雇用統計のポイントと今週のテクニカル面での戦略について

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トレードタイムです。

■先週のドル円は、29日の北朝鮮による新型とみられる
弾道ミサイル発射実験により一時、111円を割れる場面があったものの、
断続的に押し目買いとみた機関投資家のドル買いや
米税制改革の進展によって、株高からリスク選好の展開となっています。

その後、ロシアゲート問題が浮上し下げたものの、112円ミドルを
キープして終了しています。

■好材料が多い中でも「不安材料」はないのか?

期待先行の米株式市場も、いよいよ米税制改革が年内成立に
向けてクライマックスになっています。

上院でも可決で進展し、ムードとしては最高潮の12月を迎えています。

しかし、そんな中でも気がかりな材料をあげてみます。

1:上院や下院で可決した税制改革の内容に若干のズレがあり、
今後そのズレの修正になり再度、可決させる方向になるので、油断を許さない点

2:経済指標においては、米GDPをはじめ好調が目立つものの、
肝心なインフレ指標が追従していない点

■今週末の雇用統計の「平均時給」に注目

インフレ兆候がみられないまま、金融引き締め路線を引き継ぐ、
次期FRBパウエル議長の舵取りの難しさ故に、その動向次第では、
緩やかな利上げ路線の変更もありえます。

その意味でも低インフレを象徴する平均時給の結果にも注目です。

未だ前年比ベースでは3.0%上昇には届かずの状況が継続するのであれば、
米CPI(消費者物価指数)にも陰りが出始め、その流れから株式市場にも
影響が出始めるのではないかとみています。

■IMMの円売りポジションは前週比からは若干
減少しているものの、依然として高水準にあります。

上記の懸念材料次第では、ポジションも一気に解消する恐れもあるので注目です。

ドル円の日足では、移動平均50日線(1日現在:112.81円)が上値抵抗に、
下値抵抗としては100日線(1日現在:111.58円)となっているので、
この辺りも注目してトレードしたいと考えています。

■目先のテクニカル面では・・・、

中期トレンドを示す週足の平均足(改良版)は、陰線継続中で、
大きな戻り場面では売り優勢となっています。

しかし、日足ベースは陽線継続で買い優勢で、短い足で「押し目」を
拾う展開が続いていますが、結局のところ、安値レベルでの買いは
機能する流れが続いていますが、オシレータが買われ過ぎのレベルでは利食い、
または新規売り、そして下げた場面では買いのレンジ相場独特の動きが続きそうです。

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今週のポイント&ドルインデックスは「ダマシ」でユーロ高に

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■先週は、FOMCの議事録の内容や米株式市場の下落、
そして米10月耐久財受注の下振れにより、米長期金利の低下を
招き、ドル円も9月20日以来の111円台前半をつける
展開となりました。

また、週後半は日本の休日や感謝祭が重なり、市場参会者が
少なく商いは低調となりました。

結局、111円ミドルで終了しています。

■今週のポイントは
今週は期待されている「米税制改革の行方」の動向や
米7-9月期GDP(改定値)に注目が集まります。

特に、トランプ大統領が早速、28日に開く昼食会で法人税率の
大幅引き下げに関する協議を発表しているので何らかの
手がかりが出ると思います。

特に、下院は可決しているものの、今月中に上院は
可決したい意向が見受けられます。

しかし、上院での定数が僅かしか上回っておらず、仮に
造反する議員がいるとすれば可決が難航する恐れもあるので、
未だ微妙な情勢であるとみています。
それを踏まえると、最近の長期金利の低下は
先読みし始めているのではないかとみています。


■ドルインデックスは「テクニカル上のダマシ」

その米ドルの強さを示す、ドルインデックスの動きは、
下落トレンドもしくは持ち合いのゾーンへと変化しつつあります。

日足をみると「逆三尊」を形成して、10月27日には95.00まで
上昇したものの、先週から一気に急落しています。

特に、移動平均50日線に注目しているのですが、9月の終わりに
一度、この50日線を上抜け、その後もこの50日線がサポートと
して作用していましたが、今週そのサポートをあっさり
下抜ける展開となりました。

