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FXトレード勝利の羅針盤?今週のコラムと視点?

トレードと凡事のお話 その251

   投稿日 :17年 07月 23日 14:46

        

今週は米FOMCに米第2四半期GDP速報などが注目されますが

その結果次第でボラタイルな相場展開になる可能性がありそうです。




■先週(717日から21)の主な出来事や要人発言



先週は、ドルインデックスが94.86で始まり、軟調傾向で推移して、

93.78で週の終値になりました。

10年債利回りは週レベルで2.237%に低下しました。

NY原油先物(WTI)9月限は週レベルで45.77ドルへ下落しました。

NYダウは週間57.67ドル下落、21580.07ドルで週の取引を終える。



<717()>

東京は海の日で休場。日経平均は取引なし。

ロンドン時間に米10年債利回り2.36%台へ上昇後に2.30%台へ反落。

報道

FRBBNPパリバに2007年から2013年にかけて行った

 為替操作に関して2.46億ドルの罰金を課すと発表。」

NYダウは8ドル安で取引を終える。



<718()>

日経平均は44.45円安で寄り付き118.95円安の19999円で大引け。

報道

「米共和党マコネル上院院内総務が公表したヘルスケア法案修正案は

 発表後すぐランド・ポール上院議員とスーザン・コリンズ上院議員

 が反対を表明。ここにきて、さらに、マイク・リー上院議員と

 ジェリー・モラン上院議員が反対に回ると表明し、

 過半数確保が事実上できなくなった。」

10年債利回りは一時2.29%台へ低下。東京時間はドル売り優勢。

RBA議事録要旨

「過去数カ月の世界経済の改善を歓迎すべき展開と受け止め評価。

 豪の成長及びインフレ見通しを踏まえ、労働市場や住宅市場に

 注意深い監視が継続して必要。

 豪ドルの上昇については経済調整を複雑にする。」

豪ドル買い反応。

CPI(6)と英小売物価指数(6)は市場予想より弱い。

英生産者物価指数コア(6)は市場予想より強い。

ポンド売り反応。

報道

「米BOAの第2四半期調整後FICCトレーディング収入は

 予想より強い22.5億ドル。」

報道

「米ゴールドマンサックスの第2四半期調整後

FICCトレーディング収入は予想より弱い11.6億ドル。

第2四半期1株利益は3.95ドル。」

独仏の株式市場は1%超の下落。

NY時間に米10年債利回りは2.26%台へ低下

NYダウは54ドル安で取引を終える。

NASDAQSPは最高値を更新。



<719()>

日経平均は29.13円安で寄り付き20.95円高で大引け。

内閣府月例経済報告

「景気は緩やかな回復基調が続いている、判断据え置き。」

モルガン・スタンレーの4-6月期決算

「1株利益が0.87ドル。営業収益は予想より強い95億ドル。

 トレーディング部門ではFICCが予想より強い12.4億ドル。」

NY時間に米10年債利回りが一時2.25%台へ低下。

10年債利回りが0.54%あたりへ低下。

EIA週間石油在庫統計では原油在庫が472.7万バレルの減少。

原油先物が47ドル台へ上昇。

トランプ大統領(上院共和党議員52名との昼食会で)

「オバマケア撤廃・代替すべきだが、撤廃だけでも可能。

 この法案が自身の机に届くまでワシントンを去るべきではない。」

CNN報道

「北朝鮮がミサイルテストを準備している可能性がある。」

ロス米商務長官

「中国ヘ米国製品の輸出を増やし対中貿易赤字の削減を目指す。」

米通商代表部

NAFTAの再交渉を816日から開始。7回の協議を予定。」

ワシントンポスト

「トランプ大統領はシリアの反アサド勢力の武装支援を終了と発言。」

米議会予算局

「オバマケア撤廃で無保険者は2026年までに3200万人増加。」

NYダウは66ドル高で取引を終える。史上最高値を更新。

NASDAQSPも史上最高値を更新。



<720()>

日経平均は26.04円高で寄り付き123.73円高で大引け。

日銀

「景気判断を上方修正。2018年度のコアCPI見通し1.5%。

 物価目標達成時期を18年度中から19年度ごろに先送り。

 金利操作付き量的質的緩和を現状維持。賛成7、反対2。」

日銀展望レポート(要旨)

「我が国経済は海外経済の成長率が緩やかに高まるもとで

 きわめて緩和的な金融環境と政府の大型経済対策の効果を背景に

 景気の拡大が続き、2018年度までの期間を中心に潜在成長率を

 上回る成長を維持するとみられる。

 消費者物価はエネルギー価格上昇の影響を除くと弱めの動き。

 中長期的な寄す物価上昇率の上昇もやや後ずれ。

 従来の見通しに比べると、成長率については幾分上振れている。

 物価については見通しの期間の前半を中心に下振れている。

 リスクバランスは経済・物価ともに下振れリスク。

 金融政策運営は物価安定目標の実現を目指し、

 安定的に持続するために必要な時点まで継続。

 2%に向けて上昇率高める。物価目標に向けたモメンタムは維持。

 金融政策運営上のリスクは海外経済中心に下振れリスクが大きい。

 設備投資は緩やかな増加基調。個人消費は底堅さ増す。

 公共投資は増加に転じつつある。

 経済成長率見通しを上方修正。

 17年度+1.8%(+1.5%~+1.8%)

 18年度+1.4%(+1.1%~+1.5%)。」

黒田日銀総裁

「景気は緩やかに拡大している。景気の総括判断を一歩前進させた。

 物価安定目標達成時期を17年頃から19年頃へ6回目の延期。

 経済・物価ともに下振れリスクのほうが大きい。

 2%目標に向けモメンタムに力強さ欠けていて注意深く点検必要。

 モメンタム維持に必要な政策調整も。

 企業の賃金・価格設定の姿勢はなお慎重。

 木内・佐藤両委員が展望リポートで独自案提案も否決。

 今後も強力な金融緩和を粘り強く推進していく。

 長短金利操作は持続可能性が高い金融緩和の枠組み。

 政策金利を大きくマイナスにすることは難しい。」

フォックス英貿易担当相

EU離脱交渉がなくても我々はサバイブできる。」

報道

「メイ英首相の支持率34%と就任以来最低、不支持59%。」

ECB

「政策金利を0.00%に据え置き。

 上下限金利も据え置き、-0.4%と+0.25%。

 見通し悪化の場合、QEの規模と期間を拡大する。

 QEはインフレ過程が持続的となるまで継続。

 金利はQEの終了後もかなりの期間現行水準に留まる。」

10年債利回りが一時0.52%台へ低下。ユーロ売り反応。

ドラギECB総裁

600億ユーロ規模のQEは少なくとも12月まで実施。

 成長へのリスクはほぼ均衡。

 QEは持続的なインフレ上昇が見られるまで継続。

 極めて大規模な金融緩和が必要。

 景気拡大はまだ物価に波及していない。

 ヘッドラインのインフレはエネルギー価格の影響受けている。

 基調インフレ圧力は引き続き抑制されている。

 コアインフレは中期的には緩やかに上昇。

 景気の一層の上振れに向けた勢いは増している。

 グローバルな回復が貿易・輸出を下支え。

 回復は広範にわたっている。

 ECB理事会は秋に(緩和縮小の)議論を始める。

 QE変更時期を設定しないことで全員一致。

 テーパリングのシナリオは議論されていない。」

10年債利回りが一時0.55%台へ上昇。ユーロ買い反応。

10年債利回りは一時2.24%台へ低下。

米当局者

「セッションズ米司法長官、辞任の意向はない。」

ブルームバーグ

「モラー特別検察官は、捜査の対象を拡大し、

 トランプ氏や関係者のビジネスに関わる

 さまざまな取引について調べている。」

ドル売り反応。

報道

「英とEU2回目の離脱交渉では双方の溝が埋まらず。」

NYダウは28ドル安で取引を終える。



<721()>

日経平均は54.73円安で寄り付き44.84円安の20099.75円で大引け。

ジョイスNZ財務相

NZドルの現在の強さは、NZ経済の強さを反映している。

 NZの企業はNZドルの現水準にうまく対応している。」

ロンドン時間に独10年債利回りが一時0.49%台へ低下。

10年債利回りは一時2.23%台へ低下。

ECB専門家調査

「インフレ見通し

 20171.5%(前回1.6%)、20181.4%(前回1.5%)、

 2019年 1.6%(前回1.7%)。

 GDP見通し

 20171.9%(前回1.7%)、20181.8%(前回1.6%)、

 20191.6%(前回1.5%)。」

独仏の株式市場が1.5%超の下落。

NY連銀モデルの第2四半期米GDP見通しを2.0%に上方修正。

報道

「スパイサー米報道官が辞任。サンダーズ副報道官が報道官に昇格。」

報道

IMFが債務負担の軽減を条件にギリシャ融資再開を承認。」

報道(CNN)

