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FXトレード勝利の羅針盤?今週のコラムと視点?

トレードと凡事のお話 その259

   投稿日 :17年 09月 24日 13:27

        

23日の午後5時半ころに北朝鮮でM3.4の地震が発生しましたが、

地震波の分析では自然地震の可能性の方が高いとのことです。




■先週(918日から922)の主な出来事や要人発言



先週は、ドルインデックスが91.72で始まり、91.33へ下落した後に

92.49へ反発して、その後に反落して91.95で週の終値になりました。

10年債利回りは週レベルで2.253%に上昇しました。

NY原油先物(WTI)11月限は週の終値で50.66ドルに上昇しました。

NYダウは週間81.25ドル上昇、22349.59ドルで週の取引を終える。





<918()>

報道

「台風18号が日本各地で猛威。」

報道

「安倍首相が早期解散の意向。衆議院選は10月下旬に投開票へ。」

東京市場は敬老の日で休場。

原油先物は50ドル台で推移。米10年債利回りは2.21%台で推移。

ECB経済報告

「インフレは2018年第1四半期で底を打つ見通し。

 エネルギーと未加工食料品のベース効果が

 2018年第1四半期のHICP押し下げ。

 20182月の総合HICP0.5Pのマイナス寄与となる見込み。

 それ以降は押し上げに転じる見込み。

 7月には0.2P程度のプラス寄与に。」

朝鮮中央通信

「米国の制裁は核開発完了への動きを早めるだけ。」

NY時間に米10年債利回りは2.23%台へ上昇。

カーニー英BOE総裁

「余剰生産能力が従来の見通しよりもより急速に縮小。

 この先数ヵ月以内に利上げは必要となる可能性。

 利上げは限定的で、緩やかなものになる。

 英EU離脱はポンド安を通じてインフレを押し上げた。

 先行きの見通しには相当程度のリスクが依然としてある。

 英経済は2018年の中盤まではG7の平均以下の可能性。」

ポンド売り反応。

USTR代表(米通商代表)

「中国の貿易に対する姿勢は世界への脅威。

 WTOでは中国の前例のない脅威に対応でない。

 トランプ大統領のもと我々は貿易政策を変更する。」

ホワイトハウス

「トランプ大統領と中国の習近平国家主席が電話会談。

 北朝鮮が続ける国際社会への反逆や北東アジアの安定を揺るがす

 言動を協議した。国連安保理決議の強力な履行を通じて、

 北朝鮮への圧力を最大化することにコミット。」

BOCレーン副総裁

「カナダドル高の影響を注意深く監視する。

 先日の政策委員会で利上げを実施した背景は

 輸出と設備投資が強まったこと。

 目先の経済のリスクとしてはNAFTAの協議が重要視される。」

カナダドル売り反応。

マチス米国防長官

「北朝鮮に対する軍事的オプションはある。

 ただし、それはソウルを大惨事のリスクにさらさない。

 その軍事オプションの詳細には言及しない。

 先週、米日が北朝鮮のミサイルを打ち落とさなかったのは

 直接の脅威がないと判断したため。」

NYダウは63.01ドル高の22331.35で取引を終える。最高値を更新。



<919()>

日経平均は218.68円高で寄り付き389.88円高の20299.38で大引け。

日経平均は年初来高値を更新。時価総額は過去最高の613兆円に。

10年債利回りは2.21%から2.22%あたりで推移。

RBA議事録

「家計債務の高リスクと低インフレのバランスをとる必要がある。

 豪ドルの上昇は米ドル安が背景。雇用は堅調な伸びを見込む。

 豪ドルのさらなる上昇は経済成長やインフレを鈍化させる。

 金利据え置き、成長・インフレ目標に整合的。

 中国の経済は予想以上に力強いが、高債務は脅威。

 鉱業以外の投資見込みも改善。公共インフラ投資は力強い。」

トランプ大統領

「国連での一般討議演説では、

 北朝鮮とイランを主要な脅威と名指しする。

 ベネズエラ問題やテロリズムについても言及する。」

米紙WSJ

「米共和党が1.5兆ドルの減税を検討している。

 トランプ大統領が目指す減税に関して、

 税制改革の大枠が大統領と共和党によって今月最終週に示される。」

英テレグラフ紙

「EU離脱方針についてメイ英首相と対立している

 ボリス・ジョンソン外務相が今週中にも辞任する可能性。」

ロイター通信

ECB関係筋によると、10月のECB理事会では

 QEプログラムの具体的な終了時期設定については合意せず。」

トランプ大統領 (国連演説)

「北朝鮮は邪悪な政権。

 米国は軍事行動の用意、意志、能力がある。

 核兵器や弾道ミサイルの無謀な追求は世界全体の脅威。

 米国は大いなる強さと忍耐力があるが、

 米国と同盟国を守らなければならない時、

 北朝鮮を完全に破壊するほか選択肢はない。

 米国はその準備ができているが、

 北朝鮮に軍事行動を取る必要がないことを望む。

 制裁に賛同した中国とロシアに謝意を表明。

 北朝鮮に対しもっと多くの措置が必要。」

NY時間に米10年債利回りは2.24%台へ上昇。

原油先物は49ドル台へ反落。

共同通信

「安倍首相は2020年度に基礎的財政収支を

黒字化する財政健全化目標を先送りする方針を固めた。

25日の記者会見で、衆院解散の意向と同時に表明する方向。」

報道

「メキシコのプエブラでマグニチュード7.1の地震が発生。」

NYダウは39.45ドル高の22370.80で取引を終える。最高値を更新。



<920()>

FT

「メイ首相は英国のEU離脱で200億ユーロを提示の計画。」

報道

「ハリケーン・マリアがカテゴリー5に発達。プエルトリコに警報。」

日経平均は1.95円高で寄り付き11.08円高の20310.46で大引け。

10年債利回りは2.23%台で推移。原油先物は50ドル台で推移。

NZ世論調査

「与党支持が46%、野党支持が37%。」NZドル買い反応。

RBA総裁補

「世界経済の拡大は一時的なものにはとどまらない。

 世界的に賃金とインフレは上向く見込み。

 豪州の労働市場には依然としてかなりのスラックがみられる。

 シドニーやブリスベンでは住宅価格上昇は鈍化している。」

英小売売上高(8)は市場予想より強い前月比1.0%。ポンド買い。

OECD世界経済見通し

「世界経済成長率、2017+3.5%、2018+3.7%と予測。

 2018年成長率見通しは6月時点から0.1ポイント上方修正。

 利上げによるリスクを警戒。成長の持続性が課題に。

 英国については2016+1.8%、2017+1.6%、

 2018+1.0%と伸びが今後急減速することに。」

ポンド売り反応。

ロンドン時間に米10年債利回りは一時2.22%台へ低下。

オランダ中銀総裁

「ユーロ圏は政策の再調整が必要。」

ラガルドIMF専務理事

「トランプ大統領の北朝鮮に対する口調は役に立たない。

 朝鮮問題には落ち着きと友好親善の姿勢必要。制裁措置は効果的。

 イバンカ・トランプ氏には女性の地位向上を期待。

 米国の3-4%成長達成は極めて困難。

 世界経済全般の成長は非常に良い状況。

 米国の成長は2.1%見通しをやや上回る公算。」

安倍首相

「北朝鮮への制裁は完全に履行されなくてはならない。

 今は対話の時ではない、圧力をかけるべき。

 今の道を続けるなら北朝鮮に将来はない。」

EIA週間石油在庫統計では原油在庫が459.1万バレルの増加。

報道

「三陸沖でマグニチュード5.9の地震。」

FOMC政策金利は市場予想とおりの1.00-1.25%

FOMCメンバーによる金利見通し(ドットチャート)

2017年では、1.125%が4人、1.375%が11人、1.500%が0人、

 1.625%が1人、中央値は1.375%。年内あと1回の利上げ。

 2018年では、1.125%が2人、1.625%が1人、1.875%が2人、

 2.000%が0人、2.125%が6人、2.250%が0人、2.375%が3人、

 2.500%が1人、2.625%が1人、2.750%が0人、2.875%が0人、

 3.000%が0人、3.125%が1人、3.250%が1人、3.375%が1人、

 中央値は2.125%。来年3回利上げ。」

FOMC声明

「バランスシートは10月に縮小開始。経済活動は緩やかに拡大。

 ハリケーンは中期的な経済コースを変える可能性低い。

 労働市場は力強い。景気は緩やかに上昇。

 インフレは今年鈍化した。市場ベースのインフレは低水準。

 エネルギー高が短期的にインフレを押し上げる可能性。

 短期的にはハリケーンの影響が出る。」

FOMC経済見通し (カッコ内は6)

「実質GDP172.4%増(2.2%増)、182.1%増(2.1%増)、

 192.0%増(1.9%増)、201.8%増、長期1.8%増(1.8%増)。

 失業率、174.3%(4.3%)、184.1%(4.2%)、

 194.1%(4.2%)、204.2%、長期4.6%(4.6%)。

 PCE、171.6%(1.6%)、181.9%(2.0%)、

 192.0%(2.0%)、202.0%、長期2.0%(2.0%)。

 PCEコア、171.5%(1.7%)、181.9%(2.0%)、

 192.0%(2.0%)、202.0%。」

イエレンFRB議長

「緩和政策が労働市場を支援。

 バランスシートの縮小は緩やかかつ予測可能に。

 第3四半期のGDPはハリケーンの影響で鈍化見込む。

 9月の雇用者数に影響が出る可能性も。

 ハリケーンの被害にあった人の回復はしばらく時間がかかる。

 インフレ鈍化は一時的要因。

 低インフレは経済全体を反映していない。

 インフレは目標に向かって上昇見込む。

 インフレに対する我々の理解力は完全ではない。」

10年債利回りは一時2.28%台へ上昇。ドル買い反応。

原油先物10月限は50.41ドル。VIX指数が9.74に低下。

NYダウは41.79ドル高の22412.59で取引を終える。

NYダウは9連騰で最高値を更新。



<921()>

報道(日経)

「自民党の衆院選公約の5本柱、

 アベノミクスの加速。社会保障の充実。働き方改革の実現。

 憲法改正。(9条に自衛隊を明記するなど4項目の改憲議論)

 北朝鮮への圧力強化。」

日経平均は146.04円高で寄り付き37.02円高の20347.48で大引け。

10年債利回りは2.27%台で推移。

日銀

「政策金利-0.1%を維持。81で金融政策の現状維持を決定。

 長期国債の買い入れ額は概ね現状程度(年間80兆円増)

 国内景気の現状判断を緩やかに拡大している。景気判断を維持。」

片岡日銀審議委員

「現在の金融緩和は不十分として反対。

 来年以降、2%に向け物価上昇率高めていく可能性低い。

 資本・労働市場に過大な供給余力が残存している。」

RBA総裁

「豪経済は幾分の改善がうかがわれる。

 雇用やインフレターゲットが前向きとなっている。

 世界的に金利上昇の動きが強まっているが、

 それが豪州に自動的に影響を与えるものではない。

 柔軟な豪ドルが、金利を変更するタイミングについて、

 独立性をもたらしている。

 金融政策で米国に自動的には追随しない。

 豪ドル相場の柔軟性が利上げタイミングについて

 かなりの独立性を有している。」  豪ドル売り反応。

報道

「韓国が北朝鮮へ800万ドルの人道支援へ。」

黒田日銀総裁

「今後も経済、物価、金融情勢を踏まえ必要な政策調整行う。

 金融環境は極めて緩和的状態続いている。

 2%物価目標の達成にはまだ距離。粘り強く強力な緩和策を継続。

 初会合で片岡委員が反対意見表明。

 我が国の状況に基づいて政策決定。(FOMCについての質問に)