つまり、この「逆三尊」はダマシになってしまったと言え、
米ドルの不安要素がチャートに残り、12月を迎えます。


■ドル円も「50日線」が重要なライン

ドル円においても、この移動平均50日線が重要で
あったことがわかります。

先々週末、この50日線を下回り、更に先週の月曜日と火曜日の
高値がこの50日線のレジスタンスとなっていることがわかります。
112円が押し目の最安値とみた機関投資家のストップを
招き、水曜日の急落に繋がっています。

つまり、この50日線は最近の重要なラインであることがわかります。


■一方、ユーロドルにもこの「50日線」が当てはまります。

春先から、テーパリングをキーワードに上昇トレンドが著しい
ユーロドルのチャートは、一旦、9月の終わりにこの
50日線を下回りました。

下抜けたことで、この「50日線」が
反対にレジスタンスに変わり、先週このレジスタンスを上抜け、
サイド上昇トレンド再開の見方をしています。

むしろ、日足チャートでは「三尊天井」の見方が有力でしたが、
先週の上昇によって、これが「ダマシ」になった可能性が高いとみています。

最後に、ドル円においては戻り待ちになる可能性が高いので、
安易に押し目買いは禁物だと見ています。


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ドル円:押し目買いと114円ミドル越での逆指し買いの両面で対応

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■今週の目玉となるのは、トランプ大統領によるアジア歴訪が
メインになると思います。

特に、北朝鮮に対する圧力、軍事的オプションに対する発言を含め、
やや警戒感は増幅するとみています。

また、そのトランプ大統領の動きを横目に北朝鮮の動き
にも注目したいです。

そんな地政学リスクがある中で、高騰続ける株式にも
ブレーキがかかる可能性もありそうです。

■30年ぶりの税制大改革によって、国際的な税率引き下げ競争が
激化する可能性があることから、これまでの「米株高=日本株高」と
いった方程式も崩れる恐れもあるとみています。
これまでは、米株高が世界的な株高の材料になっていました。

しかし、今後は、この急低下する税率を横目に、日本を
含めた先進国もこの対応策に迫られることに・・

更に米国で稼ぎ出した資金を持ち出す際の大幅な課税も
ありえるだけに、日本国内の企業業績にも悪影響が予想されます。

結果的には、米国第一主義がこの大幅減税改革によって、世界的な
貿易構造も変化する可能性と為替ヘッジも今まで以上に
必要になるのではないかとみています。


これは、今週限定の材料ではないので、年末から来年にかけて
警戒する材料になるので、頭の片隅に残しておきたいです。


■ドル円に関しては・・・、

シカゴIMM日本円に関しても、先週同様、大口投機玉はネットで
11万8,869枚に売り越しで更に拡大しています。
売られすぎに注意が必要な水準です。

目先のテクニカル面では、週足、日足共に中期上昇トレンドを

継続中で、押し目買い優勢で回転を効かすようなイメージでみています。

目途は、日足チャートでは、今年5月と7月の114円ミドルが
抵抗になりそうで、この水準では利食い売りも出てきそうなレベルです。

但し、終値ベースで114円ミドルを超えた場合は、節目の
115円がターゲットとなるため、予め逆指値での買いも優勢になりそでうす。

もちろん、押し目いも優勢でその場合は、113円後半の水準で、
段階的にポジションを分散する考えです。

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下値の目処は先週安値レベル。ここを終値ベースで割り込むと調整が加速する可能性も

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■今週は、クロス円が予想以上に重い展開になることも
想定しておく

先週は、連騰続ける株式市場を背景としたリスク選好の展開で
ドル円相場も114円台に突入しました。
また、注目されていた米7-9月期GDPの結果、予想値(+2.5%)を
上回る3.0%、そして期待されている税制改革の進展を
横目にドル円の押し目が拾われていました。

先週の米7-9月期のGDPや日米の株式市場をみれば、リスク選好の
環境から年末に向けて押し目買いが正攻法と思っています。

しかし、死角が無いとき時こそ、警戒レベルを上げなければ、
足元をすくわれるのも相場です。

■ここにきて、カタルーニャ独立宣言を背景に
政治リスクが台頭しました。

このことは、昨年の英国のEU離脱の流れを継承し、世界的にも
保護主義色が強まりつつあります。
少し前に言われた「グローバリゼーション」が
何か懐かしく感じるほどです。

