は308.79円高で寄り付き741.39円高の23506.33で大引け。

大発会はバブル崩壊後の26年ぶり高値を更新。時価総額は700兆円。

10年債利回りは2.45%から2.46%台で推移。ドル円は堅調に推移。

麻生財務相

「5年前に比べてGDPは順調に成長。

 雇用環境そして所得環境は大きく変わってきた。

 株価は安倍政権下で間違いなく上がった」

韓国メディア

「北朝鮮が近くミサイルを発射する兆候は見られない」

黒田日銀総裁

「日本経済は緩やかな成長が見られる。

 この状況が当面続くとみている。

 デフレマインドは簡単には消えない。

 量的緩和政策を続けていく必要」

独仏の株式市場は1%超の上昇。原油先物は一時62ドル台へ上昇。

ロンドン時間はドル売りが優勢。

ロイター通信

「昨日、メルケル首相とCSUSPDの党首が数時間にわたり会談、

 共同声明では連立政権樹立への自信が高まり、楽観的」

ユーロが堅調に推移。

ADP雇用統計(12)は予想より強い前月比25.0万人。

NY時間序盤に米10年債利回りは一時2.48%台へ上昇。

EIA週間石油在庫統計では原油在庫が741.9万バレルの減少。

トランプ大統領

「米国民に仕事と安全を提供するために移民プログラム策定に

 取り組んでいる。米国は国境の壁を持とうとしている。

 DACA(不法入国した若者の救済制度)の変更には壁も含む。

 連鎖移民は終わらせなければならない」

ジンキ米内務長官

「トランプ政権はカルフォルニアやフロリダ沖を含む米沿岸の

 90%以上で石油掘削制限の解除を提案する方向」

セントルイス連銀総裁

「雇用とインフレの関連性が消えた可能性も。

 テイラー・ルール採用は期待の誘導を支援。

 FRBの金利見通しはインフレを十分考慮していない。

 株価の急騰を懸念していない。FRBは逆イールドは回避すべき。

 米経済は好調な中、イールドカーブについては議論すべき。

 現在のイールドカーブの傾きであれば問題ない。

 サプライサイドの減税の影響に反応する必要はない。

 ビットコインは中銀の政策担当者が懸念することではない」

NY時間後半に米10年債利回りは2.45%台へ低下。

NYダウは152.45ドル高の25075.13で取引を終える。最高値を更新。

NASDAQSP500も最高値を更新。



<15()>

日経平均は136.67円高で寄り付き208.20円高の23714.53で大引け。

日経平均は26年ぶり高値を連日更新。

豪貿易収支(11)は予想より弱い-6.28億ドル。豪ドル売り反応。

報道

「韓国と北朝鮮が9時半からホットランを通じた連絡を開始」

ロンドン時間はドル買い優勢。ドル円が113円台へ上昇。

独仏の株式市場は堅調に推移。原油先物は61ドル台半ばで推移。

欧消費者物価指数速報(12)は予想とおりの前年同月比1.4%

10年債利回りは2.45%から2.46%台で推移。

セントルイス連銀総裁

2018年の米経済成長率は2%台前半を見込む。

 雇用は増加しているがインフレにつながっていない。

 FOMCは利回り曲線のフラット化について議論すべき」

米非農業部門雇用者数(12)は予想より弱い前月比14.8万人、

米失業率(12)は予想とおりの4.1%、

米平均時給(12)は予想とおりの前月比0.3%。

10年債利回りは一時2.43%台へ低下。一時ドル売り反応。

加雇用統計は市場予想より強い。加ドル買い反応。

コーン米国家経済会議(NEC)委員長

FRB副議長の人選は今月発表の可能性はある。

 減税は今始まったばかり。最低賃金の上昇は望ましい現象。

 株式市場は現時点で割高ではない。

 金融規制緩和法案は第1四半期の議会通過を目指す」

ISM非製造業景況指数(12)は予想より弱い55.9

フィラデルフィア連銀総裁

「今年は2回の利上げが適切。

 低インフレでFOMCは政策目標を再考する必要。

 今年の成長は2.5%を若干下回る。

 雇用の伸びは2019年末までに月間10万人程度に減速へ。

 インフレ率は2019年には2%若干上回る水準に」

報道

「東京に震度4の地震 マグニチュードは4.8

クリーブランド連銀総裁

「インフレ目標の変更は検討の価値あり。

 目標の引き上げは自身の選択肢にはない。

 向こう数年でインフレは2%を上回る。労働市場は強い」

10年債利回りは2.476%。原油先物2月限の終値は61.44ドル。

NYダウは220.74ドル高の25295.87で取引を終える。最高値を更新。

NASDAQSP500も最高値を更新。





<先週のドル円の概況>

先週のドル円は、週初2日に112.61レベルで始まりNY時間前半にか

けて週安値となる112.06へ下落しましたが、その後、切り返して、

揉み合いながらも堅調傾向で推移して週末5日のNY時間序盤にかけて

週高値となる113.31へ上昇する展開になりました。その後、米雇用統

計が発表されてNFPが市場予想より弱い結果となった事を背景に一時

113.02へ下押す上下動となり113.05レベルで週の取引を終えました。



<先週のユーロドルの概況>

先週のユーロドルは、週初2日に1.2012レベルで始まりロンドン時間

1.2081へ上昇しましたが、その後、反落して、揉み合いながらも軟

調傾向で推移して3日のNY時間終盤にかけて週安値となる1.2001

下落する展開になりました。その後、揉み合いながらも反発して、

4日のNY時間前半にかけて週高値となる1.2088へ上昇しましたが、

その後、1.20台前半へ反落して米雇用統計の発表を迎えました。米雇

用統計ではNFPが市場予想より弱い結果となって一時1.2083へ反発し

ましたが、その後、再び反落して揉み合いになり1.2029レベルで週の

取引を終えました。







●今週(18日から112)のドル・円・ユーロの注目点



<今週のドル円>

今週のドル円相場は、上昇した場合、まずは先週高値の113.31を巡る

攻防が注目されます。ここを上抜けた場合は1221日の高値113.63

から1221日の高値113.74、さらに上昇した場合114.00の「00

ポイント、ここを上抜けた場合は711日の高値114.49、さらに上昇

した場合は116日の高値114.73を巡る攻防が注目されます。

一方、下落した場合は、まずは113.00の「00」ポイントを巡る攻防が

注目されます。ここを下抜けた場合は4日のロンドン時間序盤の押し安

112.49、さらに下落した場合は先週安値の112.06、ここを下抜けた

場合は112.00の「00」ポイント、さらに下落した場合は1016日の

安値111.65、ここを下抜けた場合は121日の安値111.39から11

29日の安値111.38を巡る攻防が注目されます。



今週のドル円相場にかかわる経済指標では、10日の中国消費者物価指

数と中国生産者物価指数、11日の米生産者物価指数と米新規失業保険

申請件数と米月次財政収支、12日の日国際貿易収支と中国貿易収支と

米消費者物価指数と米小売売上高、などが注目されます。



さて、先週のドル円は週初に112円台前半へ下落しましたが、その後

は堅調傾向で推移して、週末の米雇用統計を経過して113円台前半で

取引を終えました。

本年初めはNYダウが25000ドルの大台に乗せて、日経平均も26年ぶ

り高値を連日更新して23700円台へ上昇するなど、リスクオンの年始

相場になりました。

昨年は米国が利上げサイクル入りするもドルインデックスではユーロの

上昇も背景にドル安傾向の1年でしたが、日経通貨インデックスによる

円の実効レートでは5日時点で97.4と約111カ月ぶりの低水準と

なりました。

昨年のドル円はドル安と円安の綱引きとなって年間の変動率が約9.65

と低ボラティリティ相場となりましたが、今年は我々トレーダーとして

ドル円の変動率の拡大を期待したいものです。





<今週のユーロドル>

今週のユーロドル相場は、上昇した場合、まずは2日の高値1.2081

巡る攻防が注目されます。ここを上抜けた場合は先週高値の1.2088

2017年高値でもある98日の高値1.2092、さらに上昇した場合は

1.2100の「00」ポイント、ここを上抜けた場合は1.2200の「00」ポイ

ントを巡る攻防が注目されます。

一方、下落した場合、まずは3日の安値1.2001から1.2000の「000

ポイントを巡る攻防が注目されます。ここを下抜けた場合1229

NY時間終盤の押し安値1.1992、さらに下落した場合は1127

の高値1.1960、ここを下抜けた場合は1.1900の「00」ポイント、

さらに下落した場合は1012日の高値1.1879、ここを下抜けた場合

1214日の高値1.1862から1115日の高値1.1861を巡る攻防が

注目されます。



今週のユーロドル相場にかかわる経済指標では、8日の独製造業新規受

注と欧小売売上高、9日の独鉱工業生産と欧失業率、11日の欧鉱工業

生産とECB理事会議事録要旨、などが注目されますが、対ドル通貨ペ

アとして、10日の中国消費者物価指数と中国生産者物価指数、11日の

米生産者物価指数と米新規失業保険申請件数と米月次財政収支、12

の中国貿易収支と米消費者物価指数と米小売売上高、などが注目されま

す。



さて、先週のユーロドルは1.20台での上下動の揉み合い相場となりま

した。

独欧の経済は良好でECBも量的緩和縮小に向かいますが、2日時点の

IMM通貨先物ポジションではユーロは35720枚の買い越し増で、総数

127868枚の買い越しとなっていて上値が重く、2017年高値でもある

98日の高値1.2092アラウンドが上値抵抗となっているようです。

ここを上抜けると動意づく可能性がありますが、なかなか上値抵抗も強

いようで、7日から予定されている独連立協議の行方が注目されます。

また、今年の欧州は34日にイタリアで総選挙が予定されているなど

政治リスクには注意が要りそうです。







■トレードと凡事のお話 その273



前回からの続きのお話です。



投資苑で有名なアレキサンダー・エルダー博士が

トレードでは当たり前なことこそが大切として、

「投資苑3」の中でこう語っています。



「相場には秘密があります。

 秘密がないということが秘密なのです。」



相場やトレードで秘密ではない「当たり前なこと」とは

いったいぜんたい何なのでしょうか...。



今回は「トレードと凡事」その第二百七十三話です。



それでは、はじまり、はじまり~。^^





『おい、ジイさん。あけおめ! 2018戌年がスタートしたが、

 年初はNYダウがあれよという間に25000ドルの大台に乗せて、

 日経平均も26年ぶり高値を連日更新して23700円台へ上昇するなど

 株式市場はリスクオンの年始相場になったよな...』



「新年明けましておめでとう。今年もよろしくお願い致しますぞ。

 年初の株式市場は幸先の良い堅調なスタートとなったのう」



『一方、ドル円は年初に一時下押すもその後は113円台へ上昇したが

 昨年のドル円は変動率がいまいちで差益も得にくい状況だったから、

 2018年の為替相場はもっと大きく動いてもらいたいもんだぜ』



「ふむ。昨年は米国が緩やかな利上げサイクル入りとなったが...、

 ドルインデックスではユーロの上昇もあってドル安傾向の1年で、

 そして一方、円の実効レートでは円安傾向となって...、

 昨年のドル円はドル安と円安の綱引きとなったことで

 年間の変動率が約9.65と低ボラティリティ相場となったのう。

 今年は溜口殿が言うように大きく動いてもらいたいものじゃ」



『アナリストさんの予想では強気な見解が多いようだけど...、

 今年はいったいどんな相場展開になるかねぇ。ジイさん。』



「強弱要因があり確かなことは誰にもわからぬことじゃが...、

 2017年に成立した米税制改革法案による減税や、1月下旬の

 米予算教書の前に発表予定の米インフラ整備はリスクオン要因で、

 また、リパトリによる資金還流の実行はドル買い要因となろう...。

 ただ...、米調査会社ユーラシア・グループが予想する2018年の

 10大リスクにあるように中国はリスク要因で、また、北朝鮮や

 シリアなどの偶発的なアクシデントもリスク要因となろう...。」



5日にはバノン前首席戦略官が大統領の親族らを批判したことで

 話題となった、トランプ政権の暴露本「炎と怒り」が発売されて、

 トランプ政権の足元も動揺するかもしれないしな...』



「あまり述べ過ぎると売りの思考バイアスとなってもいけないが...、

 英国メイ政権の崩壊のリスク、独連立交渉の暗礁乗り上げのリスク、

 イタリア総選挙のリスク、メキシコのNAFTA交渉失敗のリスク、

 サウジ・イラン情勢のリスク、米中間選挙のリスク、日銀総裁人事、

 そして、世界債務残高が全世界GDP324%にもなっているリスク

 などなど、地震も含め不確実要因は数多く潜在しておるのじゃのう」



『北朝鮮が平昌五輪出場を示唆していて8日の正恩委員長の誕生日では

 ミサイルの発射はないと思われるが、やがてあるかもしれないしな』



「ただ、我々ごときが知り得る事など市場のビッグプレイヤー達は

 既に先んじて百も承知な事であり...、予想でトレードしようなど

 我々一般トレーダーには到底できぬことで、チャートに従って

 トレードすることが最も賢明となるのではあるまいか...。」



『予想で「こうなるに違いない」と変にバイアスのかかった思考は

 むしろ有害なこともあり、我々一般トレーダーにとっては

 「チャートの事実に対応してトレードする」ほうが賢明な戦略と

 なるのかもしれないよな...。ジイさん。』







なーんちゃって。

またまたお話が長くなりました。 m(_ _)m




ではまた来週。

トレードと凡事のお話 その272

  • 投稿日:

本年はたいへんにお世話になりました。m(_ _)m

明年2018もどうぞよろしくお願い致します。




■先週(1218日から1222)の主な出来事や要人発言



先週は、ドルインデックスが93.50で始まり、揉み合いながらも軟調

傾向で推移して92.88で週の終値になりました。

10年債利回りは週レベルで2.487%に上昇しました。

NY原油先物(WTI)2月限は週の終値で58.47ドルに上昇しました。

NYダウは週間102.32ドル上昇、24754.06ドルで週の取引を終える。





<1218()>

CMEで開始したビットコイン181月物の始値は20,650ドル。

日通関ベース貿易収支(11)は予想より強い1134億円。

日経平均は217.22円高で寄り付き348.55円高の22901.77で大引け。

10年債利回りは2.36%から2.37%台で推移。

インドのセンセックス指数が2%超の下落。

ECB

「英国のEU離脱は2018年の銀行監督の主要課題に」

独仏の株式市場は1%超の上昇。

原油先物は57ドル台後半で推移。

フィンランド連銀総裁

「ユーロ圏の景気回復の強さがインフレを下支え。

 中期的にインフレ支えるには十分な金融緩和が依然必要に」

英CBI製造業受注指数(12)19888月以来の高水準の17

ポンド買い反応。

ミネアポリス連銀総裁

「低インフレとイールドカーブフラット化がFOMCで反対した理由。

 利上げは賃金の伸びを不必要に抑える可能性。

 米国債市場はリセッションのリスク上昇を示唆。

 現段階では金融市場の安定に差迫ったリスクがあるとは見ていない」

サンフランシスコ連銀総裁

「来年3回の利上げは妥当。来年の米国経済のモメンタムは良好」

NY時間後半に米10年債利回りは2.39%台へ上昇。

トランプ大統領

「北朝鮮封じ込めであらゆる必要な措置をとる。

 反勢力は中国とロシア。イスラム国との戦いでは良い仕事をした。

 GDPの成長も米国の最大の武器の一つ。

 南部国境の安全保障で壁建設が必要」

NYダウは140.46ドル高の24792.20で取引を終える。最高値を更新。



<1219()>

10年債利回りは2.39%から2.40%台で推移。

日経平均は59.70円高で寄り付き33.77円安の22868.00で大引け。

麻生財務相

「ビットコインについて、定義されていなくて扱いづらい問題。

 通貨になり得るか証明されていない。

 もうしばらく見ていかないといけない」

IFO景況感指数(12)は予想より弱い117.2

一時ユーロ売り反応。

エストニア中銀総裁

「ECBの金融政策のガイダンスを徐々に調整することが重要。

 賃金や物価は依然伸び悩んでいる」

米ダラス地区連銀総裁

「段階的かつ辛抱強い金融緩和の解消を予想。

 2018年は3回の利上げを予想。

 税制改革で自身の成長予測をやや上方修」

米住宅着工件数(11)は予想より強い129.7万件、

米建設許可件数(11)は予想より強い129.8万件。

NY時間序盤に米10年債利回りは2.42%台へ上昇。ドル買い優勢。

原油先物は57ドル台半ばで推移。

アトランタ連銀GDPナウ第4四半期は3.3%へ上昇。

NY時間後半に米10年債利回りは一時2.47%台へ上昇。

ドル円が一時113円台へ上昇。

報道

「米下院が税制改革の修正法案を一旦可決」

NYダウは37.45ドル安の24754.75で取引を終える。



<1220()>

NZ貿易収支(11)は予想より弱い-11.93NZドル。NZドル売り。

10年債利回りは2.45%台で推移。

日経平均は33.07円安で寄り付き23.72円高の22891.72で大引け。

報道

「米上院が税制改革法案を可決」

ロンドン時間に米10年債利回りは一時2.46%台へ上昇。

ドル円が113円台へ上昇。

新華社

「中国は慎重かつ中立的な金融政策を続けると再表明」

ハモンド英財務相

「英国は生産性で深刻な問題を抱えている」

EU

「英国のEU離脱移行期間は202012月末で終了へ」

コーン氏

「共和党の税制改革計画は賃金と成長を押し上げる」

NY時間序盤に米10年債利回りは一時2.49%台へ上昇。

原油先物は47ドル台後半で推移。

ユーロドルが一時1.19台へ上昇。独の株式市場は1%超の下落。

EIA週間石油在庫統計では原油在庫が649.5万バレルの減少。

原油先物2月限は揉み合いの後に58ドル台前半へ上昇。

報道

「メイ政権ナンバー2とされるダミアン・グリーン筆頭国務相が辞任」

報道

NY証券取引所がビットコインのETFを申請」

報道

「米下院は税制改革法案を再採決で可決」

トランプ大統領

「税制改革法案は特別なもの。

 法案成立後に少なくとも4兆ドルが米国に戻る」

10年債利回りは一時2.50%台へ上昇。

NYダウは28.10ドル安の24726.65で取引を終える。



<1221()>

NZ3四半期GDPは市場予想とおりの0.6%NZドル台反応。

日経平均は39.71円安で寄り付き25.62円安の22866.10で大引け。

10年債利回りは2.49%から2.48%台で推移。

ロイター

「独2大政党、大連立を協議へ。17日から予備折衝」

日銀金融政策決定会合

「片岡委員が長短金利操作の現状維持に反対。

 10年超の国債金利幅広く下げるように買い入れが適当と主張。

 わが国の景気は所得から支出への前向きのメカニズムが働き、

 緩やかに拡大。海外経済は総じて緩やかな成長継続。

 個人消費は雇用・所得環境の着実な改善を背景に振れを伴いながら

 緩やかに増加。住宅投資は横ばい。

 公共投資は高め水準を維持しつつ横ばい。

 労働需給は着実な引き締まり。

 先行きのわが国経済は緩やかな拡大続ける。

 消費者物価指数の前年比はマクロギャップの改善や中長期的な

 予想物価上昇率の高まり亜飛駅にプラス派の拡大基調継し、

 2%に向けて上昇率を高めていく。

 リスク要因は米経済政策運営やその及ぼす影響、

 新興国・資源国経済動向、英国のEU離脱交渉、欧州債務問題。

 今後とも部下安定の目標に向けたモメンタムを維持するため、

 必要な政策の調整を行う」

黒田日銀総裁

「景気は緩やかに拡大している。

 経済全体では人手不足は経済活動の制約になるとは考えず。

 この1年で日本経済は着実に改善。物価についてもある程度改善。

 長期的成長の観点からは生産性の向上が必要。

 今後も経済、物価、金融情勢踏まえて必要な政策調整おこなう。

 リバーサル・レートはは興味深い学術的な分析。

 リバーサル・レートは金利操作の見直しとの意味ではない。

 過去5年で一貫した金融緩和が現在の状況に奏功している。

 物価2%目標までまだ距離あり粘り強く緩和継続。

 金融仲介機能、近い将来に問題生じるとは考えず。

 株価水準はバブルではない。

 今のビットコインは投機の対象になっている」

ロンドン時間に米10年債利回りは一時2.50%台へ上昇。

10年債利回りは1114日以来の0.428%へ上昇。

米第3四半期GDP確報は予想より弱い3.2%。ドル売り反応。

CPIと加小売売上高は市場予想より強い。加ドル買い反応。

原油先物は一時57ドル台後半へ下落。

トランプ大統領

「ペイゴー原則の問題解決なら明日22日に税制法案署名の意向。

 ※ペイゴー原則とは新たな歳出に財源確保を義務付ける原則」

報道

「米下院は現地時間の夕方に暫定予算案の採決を計画」

米上院共和党のフレーク議員

「1月までの暫定予算案の採決は明日にずれ込む可能性」

米CNBC

「ホワイトハウスは空席のFRB副議長として

 ラリー・リンゼー元FRB理事の指名を検討している」

ブルームバーグ

「ゴールドマンが仮想通貨のトレーディング部を創設へ」

NYダウは55.64ドル高の24782.29で取引を終える。



<1222()>

報道

「カタルーニャ州の州議会選挙で独立賛成派が過半数を確保」

報道

「米下院が来年119日までの暫定予算案を可決」

10年債利回りは2.48%台で推移。

日経平均は15.37円安で寄り付き36.66円高の22902.76で大引け。

東京時間序盤にユーロドルが1.18台前半へ下落。

原油先物は58ドル台前半で推移。

独仏の株式市場は小幅安で推移。

英第3四半期GDP確報は市場予想より強い前年同期比1.7%

ポンド買い反応。

報道

「ビットコインは22日の取引で13000ドルを割り込み、

 週初から時価総額の3分の1が失われた」

独シュピーゲル紙

「ドイツ主要3政党が1月3日に連立協議へ」

米個人消費支出(11)は予想より強い前月比0.6%、

米コアPCEデフレータ(11)は予想とおりの前月比0.1%、

米耐久財受注(11)は予想より弱い前月比1.3%。

市場反応は限定的。

加月次GDP(10)は予想より弱い前月比0.0%。

加ドル売り反応。

報道

「ビットコインは17日に1万9783ドルの過去最高値を付けて以来

 の大幅安。この日のビットコインの安値は1万776ドル。

 日中安値でイーサリアムは36%安、ライトコインは43%安」

米新築住宅販売件数(11)は市場予想より強い73.3万件、

ミシガン大学消費者信頼感指数確報(12)は予想より弱い95.9

市場反応は限定的。

報道

「トランプ大統領が1月19日までの暫定予算案に署名。

 トランプ大統領が税制改革法案に署名。」

アトランタ連銀GDPナウ第4四半期は22日時点で2.8%。

報道

「国連安保理は北朝鮮が11月に実施したミサイル発射実験に対して

 新たな制裁を導入することを決議。制裁は原油の輸入や

 海外へ派遣している北朝鮮の労働者に制限を与える内容」

原油先物2月限の終値は58.47ドル。

10年債利回りは2.487%

NYダウは28.23ドル安の24754.06で取引を終える。





<先週のドル円の概況>

先週のドル円は週初18日に112.73レベルで始まりロンドンフィック