 為替や株式についてのコメント差し控える。

 2%物価目標の早期実現は物価安定の実現形態。放棄しない。

 賃金、物価の上昇については目標にまだまだ遠い。

 諸外国でも成長の割りには賃金が上がらない。

 省力化投資、ビジネスモデルの改定など背景。

 物価は想定よりも遅れがち。

 北朝鮮、リスク要因として注意深く点検。

 現在の枠組みで、最も重要なのは長短金利操作。」

ECB経済報告

「かなりの程度の金融緩和が引き続き必要。

 インフレ率はここ数ヶ月で若干上昇も、

 緩やかな動きに留まっている。

 経済拡大は進行していてインフレ目標に向けた動きが続くと確信。

 為替レートの最近の変動が物価安定の中期見通しに与える影響注視

 緩和スタンスを維持しつつ秋に年末を越える政策手段改定を決定」

S&P

「中国をAA-からA+に格下げ、見通し安定的。」

ドラギECB総裁

「金融システムが実体経済に及ぼすリスクは減少。

 銀行に対するマクロ・プルデンシャル政策が必要に。」

トランプ米大統領

「北朝鮮への制裁を強化するつもりだ。

 北朝鮮と取引を行っている個人と企業を新たな制裁の対象にする。」

ムニューシン米財務長官

「大統領は北朝鮮の資金源を断ち切る権限を強化。

 米国か北朝鮮か、金融機関は選択しなければならない。

 全ての国が北朝鮮との通商関係を断絶することを望む。

 今回の制裁は断じて中国に向けたものではない。

 中国人民銀には21日に電話し制裁について通知。」

ウォーレンバフェット氏

NYダウは100年後に100万ドルに上昇する。」

原油先物11月限は50.55ドル。米10年債利回りは2.27%台。

NYダウは53.36ドル安の22359.23で取引を終える。



<922()>

金正恩朝鮮労働党委員長

「トランプが世界の面前で我が共和国を無くすと宣戦布告した以上、

 史上最高の超強硬対応措置を断行することについて慎重に考慮。」

日経平均は66.13円高で寄り付き51.03円安の20296.45で大引け。

韓国の聨合ニュース

「北朝鮮外相が太平洋での水爆実験を

 かつてない規模で実施する可能性を示唆。」

麻生財務相

PB黒字化について新たな方針を決めたという事実はない。

 財政再建と経済再生を踏まえて検討。

 教育国債は赤字国債であり発行するつもりはない。

 同国債をめぐる考え方に変更はない。

 PBの黒字化が20年にできるかは計算してみないとわからない。

 消費税は赤字国債と違い財源にあてがある。」

10年債利回りは2.25%台へ低下。

ドラギECB総裁

「景気回復の進展は若年層の失業を減少させるだろう。

 地域的な不均衡に対して金融政策では解決できず。

 地域的なバブル現象が散見されるがシステミックなものではない。

 より深刻な金融安定のリスクはみられず。

 物価安定の目標はまだ達成されていない。」

サンフランシスコ連銀総裁

「年内の追加利上げの可能性がある。

 FF金利は2.5%が新たなノーマルに。

 今後数年間の主要な政策手段は金利操作に。

 CPIのより一層の上昇がみられなくでも驚かず。」

コンスタンシオECB副総裁

「最近のユーロ高はインフレに限られた影響しか及ぼさないだろう。」

独世論調査

「独政党の支持率は、与党連合36%、野党22%。」

英テレグラフ紙

「メイ英首相は2019年以前のEU離脱見通しを提起。」

NY時間に米10年債利回りは一時2.23%台へ低下。

メイ英首相

「1月に打ち出した英国の目標に変更はない。

 離脱交渉には具体的な進展があった。

 アイルランドとの物理的な国境は受け入れない。

 英在住のEU市民は従来と同様に生活続けられる。

 英国は単一市場と関税同盟から離脱する。

 EUとカナダのような関係は求めない。関税は賦課しない。

 EUと英国との将来の関係に画一的なモデルは求めず。

 強力かつ適切な紛争解決メカニズムを。

 移行期は時間的制限があるべき。英国が求める移行期は2年前後。

 20193月のEU離脱後の激変緩和措置として移行期間設けたい。

 支払いの問題でEU諸国は不安になる必要はない。」

カンザスシティ連銀総裁

「バランスシート縮小の言及は市場に混乱を齎していない。

 遅すぎる利上げペースはリスク。追加利上げが適切。

 緩やかな利上げという現在のスタンスを支持。

 企業活動や設備投資はより活発になる。

 原油価格の安定で資源企業の掘削は加速する。」

ダラス連銀総裁の

「ハービーの影響を受けた第3四半期GGDPは第4四半期に回復へ。

 インフレが目標以下なのは、一時的要因だけではない。

 良識的な移民規制が労働人口にとって重要。

 12月の利上げに関してはオープン。

 今年の世界経済の多くはポジティブ・サプライズ。

 世界経済にとって中国はリスクの一つ。」

報道

「共和党のマケイン米上院議員が共和党だけでまとめられた

 オバマケア代替法案に反対する意向を表明。」

ムーディーズが

「英国の格付けをAA2に格下げ。見通しは安定的に変更。」

原油先物11月限は50.66ドル。米10年債利回りは2.253%

NYダウは9.64ドル安の22349.59で取引を終える。





<先週のドル円の概況>

先週のドル円は、週初18日に111.09レベルで始まり、揉み合いなが

らも堅調傾向で推移して、19日のロンドン時間序盤にかけて111.88

へ上昇する展開になりました。その後、反落して揉み合いになって、

20日のFOMC発表直後に一時111.12へ下落しましたが、その後、

上伸して21日のロンドン時間序盤にかけて週高値となる112.71

上昇する展開になりました。その後、揉み合いを経た後に反落して、

22日の東京時間前半に111.65へ下押す展開になりました。その後、

反発して揉み合いになり111.99レベルで週の取引を終えました。



<先週のユーロドルの概況>

先週のユーロドルは、週初18日に1.1921レベルで始まり、揉み合い

の後に1.1915へ下押しましたが、その後、反発して揉み合いながらも

堅調傾向で推移して20日のFOMC発表直後に週高値となる1.2033

上昇する展開になりました。その後、急反落して週安値となる1.1861

下落しましたが、その後、揉み合いながらも切り返して、22日のロン

ドン時間に1.2004へ上昇する展開になりました。その後、反落して、

1.1951レベルで週の取引を終えました。







●今週(925日から929)のドル・円・ユーロの注目点



<今週のドル円>

今週のドル円相場は、上昇した場合、まずは112.00の「00」ポイント

から22日のNY時間の戻り高値112.17を巡る攻防が注目されます。

ここを上抜けた場合は21日の高値112.71、さらに上昇した場合は7

11日から98日の下落波動の76.4%戻しの112.80、ここを上抜けた

場合は113.00の「00」ポイント、さらに上昇した場合は714日の

高値113.57を巡る攻防が注目されます。

一方、下落した場合は、711日から98日の下落波動の61.8%

しの111.75から22日の安値111.65を巡る攻防が注目されます。ここ

を下抜けた場合は19日安値111.20から21日安値111.14、さらに下

落した場合は111.00の「00」ポイント、ここを下抜けた場合は16

NY時間の押し安値110.61、さらに下落した場合は14日のNY時間

の押し安値110.31を巡る攻防が注目されます。



今週のドル円相場は経済指標および要人発言では、25日の黒田日銀総

裁の発言、26日の米ケースシラー住宅価格指数と米新築住宅販売件数

と米消費者信頼感指数とリッチモンド連銀製造業指数とイエレンFRB

議長の発言、27日の米耐久財受注と米中古住宅販売成約、28日の黒田

日銀総裁の発言と米第2四半期GDP確報と米第2四半期個人消費確報

と米第2四半期GDPデフレータ確報と米第2四半期コアPCEデフレ

ータ確報と米新規失業保険申請件数、29日の日全国消費者物価指数と

日失業率と日鉱工業生産速報と中国財新製造業PMIと米個人消費支出

と米コアPCEデフレータとシカゴ購買部協会景気指数とミシガン大学

消費者信頼感指数確報、などが注目されます。



先週のドル円は、重要イベントのFOMCがありましたが、上昇した後

に下押しとなって、週レベルの始値と終値では90Pips程の上昇になり

ました。

FOMCでは、インフレ見通しが下方修正されて、GDP見通しが上方修

正された中、市場予想とおりバランスシート縮小開始が表明されて、

そして、注目のドットチャートでは、6月時点で年内あと2回の利上

げを見込んでいたタカ派メンバー4名のうち3名が1回に変更するも

中央値は6月時点と変わらず、年内あと1回の利上げと、来年3回の

利上げを見込むことになり、FEDウォッチでは12月のFOMCでの利

上げ確率が80%近くまで上昇することとなりました。



さて今週ですが、先週行われたトランプ大統領の国連演説に対して、

金正恩朝鮮労働党委員長が「トランプが世界の面前で、我が共和国を

無くすと宣戦布告した以上、史上最高の超強硬対応措置を断行するこ

とについて慎重に考慮する。」と発言して、23日午後にも北朝鮮の外相

が「米国と追従勢力が私たちの指導部に対する『斬首』や軍事的攻撃

の兆候が見えた時は、容赦なく先制行動として予防的な措置を取る。」

と警告していることもあり、引き続き北朝鮮情勢が注目されますとと

もに、イランが新型弾道ミサイルの発射実験を行っていますので地政

学的リスクの高まりが警戒されます。

また、米紙WSJ紙が「米共和党が1.5兆ドルの減税を検討している。

(中略) 税制改革の大枠が大統領と共和党によって今月最終週に示され

る。」とのことで、今週の米税制改革案の大枠の発表とその市場反応が

注目されます。そして、26日の深夜145分からのイエレンFRB

長の発言も注目されます。





<今週のユーロドル>

今週のユーロドル相場は、上昇した場合、まずは22日の高値1.2004

を巡る攻防が注目されます。ここを上抜けた場合は20日高値1.2033

さらに上昇した場合は829日の高値1.2070、ここを上抜けた場合は

8日の高値1.2092から1.2100の「00」ポイントを巡る攻防が注目され

ます。

一方、下落した場合は、まずは1.1900の「00」ポイントを巡る攻防が

注目されます。ここを下抜けた場合は20日の米雇用統計発表後の安値

1.1861、さらに下落した場合は14日の安値1.1838、ここを下抜けた場

合は831日の安値1.1823、さらに下落した場合は1.1800の「00

ポイントを巡る攻防が注目されます。



今週のユーロドル相場は経済指標および要人発言では、25日の独IFO

景況感指数とドラギECB総裁の発言、28日の欧消費者信頼感確報と

独消費者物価指数速報、29日の独小売売上高指数と独失業者数と独失

業率と欧消費者物価指数速報とドラギECB総裁の発言、などが注目さ

れますが、対ドル通貨ペアとして、26日の米ケースシラー住宅価格指

数と米新築住宅販売件数と米消費者信頼感指数とリッチモンド連銀製

造業指数とイエレンFRB議長の発言、27日の米耐久財受注と米中古住

宅販売成約、28日の米第2四半期GDP確報と米第2四半期個人消費

確報と米第2四半期GDPデフレータ確報と米第2四半期コアPCE

フレータ確報と米新規失業保険申請件数、29日の中国財新製造業PMI

と米個人消費支出と米コアPCEデフレータとシカゴ購買部協会景気指

数とミシガン大学消費者信頼感指数確報、などが注目されます。



先週のユーロドルは、FOMC発表時に170Pips程の激しい値動きとな

りましたが、ドル買いで下落した後に戻しとなって、週レベルの始値

と終値では30Pips程の上昇になりました。

ECB理事の中にはユーロ高を懸念する声もあるようですが、10月に

大筋が発表されるQE縮小への期待観測は根強いようです。

今週の経済指標では28日の独消費者物価指数速報と29日の欧消費者

物価指数速報が特に注目されますが、先週は欧州の要人発言で大きな

動きにはならなかったものの、25日の夜10時からと29日の夜11

15分からのドラギECB総裁の発言、および対ドル通貨ペアとして、

26日深夜145分からのイエレンFRB議長の発言が注目されます。

週初は独連邦議会選挙の結果とその市場反応が注目されます。









■トレードと凡事のお話 その259



前回からの続きのお話です。



投資苑で有名なアレキサンダー・エルダー博士が

トレードでは当たり前なことこそが大切として、

「投資苑3」の中でこう語っています。



「相場には秘密があります。

 秘密がないということが秘密なのです。」



相場やトレードで秘密ではない「当たり前なこと」とは

いったいぜんたい何なのでしょうか...。



今回は「トレードと凡事」その第二百五十九話です。



それでは、はじまり、はじまり~。^^





『おい、ジイさん。先週注目のFOMCでは、市場予想とおりバランス

 シートの縮小開始が表明されて、ドットチャートの中央値は6月

 時点と変わらなく、年内あと1回の利上げと、来年3回の利上げを

 見込むことになって、ドルが買われる展開になったよな...。』



「ふむ。そうであったのう...。溜口剛太郎殿。

 FOMCでの米経済見通しでは、GDP見通しが上方修正されるも、

 インフレ見通しが下方修正されることになって、

 インフレ見通し低下の中での利上げ観測にやや違和感はあるが、

 利上げできそうなときにしておいて、将来の危機に備えて金利の

 『のりしろ』を作っておきたいという事なのやも知れぬのう...。

 FEDウォッチでの12FOMC利上げ確率が80%近くまで

 上昇することになったようじゃ...。」



『ところで、話は変わるけど、トランプ大統領が国連演説で

 金正恩朝鮮労働党委員長のことをロケットマンと揶揄して、

 さらにツイッターでマッドマンと罵ったことに対して、

 金正恩朝鮮労働党委員長が「トランプが世界の面前で我が共和国を

 無くすと宣戦布告した以上、史上最高の超強硬対応措置を断行する

 ことについて慎重に考慮する。」と発言して...、

 舌戦がかなり凄い事になっているよな。ジイさん。』



「ふむ...。舌戦までで有事に至らなければよいが...、

 22日に韓国の聨合ニュースが『北朝鮮外相が太平洋での水爆実験を

 かつてない規模で実施する可能性を示唆。』と報じていることで、

 一部ではICBMに小型水爆を搭載して太平洋に向けて発射する

 のではないかとの声もあるようじゃのう...。」



『別の観測によれば、「北朝鮮はICBMに小型水爆を搭載する技術は

 まだ有していない。」とのことだけど...、もしもそうなったら、

 これまでのように弾頭部が張りぼてのICBMとは異なり、

 日本の上空を水爆を搭載した実弾のICBMが横断するわけだから、

 万一を考えても恐ろしいことだよな...。ジイさん。』



「ふむ...。それも恐ろしい事じゃが...、18日にマチス米国防長官が

 『北朝鮮に対する軍事的オプションはある。

  ただし、それはソウルを大惨事のリスクにさらさない。』と

 発言していることと、トランプ大統領の国連演説での

 『北朝鮮は邪悪な政権。米は軍事行動の用意、意志、能力がある。

  (中略) 米国は大いなる強さと忍耐力があるが、米国と同盟国を

  守らなければならない時、北朝鮮を完全に破壊するほか

  選択肢はない。』と発言していることを考え合わせると...、

 もしかすると、米国は密かに北朝鮮の指導部に対する『斬首』や

 北朝鮮の反撃の余地がない一斉軍事攻撃の準備を既に完了していて

 あとは米領グアム沖へのミサイルの着弾など、

 『国際社会に対して大義名分』が整うように北朝鮮を挑発している

 ようにさえ思えるのはジイだけじゃろうか...。溜口剛太郎殿。」



『あははっ。米国領の海域にICBMが着弾したなら、

 国際社会への大義名分は立つことになるのかもしれないが...、

 そして、大義名分を得て有事へと発展するのかもしれないが...、

 ジイさん、それは、さすがに想像たくましい勘繰り過ぎの

 妄想なんじゃないかな...。』



「まぁ、確かに溜口殿の言われるように妄想なのやも知れぬがのう。」



『ただ、北朝鮮だけではなく、イランも新型弾道ミサイルの

 発射実験を行ったとのことで、世界各所で地政学的リスクが

 高まっているのは事実で、有事なんてありえないとタカをくくらず

 トレードにおいてもリスクへの警戒だけは必要なようだな...。

 さてところで...、ジイさん。今日は何のお話だい?』



「ふむ...。『攻守のバランスのお話』や『よくない状況の排除のお話』

 『因果関係と相関関係の違いのお話』や『自問の活用のお話』、

 そして『全体思考のお話』や『弱点の克服のお話』、などなど、

 溜口殿にはいろいろさせてもらいたいお話があるが...、

 今日は前段のお話に花が咲き、もう長くなり過ぎておるようじゃ。

 テーマ別のお話はまたお会いした時にさせてもらうとしよう...。」



『あははっ。随分と溜め込んでいるお話があるもんだな...。

 まぁ、また来週から聞いてやるとするぜ。ジイさん。』







なーんちゃって。

またまたお話が長くなりました。 m(_ _)m




ではまた来週。


        

トレードと凡事のお話 その258

   投稿日 :17年 09月 17日 14:37

        

先週、20年前に地球を飛び立った土星探査機カッシーニが任務を終え

土星の大気圏に突入して燃え尽きその使命を終えましたね。





■先週(911日から915)の主な出来事や要人発言



先週は、ドルインデックスが91.47で始まり、92.66へ上昇した後に

反落して91.83で週の終値になりました。

10年債利回りは週レベルで2.202%に上昇しました。

NY原油先物(WTI)10月限は週の終値で49.89ドルに上昇しました。

NYダウは週間470.55ドル上昇、22268.34ドルで週の取引を終える。





<911()>

報道

「ハリケーン・イルマが米国のフロリダ州に上陸。」

北朝鮮外務省

「米が国連安保理で史上最悪の制裁決議でっち上げようとしている。

 我々はいかなる最終手段も辞さない準備ができている。」

10年債利回りは2.09%台へ上昇して始まる。

日経平均は166.57円高で寄り付き270.95円高の19545.77で大引け。

クーレECB理事

「為替によるショックは金融引き締めになりうる。

 インフレによる影響は近年低下気味。」

安保理関係筋

「米国が提案した当初案には北朝鮮への石油の全面的な輸出禁止が

 盛り込まれていたが、修正案では、年間の原油輸出に上限を

 設定し過去12カ月の輸出量を超過してはならないとした。

 金正恩朝鮮労働党委員長を対象とした資産凍結や海外渡航禁止に

 ついては見送られた。」

独仏英の株式市場は1%超の上昇。

米3年債入札では最高落札利回り1.433%、応札倍率2.70倍。

NY時間に米10年債利回りは2.13%台へ上昇。ドル買い優勢。

原油先物は48.07ドルへ上昇。

SP500は最高値を更新して2488.11へ上昇。

NYダウは259.58ドル高の22057.37で取引を終える。



<912()>

報道

「国連安保理が新たな北朝鮮制裁決議案を全一致で採択。」

米当局者

「国連安保理の制裁強化決議が採択されれば、

 北朝鮮の繊維輸出72600万ドル相当が妨げられ、

 石油精製品輸入は200万バレル減少して250万バレルになり、

 北朝鮮の輸出は90%減少する。」

北朝鮮の駐ジュネーブ大使

「違法で不法な決議を全面的に否定する。

 米国が過去に体験したことのない最大の苦痛を与える用意がある。」

日経平均は190.37円高で寄り付き230.85円高の19776.62で大引け。

李中国首相

「中国経済は改革を伴いつつ安定的に維持。

 第一四半期の勢いを今後も維持する。

 個人消費の活況が中国経済を支える。慎重な金融政策を続ける。

 元安での輸出拡大は考えていない。積極的な財政政策は継続。」

ラガルドIMF専務理事

「世界経済は過去10年より良い状況にある。

 昨年よりも改善しているが、雲が陰っている。」

NZ世論調査

「与党国民党47%、野党労働党38%と

 与党が野党に対するリードを広げた。」

ロンドン時間に米10年債利回りは2.16%台へ上昇。

英の物価指数は市場予想より強い。ポンド買い反応。

報道

「米労働省が発表した米求人件数(7)617万件と過去最高に。」

一部報道

「トランプ大統領は11月に中国を訪問する意向。」

NY時間に米10年債利回りは一時2.17%台へ上昇。

10年債の入札では最高落札利回り2.180%、応札倍率2.28倍。

ムニューシン米財務長官(TVインタビュー)