世界同時好況時代などといった世界観はいつの間にか
消え去りつつあり、これまでの機関や機構も見直す時代に
突入し、世界的に所得格差が再び広がりつつある
のではないかとみています。

つまり、こういった独立宣言的なものは、伝染病のように
世界的に蔓延する恐れすらあり、結果的には、「政治危機」に
発展し、市場の流れとしては「リスク回避」に繋がる
可能性もあるので、その意味ではクロス円は
これから警戒したいです。

■IMM日本円の円売りポジションをみると17.6万枚で依然として
10年ぶりの高水準になっています。

また、売り越し幅にしても、12万枚弱で非常に高水準に
なっていることも警戒しています。

北朝鮮リスクも忘れてはいけない・・・

特に、11月初めのトランプ大統領の訪日の際に、北朝鮮の
核問題やミサイル、そして拉致問題まで議題にすることで、圧力強化を
求める方針とみているので、北朝鮮も軍事行動に出る可能性も
否めないとみています。つまり、トランプ大統領の来日に合わせて、
弾道ミサイルを放つ可能性もあるので、警戒レベルを
今まで以上に上げる必要がありそうです。

■テクニカル面では・・・

週末時点の日足は、上髭陰線が出ています。

これにより、一旦は売り優勢になる可能性があります。

下値の目処としては、先週の安値近辺、「113.20円」。

これを割れるようであれば、112円前半もあるので、利食いや
ロスカットの値幅を狭めて商いをこなしたいと考えています。

特に週末には雇用統計も控えているので、週末までに
ポジションはスクウェアにしたいです。

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記録ラッシュが続く株式市場の死角も考慮しながら押し目を拾う展開

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■記録ラッシュの株式市場に死角はあるのか?
記録的な株高が続く、日米の株式相場は、「押し目待ちに
押し目なし」の格言に相応しい上昇トレンドとなっています。

・日経平均株価・・・57年ぶりの記録タイとなる14連騰(週末時点)
・米株式主要3指数・・・史上最高値更新ラッシュ

株高という点でみれば「リスク選好」から円を売って、ドルを
買う動きは否定できません。

しかし、こういった記録づくめの裏を考えるのが、相場であり、
投資家の欲でもあります。

つまり、この記録的な株高がどこかのタイミングでクラッシュする
可能性も僅かながらあることを念頭におきたいと考えています。

特に史上最高値を続ける米株式市場に死角とも言える材料は
以下のものだと考えています。

・メキシコ国境の壁
・ヘルスケア問題
・ハリケーン被災地救援


■先週末、米上院で予算案が可決したことは確かに大きな
前進であり、スタートしたと思います。

しかし、上記材料は党派間の論争は年末に向け更に強まる
見通しであり、歳出法案の協議の先行きにおいても暗雲が
生じはじめています。

また、12月9日以降の政府機関閉鎖回避もあるが故に、
予断を許さない状況となっています。

特にトランプ政権に代わり、最初の1年での成果が上げられないと
いう可能性も浮上し、来年の中間選挙にも影響がありそうです。

この歳出問題が多くの時間を費やすようであれば、税制改革を年内に
実施する時間は少なくなるので、更に不透明感も
増すので注意は必要です。


■次期FRB議長にも注目!

そんな不安定な材料がある中で、FRB時期議長も今週内には
決定する見通しです。

パウエルFRB理事かテイラー教授のどちらかが選出される
見通しのようです。もしパウエルFRB理事が選出される
ようであれば、イエレン議長の流れを引き継ぐ格好になりそうです。

その意味では、慎重な追加利上げが想定できそうです。
しかし、テイラー教授になるようであれば、タカ派よりの
イメージが強く、来年度の追加利上げと資産縮小を加速する
可能性があり、一時的にはドル高になるものの、その歪みには
警戒が必要になりそうです。


■為替市場ではIMM日本円のポジションは高水準!