スにかけて週安値となる112.31へ下落しましたが、その後、切り返し

て、揉み合いながらも堅調傾向で推移して21日のロンドン時間に週高

値となる113.63へ上昇する展開になりました。その後、反落して揉み

合いとなり113.29レベルで週の取引を終えました。



<先週のユーロドルの概況>

先週のユーロドルは週初18日に1.1744レベルで始まり週安値となる

1.1738へ下落した後に切り返してNY時間前半にかけて1.1834へ上昇

する展開になりました。その後、NY時間終盤にかけて1.1775へ反落

しましたが、揉み合いながらも反発して20日のNY時間前半にかけて

週高値となる1.1901へ上昇する展開になりました。その後、反落して

揉み合いとなった後に22日の東京時間序盤に一時1.1817へ下落する

展開になりました。その後、反発して揉み合いになり1.1862レベルで

週の取引を終えました。






●今週(1225日から1229)のドル・円・ユーロの注目点



<今週のドル円>

今週のドル円相場は、上昇した場合、まずは21日の高値113.63を巡

る攻防が注目されます。ここを上抜けた場合は12日の高値113.74

さらに上昇した場合は114.00の「00」ポイント、ここを上抜けた場合

117日の高値114.33、さらに上昇した場合は1027日の高値の

114.45から711日の高値114.49、ここを上抜けた場合は116

の高値114.73を巡る攻防が注目されます。

一方、下落した場合は、まずは113.00の「00」ポイントを巡る攻防が

注目されます。ここを下抜けた場合は13日の安値112.49、さらに下落

した場合は18日の安値112.34、ここを下抜けた場合は15日の安値の

112.03から112.00の「00」ポイント、さらに下落した場合は10

16日の安値111.65を巡る攻防が注目されます。



今週のドル円相場にかかわる経済指標および要人発言では、26日の

日全国消費者物価指数と日失業率と日銀金融政策決定会合議事録要旨と

黒田日銀総裁の発言と米ケースシラー住宅価格指数とリッチモンド連銀

製造業指数、27日の米消費者信頼感指数と米中古住宅販売成約、28

の日鉱工業生産速報と米新規失業保険申請件数とシカゴ購買部協会景気

指数、などが注目されます。



先週のドル円は、週初に112円台前半へ下落しましたが、米10年債利

回りの上昇を背景に切り返して、米税制改革法案が上下両院で可決と

なった事で揉み合いながらも堅調傾向で推移して、日銀金融政策決定

会合も無事に通過して週後半にかけて113円台後半へ上昇する展開に

なりました。その後、週末はやや下押しとなりましたが、119日ま

での暫定予算案も成立して動意薄のなか113円台前半で週の取引を終

えました。



さて、本年最後の週となる今週ですが、25日はクリスマスで日本以外

の主要市場のほとんどが休みで、26日もボクシングデーなどで日本と

米国以外の多くの主要市場が休みとなります。流動性が低下して動意薄

となりがちですが市場の薄みを衝くチョッピーな値動きには注意したい

ものです。27日からは本邦勢は年末モードとなりますが、クリスマス

を終えた欧米勢が動き出して動意づくこともありそうです。

また、国連安保理が22日に北朝鮮への輸出の9割を減らすなど厳しい

内容の追加制裁を採択して、中国では北朝鮮との国境地帯に軍駐留施設

を増設するとともに、数十万人を収容できる難民キャンプの設営準備を

始めたとのことで半島有事を想定した動きが見られますので、年末では

ありますが、国連安保理に反発する北朝鮮の核実験やICBMの発射など

北朝鮮の動向には注意をしたいものです。





<今週のユーロドル>

今週のユーロドル相場は、上昇した場合、まずは20日の高値1.1901

を巡る攻防が注目されます。ここを上抜けた場合は1日の高値1.1940

さらに上昇した場合は1127日の高値1.1960、ここを上抜けた場合

1.2000の「000」ポイントから922日の高値1.2004、さらに上昇し

た場合は920日の高値1.2034を巡る攻防が注目されます。

一方、下落した場合、まずは22日のNY時間の安値1.1828を巡る攻防

が注目されます。ここを下抜けた場合は22日の安値1.1817、さらに下

落した場合は1.1800の「00」ポイント、ここを下抜けた場合は18

の安値1.1738、さらに下落した場合は12日の安値1.1717、ここを下

抜けた場合は1.1700の「00」ポイントを巡る攻防が注目されます。



今週のユーロドル相場にかかわる経済指標では、29日の独消費者物価

指数速報、が注目されますが、対ドル通貨ペアとして、26日の米ケー

スシラー住宅価格指数とリッチモンド連銀製造業指数、27日の米消費

者信頼感指数と米中古住宅販売成約、28日の米新規失業保険申請件数

とシカゴ購買部協会景気指数、などが注目されます。



先週のユーロドルは、週初に1.17台前半へ下押しましたが、その後、

切り返して堅調傾向で推移して週半ばに一時1.19台へ上昇する展開に

なりました。その後、やや下押して揉み合いとなり、週末に「カタルー

ニャ州の州議会選挙で独立賛成派が過半数を確保」との報道を背景に

一時1.18台前半へ反落しましたが、その後、1.18台後半へ戻して週の

取引を終えました。



さて、本年最後の週の今週は、25日はクリスマスで日本以外の主要市

場のほとんどが休みで、26日もボクシングデーなどで日本と米国以外

の多くの主要市場が休みとなります。ドル円と同様に流動性が低下して

動意薄となりがちですが市場の薄みを衝くチョッピーな値動きには注意

したいものです。27日からはクリスマスを終えた欧米勢が動き出して

ユーロドルが動意づくこともありそうです。







■トレードと凡事のお話 その272



前回からの続きのお話です。



投資苑で有名なアレキサンダー・エルダー博士が

トレードでは当たり前なことこそが大切として、

「投資苑3」の中でこう語っています。



「相場には秘密があります。

 秘密がないということが秘密なのです。」



相場やトレードで秘密ではない「当たり前なこと」とは

いったいぜんたい何なのでしょうか...。



今回は「トレードと凡事」その第二百七十二話です。



それでは、はじまり、はじまり~。^^





『おい、ジイさん。今年もあとわずか1週間ほどで暮れ征くけれど、

 2017年もマーケットではいろいろな事があったよな...

 先週22日には一時、BTCが歴史的な暴落となったしな...



「ふむ。そうであったのう...。溜口剛太郎殿。

 22日のシカゴ・マーカンタイル取引所のBTC先物の売買高は

 ファンド勢の売り浴びせがあったか前日の2.5倍にもなり、

 BTCがたった1日で一時29%もの大幅下落となったが...

 これは151月のスイスフラン・ショック時のスイスフラン円の

 為替変動率さえもはるかに凌ぐものであったのう...」



『まぁ、それでも先週は米税制改革法案と119日迄の米暫定予算案

 が成立して今年も何とか無事にクリスマスを迎えることになったが、

 年末年始の市場が平穏に経過すると良いよな...。ジイさん。』



「ふむ。そうありたいものじゃのう...。溜口剛太郎殿。

 ただ、27日からは本邦勢は年末モードとなるが、クリスマスを

 終えた欧米勢が動き出して動意づくことはあるやもしれぬのう...。

 それと、22日に国連安保理が北朝鮮への輸出の9割を減らすなど

 厳しい内容の追加制裁を採択したが、中国では北朝鮮との国境地帯に

 軍駐留施設を増設するとともに、数十万人を収容できる難民キャンプ

 の設営準備を始めたとの事で半島有事を想定した動きが見られるゆえ

 国連安保理決議に反発する北朝鮮の核実験やICBMの発射など

 北朝鮮の動向には一応ながら注意だけは怠らずにいたいものじゃ...」



『ところで...、今年も新語・流行語があったけど...、これにちなみ

 ジイさんに12つダメ出しをしておいてやらぁ...。』



「ほう。何か言い間違えでもあったかのう...。溜口剛太郎殿」



『あははっ。まず1つ目は、先週、仮想通貨のお話の中で

 「基本ガチ保で下落時にショートでトレードする戦略」という

 くだりがあったけど、「ガチ保」は「がっちりホールドする事」で

 「ガチ保」は「ガチホ」と言うべきであり...、そして、

 「20012年にFXがそれまでの雑所得扱いから申告分離課税扱い」

 というくだりでは、「20012年」は「2012年」と言うべきであり...

 流行語的には「ちーがーうーだーろー!」ということになるぜぃ』



「あははっ。18000年ほど言い間違えてしもうたようじゃのう...

 『20012年』は2012年の事と忖度(そんたく)を願いたいものじゃ。」



『冗談はさておき、来年2018はどんな年になるんだろうな...



「ふむ。2018年がどうなるか確かなことは誰にもわからぬことじゃ。

 トランプ米大統領の公約である米税制改革法案が成立したことが

 一旦の頂点になりドル円は利益確定で売られるやも知れぬし...、

 あるいはレパトリの動きなどでドル円は上昇するやも知れぬ...。

 また、北朝鮮が軍事挑発行動を強めて戦火となるやも知れぬし、

 ウクライナ問題やエルサレム問題の火種が大きくなるやも知れぬ...。

 NYダウに調整が起こるやも知れぬし、地震が起こるやも知れぬ...

 トレーダーとして大切なのは予測して当てようとする事ではなく、

 変化に対応する行動ができるかどうかという事ではあるまいか...」



『チャールズ・ダーウィンも「生き残る種とは最も強いものではない。

 最も知的なものでもない。それは変化に最よく適応したものである」

 と言っているからなぁ...。変化に対応する事こそが大切なのかもな』



「そして、我々は相場に詳しい人になる事を目指しているわけではなく

 相場(トレード)で稼げる人を目指しているワケであり...