「トランプ政権が公約している法人税の15%への引き下げは

 達成できるかどうか分からない。」

NYダウ61.49ドル高の22118.86ドルで取引を終える。

NYダウ、SP500NASDAQが市場最高値を更新。



<913()>

トランプ米大統領

「北朝鮮制裁決議は新たな非常に小さな一歩。」

日経平均は97.07円高で寄り付き89.20円高の19865.82で大引け。

10年債利回りは一時2.15%台へ低下。

RBAハーパー理事

「利上げの正当化には経済成長が不十分。」

ユンケル欧州委員長

「欧州経済の回復に自信を持っている。

 経済と財務を担う欧州の閣僚が必要。

 欧州の全ての財政措置を調整し、

 加盟国が景気後退や危機に直面した際に関与すべき。」

英国の平均時給が予想より弱くポンド売り反応。

EIA週間石油在庫統計では原油在庫が588.8万バレルの増加。

国際エネルギー機関IEA月報

「過剰な原油在庫が縮小に向かっている。」

原油先物は49ドル台前半へ上昇。

30年債の入札では最高落札利回り2.790%、応札倍率2.21倍。

NY時間に米10年債利回りは2.19%台へ上昇。

ブルームバーグ

「モラー特別検察官がソーシャルメディアに捜査の重点置いている。」

プラートECB専務理事

ECBは安定感を維持する必要。

 ECBは忍耐強く持続しなければならない。

 ECBがインフレに勝利したと宣言するのは時期尚早。」

トランプ大統領

「法人税減税を要請する。何兆ドルもの資金が国内に還流する。

 自身の税制改革計画では富裕層の減税はない。

 ただし、増税はなく現行と変わらない。中間層の減税が焦点。

 法人税を減税し雇用拡大を追い求める。中間層と雇用が焦点。」

NYダウは39.32ドル高の22158.18で取引を終える。最高値を更新。



<914()>

ブルームバーグ

「サウジは予定していた国営石油公社アラムコのIPO

 2019年に数ヵ月先送りすることを検討している。」

日経平均は5.45円安で寄り付き58.38円安の19807.44で大引け。

北朝鮮の朝鮮アジア太平洋平和委員会の報道官声明

「国連安保理での対北朝鮮制裁決議に関し日本は米国の制裁騒動に

 便乗した。日本列島4島を核爆弾で海に沈めなければならない。

 米国は決議でっち上げの主犯。わが軍や人民は、

 米国人を狂犬のように棒で打ち殺さなければならない。」

報道

「米情報機関が北朝鮮のミサイル発射準備を確認。

 中距離弾道ミサイルもしくは大陸間弾道ミサイルとみられる。」

報道

「日本の株式市場の時価総額がバブル期を超える。」

スイス中銀

「必要であれば為替市場で介入する用意。

 2017GDPは+1%わずかに下回る可能性。(従来予想+1.5)

 スイスフランは依然として過大評価されている。

 過大評価の度合いは以前ほどではない。

 住宅、不動産市場の不均衡を引き続き注視。

 2017CPIは+0.4%、2018年+0.4%、2019年+1.1%と予想。」

ベルギー中銀総裁

「ユーロ圏のインフレは底入れしたもよう。

 インフレ目標に向けて極めて緩和的な金融政策が引き続き必要。」

英中銀

「政策金利据え置きは7対2で決定。

 多数派は今後数ヶ月で刺激策の解除を始める見通し。

 経済が引き続き成長し、インフレ圧力が上昇し続ければ、

 後数カ月以内に利上げを実施する必要がある。

 資産買入枠の据え置き、全員一致。

 マカファティ、サンダース両委員が利上げを主張。

 第3四半期の英成長率見通しは0.3%、8月予測に沿ったもの。」

ポンド買い反応。

トランプ大統領

DACAの合意はかなり近づいている。壁については後回しに。」

米消費者物価指数(8)は市場予想より強い+0.4%。ドル買い反応。

10年債利回りは一時2.22%台へ上昇。

主要各紙

「北朝鮮がICBM発射の兆候、発射台の移動を開始。」

原油先物は一時50ドル台へ上昇。

報道

BTCチャイナが9月末に売買全面停止でビットコインが大幅安。」

カーニー英中銀総裁

「ポンド安で物価は上昇している。

 自分も向こう数ヵ月での緩和縮小を見込んだ1人。

 この先数ヵ月で金利調整の必要があるかもしれない。」

ティラーソン米国務長官

「対北朝鮮で石油の手段を活用するよう中国に期待。

 北朝鮮問題でより強い国連決議を望んでいた。」

NYダウは45.30ドル高の22203.48で取引を終える。最高値を更新。



<915()>

報道

「午前657分頃に北朝鮮がミサイルを発射。Jアラートが発動。」

円買い反応。米10年債利回りは一時2.17%台へ低下。

菅官房長官

「北朝鮮のミサイル発射に関して、度を越した挑発行為を

 断じて容認できない。」

日経平均は13.64円安で寄り付き102.06円高の19909.50で大引け。

韓国当局

「北朝鮮に対して、無謀な挑発の停止を促す。

 弾道ミサイル発射を強く非難する。

 北朝鮮が非核化のための交渉に応じるように促していく。

 北朝鮮の脅威に対しては用意を強化していく。」

ティラーソン米国務長官

「ミサイル発射などの挑発行為は北朝鮮の孤立を深めるだけとなる。

 こうした挑発行為に対して、中国とロシアは容認できないことを

 示す必要がある。中国とロシアがそれぞれ行動するように求める。

 また、全ての国に対して北朝鮮への新たな措置取るよう求める。」

安倍首相

「北朝鮮のこのような暴挙を断じて容認できない。

 国連安保理に対して、緊急会合の開催を要請していく。

 国際社会で団結し明確なメッセージを発しなければならない。」

文韓国大統領

「現時点での北朝鮮との対話は不可能。

 韓国は北朝鮮を変えるために断固とした措置取ると発言している。

 韓国は北朝鮮の挑発に無策でいることはない。

 挑発を粉砕する力を持っている。国際社会の制裁と圧力は増大へ。」

東京時間は米10年債利回りは2.18%あたりで推移。ドル円が反発。

ブリハ英政策委員

「今後数ヶ月以内に利上げの必要ある公算。

 英国のインフレが上昇圧力を受ける可能性。

 引き続きEU離脱が英経済の影響を与える一層のリスクがある。

 利上げ時期が近づいている。

 英国の均衡金利水準が上昇している可能性。

 スラックは弱まり緩やかな賃金上昇圧力に。」

ロンドン時間に米10年債利回りは2.20%台へ上昇。

ラウテンシュレーガーECB理事

「今こそQE縮小の決定を下す時期。

 非伝統的措置を終了させる方法を考える必要。

 市場とのコミュニケーションには細心の注意を払うべき。」

ロシア中銀

「今後半年間で追加利下げの余地がある。」

米小売売上高(8)は市場予想より弱い-0.2%。

10年債利回りは一時2.19%台へ低下。ドル売り反応。

FRB

「ハービーが8月鉱工業生産を約0.75ポイント押し下げた。」

一部報道

ECBは来年からの出口戦略の中で、

 償還国債の再投資を月間150億ユーロペースで続ける意向で、

 それを強調することを検討している。」

SP

「ポルトガルを投資適格級に格上げする。」

マクマスター米大統領補佐官(国家安全保障問題担当)