「ロシア疑惑を捜査しているモラー特別検察官が

 ホワイトハウスに対し、2016年のトランプ・ジュニア氏と

 ロシア人弁護士らの会談に関連する文書を全て保全するよう要請。

 電子メールやメモ、留守電メッセージのやり取りも保存を要請。」

報道

「米政府は米国民の北朝鮮渡航を禁止すると発表。」

原油先物が45.77ドルへ下落。米10年債利回りは2.237%

NYダウは31.71ドル安の21580.07ドルで週の取引を終える。





<先週のドル円の概況>

先週のドル円は、週初17日に112.46レベルで始まり揉み合いの後に

NY時間前半に週高値となる112.87へ上昇しましたが、その後、反落

して揉み合いながらも軟調傾向で推移して、19日のNY時間前半にか

けて111.55へ下落する展開になりました。その後、一旦切り返して

20日のロンドン時間にかけて112.41へ反発しましたが、その後、再び

反落して揉み合いながらも軟調傾向で推移して21日のNY時間後半に

週安値となる111.01へ下落して111.12レベルで週の取引を終えまし

た。



<先週のユーロドルの概況>

先週のユーロドルは、週初17日に1.1473レベルで始まりロンドン時

間にかけて週安値となる1.1434へ下落しましたが、その後、切り返し

18日のNY時間にかけて1.1583へ上昇する展開になりました。

その後、反落して、20日のNY時間序盤にかけて1.1479へ下落しまし

たが、ドラギECB総裁の会見を契機に上伸して21日のNY時間後半

にかけて週高値となる1.1683へ上昇して1.1661レベルで週の取引を

終えました。







●今週(724日から28)のドル・円・ユーロの注目点



<今週のドル円>

今週のドル円相場は、上昇した場合、まずは20日ロンドンフィックス

での押し安値111.48を巡る攻防が注目されます。ここを上抜けた場合

112.00の「00」ポイント、さらに上昇した場合は20日高値112.41

ここを上抜けた場合は17日の高値112.87、さらに上昇した場合は

113.00の「00」ポイント、ここを上抜けた場合は714日の高値の

113.57を巡る攻防が注目されます。

一方、下落した場合は、まずは先週安値111.01から111.00の「00

ポイントを巡る攻防が注目されます。ここを下抜けた場合は518

の安値110.23、さらに下落した場合は110.00の「00」ポイント、

ここを下抜けた場合は615日の安値109.27から67日の安値の

109.11、さらに下落した場合109.00の「00」ポイントから614

の安値108.82を巡る攻防が注目されます。



今週のドル円相場は経済指標では、24日の米中古住宅販売件数、25

の日銀金融政策決定会合議事録要旨と米ケースシラー住宅価格指数と

米消費者信頼感指数と米リッチモンド連銀製造業指数、26日の米新築

住宅販売件数と米FOMCおよび声明、27日の米耐久財受注と米新規失

業保険申請件数、28日の日全国消費者物価指数と日失業率と米第2

半期GDP速報と米第2四半期個人消費速報と米第2四半期GDPデフ

レータ速報と米第2四半期コアPCEデフレータ速報と米第2四半期雇

用コスト指数と米ミシガン大学消費者信頼感指数速報、などが注目さ

れます。



先週のドル円は米10年債利回りの低下を背景に軟調に推移して、20

の日銀金融政策決定会合と黒田日銀総裁の会見後に112.41へ戻すも続

かず週末21日には111円割れ寸前まで下落する展開になりました。

ロシアゲート問題が燻っているとともに、米ヘルスケア法修正案も米

上院の4名の共和党議員の反対表明で過半数確保が困難となり採決に

至らず、今後の米減税にかかわる法案成立にも暗雲が垂れ込める状況

となっていて、NYダウは史上最高値を更新するも、ドルの軟調が続い

ていて、ドルの実効レート(日経通貨インデックス)でも今年に入ってか

らの下落率が7.6%と主要通貨でドルの下落が際立っているようです。

そのような状況の中、26日に米FOMCの発表を迎えますが、9月と観

測されているバランスシート縮小(保有資産縮小)への示唆の可能性はあ

っても、市場に動揺を与えない配慮で利上げに慎重なニュアンスとな

る可能性もありそうです。また、12日にイエレンFRB議長が「今後数

カ月の物価動向を注視する。」と発言していることから物価判断の表現

にも注目されます。そして、28日には米第2四半期GDP速報など重

要経済指標の発表が予定されていて注目されます。

今週は米FOMCと米GDP発表の2大イベントでボラタイルな相場展

開になる可能性がありそうです。





<今週のユーロドル>

今週のユーロドル相場は、上昇した場合、まずは先週高値の1.1683

巡る攻防が注目されます。ここを上抜けた場合は1.1700の「00」ポイ

ントから2015824日の高値1.1713、さらに上昇した場合2015

1月第2週の安値1.1754、ここを上抜けた場合は1.1800の「00

ポイント、さらに上昇した場合は20151月第3週の高値1.1871

巡る攻防が注目されます。

一方、下落した場合は、まずは20日のNY時間後半の押し安値1.1617

から201653日の高値1.1616、ここを下抜けた場合は1.1600

00」ポイント、さらに下落した場合は18日の高値1.1583、ここを

下抜けた場合は1.1500の「00」ポイント、さらに下落した場合は20

日の安値1.1479、ここを下抜けた場合17日の安値1.1434を巡る攻防

が注目されます。



今週のユーロドル相場は経済指標では、24日の仏・独・欧の製造業

PMI速報と仏・独・欧のサービス業PMI速報、25日の独IFO企業景

況感指数、28日の仏第2四半期GDP速報と独消費者物価指数速報、

などが注目されますが、対ドル通貨ペアとして、24日の米中古住宅販

売件数、25日の米ケースシラー住宅価格指数と米消費者信頼感指数と

リッチモンド連銀製造業指数、26日の米新築住宅販売件数と米FOMC

および声明、27日の米耐久財受注と米新規失業保険申請件数、28日の

米第2四半期GDP速報と米第2四半期個人消費速報と米第2四半期

GDPデフレータ速報と米第2四半期コアPCEデフレータ速報と米第2

四半期雇用コスト指数と米ミシガン大学消費者信頼感指数速報、など

が注目されます。



先週のECB理事会後の金融政策の発表では、「見通し悪化の場合、QE

の規模と期間を拡大する。QEはインフレ過程が持続的となるまで継

続。」として、ドラギECB総裁の会見でも慎重姿勢を示し、概ねハト派

的な内容ではありましたが、会見中の「ECB理事会は秋に(緩和縮小

)議論を始める。」との発言に、鎧に隠された(緩和縮小の)刀を市場が

見透かしたかのように、ユーロが買われドル安も背景にユーロドルが

上昇する展開になりました。



今週はチャート的には押し目買いが戦略になりますが、201653

日の高値1.1616がサポートとして機能するかが注目されます。

対ドル通貨ペアとして、FOMCと米GDP発表の2大イベントが注目さ

れますが、18日付のIMM通貨先物ではユーロは91321枚の買い越し

となっていて、我先にと緩和縮小を先行で織り込む動きに過熱感も観

られているようですので、緩和縮小開始を前にしたユーロの上昇は回

復しつつある欧州の消費者物価指数の重しとなることから、ユーロ高

牽制の不測の欧州要人発言にも一応ながら注意が要りそうな状況にな

ってきているようです。








■トレードと凡事のお話 その251



前回からの続きのお話です。



投資苑で有名なアレキサンダー・エルダー博士が

トレードでは当たり前なことこそが大切として、

「投資苑3」の中でこう語っています。



「相場には秘密があります。

 秘密がないということが秘密なのです。」



相場やトレードで秘密ではない「当たり前なこと」とは

いったいぜんたい何なのでしょうか...。



今回は「トレードと凡事」その第二百五十一話です。



それでは、はじまり、はじまり~。^^





『おい、ジイさん。先週はドル円が軟調に推移して、そして、

 ユーロドルは20日のドラギECB総裁の会見後に噴け上がったな。』



「ふむ。そうであったのう...。溜口剛太郎殿。

 ドル円は、ロシアゲート問題が燻っているとともに、

 米ヘルスケア修正案も4名の共和党議員の反対表明で採決に至らず

 今後の米減税にかかわる法案成立にも暗雲が垂れ込める状況で、

 米10年債利回りの低下も背景に軟調傾向で推移して...

 20日の日銀金融政策決定会合と黒田日銀総裁の会見後に反発するも

 その後、週末に111円割れ寸前まで下落する展開になったのう...

 そして、ユーロドルじゃが、ECB理事会後の金融政策の発表も

 ドラギECB総裁の会見も全般には概ねハト派的ではあったが、

 ドラギ総裁が会見で『ECB理事会は秋に(緩和縮小)議論を始める。』

 と発言したことで、鎧に隠された刀を市場が見透かしたかのように

 ユーロが買われ、ドル安も背景に上昇する展開になったのう...。」



『今週のドル円とユーロドルはどんな相場展開になるのかねぇ...。』



「ドル円は、26日に米FOMCの発表を迎え、9月のバランスシート

 縮小開始への示唆の可能性はあろうが、市場に動揺を与えないよう

 利上げには慎重なニュアンスとなる可能性もありそうじゃのう...。

 また、12日にイエレンFRB議長が『今後数カ月の物価動向を注視

 する。』と発言していることから物価判断の表現にも注目されよう。

 そして、28日には米第2四半期GDP速報など重要経済指標の発表

 が予定されていて、これらの次第よってはボラタイルな相場展開に

 なる可能性がありそうじゃのう...。

 一方、ユーロドルじゃが、チャート的には押し目買いが有力な戦略

 になろうが...、201653日の高値1.1616がサポートとして

 機能するかが注目されようのう...。

 IMM通貨先物でもユーロの買い越しが膨らんでいて、我先にと

 緩和縮小を先行で織り込む動きには過熱感も観られているようで、

 また、ユーロの上昇は回復しつつある欧州の消費者物価指数の重し

 となることから、ユーロ高牽制の不測の欧州要人発言にも注意が

 要りそうではあるのう...。そして、対ドル通貨ペアとして、

 FOMCと米第2四半期GDP速報など重要経済指標の発表が注目

 されるが、これらの次第よってはユーロドルも上下にボラタイルな

 展開になる可能性がありそうじゃのう...。溜口剛太郎殿。」



『さてところで...、ジイさん。今日は何のお話だい?』



「ふむ...。そうじゃのう。今日は『トレードとシナリオのお話』

 でもさせてもらうとしようかのう...。溜口剛太郎殿。」



『まぁ、よろしい。聞いてやろうじゃないか...。ジイさん。』



「ジイがよく言っているように、相場には『これこそ絶対に正しい』

 というものはなく、トレードに対する考え方にも多様性があるが、

 その1つに『トレードとシナリオ』というものがあってのう...。」



『......。』



「ある考え方では『シナリオを立てるという事は予想する事でもあり

 予想はトレードにバイアスとなる場合もあって、ときに有害となり

 シナリオなど立てずチャートのテクニカル的事実に純粋に従うべき

 で、そもそも予想などは当たらないもので、シナリオを立てるなど

 まったくの時間の無駄である。』という見解もあるのじゃのう...。」



『なるほど、この見解にはこの見解なりに説得力があるわな...。』



「他方...、『シナリオを立てるということは予想することではなく、

 トレードでは変化に遭遇した時に欲と恐怖で判断を錯誤しがち故に

 事実未然のうちに、ここを抜けたら買おう(売ろう)、あるいは

 エントリー後、想定通りに動きここまで到達したら利確をしよう、

 そしてもしも、ここまで逆行してしまったら損切りして撤退しよう

 などを想定して「場合の対応を事前に決めておく」ことであり、

 トレードに際してあらかじめ迷いを除去する有益な作業である。』

 という見解もあるのじゃのう...。溜口剛太郎殿。」



『あははっ。こう聞けば、これもこれなりに納得できそうだぜ...。』



「さらに...、自ら定めた規定の時間内で利確にも損切りにも

 至らなかったら、揉み合いに捕まってしまったということで、

 上昇(下降)の想定に反するので、一旦、撤収しよう、という、

 タイム・ストップをトレード・ルールに加えたり、あるいは、

 何時には重要経済指標の発表があるので、何分までに利確にも

 損切りにも至らなかったら、一旦手仕舞いをしよう、という、

 重要経済指標の発表時間や、中銀総裁など要人発言時間も考慮した

 ルールを設けることもできるものなのじゃのう...。」



『シナリオにはいろいろな想定の余地があるものなんだな...。』



「事が起こってから慌てふためいて混乱しないように...、

 事前に対処 (場合の対処) を決めておくことは、たとえば

 火災時の避難路を確認しておくことが無駄ではないように、

 ジイは有益な事とは思うが...、このあたりはトレーダーごとの

 考えによるところとなるのやも知れぬのう...。溜口剛太郎殿。」



『都市伝説のTV番組風に言うならば「シナリオが必要か必要でないか

 それはトレーダーのあなた次第です!」となるのかもしれないが、

 事前の対処として、「場合の対応を事前に決めておく」ことは、

 どうやら、あながち無駄でもなさそうだな...。ジイさん。』







なーんちゃって。

またまたお話が長くなりました。 m(_ _)m




ではまた来週。

        

トレードと凡事のお話 その250

   投稿日 :17年 07月 16日 15:11

        

猛暑とともに日本の各地域で豪雨災害が発生しています。

被害に遭われた方々へ心よりお見舞いを申し上げます。m(_ _)m




■先週(710日から14)の主な出来事や要人発言



先週は、ドルインデックスが95.77で始まり、軟調傾向で推移して、

94.90で週の終値になりました。

10年債利回りは週レベルで2.332%に低下しました。

NY原油先物(WTI)8月限は週レベルで46.54ドルへ上昇しました。

NYダウは週間223.4ドル上昇、21637.74ドルで週の取引を終える。



<710()>



報道

「モスルのイスラム国の掃討でイラク首相が勝利宣言。」

日経平均は141.35円高で寄り付き151.89円高で大引け。

黒田日銀総裁

「わが国の景気は緩やかな拡大に転じつつある。

 わが国の金融システムは安定性を維持している。

 金融政策運営については、2%の物価安定の目標の実現を目指し、

 これを安定的に持続するために必要な時点まで、

 長短金利操作付き量的・質的金融緩和を継続する。

 消費者物価指数の前年比上昇率の実績値が安定的に2%を超えるまで

 マネタリーベースの拡大方針を継続する。」

NHK世論調査

「安倍内閣支持率は35%に低下、不支持は48%。」

ロシアのエネルギー相

「現在実施している協調減産について、

 必要なら期間の延長と減産量の追加を検討する。」

NY連銀の消費者調査(6)

「消費支出の伸びは3.33%増を見込む(前回調査2.6%増)。

 3年先のインフレ期待は2.8%(前回2.5%)。

 1年前よりも良好になったと回答した割合は過去最高。」

日経新聞

「財務省は今夏予定していた日本郵政株の売り出しを延期する方針。」

NYダウは5ドル安で取引を終える。



<711()>



日経平均は7.12円安で寄り付き114.50円高で大引け。

報道

「米政府、クォールズ元財務次官をFRB副議長に正式指名。」

サンフランシスコ連銀総裁

「最新の雇用データは米景気の強さを示している。

 年内あと一回の利上げは合理的。

 年内のバランスシート縮小開始は理に適う。

 インフレ率は来年2%への加速を予想。」

報道(イズベスチヤ)

「ロシアが米外交官30人を退去させる可能性。」

SP

2019年央まで英中銀の利上げは見込まれない。

 英国の実質賃金の低下が家計支出を抑制。

 超緩和政策スタンスが中期的に続く公算。

 2017年の英成長率は1.4%に鈍化へ。」

クーレECB

QEの影響は伝統的金融政策とあまねく同等のもの。

 QEは実質的な資本フローを引き起こした。

 これがユーロの実効為替相場の減価に影響したかどうかは不明。

 為替相場への影響は資本フローより金利差見通しの方が大きい。

 先進国資産購入プログラムが通貨安競争助長との見方は誤解招く。

 通貨安は政策の副作用であり主な経路でも目的でもない。」

メルケル独首相

「債務危機からは脱却した。

 ECB金融政策は望ましい状態にはまだ戻っていない。

 ユーロ圏の全ての諸国が成長に向けた動きとなっている事を歓迎。」

ブロードベント英BOE副総裁

「離脱後にEUとの貿易が減少すれば経済の打撃になるだろう。」

ミネアポリス連銀総裁

「男性の労働参加率の低さは困難な問題。

 労働参加率の低さについて良い答えが見つからない。

 多くの企業が訓練できる従業員を見つけることが出来ていない。

 企業が従業員補充のため賃金を引き上げる兆候はない。」

報道

「トランプ米大統領の長男がロシアの弁護士との面会を仲介した

 ゴールドストン氏との一連のメールのやり取りを公表。

 その中で、ロシア政府がトランプ陣営に対して、

 選挙を支援したい意向を示していたことが明らかとなった。」

ブレイナードFRB理事

「保有資産の縮小開始は早期に適切に。

 保有資産より金利に外為は敏感に反応する可能性。

 最近のインフレ軟化踏まえて金利軌道を検証する

 インフレの動向を注意深くみている。

 追加利上げ決定前にインフレを見極める意向。

 FF金利の正常化はかなり進行していると認識。」

マコーネル上院共和院内総務

「ヘルスケア法案や指名承認など他の問題を解決するため、

 8月の休会を第3週まで2週間延期する

 813日にヘルスケア法案の修正案を公表。

 来週、ヘルスケア法案を審議。」

ギリシャ中銀総裁

「ギリシャの債券市場復帰は時期尚早。

 債務削減計画が明らかになれば、

 ECBは年内にギリシャ債購入を検討する可能性。

 7月のECB理事会は政策変更をする時ではない。

 出口戦略についてECB内で大きなコンセンサスが形成されている。

 ドイツは黒字でもっと投資拡大を検討すべき。」

NYダウは一時100ドル超下落するも0.55ドル高で取引を終える。



<712()>



日経平均は58.26円安で寄り付き97.10円安で大引け。

トランプ大統領の長男(FOXニュースのインタビュー)

「どのような文書も提出して協力する。

 情報の正確性について不明であった。」

ブロードベント英BOE副総裁

「利上げの準備が出来ていない。

 経済に多くの評価できないものがある。」

イタリア中銀総裁

「ユーロ圏には極めて拡張的な金融政策が必要。」

ILO失業率が約40年ぶりの低水準に。

イエレンFRB議長 (証言テキスト)

「今後数年間で緩やかな追加利上げが必要に。

 経済に対するインフレの反応が重要な不透明性。

 米国の財政政策も不透明性もたらす要因。

 年内にバランスシート縮小を開始する見込み。

 バランスシートをアクティブな政策手段とすること望まず。

 インフレは目標を下回っており、最近は低下傾向も。

 インフレの状況を注意深くみる。」

10年債利回りが一時2.30%台へ低下。ドル売り反応。

10年債利回りが0.51%台へ低下。

BOCが政策金利を0.25%利上げして0.75%に設定。

BOC声明

「インフレ鈍化は一時的な要因。

 現在の見通しは利上げを正当化。

 2017年末に需給ギャップは解消する。

 更なる金利調整も予想される。

 経済は潜在成長より早いスピードで拡大。

 17年の成長見通しは2.8%(従来2.6%)