 トレーダーとして成長していくためには、why(なぜ)からhowへ、

 更にknow-how(知識)からcan-do(出来る)へ進化して行かねばならず

 また利益追求とともに損失抑制の無駄トレード排除も目指せばならぬ

 のではなかろうかのう...。どのようなものじゃろう。溜口剛太郎殿」



『市場や相場つきは常に変化しているので、我々トレーダーもまた

 常に成長と進歩を目指していかねばならないということか...』



「相場を山に例えるならジイも溜口殿も4合目を汗かき歩む登山者で、

 来年2018も共々に常に成長と進歩を目指していこうではないか...



『今日は陸王の最終回でクリスマスイブでもあるいう事で、少し早いが

 じゃぁ、ジイさん。来年2018にまた会おうぜ。良い年を迎えなよ』



「溜口剛太郎殿、ありがとう...。どうぞ良いお年をお迎えくだされ」






なーんちゃって。

またまたお話が長くなりました。 m(_ _)m





本年はたいへんにお世話になりました。


ではまた来年17日に。

トレードと凡事のお話 その271

  • 投稿日:

先週末、2018年に連邦法人税を21%へ引き下げる

米共和党の税制改革の最終法案がまとまりましたね。



■先週(1211日から1215)の主な出来事や要人発言



先週は、ドルインデックスが93.87で始まり94.21へ上昇した後に

93.28へ下落して、その後、93.96へ反発して週の終値になりました。

10年債利回りは週レベルで2.351%に低下しました。

NY原油先物(WTI)1月限は週の終値で57.30ドルに下落しました。

NYダウは週間322.58ドル上昇、24651.74ドルで週の取引を終える。




<1211()>

CBOEがビットコイン先物取引をスタート、始値は15,460ドル。

10年債利回りは2.38%台で推移。

日経平均は83.22円高で寄り付き127.65円高の22938.73で大引け。

日経平均は年初来高値を更新。

NZ財務相

「ウィーラーNZ中銀総裁が任期で辞任した後を受けた新総裁として、

 エイドリアン・オア元副総裁(現老齢年金基金トップ)を指名する。

 オア氏は来年3月27日に就任し、任期は5年」

NZドル買い反応。

アジアの株式市場は前週末比プラス圏で推移。

原油先物は57ドル台前半で推移。

英の株式市場は前週末比プラス圏で推移。

デービス英離脱担当相

「EU離脱移行交渉は21ヶ月かかる見込み」

一時、ポンド売り反応。

オーストリア中銀総裁

「低金利の巻き戻しは慎重に行うべき」

ロンドン時間に米10年債利回りは一時2.35%台へ低下。

メルケル独首相

「CDU指導層はSPDとの連携でコンセンサスがとれている」

10年債利回りが今月の最低水準まで低下。ポンドが軟調に推移。

CB雇用トレンド指数(11)は前月より弱い135.88

米3年債の入札では最高落札利回り1.932%、応札倍率3.15倍。

原油先物は57ドル台後半へ上昇。

10年債の入札では最高落札利回り2.384%、応札倍率2.37倍。

10年債利回りは2.38%台へ上昇。ドル買い優勢。

報道

NASA40年ぶり有人月面探査へ。トランプ大統領が指示」

NYダウは56.87ドル高の24386.03で取引を終える。最高値を更新。

SP500NASDAQも最高値を更新。



<1212()>

日経平均は2.32円安で寄り付き72.56円安の22866.17で大引け。

原油先物は58ドル台へ上昇。

中国上海株式市場が1.25%の下落。

報道

「アラバマ州連邦上院補欠選挙は、共和党候補であるムーア氏と、

 民主党候補であるジョーンズ氏の支持が拮抗」

ロンドン時間に米10年債利回りは一時2.37%台へ低下。

英消費者物価指数(11)は予想より強い前年同月比3.1%

英生産者物価指数(11)は予想とおりの前年同月比2.2%

英小売物価指数(11)は予想より弱い前年同月比3.9%。

ポンドが一時上昇の後に一時下落。

ZEW景気期待指数(12)は予想より弱い17.4

ZEW景気期待指数(12)は前回値より弱い29.0

ユーロ売り反応。

米生産者物価指数(11)は予想より強い前月比0.4%。

NY時間に米10年債利回りは一時2.42%台へ上昇。

一時ドル買い優勢。

原油先物は57ドル台へ反落。

米30年債入札では最高落札利回り2.804%、応札倍率2.48倍。

ティラーソン米国務長官

「北朝鮮が選択を誤れば軍事的な準備がある」

NYダウは118.77ドル高の24504.80で取引を終える。最高値を更新。



<1213()>

トランプ大統領

「軍事増強とミサイル防衛を強化へ」

10年債利回りは2.39%から2.40%台で推移。

日経平均は13.10円高で寄り付き108.10円安の22758.07で大引け。

報道

「アラバマ州連邦上院補欠選挙、民主党ジョーンズ候補に当確」

10年債利回りは一時2.38%台へ低下。一時ドル売り反応。

伊ジェンティローニ首相

「英国の次の交渉段階(通商交渉)は、より困難なものとなるだろう」

ロンドン時間に米10年債利回りは一時2.42%台へ上昇。

伊紙

「来年3月4日にイタリア総選挙実施へ」

黒田日銀総裁

「経済実体に合わせた適切な政策を打つ」

英失業統計は強弱まちまちの結果に。

欧州議会

「英EU離脱交渉の第2フェーズの開始を承認」

米消費者物価指数コア(11)は予想より弱い前月比0.1%。

10年債利回りは一時2.37%台へ低下。ドル売り反応。

EIA週間石油在庫統計では原油在庫が511.7万バレルの減少。

米司法省副長官 (議会証言)

「モラー特別検察官を解任する根拠はない。

 特別検察官が何を行っているか承知している。

 もしも不適切な行動をしているならば行動する」

トランプ大統領

「米税制改革成立に非常に非常に近づいている。

 新法人税は非常に印象的。経済の成長には長い道のり。

 21%の法人税を支持」

FRBは政策金利を1.25%-1.50%0.25%利上げ。

FOMCメンバー金利見通し(ドット・プロット)

2018年は、1.125% 1人、1.375% 1人、1.625% 1人、

 1.875% 3人、2.125% 6人、2.250% 0人、2.375% 3人、

 2.625% 1人、中央値は2.125%。来年3回利上げ」

FOMC経済見通し

「実質GDPは172.5%増(2.4%増)、18年は2.5%増(2.1%増)、

 19年は2.1%増(2.0%増)、20年は2.0%増(1.8%増)、

 長期では2.0%増(1.8%増)、

 失業率は174.1%(4.3%)、18年は3.9%(4.1%)、

 19年は3.9%(4.1%)、20年は4.0%、長期では4.6%(4.6%)、

 PCEは171.7%(1.6%)、18年は1.9%(1.9%)、

 19年は2.0%(2.0%)、20年は2.0%、長期では2.0%(2.0%)、

 PCEコアは171.5%(1.5%)、18年は1.9%(1.9%)、

 19年は2.0%(2.0%)、20年は2.0%(2.0%)」

FOMC声明

「労働市場は力強さを維持。インフレは中長期的に2%目標へ向かう。

 短期的なリスクは概ね均衡。

 シカゴ連銀総裁とミネアポリス連銀総裁が反対。据え置き主張」

イエレンFRB議長

「第2、第3四半期の成長は底堅かった。

 米税制改革はこの先数年、経済を浮揚させる。

 米税制改革法案のマクロ経済への影響は不透明。

 利上げは段階的引き締めが適切。労働市場は向こう数年力強い。

 雇用の増加はいずれ緩やかになる。

 必要に応じて金融政策を調整する用意。

 税制改革は緩やかな成長引き上げを支援。

 経済見通しはかなり不透明。政策は事前に決めていない。

 インフレ鈍化は一時的な要因を反映。  

 直近の賃金指標は緩やかな上昇を示すのみ。  

 税制改革は需要を引き上げると見ている。

 税制改革は供給も一部上昇すると見ている。

 ビットコインは極めて投機的資産。 

 個人的には米国の債務状況を懸念している」

10年債利回りは2.34%台へ低下。ドル売り反応。

トランプ大統領

「議会が税制改革法案に関して合意に達した。数日中の実現を望む」

原油先物は56ドル台半ばへ下落。

NYダウは80.63ドル高の24585.43で取引を終える。最高値を更新。



<1214()>

日経平均は58.77円安で寄り付き63.62円安の22694.45で大引け。

豪雇用統計では新規雇用者数が予想より強い。豪ドル買い反応。

ロンドン時間に米10年債利回りは一時2.38%台へ反発。

英小売売上高指数(11)は予想より強い前月比1.1%

発表直後はポンド買い反応。

BOE政策金利は0.50%に据え置き。

BOE

「政策金利据え置きは9対0で決定。

 資産購入枠の据え置きは9対0で決定。

 EU離脱が英経済見通しの最大の課題。

 交渉の進展は無秩序な離脱の可能性を低減。

 離脱交渉の進展は消費と企業信頼感を下支えするだろう。

 利上げは段階的かつ限定的となる見込み」

ポンド売り反応。

ECBは政策金利を0.00%に据え置き。

ECB

「見通し悪化すればQEの規模拡大や期間延長をする可能性。

 300億ユーロ規模のQEを来年1月から9月まで実施。

 金利はQE終了後も相当期間にわたり現在の水準を維持。

 QE終了後も長期間、保有債券の償還元本を再投資する。

 QEはインフレが持続的に調整されるようになるまで続ける」

米小売売上高(11)は予想より強い前月比0.8%。

ECBスタッフ経済予測

2017年のインフレ見通しを1.5%に据え置き。

 2018年のインフレ見通しを1.2%から1.4%に引き上げ。

 2019年のインフレ見通しを1.5%に据え置き。

 2017年の成長見通しを2.2%から2.4%に引き上げ。

 2018年の成長見通しを1.8%から2.3%に引き上げ。

 2019年の成長見通しを1.7%から1.9%に引き上げ。

 2020年のコアインフレの見通しは1.8%」

一時ユーロ買い反応。

ドラギECB総裁

「現在の金利水準はQE終了後もしばらく継続。

 極めて良好な金融環境が必要とされている。

 インフレ上昇のために引き続き大規模な緩和が必要。

 経済のモメンタムはしっかりと広範にわたっている。

 金利に関するガイダンス、重要性高まるだろう。

 需給ギャップは来年中に解消する。

 2ヵ月前に比べ目標に到達できる公算高まった。

 資産購入を300億ユーロから突然停止は議論したことない。

 賃金上昇の抑制がインフレ見通しに影響を与えた」

ユーロ売り反応。

IMF

「米減税の影響を予想するのは時期尚早。

 米減税は1月の世界予測に影響する可能性。

 FOMCは適切な軌道上にあり直近の利上げ決定を支持する。

 FOMCの今後の政策、漸進的なものになるべき」

BOC総裁

「いずれ刺激策を縮小する必要があるとの信頼感が増している」

加ドル買い反応。

IEAた月報

「来年前半は供給過剰が続くが来年後半にかけて供給不足の見通し」

原油先物1月限の終値は57.04ドル。

NY時間に米10年債利回りは2.34%台へ低下。ドル円が軟調に推移。

NYダウは76.77ドル安の24508.66で取引を終える。



<1215()>

日銀短観大企業製造業業況判断は予想より強い25

日銀短観大企業全産業設備投資は予想より弱い前年度比7.4%

日経平均は73.09円安で寄り付き141.23円安の22553.22で大引け。

10年債利回りは2.35%から2.36%台で推移。

ドイツ銀行グループの研究報告

「中国の金融危機の発生確率は、他の主要経済体と比べて2倍高い」

ロンドン時間に米10年債利回りは一時2.34%台へ低下。

ユンケル欧州委員長

「メイ英首相の多大な努力について認識すべき。

 英EU離脱は英国議会および国民次第。

 昨晩はEU首脳らは英EU離脱問題について議論しなかった」

オーストリア中銀総裁

「ECBは石油価格がインフレに与える影響を注意深くみるべき」

ドイツ連銀

「ドイツの2017年GDP成長率は2.6%(従来1.9%)