「北朝鮮への対応では時間切れが近づきつつある。

 国連安全保障理事会の追加制裁決議の厳格な履行を急ぐべき。

 現段階では選ばないが、軍事的選択肢はある。

 戦争行為に至らない全ての措置を講じるべきだ。」

トランプ米大統領

「日本上空を通過する弾道ミサイル発射を強行した北朝鮮について、

 またしても近隣諸国と世界全体を完全に侮辱した。

 北朝鮮の脅威への(軍事的)選択肢は効果的かつ圧倒的だ。」

原油先物10月限は49.89ドル。米10年債利回りは2.202%

NYダウは64.86ドル高の22268.34で取引を終える。最高値を更新。





<先週のドル円の概況>

先週のドル円は、週初11日に上窓を空けて108.22レベルで始まり、

揉み合いながらも堅調傾向で推移して、14日のNY時間序盤に米消費

者物価指数が市場予想より強い結果となって米10年債利回りが一時

2.22%台へ上昇したことを背景に111.04へ上昇しましたが、その後、

主要各紙による「北朝鮮がICBM発射の兆候、発射台の移動を開始。」

との報道に揉み合いながらも反落する展開になりました。その後、

15日の早朝に北朝鮮がミサイルを発射してJアラートが発動したこ

とで109.55へと下押しましたが、その後、切り返して、ロンドン時間

にかけて週高値となる111.33へ上昇する展開になりました。その後、

米小売売上高が市場予想より弱い結果となったことを背景に110.61

反落した後に揉み合いとなり110.84レベルで週の取引を終えました。



<先週のユーロドルの概況>

先週のユーロドルは、週初11日に1.2018レベルで始まり、揉み合い

ながらも軟調傾向で推移して、12日のロンドン時間にかけて1.1926

下落しましたが、その後、13日のロンドン時間にかけて1.1995へ反発

する展開になりました。その後、NY時間序盤から再び反落して、1.18

台後半へ下げた後に揉み合いになりましたが、その後、14日のNY

間序盤に米消費者物価指数が市場予想より強い結果となって米10年債

利回りが一時2.22%台へ上昇したことを背景に週安値となる1.1838

下落する展開になりました。その後、切り返して、15NY時間序盤

に発表された米小売売上高が市場予想より弱い結果となったことを背

景とするドル売りに1.1987へ反発しましたが、その後、下押しとなっ

1.1943レベルで週の取引を終えました。







●今週(918日から922)のドル・円・ユーロの注目点



<今週のドル円>

今週のドル円相場は、上昇した場合、まずは111.00の「00」ポイント

から14日の高値111.04を巡る攻防が注目されます。ここを上抜けた

場合は先週高値の111.33、さらに上昇した場合は711日から9

8日の下落波動の61.8%戻しの111.75、ここを上抜けた場合は112.00

の「00」ポイント、さらに上昇した場合726日の戻り高値112.20

ここを上抜けた場合は711日から98日の下落波動の76.4%戻し

112.80を巡る攻防が注目されます。

一方、下落した場合は、まずは110.00の「00」ポイントから13日の

ロンドン時間の押し安値109.90を巡る攻防が注目されます。ここを下

抜けた場合は15日の安値109.55、さらに下落した場合は6日のNY

間後半の戻り高値109.39、ここを下抜けた場合は12日のオセアニア時

間の押し安値109.24、さらに下落した場合は109.00の「00」ポイント

を巡る攻防が注目されます。



今週のドル円相場は経済指標および要人発言では、18日の米NAHB

宅市場指数と対米証券投資、19日の米住宅着工件数と米建設許可件数

と米第2四半期経常収支、20日の日通関ベース貿易収支と米中古住宅

販売件数と米FOMC政策金利発表とイエレンFRB議長の定例会見、

21日の日銀金融政策発表と黒田日銀総裁の定例会見とフィラデルフィ

ア連銀製造業指数と米新規失業保険申請件数と米景気先行指標総合指

数、などが注目されます。



先週のドル円は、懸念されていた9日の北朝鮮建国記念日でのミサイ

ルの発射がなく、北朝鮮リスクが後退したことを背景に上窓を空けて

始まり堅調傾向で推移して、15日の早朝に北朝鮮がミサイルを発射し

たことで下押しとなるも109円台半ばで切り返し一時111円台へ上昇

する展開になりました。

国連安保理では新たな北朝鮮制裁決議案が全一致で採択され、注目の

米消費者物価指数(8)は市場予想より強い+0.4%、そして、米小売売

上高(8)は市場予想より弱い-0.2%という結果になりました。

さて今週は、20日にFOMC政策金利発表とイエレンFRB議長の会見

が予定されていて注目の焦点になります。市場観測ではバランスシー

ト縮小開始は既定路線になっていて、米国債が60億ドル、住宅ローン

担保証券(MBS)40億ドルの合計100億ドルのバランスシート縮小開

始が発表される可能性が高いとされているようです。また、ブラック

アウト期間前のFEDの要人達の発言では利上げへの慎重姿勢も観られ

ていましたが、米CPIが市場予想より強い結果となったことでCME

ェドウォッチでの市場が織り込む12月の利上げ確率は53%となってい

て、FOMCメンバーの金利見通しのドットチャートと、FOMC経済見

通しが大いに注目されます。これらの次第によってボラタイルな相場

展開になる可能性がありそうです。





<今週のユーロドル>

今週のユーロドル相場は、上昇した場合、まずは15日の高値1.1987

を巡る攻防が注目されます。ここを上抜けた場合は13日高値1.1995

から1.2000の「000」ポイント、さらに上昇した場合は11日のロンド

ン時間の戻り高値1.2029、ここを上抜けた場合は7日の高値1.2059

さらに上昇した場合は8日の年初来高値1.2092を巡る攻防が注目され

ます。

一方、下落した場合は、まずは1.1900の「00」ポイントを巡る攻防が

注目されます。ここを下抜けた場合は14日の東京時間の安値1.1866

さらに下落した場合は14日の安値1.1838、ここを下抜けた場合は8

31日の安値1.1823、さらに下落した場合は1.1800の「00」ポイント

を巡る攻防が注目されます。



今週のユーロドル相場は経済指標および要人発言では、18日の欧消費

者物価指数確報、19日の独・欧ZEW景気期待指数、21日のドラギ

ECB総裁の発言と欧消費者信頼感速報、22日の仏第2四半期GDP

報と仏・独・欧製造業PMI速報と仏・独・欧サービス業PMI速報と

ドラギECB総裁の発言、などが注目されますが、対ドル通貨ペアとし

て、8日の米NAHB住宅市場指数と対米証券投資、19日の米住宅着工

件数と米建設許可件数と米第2四半期経常収支、20日の米中古住宅販

売件数と米FOMC政策金利発表とイエレンFRB議長の定例記者会見、

21日のフィラデルフィア連銀製造業指数と米新規失業保険申請件数と

米景気先行指標総合指数、などが注目されます。



先週のユーロドルは、日足レベルでは高値圏の揉み合いながら8日に

年初来高値の1.2092をつけて以来、時間足レベルではやや軟調傾向の

推移となりました。先週は1日の米雇用統計後の押し安値1.1849

一時下回りその後に戻していますが、下げた場合は、831日安値

1.1823がサポートとなるか注目されます。

7日のECB理事会後のドラギECB総裁の会見では「最近のユーロ相場

のボラティリティーは不透明性の原因。」と発言していますが、今週、

21日と22日のドラギECB総裁の発言が注目されます。「QEについて

決定の大筋は10月に発表する。」とされていますが、ユーロ高への具

体的な牽制があった場合は上値を抑えられる可能性がありそうです。

ユーロに係わる経済指標では、19日の独・欧ZEW景気期待指数と欧

消費者信頼感速報、22日の仏・独・欧製造業PMI速報と仏・独・欧

サービス業PMI速報などが焦点となりますが、対ドル通貨ペアとして

20日のFOMC政策金利発表とイエレンFRB議長の会見が注目の焦点

になります。









■トレードと凡事のお話 その258



前回からの続きのお話です。



投資苑で有名なアレキサンダー・エルダー博士が

トレードでは当たり前なことこそが大切として、

「投資苑3」の中でこう語っています。



「相場には秘密があります。

 秘密がないということが秘密なのです。」



相場やトレードで秘密ではない「当たり前なこと」とは

いったいぜんたい何なのでしょうか...。



今回は「トレードと凡事」その第二百五十八話です。



それでは、はじまり、はじまり~。^^





『おい、ジイさん。先週のドル円はその前週とは打って変わって、

 週初に上窓を空けて始まって以来、堅調に推移したよな...。

 そして、北朝鮮は国連安保理決議をあざ笑うかのように

 15日の早朝にミサイルを発射してまたJアラートが発動したけど、

 リスク回避も限定的で「押し目買いのアラーム」のようだったな。』



「ふむ。そうであったのう...。溜口剛太郎殿。

 北朝鮮に対する安保理決議は当初案の石油の全面禁輸から

 石油輸出に関しては前年の上限を超えてはならないとされ、

 中国やロシアの意向も配慮する格好で全会一致となったが...、

 妥協案ながら、これでも北朝鮮のガソリンなどの石油精製品輸入は

 200万バレル減少して、北朝鮮の輸出も90%減少する内容で、

 北朝鮮はこの決議に反発するかのようにミサイルを発射したのう。

 これに対して、市場も『慣れっこ』になっているのか、

 リスク回避の動きも限定的で、溜口殿の言われるように、

 Jアラートは、あたかも『押し目買いのチャンス到来のアラーム』

 のようではあったのう...。ただ...。」



『おい。ジイさん。「ただ」とは何だよ...。』



「今後の北朝鮮を巡る警戒日は1010日の朝鮮労働党創設記念日

 となろうが...、ミサイルが今までと異なり、グアム沖へ向けて

 発射された場合や、あるいは日本領海内に着弾したようなときは

 『Jアラートが押し目買いのサインとはならない』場合もある

 可能性があり、安易な条件反射ができないことも考えられるゆえ、

 ミサイルの方向によっては注意が必要なのではあるまいかのう...。」



『まぁ、15日に発射されたミサイルの飛行距離も3700Kmにもなって

 いて、ミサイルが米領グアム沖へ向けて発射された場合などでは

 リスク回避が簡単には収まらず昂進する場合もあるんだろうな...。

 さて...、今週はいよいよFOMCがあるけど、どうなるんだろうな。』



「市場観測ではバランスシート縮小開始は既定路線になっており...、

 FEDの要人達の発言では利上げへの慎重姿勢も観られておったが、

 米CPIが市場予想より強い結果となったことでCMEフェドウォッチ

 での12月の利上げ確率は50%超となっておるようじゃのう...

 まぁ、市場期待は強気に傾斜しておるわけじゃけれども...、

 FOMCメンバーの金利見通しのドットチャート及び経済見通しと、

 イエレンFRB議長会見を予断なく見届けついて行こうではないか。」



『さてところで...、ジイさん。今日は何のお話だい。

 先日に言っていた「トレードと脳内会議のお話」とやらかい?』



「ふむ...。他にもテーマにしたいお話はあるのじゃが...、今日は

 『トレードと脳内会議のお話』でもさせてもらうとしようかのう。」



『まぁ、よろしい。聞いてやろうじゃないか...。ジイさん。』



「インナー・トークなどと言われることがあるようじゃが...、

 議長役の自分自身とともに、ネガティブな自分、ポジティブな自分

 そして、ロジカルな自分、利己的な自分、疑い深い自分...、etc

 などによって、我々の脳内ではいつも活発に会議が繰り広げられて

 おるワケなのじゃのう...。溜口剛太郎殿。」



『あははっ。多重人格というワケではないが、脳内会議の内容が

 ポロリと言葉に出る「独り言」も多くの人が経験しているよな...。』



「脳内会議はその人固有の思考プログラムで、その会議の結論は

 偏向性のある自己フィルターを介した結論であり、

 よほどのインパクトがないと偏向性の癖(クセ)は変わらないもので、

 『自分自身の経験や考え方が反映される』ものなのじゃのう...。」



『トレードに際しても脳内会議はされているものなのかねぇ...。』



「ふむ...。トレーダーであれば多くの人が経験していると思うが、

 過去チャートでの模擬トレードや検証では上手くいくのに、

 今まさに動いているチャートでは途端にパフォーマンスが低下する

 ということがあってのう...。これも脳内会議である程度の説明が

 出来るものなのじゃのう...。溜口剛太郎殿。」



『......。』



「過去チャートでの模擬トレードでは、冷静でいられるという事も

 あるが、ロジカルな自分が脳内会議を主導しているのに対して、

 今まさに動いているチャートで、かつリアル・トレードであれば、

 例えば上昇トレンドでの執行判断に際しても、

 『ここから買うには高過ぎるんじゃないか...。』

 『高値つかみをして負けたらどうする...。』

 『この押しは押しではなく下降トレンド転換になるんじゃないか。』

 『いくらなんでも...。』、『さすがにもう...。』、『こんなバカな...。』

 『アナリストの某氏が7のつく年は株価が暴落すると言っていた。』

 『コリレーション(相関関係)が崩れると末期と言っていた...。』

 『不測の事態は起こりはしないか。なんか嫌な予感がする...。』

 などなど...、脳内会議は激論状態となるというワケなのじゃのう。」



『あははっ。確かに思い当たるフシはあるぜ...。

 例えば、ポンド円は週足のレジスタンスを上方ブレークしたけど、

 ブレグジットがどうのこうのと考えていたりしたら、

 高値つかみが気になってロング()が躊躇されたろうからな...。』



「ふむ...。上述のような脳内会議を経て出した執行の結論が、

 果たしてロジカルなテクニカル判断と言えるだろうか...。

 『不測の事態は起こりはしないか。なんか嫌な予感がする...。』

 などに至っては、これは根拠なきオカルト的な予想ではないか。」



『まぁな...。』



「ファンダメンタルズ的な『ブレグジットがどうのこうの』も、

 ファンドなどプロ筋は『百も承知で今は買い上げている』ワケで、

 現在の価格は『未然以外の全てを織り込んでいる』ゆえ、

 テクニカル的に『そしてここから』という事が大切なのじゃのう。」



『どうやらトレードでは脳内会議が負に働くことが多いようだな...。

 もしかするとプロスペクト理論も脳内会議ゆえかもしれないな。』



「トレードではロジカルなテクニカル判断こそ主導とすべきで、

 脳内会議や歪んだ自己フィルターの色眼鏡でチャートを観ていては

 トレード判断も歪むというワケなのじゃのう...。溜口剛太郎殿。」



『どうやら、トレード判断では思惑や予想をすることなく、

 ロジカルなテクニカル判断で臨んだ方が良いようだな...。』







なーんちゃって。

またまたお話が長くなりました。 m(_ _)m




ではまた来週。


        

トレードと凡事のお話 その257

   投稿日 :17年 09月 10日 15:38

        

9日の北朝鮮建国記念日ではICBM発射などはありませんでしたが、

国連安保理決議が予定される11日などでは警戒が必要なようです。




■先週(94日から98)の主な出来事や要人発言



先週は、ドルインデックスが92.61で始まり、軟調傾向で推移して、

91.31で週の終値になりました。

10年債利回りは週レベルで2.054%に低下しました。

NY原油先物(WTI)10月限は週の終値で47.48ドルに上昇しました。

NYダウは週間189.77ドル下落、21797.79ドルで週の取引を終える。





<94()>

報道(3)

「北朝鮮がこれまでで最大の核実験を行う。ICBM用水爆と発表。」

トランプ米大統領(3)

「北朝鮮は重大な核実験を実施した。

 彼らの言動は米国に対してきわめて敵対的で危険なもの。

 北朝鮮は乱暴な国家で大きな脅威となっている。

 そして中国に対して恥をかかせるもの。

 対話路線は効果がないといったことを韓国は知りつつある。」

マティス米国防長官(3)

「多くの軍事的な選択肢がある。我々及び同盟国である

 日本と韓国を攻撃から守る能力を有している。」

リスク回避の円買い。

日経平均は75.51円安で寄り付き183.22円安の19508.25で大引け。

韓国国防省(韓国国会への報告)

「北朝鮮で弾道ミサイル発射の兆候がある。」

聨合ニュース

「北朝鮮はICBM発射準備の可能性。」

中国人民銀行

「イニシャルコイン・オファリング(ICO)は違法。

 イニシャルコイン・オファリングを通じた資金調達を禁止。」

バルニエEU離脱交渉官

「交渉においてアイルランドの利益はEUの利益。

 EU離脱交渉にはより一層の作業が必要。」

独仏英の株式市場はマイナス圏で推移。

NYがレイバー・デーで休場。原油先物は47ドル台半ばで推移。

G7首脳

「北朝鮮の核実験は断じて容認できない挑発行為。」



<95()>

日経平均は25.13円高で寄り付き122.44円安の19385.81で大引け。

麻生財務相

「北朝鮮は明らかに国際世論の意向と異なる。断固容認できない。

 更なる制裁が必要。圧力高めない限り進展はない。

 日本郵政株の売却については、引き続き情勢を見ていく。

 北朝鮮問題の株式市場への影響なども考慮する。」

報道

「北朝鮮が9日の建国記念日を前にICBMを発射可能地点へ移動。」

10年債利回りは2.13%台へ低下。

RBA

2%へ向け計画通り順調、持続的な加速を示す見込み。

 経済成長と金利の据え置き方針は合致。

 豪ドル高は生産や雇用の見通しに悪影響を与えている。

 金利の据え置きは長期的なCPI目標に合致している。」

プーチン露大統領

「外交が北朝鮮危機の解決の唯一の道。

 ロシアと北朝鮮の貿易は実質的にゼロ。

 北朝鮮の体制への制裁は効果なし。北朝鮮に安全保障上の保障を。」

ロンドン時間に米10年債利回りは2.14%台へ上昇。

ブレイナード理事

「インフレが軌道に乗るまで追加利上げには慎重に。

 基調インフレは現在より低い公算がある。

 バランスシートの変更に近づいている公算が高い。

 バランスシート縮小開始後はインフレ動向を注視。

 ハービー被害は第3四半期GDPPに影響するが、

 生産の回復は想定される。米経済は堅調、投資は上向き。

 レバレッジによるリスク形成は兆候はわずか。」

米NHC報道

「ハリケーンのイルマが最強のカテゴリー5に発達。」

原油先物は48ドル台で推移。

北朝鮮のジュネーブ国際機関代表部大使

「北朝鮮に圧力をかけようとして無謀な挑発行為や無益な試みに

 頼るのであれば、米国はさらに多くのプレゼントを受け取る。

 圧力や制裁は効果がない。どんな状況においても

 北朝鮮が核抑止力を交渉のテーブルに置くことはない。」

トランプ米大統領

「日本と韓国に米国からより一層の先端兵器の購入を認める。」

ミネアポリス連銀総裁

「失業率は低下したが、インフレは低い。

 利上げは経済に実質的な打撃与えた可能性も。

 米労働市場はスラックが依然として存在する模様。」

NY時間に米10年債利回りは2.06%台へ低下。

NYダウは234.25ドル安の21753.31で取引を終える。



<96()>

日経平均は99.75円安で寄り付き27.84円安の19357.97で大引け。

10年債利回りは一時2.05%台へ低下。

ダラス連銀総裁

2017年の米経済成長率を2.25%と予想している。

 移民は米国の主要な貿易力の源泉。

 労働力の増加なくして、米経済の成長は困難なものとなる。

 金融政策のみで物価の安定と雇用の拡大の目的達成は困難。

 金利は相当期間低水準にとどまると投資家はみている。

 一部で思われているほど、現在の米金融政策は緩和的ではない。

 ハービー被害で3Qの成長に打撃、4Qに回復へ。

 FRBは早期にバランスシートの縮小に着手をするべき。

 同件のタイミングに関してはハリケーン・ハービー影響はない。

 ハービーを受けてのガソリン価格の上昇は一時的なものであるが、

 どの程度続くかは不明。」

10年債利回りは2.07%台へ反発。

ドンブレット独連銀理事

「銀行は英EU離脱を受けた本拠地移転計画を確定すべき。

 本拠地移転でフランクフルトとダブリンが恩恵受ける。」

原油先物は49ドル台へ上昇。

BOCが政策金利を0.75%から1.00%に利上げ。

BOC声明

「未来の政策は事前に決定されていない。

 刺激策の解除が正当化される。

 カナダの成長は安定してきている。

 過剰な労働市場が賃金上昇を抑制。

 利上げに対する経済の反応を注意深く見ている。

 地政学リスクや交易条件の不透明さ、カナダドル高を注視。」

報道

「フィッシャーFRB副議長が10月中旬に辞任。

 FRB理事は定員7名のうち空席が4席に増え過半が空席に。」

ブルームバーグ (ECB関係者の話として)

「量的緩和QEに関して1026日まで決定に至る公算は小さい。

 スタッフ見通しの草案では2018から2019年のインフレ見通しを

 小幅下方修正へ。来年のシナリオに関する文書を検証中。

 QEのパラメータについて検討。」

報道

「米下院がハリケーン・ハービー被害救済法案を可決。」

報道

「トランプ大統領と議会はハリケーン・ハービーの救済への

 短期の歳出と債務上限引き上げの抱き合わせで合意。

 期間は1215日まで。」

10年債利回りは2.10%台へ上昇。

米地区連銀報告

「経済活動は緩慢ないし緩やかに拡大。

 物価は緩やかに上昇。仕入れコスト全般に高い。

 仕入れの価格転嫁は限定的。住宅価格は上昇。

 賃金上昇圧力は限定的。賃金の伸び緩やか。

 住宅、商業不動産は若干上昇。

 製造業は緩やかに拡大。自動車はまちまち。

 自動車産業の減速長期化を懸念する報告があった。

 設備投資は増加。ハービーの影響を判断には時期尚早。

 様々な地域で人手不足。」

NYダウは54.33ドル高の21807.64で取引を終える。



<97()>

報道(WSJ)

「トランプ大統領はコーン国家経済会議(NEC)委員長を

 次期FRB議長に指名しない見通し。」

トランプ大統領

「理想的には法人税率を15%に引き下げたい。

 ヘルスケア変更を断念していない。」

日経平均は75.47円高で寄り付き38.55円高の19396.52で大引け。

韓国の李洛淵首相

「北朝鮮が完全な核武装を行うまでに多くの時間が残されていない。

 懸念されている大陸間弾道弾(ICBM)の発射実験について、

 同国の建国記念日である9日に発射する可能性がある。」

10年債利回りは2.09%あたりで推移。

ロシア極東発展相

「北朝鮮の閣僚に対して自制を求めた。」

ロンドン時間に米10年債利回りは2.08%台へ低下。

ECB

「上下限金利も据え置き、-0.4%と+0.25%。

 見通し悪化の場合、QEの規模と期間を拡大する。

 QEはインフレ過程が持続的となるまで継続。

 金利はQEの終了後もかなりの期間現行水準に留まる。

 QE12月以降も必要に応じて継続。」

ドラギECB総裁

600億ユーロ規模のQEは少なくとも12月まで実施。

 QEは持続的なインフレ上昇が見られるまで継続。

 最近のユーロ相場のボラティリティーは不透明性の原因。

 極めて大規模な金融緩和が必要。秋に政策調整について決定する。

 政策調整の決定は2017年を越える期間となろう。

 成長、インフレ、為替が今回のテーマだった。

 インフレには幅広く不満の声。インフレについては忍耐が必要。

 為替相場は成長とインフレにとって重要。

 為替相場を政策決定の判断に組み入れる必要。

 QEについて様々なシナリオについて議論した。

 QEの期間や規模について議論。

 QEについての決定の大筋は10月に発表。

 システミックなバブルのリスクはみられず。

 現在は高い水準の不透明感は広がっていない。

 QEのアセットクラスの拡大については議論せず。

 QEについての発表日を約束することには消極的。」

ECBスタッフ予測

2017年のインフレ見通しを1.5%に据え置き。

 2018年のインフレ見通しを1.3%から1.2%に引き下げ。

 2019年のインフレ見通しを1.6%から1.5%に引き下げ。

 2017年の成長見通しを1.9%から2.2%に引き上げ。

 2018年の成長見通しを1.8%に据え置き。

 2019年の成長見通しを1.7%に据え置き。」

ライアン下院議長

「法人税率は現実的には世界平均である22.5%程度ないしは、

 それを下回る水準になる。

 米下院歳入委員会の税制改革案の公表は間近に迫っている。

 税制改革法案の年内通過を目指している。」

10年債利回りは2.04%台へ低下。

EIA週間石油在庫統計では原油在庫が458万バレルの減少。

原油先物は49ドル台前半で推移。

クリーブブランド連銀総裁

「緩やかな利上げが必要。

 現在のインフレ鈍化については特殊要因との見解を維持。

 ただ、インフレが2%を下回る推移は幾分長引く可能性。

 年内の追加利上げに違和感はない。

 3月まで待つのは緩やかではない。

 ドットチャートは上向きに修正される可能性。

 イエレン議長を大いに支持。

 フィッシャー副議長を無くすのはFRBにとって損失。」

トランプ大統領

「北朝鮮への軍事行動は不可避ではない。」

報道

「米上院はハリケーン被害救済と債務上限・短期歳出法案を可決。」

ブルームバーグ (関係者の話)