 18年の成長見通しは2.0%(従来1.9%)」

EIA週間石油在庫統計では原油在庫が756.4万バレルの減少。

イエレンFRB議長

「労働市場の強さがいづれ賃金を押し上げる。

 インフレ鈍化は一時的要因。

 インフレ鈍化が続くようであればアプローチを調整。

 2%目標に向かっていないとの判断は時期尚早。

 バランスシート計画は市場の動揺を避けることが目的。 

 高齢の労働人口が参加率に影響。

 バランスシート縮小は年内の比較的早い時期に開始。

 インフレの弱さの一部は一時的要因。」

10年債入札では最高落札利回り2.325%、応札倍率2.45倍。

米地区連銀報告

「経済は小幅から緩やかなペースで拡大。

 雇用は緩やかなペースで拡大。

 一部の地区がインフレ圧力が小幅に緩和と報告。

 大半の地区で物価は緩やかな上昇を継続。

 大半の地区で個人消費が一時鈍化。」

カンザスシティー連銀総裁

「保有資産の縮小の近い将来の開始を支持。

 金融市場は静かだが警戒すべき理由ある

 低過ぎる金利は金融市場を不均衡にする。

 現在の金利水準は、FRBに次の景気後退に対処するための

 余力を与えていない。

 バランスシート縮小で資産価格に調整が入る可能性はある。」

報道

「日銀が成長率見通しを1718年度で0.10.2ポイント上方修正。」

NYダウは123ドル高で取引を終える。史上最高値を更新。



<713()>



マカファティ英中銀委員 (英タイムズ紙のインタビュー)

8月のMPCで利上げを支持したいと考えている。

 債券買い入れプログラムQEの解除について、

 より速いペースの解除を支持する。」

日経平均は78.90円高で寄り付き1.43円高で大引け。

10年債利回りが一時0.58%台へ上昇。

中国人民日報

「中国は元の安定化に向けた圧力にさらされている。」

イエレンFRB議長

「インフレを非常に注意深く見守っている。

 労働市場はかなりタイト。賃金圧力加わる可能性も。

 景気拡大が老化で死ぬことはない。

 財政政策による不確実性が現時点では極めて高い。

 ヘルスケアへのアクセスは雇用流動性にとって重要。

 FRBの二つの責務の間に矛盾はない。

 インフレが目標を下回っていることは認識している。

 2%のインフレ目標は上限ではない。

 バランスシート縮小開始はゆっくりと段階的に行う計画。

 バランスシート縮小で市場を動揺させたくない。

 保有資産の縮小期は長期金利はいくらか上昇へ。

 イールドカーブは金利設定における要素の一つ。

 雇用のミスマッチが存在する。

 働き盛りの男性の労働参加率の低下は長期的な傾向。

 第2四半期の成長は前期比で著しく高くなると予想。

 3%成長なら素晴らしいが、向こう2年間はかなり厳しい。」

WSJ

ECBが来年から資産買い入れを段階的に縮小する方針を

 9月7日の理事会で示唆する公算が大きい。」

石油輸出国機構IEA月報

2017年の需要の伸びを10万バレル上方修正。」

30年債の入札では最高落札利回り2.936%、応札倍率2.31倍。

ダラス連銀総裁

「バランスシートの縮小は年内開始が適切。

 最近のインフレ鈍化は一時的の可能性が高い

 インフレは中期的に2%目標達成し上回るべき。」

ブレイナードFRB理事

「保有資産の正常規模は当面、分からない。

 低い中立金利は危機対応の余力に乏しいことを意味する。

 自身はインフレが2%目標を達成するかに焦点。

 フィリップス曲線は非常にフラット化しているようだ。

 他国の中銀と連携してはいない。」

トランプ米大統領

「韓国との協定は悪い取り決め。鉄鋼のダンピングをやめさせる。

 鉄鋼輸入について割当、関税の両方を検討

 壁はメキシコ国境の全域にまたがる必要はない。

 700900マイルにすべき。ソーラーパネルの壁を真剣に検討。」

NYダウは20ドル高で取引を終える。史上最高値を更新。



<714()>



日経平均は58.11円高で寄り付き19.05円高で大引け。

時事世論調査

「安倍内閣支持29.9%に急落、不支持48.6%。」

JPモルガンの第2四半期FICCセールス・トレーディング収入は

予想より弱い32.2億ドル。

米シティグループの第2四半期1株利益予想より強い1.28ドル。

ダラス連銀総裁 (ブルームバーグTVインタビュー)

「最近の弱いインフレ、一過性とそうではないもの混在。

 賃金圧力は今後数ヶ月で高まる見通し。

 バランスシート縮小の市場への影響は限定的であろう。」

CPI(6)と米小売売上高(6)はともに市場予想より弱い結果に。

10年債利回りは一時2.28%台へ低下。ドル売り。

FF先物市場での12月利上げ確率が4割程度に低下。

ダラス連銀総裁

「これまでのインフレの進展は不均衡。

 インフレはさらに進展すると確信。ただ、時間がかかる。

 追加利上げの前にインフレ進展の証拠を見たい。

 保有資産の縮小開始は9月が適切になる可能性。」

NY連銀モデルの第2四半期米GDP見通しは1.9(先週1.96)

シカゴ連銀総裁の

「今年序盤の弱いGDPは一過性の模様。

 弱いインフレは依然として課題。

 2%目標達成に対するコミットを示す必要。」

NYダウは84ドル高の21637.74ドル。史上最高値を更新。





<先週のドル円の概況>



先週のドル円は、週初10日に113.88レベルで始まり、11日のNY

間前半に週高値となる114.49へ上昇しましたが、ロンドンフィックス

から反落して、揉み合いながらも軟調傾向で推移して13日の東京時間

前半にかけて112.86へ下落する展開になりました。その後、切り返し

て、14日の東京時間前半にかけて113.57へ反発しましたが、その後、

再び反落してNY時間序盤に週安値となる112.26へ下落して、112.53

レベルで週の取引を終えました。



<先週のユーロドルの概況>



先週のユーロドルは、週初10日に1.1398レベルで始まり、揉み合い

を経た後に翌11日のNY時間から上伸して、12日の東京時間終盤に

かけて週高値となる1.1489へ上昇する展開になりました。その後、

反落して、NY時間前半に1.1391へ下落しましたが、その後、切り返

して、13日のロンドン時間序盤にかけて1.1456へ反発する展開になり

ました。その後、再び反落して週安値となる1.1370へ下落しましたが

その後、切り返して、揉み合いながらも堅調傾向で推移して、14日の

NY時間から上伸して1.1469レベルで週の取引を終えました。







●今週(717日から21)のドル・円・ユーロの注目点



<今週のドル円>



今週のドル円相場は、上昇した場合、まずは14日の戻り高値112.72

を巡る攻防が注目されます。ここを上抜けた場合は13日の安値112.86

さらに上昇した場合は113.00の「00」ポイント、ここを上抜けた場合

14日の高値113.57から12日のNY時間の戻り高値113.68、さらに上

昇した場合は114.00の「00」ポイントを巡る攻防が注目されます。

一方、下落した場合は、まずは先週安値でもある14日の安値112.26

を巡る攻防が注目されます。ここを下抜けた場合は3日の安値112.10

から112.00の「00」ポイント、さらに下落した場合は630日の安

111.73、ここを下抜けた場合は627日の安値111.46、さらに下

落した場合は626日の安値111.14、ここを下抜けた場合は111.00

の「00」ポイントを巡る攻防が注目されます。



今週のドル円相場は経済指標および要人発言では、17日の中国第2

半期GDPと中国鉱工業生産と中国小売売上高とNY連銀製造業景況指

数、18日の米NAHB住宅市場指数と対米証券投資、19日の米住宅着

工件数と米建設許可件数、20日の日通関ベース貿易収支と日銀金融政

策発表と黒田日銀総裁の定例会見とフィラデルフィア連銀製造業指数

と米新規失業保険申請件数と米景気先行指標総合指数、などが注目さ

れます。



先週のドル円は、週前半に510日の高値を一時上抜け114.49へ上

昇するも、その後、イエレンFRB議長が議会証言で「インフレは目標

を下回っており最近は低下傾向も。インフレの状況を注意深くみる。」

と慎重姿勢を示したことや、週末の米CPI(6)と米小売売上高(6)

がともに市場予想より弱い結果になったことを背景にドルが売られ、

軟調な相場展開になりました。米FF先物市場での12月米利上げ確率

も4割程度に低下することになりました。

今週も引き続き米経済指標が注目されますとともに、日本を除く主要

各国の中銀が緩和縮小へ舵を取ろうとする中、20日の日銀金融政策発

表と黒田日銀総裁の定例会見が注目されます。これらの次第ながら、

日銀の緩和継続が再確認された場合は円売り動意再開となる展開もあ

りそうです。

ただ、北朝鮮リスクは一旦後退するも、トランプ大統領の長男のメー

ル公表によりロシア・ゲート問題が燻っているとともに、連日、史上

最高値を更新するNYダウに一部で高値警戒も囁かれているようで、

株式市場の動向や米10年債利回りの動向にも留意したいものです。





<今週のユーロドル>


今週のユーロドル相場は、上昇した場合、まずは12日のNY時間の戻

り高値1.1479から12日の高値1.1489を巡る攻防が注目されます。

ここを上抜けた場合は1.150000」ポイント、さらに上昇した場合は

201652日の高値1.1536、ここを上抜けた場合1.1600の「00

ポイントから201653日の高値1.1616、さらに上昇した場合は

1.1700の「00」ポイントから2015824日の高値1.1713を巡る

攻防が注目されます。

一方、下落した場合は、まずは14日のNY時間の押し安値1.1435

巡る攻防が注目されます。ここを下抜けた場合は1.1400の「00」ポイ

ントから12日の安値1.1391、さらに下落した場合は13日のNY時間

の押し安値1.1382から13日の安値1.1370、ここを下抜けた場合は

5日の高値1.1368から6日の高値1.1355、さらに下落した場合は

6日の安値1.1329、ここを下抜けた場合は5日安値1.1312から1.1300

の「00」ポイント、さらに下落した場合は628日の安値1.1291

ここを下抜けた場合は626日の高値1.1219をを巡る攻防が注目されます。



今週のユーロドル相場は経済指標および要人発言では、17日の欧消費

者物価指数改定値、18日の独・欧ZEW景況感調査、20日の欧ECB

金融政策発表とドラギECB総裁の定例会見と欧消費者信頼感速報、

などが注目されますが、対ドル通貨ペアとして、17日の中国第2四半

GDPと中国鉱工業生産と中国小売売上高とNY連銀製造業景況指数

18日の米NAHB住宅市場指数と対米証券投資、19日の米住宅着工件

数と米建設許可件数、20日のフィラデルフィア連銀製造業指数と米新

規失業保険申請件数と米景気先行指標総合指数などが注目されます。



先週のユーロドルは週間ベースでは1.13台後半から1.14台後半を範囲

とするレンジ相場になりましたが、今週は20日のECB金融政策発表

とドラギECB総裁の定例会見が注目の焦点になります。

先月27日のECB年次フォーラムでドラギ総裁が「デフレ圧力はリフ

レ圧力に置き換わった。緩和の調整も(景気の)改善基調が安全である場

合に限り徐々にしなければならない。」との発言以来、レイヤーを切り

上げたユーロドルですが、13日にWSJ紙が「ECBが来年から資産買

い入れを段階的に縮小する方針を9月7日の理事会で示唆する公算が

大きい。」との観測報道をしていて、今月7月のECB理事会でその前

段の示唆が仄めかされるか注目されます。

IMM通貨先物でユーロの買い越しが83,788枚と2007年以来の高水準

に膨らんでいることで調整の可能性も排除されませんが、今月のECB

理事会の発表の次第によっては2年半ほど続いた月足レベルのレンジ

がブレークとなる可能性もありそうです。







■トレードと凡事のお話 その250



前回からの続きのお話です。



投資苑で有名なアレキサンダー・エルダー博士が

トレードでは当たり前なことこそが大切として、

「投資苑3」の中でこう語っています。



「相場には秘密があります。

 秘密がないということが秘密なのです。」



相場やトレードで秘密ではない「当たり前なこと」とは

いったいぜんたい何なのでしょうか...。



今回は「トレードと凡事」その第二百五十話です。



それでは、はじまり、はじまり~。^^





『おい、ジイさん。先週のドル円は、週前半に510日の高値を

 一時上抜け114.49へ上昇したけど、その後、イエレンFRB議長が

 議会証言でインフレ低下懸念を示し、週末の米CPIと米小売売上高

 がともに市場予想より弱い結果になったことでドルが売られて、

 軟調な相場展開になったよな...。』



「ふむ。そうであったのう...。溜口剛太郎殿。

 ドルインデックスも軟調に推移して、米FF先物市場での12月の

 米利上げ確率も4割程度に低下することになったのう...。」



『今週のドル円は、どんな相場展開になるのかねぇ...。』



「ここのところ弱い米指標が多く米経済指標が注目されるとともに、

 日本を除く主要各国の中銀が金融緩和からの出口へ向かう中、

 20日の日銀金融政策と黒田日銀総裁の定例会見が注目されよう...