週末の日足上では、大陽線で買い優勢の展開の中、衆院選で与党が
2/3を維持したことで、リスク選好となり、本日は窓をあけて
スタートしています。

テクニカル面での上値のターゲットは、5月と7月の114円
ミドルとなっています。

引値ベースで超えるようであれば、115円の節目も視野に
入れる必要がありそうです。

しかし、この5月からのレンジを抜けるには、もう一つ大きな
インパクトある材料が必要であるとみています。

また、引き続きIMM日本円のポジションは買い越し残高が
10万枚を超え高水準になっているので、高値追いには警戒しながら
短い足で安値を拾いながら早い回転売買が優勢になりそうです。

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IMM日本円ポジションは再び「大幅売り越し」&米CPIの低調は来年の利上げに影響

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■今週は、17日から米韓軍事共同演習に入ることや18日の
中国共産党大会が開催されることから北朝鮮のミサイル発射も
視野に入ることで、地政学リスクがドルの上値を更に
重くすると予想しています。

もし、北朝鮮がミサイル発射を実行するようであれば、
偶発的な衝突も引き起こす可能性があるので、
その動向には警戒したいです。

更に、トランプ大統領はイラン戦略で欠く合意不支持を
表明していることでもわかるように、北朝鮮の核保有を
意識した行動にようにも見えるので、その点においても、
更に地政学リスクは強大なものに発展する恐れが
あるとみています。

また、気がかりなのが先週末の米9月消費者物価指数
(CPI)の低調ぶりの数字です。

予想値0.2%を下回る0.1%という結果には、やはり
低インフレが長期化することが裏付けられたのでは
ないかとみています。そのことは、FRBのメンバーの
中でも意識され始め、結果的にはFOMC議事録
でもみてのとおりです。

仮に12月の利上げは、既に相場には織り込み済みで、
来年の3回の利上げ見通しは暗雲が出始めていると
思っています。

その意味では、ドルインデックスもチャート上では
三尊形成しかけていますが、それも底割れする
可能性があるとみています。

■一方、IMM日本円のIMM日本円の大口投機玉は
ネットで101,419枚の売り越しになり、再び
売られすぎ感が台頭しています。

また、日本円の売り持ち高に関しては、2014年以降
3年ぶりの高水準になっています。その意味でも、
この水準では散発的に利食い売りも出やすいと思っています。

■最後に、ドル円のテクニカルです。

日足ベースの平均足(改良版)が陰線継続の中、上値が
重くなっている状況です。

また、今月10日の安値111.98円を割り込んだことで、
更に調整が入る可能性があるとみています。

下値の目処としては、75日線(13日引値ベース:111.16円)や
100日線(同111.10円)に集中していることから、
111円をキープできるかが最大のポイントとみています。

株式市場においては現在、楽観的な見通しで米国は
市場最高値を更新し、日本では21年ぶりの高値に
なっていることも何かのシグナルを出しているような気がします。

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日足ロウソク足を確認すると今週は「神経質な展開」  トレードタイム

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■先週の米ドルは、今年最大の伸びとなりました。やはり、
イエレン議長の「段階的な利上げ継続が必要」とのコメントから、
年内利上げが一気に加速しました。

そこに予定通りとはいえ、大幅な税制改革が加わったことで
インフレに対しても期待感が出始めました。

その意味では、ドル円にとっても上値期待で中期的には一気に
7月11日高値114.48円も上抜ける材料は揃いつつあります。

■しかし、一筋縄ではいかないのが相場です。

今週は、注目指標週間になりとても神経質な
展開を予想しています。

年内利上げを模索する上で重要なISM製造業・非製造業指数や
雇用統計が待ち構えています。
先月のIMS指数は6年ぶりの伸びを記録したものの、その後の
反動で鈍化するのが濃厚です。更に雇用統計においても、
二つの大きなハリケーンの影響で雇用者数が一桁に落ち込む
こともありえるので、警戒したいところです。