 2018年GDP成長率は2.5%(従来1.7%)

 2019年GDP成長率は1.7%(従来1.6%)

 2018年まで基調的な高成長が続く見通し。

 2019年以降は高水準の稼働率は、

 労働力不足によって抑制される見通し」

EU首脳会議

「英EU交渉の第2フェーズ入りを承認、全会一致」

ポンドは軟調に推移。

ドイツSPD指導部

「メルケル首相との連立への暫定交渉開始を支持」

NY時間に米10年債利回りは一時2.37%台へ上昇。

メイ英首相

「通商交渉はこの先直ちに始まるだろう」

トランプ大統領

「北朝鮮問題でロシアの支援を得たい」

シカゴ連銀総裁

「利上げをしなかったらインフレ期待に寄与していた。

 インフレ鈍化基調を懸念。インフレは低過ぎ、かなり長期間に渡る」

ブレイディ米下院歳入委員長が

「共和党の税制改革法案の最終案が完成した。

 全ての上院議員から支持があるはずだ」

米CNBC

「ルビオ上院議員はチャイルドケアの税額控除修正後の

 税制法案を支持すると述べた」

BTCが最高値を更新。

報道

「上院共和党の税制改革法案に唯一反対票を投じていた

 共和党のコーカー上院議員が今回の修正案には賛成する意向」

原油先物1月限の終値は57.30ドル。米10年債利回りは2.351%。

NYダウは143.08ドル高の24651.74で取引を終える。最高値を更新。





<先週のドル円の概況>

先週のドル円は週初11日に113.54レベルで始まり、揉み合いの後に

12日のNY時間前半に週高値となる113.74へ上昇しましたが、その後

反落して13FOMC発表後に112.46へ下落する展開になりました。

その後、14日のロンドン時間前半にかけて112.88反発しましたが、

その後、再び反落して、15日のロンドン時間序盤にかけて週安値とな

112.03へ下落する展開になりました。その後、反発して112.60レベ

ルで週の取引を終えました。



<先週のユーロドルの概況>

先週のユーロドルは週初11日に1.1765レベルで始まりNY時間前半に

かけて1.1811へ上昇しましたが、その後、揉み合いながらも反落して

12日のロンドンフィックスにかけて週安値となる1.1717へ下落する展

開になりました。その後、揉み合いながらも反発し13日の米FOMC

発表後に上伸して14日のECB理事会後に週高値となる1.1862へ一時

上昇しましたが、その後、15日のオセアニア時間にかけて1.1764

反落する展開になりました。その後、揉み合いながらもロンドン時間に

かけて1.1812へ反発しましたが、その後、再び反落して1.1749レベル

で週の取引を終えました。







●今週(1218日から1222)のドル・円・ユーロの注目点



<今週のドル円>

今週のドル円相場は、上昇した場合、まずは14日の高値112.88を巡

る攻防が注目されます。ここを上抜けた場合は113.00の「00」ポイン

ト、さらに上昇した場合は先週高値の113.74、ここを上抜けた場合は

114.00の「00」ポイントを巡る攻防が注目されます。

一方、下落した場合、まずは先週安値の112.03から112.00の「00

ポイントを巡る攻防が注目されます。ここを下抜けた場合1016

の安値111.65、さらに下落した場合は111.00の「00」ポイントを巡る

攻防が注目されます。



今週のドル円相場にかかわる経済指標および要人発言では、18日の

日通関ベース貿易収支と米NAHB住宅市場指数、19日の米住宅着工

件数と米建設許可件数と米第3四半期経常収支、20日の米中古住宅販

売件数、21日の日銀金融政策発表と黒田日銀総裁の定例会見と米第3

四半期GDP確報と米第3四半期個人消費確報と米第3四半期コアPCE

デフレータ確報と米フィラデルフィア連銀製造業景気指数と米新規失業

保険申請件数と米景気先行指標総合指数、22日の米個人消費支出と米

コアPCEデフレータと米耐久財受注と米新築住宅販売件数とミシガン

大学消費者信頼感指数確報、などが注目されます。



先週のドル円は、週初11日に113円台後半で始まり揉み合いとなった

後に13日のFOMCとイエレンFRB議長の会見を経て軟調に推移して

15日のロンドン時間に112.03へ下落しましたが、その後、2018年に

連邦法人税を21%へ引き下げて国際物品税も見送る内容の米共和党の

税制改革の最終法案がまとまり、ルビオ上院議員とコーカー上院議員が

今回の修正案には賛成する意向を示したことを背景に112円台後半へ

反発して週の取引を終えました。



さて、FOMCなどビッグイベントを終えた今週ですが、米共和党の

税制改革の最終法案が上下両院で可決となるのか注目されます。

10年で1.5兆ドル規模減税の税制改革法案ですが、その一方で企業の

借入金の支払利息の損金算入を制限するなど控除を見直すことで差し

引きでの企業減税規模は10年で実質6500億ドル程度となることへの

今後の市場反応が注目されます。

そして、21日の日銀金融政策発表と黒田日銀総裁の定例会見ですが、

無事に通過すると思われるものの、一部の観測報道で「出口論は時期

尚早も、一方で追加緩和は不要との説明を全面に出す可能性」が指摘さ

れていましたので注目されます。

また、ロシアゲート問題を巡る動向、および北朝鮮の動向なども引き続

き注目されますが、22日に期限を迎えることで米暫定予算についても

一応注目されます。今週はクリスマス週となることで手仕舞いの動きや

流動性の低下によるチョッピーな値動きにも留意したいものです。





<今週のユーロドル>

今週のユーロドル相場は、上昇した場合、まずは15日の安値1.1764

を巡る攻防が注目されます。ここを上抜けた場合は1.1800から15

の高値1.1812、さらに上昇した場合は14日の東京時間の高値1.1843

ここを上抜けた場合は先週高値の1.1862、さらに上昇した場合1.1900

の「00」ポイントを巡る攻防が注目されます。

一方、下落した場合は、まずは先週安値の1.1717を巡る攻防が注目さ

れます。ここを下抜けた場合は1.1700の「00」ポイント、さらに下落

した場合は106日の安値1.1669、ここを下抜けた場合は1.1600

00」ポイントを巡る攻防が注目されます。



今週のユーロドル相場にかかわる経済指標では、18日の欧消費者物価

指数確報、19日の独IFO景況感指数、21日の欧消費者信頼感速報、

22日の仏第3四半期GDP確報、などが注目されますが、対ドル通貨

ペアとして、18日の米NAHB住宅市場指数、19日の米住宅着工件数と

米建設許可件数と米第3四半期経常収支、20日の米中古住宅販売件数

21日の米第3四半期GDP確報と米第3四半期個人消費確報と米第3

四半期コアPCEデフレータ確報と米フィラデルフィア連銀製造業景気

指数と米新規失業保険申請件数と米景気先行指標総合指数、22日の米

個人消費支出と米コアPCEデフレータと米耐久財受注と米新築住宅販

売件数とミシガン大学消費者信頼感指数確報、などが注目されます。



先週のユーロドルは、週初11日に1.17台後半で始まった後にイベント

前のユーロ・ロングのポジション調整の動きもあったか、12日のNY

時間に1.17台前半へと下落するも、その後、切り返して米FOMC後に

上伸しECB理事会の後に一時1.18台後半へ上昇しましたが、その後、

ドラギECB総裁の定例会見で「現在の金利水準はQE終了後も暫く

継続。極めて良好な金融環境が必要とされている。インフレ上昇のため

に引き続き大規模な緩和が必要。(後略)」などが示されたことで反落し

て揉み合いながらも軟調傾向で推移して1.17台半ばで週の取引を終え

ました。



さて、FOMCおよびECB理事会のビッグイベントを終えた今週ですが

1212日の時点のIMM通貨先物のユーロの買い越しが113889枚と

大幅増となっていますのでクリスマスを前にしたポジション調整の動き

には注意が要りそうです。また、21日にスペイン・カタルーニャ州議

会選挙も予定されて相場への影響は大きくないと思われますが一応なが

ら注目したいものです。

今週はクリスマス週となることで流動性の低下によるチョッピーな値

動きにも留意したいものです。







■トレードと凡事のお話 その271



前回からの続きのお話です。



投資苑で有名なアレキサンダー・エルダー博士が

トレードでは当たり前なことこそが大切として、

「投資苑3」の中でこう語っています。



「相場には秘密があります。

 秘密がないということが秘密なのです。」



相場やトレードで秘密ではない「当たり前なこと」とは

いったいぜんたい何なのでしょうか...。



今回は「トレードと凡事」その第二百七十一話です。



それでは、はじまり、はじまり~。^^





『おい、ジイさん。先週のドル円はFOMCでの利上げとイエレン議長

 の会見の後にセル・ザ・ファクトとなって112.03へ下落したけど、

 その後、週末に上院案をほぼ踏襲する格好で2018年に連邦法人税を

 21%へ引き下げる米共和党の税制改革の最終法案がまとまり、

 ルビオ上院議員とコーカー上院議員が賛成する意向を示したことで

 NYダウも最高値を更新してドル円も112円台後半へ戻したよな...



「ふむ。そうであったのう...。溜口剛太郎殿。

 米共和党の税制改革の最終案では国際物品税も見送るとのことで

 10年で1.5兆ドル規模減税となる内容じゃったが...

 その一方で、企業の借入金の支払利息の損金算入を制限するなど

 控除を見直すことで差し引きでの企業減税規模は10年で

 実質、6500億ドル程度となるとの見込み (17日の日経1) で、

 上下両院本会議での採決と今後の市場反応が注目されるのう...」



FOMCとイエレンFRB議長の会見を経過したドル円だけどさぁ、

 今週はいったいどんな相場展開になるのかねぇ...。ジイさん。』



21日に日銀金融政策発表と黒田総裁の会見が予定されておるが...

 無事に通過すると思われるものの、一部の観測報道で『出口論は

 時期尚早も、一方で追加緩和は不要との説明を全面に出す可能性』

 が指摘されておるようで、一応ながらも注目されよう...。

 そして、ロシアゲート問題を巡る動向や北朝鮮の動向なども

 引き続き注目されるが、今週はクリスマス週となることで

 手仕舞いの動きや流動性の低下によるチョッピーな値動きにも

 留意したいものじゃのう...。溜口剛太郎殿。」



『さてところで...、ジイさん。今日は何のお話だい。

 ペンディングになっていた「情報の氾濫のお話」とやらかい?』



「ふむ。そうじゃのう...。『情報の氾濫のお話』もいつかはさせて

 もらおうと思っとるのじゃが、今日は今話題の『仮想通貨のお話』

 でもザックリとさせてもらうとしようかのう...。溜口剛太郎殿。」



『今週はBTCが高騰して1BTC220万円に迫っているからなぁ。

 「仮想通貨のお話」とやらを聞いてやるとしようじゃないか...』



「ジイは仮想通貨については後学であり、詳しい人はたくさんいて、

 あくまでもジイ的な視点でのザックリとしたお話ではあるが...、

 2017年の初めころ10万円程度であったビットコインが12月の今や

 22倍にもなっているのは溜口剛太郎殿もご存知のとおりじゃ...