 緩和継続が再確認された場合は円売り再開となる展開もあろうが、

 北朝鮮リスクは一旦後退するも、ロシア・ゲート問題が燻っている

 とともに、連日、史上最高値を更新するNYダウに

 一部で高値警戒も囁かれているようで、株式市場の動向や

 米10年債利回りの動向にも留意していきたいものじゃのう...。」



『さてところで...、ジイさん。今日は何のお話だい?』



「ふむ。そうじゃのう...。今回は『知識の断捨離のお話』でも

 させてもらうとしようかのう。溜口剛太郎殿。」



『断捨離とは、必要のないものを断ち、捨てて、執着から離れる事、

 という意味と思うが、まぁ、よろしい。聞いてやろうじゃないか。』



「トレードの勉強も長らくしていると、垢や不要なものが溜まったり

 頭の中で知識が不調和となって混乱してしまうこともあってのう。

 ときに、自分自身にとって何が重要で何が不要か洗いなおして

 整理してみることも大切になるのではなかろうかのう...。」



『勝っているトレーダーは複雑なトレードしているわけではなく、

 とてもシンプルな思考でトレードしているとも言うからなぁ...。』



「知識を捨てるためには、まずは学んで溜めなくてはならないが...、

 学んだ後は、シンプル思考に到達するために、自分自身にとって

 不要な知識を捨てる『知識の断捨離』のプロセスが必要になる、

 というわけなのじゃのう...。溜口剛太郎殿。」



『......。』



「トレードには『これこそ絶対に正解』というものはなく...、

 小幅レンジであっても、数Pipsを抜く逆張りスキャルの手法もあり

 相場で勝つためには、トレード・チャンスを多く得るためにも、

 相場の7割以上と言われるレンジ相場を究め制さなくてはならない

 という考え方もあり、これはこれで肯定されようが...、

 また一方、前回ご紹介したトレーダーのSさんのように、

 徹底したトレンド・フォローのみのトレードで、

 非トレンド状況とも言える『レンジ相場でのトレードを排する事』

 に徹することよって、勝っているトレーダーもいるのじゃのう...。」



『自分たちを含めて多くのトレーダーは貪欲なもので...、

 レンジでもトレンドでも高勝率で勝つことを目指して、

 できるだけ多くのトレード・チャンスを求めるたがるものだけど、

 それでいながら、トータル収支が向上しない場合は、

 非トレンド状況とも言える「レンジ相場でのトレードを排除する」

 ということは、トレーダーとしての大きなパラダイム転換に

 なるのかもしれないよな...。ジイさん。』



「ふむ...。トレードは数多く行うほど儲けれるものではなく、

 また、勝率よりも利益率が大切であるならば...、

 ボラティリティのあるワイド・レンジは別としても、

 『小幅レンジ相場でのトレードを徹底して排除』して、

 トレンド・フォローのみに徹することは、むしろ、

 トータル収支向上に繋がることが少なくないのではあるまいか。」



『もしかすると、小幅レンジでのトレードを排することが出来たなら

 揉み合いを抜けて、強い動意で上げれば買う(下げれば売る)

 ダメだったならば損切るが、トレンドが続いている間は保持して

 反転を確認して利食う、という事を基本とする、

 シンプルなトレードも目指せるのかもしれないよな...。』



「言うは易く行うは難しでトレードはそこまで簡単ではないとしても

 『小幅レンジ相場でのトレードを徹底して排除する』という視点で

 ハイ・ロー・バンドの幅や、ボリバンのバンド幅や、

 EMA5の自身チャートにおける具体的な傾斜角度規定や、

 ATRの数値規定などを過去チャート検証で見つける事が出来たり、

 上下のラインで括った『ライン幅規定』を見つける事ができたなら

 小幅揉み合いを避けたうえで、トレンド・フォローのみに徹する、

 という、自分自身にとって新たなパラダイムのトレードの可能性も

 開けてくるのではなかろうかのう...。溜口剛太郎殿。」



『知識の断捨離の過程では新たな発見の可能性もあるという事か...。

 そういうことなら、オレ様も断捨離とやらをしてみるとするぜ。』







なーんちゃって。

またまたお話が長くなりました。 m(_ _)m




ではまた来週。

        

トレードと凡事のお話 その249

   投稿日 :17年 07月 09日 15:27

        