「ホワイトハウスは次期FRB議長候補として

 少なくとも6人を検討している。」

NYダウは22.86ドル安の21784.78で取引を終える。



<98()>

NY連銀総裁

「米景気拡大を支えるファンダメンタルズは全般に良好な状態続く。

 個人消費は引き続き上向き。

 労働市場の漸進的な一段の逼迫につながる可能性も、

 賃金の伸びが物価を支える。

 物価が長期目標の2%を下回り続けていることは驚きだが、

 今年に関しては携帯電話の急速な値下がりなどの一時的要因で

 一部説明可能。構造的な変化が一因となっている可能性も。

 インフレが連銀の判断を幾分下回っているが、

 金融緩和は徐々に解除し続けることが適切であると判断している。

 利上げは当面浅いものに。」

日経平均は98.56円安で寄り付き121.70円安の19274.82で大引け。

カンザスシティ連銀総裁

「政策金利の引き上げを継続する時期である。

 米国の実質金利は依然としてマイナスで推移しており、

 金融情勢は緩和的。

 今後米国が成長を維持するには、一段の作業が必要で、

 政策金利は、より正常な水準に変化するべきである。

 米国の労働市場は完全雇用状態。労働市場の需給に引き締め継続。

 米国のインフレ率は比較的緩やかで、賃金上昇率がインフレ率を

 上回っており、消費者にプラスの状況。 

 米国の投資は世界経済の力強い成長に支えられている。

 ハリケーンは米経済に短期的な影響を及ぼす。」

報道

「メキシコ南西部チアパス州の海岸近くでM8.2の地震が発生。

 メキシコ、エルサルバドル、グァテマラなどに津波の恐れ。」

10年債利回りは一時2.01%台へ低下。ドル円が107円台へ下落。

フィンランド中銀総裁

「金融政策は引き続き緩和的である必要。

 為替相場はインフレに影響与える。

 再投資はQE終了のショックを緩和する。」

ロイター

ECBは4パターンのQEシナリオについて検討中。

 期間について6ヶ月と9ヶ月の選択肢。

 QE規模については200億ユーロと400億ユーロへの減額を検討。」

独連銀総裁

「デフレリスクは、ほぼ完全に消え去った。

 ユーロ圏の景気回復は勢いと幅広さを増している。

 インフレ過程の不透明性は極めて大きい。」

NY時間に米10年債利回りは一時2.07%台へ反発。

報道

「東北地方でM5.3の地震が発生。秋田県は震度5強。」

NY連銀総裁

「ハリケーン、短期的に経済に悪影響を及ぼす。

 ハリケーンが利上げ時期に影響する可能性。

 景気は幾分勢いづいている。

 景気トレンドが上向きにシフトしたかの判断は時期尚早。

 インフレは2%目標を下回っており、忍耐強くなれる。

 バランスシート縮小は比較的早期に始まる公算大。」

報道

「米下院が被害救済・債務上限・短期歳出法案可決に必要な票確保。」

報道

OECDが算出している購買力平価からすると、

 ユーロはドルに対して11%程度割安。」

アトランタ連銀のGDPナウ第3四半期は年率換算で3.0%を予想。

原油先物10月限は47.48へ下落。米10年債利回りは2.054%

NYダウは13.01ドル高の21797.79で取引を終える。





<先週のドル円の概況>

先週のドル円は、週初4日に前日の北朝鮮の原爆実験を背景とするリ

スク回避に下窓を空けて109.52レベル(一般オープン前に一時109.20

レベル)で始まり、揉み合いながらも軟調傾向で推移して6日のオセア

ニア時間にかけて108円台半ばへ下落する展開になりました。その後

ロンドン時間序盤に108.45へ下落した後に切り返してNY時間後半に

かけて109.39へ反発しましたが、その後、再び軟調傾向で推移して、

8日のNY時間序盤にかけて年初来安値となる107.32へ下落する展開

になりました。その後、反発して107.83レベルで週の取引を終えまし

た。



<先週のユーロドルの概況>

先週のユーロドルは、週初4日に小幅な上窓を空けて1.1884レベルで

始まり1.19を挟んで揉み合いながらも堅調傾向で推移した後に7日の

ロンドン時間から上伸してECB政策金利の発表とドラギECB総裁の会

見を迎えました。ドラギECB総裁の会見では「最近のユーロ相場のボ

ラティリティーは不透明性の原因。」との発言などで一時1.1930へと

下押す場面もありましたが、「QEについて決定の大筋は10月に発表」

と発言したことを背景に再び上伸して、8日の東京時間後半にかけて

年初来高値となる1.2092へ上昇する展開になりました。その後、反落

して1.2035レベルで週の取引を終えました。







●今週(911日から915)のドル・円・ユーロの注目点



<今週のドル円>

今週のドル円相場は、上昇した場合、まずは108.00の「00」ポイント

から8日のNY時間の戻り高値108.07を巡る攻防が注目されます。

ここを上抜けた場合は6日のロンドン時間の安値108.45、さらに上昇

した場合は7日のNY時間後半の戻り高値108.71、ここを上抜けた場

合は6日のNY時間後半の戻り高値109.39から6日のロンドン時間序

盤の戻り高値109.55、さらに上昇した場合は5日のオセアニア時間の

戻り高値109.83を巡る攻防が注目されます。

一方、下落した場合は、まずは先週安値の107.32を巡る攻防が注目さ

れます。ここを下抜けた場合は107.00の「00」ポイント、さらに下落

した場合は20161111日の終値106.65、ここを下抜けた場合は

20161111日の安値106.03から106.00の「00」ポイント、さら

に下落した場合は20161028日の高値105.53を巡る攻防が注目

されます。



今週のドル円相場は経済指標では、11日の日機械受注、13日の米生産

者物価指数と米月次財政収支、14日の中国鉱工業生産と中国小売売上

高と米消費者物価指数と米新規失業保険申請件数、15日の米小売売上

高とNY連銀製造業景況指数と米鉱工業生産とミシガン大学消費者信頼

感指数速報、などが注目されます。



先週のドル円は、3日の北朝鮮の核実験強行を背景に下落して始まり、

米南部へのハリケーンの再来襲と米利上げ観測の後退などを背景に、

10年債利回りが低下してドルが売られ、ドル円は軟調傾向で推移し

て年初来安値を更新して107円台に下落する相場展開になりました。

債務上限引問題については、ハリケーン・ハービーの救済への短期の

歳出との抱き合わせで12月中旬まで引き上げることで合意になりまし

たが、FRBのフィッシャー副議長が辞任表明したこともドル売り材料

となったようです。

7日にライアン米下院議長が「法人税率は現実的には世界平均である

22.5%程度ないしは、それを下回る水準になる。米下院歳入委員会の

税制改革案の公表は間近に迫っている。」と発言していて、米法人減税

への期待はありますが、引き続き北朝鮮問題とハリケーンが懸念材料

となりそうです。11日の国連安保理決議を巡る北朝鮮の動向が注目さ

れます。

経済指標では週後半14日の米消費者物価指数と15日の米小売売上高

が特に注目されますが、その結果によって動意づく可能性が高そうで

す。





<今週のユーロドル>

今週のユーロドル相場は、上昇した場合、まずは8日の年初来高値の

1.2092を巡る攻防が注目されます。ここを上抜けた場合は1.2100

00」ポイント、さらに上昇した場合は20141231NY時間の

戻り高値1.2134、ここを上抜けた場合は20141230日のロンド

ン時間から20141231日のロンドン時間序盤にかけての揉み合い

下辺1.2150アラウンドのポイント、さらに上昇した場合は1.2200

00」ポイントを巡る攻防が注目されます。

一方、下落した場合は、まずは1.2000の「000」ポイントを巡る攻防

が注目されます。ここを下抜けた場合は7日のドラギECB総裁の会見

での押し安値1.1930、さらに下落した場合1.1900の「00」ポイント、

ここを下抜けた場合は5日のロンドン時間の押し安値1.1868、さらに

下落した場合は1日の米雇用統計後の押し安値1.1849を巡る攻防が注

目されます。



今週のユーロドル相場は経済指標では、13日の独消費者物価指数改定

値と欧鉱工業生産、などが注目されますが、対ドル通貨ペアとして、

13日の米生産者物価指数と米月次財政収支、14日の中国鉱工業生産と

中国小売売上高と米消費者物価指数と米新規失業保険申請件数、15

の米小売売上高とNY連銀製造業景況指数と米鉱工業生産とミシガン大

学消費者信頼感指数速報、などが注目されます。



先週のユーロドルは、ドル売りも背景に堅調傾向で推移して、注目さ

れていた7日のドラギECB総裁の会見では「最近のユーロ相場のボラ

ティリティーは不透明性の原因。」として、ユーロ高牽制とも受け取れ

る発言をしたことを背景に一時下押すも、「QEについて決定の大筋は

10月に発表する。」と発言したことで緩和縮小への期待を背景に年初来

高値となる1.2092へ上昇しましたが、終値では829日高値を下回

1.203台前半で週の取引を終えました。

OECDが算出している購買力平価ではユーロはドルに対して11%程度

割安となっているとのことで上昇の余地はありますが、チャート的に

2つのトップを形成した格好で、今後、829日の高値1.2070

び先週8日の高値1.2092を明確に超えて行けるのかが注目されます。

一方、下げた場合は1日の米雇用統計後の押し安値1.1849及び8

31日の安値1.1823がネックに該当するとみられ攻防が注目されます。

今週のユーロに係わる経済指標はそれほど注目度は高くないようです

が、対ドル通貨ペアとして、週後半14日の米消費者物価指数と15

の米小売売上高が注目されます。その結果によって動意づく可能性が

ありそうです。








■トレードと凡事のお話 その257



前回からの続きのお話です。



投資苑で有名なアレキサンダー・エルダー博士が

トレードでは当たり前なことこそが大切として、

「投資苑3」の中でこう語っています。



「相場には秘密があります。

 秘密がないということが秘密なのです。」



相場やトレードで秘密ではない「当たり前なこと」とは

いったいぜんたい何なのでしょうか...。



今回は「トレードと凡事」その第二百五十七話です。



それでは、はじまり、はじまり~。^^





『おい、ジイさん。先週は3日の北朝鮮の核実験でドル円が下窓を

 空けて始まり軟調に推移して107円台へ下落して年初安値を更新。

 そして、ユーロドルもドラギECB総裁の記者会見で「QEについて

 決定の大筋は10月に発表。」と発言したことでユーロが買われ、

 ユーロドルもドル売りと相まって年初来高値を更新して...、

 ドル売りがめちゃめちゃ優勢な一週間だったな...。』



「ふむ。そうであったのう...。溜口剛太郎殿。

 北朝鮮の核実験でのリスク回避とともに、米南部へのハリケーンの

 再来襲と米利上げ観測が後退したことや、フィッシャーFRB副議長

 が辞任表明もあって、米10年債利回りが一時2.01%台へ低下して、

 先週は強いドル売り動意の一週間じゃったのう...。」



『懸念されていた9日の北朝鮮の建国記念日では太陽フレアの懸念も

 あったかICBMの発射もなく、北朝鮮国内は祝賀ムードで

 日経新聞の見出しのように「沈黙の記念日」となったようだが...、

 このまま北朝鮮が何もしないという事はなさそうだよな...。』



「ふむ...。8日の米NBCニュースで『6回目の核実験をした北朝鮮に

 米国がサイバー攻撃を含めた外交・軍事措置を準備している。(中略)

 一方、中国はトランプ政権に対し、北朝鮮を先制攻撃した場合、

 北朝鮮を支援し中国企業への制裁についても報復すると警告した。』

 と報道していることもあり、このまま北朝鮮問題が終息することは

 ないのではなかろうか...。国連安保理決議が予定されている11

 などでは北朝鮮の挑発行動に警戒が必要なのではあるまいかのう。」



『一旦、北朝鮮を巡るリスク回避は後退するかもしれないが、

 引き続き北朝鮮情勢には注目しておいた方がよさそうだな...。

 さてところで...、ジイさん。今日は何のお話だい。

 先日に言っていた「トレードと脳内会議のお話」とやらかい?』



「ふむ...。そのお話もいつかはさせてもらおうと思っとるのじゃが、

 今日は、4日に中国人民銀行が中国共産党の党大会を10月に控え

 金融リスクの根絶と海外への資金流出防止のため、

 『ICOを通じた資金調達を禁止。』としたとのことで、

 鮮度があるうち時事ネタとしてICO考察をしてみようではないか。」



4日の中国人民銀行の発表を受けて、ビットコインが92日の

 1ビットコイン55万円超の最高値から10万円近く下落したが...

 ICOと言えば、企業が株式でのIPOのように、トークンと呼ばれる

 代用コイン(仮想通貨)を発行して資金を調達する、

 イニシャル・コイン・オファリングのことだよな...。』



「ふむ...。ICOは仮想通貨市場の拡大の一翼を担っていて、

 最近はリスク回避で金が買われるとともにリスク回避の一端として

 資金が仮想通貨市場に流れ、最近はICOも活況のようでのう...。」



『最近はICOの話題をよく聞くがICOはまだ法整備がなされていなく

 ICOの中には詐欺まがいのモノもあるようだけどな...。』



「ふむ...。ICOの中にはブロック・チェーンの体裁を整えただけで

 実態の怪しいものもあるようで、また、ICOは当然ながら上場前で、

 上場に至ることができなければビットコインに交換できなかったり

 あるいは、ドルや円などのいわゆる法定通貨に交換できなく、

 額面は高騰しても事実上の『おもちゃのお金』で終わるモノもあり

 IPO投資の選定にあたってはよく検討する必要があろうのう...。」



『ただ、仮想通貨市場ではいわゆる「億り人」も続出しているようで

 初期投資が数十倍になる例も珍しくはなく、魅力的ではあるよな。』



「ふむ...。本当に上場されるのか、ウォレットなどのツールや

 インフラが本当に整備されるのか、その仮想通貨の主体や母体は

 どこなのか、そこは信用できるのか、などが選別で重要となろうが

 仮想通貨市場では初期投資が数十倍になる例も決して珍しくはない

 ようじゃのう...。溜口剛太郎殿。」



『仮想通貨市場は、ほんの1年ほど前は1兆円規模と言われていたが

 今は20兆円に迫る市場規模になったとも言われているからな...。』



「成長しきって成熟した市場での売買(トレード)であれば、

 『勝者の利得は敗者が支払う』ゼロサムとなることがあるが...、

 仮想通貨市場は成熟には程遠い、まだまだ膨張の過程にあり、

 『勝者の利得は新規参入者が支払っている』先行者利益が望める

 まだまだこれからの若き市場であるからのう...。」



『本当にそうなるのかは分からないけれど...、一説によれば、

 仮想通貨市場は1000兆円の市場規模になる可能性もあるようで

 「市場の拡大 = 先行者の利益」と、市場が膨張している間は

 先行者の利益も比例して膨張するだろうからな...。』



「その市場膨張の過程で、仮に例えば...、古参の仮想通貨が、

 市場規模50万が200万になっても4倍と凄い事じゃが...