■最近の「足」を確認すると・・・

ドル円:先週水曜日と木曜日のローソク足は、

・9月27日(水)...上髭長い&実体線の大きい&陽線

・9月28日(木)...上髭長い&実体線の大きい&陰線

つまり、113円に対して大きな抵抗が出始めているのと、
急スピードでオーバーシュートしているので、
一呼吸している見方もあります。

しかし、上値暗示の上髭陽線というのであれば、28日(木)の寄付が
この上髭の中でスタートして欲しいところです。

結果は、ほぼ同値でスタートし、更に27日(水)の上昇幅を消す
格好となり、後味悪い週末を向かえ、週末も上髭残す
格好となっています。

その為、目先は「押し目」を伺う可能性があります・・・

■また、ここにきて北朝鮮リスクも落ち着いているかのように
見えますが、10月10日ミサイル発射Xデーも接近、日本では
衆院選公示日ということもあり、地政学・政治リスクともに
油断出来ない月間になるのではないかと見ています。

米国の7-9月GDPもハリケーンの影響で落ち込むことも
予想されています。現状はリスクオンの状況ですが、
突発的なリスクオフには警戒が必要です。

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上昇期間が短いドル円相場、目先と中期トレンドの両方を確認する必要あり

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■先週のドル円は、注目されていたFOMCでの10月からの
バランスシート縮小開始決定と不透明だった追加利上げに
対する利上げコメントから米金融政策は十分なほど
順調なレールが引かれたと思いたいところです。

■しかし、その米ドルの強さを表すドルインデックスの動きをみると、
全くその片鱗もない状況が続いています。

通常のセオリーでみれば、「米景気回復→株高→ドル高」と
考えるのが正攻法です。しかし、ドルインデックスの動きは、
未だに一貫してダウントレンドの渦中で戻り売り優勢となっています。


■これだけ金融正常化且つ追加利上げを行っている米ドルですが、
戻り場面が売られやすい理由は以下にありそうです。

北朝鮮リスク:
米国と北朝鮮のチキンレースになっていますが、日増しにそのけん制が
強くなっていることがわかります。特に週末22日に「太平洋での
水爆実験」示唆、米朝で威嚇の応酬が強まっています。

物価目標が2%から乖離:
景気回復や雇用情勢を見る限り何の問題もないとみている米国にも、
物価動向においては、一向に上昇の気配がみられません。
特に、7月コアPCEデフレーター (前年比)においては、1.4%と
低水準ということもあり、今週末に発表される数値も期待が持てない状況、
更に今後、ハリケーンの影響もでることから
このデフレーターには警戒したいです。

トランプリスク:
これまでもトランプ大統領をサポートする首脳陣の交代劇は未だ
不安定です。未解決なロシアゲート疑惑、保護主義色を強める中での
メキシコ国境の壁建設と奇抜な政策が故に今後も不透明が
強く残ります。

以上のことが本気でドルを買いきれない理由で、今後もドル円を
みる上では、この米ドルの強さが無ければ、大幅な上昇は
見込めない展開も想定されます。


■テクニカル面では・・・

今年のレンジといわれた動きを見る限り、以下のようになっています。

1: 6.25円(18営業日)4月17日安値108.11円→5月10日高値114.36円
2: 5.70円(20営業日)6月14日安値108.81円→7月11日高値114.51円
3: 5.39円(10営業日)9月8日安値107.33円→9月21日高値112.72円

この様に、今回の上昇においてはあまり日柄をかけず上昇し、
そろそろレンジ内の上昇幅に達成することから、調整も
入りやすいとみています。

また、112.85~90円近辺に上値抵抗もあるので注意はしたいところです。

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V字反騰で週足ベースの平均足(改良版)も陽線転換の可能性&200週線がポイント

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■前々週末のドル円レートは107円後半で終了して、今年の安値を
割り込んで終了したことで、目線が105円をターゲットに
おいていました。

しかし、先週はV字反騰の300pipsの上昇で全く逆の展開でした。

注目されたのが13日のトランプ大統領の発表が
決め手になったように感じます。

「史上最大の減税、税制改革が近く始まる」との発表、そして
それをサポートとするかのようなライアン議長の「税制改革が
9月の最後の週から委員会がスタートする」の発言から
株式市場が史上最高値を更新するなどリスク選好の展開から
ドル円も買われたと解釈するのが正攻法だとみています。