G20では自由貿易の重要性で一致し保護主義と闘いを続けるとするも

対北朝鮮問題では結束できず、パリ協定は19カ国合意となりました。





■先週(73日から7)の主な出来事や要人発言





先週は、ドルインデックスが95.38で始まり、96.25へ上昇した後に

反落して95.78で週の終値になりました。

10年債利回りは週レベルで2.386%に上昇しました。

NY原油先物(WTI)8月限は週レベルで44.23ドルへ下落しました。

NYダウは週間64.71ドル上昇、21414.34ドルで週の取引を終える。





<73()>



報道

「東京都議会選挙では都民ファーストの会が大勝して第1党に躍進。

 自民党は惨敗して23議席に議席数を減らす。」

日経平均は22.89円高で寄り付き22.37円高で大引け。

報道

「日本の路線価は全国平均では2年連続で上昇。

 銀座中央通り鳩居堂前はバブル期を超えて過去最高に。」

報道

「英BOEの一部業務で731日から4日間、ストライキを実施へ。」

カナダが建国記念日で休場。NYの株式・債券市場は短縮取引。

ISM製造業景況指数(6)は予想より強い57.8

独仏の株式市場は1%超の上昇で取引を終える。

アトランタ連銀「GDPナウ」第2四半期予想は3.0%に上方修正。

NYダウは129ドル高で取引を終える。





<74()>


BOEブリハ委員

「個人消費は依然として低迷しており、それを相殺するだけの

 新たな民間投資や輸出は発生していないと思われる。

 時期尚早の利上げは若干遅い利上げより間違い大きくなる可能性。」

日経平均は136.47円高で寄り付き23.45円安で大引け。

防衛省は

「北朝鮮が日本海に向けてミサイルを発射。

 日本の排他的経済水域(EEZ)内に着水した可能性。」

RBA

「政策金利の維持は持続的な経済成長に合致している。

 豪ドル高は経済の調整を複雑化。インフレ期待は徐々に上昇。

 豪州経済は徐々に成長。当面は成長を維持する。

 住宅価格は一部で上昇。雇用市場はまちまち、

 雇用者数の拡大傾向はこのところ強い。」

北朝鮮

「大陸間弾道ミサイル火星14号の実験に成功した。」

中国外務省

「中国は国連決議に反する北朝鮮のミサイル発射に反対。」

プラートECB理事

「インフレは緩やかに目標に向かって動いている。

 基調インフレ圧力は引き続き抑制されている。

 ECBは忍耐と継続性が求められている。

 ECBの使命はまだ果たせていない。

 QEプログラムはこれまで効果を発揮してきた。」

NYは独立記念日で休場。





<75()>


北朝鮮の金朝鮮労働党委員長

「米国の脅威がなくなるまで交渉はしない。

 独立記念日の贈り物(ミサイル)は気にくわないだろうが、

 2017年中に米国に頻繁に贈り物を届ける。

 米国が譲歩するまで核とミサイルで協議しない。」

米国務省

「北朝鮮はICBMを試射した。行動を強く非難する、

 核武装した北朝鮮を決して容認しない。

 米国は北朝鮮の行動を国連安保理で討議する。」

日経平均は17.28円安で寄り付き49.28円高で大引け。

ロイター通信

「北朝鮮が6回目の核実験を行った可能性がある。」

報道

「日欧EPAが大枠合意。」

クーレECB専務理事

「外貨準備で人民元保有を増やす可能性。

 政策の変更については議論していない。」

IMF

「米経済の成長見通しは4月時点の予測より幾分か弱まった。

 欧州とアジアの成長見通しは小幅改善を見込む。

 世界経済は順調。今年と来年の世界のGDP3.5%見込む。

 中国の負債は脆弱性を高めている。」

FOMC議事録

「バランスシート縮小開始時期で意見が分かれる。

 インフレ軟化は特殊要因が原因と大半が判断。

 緩やかな利上げを支持。

 一部は数ヵ月以内のバランスシート縮小開始を支持。

 一部はインフレの進展が緩んだ可能性を指摘。数人は株高を指摘。」

報道

(原油の)追加減産提案が行われた場合にロシアは反対する。」

NYダウは1ドル安で取引を終える。





<76()>


日経平均は19.95円安で寄り付き87.57円安で大引け。

仏中銀総裁

ECBの非伝統的措置は永遠ではない。

 2017年国内成長率予想を1.6%に上方修正(6月時点1.4%)」

プラートECB専務理事

「景気循環的な回復がより力強くなっている。

 インフレ指標は引き続きボラタイル。

 基調的な価格圧力は引き続き抑制されている。

 成長見通しへのリスクは幅広くバランスしている。

 ECBの使命はまだ達成されていない、忍耐が必要。」

ECB議事録

「金融環境に幾分の引き締まりが予想される。

 現状の金融政策スタンスが適切との幅広い合意があった。

 価格安定見通しに本質的な変化はみらないと幅広く意見が一致。

 小さなコミュニケーションの変化が誤解されること懸念。

 見通しが改善すればQE緩和バイアスに見直しも。」

ADP雇用統計(6)は予想より弱い15.8万人。

10年債利回りが0.50%超に上昇。

ISM非製造業景況指数(6)は予想より強い57.4

EIA週間石油在庫統計では原油在庫が629.9万バレルの減少。

アトランタ連銀「GDPナウ」第2四半期予想は2.7%に下方修正。

バイトマン独連銀総裁

「景気回復がECBの出口戦略のドアを開いた。

 出口戦略の時期やペースはインフレの基調が決める。

 信頼のために、インフレが許容すれば

 ECBは出口戦略に動かなければならない。

 刺激策の量や手段に関して意見は分かれている。」

マカファティー英BOE委員

「インフレは急速に上昇した。更に加速するであろう。

 刺激策の若干の解除が必要になる公算。

 ポンド安が物価を3%上昇させた。直近のポンドの戻りは小さい。

 金融政策はアクセルを持っている。

 英国以外からのリスクが最も大きい。

 経済が見通し通りであれば緩やかな利上げを見込む。

 向こう数年で数回の利上げを見込む。」

マティス米国防長官

「北朝鮮のICBM(大陸間弾道弾)の能力では、

 米国を戦争に近づけることはない。

 アラスカのミサイル防衛は十分。

 米国は北朝鮮がミサイルを発射後直ぐに探知した。」

NYダウは158ドル安で取引を終える。





<77()>


日経平均は137.41円安で寄り付き64.97円安で大引け。19929.09円。

フィッシャーFRB副議長

「政府の政策の方向性をより明らかにする必要がある。

 方向性の不確実さは企業が投資を鈍化させる一要因になる可能性。」

報道

「日銀が国債買い入れの増額と長期を対象に指値オペを通告。」

日銀指値オペ詳細

「新発10年利付国債347回債、買い入れ利回り0.11%。

 金額に制限を設けず。長期債の指値オペは23回らい。

 中期ゾーンは昨年1117日に実施。」

ドル円が上昇。

報道

「韓国は北朝鮮との間で南北赤十字協議や軍事会議などを検討。」

オランダ中銀総裁

「明らかにリフレがデフレに置き換わった。

 政策決定は経済環境に依存する。」

メルケル独首相

G20のモットーは相互接続された世界の構築。」

米非農業部門雇用者数(6)は予想より強い22.2万人、

米失業率(6)は予想より弱い4.4%

米平均時給(6)は予想より弱い前月比+0.2%

10年債利回りは2.36%台へ低下の後に2.39%

原油先物が一時43ドル台下落。

FRB金融政策報告

「直近の金融市場は良好。家計負債は抑制されている。

 社債市場で流動性が低下しているとの証拠はほぼ見られない。

 商業不動産市場で信用ひっ迫の兆候が見られる。

 タームプレミアムの上昇は長期債の価格下落リスクを意味する。」

ティラーソン米国務長官の会見

「米ロ首脳会談でトランプ大統領は大統領選の干渉を持ち出したが、

 プーチン大統領は関与を否定した。

 米ロとヨルダンがシリア南西部の停戦で合意した。」

NYダウは94ドル高の21414.34ドルで取引を終える。





<先週のドル円の概況>


先週のドル円は、週初3日に下窓を空けて112.11レベルで始まるも、

その後、堅調傾向で推移して翌4日のオセアニア時間にかけて113.47

へ上昇する展開になりました。その後、ロンドン時間にかけて112.74

へ反落して、その後、5日オセアニア時間にかけて113.35へ反発して

その後、東京時間前半に112.82へ反落する揉み合いになりましたが、

ロンドン時間に113.68へ上昇する展開になりました。その後、6日の

東京時間に112.88へ反落しましたが、ロンドン時間にかけて113.47

へ反発する揉み合いが続きました。その後、7日の東京時間前半に日銀

が国債買い入れの増額と長期を対象に指値オペを通告したことを背景

に上伸してロンドンフィックスにかけて週高値となる114.18へ上昇し

113.94レベルで週の取引を終えました。





<先週のユーロドルの概況>


先週のユーロドルは、週初3日に1.1419レベルで始まり揉み合いなが

らも軟調傾向で推移して、5日のロンドン時間にかけて週安値となる

1.1312へ下落する展開になりました。その後、切り返して、揉み合い

ながらも堅調傾向で推移して7日のオセアニア時間にかけて1.14台前

半へ上昇する展開になりました。その後、小幅な揉み合いとなって米

雇用統計の発表を迎えました。米雇用統計の発表後に一時、週高値と

なる1.1439へ上昇しましたが、その後、一時1.1379へと反落して、

1.1404レベルで週の取引を終えました。週間では15Pipsの下落となり

ました。










●今週(710日から14)のドル・円・ユーロの注目点





<今週のドル円>


今週のドル円相場は、上昇した場合、まずは114.00の「00」ポイント

から先週高値の114.18を巡る攻防が注目されます。ここを上抜けた場

合は511日の高値114.37、さらに上昇した場合は33日の高値

114.75、ここを上抜けた場合は215日の高値114.95から115.00

00」ポイント、さらに上昇した場合は310日の高値115.50を巡

る攻防が注目されます。

一方、下落した場合、まずは75日の高値113.68を巡る攻防が注目

されます。ここを下抜けた場合は7日米雇用統計後の押し安値113.50

さらに下落した場合は7日のオセアニア時間の押し安値113.10から

113.00の「00」ポイント、ここを下抜けた場合は6日の安値112.88

から4日の安値112.74、さらに下落した場合は30日の高値112.60

ここを下抜けた場合は3日の安値112.10を巡る攻防が注目されます。





今週のドル円相場は経済指標および要人発言では、10日の日国際貿易

収支と日機械受注と黒田日銀総裁の発言と中国消費者物価指数と中国

生産者物価指数と米LMCI労働市場情勢指数、12日のイエレンFRB

長の下院金融委員会での証言と米地区連銀経済報告、13日の中国貿易

収支と米生産者物価指数と米新規失業保険申請件数とイエレンFRB

長の上院銀行委員会での証言と米月次財政収支、14日の米消費者物価

指数と米小売売上高と米鉱工業生産とミシガン大学消費者信頼感指数

速報、などが注目されます。





先週のドル円は、米10年債利回りの上昇も背景に、7日に日銀が国債

買い入れの増額と長期を対象に指値オペを通告したことによる円安で

一時114円台へ上昇する展開になりました。


日本を除く主要各国の中銀が緩和縮小へ舵を取ろうとする中、日銀が

緩和を継続することで、円の独歩安となっていますが、北朝鮮問題な

ど地政学的リスクには引き続き留意が必要な状況のようです。





そして、ドイツで開催されていたG20では、自由貿易の重要性で一致

して保護主義と闘いを続けるとするも、その一方で「合法的な貿易保

護手段の役割を認める」としてトランプ大統領の主張にも配慮するこ

ととなりました。また、対北朝鮮問題では結束に至らず、パリ協定に

関しては米を除く19カ国合意ということになりました。


週初、まずはG20を巡る市場反応が注目されますが、今週は12日と

13日の午後11時からのイエレンFRB議長の証言と、14日の米消費者

物価指数と米小売売上高などが注目の焦点になります。


ドル円と日米10年債金利差の推移

http://lets-gold.net/market/chart_gb10yr.php

にも注目してトレードしていきたいものです。








<今週のユーロドル>


今週のユーロドル相場は、上昇した場合、まずは7日のロンドン時間

の高値1.1427を巡る攻防が注目されます。ここを上抜けた場合は先週

高値でもある米雇用統計後の高値1.1439から3日の高値1.1445

さらに上昇した場合は2016412日の高値1.1465、ここを上抜け

た場合は20151015日の高値1.1495から1.1500の「00」ポイ

ント、さらに上昇した場合は201652日の高値1.1536を巡る攻

防が注目されます。

一方、下落した場合は、まずは7日の米雇用統計後の押し安値1.1379

から4日の高値1.1377を巡る攻防が注目されます。ここを下抜けた場

合は5日の高値1.1368から6日の高値1.1355、さらに下落した場合は

6日の安値1.1329、ここを下抜けた場合は先週安値でもある5日安値

1.1312、さらに下落した場合1.1300の「00」ポイントから628

の安値1.1291、ここを下抜けた場合は626日の高値1.1219を巡る

攻防が注目されます。





今週のユーロドル相場は経済指標および要人発言では、12日の欧鉱工

業生産、13日の独消費者物価指数改定値、などが注目されますが、

対ドル通貨ペアとして、10日の中国消費者物価指数と中国生産者物価

指数と米LMCI労働市場情勢指数、12日のイエレンFRB議長の下院金

融委員会での証言と米地区連銀経済報告、13日の中国貿易収支と米生

産者物価指数と米新規失業保険申請件数とイエレンFRB議長の上院銀

行委員会での証言と米月次財政収支、14日の米消費者物価指数と米小

売売上高と米鉱工業生産とミシガン大学消費者信頼感指数速報、など

が注目されます。





627日にドラギECB総裁が「インフレを抑制している要因はすべて

一時的なもの。(中略) デフレ圧力はリフレ圧力に置き換わった。緩和

の調整も(景気の)改善基調が安全である場合に限り徐々にしなければな

らない。(後略)」と発言したことを背景に629日に年初来高値の

1.1445をつけたユーロドルですが、先週は、独10年債利回りは0.57%

台へ上昇するも、米10年債利回りが2.386%へ上昇して、一旦調整と

なって下へ「行って来い」となり、週の始値と終値では僅かに下落す

る展開になりました。





ユーロドルにつきましても、週初、まずはG20を巡る市場反応が注目

されますが、今週のユーロに係わる経済指標の注目度はそれぼ高くな

いようで、対ドル通貨ペアとして、12日と13日の午後11時からの

イエレンFRB議長の証言と、14日の米消費者物価指数と米小売売上高

などが注目の焦点になりそうです。


10年債利回りチャート

https://jp.investing.com/rates-bonds/germany-10-year-bond-yield

にも注目してトレードしていきたいものです。













■トレードと凡事のお話 その249





前回からの続きのお話です。





投資苑で有名なアレキサンダー・エルダー博士が

トレードでは当たり前なことこそが大切として、

「投資苑3」の中でこう語っています。





「相場には秘密があります。

 秘密がないということが秘密なのです。」





相場やトレードで秘密ではない「当たり前なこと」とは

いったいぜんたい何なのでしょうか...。





今回は「トレードと凡事」その第二百四十九話です。





それでは、はじまり、はじまり~。^^








『おい、ジイさん。先週のドル円は、米10年債利回りの上昇も背景に

 7日に日銀が国債買い入れの増額と長期を対象に指値オペを通告した

 ことによる円安で2円近い上昇になったが...

 現在の「円」は最弱通貨と言ってもよい状況のようだな...。』





「ふむ。そうであったのう...。溜口剛太郎殿。

 通貨ペア別の強弱を観ても明らかなように

 https://www.barchart.com/forex/performance-leaders#/viewName=chart

 先週は円が弱く、加ドルが強い状況であったのう...。」





『この状況はまだ続くのかねぇ...。』





「主要各国の中銀が緩和縮小へ舵を取ろうとする中、

 日銀が緩和の継続をすることで、その可能性は充分にあるが...、

 現状の全てを織り込んでこのような状況になっているとともに、

 円はリスクの受け皿となる傾向もあるゆえ、株価の動向や、

 北朝鮮問題など地政学的リスクには引き続き留意は必要であろう。」





『今週のドル円はどんな展開になるのかねぇ...。』





「週初、まずはG20を巡る市場反応が注目されようが...

 今週は12日と13日の午後11時からのイエレンFRB議長の証言と

 週末14日の米CPIと米小売売上高などが注目の焦点になろう...

 その結果次第で動意づくのではなかろうか...。」





『さて、ところで...、ジイさん。今日は何のお話だい?』





「今日は勝ち組になられた2人のトレーダーさんから

 実際に頂いたメールの中に、勝ち組になられたその秘密を

 ご一緒に観てみようではないか...。溜口剛太郎殿。」





『それは興味深いな...。それはどんなメールだったんだい?』





「そのお1人は、先週の九州北部の豪雨で災害に遭われたかと

 ジイが心配して熊本市の健軍にお住いのトレーダーのSさんに

 お送りしたメールの返信に記されておった事じゃ...。

 (ここから: 要旨)

 お陰様で私が住んでいる東区はそれほど被害も無く

 私達家族もいつも通り、何の問題もなく過ごせています。

 (中略)

 FXの収支は昨年一年間で資産を倍にすることが出来ました。

 紆余曲折した手法はどんどんシンプルになり

 日足レベルでトレンド時だけにリスクを取る

 トレンドがハッキリしない時は何ヶ月も何もしない(笑)

 (中略)

 トレードチャンスは極端に少なくなりますが、

 一旦ポジションを持つとハッキリトレンドが

 終焉するまで積み増しながら徹底的について行く

 戻ってきたら逆指値で同値撤退か損切り(笑)

 何度も戻ってきてしまい、がっかりすることも多々ありますが、

 私にはスイングののんびりしたトレードが合っているようです。

 (中略)

 10年かかって自分のトレードをハッキリ確立出来た感じです。

 ホントに相場に秘密は無く、

 基本に従えば無理せず利益は積み上がっていきます。

 今後もコツコツ負けて、

 日足トレンド発生にドカンと利益を積み上げます! (ここまで)





『昨年一年間だけで資産を倍にすることが出来たということか...。』





「勝ち組トレーダーになられたSさんのメールの要旨をまとめると、

 (1) シンプルなトレードをしている。

 (2) 徹底的なトレンド・フォローをしている。

 (3) トレンドがハッキリしない時は何ヶ月も何もしない。

 (4) 基本に従えば無理せず利益は積み上がっていく。

 (5) コツコツ負けて、トレンド発生にドカンと利益を積み上げる。

 というトレードをされていらっしゃるという事なのじゃのう...。」





『トレンド・フォローのみを徹底しているとともに、

 「無駄トレードをしない」という事も徹底されているようだな...。

 文章で観れば、当たり前の事が書かれているようであっても、

 「トレンドがハッキリしない時は何ヶ月も何もしない」という事を

 本当に実践できるということは凄い事だよな...。ジイさん。』





「ふむ...。この事が、もしやすると、資産を倍にすることが出来た

 その秘密なのやも知れぬのう...。溜口剛太郎殿。

 さて次に、トレーダーのFさんから頂いたメールじゃが...

 (ここから: 要旨)

 6月の月間トータル収支が初めてプラスで終わることが出来ました。

 資金は2倍くらいになりました。もともと資金が少ないので()

 トレードの記録ノートを見ていると今月は結構トレードしました。

 勝率はいつも通りで、4割前後です。

 それなのに、プラスで終える事が出来ました。

 損小利大が出来るようになった事が大きいと思われます。

 これからも負けまくると思いますが、トータルでの勝ちを目指して

 頑張っていきたいと思います! (ここまで)





『月間で資金は2倍くらいになりましたということは、

 月利100%というワケで、これは凄い事じゃないか...。』





「そればかりではなく...、Fさんの場合は、これまで月間収支で

 負け続けておられたが、突如、勝てるようにならればかりではなく

 月利100%を達成されたという事なのじゃのう...。溜口剛太郎殿。」





『何気ない文章のようだが、その秘密が記されているというワケか。』





「もしやすると、月利100%は出来過ぎで、過剰なトレードを

 されていらっしゃったのやも知れぬが...、

 『勝率はいつも通りで、4割前後です。

  それなのに、プラスで終える事が出来ました。』

 ということは、特段に凄い事ではあるまいかのう...。」





『それだけ「損小利大のトレードが出来るようになった」、

 ということなんだろうけど...、勝率が4割ということは

 逆に言えば10回のトレードで6回も負けているということで、

 「トレードで利益を上げる = 高勝率でなければならない。」、

 「負けるトレードはダメなトレードだ。」などと思い込んでいる

 普通のトレーダーなら「こんな手法はダメだ」と手法も捨て、

 検証も「バカバカしい」と放棄するようなところで踏みとどまり、

 そして、多くのトレーダーがなかなか到達できない

 「損小利大」という次のステージに到達したという事は

 じつに凄い事だよな...。ジイさん。』





「ふむ...。世界の3大投資家のジョージ・ソロス氏でさえも

 負けトレードの方がむしろ多いと言われておるようじゃが...、

 トレードは『勝率よりも利益率が重要』ということなのじゃのう。

 『なぜ負けたのだろう。』と1つの負けに思い悩むうちはまだまだで

 『不確実性を本質とする相場では負ける事があるのも当然であり』

 負けることに屈せず、損小利大を目指せるトレーダーこそが、

 勝てるトレーダーという事なのやも知れぬのう...。」





『あははっ。SさんとFさんは一時代前風に言うならば...

 「トレードは負ける事があると既に心得たり。

  負けながら嘆かず目指すは損小利大なりけり。

  我ついに負けながら勝つステージ(境地)に到達せしなり。」

 ってな事のかもしれないよな...ジイさん。』





「あははっ。それでは一時代前ではなく、まるで二時代前の

 昭和初期か大正あたりの文豪の物言いのようじゃのう...。」









なーんちゃって。


またまたお話が長くなりました。 m(_ _)m





ではまた来週。



        

トレードと凡事のお話 その248

   投稿日 :17年 07月 02日 15:43

        

2017年も半年が過ぎ7月になりましたが、

今年の夏は「スーパー猛暑」になるそうですね。



■先週(626日から30)の主な出来事や要人発言



先週は、ドルインデックスが96.93で始まり、軟調傾向で推移して

95.39で週の終値になりました。

10年債利回りは週レベルで2.304%に上昇しました。

NY原油先物(WTI)8月限は週レベルで46.04ドルへ上昇しました。

NYダウは週間45.13ドル下落、21349.63ドルで週の取引を終える。



<626()>

日経平均は0.14円高で寄り付き20.68円高で大引け。

サンフランシスコ連銀総裁(講演テキスト)