 ICOでは当初の市場規模の僅か100010万へと100倍になる

 可能性を秘めているという事なのじゃのう...。」



『まぁ、そのICOが無事に上場されるという事が重要な前提となる、

 だろうけれどもな...。上場されなければ絵空事の儚き夢だぜ...。』



「ふむ...。企業が株式でのIPOのように、トークンと呼ばれる

 代用コイン(仮想通貨)を発行して資金を調達するICOじゃが...

 その一方で、通貨として、より本質的で本来的な価値である

 『モノやサービスが買える』という事に主眼を置いた

 単なる資金集めではない、仮想通貨もあるのじゃのう...。」



『へーっ。まぁ、上場さえしていれば、ビットコインに交換できたり

 あるいはドルや円などのいわゆる法定通貨に交換できるワケだけど

 通貨であれば、その本来的な価値はその通貨それ自体で

 「モノやサービスが買える」ということだろうからな...。』



「まぁ、購入を煽る事は目的ではないのでどこで買えるか言わないが

 HDAC(ヒュンダイ・ダック)もその1つとなろう...

 https://youtu.be/x3LTjgSMy-8  (330秒ほどの解説動画)



『ダブル・ブロック・チェーン技術や量子乱数技術を用いて

 セキュリティ強化をして、実際に世の中で使える仮想通貨を

 目指しているようだが...、ヒュンダイと言えば、

 韓国のあの有名企業のことかい? ジイさん。』



「ふむ。そのとおりじゃ...。溜口剛太郎殿。

 デジタルで実際にモノが買えるという事は例えば大手家電量販店の

 『ポイント』でモノが買えることでイメージできると思うが...、

 これからはビットコイン以外にも実際に世の中でモノが買える

 仮想通貨が複数台頭してくることであろう...。」



『ビットコインが仮想通貨の王者なのは、おもちゃのお金ではなく

 実際にモノが買えるという事が大きな要素であろうからな...。』



「仮想通貨市場が膨張していると言っても、現在は一部の投機家が

 参入している過程や段階で、これからはファンド勢も参入してくる

 と思われるが、将来の最大の市場拡大要素は『一般の人達の参入』、

 つまり、普通の人達が世の中でモノやサービスを購入するために

 デビッドカードを使うように、仮想通貨を利用し始めて

 普及していくことではなかろうか...。溜口剛太郎殿。」



『そうなる時代こそ仮想通貨市場の成熟期になるのかもしれないな。』



「ふむ...。そのようなワケで、ジイは仮想通貨の単なるICOではなく

 『実際に世の中でモノやサービスが買えるようになるのだろうか』

 という視点で仮想通貨を観て、ペイパル・日本ペイ・現代ペイなど

 決済システムを提供している会社と提携している(する)ことで

 『一般の人達の参入』により利用拡大する将来の可能性の有無で

 仮想通貨を選別して投資しているというワケなのじゃのう...。」



『短期的には上場が見込める限り単なる資金集めのICOに乗るのも

 良いかもしれないが、長期的視点ではモノが買えるようになるのか

 ということは、有力な仮想通貨投資の選別基準になりそうだな...。』







なーんちゃって。

またまたお話が長くなりました。 m(_ _)m




ではまた来週。

        

トレードと凡事のお話 その256

   投稿日 :17年 09月 03日 14:43

        

3日の昼頃に北朝鮮の北東部で人工的な揺れが観測されて、

北朝鮮が6回目の核実験を行った可能性があるようです。




■先週(828日から91)の主な出来事や要人発言



先週は、ドルインデックスが92.31で始まり、91.55へ下落した後に

93.30へ反発して92.82で週の終値になりました。

10年債利回りは週レベルで2.166%に低下しました。

NY原油先物(WTI)10月限は週の終値で47.29ドルに下落しました。

NYダウは週間173.89ドル上昇、21987.56ドルで週の取引を終える。





<828()>

日経平均は49.62円高で寄り付き2.71円安の19449.90で大引け。

10年債利回りは2.17%台で推移。

内閣府月例経済報告(8)

「住宅建設は横ばいとなっている。公共投資は堅調に推移している。」

ロンドンはサマーバンクホリデーで休場。

NY時間に原油先物が46ドル台へ下落。

ホワイトハウスは

「トランプ大統領が30日に税制改革について演説する。」

2年債の入札では最高落札利回り1.345%、応札倍率3.41倍。

米5年債の入札では最高落札利回り1.742%、応札倍率2.58倍。

トランプ大統領

「ハリケーン・ハービーへの対応は非常に良く行っている。

 9月2日にテキサスかルイジアナを訪問する可能性がある。

 議会とハービーへの対応を協議している。」

10年債利回りは2.158%

NYダウは5.27ドル安の21808.40で取引を終える。



<829()>

報道

「北朝鮮がミサイルを発射して北海道の上空を通過。3つに分離。

 襟裳岬の東方約1180キロの太平洋上に落下。

 北海道や東北に国民保護に関する情報(Jアラート)が発表される。」

10年債利回りは2.12%台へ低下。

ドル円が一時108円台前半へ下落。

日経平均は130.79円安で寄り付き87.35円安の19362.55で大引け。

ロンドン時間に米10年債利回りは2.08%台へ低下。年初来の低水準。

ユンケル欧州委員長

「英国のEU離脱に関する方針文書には満足できず。

 離脱条件が決定されるまでは、英国との貿易交渉は行わない。」

メルケル独首相は

「ユーロ相場が貿易条件に影響するのは単純な事実。

 ユーロ相場について私が決めることではない、

 個人的にはドイツの貿易黒字がそれほど劇的なものとは思わない。」

マクロン仏大統領

「北朝鮮のミサイル実験は無責任な行為。」

トランプ米大統領

「北朝鮮への対処であらゆる選択肢を検討中。

 北朝鮮の脅迫的な行動は自身の孤立を深めるだけ。

 北朝鮮は国際社会で許容される行為を侮辱している。

 北朝鮮への対応策は後でわかるだろう。」

国連安保理

「北朝鮮問題で非公開の会議を開催する。」

米7年債の入札では最高落札利回り1.941%、応札倍率2.46倍。

10年債利回りは2.128%

原油先物は46ドル台半ばで推移。

10年債利回りは一時2.14%台へ上昇。

NYダウは一時130ドル超下落も56.97ドル高の21865.37で終える。



<830()>

朝鮮中央通信

「米韓合同軍事演習に対抗して中距離弾道ミサイル火星12を試射。

 近隣諸国への安全に影響はない。

 同ミサイルの試射は太平洋での作戦の第一歩であり、

 グアム封鎖の重大な準備行動である。

 北朝鮮は引き続き米国の行動を注視している。」

日経平均は118.43円高で寄り付き143.99円高の19506.54で大引け。

10年債利回りは2.13%から2.14%台で推移。

ウィーラーNZ中銀総裁

「貿易財のインフレ率を押し上げ、よりバランスのとれた

 成長のために弱いNZドルが必要。」

メイ英首相

EU離脱交渉で悪い取引ならば合意しないほうがベター。」

ADP雇用統計は予想より強い23.7万人。

米第2四半期GDP改定値は予想より強い+3.0%。

EIA週間石油在庫統計では原油在庫が539.2万バレルの減少。

ルメ-ル仏財務相

「ユーロ高はフランスの競争力を強化する必要性を示している。

 政府は労働市場改革をしっかりと行う必要。」

トランプ米大統領(ツイッターにて)

「米国は25年間も北朝鮮と対話を続け、脅され金を払ってきた。

 対話は答えではない。」

トランプ米大統領

GDPは3%よりずっと高い成長が可能。

 NAFTA再交渉の行方を注視している。

 法人税率を15%に引き下げたい。

 税制改革で議会はヘルスケア法案のような失望招いてはならない。」

原油先物は45.96ドル。

NYダウは27.06ドル高の21892.43で取引を終える。



<831()>

報道

「メイ英首相は次回の総選挙後も首相を続投する意向。」

日経平均は84.78円高で寄り付き139.70円高の19646.24で大引け。

10年債利回りは2.15%台へ上昇。

メイ英首相

「日本の対英投資は信任投票、トヨタ、日産、ソフトバンクが好例。

 EU離脱後にアジア市場へさらに積極的に関与。」

ルメール仏経済財政相

「ユーロ高は仏経済にとっての懸念材料。」

サンダース英政策委員

「インフレ抑制に緩やかな利上げが助けとなる。

 英GDPデータの上方修正の可能性がある。

 成長は年率2%あるいはそれ以上となる可能性。

 早期の利上げが今後の利上げペースを緩やかにさせる余地つくる。

 7月のインフレ鈍化は転換点とはならない。」

スイス中銀のメクラー理事

「世界経済のモメンタムは増してきている。

 スイスフランは極めて狭いバンド内で推移してきている。

 スイスフランをめぐる状況は非常に壊れやすいもの。

 減価が続くとの判断は早計。スイスのインフレは引き続き低水準。

 緩和的な金融政策が引き続き必要に。」

報道

923日のNZ総選挙を控えた最新の世論調査で、

 野党の支持率が43%と与党の41%を上回る。」

ロイター通信 (関係筋の発言)

「来週のECB理事会を控えてユーロ高を警戒するメンバーが

 多くなってきている。

 QEについての新たな決定や、出口戦略に向けた動きが

 遅れる可能性がでてきている。」

朝鮮中央通信

「今後も太平洋を標的としたロケット発射演習を行う。」

バルニエEU首席交渉官

「英国の提案文書は単純に不可能なもの。

 EUの法的秩序を守ることが基本中の基本。」

デービス英担当相

EUは莫大な金額を請求している。

 道徳的な責任は法的に割り切れるものだけにあらず。」

NY時間に米10年債利回りは2.12%台へ低下。

原油先物は47ドル台へ上昇。

アトランタ連銀のGDPナウ第3四半期予想は年率換算で3.3%。

ムニューシン米財務長官

「税制改革は中間層減税や簡素化を含む。

 目標は法人税の15%への引き下げ。税制の中立性について協議中。

 誰も米国を債務不履行に陥らせはしない。

 ドル安は米貿易にとって若干良い。長期的なドル高は信頼感示す。

 イエレン議長とは毎週、建設的な協議をしている。

 次のFRB議長については言及しない。

 債務上限期日を929日から多少動かすことは可能。」

報道

CME12月利上げ確率が30%に低下。」

NYダウは55.67ドル高の21948.10で取引を終える。



<91()>

ムニューシン米財務長官

「ハリケーン・ハービーで大きな被害を受けたテキサス州の復興で

 新たに支出が必要になることから、債務上限の引き上げに向け

 議会に残された時間は短くなる可能性がある。

 税制改革の詳細について9月中に公表する。

 税制改革法案の年内成立に向けて

 トランプ政権と議会は順調に前進している。」

日経平均は87.33円高で寄り付き45.23円高の19691.47で大引け。

10年債利回りは2.12%から2.13%台で推移。

報道

「トランプ米大統領は連邦政府の債務上限引き上げを議会に求めるに

 あたって、メキシコ湾岸を襲っているハリケーン・ハービーの

 被害救済595000万ドルの要請を付加することを検討している。」

原油先物は46ドル台で推移。

ロイター

「ロシアのプーチン大統領は、米国と北朝鮮の対立が

 大規模な紛争に発展する恐れがあると警告。

 全ての関係国が前提条件なしに直接対話を行い

 問題を解決することが不可欠。挑発や圧力、

 敵意に満ちた攻撃的な発言はどこにもたどりつかない。」

コンスタンシオECB副総裁

「ユーロ圏の潜在的な成長力は強まってきている。

 ユーロ圏の回復は勢いを増してきている。

 回復はより広範かつしっかりとしている。

 ユーロ圏の改善に自己満足してはいけない。

 インフレを正常化する任務は引き続き困難。」

ノボトニー総裁

「ユーロ相場上昇に過剰に反応すべきでない。」

米非農業部門雇用者数は予想より弱い15.6万人。

米失業率は予想より弱い前月比4.4%

米平均時給は予想より弱い前月比0.1%

10年債利回りは一時2.09%台へ低下。

報道 (関係筋)