22倍といえばさぁ、100万円が2200万円相当にもなったわけで...

 石橋を叩いて渡らなかった人達の中にはチャンスを逃してしまったと

 悔しがっている人も少なからずいるんじゃないかなぁ...。

 でも、2017年初めは10万円でも既に高くなり過ぎていた気がしたし

 仮想通貨なんてオランダのチューリップ・バブルのようなもんだ、

 なんて揶揄するアンチ仮想通貨の評論家の声もあったからなぁ...』



「我々が勇気をもって飛び込んだFX為替取引でもそうであったように

 どのような分野にもいつの時代でもアンチの声はあるものじゃが...、

 仮想通貨の代表格のBTCは今月18日に米シカゴ・マーカンタイル

 取引所で先物の上場が決定していて、2018年には米ナスダックでも

 上場計画が報じらており、かつてのチューリップ・バブルのような

 一過性の幻想などではない事は確かなことではなかろうかのう...」



『でもさぁ、BTCが先物に上場されるという事はファンド勢によって

 売り浴びせになるんじゃないかと危惧する声も聞こえるぜぃ...』



「まぁ、上昇を煽ったその後に、将来、そうなる事があるやも知れぬが

 そして先物の下落に慄いて現物のパニック売りになる事態も、将来、

 短期的にあるやも知れぬが...、ただ、先物のショートはやがて必ず

 買い戻されるということと、仮想通貨の市場規模が拡大している

 事実は無視はできなく注目すべき事であろう...。溜口剛太郎殿」



『今、仮想通貨市場はいったいどのくらいに拡大しているんだい?』



「ふむ...。2016年で仮想通貨市場は10兆円相当と言われておったが

 今や10日現在でBTCの時価総額は2830億ドルで仮想通貨市場全体

 では60兆円相当の規模になっていると言われておるようじゃのう。

 ただ...、東京証券取引所の規模の約600兆円と比べてもまだ1/10

 仮想通貨が世界的に普及していくするならば、まだ市場拡大の端緒と

 言ってもよいのかもしれぬのう...。溜口剛太郎殿」



『ふーん。先日、JPモルガンのダイモンCEOがビットコインは詐欺だ

 なんて言っていたけど、そのJPモルガンでさえ仮想通貨の取り扱い

 を検討しているらしいからなぁ。まだまだ市場は拡大するのかもな』



「仮想通貨市場が拡大過程にあるという事では、やや出遅れたとは言え

 まだ参入していない人にとっても、まだまだ参入する価値がある

 市場という事になるのではなかろうかのう...。溜口剛太郎殿」



1BTCが約220万円近くになったといっても、1BTC単位ではなく

 少額分でも購入して市場に参入できるワケだし...、そしてもしも

 先物主導で短期的に暴落してくれたなら、絶好の買い場という事も

 あるかもしれないからな...。ジイさん。』



「ふむ...。まずは小額からでも初めてみるのは良いのではなかろうか」



『仮想通貨ではどのような戦略が有効になるのかねぇ...。ジイさん。』



「ふむ...。今現在、BTCが仮想通貨の主要通貨である事は明らかだが

 トランザクションの詰まりや遅延、送金手数料の上昇などもあり...、

 ブルームバーグによればBTC4割は1000人に保有されていて

 また報道によればBTC4割は円建てで日本人が保有している事で

 投機色が高く偏向した状況であるとともに、やがて将来的に

 決済スピードの速い仮想通貨や、量子コンピュータの普及が始まった

 ならばよりセキュリティの高い仮想通貨が主流になるとも限らない

 ことで、上場している有力と思われる仮想通貨を複数で保有する

 ポートフォリオを組む事は有効な戦略となるのではあるまいかのう」



BTCオンリーや特定の1つの仮想通貨に惚れこんで投資するよりも

 「仮想通貨市場の拡大にベットする」という意味で、上場している

 有力と思われる仮想通貨を複数でポートフォリオを組んで保有する

 方が良い場合もあるという事か...。で、未上場のICOはどうよ。』



「仮想通貨によるICOも有力な1つの分野とは思っておるが...

 また、例えば1単位0.2円程度の仮想通貨が50円以上にもなる

 大化となって、いわゆる『億り人』を作る可能性もあるが...、

 注意しなくてはならない事は、上場に至ることが出来なかった

 仮想通貨のICOやプレセールは法定通貨に1円さえも換金できない

 電子クズとなる場合もあることで、儲けるにしても損するにしても

 リスクが高い投資であるということは認識すべきであろうのう...。

 まぁ、ICOもポートフォリオの1つに組み入れてリスク資産として

 わきまえた上で保有するならよい場合もあるのではあるまいかのう」



ICOは儲けるにしても損するにしてもリスクは高いという事か...



「もちろんICOを否定しているわけではなく、ジイも保有しておるが

 ジイ的にはベンチャー企業にIPOのように投資する事に興味はなく

 銀行の口座の保有率が3割程度のアジアなどの諸国で送金手段として

 本当に使われる可能性があるのかなどともに、通貨本来の価値である

 モノやサービスが買える通貨としてその仮想通貨が成長するのか...、

 あるいはトランザクションの遅延のあるBTCに代わって将来的に

 『ポストBTC』になりうる可能性のある仮想通貨はどれなのか...

 などという視点でプレセールの選別をしているワケなのじゃのう...」



『仮想通貨の保有だけではなく、トレーディングではどうよ...』



「ふむ...。仮想通貨市場が拡大期にあることで基本はガチ穂保でも、

 相場ならば下落することもある事で、下落時に現物保有を担保として

 信用売りする、基本ガチ保で下落時にショートでトレードする戦略は

 仮想通貨市場では有効となるやもしれぬのう...。溜口剛太郎殿」



『その他、仮想通貨に関して何かあるかい? ジイさん。』



「話も長くなってきておるが...、税金に関して一言いわせてもらおう。

 今現在、仮想通貨による利益は税率の高い雑所得扱いではあるが...、

 20012年にFXがそれまでの雑所得扱いから申告分離課税扱いとなり

 利益に対する税金が実質的に軽減された経緯があるように...、

 もしかすると、仮想通貨による利益もやがて数年後には申告分離課税

 扱いとなる可能性もあるのではないかと思っておってのう...。

 そうなった場合は、仮想通貨を手仕舞って法定通貨の円などに替える

 大きな両替の好機となるやもしれぬと思っておるのじゃ...。」



『あははっ。ジイさんもいろいろ考えているんだなぁ...』



「ただ...、20012年にFXが申告分離課税扱いとなる前には、

 金融庁が2009年に店頭FX事業者に対して法定調書の提出を

 義務付けた経緯もあって...、もしも同様に仮想通貨取引所に対して

 法定調書の提出を義務付けがされたなら、仮想通貨で誰がいくら

 儲けたのが税務署に筒抜けになることで、当然と言えば当然じゃが

 納税申告は偽りなく正しく行うべきであろう...。溜口剛太郎殿」



『あははっ。不正申告がバレて追徴課税されるのは怖いからな...。

 もちろん、善良なオレ様は正しく申告してキチンと納税するぜぃ』







なーんちゃって。

またまたお話が長くなりました。 m(_ _)m




ではまた来週。

トレードと凡事のお話 その270

  • 投稿日:

今年もクリスマス・ソングが聞かれる時節になりましたね。

今週はFOMCBOEECBなど重要イベントが目白押しです。




■先週(124日から128)の主な出来事や要人発言



先週は、ドルインデックスが93.06で始まり、堅調傾向で推移して

93.84で週の終値になりました。

10年債利回りは週レベルで2.378%に上昇しました。

NY原油先物(WTI)1月限は週の終値で57.36ドルに下落しました。

NYダウは週間97.57ドル上昇、24329.16ドルで週の取引を終える。





<124()>

10年債利回りは一時2.41%台へ上昇。

ドル円は112円台後半へ上昇して始まる。

日経平均は24.50円高で寄り付き111.87円安の22707.16で大引け。

ダウ先物が200ドル超の上昇。原油先物は57ドル台へ下落。

仏中銀総裁

「景気回復の勢いが増しつつある。現在の景気の順風は力強い。

 ただし、満足できる余地はまだない。

 金融政策はユーロ圏経済を支えてきた」

独仏の株式市場が1%超の上昇。

ロンドン時間に米10年債利回りは2.38%台へ低下。

安倍首相

「日中が協力してアジアのインフラ需要に応えていく」

報道

IMM円ショートは2013年以来の高水準から2週減。

 IMMユーロロングは2011年以来の高水準で高止まり」

英インディペンデント紙

BTCの現在の価値はボーイング社やNZ経済を上回るもの」

EUバルニエ氏

「英離脱交渉で本日中の進展の可能性がある」

ポンド買い反応。

アイルランド政府

「英国側からの明確な言葉を期待している」

日経

「中国、一斉に水増しを修正か。省の3分の2が成長減速」

リッチモンド連銀

「次期総裁にマッキンゼーのバーキン氏を指名」

NYダウが一時300ドル超の上昇。

BBC「今日は、英国のEU離脱交渉は不成立」

ポンド売り反応。

ユンケル欧州委員長

「完全な合意を結ぶことは不可能だった。

 12月のEUサミットまでには進展可能」

報道

「米CME1218日、米CBOT1210日から

 BTCの先物の取引を開始する。BTCは最高値を更新」

10年債利回りは2.37%台へ低下。

メイ英首相

「週内にもう一度会議を招集する。

 ポジティブな結果が出ると前向きに捉えている」

NYダウは58.46ドル高の24290.05で取引を終える。最高値を更新。



<125()>

日経平均は111.83円安で寄り付き84.78円安の22622.38で大引け。

10年債利回りは2.37%から2.39%台で推移。

原油先物は57ドル台半ばで推移。

米下院

「上下両院がそれぞれの独自案を可決した税制改革法案について、

 一本化に向けて両院協議会で審議を行うことについての動議を可決。

 賛成222、反対192となった」

スペンサーNZ中銀総裁代行

「雇用の最大化を中銀の責務とする新政府方針に関して、

 NZ中銀によるインフレ目標について柔軟性が増している。

 生産、雇用、金融安定性に一段の重点を置いていく。

 物価安定で信認保つことが重要」

RBA声明

「低金利が引き続き豪経済を支える。

 持続可能な経済成長に向けて姿勢に変更はない。

 インフレ目標についての変更はない。経済成長に伴って物価は上昇。

 高い豪ドルはインフレや経済成長を鈍化させる可能性がある。

 第3四半期までの今年の経済成長はおおよそトレンドに沿う。

 非鉱業部門への投資は改善していくと見込まれる」

ロンドン時間はポンドドルが一時1.34台を割り込む。

報道

「英DUPと英政府との話し合いはまだ続いている」

AFP

「スペイン最高裁判所はカタルーニャ前首相の欧州逮捕状を取り下げ」

メイ英首相 (英議会にて)