「緩やかな利上げが金融政策の正常化につながり、

 より長期間で持続可能なペースでの経済成長の維持につながる。

 インフレについてはいくつか特殊な一時的要因が押し下げている。

 しかし、これらの要因は弱まりつつあり米経済の堅調さから、

 来年にはインフレ目標2%に到達すると予想している。

 労働市場については極めて強い。

 経済が安定的な制限速度を超え、加熱するリスクを伴う。

 バランスシートの正常化については年内開始の方針を再確認。

 当初は慎重にゆっくりとスタートする見通し。」

BBC

「英保守党はDUPと合意に達した。」

米耐久財受注速報(5)は市場予想より弱い。

NY時間序盤に米10年債利回りが一時2.12%台へ低下。

報道

「米最高裁判所は大統領の入国禁止令を部分的認める判断を下した。」

報道

「米上院共和党がヘルスケア法案の修正案を発表。」

CBO

「上院共和党の修正案では2026年までに無保険者が2200万人へ。」

ドラギECB総裁

「金利は成長が回復している間は低くなければならない。」

米2年債入札結果

「高落札利回り1.348%、応札倍率3.03倍。」

バーナンキ前FRB議長

「景気回復は拡大する余地がある。

 FRBは二大目標(インフレ・最大雇用)に近い。

 成長は常に十分という事はないというのが米大統領選で示された。

 米有権者の信頼を勝ち取るにはより良い政策が必要。」

NYダウは14ドル高で取引を終える。



<627()>

日経平均は75.77円高で寄り付き71.74円高で大引け。

ドラギECB総裁

「持続的な経済成長を強化することが課題。

 インフレは想定されていた成長の下で一層抑制されている。

 我々の金融政策が機能していることを確信。

 インフレを抑制している要因はすべて一時的なもの。

 刺激策の調整は慎重であるべき。

 デフレ圧力はリフレ圧力に置き換わった。

 緩和の調整も(景気の)改善基調が安全である場合に限り

 徐々にしなければならない。

 かなりの規模の刺激策が引き続き必要。金融政策は継続性が重要。

 世界経済の要因がユーロ圏のインフレに対する重石。

 供給過剰による原油価格の動向を注視。

 インフレはまだ継続的でも自律的でもない。

 世界経済の不透明感は慎重な政策調整を意味する。

 政策スタンスを変更しないために政策の調整はあり得る。」

独債利回りが急上昇。ユーロ買い反応。

サンフランシスコ連銀総裁

「インフレは来年ごろに2%に上昇する見込み。

 米国経済は完全雇用を取り戻しており、それを超える勢いも。

 FOMCは緩やかな刺激策の解除の過程にある。」

BOE金融安定化報告

「銀行の資本バッファーを11月から1%に引き上げる。

 カウンターシクリカル資本バッファーを0.5%に引き上げる。」

カーニー英BOE総裁

「ブレグジットが金融安定へのリスク。

 英総選挙ではブレグジット緊急対応プランを変更せず

 現時点では利上げは望ましくない。」

米上院共和党

「ヘルスケア法案の採決を74日の独立記念日以降に延期する。」

共和党のライアン下院議長

「ヘルスケア法案に関してマコーニル上院院内総務が示した

 共和党案に反対することはない。

 上院は法案を採決の方向に進めると予想。

 時期については言及しない。」

フィラデルフィア連銀総裁

「インフレ抑制要因は一時的なもの。

 2%の目標達成予測を18年初期に後ずれ。

 2017年にもう1回の利上げを支持。

 今年の米成長は平均2.3%を予想。

 バランスシート縮小は年内のどこかで開始する。

 現在のドルは問題ではない。

 ドルは自身の危険リスクのリストでは高い位置にはない。」

フィッシャーFRB副議長

「高い資産価格は将来の不安定リスクにつながる恐れ。

 金融市場の脆弱性は過去に比べ和らいだ。」

米5年債入札では最高落札利回り1.828%、応札倍率2.33倍。

イエレンFRB議長

「銀行システムは非常に強く健全。

 新たな金融危機は排除できないがシステムは格段に安全。

 銀行はショックに耐え得るほど良好。

 我々は物価安定をコミットしている。

 多くが低失業率がインフレを上昇させると信じている。

 緩やかなペースの利上げを明確にしている。

 緩やかなペースの利上げを市場は予想している。

 資産価格は幾分高い。」

報道

「米車販売でローン焦げ付きが急増して1割に迫る。」

NYダウは98ドル安で取引を終える。



<628()>

ミネアポリス連銀総裁

「低インフレのため、先日のFOMCでは反対票を投じた。

 米経済は景気過熱に近づいていない。

 我々は低いインフレを望んでいるがそれは落ち着いたインフレだ。

 バランスシート縮小がどの程度小さいものなのかまだ分からない。」

日経平均は75.89円安で寄り付き94.68円安で大引け。

コンスタンシオECB副総裁

「米国U-6に相当する失業の広義の概念ではユーロ圏失業率は18%。

 経済のたるみが従前の考えよりも大きいこと示す。

 粘り強さが必要との前日のドラギECB総裁の講演終盤の発言が

 正当化されよう。

 インフレ目標達成のために従来からの金融政策を続ける必要。」

SP

「ユーロ圏の2017年成長率見通し2%に上方修正(3月時点1.6%)」

サンフランシスコ連銀総裁

「米国は実質賃金の伸びが生産性上昇ペースを上回っている。

 パートタイム労働比率ここ12年で減少、フルタイム求人が増加。

 労働市場の引き締まりで賃金の伸びが加速する兆候。」

ECB関係筋

「市場はドラギ総裁講演の刺激策について誤解している。」

ユーロ売り反応。

カーニー英BOE総裁

「ある程度の刺激策の解除が必要となる公算。」

EIA週間石油在庫統計では原油在庫が11.8万バレルの増加。

米7年債入札では最高落札利回り2.056%、応札倍率2.46倍。

NYダウは143ドル高で取引を終える。



<629()>


報道

FRBが包括的資本分析(CCAR)の結果を公表し、

 大手34行全ての資本計画を承認。」

日経平均は130.46円高で寄り付き89.89円高で大引け。

マクマスター米大統領補佐官

「北朝鮮は米国を標的にする最も緊迫した脅威。

 大統領から北朝鮮に対して軍事オプションを含めた

 制裁準備の指示を受けた。」

原田日銀審議委員

「日銀の国債購入はデフレ脱却と金利低下が目的。

 需給ギャップと物価の適切化が目的。」

独連銀総裁

「現時点では拡張的金融政策は適切。

 ただ、緩和策の程度の適切さについては意見が異なる。

 従来から述べてきたように国債購入については懐疑的な立場。」

独消費者物価指数速報(6)は予想より強い前月比+0.2%。

米第1四半期GDP確報は予想より強い1.4%

10年債利回りが一時2.29%台へ上昇。

コーン米NEC(国家経済会議)委員長

「ヘルスケア法案で政府と上院は合意できる。

 9月に税制改革のアジェンダに取り組む。

 3%の米成長率はそれほど高い目標ではない。」

ライアン米下院議長

201811日までには新税制で臨みたい。」

セントルイス連銀総裁

「現在の政策金利の水準は適切と再度指摘。

 弱いインフレ指標は2%目標到達に疑問生じさせると再度指摘。

 もしも失業率がさらに低下してもインフレへの影響は小さい。」

ムニューシン米財務長官

「北朝鮮が態度をあらためるまで資金を止める。

 北朝鮮の非道な振る舞いは許容できない。

 北朝鮮への制裁で中国を標的にしていない。

 中国とは建設的な協議を続けている。これからもそれを希望する。

 FRB議長に関してはまだ何も決まっていない。」

ホールデン英BOE委員

「インフレに注意を払う理由は低所得者に甚大な影響を及ぼすため。

 高インフレが定着しないように金利を決める必要がある。」

NYダウは167ドル安で取引を終える。




<630()>

日経平均194.67円安で寄り付き186.87円安で大引け。2万円台維持。

ロンドン時間に米10年債利回りが一時2.29%台へ上昇。

ラウテンシュレーガーECB専務理事

「金融政策の正常化が正当化されよう。

 インフレ上昇の安定した動きはまだ顕在化に至っていない。

 異常に緩和的な政策は望ましくない効果もたらす。

 正常化に向けて準備を。」

クーレECB専務理事

「ユーロ圏の経済状況がまちまちであることが金融政策の課題。

 危機を乗り越えて実質所得の収斂が必要に。」

トランプ大統領(米韓首脳会談後の共同声明)

「北朝鮮のミサイル計画に対し決意を持って対応する必要。

 北朝鮮への忍耐の限度を超えた。

 外交、経済的手段を駆使して対応する。」

原油先物8月限は46.04ドル。

NYダウは62ドル高で取引を終える。





<先週のドル円の概況>

先週のドル円は、週初26日に111.19レベルで始まり、揉み合いなが

らも堅調傾向で推移して、翌27日の東京時間前半に112.07へ上昇し

ました。その後、ロンドン時間前半にかけて111.46へ下押しましたが

その後、ロンドンフックスにかけて112.46へ上昇する展開になりまし

た。その後、112円台半ばから111.83を範囲とする揉み合いが続きま

したが、29日のロンドン時間から上伸してNY時間前半に週高値とな

112.92へ上昇する展開になりました。その後、反落して、30日の

東京時間前半にかけて111.73へ下押しする展開になりました。その後

切り返し、NY時間後半にかけて112.60へ反発して、112.36レベルで

週の取引を終えました。



<先週のユーロドルの概況>

先週のユーロドルは、週初26日に1.1200レベルて始まり小幅な揉み

合いが続きましたが、27日のロンドン時間前半から上伸して、28日の

ロンドン時間序盤にかけて1.1388へ上昇する展開になりました。

その後、NY時間序盤に1.1293へ反落しましたが、その後、再び反発

して、揉み合いながらも堅調傾向で推移して、29日のNY時間後半に

かけて週高値となる1.1445へ上昇する展開になりました。その後、高

値圏で揉み合いが続きましたが、30日のロンドン時間に前半に1.1392

へ反落して、その後、反発して小幅な揉み合いになり1.1426レベルで

週の取引を終えました。







●今週(73日から7)のドル・円・ユーロの注目点



<今週のドル円>

今週のドル円相場は、上昇した場合、まずは30日の高値112.60を巡

る攻防が注目されます。ここを上抜けた場合は先週高でもある29日の

高値112.92、さらに上昇した場合は113.00の「00」ポイント、ここを

上抜けた場合223日の高値113.46から317日の高値113.49

さらに上昇した場合は221日の高値113.78、ここを上抜けた場合は

114.00の「00」ポイントを巡る攻防が注目されます。

一方、下落した場合は、まずは29日のロンドン時間序盤の押し安値の

112.13から112.00の「00」ポイント、ここを下抜けた場合は28日の

安値111.83から30日の安値111.73、さらに下落した場合は27日の

安値111.46から28日のNY時間の押し安値111.35、さらに下落した

場合は21日の安値111.06、ここを下抜けた場合は111.00の「00」ポ

イントから22日の安値110.95、さらに下落した場合は16NY時間

の押し安値110.64を巡る攻防が注目されます。



今週のドル円相場は経済指標では、73日の日銀短観と中国財新製造

PMIと米ISM製造業景況指数、5日の中国財新サービス業PMIと米

製造業新規受注指数と米FOMC議事録要旨、6日の米ADP雇用統計と

米貿易収支と米新規失業保険申請件数と米ISM非製造業景況指数、

7日の米非農業部門雇用者数と米失業率と米平均時給、などが注目され

ます。



先週は米10年債利回りが2.30%台へ上昇するも、ECBBOE総裁か

ら出口戦略を示唆する発言があったことでユーロやポンドが上昇した

ことを背景に相対的にドルが弱含み、ドルインデックスが95.39へ下落

しましたが、ドル円は円安を背景に一時112.92へ上昇する展開になり

ました。

今週の注目の焦点は週末の米雇用統計およびFRBの半期に一度の金融

政策報告とG20首脳会談になりますが、トランプ大統領が米韓首脳会

談後の共同声明で「北朝鮮への忍耐の限度を超えた。」と発言して、

29日にマクマスター米大統領補佐官が「北朝鮮は米国を標的にする最

も緊迫した脅威。大統領から北朝鮮に対して軍事オプションを含めた

制裁準備の支持を受けた。」と発表していることから、68日以降、

ミサイル発射などをしていなかった北朝鮮の挑発行動の再開が懸念さ

れるとともに、もしもそのような行動があった場合には米国の対応が

注目されます。

米雇用統計では、前回は4月分と3月分のNFPが下方修正されてNFP

3か月の平均値は+12.1万人と、20127月以来、約5年ぶり低水

準となっていることもあり今回のNFPの結果が大いに注目されます。





<今週のユーロドル>

今週のユーロドル相場は、上昇した場合は、まずは先週高値でもある

29日と30日の高値1.1445を巡る攻防が注目されます。ここを上抜け

た場合は2016412日の高値1.1465から201656日の高値

1.1480、さらに上昇した場合は1.1500の「00」ポイント、ここを上抜

けた場合201652日の高値1.1536、さらに上昇した場合1.1600

の「00」ポイントを巡る攻防が注目されます。

一方、下落した場合は、まずは1.1400の「00」ポイントを巡る攻防が

注目されます。ここを下抜けた場合は30日の安値1.1392から29日の

NY時間の押し安値1.1386、さらに下落した場合は1.1300の「00」ポ

イントから28日の安値1.1293、ここを下抜けた場合522日の高値

1.1268から521日高値1.1263を巡る攻防が注目されます。



今週のユーロドル相場は経済指標では、73日の欧失業率、4日の欧

生産者物価指数、5日の欧小売売上高、6日の独製造業新規受注とECB

理事会議事要旨、7日の独鉱工業生産、などが注目されますが、対ドル

通貨ペアとして、73日の中国財新製造業PMIと米ISM製造業景況

指数、5日の中国財新サービス業PMIと米製造業新規受注と米FOMC

議事録要旨、6日の米ADP雇用統計と米貿易収支と米新規失業保険申

請件数と米ISM非製造業景況指数、7日の米非農業部門雇用者数と米

失業率と米平均時給、などが注目されます。



先週は、27日にドラギECB総裁が「インフレを抑制している要因はす

べて一時的なもの。(中略) デフレ圧力はリフレ圧力に置き換わった。

緩和の調整も(景気の)改善基調が安全である場合に限り徐々にしなけれ

ばならない。(後略)」と発言して、翌日にECB関係筋が牽制を試みる

も、ユーロドルは週間で200Pips超上昇する展開になりました。

30日にラウテンシュレーガーECB専務理事が「金融政策の正常化が正

当化されよう。(中略) 正常化に向けて準備を。」と発言するも、同日、

クーレECB専務理事が「ユーロ圏の経済状況がまちまちであることが

金融政策の課題。」とも発言していて、ECB要人には微妙な温度差もあ

るようで、今週も引き続き欧州の要人発言が注目されますが、対ドル

通貨ペアとして、週末の米雇用統計が注目されます。








■トレードと凡事のお話 その248



前回からの続きのお話です。



投資苑で有名なアレキサンダー・エルダー博士が

トレードでは当たり前なことこそが大切として、

「投資苑3」の中でこう語っています。



「相場には秘密があります。

 秘密がないということが秘密なのです。」



相場やトレードで秘密ではない「当たり前なこと」とは

いったいぜんたい何なのでしょうか...。



今回は「トレードと凡事」その第二百四十八話です。



それでは、はじまり、はじまり~。^^





『おい、ジイさん。先週はユーロドルがドラギECB総裁の発言に

 27日のロンドン時間から上昇して、そしてポンドや豪ドルなども

 上昇したことから相対的にドル安の状況となったが...、

 米10年債利回りは2.30%台へ上昇するも、ドル円は円安を背景に

 一時112.92へ上昇する展開になったよな...。』



「ふむ。そうであったのう...。溜口剛太郎殿。

 そして、『強いドルストレート』と『弱い円』を背景に、

 クロス円は合成的に強い動きとなって堅調に推移したのう...。」



613日にヒンデンブルク・オーメン2年ぶり発生したことで

 話題になっていたが、NYダウは先週こそ45ドルほど下落するも、

 まだ堅調は維持しているようだし、2017年の今年は7のつく年の

 暴落のアノマリーは杞憂になるのかなぁ...。ジイさん。』



「ふむ...。1987年にブラックマンデー、1997年にアジア通貨危機、

 そして、2007年にBNPバリパショックが起ったことで、

 7のつく年には経済危機のアノマリーがあるとされておるが、

 2017年は今のところ、まだ杞憂と言える状況のようじゃのう...。」



『......。』



「ただ...、『米車販売でローン焦げ付きが急増して1割に迫る。』との

 報道がされていたり、トランプ大統領が30日の米韓首脳会談後の

 共同声明で『北朝鮮への忍耐の限度を超えた。』と発言して、

 その前日の29日にマクマスター米大統領補佐官が

 『北朝鮮は米国を標的にする最も緊迫した脅威。大統領から

 北朝鮮に対して軍事オプションを含めた制裁準備の指示を受けた。』

 と発表していることから、有事の火種も燻っていることで...、

 まだ何も起こっていうちに予想や怯えて売る必要はないけれども、

 過度の楽観をすることなく、いつ何時なにが起こってもよいように

 『治に居て乱を忘れず』は心得ておきたいものじゃのう...。」



『市場では何でも起こり得る、とも言われているからなぁ...。

 さてところで...、ジイさん。今日は何のお話だい?』



「ふむ。そうじゃのう...。今日は先週にペンディングとなっておった

 『サインの強弱のお話』でもさせてもらおうかのう...。」



『宜しい。「サインの強弱の話」とやらを聞いてやろうじゃないか。』



「トレードに際しては、相場の環境認識とも呼ばれる

 (1)『トレンドの状況および方向の認識』

 (2)『ボラティリティ(の大小)の認識』

 (3)『抵抗線(抵抗ゾーン)の位置の認識』

 (4)『ローソク足の状況(プライスアクション)の認識』

 (5)『時間()の認識』など、が大切であるが...