ECB12月までQE縮小を準備できない可能性がある。」

ユーロ売り反応。

ISM製造業景況指数は予想より強い58.8

10年債利回りは2.16%台へ上昇。

ISMのフィオール氏

「ハリケーンの影響は次回の報告で出る可能性。」

NY連銀モデルの第2四半期米GDP見通しは2.17%に上方修正。

10年債利回りは0.385%

10年債利回りは2.166%。原油先物10月限は47.29ドル。

NYダウは39.46ドル高の21987.56で取引を終える。





<先週のドル円の概況>

先週のドル円は、週初828日に109.19レベルで始まり、揉み合い

を経た後に翌29日午前6時頃に北朝鮮の弾道ミサイル発射により反落

して、ロンドン時間にかけて週安値となる108.26へ下落する展開にな

りました。その後、揉み合いを経た後に切り返して、堅調傾向で推移

して、31日のロンドン時間にかけて週高値となる110.67へ上昇する

展開になりました。その後、反落して、ロンドンフィックスにかけて

一時110円台を割り込み110円を挟む揉み合いとなって、91日の

米雇用統計の発表を迎えました。米雇用統計は市場予想より弱い結果

となって109.56へ下落しましたが、その後に発表された米ISM製造業

景況指数が強い結果となったことも背景に一時110.47へ反発して揉み

合いとなって110.24レベルで週の取引を終えました。



<先週のユーロドルの概況>

先週のユーロドルは、週初828日に1.1945レベルで始まり、揉み

合いながらも堅調傾向で推移して、翌29日のロンドン時間にかけて週

高値となる1.2070へ上昇する展開になりました。その後、反落して、

揉み合いながらも軟調傾向で推移して、31日のNY時間序盤にかけて

週安値となる1.1823へ下落する展開になりました。その後、切り返し

1.19台前半へ反発した後に反落して1.19を挟む揉み合いになり、

91日の米雇用統計の発表を迎えました。米雇用統計は市場予想より

弱い結果となってドル売りに一時1.1979へ上昇しましたが、「ECB

12月までQE縮小を準備できない可能性がある。」との報道に反落して

その後に発表された米ISM製造業景況指数が強い結果となったことも

背景に1.1849へ下押した後に揉み合いとなって1.1860レベルで週の

取引を終えました。







●今週(94日から98)のドル・円・ユーロの注目点



<今週のドル円>

今週のドル円相場は、上昇した場合、まずは91日の高値110.47

巡る攻防が注目されます。ここを上抜けた場合は先週高値の110.67

さらに上昇した場合は816日の高値110.95から111.00の「00

ポイント、ここを上抜けた場合は727日のロンドンフィックス過ぎ

の戻り高値111.71、さらに上昇した場合は112.00の「00」ポイントを

巡る攻防が注目されます。

一方、下落した倍は、まずは1日の米雇用統計後の安値110.56を巡る

攻防が注目されます。ここを下抜けた場合は828日のNY時間序盤

の戻り高値109.41、さらに下落した場合は109.00の「00」ポイント、

ここを下抜けた場合は先週安値の108.26を巡る攻防が注目されます。



今週のドル円相場は経済指標では、5日の中国財新サービス業PMI

米製造業新規受注、6日の米貿易収支と米ISM非製造業景況指数と米

地区連銀経済報告、7日の米新規失業保険申請件数、8日の日第2四半

GDP二次速報と日国際貿易収支と中国貿易収支、などが注目されま

す。



先週のドル円は、29日の早朝に北朝鮮が北海道の襟裳岬を横断する弾

道ミサイルを発射したことでJアラートが発動して、リスク回避の動き

となり108.26へ下落しましたが、417日の安値108.13を割り込む

ことなく、その後は切り返して堅調傾向で推移して、31日のロンドン

時間にかけて、711日の高値と829日の安値の38.2%戻しとな

110.64をわずかに上回る110.67へ上昇して、その後に一時110

台を割り込み揉み合いとなって、米雇用統計の発表後に上下動となり

110円台前半で取引を終える展開になりました。


週の始値と終値では100Pips程の上昇となりましたが、711日の高

値と829日の安値の38.2%戻しで一旦上値を抑えられた格好になり

711日の高値からの4時間足レベルの下落波動ではまだ高値を切り

下げている状況のようです。


米雇用統計の8月分のNFPは季節調整の歪みがあるのか、今年も7

連続で市場予想を下回る結果になりましたが、米雇用統計を経過した

今週は、週初4日は米国がレイバーデーで休日となるも、5日から再開

される米議会での9月末に期限を迎える米債務問題の動向が注目され

ます。


経済指標では6日の米貿易収支と米ISM非製造業景況指数と米地区連

銀経済報告などが注目されますが、朝鮮中央通信が3日、「北朝鮮の金

正恩朝鮮労働党委員長が、核兵器研究所が新たに製造した大陸間弾道

ミサイル(ICBM)に搭載する水爆を視察した。」と報じているとともに、

同じく3日に韓国の通信社が「北朝鮮の北東部で核実験の可能性があ

る人工的な揺れが観測された。」と報じていますので、週明けに北朝鮮

リスクが再び高まる可能性があり、引き続き北朝鮮問題が注目されま

す。





<今週のユーロドル>

今週のユーロドル相場は、上昇した場合、まずは1.1900の「00」ポイ

ントを巡る攻防が注目されます。ここを上抜けた場合は91日のオ

セアニア時間の戻り高値1.1923から同日ロンドン時間の戻り高値の

1.1929、さらに上昇した場合は米雇用統計後の高値1.1979、ここを上

抜けた場合は1.2000の「000」ポイント、ここを上抜けた場合は先週

高値の1.2070を巡る攻防が注目されます。

一方、下落した場合は、まずは先週安値の1.1823を巡る攻防が注目さ

れます。ここを下抜けた場合は1.1800の「00」ポイント、さらに下落

した場合は825日のロンドン時間の押し安値1.1773、ここを下抜け

た場合は823日の安値1.1740、さらに下落した場合は1.1700

00」ポイント、ここを下抜けた場合は817日の安値1.1662を巡

る攻防が注目されます。



今週のユーロドル相場は経済指標および要人発言では、4日の欧生産者

物価指数、5日の欧小売売上高、6日の独製造業新規受注、7日の独鉱

工業生産と欧第2四半期GDP確定値と欧ECB政策金利発表とドラギ

ECB総裁の定例記者会見、などが注目されますが、対ドル通貨ペアと

して、5日の中国財新サービス業PMIと米製造業新規受注、6日の米貿

易収支と米ISM非製造業景況指数と米地区連銀経済報告、7日の米新

規失業保険申請件数、8日の中国貿易収支、などが注目されます。



先週のユーロドルは、829日のロンドン時間にかけて1.2070へ上昇

しましたが、その後は失速して日足で長めの上ヒゲを示現して、31

NY時間序盤にかけて1.1823へ下落した後に反発して揉み合いとな

り、91日の弱い結果となった米雇用統計を受けたドル売りに一時

1.1979へ上昇するも、「ECB12月までQE縮小を準備できない可能

性がある。」との報道に反落して、その後に発表された米ISM製造業景

況指数が強い結果となったことも背景に1.1860レベルで取引を終えました。


日足レベルでは今のところ上昇傾向のMA21にも下支えされ、安値は

切り上げていて、再度1.20台をトライする可能性がありそうですが、

29日の長めの上ヒゲの示現は気になる所でもあるようです。


今週のユーロに係わる注目の焦点は、なんといっても7日のECB政策

金利発表とドラギECB総裁の定例記者会見になります。91日に

関係筋とする「ECB12月までQE縮小を準備できない可能性。」と

の報道でQE縮小への具体的な言及の期待は後退しているようですが、

ドラギECB総裁の定例記者会見で、来年開始とされる出口戦略の発表

への示唆、ユーロ高牽制の有無、ユーロ圏の景気及びインフレ見通し

などの次第で動意づく可能性がありそうです。







■トレードと凡事のお話 その256



前回からの続きのお話です。



投資苑で有名なアレキサンダー・エルダー博士が

トレードでは当たり前なことこそが大切として、

「投資苑3」の中でこう語っています。



「相場には秘密があります。

 秘密がないということが秘密なのです。」



相場やトレードで秘密ではない「当たり前なこと」とは

いったいぜんたい何なのでしょうか...。



今回は「トレードと凡事」その第二百五十六話です。



それでは、はじまり、はじまり~。^^





『おい、ジイさん。今年で7年連続、米雇用統計の8月分のNFPは、

 市場予想を下回る結果になったよな...。』



「ふむ。そうであったのう...。溜口剛太郎殿。

 もしやすると、NFPには季節調整の歪みがあるのかもしれぬが...

 『8月分のNFPが市場予想を下回る』という事は

 1つのアノマリーとなるのやもしれぬのう...。」



「そして、話は相前後するけれど...、29日の早朝に北朝鮮が

 北海道の襟裳岬上空を横断する弾道ミサイルを発射したことで

 『Jアラート』が初めて発動してドル円はリスク回避の円買いで

 108.26へと下落したが...、その後、31日のロンドン時間にかけて、

 711日の高値と829日の安値の38.2%戻しとなる110.64

 わずかに上回る110.67へ上昇する展開になったよな...。』



「ふむ。ジイは29日の早朝はいつものようにTVモー・サテの

 ニュース番組を見ておったが、スマホの警告音が鳴り、

 TVJアラートの警告画面に切り替わり驚いておった...

 北朝鮮の弾道ミサイル発射でリスク回避の動きとはなるも、

 米国が静観の姿勢を示したことで、417日の安値108.13

 割り込むことなく切り返して、31日には110円台後半へと

 上昇する相場展開になったのう...。」



『北朝鮮の弾道ミサイル発射によるリスク回避の動きは、

 これまで案外と短命でそれほど長く続かないことが多かったが...。』



「ふむ...。北朝鮮のミサイルは今年13回も発射されていることで

 『慣れっこ』になっているという事もあろうが...、

 3日には朝鮮中央通信が『北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長が、

 核兵器研究所が新たに製造した大陸間弾道ミサイル(ICBM)

 搭載する水爆を視察した。」と報じているとともに、

 同じく3日に韓国の通信社が『北朝鮮の北東部で人工的な揺れが

 観測された。」と報じておるゆえ、週明けは再びリスク買いの動き

 となる可能性があり、注意が必要となるようじゃのう...。」



『もしかすると北朝鮮は6回目の核実験を行ったのかもしれないな。

 99日の北朝鮮の建国記念日にさらなる何かをやらかして

 米国の「堪忍袋の緒が切れる」事態にならなければよいが...。』



「ふむ...。北朝鮮の挑発に対して、これまではリスク回避の動きは

 中国やロシアが米国に自制を促していることもあって、

 確かに案外と短命でそれほど長く続かないことが多かったが...、

 『どうせ米国は何もできやしない。』とタカをくくるのは思い込みで

 3日の報道によれば、『北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長は

 水爆の構成要素が100%国産化されたとして、今後、強力な核兵器を

 思い通りに製造できるようになったと述べた。』とのことで...、

 レッドラインを超えたならば『米国の堪忍袋の緒が切れる』事態も

 可能性として排除はできないのではなかろうかのう...。」



『米国による北朝鮮の軍事施設への攻撃やそれに対する北朝鮮の報復

 という有事も今後の展開次第では排除されないという事か...。』



「ふむ...。安易な予断はできず、また予想すべきことではないが...、

 そして、切に願うべきは『平和』ではあるが...、

 週明け4日のリスク回避の市場動向が注目されるとともに、

 今後の北朝鮮の動向と、米国の対応が注目されるのう...。」



『なんか、きな臭い感じがして気持ちが悪いぜ...。

 いつもなら、このあたりでテーマ別の話だけど、

 また、次回以降にしようじゃないか...。ジイさん。』



「ふむ...。前段のお話も長くなり過ぎておるゆえ、

 テーマ別のお話はまたの機会とさせてもらうとしよう...。」







なーんちゃって。

またまたお話が長くなりました。 m(_ _)m




ではまた来週。

        

トレードと凡事のお話 その255

   投稿日 :17年 08月 27日 15:29

        

先週末のNYクローズ後に北朝鮮が旗対嶺付近から日本海に向けて

短距離ミサイルを発射しました。週初の市場反応が注目されます。




■先週(821日から825)の主な出来事や要人発言




先週は、ドルインデックスが93.40で始まり、軟調傾向で推移して、

92.47で週の終値になりました。

10年債利回りは週レベルで2.169%に低下しました。

NY原油先物(WTI)10月限は週の終値で47.87ドルに下落しました。

NYダウは週間139.16ドル上昇、21813.67ドルで週の取引を終える。



<821()>

日経平均は39.12円高で寄り付き77.28円安の19393.13で大引け。

10年債利回りは2.20%あたりで推移。

中国商務省

「米国が国内法に基づいて貿易の調査を行うことは無責任。

 中国への批判は事実に基づいていない。

 中国は利益を守るためにあらゆる適切な措置講じる。」

朝鮮労働党機関紙・労働新聞

「米国の敵視政策と核の威嚇が続く限り、

 核武力強化の道から一寸たりとも退かない。」

ロンドン時間に米10年債利回りは2.18%台で推移。

独連銀月報

2017年のドイツ経済成長は6月時点での予想を上回る可能性。

 夏の四半期は強い経済モメンタムを示している。

 輸出の伸びとともに鉱工業生産が堅調。

 ユーロ高が物価圧力を抑制している。

 今後数ヶ月でドイツのコアインフレは上昇する見込み。」

NY時間に原油先物が47ドル台へ下落。

ムニューシン米財務長官

「大統領のためにこの職務にあることを誇りに思う。

 債務上限引き上げで議会と協議する。

 9月中の債務上限引き上げを要請。

 中国の国債保有高を懸念すべきではない。

 ヘルスケア法案の行方は見通せない。

 関心は税制改革に移るだろう。減税は暫定より恒久がより良い。

 暫定的でもないよりは良い。」

米ナショナル・パブリック・ラジオ

「トランプ大統領は約4000人のアフガン派兵を命じる。」

NYダウは29.24ドル高の21703.75で取引を終える。



<822()>

日経平均は20.02円安で寄り付き9.29円安の19383.84で大引け。

日経平均は14ヶ月ぶりに5日続落。

朝鮮中央通信

「米韓軍事演習が昨日始まったことに関して、

 北朝鮮が演習の間、何もせずに気楽に待っていると

 両国が考えているならば、彩までである。

 演習の継続は朝鮮半島での模擬戦争の環境を作り出しており、

 米国は北朝鮮による無慈悲な報復を避けられない。

 北朝鮮がいつでも報復を行う準備をしながら、

 米国の行動を注視していることを忘れるべきでない。」

10年債利回りは2.19%あたりで推移。

米太平洋軍ハリス司令官

「米韓合同軍事演習に対する北朝鮮側からの警告について、

 北朝鮮のミサイルを破壊する能力に自信を持っている。」

ロンドン時間に米10年債利回りが2.21%台へ上昇。

コンスタンシオECB副総裁の講演テキスト

「不平等とマクロ経済政策についての内容で、

 具体的な金融政策・経済見通しには言及せず。」

ティラーソン米国務長官

「北朝鮮は幾らか自制している。北朝鮮と対話できることを望む。」

報道

「ボーイングが米空軍からICBMの更新受注。」

報道

「米財務省は北朝鮮の核兵器及び弾道ミサイル開発を支援したとして

 中国とロシアの個人および企業を対象に制裁を科した。

 6人の個人と10の企業・団体が制裁対象リストに加えれた。」

報道

「ホワイトハウスと共和党が税負担軽減の財源について合意。」

NY時間に米10年債利回りは2.21%台へ上昇。

NYダウは196.14ドル高の21899.89で取引を終える。



<823()>

日経平均は163.21円高で寄り付き50.80円高の19434.64で大引け。

10年債利回りは2.22%から2.21%あたりで推移。

ハリス米太平洋軍司令官

「金正恩委員長の挑発への外交的解決を望んでいるが、

 強力な軍事力に基づく強力な外交努力がカギだ。

 米国は同盟国を防護できる十分な準備態勢がとれている。」

ハイテン米戦略軍司令官

「北朝鮮の挑発抑制が可能な米戦略軍保有のすべての物資を

 朝鮮半島に注ぐ。ミサイル防御を含むあらゆる選択肢を考えてる。」

報道

NZ政府が経済成長見通しなどを下方修正。」

トランプ米大統領

「北米自由貿易協定NAFTAをどこかのタイミングで離脱へ。」

ドラギECB総裁

「調査によるとQEとフォワードガイダンスは成功している。

 金融政策は新たな課題に対して常に準備すべき。」

ユーロ買い反応。

バイトマン独連銀総裁

QE2018年に延長する重大な必要性みあたらない。

 インフレはECBの目標に向けた過程にある。

 債券購入を突然停止することは無いとの合意がある。

 QEの影響のネガティブ面が広がるような変化を懸念。」

EIA週間石油在庫統計では原油在庫が332.7万バレルの減少。

原油先物10月限は48ドル台。

トランプ大統領

「メキシコ国境の壁建設の予算獲得のためなら、

 米国を政府機関閉鎖の瀬戸際に追い込むことも辞さない。」

朝鮮中央通信

「英・豪に米国の火遊びに参加するなと警告する。」

ダラス連銀総裁

「テクノロジーの進展がインフレ抑制を支援。

 高債務は成長にとって阻害要因。

 年内に追加利上げをしたいとは言っていない。

 忍耐強く更なる情報を待ちたい。

 バランスシート縮小は近く始めるべき。」

エストニア中銀総裁

「これまでのユーロ高は大きな変化ではない。」

マコネル米上院院内総務

「デフォルト回避へトランプ大統領と協力。

 トランプ大統領と共有しているアジェンダを推進する決意。

 トランプ大統領とそのチームに定期的コンタクトを取っている。」

フィッチ

「米連邦債務上限が適時に引き上げられなければ、

 同国のAAA格付けを見直す可能性。」

10年債利回りは2.16%台へ低下。

NYダウは87.80ドル安の21812.09で取引を終える。



<824()>

日経平均は68.28円安で寄り付き80.87円安の19353.77で大引け。

10年債利回りは2.17%から2.18%あたりで推移。

CBI小売調査指数(8)は-10に低下。

NY時間に米10年債利回りは2.19%台へ上昇。

原油先物10月限は47ドル台。

共和党のマコネル上院院内総務

「トランプ大統領らの貿易関連での表現を懸念。」

ダラス連銀総裁

「政府機関の閉鎖は注意して見守るべき事態。

 近く再投資停止に入るべき。

 今年行動しないとは言ってないが、辛抱するべき。

 今年の成長率は2%超になると確信。」

米5年物TIPSの入札では最高落札利回り0.117%、応札倍率2.41倍。

サンダース米報道官

「秋の最大の焦点は税制改革。

 大統領はNAFTAの協議を逐一把握している。」

NYダウは28.69ドル安の21783.40で取引を終える。



<825()>

日経平均は47.35円高で寄り付き98.84円高の19452.61で大引け。

中国上海総合指数は1.83%高の3331.52で取引を終える。

10年債利回りは2.19%あたりで推移。

クリーブランド連銀総裁

「民間設備投資は今年、明るい光が差している。

 労働市場は引き続き強い。株価についてそれほど心配していない。

 金融政策の正常化は正しい方向。緩やかな緩和解除が支持される。」

ダラス連銀総裁(ブルームバーグTV)