■しかし、トランプ大統領が発表する「減税・税制改革」が
実行できるのか?という質問には正直疑問があります。

少なくても3ヶ月延命措置を行った米債務上限も解決できないまま、
この改革が実行できるのは無理がありすぎる
のではないかとみています。

つまり、期待感だけもたせて、先延ばしになれば今年の
パターン不確定要素からのトレンド不継続になり、結局、
高値ではしっかりと売られるパターンに逆も戻りになる
可能性もあります・・・。

■今週は日米で金融政策決定会合があります。

特にFOMC及びイエレン議長の会見が注目になります。
追加利上げの手がかりが得られるのか?また、
資産縮小計画の発表があるのかがポイントになります。

先月のジャクソンホールでは全くそのことに触れていないことから、
未だ不透明な部分はあります。ハリケーン被害の影響や
小売売上高の不調をどのように受け止めているのか。

更に北朝鮮問題も含め不透明な部分が多いだけに、慎重に
FRBでも議論が行われると予想しています。
それ故、「噂で買って事実で売る」の展開になることも
視野に入れたいところです。

■ドル円チャートでは・・・

週間足ベースでみると大陽線で買い優勢という印象です。

ただ、市場が意識する200週線...111.64円を終値で
超えられるかがポイントになります。

このポイントを超えると週足ベースの平均足改良版も久々の
「陽線」となりそうで、これが確定すると「押し目」を
探る展開になりそうです。


■最後に、米国トランプ大統領が11月に訪日決定しました。
北朝鮮問題がメインになると思われますが、対日貿易について
言及があると「円高回帰」というのも中期的には
頭の片隅に入れる必要はあると思います。

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■今週は金(ゴールド)の動向がドル円、ユーロのヒントに・・・

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トレードタイムです。

■米ドルを売る材料として「天候リスク、金融リスク」が浮上

ここにきて米ドルを売る材料が「政治及び地政学リスク」だけでなく、
「天候リスク、金融リスク」が加わったことで、
簡単には米ドルが反転しづらくなっています。

米ドルを示すドルインデックスも2年半ぶりの安値をつけたことで、
更なる売り圧力が掛かりやすくなるのではないかと見ています。

■200移動平均線に注目

週間足ベースのチャートでも中期重要ラインである200週移動平均線
(8日現在:92.67)も完全に下抜けています。

昨年6月からの上昇トレンドに対するフィボナッチの50%
(91.36)押しラインも下抜け、次のターゲット61.8%
(88.41)になりそうです。


日足チャートにおいても、あっさりとこれまでのレンジ相場の
下限レート108円を下抜け、新たな下落トレンドが
始まったのではないかとみています。

直近の目標値としては、昨年6月の安値(99.08円)と1
2月高値(118.67円)に対する61.8%ライン(106.52円)が
ターゲットになりそうです。


■ここにきて上昇トレンドが顕著なユーロドルが、先週末、
引値ベースで1.20ラインを上回りました。

材料的には大きなものはないものの、強いてあげるなら
「資産縮小」というところです。

しかし、現実的にはまだ先の話なのですが、相場はいつのときでも
先行して織り込むのが常識なだけに、次回のECB理事会までは、
少なくても上昇トレンドが継続するのではないかとみています。

ただ、IMMユーロの買い持ちポジションが過去最大になる
可能性があるので、オーバーシュートには警戒をしたい水準です。


■ユーロドルを横目にゴールドの上昇も顕著です。

トランプラリーの前の高値水準に迫る勢いで、もし昨年7月の高値
(1371ドル)を上回るようであれば、中期的には持ち合い離れ
になり、中期上昇トレンド再開となりそうです。

それを裏付けるのが、ETF残高が急増しています。
この示す意味とは、単なる北朝鮮リスクだけでなく、年末の
米国の連邦債務上限問題、ECBの資産縮小とこれまでの
トレンドが反転する恐れがあるだけに警戒は必要です。


今週は、北朝鮮情勢は引き続き警戒しながらの展開で、米経済指標
(生産者物価指数・消費者物価指数)に注目したいです。

いずれにしても北朝鮮問題が簡単には解決しないので、大きな流れは
売り優勢になるのではないかとみています。

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