 当然ながら、例えばトレンドにしても、

 強いトレンドや弱いトレンドがあり、いつも同じではなく、

 また、トレードの執行を判断する手法におけるサインにも

 強弱があるものなのじゃのう...。溜口剛太郎殿。」



『手法によっては、「ボリバンの±3σにタッチしたら」、

 「ラインにタッチしたら(あるいは抜けたら)」、

 というものもあるけれど...、

 移動平均線などインジケーターを用いる手法では

 その角度など、サインには強弱があるものだよな...。』



「そして、環境認識や手法には絶対性や確実性は求められなく、

 強いトレンドで、手法において強いサインが示現しても

 ときにダマシとなることがあるものじゃが...、一般論として、

 あまり良くない相場環境で弱いサインでトレードするより、

 より良い相場環境で、かつ強いサインでトレードする方が、

 勝率も高くなり、戦績も向上する傾向があるものでのう...。」



『サインには強弱があり、取捨する必要もあるということか...。』



「ふむ...。ただ、より良い相場環境と強いサインだけを選別すると、

 これはこれで無駄トレードを抑制して良いことではありながら...、

 ときにトレード・チャンスを限定し過ぎてしまう場合も

 あるものなのじゃのう...。溜口剛太郎殿。」



『数多くトレードすればするほど儲かるという事ではないとしても、

 例えば月に1回のトレード・チャンスじゃ困るってもんだぜ...

 トレンドの強さやボラティリティなど相場状況によっては、

 例えば、300Pipsの獲得は難しくても、30Pipsなら行けそう、

 なんて場合もあるだろうからな...。』



「ふむ...。一般にタームを小さくするほどトレードチャンスを得られ

 つまり、小さな時間軸にするほどトレードチャンスは得やすいが、

 また、小さな時間軸にするほどノイズ的な動きにも翻弄されやすく

 どの時間軸(ターム)でトレードするかは、時間軸の性向とともに、

 トレーダー自身の性格や好みや、トレードに取り組める時間や

 口座資金量にもよる所となるのではあるまいか...。」



『トレードの時間が充分に取れない場合など、スイング・タームでの

 トレードという選択肢もある一方、口座の資金量が多ければ、

 例えば、「1ロットで1000Pips 100ロットで10Pips」という、

 スキャル的な思想のトレードもあり得るだろうからな...。』



「ふむ...。トレードは獲得Pips競争ではなく、利益を得るという

 ことでは、パンローリング社の『FXの小鬼たち』に登場する

 フーサイン・ハーネカー氏のトレード・スタイルも肯定されよう。」



『......。』



「ただ、『1ロットで1000Pips 100ロットで10Pips』という

 考え方の基のトレードでは、さらにより一層、

 『より良い相場環境で、かつ強いサインでトレードする』

 ということが重要になってくるのではあるまいかのう...。」



『相場の環境にはより良い状況とそうではない状況があり、また、

 サインには強弱がある故に「環境とサインを取捨する」という事は

 トレードにおいて大切な技術になるんだろうな...。ジイさん。』







なーんちゃって。

またまたお話が長くなりました。 m(_ _)m




ではまた来週。

        

トレードと凡事のお話 その247

   投稿日 :17年 06月 25日 14:26

        

話題の中学生のプロ棋士、藤井聡太四段が公式戦29連勝達成となるか

26日の竜王戦決勝トーナメント1回戦が注目されますね。




■先週(619日から23)の主な出来事や要人発言



先週は、ドルインデックスが96.82で始まり、97.52へ上昇した後に

反落して96.98で週の終値になりました。

10年債利回りは週レベルで2.142%に低下しました。

NY原油先物(WTI)8月限は週レベルで43.01ドルへ低下しました。

NYダウは週間10.48ドル上昇、21394.76ドルで週の取引を終える。



<619()>

報道

「仏議会選、マクロン新党が単独過半数へ。投票率は過去最低。」

日経平均は31円高で寄り付き124円高で大引け。

RBA総裁

「今後数年の豪州の経済成長は力強さを増す可能性が高い。

 世界経済の回復がサポートとなっている。

 鉱業投資については正常な水準への回復がほぼ回復している。」

IMFの日本に対する4条協議

「金融政策は持続的な緩和スタンスを維持するべき。

 日銀はインフレ予測の公表や、買い入れ額への言及中止などを通じ

 コミュニケーションの枠組み強化を。

 インフレ率は中期的にも2%目標を下回る見込み。

 2017年は0.7%、2018年は0.6%と予測する。

 実質実効レートは2015年から2016年にかけて上昇し、

 ファンダメンタルズとの整合性が取れた。

 経済見通しのリスクは下振れ。

 消費税は0.5%か1%ずつ、15%に引き上げを。

 単一税制を維持するべき

 基礎的財政収支は対GDP比で年平均0.5%の改善を。」

ムーディーズ

「豪州の大手4銀行の格付けをAA3からAA2に引き下げる。」

ベルギー中銀総裁

QEの将来について年内に決める必要がある。

 インフレ期待が低過ぎる状態が長期化することはリスク。

 しっかりと安定する必要。、賃金上昇を注視する。」

英財務省

「フォーブス氏に次のMPCメンバーにSilvana Tenreyro氏を指名。」

ロシア国防省

「シリア軍機の撃墜はシリア主権に対する屈折した侵犯。

 今後、シリア上空を飛行する米主導連合軍の航空機を

 標的にする可能性がある。」

NY連銀総裁

「インフレは米金融当局が望ましいとする水準をやや下回っている。

 米経済は完全雇用の極めて近い状況。

 経済の信頼感の水準は非常に非常に高い。

 経済の拡大は長期的に続くと確信している。

 全般的に雇用市場は比較的良好。

 自動化が雇用を奪うとはそれほど警戒していない。

 労働市場の改善に伴い、賃金と共にインフレは加速する。

 現時点で引き締め策を停止すれば、インフレ高進のリスク増大。

 まだ十分に金融環境を引き締めていない。」

フォーブス英BOE委員

「英中銀はインフレ圧力を過小評価している。

 英消費者物価(CPI)は恐らく3%超に上昇。

 CPIの上昇は一時的なポンド安の影響ではない。

 賃金の伸びは拡大が予想される。」

デービス英EU離脱担当相

「離脱交渉は有望なスタートを切った。

 英国はEUの単一市場と関税同盟から離脱し、

 自由貿易協定の締結を要請。

 EUとの関税同盟離脱は大きな利点になる。」

IMF

「通貨危機防止へ資金供給を早くする新協定を導入へ。」

NYダウは144ドル高で取引を終える。史上最高値を更新。



<620()>

シカゴ連銀総裁

2017年の利上げについて、(年内打ち止めを意味する)2回か、

 3回か、4回かはまだわからない。

 現状は非常に緩やかな利上げをサポート。

 これまでのデータから第2四半期GDPは力強い回復が期待される。

 CPIの鈍化は、来週発表されるPCEにとっても良くない前兆。

 2%のインフレターゲットについて強いコミットを示すべき。

 これまでの8年間2%を下回っていることは大きな失敗。

 非常に低い金利についてリスクがないとは言えない。

 バランスシートの縮小に関しては年内の開始が自然な動き。」

日経平均は166円高で寄り付き162円高で大引け。年初来高値更新。

RBA議事録

「経済成長は安定。緩和スタンスを維持。

 コアインフレは依然として低い。

 家計債務の急増を呼んだ住宅市場過熱に慎重なモニタリング必要。

 賃金の伸び鈍化を懸念。豪ドル高は経済の調整を複雑化。」

フィッシャーFRB副議長(講演テキスト)

「いくつかの国で住宅価格は高水準かつ上昇している。

 不良債権は減少しており米国の銀行システムは随分強くなった。

 金融システムの安全のために講ずる措置はまだある。

 住宅価格上昇は長期にわたる低金利が背景。」

カーニー英BOE総裁

「インフレ圧力は抑制、利上げする時ではない。」

スイスSNB総裁

「スイス・フランは引き続きかなり過大評価されている。

 現在の金融政策は必要とされている。

 景気刺激策からの出口については話題にのぼらず。」

英財務相

「金融サービス業界を守ることをEU離脱交渉の中核にする方針。

 金融サービスの分散はEU全体の企業にとってコスト高となる。」

ムニューシン米財務長官

「年内に税制改革を行うことを約束する。

 法人税引き下げなど大規模な税制改革を計画している。

 足元の税収は予想をやや下回っている。

 年後半には税収が回復すると予想。税収については心配してない。

 強いドルはトランプ政権への信任。

 強いドルには輸出などで不利な面も。」

ボストン連銀総裁(講演テキスト)

「低金利は将来の景気後退との戦いに不利。

 低金利は金融による仲介機能や経済にとってリスクとなる。

 低金利は金融の安定にとって不安材料。」

シカゴ連銀総裁

「インフレ率が上昇し2%目標達成することは重要。

 直近のインフレ指標は自身を若干神経質にさせている。

 インフレ圧力は高まる可能性。

 指標を精査し状況改善したか見極める時間はある。

 経済は非常に良好。12月まで待ってそれから判断することも可能。」

ライアン米下院議長

「税制改革を我々は2017年内に達成するだろう。」

トランプ大統領

「北朝鮮問題での中国の取り組みは奏功していない。」

ダラス連銀総裁

「今年のGDP2%前後の成長率を予想している。

 成長が労働市場からスラックを取り除く。

 米国はほぼ完全雇用。インフレは均一性を欠き、活発ではない。

 インフレの兆候増えるまで辛抱強く待つべきだ。

 インフレ鈍化は一時的である証拠を見たい。

 イールドカーブの形状は気掛かり。」

NYダウは61ドル安で取引を終える。



<621()>

報道

MSCIが中国本土人民元建てA株を新興市場指数に組入れと発表。」

日経平均は38円安で寄り付き91円安で大引け。

黒田日銀総裁

「物価動向を引き続き注意深く点検する必要。

 2%目標までには距離があり強力な金融緩和推進が適切に。

 日本の景気の足取りはよりしっかりとしたものに。」

英メディアのバズフィード

「メイ英首相の政策責任者のゴドフリー氏が辞任する見通し。」

ECB経済報告

「中国経済など新興国の経済状況の回復で全般的なリスクは後退。

 トランプ政権の保護主義的な政策が新たなリスクとなっている。」

BBC

「英保守党と英DUPとの協議が続くなかで、

 英DUPは医療とインフレ分野に各10億ポンド追加支出を要求。」

ホールデン英BOE政策委員(これまで金利据え置きを主張)