「英国は(EU)離脱協議で合意に極めて近づいている」

インターファクス通信

「ロシア法務省は米国メディア9社をスパイ機関を意味する

 外国のエージェントに指定」

米上院銀行委員会

「次期FRB議長にパウエルFRB理事を承認」

メイ英首相

「週内にはEU離脱交渉を再開する」

NY時間終盤に米10年債利回りは2.35%台へ低下。

アトランタ連銀GDPナウの第4四半期のGDP見通しは3.2%。

ライアン下院議長

「共和党指導部は短期的な暫定予算案について、

 メンバーと良い話し合いを持った」

NYダウは109.41ドル安の24180.64で取引を終える。



<126()>

日経平均は97.00円安で寄り付き445.34円安の22177.04で大引け。

日経平均は今年最大の下げ幅で3日続落。

豪第3四半期GDPは予想より弱い前年同期比2.8%。豪ドル売り反応。

政井日銀委員

「海外経済情勢は総じてみれば緩やかな成長が続いている。

 海外経済の下振れリスクは全体として低下。

 我が国の経済物価情勢は所得から支出への前向きの循環メカニズムが

 働くもとで緩やかに拡大している。個人消費は底堅さ増す。

 2018年度までの期間を中心に潜在成長率を上回る成長を維持する。

 消費者物価上昇率の実績値が安定的に2%を超えるまで

 マネタリーベースの拡大方針を維持する。

 (オーバーシュート型コミットメント)

 長短金利の操作を行う。(イールドカーブ・コントロール)

 量的・質的金融緩和は、導入後5年近く経ち、

 その効果と副作用については引き続き肌理細かくみていく必要」

報道

「トランプ大統領が現地時間6日にイスラエルの首都を

 現在のテルアビブではなくエルサレムと公式に認定する」

ロンドン時間に米10年債利回りは2.33%台へ低下。

独の株式市場が一時1%超の下落。

アイルランド財務相

「(国境についての)英国との合意は維持されなければならない」

メルシュECB理事

「個人的には、これ以上の期間の資産購入は必要ない。

 実体経済進展への期待の改善に沿った政策アプローチをとっている。

 金融刺激策を時期尚早かつ早過ぎるペースで解除することは、

 資産価格の急落と金利の急上昇を招く。

 一方で、資産購入プログラムが長引けばリスクも増大する。

 出口戦略についての信頼できる見通しが必要とされている」

英紙サン

「国境問題について、英DUPの今週中の合意はないだろう」

ポンドが軟調に推移。

原油先物が56ドル台へ下落。

報道

「プーチン大統領は任期6年となるロシア大統領選に出馬すると表明」

NY時間に米10年債利回りは一時2.31%台へ低下。

BOC声明

「利上げに関して注意深くなり続ける。

 10月の見通しよりも成長は緩やか。

 インフレは一時的要因で予想よりもやや上昇。

 貿易や地政学リスクに相当程度の不透明さがある。

 カナダドルの水準について言及せず。雇用が改善もスラックは残る」

加ドル売り反応。

EIA週間石油在庫統計では原油在庫が561万バレルの減少。

原油先物は55ドル台後半へ下落。

トランプ米大統領

「エルサレムはイスラエルの首都と認識するとき。

 米大使館をエルサレムに移転するプロセスを開始へ。

 イスラエルとパレスチナ双方が合意した2国家共存解決案を支持

 数日中にペンス副大統領が中東訪問。

 中東の平和を望む人々は過激派を追放しなければならない」

米上院

「税制改革法案の両院協議会の審議入り動議を可決」

米シティCFO

「上院案で成立なら200億ドルの損失が見込まれる」

NYダウは39.73ドル安の24140.91で取引を終える。



<127()>

10年債利回りは2.33%から2.34%台で推移。

日経平均は140.11円高で寄り付き320.99円高の22498.03で大引け。

黒田日銀総裁

「物価は弱めの動きが続いている。金融環境はきわめて緩和的であり、

 景気は改善を続けている。力強い金融緩和を粘り強く続けていく。

 海外経済は昨年半ば以降、着実な改善を続ける。

 日本経済は世界経済同様、バランスのよい成長を続けている。

 需給ギャップ、昨年後半に長期的な平均であるゼロ%を超えた後、

 足もとにかけてプラス幅が拡大」

朝鮮中央通信

「残る問題は、いつ戦争が起きるかだ。

 戦争を望んではいないがそこから逃げるつもりもない。

 米国がわれわれの忍耐力について見込み違いをし、

 核戦争の導火線に火をつければ、

 われわれの強力な核能力によって米国は高い代価を払うことになる」

原油先物は56ドル台前半で推移。

トランプ米大統領

「(予算切れによる政府閉鎖は)起こりうる。

 米民主党は非常に危険なことを考えている」

米民主党下院のペロシ院内総務 (ツイッターにて)

