■押し目は買われるものの、レンジ&三角持ち合いの兆しも

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今週のドル円はいつも以上に神経質な
展開を予想しおり、以下の材料に注目しています。

・FRB高官発言に警戒 

・NY株式市場が2度目の調整に突入!?

・WTI原油が大台割れで世界的な景気減速なのか

・G20サミットで米中通商協議に進展があるのか

■まず、これまでFRB高官は米景気に対して、
絶対的な自信を示していたものの、

米中通商問題を皮切りに、

西側諸国の問題や中東の地政学リスクと様々な
リスクが表面化してきました。

そのことから世界的な景気減速が囁かれ始めました。


特にFRB副議長を務めるクラリダ氏から
金融政策に際して世界の経済成長を
考慮に入れる必要があるとの

ハト派的な発言をきっかけにパウエルFRB議長も
歩調合せるかのごとく、

海外の需要鈍化や米財政刺激策の減退を
指摘し始めました。

■そのことから来年の追加利上げに
対する打ち止め説が浮上しました。

また、市場はこれまで以上に
高官発言には過剰反応する可能性が
でてきています。


今週は、27日(火)に
カンザス・アトランタ・シカゴ連銀の討論会、

そしてクラリダ副議長の講演、28日(水)には
パウエル議長の講演があるので警戒したいです。

もし、ハト派的な発言が飛び出すようであれば、
ネガティブサプライズとなり

ドル円相場の大幅調整の可能性もあるとみています。

■次に、週末のNY株式市場が先週末下落したことで、
直近安値10月の24122ドルが射程圏に入りました。

また、これを下抜けることで今年の
安値23344ドルも視野に入っているので、
大幅調整の可能性もでてきました。

この最近の株安の材料は、
WTI原油先物の下落と関連しています。

エネルギー関連株が大きく売られているのと、
新型iPhoneの売上げが伸びていない状況が
材料になっているようです。


もし株価が大幅調整するのであれば、
これまでの金融政策の変更も
余儀なくされる可能性もあるのではないかとみています。

今後の原油価格の動向と併せてみていきたいと思います。

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■最後に、これまでいつでも材料のメインにいた
米中通商問題がついに、
G20サミットで明らかになるときがきました。

進展に対する期待感もありますが、
それと同時に両国の温度差がどれだけあるのか・・

少なくても米国側には「妥協」や「歩み寄る」と
言う文字は存在しないと思います。

これをきっかけに「米国の勝利」を
勝ち取るこだわりを見せてくるとおもいます。


しかし、中国も国内の景気減速が囁かれている中では、

何らかの進展をさせたい思惑があるのと同時に
裏では「覇権」も狙っているのは間違いなくあります。

故にこの問題は「覇権」に対する一通過点にしかなく、
妥協が弱者だと思っていないはず、
最終的に勝つことが彼ら(中国)の思惑であると考えます。

相場的には進展の有無で展開が
変化するのは間違いありません。

■ただ最近の通貨市場の動きはリスクオフで
米ドルを選好する動きです。

日本円が選択されていないのが現状です。

もし、この米ドル高が継続されるのであれば、
次なる射程は「日本」ではないかとみています。

これまでの異常ともいえる金融政策や巨額の
対米貿易黒字を見逃すわけもなく、

来年からはじまる「TAG」に更に「為替」を
絡めてくる可能性はあるのではないかとみています。

■最後にドル円のテクニカル面です。

今週も113円台が改めて重く感じる
可能性が出てきています。

広くチャートを見れば底値切り上げの綺麗な
上昇トレンドの渦中にいると判断できますが、

10月の114.50円トップに見れば

三角持合いとも受け取れる動きになっています。


スウィング戦略としては、113.50円レベルに
売り指値を意識し、

下方へ抜けるポイントちしては、
先週安値112.31円水準とみています。

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