「年後半には刺激策の一部解除が望ましい。」

EIA週間石油在庫統計では原油在庫が245.1万バレルの減少。

ライアン米下院議長

「経済成長達成のため税制改革の重要な部分は恒久化される必要。

 税制改革の一部は暫定的になる可能性。

 まだ、詳細は決定されていない。」

フィラデルフィア連銀総裁

9月のバランスシート縮小開始の可能性を見込む。

 インフレが鈍化するようであれば望まない。

 バランスシート縮小開始時は利上げの一時停止を望ましい。」

報道「仏4閣僚が辞任へ。」

NYダウは57ドル安で取引を終える。



<622()>

RBNZ声明

「政策は相当な期間緩和的。

 多くの不確実性が残り政策は調整が必要な可能性。

 通貨安は成長見通しの均衡を支援。

 実効為替レートは5月以来、3%上昇。成長見通しはポジティブ。

 一時的な要因がインフレを押し上げている。

 長期のインフレ見通しは引き続き安定。

 インフレの総合指数に一部ばらつきが見られる。

 直近の予算変更が成長を支援するだろう。

 2017年の予算は成長を支援。」

日経平均は15円高で寄り付き28円安で大引け。

マクロン大統領

「ユーロ圏はより強力な結びつきが必要。

 ユーロ圏の統一予算が必要。」

岩田日銀副総裁

「国債買入の目途は外さない方が良い。

 インフレ目標達成に向けて必要。」

ECB経済報告

「金融政策は引き続き緩和的。

 世界経済の回復は緩やかな加速を予想。

 米国の経済活動は強含むこと想定。

 英国の実質GDP成長の短期見通しは抑制。

 日本では緩和政策が景気拡大を引き続き下支え。

 中国経済は堅調なペースでの拡大を見込む。

 商品市況は足元で軟調。世界的にインフレ上昇は鈍る傾向に。

 ユーロ相場は貿易加重ベースで3月初頭から2.5%上昇。

 ユーロ圏経済成長は主に内需中心にモメンタム上昇。

 基調インフレには依然として強い上昇のサインみられず。

 ユーロ圏の賃金上昇は引き続き低調。

 HICPは予想ほどの伸びを示していない。

 世界的に政策面での不透明感は増大している。

 ここ数年、地政学リスクの緊張が成長への主要な下方リスク。」

DUP議員

「保守党との閣外協力交渉は29日までの合意の可能性が高い。」

米上院共和党がまとめたヘルスケア法案

「医療保険市場の安定化へ4年間で500億ドルの予算を充当。

 2019年までコスト負担補助金を設ける。」

セントルイス総裁

「再来年までに3%の政策金利の見通しは不必要にアグレッシブ。

 バランスシート縮小開始は早く始めるべき。

 最近の指標は広範囲でのインフレ鈍化を示している。」

USTR代表

「日米の2国間貿易交渉の準備は整っていない。

 日本との2国間貿易合意が成立するとは言えない。

 中国との自由貿易交渉は極めて可能性が低い。

 8月17日にもNAFTA交渉を始める意向。

 米国はTPPに戻るつもりはない。」

FRBのパウエル理事

「ボルカールールは削除や緩和の余地がある。

 ボルカールールの改善に向け同ルールを管轄する4当局とともに

 取り組んでいきたい。」

FRB

「大手銀行のストレステストでは34行全てが経済的なショックに

 耐える能力がある。」

NYダウは12ドル安で取引を終える。



<623()>

日経平均は42円高で寄り付き22円高で大引け。

EU大統領

「メイ英首相のEU市民在住権の提案は期待に届かず。」

セントルイス総裁

「インフレとインフレ期待は下向きのサプライズ。

 FOMCは経済動向を見極め様子見が可能。

 現行の政策金利は適正水準。

 保有資産の正常化は5年以上を要する可能性。

 イールドカーブは著しくフラット化している。

 アマゾンデフレ(ホールフーズ買収)の見方は恐らく大袈裟な可能性。

 株式市場にバブル発生しているかは不明。

 我々は低金利、低インフレの環境下にいる。

 インフレ率は2018年末までに2%の目標に上昇へ。

 バランスシート縮小は9月開始の可能性。

 選択肢はオープンにしておくべき。

 バランスシート縮小は利上げなしの会合に開始可能。」

クリーブランド連銀総裁

「経済のファンダメンタルズの基調は非常に良好。

 段階的に緩和政策を解除すべき時。

 FRBは米経済を減速させるために利上げを行っていない。

 最近のインフレ指標で自身の見方は変わっていない。

 インフレは緩やかに上昇して行く。

 年内のバランスシート縮小開始を支持。」

NYダウは2ドル安で取引を終える。





<先週のドル円の概況>

先週のドル円は、週初19日に110.91レベルで始まり、揉み合いなが

らも堅調傾向で推移して20日のロンドン時間に週高値となる111.78

へ上昇する展開になりました。その後、21日のロンドン時間にかけて

111.06へ反落しましたが、NY時間前半に111.74へ反発する展開にな

りました。その後、22日の東京時間にかけて110.95へ反落した後に

NY時間にかけて111.44へ反発しましたが、その後、揉み合いとなっ

111.28レベルで週の取引を終えました。



<先週のユーロドルの概況>

先週のユーロドルは、週初19日に1.1209レベルで始まり、揉み合い

を経た後にロンドン時間に週高値となる1.1212へ上昇しましたが、

その後、NY時間近くから反落して20日のオセアニア時間にかけて

1.1141へ下落する展開になりました。その後、ロンドン時間序盤に

1.1165へ反発しましたが、NY時間後半にかけて週安値となる1.1118

へ下落する展開になりました。その後、切り返して、22日のロンドン

時間序盤に1.1178へ上昇しましたが、その後、NY時間後半にかけて

1.1139へ下押す展開になりました。その後、再び反発して、23日の

NY時間序盤にかけて1.1209へ上昇しましたが、その後、小幅な揉み

合いとなって1.1193レベルで週の取引を終えました。






●今週(626日から630)のドル・円・ユーロの注目点



<今週のドル円>

今週のドル円相場は、上昇した場合、まずは22NY時間の戻り高値

111.44を巡る攻防が注目されます。ここを上抜けた場合は21日の高値

11.74から先週高値でもある20日の高値111.78、さらに上昇した場合

112.00の「00」ポイント、ここを上抜けた場合は524日の高値の

112.12から331日の高値112.19、さらに上昇した場合は217

の安値112.61を巡る攻防が注目されます。

一方、下落した場合、まずは22日のNY時間の押し安値111.07から

111.00の「00」ポイントを巡る攻防が注目されます。ここを下抜けた

場合は22日の安値110.95から19日のNY時間の押し安値110.91

さらに下落した場合は16日安値110.64、ここを下抜けた場合は14

の高値110.34、さらに下落した場合は110.00の「00」ポイントを巡る

攻防が注目されます。



今週のドル円相場は経済指標及び要人発言では、26日の米耐久財受注

27日の米ケースシラー住宅価格指数と米消費者信頼感指数とリッチモ

ンド連銀製造業指数とイエレンFRB議長の講演、28日の米中古住宅販

売成約、29日の米第1四半期GDP確報と米第1四半期個人消費確報

と米第1四半期GDPデフレータ確報と米第1四半期コアPCEデフレ

ータ確報と米新規失業保険申請件数、30日の日全国消費者物価指数と

日失業率と日鉱工業生産速報と中国製造業PMIと中国非製造業PMI

米個人所得と米個人消費支出と米コアPCEデフレータとシカゴ購買部

協会景気指数とミシガン大学消費者信頼感指数確報、などが注目され

ます。



先週のドル円は、110円台後半から111円台後半を範囲とするレンジ

相場になりましたが、中立派のダラス連銀総裁が追加利上げに慎重姿

勢を示すなど見解に変化も見られ、FOMCでは政策の正常化の道筋が

示されるも、コアCPIが前年比で4ヵ月連続で鈍化していることもあ

って、金利先物市場での金利見通しは年内据え置きが50%超となり、

FRBが年内にもう一度利上げをするのか、あるいは据え置きとなるの

か、市場観測は二分している状況のようです。


今週は27日深夜のイエレンFRB議長の発言が注目されますとともに

米税制改革への関門となるヘルスケア法案を米上院が採決する可能性

が指摘されていることから、議員間で賛否が拮抗している状況でその

結果が注目されます。





<今週のユーロドル>

今週のユーロドル相場は、上昇した場合は、まずは23日の高値1.1209

から先週高値でもある19日高値1.1212を巡る攻防が注目されます。

ここを上抜けた場合は15日の東京時間の戻り高値1.1228から12日の

高値1.1232、さらに上昇した場合は8日の高値1.1269、ここを上抜け

た場合は7日の高値1.1282から14日のFOMC後の高値1.1289、さら

に上昇した場合は14日高値1.1295から1.1300の「00」ポイント、

ここを上抜けた場合201698日の高値1.1327を巡る攻防が注目

されます。

一方、下落した場合は、まずは22日の高値1.1178から23日ロンドン

時間の押し安値1.1161を巡る攻防が注目されます。ここを下抜けた場

合は22日の安値1.1139、さらに下落した場合は先週安値でもある20

日の安値1.1118、ここを下抜けた場合は1.1100の「00」ポイント、

さらに下落した場合は518日の安値1.1075を巡る攻防が注目され

ます。



今週のユーロドル相場は経済指標では、26日の独IFO景況感指数、

29日の独消費者物価指数速報、30日の独失業者数と独失業率と欧消費

者物価指数速報、などが注目されますが、対ドル通貨ペアとして、

26日の米耐久財受注27日の米ケースシラー住宅価格指数と米消費者信

頼感指数とリッチモンド連銀製造業指数とイエレンFRB議長の講演、

28日の米中古住宅販売成約、29日の米第1四半期GDP確報と米第1

四半期個人消費確報と米第1四半期GDPデフレータ確報と米第1四半

期コアPCEデフレータ確報と米新規失業保険申請件数、30日の中国製

造業PMIと中国非製造業PMIと米個人所得と米個人消費支出と米コア

PCEデフレータとシカゴ購買部協会景気指数とミシガン大学消費者信

頼感指数確報、などが注目されます。



先週のユーロドルは、仏下院選挙でマクロン新党が大勝するも週間で

16Pips程下げて、下へ「行って来い」のレンジ性の相場展開になり、

20日時点でのIMM通貨先物ポジションでは34201枚の大幅な買い越

し減となりました。

今週初はイタリア政府によるベネトバンカなど中小2行の破綻処理に

対する市場反応が注目されますが、対ドル通貨ペアとして、27日深夜

のイエレンFRB議長の発言が注目されますとともに、30日の欧消費者

物価指数速報などが焦点になりそうです。








■トレードと凡事のお話 その247



前回からの続きのお話です。



投資苑で有名なアレキサンダー・エルダー博士が

トレードでは当たり前なことこそが大切として、

「投資苑3」の中でこう語っています。



「相場には秘密があります。

 秘密がないということが秘密なのです。」



相場やトレードで秘密ではない「当たり前なこと」とは

いったいぜんたい何なのでしょうか...。



今回は「トレードと凡事」その第二百四十七話です。



それでは、はじまり、はじまり~。^^





『おい、ジイさん。先週のドル円はレンジ幅100Pips程の揉み合いで

 ユーロドルも週間100Pips程の下へ「行って来い」相場だったな。』



「ふむ。そうであったのう...。溜口剛太郎殿。

 先日のFOMCでは政策の正常化の道筋が示されるも、

 コアCPIが前年比で4ヵ月連続で鈍化していることもあって、

 金利先物市場での金利見通しは年内据え置きが50%超となり、

 FRBが年内にもう一度利上げをするのか、据え置きとなるのか...

 市場観測は二分している状況のようじゃのう...。」



『なんか煮え切らない相場といった印象もあるが...、

 今週はどんな相場展開になるのかねぇ...。ジイさん。』



「引き続き米重要経済指標が注目されるが、

 27日深夜のイエレンFRB議長の発言が注目されるとともに

 米税制改革への関門となるヘルスケア法案を米上院が採決する

 可能性が指摘されていることから、その結果が注目されよう...。

 次第によっては動意づく場合もあるやもしれぬのう...。」



『ヘルスケア法案では米共和党から3人以上の造反が出れば

 可決できないとも言われているようでどうなるのかなぁ...。

 さてところで...、ジイさん。今日は何のお話だい?』



「ふむ。そうじゃのう...。今日は『サインの強弱のお話』でも

 させてもらおうと思っておったのじゃが...、

 中学生のプロ棋士、藤井聡太四段が公式戦29連勝達成となるか、

 話題となっておるようで、今日は将棋にちなみ、

 『最善手のお話』でもさせてもらうとしようかのう...。」



『あははっ。そういえばジイさんは将棋のアマ五段だったよな...。

 よろしい。「最善手のお話」とやらを聞いてやろうじゃないか。』



「ジイは確かに日本将棋連盟のアマ五段の免状こそは持ってはおるも

 今は将棋から遠ざかっており実力はアマ初段といったところじゃが

 将棋には序盤の戦法の骨格が決まった後からはこれこそ最善という

 『最善手』があるとされておるのじゃのう...。溜口剛太郎殿。」



『将棋の初手は30通りで、指し手の最多局面では持ち駒の使用も含め

 ルール上の合法手がなんと593通りもあるそうだけど、

 これらの中から「最善手」を探すのは大変なことだよな...。』



「ふむ...。もちろん将棋のプロとて一局の平均手数115手において

 常に『最善手』を指し続けることは事実上不可能で、

 将棋では『悪手なくば勝つ』とも言われておるのじゃが...、

 ただ、将棋の局面において『絶対正解が存在している』という事は

 将棋はやがて数理的な完全解明がされるのやもしれぬのう...。」



80115乗の可能性の完全解明か...。興味深い棋譜となると思うが

 創造性の否定にもなりそうで少し寂しい気もするよな...。』



「ところで、トレードでは、その局面においての判断の選択肢は

 『買う』、『売る』、『待つ(見送る)』、のわずか3手であるが...

 後付け的に過去チャートを観ると『ここで買って、ここで売って』

 そして『ここでは耐えて』、『ここでは一旦、反対売買で利確して』、

 『ここでは再エントリーして』、『ここでは逆張りで入って』など、

 『絶対正解が存在しているかのように思える』ものじゃが...、

 過去チャートではない未来が未確定の現在進行形の動的チャートで

 『最善手』を常に100%判断する事はどんなに数理を駆使しても

 事実上、ほとんど不可能に近いことなのではあるまいかのう...。

 つまり、相場には『唯一無二の絶対正解』というものは

 存在していない、ということではあるまいか...。溜口剛太郎殿。」



『「ここで買って、ここで売って」てな事は、所詮、後付け講釈であり

 動いているリアル相場で全て100%正解し続ける事は不可能だろう。

 後付け講釈師には「じゃぁ、実際にトレードして見せてください。」

 と言ってやればよいのさ...。途端に化けの皮が剥がれるだろうよ。』



「相場の環境認識をして、手法に従って得れる結果や結論は、

 エッジという名の確率的に優位性のある可能性までであり、

 決して『絶対正解』という事ではないのじゃのう...。」



『......。』



「言葉を換えれば、トレードにおいて聖杯は存在していない故に

 手法には『確度の臨界』というものがあり、たとえば勝率80%でも

 100回のトレードで手法とおり執行しても20回は負けるという事で

 『負けることもある事を容認して』、損切りも駆使する必要がある、

 ということなのじゃのう...。溜口剛太郎殿。」



『......!』



「確かに明らかな判断ミスを犯してしまうという場合もあるが...。

 ともすると、常に絶対正解のあった学問に慣れ親しんだ我々は

 『負けたトレードには負けた理由が必ずある』と思い込みがちで、

 負けトレードのたびに修正を加えようとしたり、

 あるいは新たな別の手法へ変遷をしていく人がいるが、これは

 『トレードは確率的思考で臨むもの』という事が理解できていない

 ということになる場合もあるのじゃのう...。溜口剛太郎殿。」



『期せずして、いつのまにか絶対の聖杯を求めてしまっている、

 ということなんだろうけど...、「なぜ負けたんだろう。」と

 負けるたびに手法に修正を加えたり別の手法に変遷していては、

 確かにトレードの一貫性もあったものではないよな...。

 トレードの手法には本来的に『確度の臨界』というものがあり、

 負けたトレードはダメなトレードということではなく、

 確率的思考で臨むトレードでは「負けることもある事を容認して」

 ときに損切りも技術として駆使しながら、トレードは勝ち負け

 トータル収支で勝ちを目指すべきものなんだろうな...。』







なーんちゃって。

またまたお話が長くなりました。 m(_ _)m




ではまた来週。