「政府閉鎖と言っているのはトランプ氏だけ」

ブルームバーグ

「メイ英首相が交渉の瀬戸際になって別の提案を用意している」

ロイター通信

「英運輸相、EU離脱交渉を巡って悪い取引には署名しない。

 たとえ合意しなくても英国経済はうまくいくだろう」

EU

「離脱交渉の期限に延長はない。

 引き続き英国とEU27カ国との話し合いが行われている」

EU報道官

「英国の提案期限は10日に。合意はまだできず」

ポンドが上下動。

NY時間序盤に米10年債利回りは2.32%台へ低下。

一部報道

「英国における欧州裁判所の役割の問題に関して解決、

 残るはアイルランドの国境問題のみ」

ポンド買い反応。

報道

「ドイツ社会民主党(SPD)は本日開催した党大会で、

 メルケル首相率いる与党との連立協議を行うことを支持」

一時ユーロ買い反応。

EU「英EU離脱交渉は進展はしているがまだ十分ではない」

一部報道

「国境問題で英国とアイルランドが合意する可能性がある」

トランプ米大統領

「来年1月30日の一般教書演説までに道路や橋、

 空港などの改修を行うインフラ整備計画を発表したい」

10年債利回りは一時2.37%台へ上昇。

NYダウは70.57ドル高の24211.48で取引を終える。



<128()>

WSJ

「米下院つなぎ予算案を可決。政府閉鎖回避へ」

報道「米上院、暫定予算案を可決」

10年債利回りは2.37%台で推移。

日第3四半期GDP二次速報は予想より強い年率換算2.5%

日経平均は129.92円高で寄り付き313.05円高の22811.08で大引け。

BTC17000ドルを突破。最高値を更新。

中国貿易収支(11)は予想より強い402.1億ドル。

EU

「通商交渉の段階に進むかどうか速やかに協議する用意」

ユンケル欧州委員長

「英国はアイルランド国境での厳格な管理を回避するとコミット。

 英国に在留するEU市民の権利を確保」

メイ英首相

「アイルランド国境で厳格な管理は無いことを保証。

 交渉が通商協議の段階に移行できる見通し歓迎」

ポンドが上下動。

ロイター

「英国とEUは離脱交渉を巡り、清算金、在英EU市民と権利、

 アイルランドの国境問題の3分野で合意」

EU大統領

「英EU離脱交渉が前進した。

 英国は移行期間中はEU法、予算などを遵守すべき。

 速やかに通商交渉の段階に移行を」

報道

「独SPD、CDU・CSUと13日に連立に向けた予備協議行う」

ロンドン時間に米10年債利回りは2.39%台へ上昇。

原油先物は57ドル台へ上昇。

報道

「メイ英首相は厳格な国境管理を回避としたが具体的方策は先送り」

ポンドが軟調に推移。

米国務長官

「在イスラエル米大使館の移転は今年来年の可能性は低い」

米非農業部門雇用者数(11)は予想より強い22.8万人、

米失業率(11)は予想とおりの4.1%、

米平均時給(11)は予想より弱い前月比0.2%。

10年債利回りは一時2.36%台へ低下。ドル売り反応。

コーン国家経済会議(NEC)委員長

「今四半期のGDPは3%超で推移している。

 我々はFRBと伴に良好な時期にいる。

 ビットコインについては言及を控える」

アトランタ連銀GDPナウの第4四半期GDP見通しは2.9%。

報道

「トランプ大統領は上下両院で可決した12月22日までの

 暫定予算案に署名。ひとまず政府機関の閉鎖は回避」

報道

「国連安保理は緊急会合を開催。エルサレム宣言に批判相次ぐ。

 英のライクロフト国連大使は米国の動きは和平に寄与しないとし、

 英は東エルサレムをパレスチナ領域の一部とみなしていると述べた」

NY原油先物1月限の終値は57.36ドル。

10年債利回りは2.378%で取引を終える。

NYダウは117.68ドル高の24329.16で取引を終える。最高値を更新。





<先週のドル円の概況>

先週のドル円は、米上院本会議で2日未明に税制改革法案が可決となっ

たことを背景に週初4日に上窓を空けて112.82で始まりNY時間序盤

にかけて112.91へ上昇しましたが、その後、反落して、揉み合いなが

らも軟調傾向で推移して、「トランプ大統領がイスラエルの首都を現在

のテルアビブではなくエルサレムと公式に認定」との報道を背景に6

のロンドン時間にかけて週安値となる111.99へ下落する展開になりま

した。その後、切り返し堅調傾向で推移して、8日のロンドン時間序盤

にかけて週高値となる113.59へ上昇する展開になりました。その後、

米雇用統計の発表後に一時113.13へ反落しましたが反発して113.48

レベルで週の取引を終えました。



<先週のユーロドルの概況>

先週のユーロドルは、週初4日に下窓を空けて1.1862レベルで始まり

東京時間に1.1878へ反発した後にNY時間前半にかけて1.1829へ下落

する展開になりました。その後、5日の東京時間にかけて1.1876へ反

発しましたが、NY時間後半にかけて1.1800へ下落する展開になりま

した。その後、6日の東京時間にかけて1.1848へ反発しましたが、

その後、再び反落し軟調傾向で推移して7日のNY時間序盤にかけて

1.1776へ下落する展開になりました。その後、NY時間後半に一時

1.1814へ反発しましたが、その後に再び反落して8日の米雇用統計の

発表後に週安値となる1.1730へ下落する展開になりました。その後、

反発して1.1772レベルで週の取引を終えました。







●今週(1211日から1215)のドル・円・ユーロの注目点



<今週のドル円>

今週のドル円相場は、上昇した場合、まずは先週高値の113.59を巡る

攻防が注目されます。ここを上抜けた場合は114.00の「00」ポイント

さらに上昇した場合は711日の高値114.49、ここを上抜けた場合は

116日の高値114.73、さらに上昇した場合は115.00の「00」ポイ

ントを巡る攻防が注目されます。

一方、下落した場合は、まずは8日の米雇用統計後の安値113.13を巡

る攻防が注目されます。ここを下抜けた場合113.00の「00」ポイント

さらに下落した場合は5日の高値112.86、ここを下抜けた場合は5

の安値112.30、さらに下落した場合は先週安値の111.99を巡る攻防が

注目されます。



今週のドル円相場は経済指標および要人発言では、12日の米生産者物

価指数と米月次財政収支、13日の日機械受注と米消費者物価指数と米

FOMC政策金利発表とFOMC声明とイエレンFRB議長の定例記者会

見、14日の中国小売売上高と中国鉱工業生産と米小売売上高と米新規

失業保険申請件数、15日の日銀短観とNY連銀製造業景況指数と米鉱

工業生産と対米証券投資、などが注目されます。



先週のドル円は2日未明に米上院本会議で税制改革法案が可決となっ

たことを背景に上窓を空けて始まりましたが、6日の「トランプ大統領

がイスラエルの首都をエルサレムと公式に認定」との報道を背景に下落

して一時112円台を割り込む展開になりました。しかし、その後に切

り返して週末にかけて113円台後半へと上昇しました。そして、米雇

用統計の発表後に一時113円台前半へ反落しましたが、その後、米上

下両院で暫定予算案が可決され政府機関の閉鎖が回避されたことも背景

に反発して113円台半ばで週の取引を終えました。

さて今週は、13日の米消費者物価指数および米FOMC政策金利発表と

FOMC声明とイエレンFRB議長の定例記者会、そして14日の米小売

売上高など重要イベントが目白押しです。

FOMC政策金利発表では0.25%の利上げが確実視されていますが、

市場はほぼ完全に織り込んでいる状況で、FOMCメンバー金利見通し

ドット・プロットやイエレンFRB議長の定例記者会見が注目の焦点に

なりそうです。

先週後半のドル買いは、年末やイベントに向けた事前のファンド勢の

ドルショートの巻き戻しの動きとの観測も聞かれますので、利上げ後

の一旦のセル・ザ・ファクトの動きにも注意したいものです。

また、ロシアゲート問題を巡る動向、米上下両院共和党内の米減税に

かかわる時期を巡る擦り合わせの進展、そしてエルサレムを巡る情勢

および北朝鮮の動向なども引き続き注目されます。





<今週のユーロドル>

今週のユーロドル相場は、上昇した場合、まずは1.1800の「00」ポイ

ントから7日の高値1.1814を巡る攻防が注目されます。ここを上抜け

た場合は6日の高値1.1848、さらに上昇した場合は5日高値1.1876

4日の高値1.1878、ここを上抜けた場合は1.1900の「00」ポイント

さらに上昇した場合は1日の高値1.1940、ここを上抜けた場合は11

27日の高値1.1960を巡る攻防が注目されます。

一方、下落した場合は、まずは先週安値の1.1730を巡る攻防が注目さ

れます。ここを下抜けた場合は1121日の安値1.1713から1.1700

の「00」ポイント、さらに下落した場合は106日の安値1.1669

ここを下抜けた場合は1.1600の「00」ポイントを巡る攻防が注目され

ます。



今週のユーロドル相場は経済指標および要人発言では、12日の独・欧

ZEW景気期待指数、13日の独消費者物価指数改定値と欧鉱工業生産、

14日の仏・独・欧製造業PMI速報と仏・独・欧サービス業PMI速報

ECB金融政策発表とドラギECB総裁の定例記者会見、などが注目

されますが、対ドル通貨ペアとして、12日の米生産者物価指数と米

月次財政収支、13日の米消費者物価指数と米FOMC政策金利発表と

FOMC声明とイエレンFRB議長の定例記者会見、14日の中国小売売上

高と中国鉱工業生産と米小売売上高と米新規失業保険申請件数、15

NY連銀製造業景況指数と米鉱工業生産と対米証券投資、などが注目

されます。



先週のユーロドルは、年末に向け2011年以来の高水準で高止まりとな

っていたIMMユーロ・ロングのポジション調整、および米10年債利

回りの上昇も背景にイベントに向けた事前のファンド勢のドルショート

の巻き戻しの動きもあったか軟調傾向で推移して、8日の米雇用統計の

発表後に週安値となる1.17台前半へ下落した後に1.17台後半に戻して

週の取引を終えました。

さて今週は、13日のECB金融政策発表とドラギECB総裁の会見が

注目の焦点になりますが、ECBスタッフ経済見通しも注目されます。

そして、対ドル通貨ペアとして13日の米消費者物価指数およびFOMC

政策金利発表とFOMCメンバー金利見通しドット・プロットとイエレ

FRB議長の定例記者会見、そして14日の米小売売上高などが注目

されます。次第よってはボラタイルな相場展開になりそうです。







■トレードと凡事のお話 その270



前回からの続きのお話です。



投資苑で有名なアレキサンダー・エルダー博士が

トレードでは当たり前なことこそが大切として、

「投資苑3」の中でこう語っています。



「相場には秘密があります。

 秘密がないということが秘密なのです。」



相場やトレードで秘密ではない「当たり前なこと」とは

いったいぜんたい何なのでしょうか...。



今回は「トレードと凡事」その第二百七十話です。



それでは、はじまり、はじまり~。^^





『おい、ジイさん。先週のドル円は、米上院本会議で税制改革法案が

 可決となった事で上昇して始まった後に、週半ばにトランプ大統領が

 イスラエルの首都をエルサレムと公式に認定したことで一時112

 円台を割り込んだが、その後は113円台半ばへ上昇したよな...



「ふむ。そうであったのう...。溜口剛太郎殿。

 先週末の米雇用統計では上下動とはなったが...、今月22日までの

 暫定予算案が成立して、ひとまず政府機関の閉鎖が回避されて、

 米10年債利回りが上昇してNYダウも最高値を更新したことも

 ドル円の上昇の背景となったのではあるまいかのう...」



『先週6日の日経平均は445円安と今年最大の下げ幅で驚いたけど、

 その後はしっかり持ち直した格好だよな。今後もロシアゲート問題や

 エルサレムを巡る情勢、北朝鮮の動向などには注意が要ると思うけど

 さて今週はビッグイベントが盛りだくさんだよな。ジイさん。』



FOMCBOEECBの金融政策、そして米CPIに米小売売上高など

 重要指標が多く、今週は年末最大のイベント・ウィークじゃのう。

 次第によってはボラタイルな相場展開になるのではなかろうか...」



『ビットコインの話もしたいところだが長くなるといけねぇ...。

 さてところで...、ジイさん。今日は何のお話だい。

 ペンディングになっていた「情報の氾濫のお話」とやらかい?』



「ふむ...。そのお話もいつかはさせてもらいたいと思っとるのじゃが、

 今日は『シンプルの価値』のお話でもさせてもらうとしようかのう」



『まぁ、よろしい...。聞いてやるとしようじゃないか。ジイさん。』



「日本語で『単純』と言うとあまり良い印象を受けないものじゃが、

 よく『シンプル・イズ・ベスト』などと言われているように、

 簡潔、純粋こそ最良で、価値あるものとされる事があるのじゃのう」



『シンプルには、無駄が削ぎ落された「精髄(エッセンス)」なんて

 意味合いも、もしかしたらあるのかもしれないよな...。ジイさん。』



「ふむ。料理などでも一流のシェフが腕によりをかけて丁寧に

 作り込んだものは素晴らしく深き味わいとなろうが...、

 一方、和食のお刺身も美味の極みと言われることがあるのじゃのう」



『あははっ。かなりひねくれた見方をすれば、刺身なんて新鮮な生魚を

 ただ切り揃え盛りつけただけで手抜き料理と言えなくもないけれど、

 お刺身に生ワサビをつけてダシ醤油や旨塩をつけて一口頬張れば

 新鮮な魚のとろけるような本来の旨味が口一杯に広がって

 思わず「これは美味い!」と舌鼓を打つことになるだろうよ...。

 もしかしたら、料理は手間をどれだけかけて作り込んだのかよりも

 「どれだけ美味いのか」ということが大切なのかもしれないよな...』



「このようなことは投資系の教材にも言える場合があってのう...。

 あくまでも仮の例えじゃが、『他の教材の追従を許さない圧倒的な

 ボリューム全3000ページ。ガートレー・チャートパターン222

 エリオット波動、フィボナッチリトレースメントとエクステンション

 タイムサイクル理論、ボリンジャーバンド、移動平均線、MACD

 RSIRCI、そしてKu-chartIMM通貨先物ポジションの見方と活用

 米10年債利回りとドルの相関など、動画詳細解説付きの総合学習』、

 という教材に対して、『トレードエッセンスをまとめた全3ページ、

 動画解説付き』という教材があったとして、ともに価値があるもので

 しかも同じ価格であった場合、さてどちらが選ばれるであろうか...」



『あははっ。かなり極端すぎる例だけれども、そりゃぁ多くの人が

 コンテンツ的にもお得な前者を選ぶんじゃないかな...。ジイさん。』



「ふむ...。まぁ、恐らくはそうなることであろうのう...。

 一概には言えないことかもしぬが、前者は総合学習教材として

 価値のあるものになろう。ただ、この膨大なコンテンツを学習して

 学習者自身の具体的なトレード手法に洗練させ昇華していくことは

 容易なことではない場合もあるのかもしれぬ...。

 一方、後者はコンテンツボリューム的に遥かに見劣りがするけれども

 学習の目的が相場の物知りになる事やアナリストになる事ではなく

 トレードで収益を上げる事であるならば、筆者の人の膨大な学習から

 シンプルで具体的なトレード手法として、削ぎ落しのプロセスを経て

 精髄(エッセンス)にまとめ上げられているものの方が価値あることも

 ある場合もあるのやも知れぬのう...。溜口剛太郎殿。」



『大型書店の相場関連の書籍を100冊読んでも勝てない人は勝てない

 と言われることのあるトレードだけど...、目的が膨大な学習をする

 という事ではなく、トレードで収益を上げるという事であれば、

 3トンの原石よりも磨き抜かれた1つのダイヤモンドそのものの方が

 価値があり、それこそ求めていたものという事もあるだろうからな』



「ふむ。チャートでもより良いものを求めて有効とされるテクニカルを

 数多く重ねるように、一目均衡表、ボリンジャーバンド、ピボット、

 パラボリック、複数の移動平均線、MACDRSIなどを表示させる

 トレーダーさんがいるが...、これは『(相互補完の)ワークの問題』

 だけではなく、これらのコンプレックス(複雑)な判断要素で総合的に

 『買うべき、売るべき、待つべき』の判断の帰結を得るためには

 かなりのトレーダー自身の判断の力量が必要で...、混乱してしまう

 という場合があることもよく聞く話で...、削ぎ落しのプロセスを経て

 精髄(エッセンス)としてシンプルにまとめ上げた方が判断が明瞭で

 結果的にかえって戦績が良くなるという場合もあるのじゃのう...」



『チャートでの判断が予想ではなく「買うべき、売るべき、待つべき」

 という示唆や判断の結論を得るという事であるならば...、

 コンプレックス(複雑)&ベストを目指すのも1つのトレード思想なら

 ディスラプション(創造に向けた破壊)の削ぎ落しのプロセスを経て

 シンプル&ベターを目指すのも1つの考え方になるかもしれないな』







なーんちゃって。

またまたお話が長くなりました。 m(_ _)m




ではまた来週。