「完全雇用の達成に前進している。現在は明らかに緩和的。

 市場や不動産の調整は健全なものに。

 インフレ圧力の勢いはゆるやか。

 バランスシート縮小開始をすみやかにすべき。

 FF金利については忍耐強くできる余裕がある。」

イエレンFRB議長

「金融規制の変更は穏やかであるべき。

 行き過ぎた楽観論のリスクは遅かれ早かれ返ってくる。

 危機後に導入された改革に対する批判は認識している。

 改革で安全性が高まったという指摘もある。

 一部の改革が流動性に影響を及ぼしている可能性はある。

 ボルカールール、保管的なレバレッジ比率の直し排除せず

 ボルカールールは一部シンプルにすることに利点がある可能性。

 FRBの二大責務については著しい成果。

 近年、大手の金融機関は改革を進めた。 (金融政策への言及なし)

NY時間に米10年債利回りは2.16%台へ低下。

ドラギECB総裁 

「世界経済の回復はしっかりしている。

 金融政策は過剰な反動を押さえるべき。

 欧州の景気回復は米国よりも初期段階。

 取引の開示性は危機に瀕している。

 保護主義への回帰はシリアスなリスク。

 緩い規制は金融政策緩和時に不均衡もたらす。

 インフレ目標にはまだ達していない、対応がまだ必要。

 量的緩和は非常によく作用している。

 インフレは自己で持続するようにはなっていない。

 ユーロ圏の景気回復は前進している。」

黒田日銀総裁

「非常に緩和的な金融政策続ける必要。

 FRBECBを注視も、日本は日本の立場。

 国債市場のタイト化で日銀買入の影響は強まる。

 企業や労組にはデフレマインドが以前として見られる。

 物価上昇率目標にはまだ距離。」

NYダウは30.27ドル高の21813.67で取引を終える。

北朝鮮が中国を批判

「ずうたいの大きい周辺諸国の行動が情勢を一層緊張させている。

 アメリカの機嫌をとって追従する勢力も

 アメリカの悲惨な運命を他人事と考えてはならない。」

報道

「北朝鮮は26日午前649分頃、東部の江原道の旗対嶺付近から

 日本海に向けて短距離ミサイル数発を発射した。」





<先週のドル円の概況>

先週のドル円は、週初21日に109.38レベルで始まり、揉み合いなが

らも軟調傾向で推移してロンドンフィックスに週安値となる108.63

下落しましたが、その後、切り返して、23日の東京時間序盤にかけて

109.82へ上昇する展開になりました。その後、反落して、24日のオセ

アニア時間にかけて108.85へ下落しましたが、その後、東京時間から

切り返して、揉み合いながらも堅調傾向で推移して25日のNY時間序

盤にかけて週高値となる109.84へ上昇する展開になりました。その後

ジャクソンホールでのイエレン議長の講演を背景に反落して109.11

下落した後に109.37レベルで週の取引を終えました。



<先週のユーロドルの概況>

先週のユーロドルは、週初21日に1.1758レベルで始まり、揉み合い

を経てロンドン時間に週安値となる1.1731へ下落しましたが、その後

NY時間後半にかけて1.1828へ上昇する展開になりました。その後、

22日のロンドン時間にかけて1.17台半ばへ反落して揉み合いになりま

したが、その後、23日のロンドン時間に1.1740へ下落した後に反発し

1.18を挟み揉み合う展開になりました。その後、25日のNY時間か

らドル売りを背景に上伸して、ジャクソンホールでのドラギECB総裁

の講演を背景とするユーロ買いも背景に堅調に推移して、週高値とな

1.1941へ上昇して1.1925レベルで週の取引を終えました。







●今週(828日から91)のドル・円・ユーロの注目点



<今週のドル円>

今週のドル円相場は、上昇した場合、まずは18日の高値109.59を巡

る攻防が注目されます。ここを上抜けた場合は23日の高値109.82

ら先週高値でもある25日の高値109.84、さらに上昇した場合110.00

の「000」ポイント、ここを上抜けた場合は17日ロンドン時間の戻り

高値110.36、さらに上昇した場合は16日の高値110.95から111.00

00」ポイントを巡る攻防が注目されます。

一方、下落した場合は、まずは24日の安値108.85を巡る攻防が注目

されます。ここを下抜けた場合は先週安値の108.63から18日の安値

108.60、さらに下落した場合は417日の安値108.13、ここを下抜け

た場合は108.00の「00」ポイント、さらに下落した場合は昨年11

15日の安値107.77を巡る攻防が注目されます。



今週のドル円相場は経済指標では、29日の日失業率と米ケースシラー

住宅価格指数と米消費者信頼感指数、30日の米ADP雇用統計と米第2

四半期GDP改定値と米第2四半期個人消費改定値と米第2四半期コア

PCEデフレータ改定値、31日の日鉱工業生産速報と中国製造業PMI

中国非製造業PMIと米個人消費支出と米個人所得と米コアPCEデフレ

ータと米新規失業保険申請件数とシカゴ購買部協会景気指数と米中古

住宅販売成約、91日の中国財新製造業PMIと米非農業部門雇用者

数と米失業率と米平均時給と米ISM製造業景況指数とミシガン大学消

費者信頼感指数確報、などが注目されます。



先週のドル円は、108円台後半から109円台後半を範囲とする上下動

の相場展開になり、週末のジャクソンホールでのイエレンFRB議長の

講演後に週初の価格とほぼ同レベルの109.37で取引を終えて、週足で

は上下にヒゲのある十字線となりました。

さて、ジャクソンホールのイベントを経過した今週ですが、先週末の

NYクローズ後に北朝鮮が米韓の軍事演習に対抗する意図もあったか、

旗対嶺付近から日本海に向けて短距離ミサイル3発を発射して武力示

威の挑発行動をしたことで、週初の動向がまずは注目されます。

この北朝鮮の短距離ミサイル発射に対して米国は「状況を監視する」

として慎重姿勢を示していることから大きな値動きにならない可能性

はありますが、過去に原爆実験が行われたことがある北朝鮮の建国記

念日を99日に迎えることで、この日が近づくにつれて北朝鮮リス

クが再び高まる可能性があり、引き続き北朝鮮問題が注目されます。

また、トランプ大統領が人種差別の元保安官を恩赦したことで、米世

論の動向が注目されますとともに、フィッチが「米連邦債務上限が適

時に引き上げられなければ、同国のAAA格付けを見直す可能性。」と

発表していることもあり、102日にデフォルトの危機を迎えること

になる「米連邦債務上限問題」の動向も注目されます。

そして今週は、米ADP雇用統計、米第2四半期GDP改定値、米コア

PCEデフレータ、米雇用統計、米ISM製造業景況指数など、米重要経

済指標が目白押しで、その結果と市場反応が注目されます。これらの

次第によってはボラタイルな相場展開となる可能性がありそうです。





<今週のユーロドル>

今週のユーロドル相場は、上昇した場合は、まずは201515日の

高値1.1976、ここを上抜けた場合1.2000の「000」ポイント、さらに

上昇した場合は1.2100の「00」ポイントから201512日の高値

1.2104を巡る攻防が注目されます。

一方、下落した場合は、まずは1.1900の「00」ポイントを巡る攻防が

注目されます。ここを下抜けた場合は25日のNY時間後半の押し安値

1.1864、さらに下落した場合は25日のロンドン時間の戻り高値1.1828

ここを下抜けた場合は1.1800の「00」ポイント、さらに下落した場合

25日のロンドン時間の押し安値1.1773、ここを下抜けた場合は23

の安値1.1740を巡る攻防が注目されます。



今週のユーロドル相場は経済指標では、29日の仏第2四半期GDP

定値、30日の独消費者物価指数速報、31日の独小売売上高指数と独失

業者数と独失業率と欧消費者物価指数速報と欧失業率、などが注目さ

れますが、対ドル通貨ペアとして、29日の米ケースシラー住宅価格指

数と米消費者信頼感指数、30日の米ADP雇用統計と米第2四半期

GDP改定値と米第2四半期個人消費改定値と米第2四半期コアPCE

デフレータ改定値、31日の中国製造業PMIと中国非製造業PMI

米個人消費支出と米個人所得と米コアPCEデフレータと米新規失業保

険申請件数とシカゴ購買部協会景気指数と米中古住宅販売成約、9

1日の中国財新製造業PMIと米非農業部門雇用者数と米失業率と米平

均時給と米ISM製造業景況指数とミシガン大学消費者信頼感指数確報

などが注目されます。



先週のユーロドルは、週初から週後半にかけて1.17台前半から1.18

前半を範囲とするレンジ相場となりましたが、週末のジャクソンホー

ルでのイエレンFRB議長の講演を契機とするドル売りと、ドラギECB

総裁の講演を契機とするユーロ買いを背景に、1.19台前半へと上昇す

る相場展開になりました。

さて今週は、いよいよ1.19台へと上昇したユーロドルが1.19台を維持

できるかかが注目されますが、経済指標では31日の欧消費者物価指数

速報と、対ドル通貨ペアとして、米雇用統計など米重要指標が注目の

焦点になりそうです。これらの次第によってはボラタイルな相場展開

となる可能性がありそうです。








■トレードと凡事のお話 その255



前回からの続きのお話です。



投資苑で有名なアレキサンダー・エルダー博士が

トレードでは当たり前なことこそが大切として、

「投資苑3」の中でこう語っています。



「相場には秘密があります。

 秘密がないということが秘密なのです。」



相場やトレードで秘密ではない「当たり前なこと」とは

いったいぜんたい何なのでしょうか...。



今回は「トレードと凡事」その第二百五十五話です。



それでは、はじまり、はじまり~。^^





『おい、ジイさん。先週、注目のジャクソンホールのイエレンFRB

 議長の講演では金融政策への言及はなかったものの、ドル売り反応

 となり、そして、ドラギECB総裁の講演では「ユーロ圏の景気回復

 は前進している。」として、ユーロ買い反応となったよな...。』



「ふむ。そうであったのう...。溜口剛太郎殿。

 そして、週末のNYクローズ後に北朝鮮が旗対嶺付近から日本海に

 向けて短距離ミサイルを発射して武力示威の挑発行動をした事で、

 週初の市場動向が注目されるのう...。」



『先週末の北朝鮮の短距離ミサイルの発射は、今週初に

 かなりリスク回避の動きとなるのかねぇ...。ジイさん。』



「まぁ、米国がこの北朝鮮の短距離ミサイル発射に対して

 『状況を監視する』として慎重姿勢を示していることから

 週初、それほど大きな値動きにならない可能性はあろうが...、

 過去に原爆実験が行われたことがある北朝鮮の建国記念日を

 来週の99日に迎えることで、この日が近づくにつれて

 北朝鮮リスクが再び高まる可能性はあろうのう...。」



『引き続き北朝鮮問題は注目しておいた方がよさそうだな...。

 ジャクソンホールのイベントを終えた今週だけど、

 どんな相場展開になるのかねぇ...。ジイさん。』



「ふむ...。安易な予断は出来ぬが...、今週は米ADP雇用統計、

 米第2四半期GDP改定値、米コアPCEデフレータ、米雇用統計、

 そして米ISM製造業景況指数と、米重要経済指標が目白押しゆえ、

 次第によってはボラタイルな展開となる可能性はありそうじゃ...。」



『さてところで...、ジイさん。今日は何のお話だい?』



「ふむ...。今日は『トレードと脳内会議のお話』でも

 させてもらおうと思っとったのじゃが...、

 溜口殿のお顔を拝見していると、また気が変わってのう。

 『時間の価値のお話』でもさせてもらうとしようかのう...。」



『あははっ。よく気の変わるジイさんだな...。まぁ、よろしい。

 「時間の価値」とやらのお話を聞いてやろうじゃないか...。』



「よく、『時は金なり』とか『Time is money』とか言われておるが...

 時間にはとても貴重かつ重要な価値があるのじゃのう...。

 人の寿命はそれぞれではあるが、戦国時代では人生五十年と言われ

 現在、長寿社会とはなるも、およそ人生八十年余、約30,000日の

 それぞれの日々は、愛おしくかけがえのないものなのじゃのう...。」



『まぁ、ジイさん。あんたのように年寄りなら尚更だろうよ...。』



「以前、ドラマのテーマにもなったと思うが...、

 100億円を所有する余命間もない老人と、現在、所持金もない若者と

 入れ替わることが出来たとすると、どちらを選択するであろうか。

 所持金や資産はなくとも、夢と希望にあふれる若者になりたい、

 戻りたい、と思うのはジイのような老人だけではあるまい...。」



『まぁ、そうかもしれないよな...。』



「このように時間とは、かけがえのない価値のあるもので、

 トレードでも時間は重要なものなのじゃのう...。溜口剛太郎殿。」



『......。』



「日々、トレードに明け暮れるのも1つの人生の選択やも知れぬが...

 家族や友人との団らんの時間もかけがえのない大切な時間であり、

 のんびりスイングでチャートに張り付きにならないトレードも

 1つの選択肢になるであろうし、また、値動きの全てを追いかけて

 寝る暇も惜しんでフルタイムのトレードすることなど目指さずに、

 値動きのほんの一部だけを切り取るように短期トレードをするのも

 これもまた1つの選択肢になるのではなかろうか...

 たとえもしも、取り逃しがあったとしても、その分、家族や友人と

 有意義に時を過ごせたなら、これはこれで良いのではあるまいか。」



『まぁな...。トレードする事が人生の全てではないのだからな...。

 オレ様も最近はそう思うようになったぜ...。ジイさん。』



「時間を味方につけてトレンドに乗る『のんびりスイング』とともに

 『スワップ狙いトレード』も、時間を味方につけるという意味では

 決してバカにできぬ有力な戦略になるものなのじゃのう...。」



『リーマン危機以前はスワップ狙いのトレードもよく行われていたが

 今でもスワップ狙いのトレードは有効なのかい? ジイさん。』



「ふむ...。取引している証券会社によってはないところもあるが...、

 『TRY/JPY』はスワップ狙いの有力な通貨ペアとなろう...。」



『それって、トルコリラ/円、だよな...。ジイさん。』



「政変や、何がしかの危機における巻き戻しの動きには注意が要るが

 また、取引している証券会社によってスワップ金利は異なるが...、

 ある証券会社の場合では、運用資金300万円、レバレッジ5倍で

 TRY/JPY(トルコリラ/)1年間運用するとスワップ運用益は

 なんと約160万円にもなる計算となるのじゃのう...

 つまり、為替変動リスクはあるも、スワップ金利だけで見れば、

 何もせずに保有し続けているだけで年利50%以上というワケじゃ。

 バカにできないばかりか、下手に日々のトレードをするよりも、

 あるいは下手に銀行の勧めで投資ファンドを利用するよりも、

 よほど良い場合もあるのではなかろうか...。溜口剛太郎殿。」



『まぁ、為替変動リスクを考慮しないという前提ではあろうけれども

 年利50%以上ものスワップ金利を得れるということは凄いよなな。

 もしも、運用資金1000万円でレバレッジ5倍での運用なら

 買って保有しているだけで年500万円以上の利益となるんだから。

 そして、年利50%もの複利運用なら、税を考慮しても10年ほどで

 1000万円は1億円になるということになるんじゃないかな...。』



「あははっ。まぁ、トルコの政変がない、政策金利が今のまま、

 そして、何がしかの危機がないという前提の皮算用とはなろうが、

 計算上ではそうなるのかもしれないのう...。溜口剛太郎殿。」



『こうしてみると、為替変動リスクを考慮しない皮算用ながら

 スワップ狙いのトレードも決してバカにできないようだな...。』







なーんちゃって。

またまたお話が長くなりました。 m(_ _)m




ではまた来週。